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「完成と解放」1992年4月11日 一九九二年四月十一日、ソウルのリトル・エンジェルス芸術会館で行われた日本食口の特別集会で、日本語で語られた御言の後半部分の要旨。 決死的な覚悟を持っての渡米 日本の国に対して、何故先生は日本人が信じられないようなことをするや。堕落したエバが信じられるようになったとするならば、その行くべき目的が堕落世界と通ずるか、神の世界と通ずるか。(「神の国です。」)反対のことをやれば、その国は神のエバ国になる。 日本のすべてを代表して、サタンの代表たる、神に対抗した罪は、サタン世界に相応するすべてを拒否する極寒の果ての方に打ち込まなければならない。ケープ・ケネディから初めて人工衛星に乗って空を飛ぶ宇宙飛行士と考えてみなさい。安心して飛ぶだろうか、胸がどきどきするだろうか? 「ああ、気持ちいい」と言うの? 考えてみなさい。それが一回、二回、三回と、こういうふうに慣れてきたから、常識的に、全部が習慣性になるぐらいにまでなっているから問題ないのであって、一番最初は死ぬか生きるかの境地で、恐怖を抱きつつ潜り込まなければならない。それを考えれば、先生は、宇宙世界を開発するのに如何ばかり冒険したか。 さあ、先生が「やれ」と言ったらやりたい者、手を挙げてみなさい。(「はい。」)信頼できるや。(笑い)先生はアメリカに行った時、一人ぼっちで誰も知らなかった。先生の抱く決意は誰も知らなかった。無知な韓国の食口達を置いて、それは太平洋の怒涛のように吹き寄せるその潮を引き寄せながら一人で行くのです。その先を誰が保証してくれるか、誰も知らない。アメリカに宣教師を送ったのに皆だめになった。それで、一人ですべて収拾して、その行く方向をまとめなければならなかった。神山もそうだろう? 名古屋の教会を作るのに苦労したりして、いいことやったのだからアメリカに連れて行った。最初は喜んだが、三週間を越えてもまだ帰す様子も見せないので、「いつ帰りますか」と聞いたりして、何回も「日本に帰りたい」と言う。しかし、帰るために行ったのではない。 アメリカに来て見ても何もない。それこそ野原だ。何もない。英語も分からない。それでもアメリカ人を指導しなければならない。その命令、使命に対しては絶対的である。弁明ができません。三年半でアメリカを転換する。三年半でアメリカを引っ繰り返さなければ摂理が進まない。そういう決意をした男一人の心情を誰が知ろう。神様しか分からない。「文先生は地獄の王者。自分達は天使であり、神の王者」というように一体全体、一番悪い者の立場に立つようになっていた。そういう作戦を組んだ。打て! わしは神の側に立つ。如何にアメリカの力や軍事力、政治力や経済力、それに知識が多くあっても、それは私には関係ない。 迫害を越えてアメリカに基盤造成 彼等の訓練は、下に向けて銃を打つようには練習していない。そんな者がいますか? 四五度以下に向けて射撃の練習をするだろうか。皆平気で四五度以上九〇度以上やるんだね。四五度以下を撃て、そういう練習。先生は垂直下射撃を知っておる あーと上に上がって行った場合、しーっと下がっていく。しーっと上がって行くこともできる。そういう作戦である。だから、無いことを、宣伝してあるようにして打ちかかったものは、最後にはコーナーで砕かれる。三年後に砕かれてしまう。それは作戦の通りになってしまった。 先生の第一回目の講演会において「アメリカの二世を先生に任せよ。アメリカは火事になっておる。火を消すには消防隊長を呼ばなければならない。又、アメリカは病気にかかっている。病気を治すためには、ドクターを呼ばなければならない。消防隊長とドクターは家の中にいるのではない。外から来なければならない。それはアメリカの国内ではない。その消防隊長、ドクターの長がレバレンド・ムーンである」と言った場合に、高慢なアメリカ人、狡猾なアングロサクソンの歴史的根性が如何ばかり昴じることだろう。「この野郎。アメリカにお世話になり、助けを被りながら」、と言って、そこに来た人が正面から攻撃する。十四年以降にはアメリカは滅ぶ。先生は堂々と唱える。悔い改めよ。先生の話を聞けば、アメリカの青年は生き残れる。七年の二倍、十四年以降には滅んでいく。 今になって、皆そのことを知識人は言っている。あの時はあんなことを言っていたから、何故、文先生はあのようにして、政府に対して正面から衝突して戦うのか。政府に反対して生き残った者がいないのに。それを知っているよ。結局は自分達の総力を投入して先生に打ち掛かって、何の讒訴条件もない先生をダンベリーの獄中に投じた。結局は、今になってそれを解く道がありません。完全に文先生の思想は世界的になった。 西洋文明の潮流とアジア文明の潮流が交換される。誰によって? 日本によってではありません。先生によって。二世を中心として完全にアメリカに基盤を作って、今はUSA作戦といって、キリスト教団体を中心とした再復興、四月までに二千五百の場所を中心として地震が起こるんだね。アメリカが覚醒して、レバレンド・ムーンの指示する方向に向かう。 それから、キリスト教も世界的最高の神学者達を中心として、レバレンド・ムーンの原理神学でなければ、キリスト教は未来がないという方向にまとめています。アメリカには「連合宗教議会」がありますが、そこに、毎年五千名以上の神学者が集まります。今から十年前には、ベリータウンの神学校の教授がそこに入ることもできなかったのですが、今は完全にその理事会を先生が掌握しているのです。 そういう面では悪らつな偉い男。神学界、思想界、政治界、科学技術界、言論界、持っていないところがない。世界最高の位置。芸術界、あなた達皆、リトル・エンジェルスを見ましたね。それは有名よ。テネシーワルツを見たでしょう? アメリカの有名なピアニスト、ビボラースという人が、リトル・エンジェルスの招待公演の時の援助というか、もうピアノだけでは駄目だから、踊ったり、そういう背後の援護隊がタイアップしてやってきたのです。どこにでもあるものではありません。 昨夜の公演はどうでしたか。面白かった?(「はい。」)一九六二年、今から三十年前、韓国の政府が、民族を代表している芸術団を、統一教会の文先生が中核になって皆料理して権限を振るっているというので、激しく迫害してきました。あまり有名になってどうにもならない。キーロフバレエの世界最高の頂上まで上がって行く。日本人! 芸術の方面には先生の指揮下にも入らないような日本の現状。それを知っていますか。世界的な最高の者達を先生の指揮下において使っているのです。気持ちいい、悪い? 気持ち悪いじゃないの。日本の持っていないところを砕いてしまって、すぐ「いい」というように言えませんよ。(笑い)日本でどんなことにおいても御旨の道だったら間違いなくいきますね。(「はい。」)間違いなくね。(「はい。」) 今から日本の立場を話します。日本はエバ国家。先生は男としては、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙まで、すべてを蕩減復帰した。先生の前に、共産主義も民主アメリカも中国もロシア、日本も、いずれも怨讐ではありません。日本が一番奥になっている。見てみなさい。ソビエトにも自由に行けるし、中国にも自由に行けるし、北韓までも自由に行けるにもかかわらず、日本の国は文先生が入るとどうなるかと心配している。そんなことで世界国家として面子が立ちますか。世界の大国で、日本の大使は世界各国に散らばっているから、「あなたの方で文先生を招聘してますか。」と聞いて、「ああ、そういう悪らつな者は招聘できません。」と言えば蹴飛ばしてしまう。そうしなければ面子が立ちません。そんなに有名です。今、日本人を立たせて、「日本の大使館に毎日デモをやれ」と言えば、日本大使館は「止めなさい」と言うが、日本のメンバーで世界宣教に行っている者が、毎日その国の者を連れて行って「日本大使館にデモをやれ」と言えば、デモをやりますか、やりません? (「やります。」) 日本大使が、「どうぞ、国のためにそういうことを止めてください」と言えば、「あなたは日本の国のために言うけれど、神は世界のために言っておる。あなたは日本の利益を言うけれども、神の方は世界の利益のためにやっている。どう思います?」筋が通りません。世界のために「日本人の言葉を聞け」と言うのは、誰の方に立つや。朝か昼かに帰ってきます。いくら弁明しても、それを知らなければならない。 韓国の指導者もそれを聞かなければなりません。文先生の目的は韓国ではありません。アジア、世界。韓国の青年達に教える時、「韓国だけ話し合え。アジアはどうでもいい。」と言えば、そんな馬鹿な話は誰も聞きません。理論的にかないません。常識的にもかないません。 相対のために投入して忘れるのが真なる主体者 きょうの題目は何ですか。「完成と解放」。日本人として、日本完成を願いますか、韓国完成を願いますか。(「韓国完成。」)そうじゃないよ。日本を考えながら、仕方なしに「韓国完成。」(笑い)それは悪いのではありません。先生はちゃんと分かっていますよ。(笑い)しかし、日本がいくら完成したとしても、将来に世界が完成する希望がなく、道がないという場合には、その完成は世界に通じません。だから、日本の完成は、世界を代表した完成を持たなければならない。又、世界がいくら完成しても、天宙に通ずる道がなければおしまいです。天宙に通ずる完成路程が、理論的に必要となるのです。 日本はエバ国家。エバ国家が嫌? 韓国ではエバは「●●」と言う。「●●」という言葉では、「仕事をやって来い■■●●」という意味がある。「蕩減復帰して来い。」アーダムと言えば「▲▲」。「垣根が作られてしまった。それを崩して来い。」日本の言葉と韓国の言葉では、部落の男が、お嫁に行かない娘とすうっと愛の関係を持てば、「それを取って食べた」というのだね。つまみ食い。それは聖書の善悪の木の実を取って食べたのと同じことです。そのように色々な啓示に合う聖書の内容に通ずる。 エバ国家がいいの、アダム国家がいいの。(「アダム国家がいい。」)何故? 「アダムがいい」と言ったら、そのいい内容がなければならないじゃないの。(「主体性があるからです。」)主体だったら何がいいの? 主体は相対のために責任を持つ。それから保護しなければならない。また足りないところにいつも投入しなければならない。神様と同じだから、投入して忘れなければならない。奥さんに指輪を一つ買って、手帳に「何月何日にいくら使った」と書いておく、そういう男を女は嫌ですか、好きですか? (笑い)手帳に自分の手拭い一つ買ったことまで書く者が、何で責任を持つ? (笑い)何カラットもの大きなダイヤモンドを買ってやっても手帳にも何も記録を残さない。忘れてしまったとすれば、女としては喜ばしい旦那さんと思うことでしょう。だから投入しなければならない。そうしたからといって何か得になることはありません。しかし、唯一つ、それは男として、中心者として、神としての一つの希望は、愛を得るためです。愛は相対から来るのだから、頭を下げなければならない。 日本人は女には強いね。(笑い)二階の小窓をすっと開けながら、「お帰りなさい」(笑い)そうしないと男の気持ちは治まらないね。先生は学生時代、今でも忘れられない下宿生活をした。その家の旦那さんは、酒を飲んでは、遅くなって帰ってきて奥さんを毎日叩く。それに、奥さんも性格や気質がそう従順でない。もう神経質で、ちょっとのことで「あーっ!」先生が聞いていれば大変だ。夜中に飛び起きるようなことが何回もある。それで、旦那さんが出勤した時、「そんなに叩かれながら、何の趣味があって、この家に止まっていますか。若いうちに早く処理した方がいいですよ」と言うと、「あなたは結婚していないのに、どうして夫婦関係が分かりますか」と答えたのです。いやぁ、それで驚きました。 家族は天国へ行くための訓練所 男は何物かを持っているのですね。そんなに叩かれても夫の下から逃げようとしないのは、何がそうさせるか。それは愛の力故であるということが今になって分かります。叩かれるその痛さよりも、全力を尽くして愛する力の方が強かった場合には、その女は永遠に逃げる道はありません。お祖父さん、お祖母さんもそれに首を掛ける。父母もそれに首を掛ける。愛に首を掛ける。夫婦共に愛を中心として首を掛ける。後孫、万年の後孫、人類いずこまでもそれに引っ掛かってしまう。それが崩れた場合には一家が動揺する。お祖父さん、お父さんが一人になってもそうだし、自分の夫婦がそうなった場合、子供がそうなった場合にも一家がめちゃくちゃになる。 しかし、それが治まった場合、天下に何も欲しいものがない。すべてが無事通行。子供、孫とでも誇る気持ちで堂々と、どこにでも行くことができる。自分よりも年長の人を見れば、自分の父母と同じである。もっと年長の人は、お祖父さん・お祖母さんと同じだ。そういうようにして、同じ家庭内で心情を表現することにおいて、もっと多く適応する存在となった場合には信仰も要りません。そのまま天国に通ずる。だから、家族というものは天国に行く訓練所である。だから、自分のお父さんよりも年配の人に対して、尊敬し、愛することのできる人は、天下いかなる法にも引っ掛からないのです。自分の奥さんよりも美人がいた場合、あれを何とか引っ掛けて乗っ取ろうとか考えたら駄目です。自分の奥さんの兄さんや、姉さん、あるいは、奥さんの妹のように思い、かわいがる兄さんの立場に立つその男は天下いずこにも通ずる。 そのような若い男女が結婚して、二人でずっと公園を歩いた場合には、その周辺に立った人々は、「世界のために清く、正しく、今の状況を続けてちょうだい」と言って拍手しなければならない。それは如何ばかり美しいことでしょう。自分の兄さん、姉さんの前で敬うような、そういう弟の立場は如何ばかり美しいことか。堕落したサタン的淫行心を持っては駄目です! そういうふうに生きれば宗教も何も要りません。 だから、イギリスとかアメリカを訪れた日本人やドイツ人を敵国の人と思ったらいけない。敵国の人でも、自分の家族の延長と思う。それ以上何段階も国を越えたところのお婆さんとすれば、自分のお祖母さんを敬ったより以上に敬う。その高い所が天に近い。天国に近いお婆さんだから、それを敬う関係になった場合に、アメリカのお婆さんも、日本の子供が孫みたいに非常にかわいい。自分の孫がいた場合には、国を越えて結婚させてやりたい、そうなるのです。心情とか愛というものは偉大なものである。環境を自由自在に乗り越えて、自分の一番近い所においておきたいのが愛の世界である。家族は天国世界において生活する最初の訓練場。これを拡大した世界が地上天国、天上天国である。 だから、先生もアメリカに行って非常に心配したのは、こういう心情で行かなければならないのに、黒人の者達に合ったらどうなるや。先生から言えば、真のお母様として黒人の女性を神が決めた場合にはどうするかと、自問自答しながら考えたのですが、問題ありません。それでもいい。イギリスがエバ国家になって、先生が英語を自由に話すことができれば、イギリスの女性と結婚して、イギリス人をお母様に迎えたかもしれませんね。そうでしょう? 愛の世界は国境を越え、人種と歴史を越える。それで、そういう内容を考えている統一教会の先生は国際結婚を打ち出した。 渡り鳥を知っているでしょう? 虫を食べても、暑いところの虫ばかり食べていると退化していく。温帯性の虫を食べた鳥は寒帯の虫を食べないかというと、これはもう分からない。下がっていくものを捕まえることができない。だから、渡り鳥もそのようにして寒い所から暑い所へと行ったり来たりする。南から来た燕が皆、何故何千マイルという距離を飛んでここに来るのか。