おじん0523のヒロ散歩

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オジン0523

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2023.09.09
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カテゴリ: 国内旅行

このブログを書いていた先日の9月6日(水)羽鳥慎一モーニングショーで、「涼しい街釧路」と。
① 釧路は例年真夏日が少なく、今年の夏も真夏日がなかった。
② 暖流と寒流が交わるので霧の発生が多く「霧の町」と呼ばれている。
③ 北海道でも30度を超える日が多いが釧路だけは涼しいので夏でもおでんを食べ暖房を入れる。
④ 釧路湿原、阿寒湖等の観光地が近く、クーラーもいらず住みやすいので最近中高年の夏限定
  の移住者が増えている。
⑤ 人口も北海道で4番目で、杉花粉もないと。
私も、海の幸も美味しいので夏限定の移住をしたいがこの年になっては・・・・・。

2015年7月8日(水) 6:00
宿泊ホテルの部屋から南西方向を見下ろす。
後方の、半島の左奥は襟裳岬方面であろうか。いつか行ってみたいが「何もない」と。


南方向の釧路川河口を見下ろす。
釧路は霧の町と呼ばれているがこの日は霧の発生もなく穏やかな天気であった。


デッカイ道道東の旅2日目の行程
今日は釧路から根室まで海岸線を走り日本100名城の「No.1 根室半島チャシ跡群」を目指す。
途中、日本最東部の納沙布岬へ立ち寄り、今夜の宿泊地中標津のホテルへの強硬ドライブ。
折返しの納沙布岬までをGoogleマップより走行距離192km、直通で所要時間3時間45分と。


6:50
今日の行程はハードであるので6時20分にホテルを出発。
カーナビの案内で国道44号線を東へ向かう。道路も綺麗に整備されており信号もなく交通量も
少ないので順調に走る。 スピード違反に注意!


7:15
あっけし望洋台
所在地:北海道厚岸郡厚岸町門静1丁目1
厚岸は『花と味覚と歴史のまち』で、その玄関口にあたるのが『あっけし望洋台』です。
釧路~根室間の国道44号の総延長は123kmで、以前はこの間に駐車場もトイレもなく、ドライ
バーに不便をかけていました。そこで町は、町の顔ともいえる美しい海岸眺望のこの地に、展望
台と駐車場を昭和54年に完成させました。
カラフルな展望台に、バスや乗用車など50台以上が駐車できるスペースとトイレを設置し、ドラ
イバーの好評を得るとともに、過労による事故防止にも役立っています。
望洋台からの景色は広い厚岸湾を一望し、晴れた日には、厚岸湾口の尻羽岬や大黒島、愛冠岬を
望み、厚岸大橋や厚岸市街の全景を眺望することができますと。


あっけし望洋台
霧がかかる日が多いようだがこの日は遠くの島々がよく見えた。


大黒島 (だいこくじま)
この島には、断崖の海に接する部分に、太平洋戦争末期に構築された旧日本軍の特攻艇基地の
跡である洞穴が複数残されています。(「要塞」というのは仮称) 特攻艇サイズより大きい感じ
もあり、特殊潜航艇や「人間魚雷」回天等の格納庫であった可能性もありますと。


あっけし望洋台から東方向の厚岸湾、厚岸湖を望む。
下の道路は国道44号で左側に「厚岸望洋台」の案内板が建っている。


厚岸大橋 をズームアップ。
湖南地区と湖北地区を結ぶ長さ456.5mの厚岸大橋は、北海道で最初の海上橋として昭和47年
9月に開通しました。
厚岸大橋ができる前の交通機関は、日本道路公団のフェリーボート『厚岸丸』で、それ以前は、
町営の渡船で人などを輸送していました。しかし、冬期は流氷や結氷により欠航することも多
く、また、昭和40年代に入ると自動車の保有台数が増加したため、フェリーでの輸送は限界に
達していました。
このため海底地盤のボーリング調査で橋を架けることが可能の判明し、昭和44年から3年あま
りの工期を経て橋が完成し、町の最大の願望が実現しました。 厚岸湖には牡蠣島(正式には弁
天島)と小さな弁天神社があります。この神社の創建は定かではありませんが、寛政3年(1791)
の記録に残っており、文政3年(1820)には祭典が行われたことも記録されています。
また、以前この島は面積が広く、保養館や料亭もあったほどでしたが、現在では地盤沈下で小
さくなってしまいましたと。この後この橋を渡って湖南地方へ向かう。


