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2018年10月09日
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カテゴリ: Movie(洋画)
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それでは「スペクター」のレビューの続きです。

ということで、ここからが、「ボンド24」にあたる「スペクター」のレビューになるわけですが、とにかくこの作品は私にとっては、 どうしようもないくらい最悪のボンド映画 なのです。
ボンド映画が大好物でほぼ全ての作品が好きな私にとって、唯一嫌いな作品、もしくは百歩譲って シリーズ最低作品 と言えるでしょう。
映画館に観に行って(だいたいボンドの新作は初日に観に行ってます。)あまりの酷さに帰りの車の中で悔しくて涙が出そうになりました。
今回、レビューを書くために、もう一度見直しましたが、感想は変わりませんでした。
基本、レビューで作品の悪口は書かないのですが、「ボンド25」の雲行きが怪しくなってきたので今のうちに書いとこうと思いました。

はっきり言って今作は 「女王陛下の007」のリメイク ・・・なんでしょ?
過去作品のオマージュが至る所にちりばめられているので、わかりにくいですが、ストーリーの大筋は「女王陛下の007」だと思います。
このことが、そもそも私は気に入らなかったのですが・・・まぁこれはギリ許せます。
「女王陛下の007」は傑作です。
何故にそれをリメイクせねばならんかという疑問はあります。
ボンドの結婚を扱った作品なのでシリーズ中最重要作品であることには違いないのですが・・・
ダニエル=ボンドの集大成なので敢えてそのストーリーをなぞったのかもしれません。
ギリ許せるのは、映画の作りは前述したようなガンバレルシークエンスから始まるおきまりのパターンにはなっているからです。
許せないのは、そこに、 妙な「スパイス」 をぶち込んできてるからなんです。

その妙な「スパイス」なんですが・・・
まずは、タイトルにもなっている「スペクター」の話からしないといけません。
「スペクター」という組織ですが、これはボンド映画にはかかせない「国際的テロ組織」です。
しかし「ダイヤモンドは永遠に」以降は映画に出てきていません。
これは以前にも書きましたが映画で登場させる権利をイーオン・プロダクションが失ったからです。
使いたくても使えなかったのです。
宿敵「 ブロフェルド 」も同様に映画に出演させることができませんでした。
(ブロフェルドといえばこのお方 ドナルド・プレザンス!)
しかし、今作ではこの問題をクリアし、ようやくボンド映画は本来の形に戻るはずでした。
あの「ブロフェルド」が念願叶ってボンド映画に復帰!
しかも演じるのは クリストフ・ヴァルツ
そりゃ期待しないわけがない。

しかし、映画の中では「ブロフェルド」の正体が アホみたいな設定 で、私は開いた口がふさがらず、観客をバカにしているのかと思えました。
この部分で映画はすべてぶちこわしです。
私があっけにとられた妙な「スパイス」とは・・・・ファンにとっては本当に久しぶりに(何十年ぶりだ?)ボンドの目の前に現れたブロフェルドが実はボンドがその昔引き取られた家の子供であり、 お兄ちゃん的存在 だったという設定です。オールドファンからすると

「ハァ?なんすか、それ(怒)」

ていう感じでしょうか?
監督のサム・メンデスも含めてこの設定を真剣に話し合っていたかと思うとなんだか、ふざけているとしか思えませんでした。
ボンド映画において「ブロフェルド」は、ただただ「怖い」悪の存在でいいんです。
義兄弟という「サプライズ」なんて 一切いりません
ボンドは世界最強の殺し屋です。
時には愛した女も撃ち殺します。(「THE WORLD IS NOT ENOUGH」)
引き金を引くことに躊躇はしません。
だから、ブロフェルドに銃口を向けて撃たないわけないんです。(「ダイヤモンドは永遠に」)
ところが今作の最後でボンドは彼を見逃します。
なんで?
お兄ちゃんだったから撃たなかったの?​

もう自分はエージェントを辞めるから撃たなかったの?
次作につなぐために撃たなかったの?

とにかく、この「スパイス」にはがっかりです。
確かにスペクターの会合に潜入するまではよかった。
そこからミスター・ホワイトの娘と行動しだしてからおかしくなっていきました。
結局、最後に嫁が撃たれない「女王陛下の007」を作りたかったのでしょうか?
嫁が死なない代わりにブロフェルドお兄ちゃんを撃てる状況に最後なったけど撃ちませんでした。みたいな・・・・
いったい 何を見せられているんだ と映画を見ながら途方にくれてしまいました
映画館を出た後、つらくて、悔しくて・・・そして最近の007しか見ていない人にとって、もし、ブロフェルド=お兄ちゃんが好意的に受け止められていたらと思うとゾッとしました。

ということで、「ボンド25」がさらに「スペクター」に続くとなると ブロフェルドお兄ちゃん は出てきそうです。
次作も 兄弟喧嘩 になっちゃうの?・・・・

こんなもん見せられ続けるのなら、私としては早いことクリストファー・ノーラン監督に撮ってもらいたいです。
そうなったら次のボンドは「ダンケルク」から出そうだな・・・・
じゃなければマット・ボマーとかいいんだけどね・・・
でもカミングアウトしちゃったからな・・・
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「My name is BOND,JAMES BOND」なんてね





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最終更新日  2018年10月14日 14時33分05秒
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