それは食べ物を選択して食べることによって、強い子孫を繁殖するためである。 先生は世界人類の中心根・中心幹・中心穂先 では、日本の使命について話します。何故先生は日本をエバ国にしたのでしょうか。前にも話したように、サタンが皆取ってしまったので、先生の相対圏は一つもない。そして、エバ国のイギリスとアメリカとフランスが皆反対するようになった。アダムをサタンが取ったのだから、その尻尾は二つに分けなければならない。だから、アメリカを取った場合には日本が尻尾になる。世界を支配するその国において、イギリスを取った場合には、イギリスの代わりに日本は尻尾になる。それから、アメリカと相対するドイツが尻尾になる。サタン世界の長子圏の権限をアメリカが取ってしまったのだからドイツになる。フランスも取ってしまうからイタリアはサタン的である。 そうなるべきなのに、何故アメリカを再び選択したか。これは問題である。これは摂理的意味においてではなくて、先生の権限でもって再び選択したのです。神を中心としてイギリスを選択して世界勝利をなしえたのだから、再びそれを奪われた以上は、神はそれを放棄しなければならない。そうかといって、日本を取ることはできない。しかし、アメリカ、イギリス、フランスが全てサタン世界に行ってしまったからといって、それらを放棄して何も無くなってしまうことは許されません。半分は来るのだから神の方はアメリカをアベルの立場に再び立たせる。何故かというと、蘇生選民血統旧約時代、長成選民血統新約時代というように、蘇生と長成の上に立つべき成約時代だから、そうしないというと先生の歴史的基盤が無くなってしまう。仕方なしに再び責任をもってアベルの立場に立たせたのです。 その一方で、怨讐の立場に立った日本をエバ国家、アベルの立場をアメリカ、それからドイツはカインの立場というように組んだのです。今でも反対するその国に先生が行って正しているのだから、日本とアメリカとドイツが一つにならなければならない。アメリカは日本の怨讐であり、ドイツの怨讐である。日本も先生と怨讐である。全部怨讐圏になっている。堕落のためにアダム・エバが怨讐になり、カイン・アベルが怨讐になったのと同じ形である。神を否定することによって、堕落する立場に立ったのと同じように、アダム・エバ怨讐、それから父母・子供怨讐、それから兄弟怨讐圏になる。そこで第二次の蕩減基盤としてアメリカを立たせることによって、怨讐圏が再び先生によって立てられ、失われた四千年の歴史の伝統全てを再建することにより、アメリカを中心としてキリスト教を再び復帰しなければならない。それが二十年の路程であったのです。 先生から見た場合に、それは皆復帰した。個人復帰、家庭・氏族・民族・国家・世界を復帰して、キリスト教文化圏を選択した責任をもって、神に放棄されてもいいような基準を再び復帰して、神の方に先生と共に帰って来ることのできる道を作って、今帰って来る途中である。アメリカは新しい世界に向け、神の方に帰る新しい道、キリスト教が再臨の主、妻が夫を迎えるような環境を中心として復活して、それからアメリカ自身が独立して一人立ちしていくように、韓国人と日本人とドイツ人が行って、アメリカ人がアメリカに対して忠誠を尽くすより以上尽くさなければ、神の方に帰る道がありません。これは重要なことです。 怨讐国家を再び独立させて、怨讐国家にならなかった摂理圏に戻さなければ、キリスト教文化圏をそのまま繋ぐことはできないし、アメリカを中心として西洋文明圏を神の方向に整えることができない。こういう歴史の伝統を立たせる、そういうような歴史はサタン世界には絶対にない。怨讐の中心国家に行って、怨讐国家の人達が、その国の国民が忠誠を尽くす以上の犠牲を払って、独立させるための伝統を作ることによって、そこから初めて、地上天国出帆がなされる。 サタン世界にはそういう歴史がない。怨讐国家を砕いてしまい、滅亡させるべきなのに、神はまるっきり反対である。先生を牢獄に突っ込んだり、今まで二十年間叩いた怨讐。アメリカも怨讐、日本も怨讐、ドイツも怨讐、ヨーロッパも怨讐。その怨讐国家が、第二イスラエルが堕落せず、失敗しなかった元の立場に立つには、アメリカ人ではできません。新しい世界の人々が国民の代わりをして、忠誠心を作った伝統により、アメリカは再び出帆が可能である。そういう伝統を先生は二十一年間に作ったのです。 それで、帰って来る時には、サタンは付いて来ることができるでしょうか、付いてくることはできないでしょうか。(「できない。」)何故? アメリカをして、サタンとは逆の天的伝統に歩調を合わせるように先生がなした基準は、今までの歴史にはありません。だから、ここから天国が出帆する。先生は個人・家庭・氏族・民族・国家・世界まで、第二次大戦後の全ての失敗を蕩減し、全ての完成基準を立てて、これに合わせて右翼左翼を全てまとめました。アメリカを動員して、ソビエトに影響を及ぼして、皆一つにして、それから偽りの王様である金日成を、正義の愛によって包括して余りある条件的な基盤を作ったのだから、全て成し得たのです。 それを成し得た先生。日本の国を乗り越えさせなければならない。神様はそれくらい日本を愛している。今度これ(注・前日に行われた、「世界既成家庭祝福式」)がなかった場合には、すぐに英国を呼びつけることもできるのです。エバ国家をどこからか持ってこなければならない。南米のどこかにお呼びがかかるかもしれない。ブラジルも、日本人が繋がっている。それから東洋のシンガポールでもいいし、どこでもいい。 先生としては、なすべき蕩減は全部なした。個人から家庭・氏族・民族・国家、それに左翼右翼全部である。イエス様が死ぬことによって、右の強盗と左の強盗、それからバラバの流れを汲む回教圏の三つが生まれてきた。イエス様が死なないで統一して一八〇度回れ右して、天国に入るべきであったのに、イエス様が死ぬようになったのだから、蒔かれた種が世界的に実を結ばなければならない。世界的に結実したその三つともに怨讐である。ゴルゴダの峠を死んで越えて行かれたイエス様の道を、生きて越えて来なければ、再臨主は来られません。 再臨主は復活したイエス様と同じ立場だから、死ぬ時生まれたその道を、ユダヤの国のためにのみ生きるのでなくして、世界的基準の上でそれらを一つにしなければならない立場に立つために、再臨の主は民主主義世界を収拾しなければならない。アメリカを中心として、右翼、左翼、共産主義収拾、それからバラバ圏収拾。それで、昨日、中近東の四十二双の祝福を条件として完全に結んだ。今まではサタンが引っ張っていた全てのことを一つにして回るようにする。ユダヤの国で死ぬ時に生まれたものが、復活の時に、世界統合のその内容を一八〇度転換して、神の国、世界的、外的国家連合を作って、内的に見たら宗教統合、間違いない方向をして神に直ちに帰るようにした。 先生は個人から世界まで勝利したその穂先。根から幹から穂先がざあっと伸びている。サタン世界より根も深いし、幹も穂先も高いのだね。だから、統一教会は根本がはっきりしている。それから結末がはっきりしている。一般の堕落した世界の宗教は根底がはっきりしていません。終末以降の世界がどうなるのか、はっきりしていません。だから、神は世界人類の中心根、中心幹、中心穂先として先生を立たせたのです。 統一教会に訪れた春 今、春である。そして、統一教会の春が訪れたのです。春になった場合には、竹がいっぺんに育つのと同じように、そこに枝をずっと結び付けなければならない。それで、中心から枝を作るために、全世界の二万五千双以上の祝福家庭が氏族メシアとして派遣された。第三次アダムが完成したら、第二次アダムのイエス様が完成し、第一次アダムも完成する。完成アダムの中には勝利したイエス様が入っているし、初めのアダムも入っている。祝福家庭は、イエス様の時代に、イエス様が氏族復帰を成せずに失敗したのを蕩減復帰しなければならない。氏族を中心として何を蕩減すればいいか。アダム・エバの家庭の失敗によって全て失ってしまったのだから、この時期において、氏族メシアにおいて、自分の一家を中心として復帰しなければならない。 君たちの父母は勝手に結婚したアダム・エバとそっくりである。統一教会に反対して、いろんなことをやっている。「親泣かせの原理運動」と言って反対する。日本に「反対父母の会」があるだろう? サタンもよく知っている。日本がエバ国家として将来勝利して、父母を訪ねてくる近道になっているから、日本に「反対父母の会」がある。アメリカで始まったのではない。日本で始まっている。一番悪いことも日本。一番いいことも日本。日本のいいことは、統一教会の群れを中心として言うのであって、外的な日本人を言うのではありません。統一教会はもう世界的基盤になっている。日本は日本的基盤である。アメリカもヨーロッパも全部繋がって、南米に入れば堂々とばく進的前進を命令しなければならない、そのような時が訪れてきた。 春の陽気になって種を蒔け! 昨日のようにあんなに雨が降るのは、田植に一番適している。(笑い)降れ、降れ、降れ、皆種として日本と世界にばらまくのである。口を開いてラッパを吹け。ラッパを吹けなければビデオテープで、録音しても吹け。それこそ放送で二十四時間放送できるでしょう。そうなれば、天宙復帰は時間の問題である。 エバがいいの、アダムがいいの? 両方いいよ。どっちがもっといいの?(「アダム」)何故? アダムが何故主体か。子供の種を持っている。神様の下に立っている。中心者である。だから、踊る時に女を中心として回りながら踊るの? 男を中心として回るの? 男はセンターだから、男をこう持ち上げるのを見たことありますか。(笑い)男が持ち上げますね、遊び半分にね。夫婦が何年も別れていて、プラットホームとか飛行場などで再会する時、旦那さんがさっと現れた場合には、奇麗に装ったその夫人は、汚いも何もあったものではない。旦那さんが軍服を着ていても、ほこりが付いていても、もうどうでもいい。走り寄ってキスして、首に抱えて両足を上げて。(笑い)それ以上の幸福はありません。何故女はハイヒールを必要とするか。西洋では毎晩毎晩キスをする。そのような西洋風俗に適しているから西洋でハイヒールが生まれてきた。(笑い)それ以外にどう説明するの? あんな危険な、針みたいに立っている、いかに危険なことか。西洋では毎日キスする。旦那さんがいた場合、奥から走って行ってキスするには背が小さいので、こういうようにかかとが上がるのが映画などで分かるだろう?だから、解決するための方便としてのハイヒールだ。それは理にかなっているから、笑いながらもどうにもならない。認めないといけない。 統一国実現の時 このように話をすることによって、君達は知らないうちに、春の雨のように、嫌にも思わないで、深く浸透して根がはびこっていく。今は、そういういい時期だ。旦那さんの前には、アダムの前にはエバ以外にありません。アダムにとって神様が近いだろうか、エバが近いだろうか。エバは泣きながら、あのみっともない男の許に行かざるをえない。走るにしても乱暴走りで追い付けない。それから野原や川、どこでも走ったり泳いだりして、蛇でも何でも捕って冒険する。驚いたことは何十回もある。妹が付いて行けば、蛇なんか捕って「わあっ」と驚かす。しかし、大きくなってみれば、アダムが帰るところはエバしかないのです。思春期になった場合には、目を合わせ、口を合わせ、胸を合わせ全部合わせてすべてオーケー。 故に、女の祝福がなければ男の祝福はありません。その愛によって引っ張られる所なら、どこにでも行きます。自分の主張が完全に無くなってしまう。それが理想的な夫婦の行くべき道ではありませんか。そういうふうに生きるのが幸福な夫婦だというのです。自分が無い。イエス様が上下に自分が無いような立場に立ったのと同じように、愛の前には、男も女も無い。子も無い、親父も無い、兄弟までも無い。全部否定してそれでも自分の存在を、絶対的最高の基準に立つような自覚をしてくるのは、愛という偉大なものによってである。愛に向けて万歳! やってみなさい! (笑い)愛に向けて万歳!(「万歳!」)万歳!(「万歳!」)万歳!(「万歳!」)忘れられません。話の最中に万歳したことは初めてである。 重要なことを教えます。先生が全てを完成した。左翼と右翼、回教、金日成。男として威張る者を全て平定した。アメリカの男共は先生に反対することができない。ソビエトのサタン、ソビエトの男は全部先生に負ける。世界の偉大な七、八万人の学者が先生と関係を持っている。毎日原稿を出す者が百五十から三百。ああいうような雑誌を堂々と続けていけるのは、背後の知識人や学者世界を持っているからです。サタンはよく知っております。先生が二十年前に大学を建てた場合には、世界一の大学になっただろう。 先生は全てに勝ったのです。お母様はどうですか。お母様は先生の前に行かず、先生の後ろについて、歩くのも先生の歩調に合わせて、同じように付いて来なければならない。横になったら大変である。お母様は顔も奇麗だし、アブラハムの妻サラと同じで(拍手)サタンの世界が見たら大変。先生の後ろに、先生の陰みたいに付いてこなければならない。それは復帰です。君達の夫婦はそうはいきませんね。(笑い)お母様として復帰していく。だから「父母の日」、「子女の日」、「万物の日」、「神の日」をつくることによって一つの家庭的基盤をなした。その間、七年間の十字架の道があったのです。アダム・エバは長成期の完成基準で堕落したから、その基準に復活した基準から七年路程を通過しなくてはいけなかった。 それで、一九六八年一月一日に神の日を決定した。それまでの七年間を通じて原理結果主管圏を直接連結する。五パーセントの責任分担を成しえなかったことを復帰しなければならない。それで、地上の真の父母と真の子女と万物共に一体となって、神と一体となる心情を中心として、本然のアダム家庭基盤を復帰する条件になるのです。 その条件を立てたとしてもそこから全てが完成するのではありません。地上には堕落した後孫が残っている。そのようなカイン的子供を消化しなければならない。そこにおいて、家庭的迫害、氏族的迫害、民族的迫害、世界的迫害の道が残っている。全世界は、個人ではなく、家庭を中心として先生に向かって総攻撃。そこに家庭をはらんでいる氏族圏が統一教会である。統一教会は統一家庭を中心として世界的迫害を受けてきたのです。 世界的迫害を受けながら、個人的家庭基盤を持つ氏族復帰世界編成、それが合同結婚式である。人種を越えて、十二か月、正月から春夏秋冬、それは地球全体を象徴します。全人類を中心として、国際的祝福の因縁を結んで、統一国のために統一氏族を編成して発展する。先生が家庭を率いて、氏族を率いて、国編成の基盤を造る時、世界的迫害を受けるのです。 しかし、今になって韓国も先生を歓迎する。南北統一をするには文先生以外にはないと北韓も思うのですよ。国を求めて帰る時期になってきたからです。北韓自体、南韓自体では統一できない。先生は世界を背景にして勝利した理想的価値観を持っているし、更に、宗教を統一し、思想を統一する価値観を持っているから、文先生以外には南北統一を最終的になせる人はいないというのが、韓国知識人としての常識である。常識以下の者もそう考えている。だから、国が一つになるような段階になっている。 柳寛順の精神をエバ国のエバの魂として 全てを勝利し、国定着のために、南北統一のために先生が来た。このような立場で見た場合には、エバ国家の蕩減は誰が成すことができるだろうか。エバ国家自体が自分なりに、できません。先生の行く方向に歩調を合わせること以外にありません。それを先生が救ってやらなければならない。分かりました?(「はい。」)お母様は今、世界的基準のエバの代表としてサタンの前に勝利圏を取ったのだけれども、直接、家庭から、氏族、民族的なエバ国家基準は持っていません。