国道44号の釧路方面を望むが天気が穏やかであった。国道の交通量が少ない。


7:30
道の駅 厚岸 グルメパーク
所在地:北海道厚岸郡厚岸町住の江2丁目2
あっけし望洋台から国道44号を東方向へ進み、途中右折して道道123号線(別海厚岸線)沿いの
高台にある道の駅である。


道の駅から厚岸湖、厚岸大橋を見下ろす。
下は根室本線(花咲線)が横切っており跨線橋を渡ると厚岸大橋へ進み目的地の「あやめヶ原」へ。


まだ時間が早く営業前であったが、
道の駅では特産の牡蠣を中心とした多彩なメニューが自慢の「レストランエスカル」や、隣接
する魚介市場から食材を買い、炭火で焼いて楽しめる「炭焼あぶりや」、話題の厚岸ウィスキー
とともにフレッシュな生がきが味わえる「オイスターバール」など、厚岸を存分に満喫できる
まさにグルメな道の駅ですと紹介。


7:45
原生花園あやめヶ原
所在地:北海道厚岸郡厚岸町末広321
根室本線(花咲線)の厚岸駅廻りから現在地までのMAP。
厚岸町市街地から12km、原始の踊り木と言えるダケカンバの林を通り抜けると、そこは高貴な
香りを漂わす草原になっている。
駐車場も2カ所あり道道123号線沿いに第2駐車場があり、そこからダケカンバの林を約700m
進むと第1駐車場がある。


釧路プリンスホテルから原生花園あやめヶ原までのルート (Googleマップより)。
Googleマップは走行距離:59.2km、所要時間:直通で1時間11分/1時間25分で到着。


写真は説明板から。満開のヒオウギアヤメ。


あやめヶ原
■ あやめヶ原のこのあたりを「チンベ」または「チンベの鼻」と言います。
  チンベとはアイヌ語で「熊の皮を干すところ」と「崖のあるところ」の二つの解釈があると
  言われています。
■ 原生林のダケカンバの林を通り抜け、太平洋に突き出た高台に広がる約100ヘクタールに及
  ぶ原生花園・あやめヶ原は、5月から10月まで120種余りの草花が次々と咲き誇り、中でも
  6月下旬から7月上旬にかけて咲く原生のヒオウギアヤメは国内最大の規模で、一面は紫紺一
  色に染められ、牧歌的風情に満ちた楽園と化します。
■ また、この周辺は奇岩・絶壁が連続する海岸線で、展望台からは季節を問わず勇壮な海岸美
  を眺望することが出来ます。


第1駐車場に車を停め散策開始。
入口に道路標識「 あやめヶ原  展望台:あづまや、散策路:チンベ鼻岬」。


あやめヶ原は獣害があるのか木の柵で囲まれ入口にも木製の扉。


高台の遊歩道を進み、東方向の太平洋に突き出す奇岩・絶壁が連続する海岸線を見下ろす。


南西方向に、大黒島が浮かぶ。


原生花園の中には多くの展望台がありここには「チンベ展望台」。


チンベ展望台から東方向を望む。海岸線は浜中町へ続く断崖絶壁である。


海岸線の奇岩をズームアップ。


潮の流れが複雑なのか渦巻いていた。この辺りの太平洋は暖流と寒流が交わりプランクトンが
多く良好な漁場になっている。


あやめ以外の花も咲いていた。


咲き終わったヨツバシオガマであろうか。


遊歩道脇に「チンベの鼻展望台  ↑  200m、大黒島・小島展望台  →  」。


咲き終わった ”あやめ” の先に「チンベの鼻展望台」。


咲き終わった中から見つけた「 ヒオウギアヤメ (檜扇菖蒲) 」。
ヒオウギアヤメは、アヤメ科アヤメ属に分類され多年草。高さは70cmほどになる。本州では
高山の湿地に自生し、花期は7月から8月。
葉はアヤメよりやや幅広い。北海道東部の霧多布湿原や近くのアヤメが原では6月から7月にか
けて開花する。


