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2006年07月20日
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カテゴリ: Movie(洋画)
コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション ◆20%OFF!
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トム・クルーズが悪役・・・・しかも殺し屋を演じています。
ハリウッドのスーパースターと言われる人たちはあまり悪役を演じたがりません。
若手で名前を売りだしている頃はそういう仕事もしますが、メジャー映画の主演になったらなおさらそういう役はしません。
特に「殺し屋」のような役をすることはあまりありません。
「テロリスト」の役なんてもってのほかです。
ただし、誰かが演じないとその手の映画は成立しないのですが・・・
繰り返しますがスーパースターと言われている俳優にとっては・・・ということです。
アメリカは「 正義 」という言葉にこだわる国です。
特にヒーロー的なイメージが定着している俳優はそのイメージを大切にします。
よって大物俳優が悪役をするだけで結構話題になります。
しかし、スーパースターが悪役を演じるということでその出演料はべらぼうな金額になるために制作サイドとしてもかなりリスキーになります。
ある程度の「見込み」つまり興行収入のことですが、それがなければ・・・もしくは本人が強く望まなければなかなか実演しない企画だと思います。

例を挙げます。
アーノルド・シュワルツネッガーを名実共にスターにした作品は「ターミネーター」です。
シリーズ第1作のこの作品では彼は悪役でした。
ところが、その後の主演作ではヒーローしか演じなくなりました。
コメディにも出演するようになり、イメージ的には心優しい力持ち・・・まさにアメリカの英雄になっていきました。
その人気は絶大で「ターミネーター2」ではついには味方役になってしまうというストーリー的にも ウルトラC並の展開 にしてしまうほどでした。
現在は知事になり、映画はほとんど主演しなくなりましたが・・・最後に見たのはジャッキー・チェン主演の「80デイズ」だったかな?
ほぼカメオ出演のような感じでしたが・・・
そのシュワちゃんが全盛期に悪役を引き受けました。
「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」です。
Mr.フリーズ(シュワちゃんの役)が物語において最終的にまんま悪役だったかどうかの定義はひとまずおいといて・・・・
当時のギャラは主演のジョージ・クルーニーよりも大幅に多かったそうです。
ちなみに実はジョージも主演することに乗り気ではなかったようです。
まぁ いい歳してゴムスーツ もないでしょうからね・・・・
しかしこの作品1本に出演したら、「今後は映画を選んで出演できる」ということらしく・・・つまり破格のギャラのようで、マネージャーが必至でジョージを説得して引き受けさせたようです。
・・・・ということは、シュワちゃんのギャラはいくらだったのでしょう?
「バットマン」という作品は映画単体にあらず、DVDやグッズなどの販売もあり先に述べた「見込み」が十分にある作品です。
このような作品だからシュワちゃんにオファーできたという事なんでしょう・・・・
それこそ○○億円も出演料を取られては製作しても赤字ですからね・・・

ということなのですが、「コラテラル」に関してはそういう類の作品ではないと思います。
先に述べた後者の例、つまり本人が強く望んだ場合のようです。
つまり、この作品はアメリカの英雄的俳優トムクルーズが 自ら望んで 殺し屋という悪役を演じた作品・・・という認識で見た方がより興味深いと思います。

それではストーリーを・・・
ロサンゼルスでタクシーの運転手マックス(ジェイミーフォックス)はある晩、アニーという名の美人女性検事を乗せる。
12年間タクシーを運転手をしていたマックスはその腕と経験で目的地までの時間を短縮しその女性検事を満足させる。
その後、その女性検事から名刺をもらったマックスは上機嫌だった。
次に乗せたのはアタッシュケースを持った紳士であった。
ヴィンセント(トムクルーズ)と名乗ったその男は、多額のチップと引き換えに一晩の専属ドライバーとなり、今夜中に5箇所を回るようマックスに依頼した。
多額のチップと美人の名刺を手に入れて自分にもつきが回ってきたのだと思ったマックスだった。
最初の目的地に着いた後もそのまま彼の帰りを待つマックスだったが、待っていたタクシーの上に死体が振ってきたのだった。
ヴィンセントの正体はプロの殺し屋で麻薬組織から5名の殺害を請け負っていたのだった・・・

だんだんとヴィンセントの計画が破綻して行くにつれて、彼の正体が明らかになり、実は政府の極秘機関の命令で動いていたエージェントだった・・・
なんていう話ではありません(笑)
私はそういうのを期待していたのですが・・・・
トム・クルーズは最後まで「殺し屋」でした。
しかも、本当に単なる「殺し屋」です。
よってこの映画、物語自体は「意外性」がありません。
要はトム・クルーズが「悪」を演じきったということだけのような気がしています。
トム・クルーズの演技力は確かです。
かつて「7月4日に生まれて」という映画でオスカー受賞候補にもあがったわけですから・・・
最優秀アカデミー主演男優賞を受賞したジェイミーフォックスを相手にその存在感は圧倒的です。

髪を銀色に染めたトム・クルーズは確かに威圧感があり、その風貌はコヨーテのように見えてかっこいいのですが・・・
いかんせん今までの彼の主演作品から「正義の味方」のイメージが強すぎて、どこか 「本当はいい奴」というオーラ がにじみ出ています。
存在感のありすぎる「殺し屋」・・・これってやっぱりリアル感には欠けるのかな?
と思ってしまいました。

コラテラル
2004/10/30公開 120分
監督 マイケル・マン
出演 トム・クルーズ ジェイミー・フォックス ジェイダ・ピンケット=スミス





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最終更新日  2006年07月20日 23時33分39秒
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