条件的で、実体的にはまだ持っていません。先生も条件的で実体的基準はまだ持っていません。霊的勝利の基準を、実体を求めて定着する時期になったのだから、先生は韓国に帰ると共に、日本を中心としてこれを準備しなければならない。 そうすると、韓国の女性はどういう立場に立つでしょうか。日本がエバ国家とすれば日本の女性と韓国の女性はどうなるか、答えてみなさい。如何に連結するか。韓国はもちろんアベルの立場に立つ。日本はカイン。だから、アベルの伝統的精神を日本に植え付けなければならない。 エバは満十六歳の時に堕落した。だから韓国の愛国心を持った乙女で、国を愛して一身全てを捧げて惜しまないような、伝統精神を持った女性が必要である。その精神を日本に持っていって、日本の女性に接ぎ木しなければならない。そうでなければ、日本は進む道がありません。柳寛順(● ●■)の伝統的精神を日本の女性の精神として再び接ぎ木せよ。この命令を成し得るのは先生でなければなりません。 その思想を日本の女性の思想として持って来なければ、韓国へ帰る道はありません。それをしながら、今から六か月前にお母様を日本に送って、日本の上下内外共、統一教会の「世界統一教会女性連合」を日本につくった。見てみなさい。日本帝国時代に柳寛順を殺して、六つに切ってしまった。本当に悪らつな悪魔である。そういうふうにされながらも、国のために全てを捧げて消えていったその純情なエバ、その代表的勝利的な天的娘がいたということは、アジアにおいて誇るべきである。「柳寛順精神高揚大会」をせよ! それをやらなかったら繋げません。日本にとって身が震えるほどの嫌なことである。 エバ国の中には双子をはらんでいる。ペレヅとゼラ、ヤコブとエサウと同様に民団と朝総連が戦っている。これを日本の政府はコントロールして、もっと火をかけようとしている。エバはこれを消化しなければならない。これは先生の話ではありません。神はアジアを救うために、誰も思いもよらないような歴史を通して、これを準備したということを考える時に、原理の道を準備したことがはっきり分かる。故に神様はいないとは言えない。北韓では、皆部下同士で戦っている。統一教会を中心として、エバ国家が消化して、戦わないように一つにしなければ大変なことになる。 これらを日本政府が一つにした場合には、南韓との統一に繋がる。帝政時代に南北を二つに分けたのは韓国ではなく、日本です。だから日本に使命がある。エバ国としての面子を天の前に立たせるのは、南北統一の運勢をまとめることである。先生がすることではありません。日本人である。これは先生の話ではなくて、原理の話である。そうすれば、全てが解決される。 金日成は日本を操って韓国と文先生を奪い取ろうとしている。堕落したアダムとそっくりである。天使長の立場で、なんとか日本政府に引っ掛けて南北統一を防備しようとしている。そこに歩調を合わせて、日本は二国間の貿易で金儲けしようとする。君達に心情があった場合に、それを中心として教育しなければならない。四千名が立てば、日本は神の方にいっぺんに復帰される。先生みたいに腹を持ちなさい。 先生の勝利の運勢を日本に受け継ぐために、お母様の昨年の九月十七日の大会があった。これは九月から四月まで七か月内に全てを完了しなければならない。七千年の歴史。七十二歳の先生の基準を七か月以内に収拾する。そして日本と連結しなければならない。それで、日本を中心としてお母様の大会である。蘇生、長成、完成は、統一教会、「アジア平和女性連合」と「世界平和女性連合」、これを成し得て先生の行く方向に一家共に歩調を合わせた場合には、「世界家族連合」が生まれてくる。 エデンの園で家族を失った。真の縦的創造主の神様、横的真の父母、真の愛、真の生命、真の血統を連結して、一点にまとめる宇宙の中心点が、家庭を中心として着地しなかった。その全てを先生が家庭に伴って、東西南北に定着地を定める。サタンはこのような原理原則に手を付けることができません。地上において風呂敷を包んで離別しなければならない運命です。 今から、あなた達の家の中にはご父母様の写真も必要ですが、柳寛順の伝統的精神を敬う写真を祭るのです。それを抱きながら、その精神に徹する女性にならなければ、神の国に忠誠を尽くす娘になれません。その娘は一家を率いることは問題ではありません。 重要な「エバ」の行動 急がなければならない問題は子供である。日本の青少年は皆地獄のどん底に落ちつつある。大変なことである。誰が守るか。エバが守らなければならない。自分の一家を守れない者は一国の母として立つことができない。今度祝福を受けて帰る者達は、一家どころか一国を治めなければならない使命がある。故に、韓国と繋がって、韓国の女性を姉さんとして祭り、命令に絶対的に一致する伝統的精神を受け継ぐことによって、エバが行動し始める。行動する基盤をもたなければ、伝統だけでは何の援助も効果も得る道はありません。だから、今度の「柳寛順精神高揚大会」において、日本の統一教会と民団と朝総連が一つになった。これは、日本の地に不思議な事件が起こる。 皆嫌がる事を、一人でもしなければならない。先生と同じように命令してそれをやりなさい。一番下に降りてから上がって来なければならない。統一教会のメンバーの下から上がって来て伝統的精神を受け継ぐ。日本の統一教会を中心として、今度の先生の日本訪問のときに、韓国から、アメリカから、頂上クラスの家庭の代表、日本語を話すものを連れて行った。それは先生の願いではありません。運命付けられた解決方法は先生しか知らないから、こういうことをやって、腹の中から復帰する。国復帰、それから頂上の父母権、サタン世界。金日成は世界的である。アメリカも世界的。先生が金日成に会って、世界的に大変ね。まさしくアジアの情勢は原理にそっくりな現状を否定できない。こういう現状を見ながら、それを否認する者があれば、これは天罰にやられる。これは脅迫ではありません。おじいさん達、分かりましたか?六十歳以上の男性、手を挙げなさい。先生の話、分かりましたか?(「はい。」)「韓国の先生が、日本の年取った有名人のおじいさん達に対して命令するとは何事か。日本人の気持ちに逆らう。ああ気持ち悪い」と思う者、手を挙げなさい。(笑い)どうせ行くところの道は永遠の世界です。霊界に行った場合には、日本人の誰よりも、「お父様」と呼ぶようになる。先生の命令する方向に努力して、一致して、その実績の価値を抱えて帰って来れば、先生は聞きます。年寄りが中間に立ちふさがって若者に影響を及ぼすことがあってはなりません。だから、エバを擁護しなさい。 大会の勝利により先生と同位置に立ったお母様 今度の大会以降、あなた達が努力して、日本自体の全てを考えながら、悔い改めの心でもって、自分の財産どころか、全てを投入して、エバ国の使命が早くなされるような環境を整えなければならない。北韓と南韓を前にして、帰らなければならない日本の立場です。そうしなければ、お父様のところには帰れません。お父様の国が分かれたのはエバの責任である。北韓の地は、金を投入してでも先生と共同作戦を組まなければならない。そういう使命を日本政府は分からない。その膨大な金を日本に溜めたのは、先生を中心としてアジアのために使うためである。それで先生は警告をした。 アジアの満州は怨讐国家であった。かつて満州に侵略した日本としては、今アジアに着陸できる何物も持っていない。四十年前に侵略国家として圧政を敷いた。その証拠を、皆生きた目で、頭で記憶しているから、アジア人は日本人の協力を嫌がる。しかし、エバは、先生と統一教会を前にしたら、アジアのいずこにも通じます。それが日本の将来生きるべき道であって、それ以外にどこにもありません。アメリカの背後で日本叩きの政策を君達は知らないが、先生はよく知っている。全体の方向からみて、今はこういう緊急時において、アジアの平和郷を求める神の摂理観からみて、韓日一体化時代に入りました。昔は韓国が東方遥拝をした。しかし、今はあなた達は、父母様のいらっしゃる韓国に対して西方遥拝をしなければならない。日本人に対して気持ち悪いことを言うけれど、蕩減復帰の立場から、一八〇度反対の道を行かなければならない。 血統転換と所有権転換。サタンの所有権を受け継いだ日本である。サタンが主人になる前に、アダムがなるべきである。アダムが所有者になる前に、神様がなるべきである。それなのに、神様はまだ所有者になっていません。又、アダムが所有者になっていません。エバが失ったものを総まとめにして、今、所有権を返還するために直接先生の所に持って来られません。先生の子供を通して、お母様を通してである。エバが後ろになったら駄目です。エバを横にするのです。だから、お母様を先生の横に立たせ、男性は先生の後ろ、女性はお母様の後ろに仕える。そのようにして夫婦が一つになれるような基盤を決定的に宣布した大会が昨日の大会である。 先生が蘇生、長成、完成と三段階の援助をすることによって、お母様は先生と同位置に立つようになった。だから、堕落しなかった完成基準の世界において、子女を求めるような時期になったのだから、「真の父は文鮮明であり、真の母は韓鶴子」と、はっきり宣布しました。それをしないというと、霊界が歩調を合わせることができない。こういうことを堂々と世界に向けて発表しても、誰一人反対する者はない! それは父母様の勝利によるからです。 急がれる「所有権返還」 これから日本に帰って、蕩減復帰路程を重視して、エバ国家の使命を中心として、柳寛順精神を接ぎ木すると共に、南北統一の運勢を巻き込んで、アジアの平和運動のために日本がエバ国家として援助するように。後に立っている男達は皆、堕落したアダムと同じである。そのような者達に、エバの代身として相対者を授けられた。もらった栄光のためには、全てを犠牲にしても、感謝をして行かなければならないのが、日本の男達の立つところであります。年取った皆さんがそうなれば、中年はもちろんそうなるべきであり、その下の青少年はもちろんそうなる。六十歳以上の者、皆立って。神と先生の前に宣誓してくれることを願いますから、両手を挙げて誓いましょう! 誓わない者は挙げなくてもいい。皆誓いましたね。 日本のエバ国で勝利したとしても、完成はアジア統一までです。イエス様が十字架につけられることによって、アジア諸国を統一できなかったのです。体を失ったものを、今復帰するためにアジア文明圏が立って、真の父母を中心としてアジア統一圏をなすために、エバ国家日本はお乳を飲ませなければならない! それに相応する金を蓄えている。一億二千万の日本人のために、日本人を祭物にしても、三十二億のアジア人民を救済したいのが、神の心です。日本の豪華な住宅や環境を見たときに、アジア諸国をこういうふうに救ってやった後に、初めて日本が外的に大きくなるべきなのに……。それが神の観点です。それをそのまま続けて行った場合は、子供達が目茶苦茶になってしまいます。はっきり分かって、帰りましたら、祝福を受けた家庭の主として、堂々と、日本が早くアジアのためのエバ国の使命を果たせるように。本当は、日本の年寄りから若い祝福家庭まで全部犠牲にして、天使長の立場で、エバを神の方に帰るように押し出すのが、原理観であり、摂理観です。それは先生の話ではありません。 皆さんは蘇生兄弟、金日成は長成兄弟、韓国民団は完成兄弟。三者は天使長圏の共同兄弟です。彼等が三位一体圏を作ることによってアジア統一への道が開かれるのです。あなた達を蘇生として、朝総連は長成、民団は完成。それは堕落圏と同じである。日本の男性と韓国の男性と徹底的に一つになるべきである! アジアは一つになる。それは理論的である。血統転換しないといけない。そうすれば統一される。 神様が所有主になっていないのに、堕落した者達が所有するという話はありません。世界的に問題になるのです。今から五十年前は、「文先生は悪らつな者だ。悪魔よりも悪い、手もつけられない男だ。飲み込もうという理論を持っている」と言われてきた。しかし、そうではありません。だから、自分の個人の所有は、今は相続権等も九五パーセントは国家が税で取っていくでしょう。しかし、その権限はありません。個人所有時代、家庭所有時代を越えて、氏族所有、民族所有時代になったからです。 それ故に、日本自体が今は社会主義圏内に入っている。社会主義や共産主義は絶対的一つの国を目指しているのです。神の理想に帰る所有権復帰の時代に来ているから、サタンはよくも共産主義をつくって、世界的に復帰される神の所有権をつぶそうと計画している。だから、サタンとしてはやるだけのことを全部やった。それにもかかわらず文先生の方に手を挙げている。それで、文先生と神の前には反対する何者もいない。そういう意味で、所有権返還をしなければならない。だから金持ちは入れません。アジアに一晩で自動的に返納しなければならない時が来ますよ。神の御旨がそうなっている。 今からあなた達祝福家庭は、女性が三年間中心になるというのだから、貯金通帳も妻が主管するのですよ。旦那さんに聞く必要はありません。御旨のためには使ってから報告していい。夫がそれに文句を言うようだったら先生の所に連れて来なさい。先生は一文も自分のために使いません。アメリカの国税庁もそれを知っているので「いやぁ、文先生は正しいお方です。二十年間、公的な金は一銭も使っていません」と言う。だから、先生が御旨のために使った方が良いのです。あなた達が百年以上使うよりは先生が三年間使う方がもっと価値があります。 所有権返還を早くしなければならない。そうは言っても、先生の所有権は一つもありません。全国に、全世界に、先生の名前で何か所有権持っていますか。みんな天に譲与してしまえ。国を神様にあげてから所有権を再びもらう。そうしなければ、アダム・エバの本来の所有権は生まれてきません。この二点があるから、世界は統一されなければならない。血統転換と物権転換。それは国が一つ立ったら、日本は一日で転換します。復帰できますよ。接ぎ木するのは七か月もかからない。君達の子供に優秀な者が出れば首相をさせよ。そのようにして日本を救ってやるのが愛国者だ。こういうふうにして先生と直接向き合って話すと、みんな名残となり、次の因縁になるというのです。 このお祖父さんたちの血統的行動の後に付けばよろしい。そういう者がいた場合に、女達はどこに紹介するかというと、先生を通して神の国の方向に紹介しなければならない。先生を紹介するのに直接できません。献金も、先生のところに持ってくるのではありません。神山会長を中心として、教会長を通して、お母様を通して、先生の子供を通して持ってこなければならない。 本当の自分の財産を復帰して、天に再び返してから、もらわなければならない。多く捧げたのだから、自分達にはもっと大きく返してもらえるというようなことを考えてはなりません。「十分の一もらう」と思いなさい。今までは「十分の一条」を天に捧げたでしょう? 今は反対です。十の一条をもらって「有り難うございます」。そうすれば、神の運勢に乗って、日本の財産をアジア・世界のために使うことができる。今、一年に二千万人が餓死している。真の父母とすれば、これを素通りすることはできません。何とかして早く手を差し延べたい。これを救ってやらなければならない。 それで、今、水産業をやるのもそのためである。海は資源が無限である。海で獲れる小さい魚を、人工的に育てれば九〇パーセントまでは皆蘇る。そこには無限の資源がある。未来の食糧問題は魚の養殖しかない。 日本人ははっきり分かりましたね。(「はい。」)それは日本を代表しているのではありません。天宙を代表するものです。そうすれば、エバとして完成される立場に立つだろう。