土曜日のお寺さんは、8時半にやってきた。しかも次の人が10時にきてくれと言われているのでと、9時15分には帰ってくれた。
ラッキーラッキー
で、お風呂の掃除も仏壇や色んなところの掃除もきちんとして、10時過ぎにはクリアになった。
それから、お昼から文楽「若手会」にいく。
演目は
一谷嫩軍記 (いちのたにふたばぐんき)
源氏と平家は一の谷で戦い場所は熊谷直実の陣屋である。
源義経から熊谷は「後白河法皇のご落胤である平敦盛をなんとしても助けろ」という 困難なミッションを受け取っている。
そこで、敦盛を助けるために、彼は我が子を殺して、敦盛をうちとったことにした。もちろん苦渋の決断である。
遠路はるばる夫と我が子に会いに来た妻は、我が子が夫に殺されて、身代りになっていることを知って、悲嘆にくれる。
一方敦盛の実母藤の方は、熊谷を殺して我が子の仇をとりたいとやってきている。(後白河法皇の愛人であったのに、ぽいと平経盛 (清盛の弟)に下げ渡されたという経過があり、信用できるのは血肉をわけた我が子だけという辛い事情がある)
最後に全てが明らかになるが、結局幸せだった人は一人もいない。熊谷は世の中がいやになったと、出家してさっていく。
「新版歌祭文」(お染久松)
久松は奉公先の娘お染と恋仲であるが、集金してきた金をすり替えられて横領の疑いをかけられ、実家(久松の養親の家)に戻された。養父久作は自分の妻の連れ子お光と結婚させるつもり。
久松もお光との祝言を了承して、支度にかかっているところをお染が久松を心配して訪ねてくる。
ひとりでいたお光はお染を一目見て、誰かわかり「久松さんと私は祝言する。人の亭主にあわせてとは厚かましい人ね、帰って。」と邪険に追い払うが、お染はあきらめられず、外で様子をうかがっている。
久松がお染に気がついて、お光がいなくなったすきに、二人は話しあい。お染が別れるくらいなら死ぬという決意を聞いて、逃げよう。いよいよなれば心中しようと言っている。
久作が登場し、主の許しも得ず逃げるというのは人の道に反することと久松をなだめ。お染には、あなたと結婚すれば、久松は許婚を捨てて大店のお嬢さんに乗り換えたえげつない男と人に後ろ指をさされ、一生肩身の狭い思いをさせることになると説得する。
二人は、一応納得したフリをして、こっそりと逃げて心中しようと目顔で合図する。
ではお光と祝言しようという段になって現れたお光は髪を切って尼の姿になっている。一部始終をそっと聞きました。ここで無理に祝言を挙げれば、二人は心中することになるでしょう。私さえ身を引けば二人は幸せになれますと、悲壮な決意を述べる。
お染を探してやってきた、母親お勝もお光の決意に感じ入り、それでは二人の仲を許してやろう。お光さんの志は無にしないからといって、二人を連れ帰るのだった。
(一応めでたしめでたしの形にはなっているが、最終的にはお染久松は後の話しでは心中することになっている)
若手会では、最初の話は勇壮に元気よく語られ、次のはなしはしっとり聞かせる感じがでていた。
後の大夫さんとの食事会で聞いた裏話では
三味線の独奏の時に、なぜか三味線さんが余分な伴奏を入れてたので、語りの太夫がいったいどこから入るのやとあせったらしい。
途中で三味線の伴奏が二人になる時、あとから出場した人の袴がどこかに引っかかって、こけそうになったらしかった。
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