おしゃれ手紙

2026.05.19
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カテゴリ: 読書


内容紹介(「BOOK」データベースより)
芝居小屋の立つ木挽町の裏通りで、美少年菊之助は父親を殺めた下男を斬り、みごとに仇討ちを成し遂げた。
二年後、ある若侍が大事件の顛末を聞きたいと、木挽町を訪れる。
芝居者たちの話から炙り出される、秘められた真相とは…。
 「疑う隙なんぞありはしない、あれは立派な仇討ちでしたよ。」
芝居町の語り草となった大事件、その真相はーー。
ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。
父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙は多くの人々から賞賛された。
二年の後、菊之助の縁者という侍が仇討ちの顚末を知りたいと、芝居小屋を訪れるがーー。
現代人の心を揺さぶり勇気づける令和の革命的傑作誕生!

●主人公は、若侍・菊之助かと思いきやさにあらず。
木挽町の森田座の脚本家・衣装さん、宣伝部、小道具さん、殺陣師の皆。
彼らがあだ討ちの様子を語る。
それだけではない。
彼らがいかにして、森田座にいるのかという話。
●芝居小屋という場所が多いので、物語もそれふうにしている。
たとえば、一章、二章を一幕、二幕としたり、
「芝居茶屋の場」、「稽古場の場」、「衣裳部屋の場」・・・というふうにしたり。
●江戸にはお上からお許しを頂いている芝居小屋が三つございます。
この木挽町にはある森田座と、堺町の中村座、葺屋(ふきや)町の市村座の三座です。
●仕立てやなんていうと女のお針子が多いと思うかもしれないけれど、男の方がずっと多い。
●「こいつは真の仇であるご家老を騙し討つための謀(はかりごと)だ。
木挽き町の仇討ちならぬ徒(あだ)討ちってやさね」
「敵」を討つ物語ではなく、
「無駄(徒)」を積み重ねた人々の物語。
映画のタイトルが「あだ」となっているところも見事に回収された。

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Last updated  2026.05.19 00:00:11
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天地 はるな@ Re:昔語り:父の方言(01/26):追加 ●うんにゃ *否定することば 「うんにゃ、…
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