そうすることによって、四十年前にはアジアの侵略国家として烙印された日本の全てが解放される! (拍手)だから、夫婦共々、この目的のために代表となった者としての自覚を失わないように、また、その目的に向かう道を損なわないように、各自努力すべきである。 自分の故郷を天の国の故郷に繋げる道は氏族メシア これから氏族メシアを早くしなければならない。氏族メシアの使命を果たさないというと、自分の故郷が天国の故郷に繋がる道がありません。君達の故郷がどこかというと、先生の生まれた定州と言えますか。そこから日本まで行くのに、何千年、数百代が繋がっているのです。それをジャンピングして、お父様の故郷が自分の故郷と言うことはできません。それで、国と世界レベルでの勝利圏は、もう先生を中心として立っている。それに接ぎ木して、イエス様の失敗を現実的に取り返さなければならない。だから、氏族を中心として一つにする。 あなた達のお母さんは自分勝手に結婚したね。堕落したアダム・エバとそっくり同じである。あなた達の父母は皆、統一教会に来るのに反対しただろう? サタンの道具となって反対したのとそっくり同じである。しかし、神は敵愾心を持たないから、それらの人々にも救済を願えば、神の愛を中心として許さざるを得ない。文先生もそういう思想を率直に相続した中心者として、イエス様の失敗を取り返さなければならない。 それ故に、世界的氏族復帰をなす。二千年前にユダヤ教がイエス様を信じたとすれば、世界はもう一つの国になってしまっている。それができなかったために、この時代において、完成圏としてイエス様の失敗を蕩減復帰する。祝福された家庭は、故郷に帰って何をするかというと、祖父母、父母、自分、自分の子供と三段階を中心として、レベルは四階級を中心として一体化した基盤を造らなければならない。「お祖父さんが孫になる」という話を知っていますか。正に天地開闢である。内容は、「お父さんが子供になる」という話である。正反対になる。だから、君達は氏族メシアとして氏族の先祖となる。先祖として接ぎ木してあげる。その代表的お祖父さん、父母、兄さんの三代が、自分を中心として、イエス様の三弟子と同じ立場に立つとともに、アダムと一体化しなければならなかった三天使長と同じ立場に立つ。祝福を受けて氏族メシアの使命を持って帰ったその者に、「今から私達の一家は、あなたを中心として、永遠に神の氏族として入籍します」と言うようにならなければなりません。 今は、統一教会に反対する何者もおりません。文先生は偉い人として知られているのです。昔は「文先生の奴」と言った。日本においてこの頃は、朝日新聞でも「文師」と書くようになってきた。文先生を目茶苦茶に扱ったら言論界は大変なことが起こる。アメリカから日本の言論界に働きかければ、明らかに発表した場合には、すぐぺちゃんこになる。先生に反抗して迫害した場合には、誰も何も残らない。そのような背後の力を持っている先生を中心として見た場合に、今から将来、世界に通ずる二世の道は無限に発展していく。 今は辛かろう、苦しいだろう。しかし、三年後、十年後、二十年後を見なさい。打て、既成教会。第二次大戦後反対するアメリカは四十年後を見てみなさい。先生の言うことは、素通りする話ではありません。はっきり知って、帰って行った場合には、この伝統的訓示を、各心身に秘め、骨髄に銘記されるように、全国に分配しなければならない。 エバ国家として完成する道 それで、エバ国家として完成する道が何なのか分かりましたね。祝福された女性達を中心として、又、妻を持った男性としては、今から、金日成と韓国僑胞・民団、そうして、「柳寛順精神高揚大会」を全面的に応援するのです。そこに金を惜しむようなことがあってはなりません。自分の後孫のために惜しむようなことがあってはなりません! アジアの後孫のために投資する。世界の後孫のために投資する。それが、神の喜ぶ道であるということを考えて、日本にある全ての物を一か所に集めて、アジアで使わなければならない。統一教会だけでもそれをしなければ日本の将来はありません。皆その金を持っていれば、それが毒薬と同じようになって、後孫を滅亡させることになるだろう。真剣な話である。 そういうような天的威信を立てることなく、自分の一身の財産を抱えてこそこそする。そういう日本人になってはなりません。天的エバ国家としてお嫁に行くのだから、どうせ、旦那さんのために持っていく資金と思った場合には、その旦那さんの弟、妹が来た場合には、金を使った方が利口なのですよ。「天的アダム国家のために使いなさい」と言っているのです。そうして、アジアに日本人を迎える基盤を早く作らなければならない。エバ国家の人々は、大陸に上陸しなければなりません。将来は、北極の氷なども自動的に溶かすこともできるし、人工的に何でもできます。雨を降らすこともできるし、何でもできる時代が来ます。だから、エバ国家は、アダム国家と共に、日本の科学技術を投入して開発するようにしなければなりません。 日本人はどこに行っても、女同士がこそこそ言うのと同じである。韓国人はそうはいきません。十名いたら、十名絶対に合いません。(笑い)絶対、人に頼ることはしない。それは不思議な民族である。韓大使がコロンビアにいた時、日本人が、コロンビアに来れば、皆日本の大使館に訪問して挨拶しながら、「ここに来ましたから助けてください」と言うのです。しかし、韓国人は、たくさんの人がコロンビアに来るけれども、大使館に殆ど一人も行きません。それを見て日本の大使は「韓国人は将来世界をリードする」と言うのです。日本人は皆大使館に行って「よろしくお願いします」と。それで大使館は助けるようなことがあるだろうけれども、韓国人は絶対に助けを受けない。先生などもそうです。そういう伝統的性格を持っている。男として命令されるような惨めなことをするのだったら、絶対死んでしまうよ。絶対たまり切れない。(笑い) 日本に行っても、先生は外国人だから、日本語を早口に語る競争をした。それで先生に皆負けてしまった。それを勉強したからです。老人だったら、自分の母国語もどもって仕方ないのに、今、老年になっても、日本語を自国語よりももっと早くしゃべっている。先生はそういう準備をした。日本語で世界を旅行したこともある。 そのように徹底して訓練されるムーニーとして、又、自覚したエバ国家の国民として、堂々と世界を代表して、天下全てを代表して、自分の手によって、自分の金でもって、アジアのため、世界のために投入する。乞食になってもいい。杖を引きずりながらでもいい。先生はお金が無くても、どこへ行っても、食べることは心配ありません。あなた達、先生が訪ねて来たとすれば門前払いしますか? いい邸宅や奥の間があった場合、先生を他の小さい四畳半の畳の部屋に泊めるか、自分の奥間を貸してくれますか。 考えてみなさい。先生たるものは、世界的に前にもなければ後にもありません。永遠に、この時しかいないのです。真の父母が二つもいるべきですか。(「絶対に一つです。」)絶対に一つである。先生が亡くなったらもうおしまいである。永遠に無い。そうなれば、この思想が消えていくか。そうではありません。天下の真理として永遠に残る。 韓国語を早く語るようになった場合に、あなた達も韓国に自由自在に来られるようになります。将来、韓国語を語れない者は上陸できません。先生が真の父母であって、天下全ての者が、韓国故郷の地に帰るようになった場合どうなるか。韓半島全体が飛行場になると考えてみなさい。その時に、[韓国語が語れない人は上陸できません]というようになったらどうしますか? これは脅迫のようであるけれども、やらなければならない! 韓国語を語る者でなければ、先生の一族と結婚する道は生まれてきません。先生の後孫がどんどん増えてみなさい。今、家族は四十一名だ。孫も百人くらいになるかも知れない。それが何千万になる。その先生の一族と自分の一族とが結婚して血統を結ぶということは人間として最高の望みだということを知っていますか。何故? それは主流だから。若い人は早く韓国語で教育せよ。 真の愛によるアダム・エバ心情一体化理想の完成 エバ国家とアダム国家が完成しようとするとき、何を中心として結束するかというと、真の愛において一つになること、それは全てが同じである。そこには左右も何もありません。一つである。その抱えるカイン・アベルも同じようになる。それで、先生は、國進様の相対者は四三〇双の家庭から選び、祝福した。そのようにしてどんどん地上に広げなければならない。愛を中心として、一族を、一国を、一天宙をつくっていかなければならない。神の理想に近い、神の理想からしても完成は自動的に可能になる。私は代表して存在するのだから、どこに行っても責任を持って関係を結ぶ。どこでも平等な価値を教えるのだから、その国は私の国である。その相対圏は神の相対圏であるから、全てが完成解放圏になる。 先生は時間がありません。今からたくさんやることがあるからね。たくさんのことを語ったけれども、結局は、内容は簡単である。日本エバ国家の使命は、代表した心情的拡張運動。同じ分母的民族を越え、国を越え、世界的に、真の愛を中心とすれば、どこに行っても完成圏として立つ。故に霊界のどこに行っても招聘する。そういう立場に立って生涯かけて来た者達は、霊界に先生が入った場合には、「先生!」と言った場合にはすぐ会えるのです。もう心配することはありません。心情に焦がれてなしえたそのことを感謝しつつ、全てに感謝する。天宙に感謝する。因縁を持ったことに感謝する、愛の心情にあふれた場合には、全てが同化圏、同位、同居、というようになっている。だから、先生を呼べばすぐに会える。先生が先に行った場合には、霊界を案内します。そこには、前にも言ったように、ダイヤモンド星、黄金の星もあるだろう。先生の特権でもって、金の星を一つか二つあげるかもしれません。(笑い)先生はそういう特権があるのですよ。「完成と解放」。その心情圏の統一基台をなしえて、アダム・エバ心情一体理想を完成することによって、完成と解放圏は、この地球上、あるいは天宙上いずこにもなし得る。それに向けて万歳。その希望に向けて、日本の地に喊声とのろしが上がるように。眠っている韓国の女性、韓国の人々が、日本ののろしを見て覚醒して、エバが準備して先生を迎えるようなことをなすように、よろしくお願いします。 家庭生活の中心的責任を担う女性 きょうの題目は「女性解放」です。このような内容でお話してみましょう。 今日、歴史を通じて苦労してきた人々がいるとするならば、もちろん、男性もいるけれども、女性達がたくさん苦労してきたのではないかと思います。歴史もそうだけれども、一つの家庭においても、生活に直接責任持っている人が誰かと言うと男性達ではありません。女性達です。衣食住を中心として生活して行く中心的すべての責任を持つ人は女性達です。男性と女性が異なる点は、男性は外的活動をし、女性は家庭において、内的な家庭の責任をもって子女達を教育することにおいて、重要な責任を持っていることです。 このように見る時、男性も女性も、生涯を共にすることは簡単ではありません。一家庭が、社会やある国家に属して、その国家と共に、その社会の複雑多端な環境を乗り越えて、その社会において、同じ歩調を合わせながら生活をしていくのは簡単ではありません。どんなに家庭が内的に平和であっても、社会が外的に混乱すれば、必ず家庭にその影響を及ぼすのです。また国家が外的に混乱すれば、やはり家庭もそこに動揺するのです。もっと拡大して言えば、一つの世界を中心として見る時、世界の外的な面が大きく動揺すれば、動揺するすべても、家庭に波及するのです。又摂理史においても、摂理史が平坦な道を行かないで、蕩減の道を行くようになれば、その蕩減の道は家庭にまでも影響を及ぼすのです。 このように、家庭というもの自体は、分立されているのではなく、社会の中に在るし、国家の中に在るし、世界の中に在るし、天と地の中に在るのです。では、家庭において生活の中心は誰かと言えば、もちろん、男性達もいるけれども、主に女性達が家庭の中ですべての責任を持って生活しているのです。まず、衣食住を中心とした生活の前線で直接責任を持っているのが女性達です。そして、家庭に困難があるとすれば、困難を直接最初に感じるのは、もちろん男性もいるけれども、女性達が直接感じることでしょう。 男性よりも多くの涙を流してきた女性 今日までの人類歴史を探ってみると、人類歴史は戦争史でした。歴史時代を経て多くの戦争があったけれども、その戦争の中で、より難しい戦争が何かと言うのです。国の中で色々な戦争があるでしょうし、アジアの中で色々な戦争があるでしょうし、世界的にも一次、二次、三次大戦など色々あるけれども、そういう戦争よりも、一番難しいのが何かと言うのです。それは家庭において夫婦同士が不和になること、父母を中心として、子女が不和になることなのです。問題は、男女を中心として、最初に生活の基盤となる家庭において、分裂、闘争、あるいは紛争というような問題が、外的な世界のすべての問題よりも難しいというのです。そのように、各家庭の人々の心に大きな傷を与えるのは夫婦の不和であり、父母を中心とする子女関係の不和であります。 故に、女性達が生活しながら、歴史を経て生活する中で多くの涙を流しました。もちろん男性も涙を流したけれども、涙を流した大多数の人々は女性達です。また、女性達は、大体お祖母さんやお母さんや自分の妻や、この女性達は根が一つではありません。この歴史的女性世界が、男性と一体となったその家庭の背後を見ると、お祖母さんの根も異なるし、自分の母の根も異なるし、自分の相対の根も異なっています。故に、お祖母さん、お母さん、自分の妻と、このように結ばれているけれども、横的な面においては、血統的な関係は連結されていません。故に、どんなに立派な女性であっても、離婚すれば、その家とは関係がなくなり、分かれるのです。お祖母さんもそうだし、母も、自分の妻も同じです。このように見る時、涙をたくさん流す人が誰かと言うと、男性よりも女性です。女性達が涙を流す動機の根本が何かというと、男女関係です。愛の問題のために女性達が涙をたくさん流すのです。故に、女性は歴史以来、愛を中心としてたくさん悩んできたのです。しかし、それで終わるのではありません。 男性達は、社会の環境の中で自由に活動できるけれども、女性達は、制限された家庭の垣根から脱することが簡単ではありません。何か困難があれば、男性達は母(妻)に任せて自由に活動できるのですが、女性達は、難しい環境の中でも、自分の家族や子供達を中心としてそこで自由になることは難しいのです。 故に、男性と女性を比較してみると、人類歴史を通じて、誰がたくさん涙を流したかと言うと、これは男性ではなく、女性であることは間違いありません。 蕩減の責任を持つが故に流された女性の涙 では、これらを総轄的に見る時、人間世界で、このような生活をしている女性達を認めてくれるある団体がありましたか。今までありませんでした。女性としての自分の苦しみや、悲しみを解放できる国や団体がありませんでした。責任的立場で見ると、女性が重要な責任を持っているけれども、その家庭でも、それを保護できる体制がないし、社会や国家にも体制ができていません。これは何故ですか。蕩減時代を経て来たので、女性達の蕩減の道が、東西南北、上下左右に全部連結されているのです。一つの四方、即ち、前後、左右、上下の全体、球形的な面において、女性が蕩減の道を責任を持ってきたので、女性を保護することができる体制がなかったのが、今までの歴史だったのです。 このように見るとき、男性達と離れることのできない相対関係を持ちながら、苦しい立場で涙を流す人は、男性より女性達です。悲しみのシンボルとして表すのが涙であり、苦しみのシンボルとして表すのが涙であるとしたら、これは、女性達が、今まで歴史時代を経ながら残した遺物、即ち特権的な遺物だったのです。