遊歩道の先に「チンベの鼻展望台」。
海上には、左に大黒島、右に小島。
この辺りは6月下旬から7月上旬にかけて咲く原生のヒオウギアヤメは国内最大の規模で、一面
は紫紺一色に染められるとのことであったが一週間ほど遅かった。


チンベの鼻展望台、大黒島をズームアップ。


チンベの鼻展望台から望む、大黒島と小島。


大黒島をズームアップ。
大黒島は、周囲がタラやコンブの好漁場であることから、文化年間(1804年 - 1818年)には、
番屋が置かれ季節移住があったという。1890年(明治23年)に南部の高台に厚岸灯台が設置され
11月25日より点灯している。第二次世界大戦の時には、日本軍の基地が置かれたため、全島民
が立ち退いたこともあり、現在でも高射砲陣地跡や旧海軍の特攻艇を格納した横穴などの戦争
遺跡が残っている。


展望台から崖下を見ると小さなボートが一隻操業していた。


この時期の獲物は何であろうか。一人作業のようだが。


海底から仕掛けた網を上げているようだったが。


高速のボートも到着。こちらには数人乗船。


末広海岸
所在地:北海道厚岸郡厚岸町末広
チンベの展望台から北西方向に末広海岸を望む。手前に夫婦岩。
末広海岸は、 嘉永3年4月11日(1850年5月22日)、オーストラリア・クラレンス(現タスマニア
州クラレンス市)の捕鯨船イーモント号(イギリス船籍の287t、バーク型捕鯨船/2月にタスマニ
アのホバート港を出航)が末広海岸で遭難し、地元の人が乗組員32人を救助した場所。
昭和56年に遠藤雅子著『謎の異国船―眠っていた日豪交流のルーツを求めて』(文化出版局)で
紹介されたことをきっかけに、昭和57年2月9日、厚岸町とクラレンス市が姉妹自治体縁組を
締結していると。


末広海岸の傾斜部には昆布干し場。
この辺りは昆布漁が盛んで、6月上旬〜6月末までの日和の良いわずか数日間だけ棹前昆布(さお
まえこんぶ)の漁が許され、夫婦岩周辺も漁場のため、450隻余の昆布漁船が一斉に目指す漁場
へと向かう。7月〜10月にはナガコンブやアツバコンブの漁もあり、早朝5:00に一斉にスタート
していると。


夫婦岩をズームアップ。


夫婦岩はしめ綱で結ばれていた。また島には鳥居も設けられていた。


展望台から東方向の太平洋に突き出す奇岩・絶壁が連続する海岸線を見下ろす。この辺りの
地名も末広だが海岸線は絶壁で砂浜もなく、漁場だけになっているのであろう。


手前の花園は、
説明板に6月下旬から7月上旬にかけて咲く原生のヒオウギアヤメは国内最大の規模で、一面は
紫紺一色に染められ、牧歌的風情に満ちた楽園と化しますとあったが、遅かったようだ。


高台に広がる咲き終わったヒオウギアヤメ。


咲き終わったヒオウギアヤメをズームアップ。


一部綺麗に咲いていたこれが「ヒオウギアヤメ」であろう。


8:30
残念ながら最盛期を過ぎていたが”あやめヶ原”の約45分の散策を終え後にすることに。



                                                                    ー 続く ー





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最終更新日  2023.09.09 14:38:30
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