おじん0523のヒロ散歩

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2023.11.15
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カテゴリ: ヒロ散歩


事前に調べ今回参拝したかった「 山中諏訪神社 」へ。
山中諏訪神社の前に無料駐車場があり駐車して参拝開始。

11月3日(金) 12:20
山中諏訪神社
所在地:山梨県南都留郡山中湖村山中 13
安産や子授け、縁結びなどのご利益があると名高い神社である。貞享元年(1684)に本殿を修築
以来、安産子授けの守護神として崇敬され毎年九月の例大祭「山中明神安産祭り」は、妊産婦
や新婚女性が集まるお祭りとして全国的に有名になった。


左側奥に駐車場がある。


右側に屋根付きの土俵。


出かけてみませんか ぶらりみち散策
山中湖の裏道を散策し地区の歴史を感じる。
一周コース距離:6.8km、所要時間:2時間30分
ショートカットコース距離:3.3km、所要時間:1時間30分
湖畔から山中諏訪神社をスタート、旧鎌倉往還から山中登山道を経由して山の神に、一の橋、
諏訪の堀を湖に下り湖畔を神社に戻ります。近世の甲州と駿河をつなぐ往還の物資輸送(駄賃稼
ぎ)と山仕事を生業として発達した山中区は、戦後の占領期を経て観光地化が進み通りも変化し
てきました。300年以上続く、歴史的変化を内包しながら今に至る山中区、集落内を歩きます。
ジョートカットコースも設定し住民の健康ウォークルートにも役立っています。
  ① 山中諏訪神社      ② 山中浅間神社    ③ 愛宕地蔵と双体道祖神
  ④ 山中十一番観音堂    ⑤ 九郎貴神社     ⑥ 山中口留番所跡
  ⑦ 山中登山道と熔岩露頭  ⑧ 山神社       ⑨ 集められた馬頭観音
  ⑩ 御旅所         ⑪ 白竜の松(右竜)   ⑫ 鯉奉納碑
  ⑬ 袈裟がけの大イチョウ


浅間神社の境内の参道下から旧道に抜ける林の中の踏み固められた小道は、旧鎌倉往還です。
近くには富士山景勝地として国から指定を受けた記念碑が建っており、建物や樹木が少なかっ
た昔はさぞ富士と裾野の眺望がよかったことでしょう。「富士山を眺める10日間の旅」を記
した英国外交官アーネスト・サトウ一行が明治5年厳寒の山中湖を道志方面に抜けた道です。


出かけてみませんか ぶらり裏みち散策
山中区の裏道を散策し地域の歴史を感じる約6キロ弱の散策コースです。所要時間約2時間。
山中諏訪神社をスタートし、約1,200年前に富士山北面より流れ出た鷹丸尾溶岩流の上に形成
された地域の歴史を歩きます。ここに暮らす住民は、溶岩流の上に山を鎮める神社を建立し旧
鎌倉往還沿いには白観音や稲荷様を祀りました。近年、溶岩流の上には、丸尾地区の街並みが
形成され、沖新畑・花の都公園や、紅富士の湯などの観光施設が見受けられます。戦後の米軍
駐留期を経て形作られた地域の歴史を感じながら、道跡や旧鎌倉往還、花の都公園を経由し、
梁尻通りを抜け、湖畔・諏訪神社に戻る散策コースです。
  ① 旧鎌倉往還と馬車道、国道138号線 ② 高原山野草を見ながら旧道を
  ③ 山中出口稲荷神社         ④ ハーブ通り  
  ⑤ 花の都公園            ⑥ 桂川沿いのサイクリング道を湖畔に向かいます
  ⑦ 梁尻通り             ⑧ 金刀比羅宮
  ⑨ 岡田紅陽「山中湖の夕景」