そのために、お祖母さんの涙、母の涙、妻の涙、姉の涙、このように見ることができます。一家族は、大体、四代まで、お祖母さんとお祖父さん、母と父、自分、息子・娘の四段階と三段階に連結されているのです。四数、三数で連結されているのです。 このように、一生涯の暮らしの中で平面的に見ると、女性達がたくさん涙を流してきたのは何故でしょうか。人間は知らなかったけれども、神の摂理から見れば、歴史の発展過程において蕩減の責任を持っていたので、涙をたくさん流したのです。また、宗教的な面で見ると、宗教を信じる人と信じない人を見ると、宗教を信じる人は、普通宗教を信じない人よりも多くの涙を流さなければなりませんでした。 洗礼ヨハネが現れて、イエス様の降臨を証す時、「悔い改めよ。天国は近づいた」と言いましたが、「天国が近づいたので解放される」と言ったのではなく、「悔い改めよ」と、言ったのです。悔い改めは、涙を流さなければなりません。故に、一般社会の男性世界と比べて、宗教界の男性は涙をたくさん流さなければなりません。それは何故ですか。蕩減があるからです。 では、男性達が宗教的な面で責任をもって蕩減することと、女性達が家庭の中で責任をもって蕩減することを見ると、摂理史的な立場において、男性達が涙を流すのは、男性の解放のためです。今までの歴史は、男性解放圏に向かって前進してきたのです。その解放圏は、外的な苦しみや内的な苦しみを克服して、人間は家庭を越えて、氏族、民族、国家を越えて、世界まで越えて、理想郷を目指して、世界を越えて行くのです。外的な世界の男性と、宗教圏の男性と比べてみると、宗教圏の男性の方がもっとたくさん涙を流さなければなりません。故に、真なる宗教指導者は、涙の生活をしなければなりません。何故ですか。蕩減があるためです。この二つの面を見る時、女性達は、家庭で涙をたくさん流し、宗教を指導するすべての男性達は、その教会を中心として、対社会で涙をたくさん流します。 メシアこそ男性・女性解放の総責任者 このように見る時、宗教を中心として、男性達が涙を流し、女性達は家庭や、様々な生活の中で涙を流す立場で見ると、悲しい人は誰かと言うと、もちろん男性も対社会で競争する中で、悲しいけれども、それより、女性達の方がもっと悲しい立場に立っているのです。宗教の内的な面を見ると、男性・女性ですが、歴史的にすべて宗教を頼って、その外的な面までも広げることのできる動機となったのは男性であるとしても、宗教を中心として悲しい涙を流した男性達と、もっと悲しい涙を流した女性達が一緒になって今まで宗教を形成してきたし、引っ張ってきたのです。その代表的な宗教がキリスト教です。キリスト教は何の宗教ですか。新婦宗教です。又、それは誰のための新婦ですか。新郎のための新婦です。では、今日のキリスト教において、新郎を迎えるための新婦達が、今まで涙を流しながら蕩減の道を経てきた一つの目的は何でしょうか。それは真なる新郎に出会うためです。 では、新郎が現れる時はいつですか。一時です。新郎に出会う目的は何であるかというと、解放されるためであり、蕩減の道を切り抜けるためです。それは、女性一人では切り抜けることはできません。何故、女性一人では解放されることができませんか。お金がないので解放できないのではないし、知識がないのでできないのではなく、権力がないためにできないのではありません。真の愛と、真の愛の因縁を持たないためです。真の愛によって解放されるため、新郎を待ち望むのです。真の愛の新郎に出会うことによって、そこで解放される時が始まるので、男性自体も宗教から解放されなければなりません。宗教の悲しい環境から解放されると同時に、女性も一緒に解放されなければなりません。その総責任者であるメシアが来なければなりません。 メシアが誰かというと、神の真の愛を持ってきて、神の真の愛を中心として、男性も、女性も、解放しなければなりません。男性達は、宗教から解放されなければなりません。今までの宗教の歴史において、女性達が主導してきた宗教はありません。たいてい男性達です。男性達が悪なる世界と闘争してきたのです。故に、宗教指導者達の殆どは、大抵受難の道で犠牲になったのです。その代表的な人がイエス様です。その時、政治の環境を開拓しなければなりませんでした。男性を代表した宗教指導者は、いつもその国の主権者と闘争してきたのです。また、宗教は、より大きい国の主権者と闘争し、家庭においても女性達は男性達と闘争したのです。歴史を見ると、女性達は、愛を中心として男性達と闘争したのです。故に、家庭では、女性達が男性を中心として愛の解放を追求してきたのです。また、男性達は、対社会の悪魔、即ち、愛を破綻させる悪魔と闘ってきたのです。数千年の歴史を経ながら、その闘いに勝利した版図をもったことがありましたか。どんなに涙を流しても、女性が解放され、男性達が真なる愛の主人の立場に立つために、悪魔から愛を取り戻すための蕩減の道から解放されたかというと、今まで解放されずに、戦争を続けて今日まで来たのです。 宗教の目的は真の愛の理想的家庭を探すこと 宗教とは、また、家庭とは何を探すためですか。真の愛の理想的家庭を探すためです。真の愛の理想的家庭は宗教の終わりであり、女性達の涙の終わりです。故に、その時が、終末の時です。終末になればなるほど、どんな現象が起きるかというと、すべてが混乱します。男性が先か、女性が先か分からないのです。女性だけが涙を流すのではなく、男性も涙を流すのです。何故ですか。行くべき道が漠然としているからです。分かろうとしても分かりません。宗教自体も、宗教を指導する人だけが涙するのではなく、社会の中で住んでいる男性達も涙を流すのです。ですから全部が同じ立場に立っているのです。そのような時が混乱期です。宗教が宗教の立場を守ることができず、対社会のすべての歴史的な流れの、疲弊した風潮が教会を襲い、教会の疲弊したすべての流れが家庭を襲うのです。家庭の基盤も、宗教の基盤も自らの自律的な立場で、愛を中心として解放圏を持ったことは一度もありません。 では、過去から今日まで、数千年の歴史を経ながら、すべての人々が理想と平和を探し求めて来ましたが、その理想と平和を一致させて解放の門を開けるものは何でしょうか。お金でもないし、知識でもないし、権力でもありません。内的な家庭においても、すべての宗教においても、真なる愛だけが、宗教圏を克服できるし、家庭圏を克服できるのです。宗教とは、家庭を抱いていかなければなりません。男性を代表した宗教とは、家庭を抱いて行かなければなりません。宗教圏には数多くの家庭があります。ここに来た男性・女性の背後には、皆家庭があります。家庭を、いかに平和な状態にするかという宗教的な責任から見る時、仏教や儒教や回教やキリスト教など、その使命を完結した宗教がありませんでした。キリスト教は、男性宗教ではありません。新婦宗教です。 東西を中心として、西欧文明が今、アジアを探し求めてくるのです。アジアは男性的大陸地帯であり、アメリカ大陸は女性的大陸です。何故女性ですか。宗教と思想が、新婦宗教であるキリスト教文化圏であるからです。それで、どこを探し求めてくるかというと、男性的アジアを探し求めてくるのです。イエス様もアジアを訪ねて来るはずでした。しかし、アジアにおいて体を失ってしまったのです。これを蕩減復帰するために西欧文明が反対に回っていくのです。 本来、イエス様が十字架で死ななかったら、インドの宗教圏、仏教圏、儒教圏を、キリスト教を中心として統一していました。統一圏が最初に成されるのは宗教圏です。宗教圏の最高の指導者は霊界と通じて未来の天の行く方向を知るので、イエス様が国を収拾してローマから独立して、イスラエルの十二支派がカナンの福地に帰って、分配された土地が統一された時は、確かに、アジアが吸収されるのです。 どのように吸収されるかは、霊界で教えてくれるのです。霊界に行くと、宗教とは男性・女性を解放するためであることが分かります。何故かといえば、堕落したためです。宗教とは、男性・女性の解放です。総轄的な生活の舞台において男性・女性達が解放されて、天の愛と共に新しい出発をする時が終末です。故に、男性・女性が解放されなければなりません。何によって解放されるかというと愛によってです。どんなに生活が苦しくとも、どんなに難しいことがあっても、愛があれば克服できるし、愛するところに、被造万物すべては愛の本質の要素に吸収されるのです。故に、イエス様は、「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、主なるあなたの神を愛せよ」(マタイによる福音書二十二章三十七節)と言われたのです。何故、愛さなければならないのかというと、神は、本質的愛の主体なので、愛を中心として万物を主管することは神の愛の相対的立場に立つからです。愛する心を持つと、プラスとマイナスが一つになるように一つになるのです。故に、愛が問題です。「自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ」(マタイによる福音書二十二章三十九節)と言われたイエス様のように、自分を愛する以上に愛することのできる立場を越えないと、神の愛の圏内に入ることができません。歴史上あらゆる戦争や戦いが起きてきたのは、愛を探すことができなかったためです。このことをみても、堕落論を中心として、人間が堕落したという事実を否定することができないのです。それで、人間は愛を探し求めて喘ぎながら、今まで疲れ果て、飢えてきました。 今日、社会において、青少年問題の混乱の根本を探ってみると、お金でもないし、知識でもないし、力でもありません。愛の問題です。しかし一時的な愛は必要ありません。春夏秋冬、四季が異なっても、冬は寒いけれども寒い冬が愛を支配することはできません。寒い冬でも、愛をもう一度輝かすことができます。冬は縮むし、夏は拡張します。故に、季節の変化によって愛の本質を変質させることができません。このように世界全体を解放させることのできる主流の宗教があるとするならば、その宗教は、必ず、愛を本質とする内容をもった宗教でなければなりません。 すべてのものを一つに結ぶ力は真の愛 このように見るとき、キリスト教は、神と人との関係を父子関係としてとらえると共に、イエス様は、信徒との関係を新郎・新婦の関係としてとらえました。その教えの核心は何かと言うと、国ではなく、父子関係、夫婦関係であり、兄弟関係です。これを見ると、すべての教えの核心は、「家庭解放」です。イエス様は、どこから生活を出発したかったでしょうか。新郎である方は、どこから生活を出発したいかというと、世界からではなく、第一に家庭から生活しなければなりません。その家庭生活はどこへと連結しなければならないかというと、教会と連結しなければなりません。では、世界はどう連結するのでしょうか。統一原理を見ると、長子権を勝利することによって、神が自由に主管できる時代が訪れ、そのことによって、外的な世界も、国家形態の生活圏を愛を中心として連結させようとするのが、一つの御旨の完成であり、、家庭の完成が成されるのです。何を中心としてですか。お金でもないし、知識や権力でもありません。愛を中心としてです。 きょうの御言は、「女性解放」です。女性を解放するのは、家庭から解放するためですか、教会から解放するためですか、世界から解放するためですか、天地から解放するためですか? 家庭だけでは、女性解放は成されません。家庭解放圏があったとしても、教会解放圏が成されません。また、教会を越えて、国家解放、世界解放、霊界、即ち統一教会の用語でいうと天宙解放圏が残っているのです。今、先生が言うのは、この解放圏をどこに設定するか。国を越えて、世界を越えて、天地を越えた立場で設定することによって解放の世界が来るのです。 では、メシアはどんなお方ですか。メシアが来られて、新婦であるすべてのキリスト教徒をどこへ引っ張っていくかというと、もちろん、家庭定着のためであり、定着して暮らしても、その場所が自分達が留まる所ではありません。定着する所は、家庭を持って、国を越え、世界を越え、天地を越えたところで定着しなければなりません。堕落がなかったら、アダム・エバ自体が一代で完成した時は、それは天地の代表です。人間としてたった二人しかいません。国もありません。神が宇宙を代表して、中心的人間を創造されたとき、すべての人類を代表した根です。この根一つは、すべての人類を代表した根です。この根一つは、すべての枝と幹と実を全部持っているのです。故に、アダム・エバが、神を中心として愛の理想を完成すれば、それは家庭完成の基盤になるし、社会完成の基盤にもなるのです。社会完成の基盤になると同時に、その伝統に基づいて国ができるし、その伝統に基づいて世界ができるし、その伝統に基づいて膨大な天の国の民ができるのです。その基本は真の愛です。真の愛とは、男性と女性を中心として成されることであって、一人ではできません。男性と女性を永遠に引っ張って行くことのできる力が真の愛です。男性と女性が永遠に喧嘩しないで、家庭に苦難があっても、無事に乗り越えることができる、男性と女性が一つになる愛、そのような愛があったならば、その愛を中心として、社会に困難があっても問題はありません。世界の環境がどんなに混乱しても、天地がどんなに騒いでも、これは分立されません。変わりなく愛の目的地に行くことのできる道、個人的な道、家庭的な道、氏族的な道、民族、国家、世界的な道へと直行して来れたでしょう。 男性解放に先立つ女性の解放 しかし、このようにできなかったのが堕落です。如何に堕落しましたか。動機は何ですか。もちろん、サタンが誘引して堕落したので、サタンが最初に責任を負わなければなりません。 その次は女性であり、第三が男性です。サタンはエバと一つになりましたが、結局自らを神と同じ立場でその愛を蒔いたので、今日、人類の世界の愛の根が、神ではなく、悪魔になったのです。ヨハネによる福音書第八章四十四節を見ると、「あなたがたは、自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者である」という言葉があります。人類の祖先は悪魔です。この根が誤ったのです。 ですから、根を裏返さなければなりません。では、根を裏返す張本人は誰ですか。男性ですか、女性ですか? 女性です。その根となる人間の出発は家庭です。それ故に、女性達は、今まで家庭から解放されることができませんでした。その家庭は、そのまま世界を越えて、天の国に通じることができません。女性達が愛を中心として堕落したので問題となったのです。「善悪の果を取って食べた」ということは象徴的な言葉です。善悪の果を取って食べて、このように悲惨になったとすれば、全知全能で、全てをご存じの神様が、何故このようなものを創造され、このようになったでしょうか。キリスト教は盲目的に信じているのです。そのようになったので、信じればできると思っています。そんなことはありません。「私はテストを受けなくてもよいのです。信じれば良い」。それが通じますか。蕩減の道があることを知らなければなりません。誰が最初に蕩減しなければならないかといえば、女性です。女性は男性の三倍以上の涙を流さなければなりません。何故ですか。サタンは蕩減することを嫌がるのです。 また、サタン世界の男性達は、蕩減することを嫌がるのです。宗教を信じることを皆嫌がるのです。宗教を信じることを許す男性を見ましたか。仕方なく信じるのであって、男性というものは宗教が好きではありません。何故ですか。サタンの直系であるからです。故に、蕩減復帰するために、女性達が涙をたくさん流すのです。ですから女性は、息子のためにも涙を流し、夫のためにも涙を流します。 家庭に問題が起きた時は、最初に男性が涙を流しますか、女性が涙を流しますか。