おじん0523のヒロ散歩

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2023.10.16
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カテゴリ: 国内旅行


霧に覆われた日本四大チングルマの名所「裾合平」に広がるチングルマを楽しむ。

7月14日(土) 11:30
山道脇にはキバナシャクナゲが咲き乱れていた。


ウラジロナナカマド (裏白七竃)
バラ科ナナカマド属の高山植物で、亜高山帯~高山帯の林縁などに生え、よく分枝して高さが
1-3mになる落葉低木。葉の裏が粉白色を帯びるのでこの名がある。
ナナカマドの仲間は全て秋に鮮やかに紅葉して山々を彩り、また実が赤く染まり、高山では最
も普通に見られる。


谷間には残雪が残る。ハイマツの中にはいろんな高山植物が咲く。


エゾコザクラ (蝦夷小桜)
ハクサンコザクラの母種に当たり、ツツジ目サクラソウ科サクラソウ属の多年草。
花径 2~2.5cm、高さ 10~20cmで小型の多年生草本である。
花径の先に2センチ程度の濃い紅紫色の花を1~6来、散形状に咲かせます。葉はやや肉厚で楕円
形の形をし、先端は鋸葉状となっている。


エゾコザクラはハクサンコザクラの母種で、花はそっくりですが、葉の鋸歯の数が3~15個と
少なめです。ちなみにハクサンコザクラの鋸歯は9~25個であると。


エゾコザクラを見上げる。
葉の鋸歯に特徴があるようだが。


可憐なエゾコザクラに水滴。


山道に突然小さなエゾシマリスが現れた。


エゾシマリス
エゾシマリスは、ネズミ目リス科シマリス属に属するリスの1種。
ユーラシア大陸北部に分布するシマリス。頭胴長は12 - 15センチメートル・尾長は11 - 12セ
ンチメートルで体重は71- 116グラム。耳長が14 - 18ミリメートル・後足長が35 - 38ミリメ
ートルである。体毛は茶色で、背中には5本の黒い縞がある。


沢の中に設けられた木道を進む。


11:55
道路標識には 「裾合分岐」。
一般的なコースタイムは、姿見駅から裾合分岐まで1時間30分。そこから「中岳温泉」に向う
途中がチングルマの大群生地となっている。
我々は姿見駅を9時半に出発しており一般的には11時には到着なのだが少々ゆっくりだ!
↑ 中岳分岐 2.8km、間宮岳 3.8km
← 沼ノ平  4.5km、愛山渓温泉 7.4km  すがたみ駅 2.9km、旭岳温泉 6.5km
ここを中岳分岐方面へ進む。ここまで誰ともすれ違わなかったがクマ対策は?。


裾合分岐から木道を上り、霧の中にチングルマとエゾコザクラの群生。


エゾコザクラは雪田跡や湿った草地に多く自生し、裾合平で大規模な群落を見ることができる。


キバナシャクナゲも負けじと咲いていた。


12:10
裾合平は旭岳、間宮岳の裾野に広がるのであろうか。
日本一広いチングルマのお花畑と出会えるここ裾合平には姿見駅から2時間で到着できる。


天気が良ければこのような光景に。
裾合平にはチングルマが広がり後方は旭岳であろうか(写真はネットから)。


中岳温泉への木道を進む。


甲羅のような残雪の模様。下は空洞になっていた。


天気も徐々に回復、霧の合間にチングルマとエゾコザクラのコラボ。


エゾコザクラをズームアップ。


チングルマの背丈は10cm~20cmほどで、葉は小さな葉が7枚~9枚ほど集まって1枚となる複
葉である。6月~8月ごろの開花期となると白く小さな花をたくさん咲かせます。
花は直径2cm~3cmくらいで花びらが5枚、花の中央部分は黄色く、雌しべと雄しべがたくさん
並んでいるのが特徴である。


チングルマは背が低く一見 “草” に見えるが、実は、チングルマは背の低い “木”(低木) である。
緑色の若い茎の下には、細いながらもしっかりとした茶色の枝が姿を見せる。
この様な光景は以前行った「富山の立山弥陀ヶ原」で見て以来だ。


ぬかるんだ登山道には木道が設けら両側にチングルマの群生。相棒は先行して先を進む。


チングルマは落葉樹で、秋になるとその葉は真っ赤に色づく。
ここ裾合平でも真っ赤なじゅうたんを敷き詰めたようなチングルマの紅葉が見れる。


チングルマの他の名所は、
 ① 秋田駒ヶ岳 ムーミン谷
   秋田駒ヶ岳は秋田県と岩手県にまたがる活火山で、男女岳、男岳、女岳などの総称です。
   チングルマをはじめ数多くの高山植物を目にすることができる、高山植物の宝庫として
   知られています。
 ② 立山 天狗平のチングルマロード
   富山と長野にかけて北アルプスを縦断する立山黒部アルペンルート。天狗平は立山黒部
   アルペンルート上にある高原で、弥陀ヶ原と室堂の間に広がります。
 ③ 北アルプスの最奥地 雲ノ平
   雲ノ平は標高2,500m~2,700mにある溶岩台地で、「日本最後の秘境」ともよばれてい
   ます。アクセスが容易ではなく、どの登山口からでもたどり着くのに2日は必要で、時
   間と体力をかなり使うため初心者の方には厳しい場所です。


真っ赤なじゅうたんを敷き詰めたようなチングルマの紅葉も見てみたいが。


圧巻のチングルマの群生。山の裾野が見えてきた。


チングルマは背が低く一見 “草” に見えるが、実は、背の低い “木”(低木) であると。


緑色の若い茎の下には、細いながらもしっかりとした茶色の枝が姿を見せると。
行った時は不勉強で枝を確認しなかった。


裾合平はチングルマとエゾコザクラの一大群生地である。


チングルマの中に小さな赤いエゾノツガザクラ (蝦夷の栂桜)。


旭岳の山肌に雪渓の白鳥の姿を探すのも定番の楽しみであると。想像力を膨らませ何羽の白鳥
を見いだせるか数えてみるのも良いものだが、生憎この日は天気が悪く。


残雪が残る旭岳の裾野をズームアップ。
チングルマの群生が広がっている。


12:35
この辺りで引返すことに。ここから中岳温泉までは約1時間?。
裾合平では9月には真っ赤なじゅうたんを敷き詰めたようなチングルマの紅葉が見れるのだが
既に枯れた草木も。


中岳温泉は登山道の途中に自然に湧き出ている野湯で、特になにか施設があるわけではない。
湧き出ている温泉は非常に熱いので、すぐ脇を流れる沢の水を引き込んで温度を調整する、
足湯に丁度良い温泉だと(写真はネットから)。


引返し裾合平のチングルマ、エゾコザクラの競演を楽しむ。


日本四大チングルマの名所のひとつ「裾合平」。
ここではエゾコザクラの群生も楽しめる。


木道を下りチングルマの群生を楽しんだ。


天気は霧に覆われていたが雨も上がり違った光景を楽しめた。


他の登山者とも会わず二人だけの天空の楽園を堪能した。


これだけの満開のチングルマを楽しめた。


13:00
チングルマの花園は立入禁止になっているのか。


ここではチングルマの中に小さな赤いエゾノツガザクラが咲き乱れていた。


木道を振り返る。


途中木道を踏み外し、ぬかるみへ落ちたが無事に下る。


13:10
木道の両側にはチングルマの群生が広がる。
振り返りチングルマの見納めに。


13:20
雪渓が残る沢。



                                    ー 続く ー





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最終更新日  2023.10.16 03:00:08
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