​出かけてみませんか。 ぶらり 裏みち散策
​くらしのエリアをたどり、緑の回廊へ足をのばすと、木漏れ日のトンネルや野の花の小道へ。
湖畔のバス停を起点と終点に、あなたのオリジナル散策マップを完成してください。
山中湖の南西方向で何時か・・・。


社殿下の右側に石碑。建物は社殿右前に建つ社務所。


改築記念碑 諏訪神社々殿改築の記
当神社は人皇第拾代崇神天皇の御代の創祀と伝えられ主祭神に・・・
以降は判読できず略
   昭和五十年八月吉日
                  山梨県神社庁長 松尾 〇 撰文


村指定無形文化財第一号 (山中湖教育委員会)
山中諏訪神社 (山中明神) 安産まつり
祭 神 豊玉姫命、建御名方命
例大祭 9月4日・5日・6日
主祭神 豊玉姫命は往古より女性の幸福であり また使命でもある結婚、出産、即ち縁結び、
子授け、安産、子育の神として広く崇敬されている。特に当神社は霊験あらたかと云われ御神
徳は近郊、近在はもとより全国的に知れ渡っている。
例大祭当日は神輿の渡御があり、当番奉〇者(戸主五十名と限られておりも忌服中の者は奉仕で
きない)が風折烏帽子、白丁(千早)の出立ちで、青年団が担ぐ幣束を露払いに村内を練り歩く、
又四日から五日にかけて御旅所において神社役員崇敬者によるお籠りがあり、深夜丑の刻(午前
二時)には御祭神が寝てしまわぬよう御神歌を謡い三度御輿をゆり動かす特殊神事が執り行われ
る。(後略)。


狛犬の阿形像(右側)。


狛犬の吽形像(左側)。


数段の階段を上ると正面に社殿。


諏訪大明神の提灯が吊るされた拝殿。


左手に手水舎。
コロナも落ち着き水が流れていた。


右側に社務所があり、神札授与所になっており御朱印がいただける。


社務所前から社殿。


拝殿の扁額「諏訪神社」。


内陣には祈祷用の椅子が並べられていた。


境内の樹々は紅葉していた。


拝殿の回廊から社務所を見下ろす。


拝殿右側の脇障子


アクリル板があるのか反射。


拝殿の向日柱の彫刻。


拝殿左側の脇障子


新しい脇障子で、金太郎とクマ。


手水舎、狛犬。


水口は銅製の龍。


拝殿前には落ち葉で描かれたハートのマーク。


ズームアップ。


山中明神 安産祭
「安産祭」は九月四日から六日にかけて行われる山中諏訪神社の例大祭です。諏訪明神は山中明
神とも呼ばれ、古くから安産、子授けの社として全国に知られてきました。また妊婦が神輿を
担ぐところから「孕(はら)み祭」、「はらぼて祭」とも呼ばれております。
祭神は豊玉姫命です。豊玉姫命は、海神・豊玉彦神の御娘で、出産の折、産屋の屋根も葺き終
わらないうちに鵜葺屋葺不合命(神武天皇の御父)を御出産したという神話に基づき、安産の守
護神として崇められてきました。
お祭の朝には奥宮のある明神峠にむら雲が湧き、豊玉姫命が白龍に乗って湖水を渡る「神渡り」
があると言い伝えられております。民俗、伝統を今に伝えるこの夜祭は、氏子をはじめとし私
たちすべての子授け、安産への祈りに支えられています。
神輿は四日にお旅所まで渡御し、翌五日本宮にお戻りになられますが、神輿が本殿に納まる前
には神輿を先頭に大勢の人が数珠つなぎになって、
   諏訪の宮 みかげさす
   右龍がいにも 左龍がいにも
   もそろ げに もそろ
と、「諏訪の宮」の御神歌を唱えながら、御神木の周りを三回廻ります。この時、子授け、安産
を願い、又嬰子を背負って健やかな成長をと願うお礼参りの女性達は、皆、足袋跣正装姿で競
って神輿に縋りつきます。神輿に触れることで神様に近づき、ご利益が約束されるということ
です。このような情景は他の祭では見られないため、奇祭として全国に知られ、多くの参詣者
が訪れます。
また、お旅所では、氏子の女性たちが「お籠り」をして、お灯明を絶やさないようにします。
その蝋燭は参詣者にお守りとして配られております。