女性が涙を流します。夫のために涙を流し、子供のためにも、父母のためにも涙を流します。家庭に何か苦難があれば責任を持つのです。故に、女性は、この世の誰よりも多くの蕩減の十字架を背負って来たのです。それで、神がかわいそうな人を解放する時、女性を先に解放しなければなりません。女性を解放しなければ、男性の解放はできません。 キリスト教は新婦宗教です。教会を中心として、キリスト教文化圏が世界を支配したことは驚くべき事実です。キリスト教は新婦宗教です。新郎を何人待ち望んでいますか。一人ですか、三人ですか。一人です。では、お祖母さんの新郎ですか。お母さんの新郎ですか。私の新郎ですか。お祖母さん、母、私、娘、四人で新郎を捜し求めるのですが、新郎は何人ですか。一人です。故に、その中で一番立派な新婦は、顔がきれいな人でしょうか、それとも涙をたくさん流した人でしょうか。(「涙を流した人です。」)お祖母さんよりも、母よりも、妻よりも、姉が涙をたくさん流したならば、その姉の後に従わなければなりません。涙を中心として、何のためですか。自分が福を受けるためですか。解放するためです。自分の息子・娘を解放するためであり、夫の解放のためです。 自分のために涙を流すことは必要ありません。何故ですか。女性の堕落のために、夫を苦しませ、息子・娘にその影響を及ぼしたのです。故に、息子・娘のために涙を流さなければならないし、夫のために涙を流さなければなりません。その一家のすべての先祖の伝統をもう一度立たせるために、涙の谷に立っている人が誰ですか。女性です。故に、女性は、かわいそうですか、かわいそうではありませんか? 今日の女性解放は、家庭から、教会から、世界から、天の国から、神の愛以上の愛を持たなければならないという結論です。 堕落故にサタンに囚われてきた人類 神の愛以上の愛を持っている息子・娘がいるとすれば、私の奥の間に入って来てもO・K、私の背中に登って、「おんぶしてほしい」と言ったら、おんぶしてあげるし、神様の頭の上に上がって、おしっこをしても、神様は喜ばれることでしょう。私がお祖父さんになって見たら、孫や孫娘がどんなにかわいいか分かりません。私は息子・娘をたくさん育てて見たけれども、その時はあまりにも忙しいし、又悪口を言われながら、暇が無くて、息子や娘を愛することができませんでした。今は、どんなに忙しくても十二時に寝床につくのです。子供達が十二歳になる時まではキスをしてあげました。他の父母のようにしてあげられないので、すまないと思ったのです。この子供達がサタンに奪われないようにと。このように子供達を愛することができなかったのです。でも、今はやや峠を越えて、孫達を見ると、どんなにかわいいか分かりません。昔、そのような喜びを味わっていたとすれば御旨も全部捨ててしまったかも知れません。 孫達が挨拶に来て、すばやくキスしてから何かもらいたくて待っているのです。お菓子をあげるとすぐ無くなります。「お姉さんにも皆にもあげました」と言うのです。あげるということは悪いことではありません。孫達を見ると、いかに自分の所有欲が強く、自分を中心として、全てに関心を持ってほしいと願うのか分かります。 皆さんもそうでしょう? 女性に生まれて来て、立派な男性と結婚して、東西四方に自慢したいでしょう? 一生の間離れることのできない夫婦の愛を持って愛される妻の誇りが、天地に染みるでしょうか、染みないでしょうか? また、夫も、そのような妻を自慢するでしょうか、しないでしょうか? 神様は王の王です。知識の大王様であり、権力の大王様であり、お金の大王様です。ダイヤモンドなど、万物を創造された大王様です。では、愛することにも大王様でしょうか。勝つでしょうか、負けるでしょうか。神様が愛する時には、静かに愛するでしょうか、天地が揺れる程愛するでしょうか。雷が落ちる音以上にもっと大きいことでしょう。そのような立場で神様が愛することのできる息子・娘を、この地上で迎えましたか、迎えませんでしたか? 何故ですか。堕落したからです。全知全能の神様は、堕落した人間は皆捨てて、もう一度創造されれば良いのですが、それはできないというのです。絶対的な神様が、人間をすべての代表として創造されたという原理原則があるために、永遠の標準として創造されたのを、もう一度創造することはできません。故に、仕方なく、故障を起こしたものとして扱って、修理して、一番目の代表者として立つのがメシアです。アダムとエバを失ったこの地上には、完成したアダム・エバはいません。完成したアダム・エバの愛がこの地上に着陸できませんでした。それが神様の恨みであり、人類の恨みなのです。その恨みの圏を越える立場に立っているのが人間です。この恨みを誰が生じさせたのですか。もちろん悪魔が主動しましたが、張本人は女性なのです。故に、女性が恨みの圏を越えなければなりません。愛の道、愛する人が恋しくて、身悶えして、個人から、歴史と共に、数多くの女性達が男性達に犠牲にされ、悪魔に犠牲にされて来ました。戦争で夫を失い、息子を失うなどの妻の悲しみは、普通の人の悲しみとは比べものになりません。 では、神の立場から見ると、神様は、世界を失い、国を失い、夫と妻、息子・娘も失ってしまいました。一家の真のお祖父さん、お祖母さんの立場を失ってしまいました。そして、真なる父母の立場を失い、真なる夫婦の立場を失い、真なる兄弟の立場を失ってしまいました。そのような理想的な家庭の環境を備えて、天上天下において一族が皇族圏を成して、天上世界と地上世界に王権出現を宣布すべき神の愛の心情の前に、すべてを失ってしまいました。それだけでなく、創造された全世界をサタンに奪われてしまいました。まるで両班家の一人娘が、あした結婚しなければならないのに、悪魔が奪って結婚して子供を産んでから、前の夫に帰ろうとしたら、その前の夫が迎えるでしょうか。それと同じ立場です。僕に奪われてしまったのです。この内容を知っている人は文総裁しかいません。それで十字架を背負って、今まで歩んで来ました。統一教会の女性達は、自分の夫を捨てた人が多いでしょう? お婆さんから十二歳の娘まで、皆先生を慕いました。何故ですか。アダム・エバが堕落したために、女性は三大心情を失ってしまいました。父の心情を蹂躙したし、夫の心情を蹂躙したし、兄の心情を蹂躙しました。このような事は、善悪の果を取って食べた結果として起こりました。悪魔と愛の因縁を結ぶことによって、父母を騙し、夫を騙し、兄を騙したのです。この罪を歴史を通じて晴らさなければなりません。故に、女性達が死ぬ時、安楽に死んだ女性はいませんでした。逆さまになって死ぬとか、様々な悲しみの曲折を経て来ました。そのような事に対して誰が責任を負わなければなりませんか。 エバを保護・育成する責任を負うアダム アダムが、アダムとしての本分を果たすことができませんでした。アダムがエバをリードしなければなりませんでした。中心存在のアダムは、責任を負わなければなりません。保護、育成しなければなりません。責任者とは、統一教会に対する責任を持たなければなりません。苦難があっても全部責任を負わなければなりません。故に、統一教会の人々が誤ったら、文先生のせいにしていましたね。アメリカでは、統一教会に来て原理講義を一週間聞いて入会もしなかった人が、帰りに車の事故で死んだ事件がありました。それを、[文先生が死なせた]と言って叩かれたことがあります。そのような事件がたくさんありました。統一教会の悪い事は全部先生にかぶせたのです。私が、女性のいない男性だけの世界に生まれたら、何故苦労しますか。女性達のためです。アダムが女性の前に責任を果たせなかったので、責任を復帰しなければなりません。個人的女性問題、家庭的女性問題、社会的女性問題、国家、世界的女性問題、このようなサタンの金網を切ってしまわなければなりません。 そのためにはどうすべきか。アダムが創造されてからエバが創造されたので、アダムが完成した後、初めてエバが完成するようになっています。それで救援摂理は、復帰摂理であり、復帰摂理は再創造摂理です。もう一度修理工場に入って、再生品を作るのが宗教です。手と足のような数多くの宗教を組み立てなければなりません。その組み立ての宗教が統一教会です。故に、頭とか腕がどこにつくかは、専門家でないと分からないのです。 罪悪の根本は何であるか、全部解剖して、癌を取り除くように除去しなければなりません。癌の根本となるサタンを追放しなければなりません。文総裁の使命は、サタン追放と、血統転換です。サタンの血統を受け継いで来たので、野のオリーブの畑になってしまったのです。それを、元のオリーブの畑に転換しなければなりません。元のオリーブに接がれることによって、三代を経て、その種を取り入れて、三代後に、その種が元のオリーブの種と同じように認められて、堕落したけれども堕落しない元のオリーブの実を取り入れて、天の国へ再び取り入れようとするのが復帰です。故に、真理を知ることによって、血統転換問題、所有権転換をしなければなりません。 神は全宇宙の主人であり、人間の主人であり、全被造物の主人です。この全ては、愛のために、アダム・エバのために創造されました。またアダム・エバが結婚する時、贈り物として創造されましたが、アダム・エバが、結婚する前に死んだとしたら、父母である神が、その創造物を見ると、どれほど悲しまれることでしょう。ちょうどそれと同じです。それで、堕落によって、アダムの所有権とアダムの主人の立場が、全部サタンに奪われてしまいました。神は、天地創造をなさった主人として、王権とすべての外的世界を失ってしまいました。それらを神が所有することができませんでした。この世界の主人はサタンだと言いましたね! 歴史過程に、個人所有、家庭所有、氏族所有、民族所有、それから更に社会主義の所有権・国家所有権を経て共産主義という独自的な体裁を作ってしまったのです。 故に、世の中の所有権は神に帰さなければなりません。これからの神の所有権を妨げるためのサタン側の世界的覇権を、文総裁が首を切ってしまいました。共産党を誰が亡ぼしたか分かりますか。アメリカの放送局で、共産党を亡ぼしたのは文総裁であり、レーガン大統領とブッシュ大統領を立たせたのは文総裁であるということが、アメリカの歴史に残っています。先生はよく嘘を言いますか? 嘘をついたらどんなに良いでしょう。私は楽だったでしょう。しかし、私は苦難の人生の道を歩んで来たのです。今は、アメリカ朝野のどんなに偉い人でも、世界的に偉い人や、学界の有名なノーベル賞受賞者も、私が「来い!」と言うと来るし、「行け!」と言うと行くのです。それで世界の学者達を動かす大物になりました。 怨讐は、皆その家が亡びるように、その家の息子・娘の悪口を言い、うわさをするのです。統一教会の怨讐達は、文先生を偉い人だと言うでしょうか、愚かな人だと言うでしょうか? キリスト教の人々は、いつ私に会ったことがありますか。私に訪ねて来て御言を聞いたことがありますか。皆気の小さい男達です。しかし私は違います。金日成に対しても攻撃したのです。悪口を言われる文総裁がこのように腹が大きいのに、キリスト教とは戦わないで、彼等に攻撃を仕掛けられているのです。偉い息子・娘は、家中で喧嘩するのではありません。キリスト教も身内ではありませんか。親等で見れば、私の兄の立場です。兄と喧嘩すれば父母の体面はどうなりますか。良いことではありません。故に、父母である神は、将来、一家の祝福を誰に与えたいでしょうか。キリスト教の牧師に与えたいでしょうか、悪口を言われても、その兄を大事にする統一教会の文先生に与えたいでしょうか。言ってみてください。私はもらおうと思いません。皆さんに与えたいのです。では、皆さんはキリスト教を消化する能力がありますか。 世界的長子権復帰の戦いに勝利された文総裁 結論を付けましょう。きょうの題目は、「女性解放」です。文総裁が宗教の世界で責任を負って迫害を受けて来ました。牧師達以上に涙を流し、誰よりも涙をたくさん流したのです。何故ですか。真理を悟ったからです。十七時間ひれ伏して祈祷しました。十二時間は普通です。十年の年月をこのように送ったのです。真理を分らないと胸苦しくて生きることができません。それは神に与えられた心です。霊界から、すべての真理の根本を取り出して根を抜かなければなりません。神の心中の根本内容を取り出さなければならないし、悪魔の心の中に隠れている、罪を犯した根を抜かなければなりません。神の根、悪魔の根を私の手で抜いてしまうのです。悪魔はそれを知っているので、全世界の個人、家庭、氏族、民族、国家を動員して、私の首を切ろうとしたのです。それが四十年間でした。 今は、個人的時代が過ぎ、国家的な時代が過ぎ、世界的な時代が過ぎました。私の首を切ろうとした人々は皆倒れてしまいました。アメリカ自体も亡びるようになりました。ソ連も同じです。金日成も、四十年間赤い王として統一教会の文総裁を殺そうとしたのです。それで、一九八七年、暗殺団の赤軍派二十五名を送って直接処分しようとしました。一九八七年六月に金日成とゴルバチョフが会って計画を立てたのです。「ローマ教皇とレーガン、その中でも一番の首魁はレバレンド・ムーンだ」といって、赤軍派をアメリカに送って、真昼に爆弾を動かしている途中、デパートで買物している人のバッグをたまたま警察官が捜索してみると爆弾だったのです。神は皆役事しておられるのです。十二階の建物を一発で吹き飛ばす威力を持つ爆弾だったのです。文総裁を踏みつぶそうとしたのです。このように死の境地を越えて、ここまで来たのです。その犯人がつかまって裁判の途中、モスクワへ、怨讐のゴルバチョフに会いに行ったのです。共産党が背後で指令した全ての証拠物が残っています。 また、金日成も同じです。全部残っています。生命を押して、危険を押して談判しなければなりません。彼と私と男らしく結末をつけなければなりません。「北韓へ行くので許諾しなさい」と言って行くのです。レバレンド・ムーンの名ではなく、神の名で歴史をかけて押して行くのです。モスクワへ行って、ソ連のゴルバチョフを一度も誉めてはいません。引っ繰り返さなければなりません。金日成も同じです。万寿台国会議事堂へ行って、叩いてしまうのです。もし金日成を賛美したら、政府はどれほど私を民族反逆者だと宣伝したことでしょうか。文総裁は一生の間戦って来ました。だから法に対しては詳しいのです。私は法に引っ掛かることはしません。万国を代表して歓迎されて来ました。 今は南北会談の峠も全部越えたと見ています。私が約束をして来ました。文総裁を支持し、協助できる南韓になったならば、確かに文総裁の願う通りになります。文総裁を除け者にし、馬鹿にするのでこのような状態になりました。政府は分からないけれども、私はそのような記録を持っています。私は愚かな者ではありません。最高の理論家として私に会いに来たけれども、「そのような内容では北韓も治めることもできないのに世界は何ですか。世界は放っておいて私の言うことを聞きなさい」と言うと三十分で目がこのようになりました。故に、そこに集まった人々の中で、理論的に筋が通った偉い人達が衝撃を受けたのです。今も、数日前に行ってきた人々の報告の中で、「誰よりも文総裁が健康でなければなりません」。このような報告を受けました。さて、アメリカを相手として、アメリカは私に屈伏しました。今まで先生がやった事は、個人的な男性、家庭的な男性、氏族的な男性、国家的な男性、世界的な男性、その次は、世界的な男性を代表した天・地の悪魔、今は全部道を切り開いておきました。 宗教は、勝利者を立たせるために否定の道を通過しなければなりません。サタン世界から否定の立場です。一八〇度の否定の立場に立とうとするので、全世界から私を攻撃するのです。迫害されることによって、私は個人から世界を代身して全部切ってしまって、私は私なりに別の方向に向かったのです。それで全世界が私の後に従って来ることによって、世界の勝利的版図を築いたのです。故に迫害は、自分を迫害した人の所有権を譲ってもらうための神の第二の戦法です。迫害されたレバレンド・ムーンが、天の公的な立場でどんなに価値的基準に立っていることでしょうか。もし王であれば、王に反対したならば、それに適する元利金と、利子まで請求して取り戻して来るのです。悪魔は打って失うけれども、神の作戦は打たれて奪って来るということを知らなかったのです。何故統一教会が迫害されたかというのです。それは神の戦略であって、神は打たれて損害賠償を請求できるのです。アメリカが私を打つことによって亡びました。ソ連が私を打つことによって亡び、キリスト教が私を打つことによって滅亡の危機に陥っているのです。解放以後に全世界のキリスト教を代表したアメリカが統一圏世界を成すことができなかったのは、文総裁に反対したからです。それで、完全に亡んでしまいました。キリスト教は天の国に行って立つ立場がないのです。 今は反対がありません。これからは私が反対します。清算する時が来ました。エデンの園でアダムとエバが一緒に堕落したので、清算する時も一人ではできません。エバと共に清算しますが、誰から清算するかというと、悪魔からです。悪魔の主権世界を全部解決し、清算しなければなりません。サタンの血族である野生のオリーブの畑を一つも残さず全部切ってしまったのを、元のオリーブの木に接ぎ木して、神が管理できる世界に取り戻す時に、天の国の出発が始まるのです。 共産世界は行く道を知らず、民主世界も行く道を知らないけれど、文総裁は平和の世界を明らかに見出しています。イエス様が死ぬことによって、右側の強盗と左の強盗とバラバが出て来ました。本来は生きて統一して、生きてイエスに従ったならば、三者は一つになったはずです。堕落することによって、カインとアベルが戦い、右側と左側が分かれました。堕落によって、神が左側へ、サタンが右側へ行ったことを再び取り戻さなければなりません。故に次子を中心として、摂理して来たのです。これが、今回お母様の演説内容の要点であり、摂理の骨子です。 解放と完成の時代の到来 今、キリスト教は大変なことになりました。聖書を解明できる理論がありません。文総裁は、神の国の男性を代表して来たのです。原理を知ったならば、牧師達は皆逃げることでしょう。民主世界の後孫達が被害を受けて、今日、麻薬とフリーセックスによって全部亡びるようになったのは、文総裁を迫害したキリスト教が亡びるようになったためです。何故ですか。神が打ったのです。彼等はサタン側に立って神側を打ったので、二千年間復興したキリスト教が、二次大戦後の四十年間で完全に亡んでしまいました。年寄りだけが残って、青年達は皆統一教会へ来ました。荒野で一世達は倒れたのです。二世がカナンに復帰したように、今日の二世達は統一教会の側です。統一教会の人々は青年が多いのです。 日本の民団と朝総連は文総裁によらないと統一はできないというのです。金日成の主体思想ではできません。理論的に不当です。統一教会の文総裁は彼等の知識では評価することはできません。次元が高いのです。私が世界の神学者を主管して、七九年度に世界七〇か国の神学者達を全部整理してしまいました。アメリカの神学界を動かす著名人達の中の三分の二は、我々のグループです。私は賢いのです。私の目を見なさい。遠い所が見えるようになっています。私は八歳の頃、親戚や近所の人々が乙女と青年の写真を持って来て聞いたとき、私が「駄目だ」と言ったものはうまくいかないのです。そのような知恵があるので、世界の数多くの青少年達を連れて来て、今回も八月に数万双の合同結婚式を行うことになりました。このような知恵をもたなければ、泥棒中の泥棒です。責任を持つことができますか? 故に天の秘密を探ることができたのです。 男性的世界において、反対した全ての悪魔の系列にいる人達を、個人的に屈伏させ、家庭的、氏族的、民族、国家、世界的に屈伏させることによって安全地帯が来たのです。私が完成したアダムであれば、お母様は完成したエバの立場に立つために、お母様の道を築いて来たのです。今まで、お母様は、攻撃されるので私の後に付いて来ました。表に現れたら大変なことになります。お母様はどこにいますか。下で聞いていることでしょう。私が道を築くので、私に従って来るように、前でやって来ました。お母様があのように素晴らしく講演をなさるとは、思ってもみなかったでしょう? 三十年の年月をかけて教育して来たのです。お母様が偉くなったのは、先生の教育が良かったためです。自分の家内を天下の大物にさせた男性が世の中のどこにいますか。歴史以来、文総裁以外にはいません。罪を犯したエバの根を取ってしまわなければなりません。 今はソ連も私を無視できません。日本も同じです。数多くの国会議員が私に従っています。韓国は身内なので手をつけていません。故にまだ幼いのです。偉い人は自分の家で威張るのではありません。外に出て帰って来る時は、以前の弟の立場、兄の立場にそのまま帰って来るのが家庭を愛する道理だったのです。私は韓国を愛することができませんでした。私の行く道を全部整備したので、私に反対する人はいなくなりました。 文総裁の解放の時代を迎えました。女性ではなく、男性の解放を願った神の願いが、文総裁によって完成しました。神の名でこのように戦って勝利した人は私しかいません。イエス様も亡くなりました。孔子も当時には有名でしたが、何もありません。私は一代に数千年の宗教の宗主達を率いています。それで、「世界平和宗教連合」を作りました。誰が長ですか。私は「やらない」と言っても立たされました。U・Nが責任を果たさなかったので、世界の元首相を中心として、「世界平和連合」を創設したのです。今まで政治家と宗教家の道が異なったために戦いました。心と体が二つに分かれたのを、文総裁によって世界的版図で実を結びました。宗教の左右、思想的世界において共産世界と民主世界は左右です。左右を私の手で一つにして、サタン世界を一八〇度転換して帰って来なければなりません。故に、統一教会の還故郷の論理が成り立つのです。 還故郷と氏族メシア 故郷に帰らなければなりません。故郷に帰らなければ、故郷の地が神の国と連結できません。私が愛する故郷の地は、悪魔の血統に連結された神の怨讐の版図だったのです。その故郷を自慢すれば、神様はそれを聞いて、胸に釘を打たれるようになるのです。 世界的版図を築いて、その故郷が神の国の故郷として連結できるようにしなければなりません。それをアダムが失敗し、イエスが失敗しました。アダムは家庭的に失敗し、イエス様は国家的に失敗しました。再臨主は三次アダムです。一次アダムが失敗したのを、二次アダムが復帰しようとしましたが、二人とも失敗しました。三次アダムである再臨時代に来て、イエス完成の歴史を残さなければなりません。三次アダムはイエス完成の立場でもあり、アダム完成の立場でもあります。文総裁によってサタン世界の根と幹を切ってしまいました。竹は幹がありません。真っ直ぐ出て来ます。イエス様の失敗を、祝福家庭を通じて復帰します。イエス様の責任は、アダム家庭の失敗を復帰することでした。それを復帰することができなかったので、それを延長して、イエス責任完成の立場に立って自分の家庭に入るのです。自分の父と母が完成したアダム・エバの立場に立つことによって、初めてエデンの園で失われた本然の故郷の地を取り戻すことができるのです。 故に、平面的に見ると、自分の父母が統一教会に反対し、自分の息子・娘を殺そうとした、その父母を復帰しなければなりません。祖父母を始め、四代を中心として家庭の全体が完全に一つになり、統一教会員たる自らは氏族のメシアの立場に立って、祖父母、父母、兄・姉を屈伏させて、三代が敬礼をするようにならなければなりません。天地開闢です。お祖父さんが孫になり、父が息子になる逆さまの時代が来たのです。 歴史以来、文総裁によって、真なる完成的愛を中心として、初めて人類の先祖の立場に接ぎ木しました。アダムの完成した立場、イエスの完成した立場を平面的になしたアダム家庭の蕩減復帰型、イエスの蕩減復帰型は、文総裁によって、横的な幹がそこから出て来るのです。自分の父母が天の前に屈伏することによって、旧約時代、新約時代、成約時代の全てを蕩減するのです。歴史以来、人類は本来ならばアダムの後孫、イエス様の後孫にならなければなりませんでした。しかし、イエス様を不信したためイエス様は亡くなり、世界は全部サタンの後孫になってしまいました。これを世界的版図で再び戦って整備しました。今は統一教会に反対する怨讐は無くなりました。キリスト教と統一教会はどちらが本物か、解剖して見れば分かります。男性世界のサタン圏が支配した全てを、個人的反対圏、家庭反対圏、国家反対圏、世界反対圏、悪魔反対圏を文総裁の一代に、四千年の間イスラエルが失敗したのを完全に整備しました。それでお母様がここまで来ました。 南北統一の責任を担う人 韓国はアダム国家であり、日本はエバ国家です。個人的に蒔いたので国家的に取り入れなければなりません。アダム国家の型が再臨のイエス、相対的国家の型がエバ国家である日本です。このような話は説教集に全部出ていますので、説明する必要はありません。そのように四大国家に蒔いたのを、全世界を代表して実を結ばなければならないのが韓国なのです。それで韓国には父が二人います。神側の再臨主と、サタン側の金日成がいます。また、教会も、サタン側のキリスト教会と、第二次世界大戦後責任を果たさなかったキリスト教を代身した統一教会があります。アメリカの代わりに訪れてくる韓国の政治情勢、これは、解放以後の四十年前と同じです。 今、大統領選挙に向かって何人かが戦って、お互いに大統領になろうとしていますが、誰でも大統領になることはできません。誤ったら一家が皆殺しにされてしまいます。先生は「党をつくるな」と言いました。統一教会が党を作ったら党争しなければなりません。 統一教会は全体を抱いて天の方向に導かなければなりません。党派を越えて南北を統一しなければなりません。それで、「南北統一のための指導者総連盟」を北韓とアメリカと共に作らなければなりません。北韓の金日成よりも、中国とソ連に圧力を加えなければなりません。文総裁が金日成の背後に連絡したのは十四年前からです。ソ連は二十四年前からです。中国は三十一年になりました。統一教会員が皆入ったのです。金日成は、北韓の地に、私によってキリスト教会が建てられたことを知りませんでした。それで今回、行って彼等に二千ドルを献金しました。また、カトリック教会もかわいそうです。カトリック教会も訪問してお祈りしました。「神様、ここが悪魔の魔手に倒れないように」と私が宣言して、「新しい世界の潮が北韓の地に入って来るように」と祈りました。一週間どれ程サタンと戦ったことでしょうか。その戦いをしなければなりません。完全に霊的に収拾して、実体的に蕩減条件となります。私は北韓に対して責任を果たしました。南韓は既に果たしました。南北統一する人は、文総裁以外にはいないということが一般国民の評判ですね! (「はい。」)キリスト教会の人も、自分達の牧師の力では南北統一はできないということを知っています。何故ですか。サタンが知っているからです。 日本と韓国は一つです。昔は「日韓合併」と言いましたが、今は韓国と日本は一国です。昔は先生の話が遥か遠い夢のように聞こえましたが、今は実体的に目の前に現れる時代となりました。皆見ましたね! 力が出てきますか、出てきませんか? 走りますか、走りませんか? それが分かったので、土砂降りの雨が降っても、四月十日の大会は超満員にならざるをえません。キリスト教は、雨が降るようにと、どれ程祈ったことでしょう。キリスト教会と統一教会の両方とも、雨が降ることによって解怨成就をしてくださったのです。同じ時代圏に来たので、あの祈祷も聞いてあげなければならなかったのです。統一教会は雨が降るとは夢にも思いませんでした。今まで、どんな大会も、雨が降っても時間になったらちょうど晴れて来て勝利したという伝統があるのに、雨が降ると思った人は手を挙げなさい。私だけが、「雨が降るかも知れない」と言いました。故に、キリスト教の解怨成就、統一教会の心配も成就されました。心配することなく大会は成就できません。雨に濡れてぶるぶる震えましたね! 縮小されたので、拡張するための試練です。 怨讐の子供と自分の子供が喧嘩をする時、親が入ると共に亡びます。故に賢い人は、その怨讐の前に「私の子供が悪かったのです」と言って頭を下げるのです。キリスト教の祈祷通りに雨が降ったので、[神様有り難うございます]と、私はそう思いました。神様がご覧になる時、キリスト教は喜んだのに、私は「申し訳ありません」と言う時、神様はどう思われるでしょうか。雨が何ですか。爆弾が落ちても行くのです。神様が守ってくださったため、病気になって下痢した人はいないでしょう! 真の父母様の勝利により迎えた統一教会の春 統一教会の歴史以来、初めて統一教会の春が来ました。今年の春は統一教会の春です。先生が立って、お母様は付いて来ました。アダムがエバに付いて行って亡びましたが、アダムが蕩減復帰するには、エバがアダムに付いて来ることによってなされます。今は世界において還故郷して定着することのできる時が来たので、今までは一人で戦ってきたけれども、故郷の門前に来たので、自分の相対者と共に行進する準備を整えて、お母様を中心として世界女性解放を宣布したのです。 それで、このことによって、皆さんは各道の女性警察署の代身をしなければなりません。何故ならば、自分達の夫が酒を飲んで浮気をしたとすれば、その妻はじっとしていても、その組織を通じて、その夫を女性の群れが包囲して罰を与えるのです。「この野郎! 以前と同じように悪党の後継者の立場に立っているのか! 再び神側の春の季節を迎えて女性解放の時代が来たので、毒の針を刺しますよ!」と、そのように女性達が囲んで、いっせいに戦うのです。女性の権限を獲得しますか、しませんか? このようにして家庭で母として、妻として、お姉さんとして、お祖母さんとして、恨みの多い歴史を解放して、四代の全ての女性と男性が一つとなって愛を賛美することのできる、愛の怨みの中で生まれた全ての万民が、愛を中心として解放される場において、千年万年踊りながら生きて死ぬのです。 我が民族は啓示的民族であり、両親を慕わしく思う民族です。「青空銀河水」(半月)という歌は、人工衛星を歌う歌です。私達の第二の故郷の歌です。素晴らしい民族です。春香は烈女であり、沈清は孝女です。このように、理想を持った民族です。故に、五千年の歴史を通して滅びませんでした。苦難があれば、山を越え、野原を越えるのに有名な民族でした。ソ連の領土や国境地帯の寒い山脈地帯が嫌だからその山脈を囲んで戦うのです。白頭山を越え、平野に定着し、ここから新しい文化の創建がなされるのです。世界の万民が慕う国の旗を掲げて、万国の長孫国家、選民権を受け継ぐことのできる長孫国家として永遠に継承するでしょう。これが結論です。 お父さんとお母さんが解放される時が来たので、それに付いて行く息子・娘も、解放される時には自然に成されるのです。今回の大会はそれの宣布式です。宣布しなければなりません。今は天と地を統一したのです。先生は今までこういうことを成し遂げたのです。これからは統一教会を信じなければ、霊界がそのままではおかないのです。南北が統一されれば伝道する必要はありません。世界の全ての宗教の教主が集まって来るのです。それで万国が貢物を捧げる時が来るのです。誰の前にですか。真の父母は長子です。真の父母様は、真なる父母なので、人類の先祖の中の先祖であり、又真の父母様は真の王権です。