境内には高浜虚子亡きあとのホトトギス派の最高峰となる富安風生の句碑がある。


富安風生翁句碑
石碑には「 女とは 母とハ 安産祭りかな 」。


富安風生翁句碑
風生翁献辞、「創造の神は、男と女とを別々にお造りになった。男には男の、女には女の、それ
ぞれの使命を託された。そもそも女とは・・・・・?そもそも母とは・・・・・?
女だけに神から授かった使命の一つに、母となることがある。神慮のまにまに、安らかに一つ
の命を産み出す母の任は重い。安産ーーーこれこそ母の、いや、われら人の子のすべての切な
る祈りである神話古る、諏訪神社の御祭神、豊玉姫命よ。願はくはこのわれらの切なる祈りと
餐け給へ」
                      建立除幕式 昭和四九年八月四日


境内案内板


山中浅間神社への参道。


旧御神木奉安殿
山中浅間神社への途中に社があり” 旧御神木 ”が納められていた。


石碑には、
旧御神木奉安殿
樹齢約一千年、山中部落の歴史を見続けて来られたこの御神木は、平成三年八月の
台風により倒れ、その任を終わりました。
氏子役員これを憂い、霊験灼かなるこの御神木を永久保存するため奉安殿を建築し
その高き御神徳を長く後世に伝へるものである。
この御神木に触ると「子授け」「安産」御利益が得られます。


境内散策路(杜のみち)
ムササビが棲んでいる山中諏訪神社裏の森に、2005年に遊歩道が完成しました。春から秋にか
けて様々な山野草や木々などが見られます。アジサイ・ヤマボウシ・カエデ・ヤマユリ・アザ
ミなどなど。薄暮の頃、運がよければムササビが滑空しているところが見られるかも?
山中湖は全国でも五本の指に入る野鳥の宝庫で、四季を通じて多数のバードウォッチャーが訪
れます。遊歩道でも耳をすますと野鳥のさえずりが聞こえてきます と。


紅葉を見上げる。


厄神社
厄神社とは不思議な名前の神社だが、平安時代中期に連島宮之壇という所に出来た「薬神宮」
が始まりといわれ、その後、「疫神宮」「厄神宮」と称され、明治になって「厄神社」と改称。

更に現在では厄除祈願、安全祈願等が盛んに行われている と。


山中諏訪神社裏の境内散策路へ。


落ち葉の絨毯も次第に深くなり、散策も一段と心地よいものになる。この辺りは国道に隣接し
ているとは思えない静けさがある。


この先を国道138号(旧鎌倉往還)、413号(道志みち)が走る。


散策路の提灯がぶら下がっていた。


夕刻5時?ごろから、山中諏訪神社ではライトアップされる。


提灯には山中明神と。


夜のライトアップも見たかったが、今夕は ”山中湖 夕焼けの渚” で見るのでスルー。


散策路内にはベンチが置かれていた。
この先は北参道入口。


散策路内の四阿。


境内散策路(杜のみち)
● つつじ(ミツバ・ヤマ) 4月下旬 ~ 5月上旬
● ふじざくら       4月下旬 ~ 5月上旬
● あじさい        5月下旬 ~
● もみじ(紅葉)     10月下旬 ~


山中諏訪神社裏の紅葉を追う。


既に落葉も始まっていたか。


青空に映えるモミジの紅葉。


旧御神木奉安殿上の紅葉。


12:45
西側にある山中浅間神社への宮之森橋。
橋の下を国道138号(旧鎌倉往還)、413号(道志みち)が走る。



                                                                                                     ー 続く ー





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最終更新日  2023.11.15 08:32:07
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