真の王権が始まるのです。真の王権が成り立ったために、地上に真なる王族が設定されるのです。キリスト教の十四万四千人の群れは王族権を言うのです。そのことが進行しているのです。でも、キリスト教では、雲に乗って天使長がラッパを吹いて再臨主が来ると信じた人々は、太平洋に飛び込む人が多いでしょう? 統一教会が四十年間迫害され、殺されかけた文総裁が、天下の第一の立場に立つようになれば、自殺する人も出てくるかもしれません。その時は自殺しないように言いなさい。 文総裁は生かそうとするのです。これが兄弟愛です。そうではありませんか。今は良い時が来たのです。春が来ましたね。これからは統一教会の春です。春を迎えるために雨が降り、芽が出て、根が深く下りて、雨が降ることによって新しい枝が伸びるのです。故に、四月十日は、神様が全世界を祝福する象徴として雨がたくさん降ったのです。台風が来て、演説する原稿用紙が飛んで行ったら良かったのに、そのようにはなりませんでした。もし、そのようになれば、キリスト教会はどんなに悪宣伝したことでしょうか。キリスト教会がどんなに悪宣伝しても、統一教会は、花が咲く時は花を咲かせ、実を結ぶ時には実が結ばれるのです。実のない青い葉は呪われるのです。実のない教会は名も残さず遠からず消えてしまうことでしょう。はっきり知らなければなりません。先生の話が正しいか祈ってみなさい。女性解放は家庭からです。お母様が代表です。 柳寛順の精神を相続すべき日本の女性達 日本はどういう立場ですか。カインとアベル、エサウとヤコブ、ゼラとペレツのように、日本の中には、韓国の民団と朝総連が、ペレツとゼラのように争っています。これを日本政府が一つにする責任があることを今回伝えました。それで、柳寛順精神を日本の女性達が引き継がなければなりません。エバは十六歳に堕落しました。故に、韓国の女性を代表した十六歳の柳寛順は独立運動のために体を六か所も切られてしまいました。その独立運動の期間の一九二〇年の正月に、先生はお母さんの腹から誕生しました。日本がエバ国家として登場するためには、柳寛順のような、アダム国家のエバの責任的使命を成就できる代表的な犠牲者が出ることによって、その伝統を日本に接ぎ木しなければなりません。このことが今、成されようとしています。統一教会、民団、朝総連が一つにならなければなりません。日本政府を中心として一つになれば南北統一は成されるのです。金日成は堕落したアダムの立場にいるので、日本を倒そうとしているのです。 文総裁の言うことを聞かなければなりません。ブッシュ政権も同じです。それを知っているので、彼等は私の言うことを何でも聞こうとしています。そのようにして山を越えて、川を渡って、野原を通って来ている間に共産世界は夜になり、こちらは朝の日が射して来るのです。それによって、知らざるを得ない平和な自由天地の世界が訪れてくるのです。それで、日本を生かすのも文総裁であり、中国、ソ連、アメリカを生かすのも文総裁です。 アダム・エバを中心とした三天使長と神様で六数です。これは国家的実です。アダム国家・エバ国家、そして三天使長は中国・ソ連・アメリカ。アメリカは神側の天使長です。堕落して世界的に実を結んだ悪い物は全部取り除いて、善なる物は天国の倉庫に刈り入れる時が来るのです。 蕩減復帰です。四大国家は文総裁の思想圏内に既に入ってきました。道は二つではありません。一つしかありません。希望を持って、自信を持って平和の目的地に向かって直行してください。(「アーメン。」)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.28
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「世界の統一と人類の責任」日付:一九九二年四月十日場所:韓国、ソウル、オリンピック・メーンスタジアム行事:「世界平和女性連合」創設大会および「アジア平和女性連合」ソウル大会(真のお母様) 貴賓の皆様、世界各国から韓国を訪ねてこられた「世界平和女性連合」七十数ヵ国の代表の皆様、各界の女性指導者ならびに満場の会員の皆様。きょう私は、「世界平和女性連合」創設および「アジア平和女性連合」ソウル大会に、このように満場の盛況を呈してくださることによって、平和世界実現のための女性連合の決意を高め、その壮途を祝福してくださる皆様に心からの感謝を捧げます。 女性たちが中心となって、このように多くの女性が一堂に会するのは初めてのことだと思います。この日を契機として、世界の女性たちが、その高貴な本然の役割を自覚し、平和と幸福と自由のあふれる理想世界を創建する道が開かれることを確信しながら、「世界の統一と人類の責任」と題してお話ししたいと思います。 昨年(一九九一年)の十一月三十日、私は、夫の文鮮明総裁と共に北朝鮮を訪問しました。一週間、北朝鮮に滞在しながら、金日成主席をはじめとする各界の指導者たちに会い、様々な場所を見て回りました。一般には知られていませんが、夜を明かしながら祖国統一のために精誠を尽くし、また天運と現実の世界を合わせるために血のにじむ努力をする夫を、私はこれまで間近で見守ってきました。 考えてみてください!今回の北朝鮮訪問は命を懸けた冒険といえないでしょうか。皆様もよく御存じのように、文総裁は共産主義者たちの最も嫌う宗教創始者であると同時に、世界一の勝共指導者です。北朝鮮は思想的にどれほど統制された所でしょうか。北朝鮮の指導者たちは文総裁を一番の怨讐と定め、全世界に悪意に満ちた数々の宣伝をしてきたではありませんか。そのような地に、文総裁は神様だけを頼りに入っていき、最高指導者に天命を説き、「『主体思想』では統一できない。『神主義』で統一しよう」と提議したのです。 私たちの北朝鮮訪問は、共同投資や事業を目的としたものではありませんでした。何らかの計略を抱いて行ったわけでもありません。故郷訪問や親戚との再会が目的ではありませんでした。摂理のみ旨に従って、心から与え、尽くしたいと思う神様の心、真の愛を抱き、天命を証して諭し、北朝鮮の指導者たちの心の扉を開き、真の統一への突破口を開くためでした。 夫は、北朝鮮に滞在する間、最高の国賓としての礼遇を受けましたが、一晩たりとも楽に休むことはできませんでした。切なる祈祷で天運を連結し、神様のみ前に統一のための条件を立てながら夜を明かしました。韓半島の統一は、政治協議や経済交流だけでは成し遂げられません。天運と共に神様の真の愛によってのみ、統一は成し遂げられるのです。統一は神様の摂理と直結しており、また世界の統一を成し遂げるための必須段階だからです。 世界各国からお集まりになった女性連合会員の皆様。私はこの歴史的な場で、儀礼的な挨拶をしようとは思いません。過去と現在、そして未来の意味を歴史の前に宣布するお話を語ろうと思います。きょう、私が宣布するメッセージは、周辺でよく耳にするありきたりな内容ではありません。今日の女性たちが必ず知らなければならない天の秘密を明かす内容です。 今日、現世は病み、死に向かううめき声で満ちており、このような環境は、過去はもちろん、未来においても、そうならざるを得ないというのが歴史的事実です。それは、人類始祖の失楽園が原因です。すなわち、私たちの始祖が重病にかかったという意味であり、宗教的な用語を借りるならば「堕落した」ということです。このように堕落によって病にかかり、人類歴史は病魔とサタンを中心として出発したのです。 神様が願われた創造理想に相反する悪の主人サタンと悪の子女になったアダムとエバが結婚し、悪の先祖として出発したことは、人類歴史の悲運でした。こうして人類はサタンの愛、サタンの生命、サタンの血統を受け継がざるを得なくなったのです。 本来夫婦が合徳(和合)できる愛の器官は、真の愛の本宮であり、真の生命の本宮であり、真の血統の本宮でした。愛は、夫婦の生命を激しく動かし、その夫婦が一体化して愛で合徳することによって、血統を継ぐ子女を繁殖するようになっています。生命の中心は愛であり、血統は、夫婦の愛と生命によってつながるのです。愛と生命と血統を連結しなければ、歴史はつながりません。堕落以降、人類は、サタンの愛、サタンの生命、サタンの血統権の捕虜になっているのです。 アダムとエバは、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を青少年期に蒔いたので、終わりの日である終末の時代が来ると、青少年の淪落問題が全世界的に起こるようになるのです。今が正にそのときです。 サタンは堕落した愛の条件を中心として、神様の本然の真の愛の世界を永遠に滅ぼす舞踏場をつくりました。サタンは、性解放、青少年の倫理と麻薬問題などによって家庭破綻と伝統の打破を計り、現世を地上地獄にしてしまいました。したがって、真の男性、真の女性、真の兄弟、真の夫婦、真の父母、真の社会、真の国家、真の世界は、夢にも考えることができなくなったのです。 人類は、サタンという存在ゆえに、このような罪悪の世界をつくるようになったことをはっきりと知り、その根源と堕落の起源を明らかにしなければなりません。人類は、サタンとアダムとエバが三位一体になったことを暴露し、創造理想である神様とアダムとエバの三位一体を回復しなければならないことを悟らなければなりません。 この世界的な難題の解決のためには、サタンが犯した罪と人類始祖が犯した罪の根本をはっきりと知って、彼らを讒訴する証言者が必要です。神様とサタンは、堕落に対する内容を知っていましたが、アダムは未成年者だったのでよく分かりませんでした。しかし、終わりの日に、復帰されたアダム完成者が来れば、これをはっきりと明かすようになるでしょう。そのお方は歴史的なサタンの罪状を明らかにし、サタンを追放できる時代をもたらすでしょう。そのとき、初めて人類は希望と平和、幸福と自由の転換時代を迎えるようになるのです。 人類は、偽りの父母であるサタンを中心とした偽りの愛と偽りの生命と偽りの血統を清算するために、接ぎ木の方法を通して、野生のオリーブの木を真のオリーブの木に戻さなければなりません。すなわち、人類は、神様と真の父母様に接ぎ木され、真の愛と真の生命と真の血統を取り戻し、地上天国と天上天国を実現しなければならないのです。これが、救援摂理、復帰摂理、再創造摂理の目的となるのです。 このように真の父母の顕現は、途方もない歴史的な重大事件なのです。真の父母様は、人類歴史の終結であり、結実体であり、また人類文化の完成であり、宗教歴史と哲学史の勝利なのです。それでは、真の父母の顕現に先立ち、蕩減復帰と再創造路程が必然的なものなので、その路程がどれほどつらい大変な歴史路程だったかを詳しく見ることにしましょう。 それを知るようになれば、私たちの責任がどれほど重要であるかが分かるからです。聖書に立脚した歴史路程は、命には命、目には目、歯には歯で蕩減される路程でした。堕落の責任は、サタンを中心として、エバから始まり、アダムに移りました。すなわち、偽りの生命の種を受けたエバの立場からすれば、神様に代わってサタンが父の位置でエバと一体となって、アダムを生んだ立場となり堕落がなされました。 こうしてエバは、天使長とアダムを各々父と息子のような立場に立てて堕落したので、蕩減復帰路程で探し立てられた神様のみ旨にかなう血統を受け継いでいこうとしなければなりません。聖書を研究してみると、私たちには到底理解できない摂理歴史が秘められていることが分かります。エバは本来、天の父とその息子であるアダムと一体にならなければならない立場でしたが、堕落して逆に天使長と一体化して、次にアダムをも堕落させて、彼をサタンの立場に立ててしまいました。 これを逆に蕩減復帰するために、たとえ堕落したとはいえ、永遠性をもって創造された原理的な基準のあるアダムの家庭から摂理をされました。したがって、サタンがエバを奪った最初の愛の象徴であるカインをサタン側に立て、本来エバの夫となる立場にあったアダムとの二番目の愛の象徴として生まれたアベルを天の側に立て、善悪闘争の歴史を通して根本的な蕩減復帰路程を展開してきたのです。 サタンの占有する長子権を天の側の次子権が復帰して占有しようとするので、次子を祝福してあげなければならない歴史が現れるようになるのです。例えば、カインとアベルが同時に供え物を捧げたときも、神様はカインの供え物は受けず、アベルの供え物だけを受けられましたが、その理由は正に、次子が天の側に立っていたからでした。カインが自分の供え物を、アベルを通して捧げていたなら、神様、アダム、天使長の本来の秩序を形成して復帰することができたはずでしたが、カインがアベルの命を奪うことにより、天はセツを立てて摂理を継承させました。 このように、カインとアベルが別々に生まれた兄弟としてみ旨を成就できなかったので、母の腹中にまで戻っていく歴史が展開するのです。双子であるエサウとヤコブの兄弟が母リベカの腹中で闘うので、リベカが不思議に思って神様に尋ねると、「二つの国民があなたの胎内にあり、E兄は弟に仕えるであろう」(創世記二五・二三)とおっしゃいました。そのときからリベカは次子として生まれたヤコブに、より関心をもつようになったのです。先に生まれたエサウから、次子のヤコブを通して長子権を蕩減復帰させるために、リベカはエバの立場に立って責任を果たさなければならなかったのです。 出エジプトのとき、イスラエルを中心としてエジプトの長子を打ったことも、ヤコブがヨセフの息子マナセとエフライムの手を交差して祝福したことも、長子権と次子権を入れ替えるための、天の隠されたみ旨があったからなのです。エバが、父である神様とその息子であるアダムをだまして堕落したので、リベカは反対に天の側に立って、父イサクとその息子エサウをだまし、ヤコブが祝福を成就できるように母子協助したのです。ですから、ヤコブは長子権を取り戻し、母子協助の基盤の上に勝利したイスラエル選民を出発させることができたのであり、天の側の長子権、次子権を条件的に得て、勝利的選民編成を成し遂げることができたのです。 しかし、ヤコブが長子権を獲得したのは四十歳以降のことだったので、依然として四十歳以前の圏内は、サタンから勝利したという条件を探し立てることができませんでした。したがって、歴史は再び、ユダの嫁タマルを通して腹中で分別の勝利を得るために、もともと弟であるはずだったペレズが、腹中において双子の兄ゼラを押しのけ、先に兄として生まれたのです。このように押しのけて出てきたという意味でペレズと名づけられたのです。 有史以来、母の腹中に植えつけられたサタンの血統を神側に復帰し、腹中で長子権と次子権を天の側が取り戻し、本然の血統権を探し立てるようになり、その基盤の上にユダ支派を通してメシヤ誕生の基盤を築くことができるようになったのです。 タマルという女性もまた、エバの立場を清算するために舅と息子を否定する立場をとり、蕩減条件を立てました。タマルによる胎中聖別によって、真の血統がサタンの讒訴なしに天の子女として懐胎、出産できる蕩減条件が確立したのです。腹中勝利を収めたこの基準は、続いてイスラエル民族とユダヤ教の子孫たちへと引き継がれ、真の父母であるメシヤを送ることができるときを待たなければなりませんでした。なぜならば、サタン側では既に世界的国家が立てられていたので、イスラエル民族もこれに相応する国家的版図を形成したのちにメシヤを送り、世界の国々を蕩減するためでした。 神様が約二千年間待ち続けて、国家基準の上でエバのような立場の女性を再び探し立てて摂理されたのが、マリヤを通した摂理です。リベカやタマルはアダム再創造過程において召命を受けた重要な革命的女性でした。アダムとエバが約婚段階にあったように、約婚段階にあったマリヤも、死を覚悟して絶対的に神様と一体となり、父子を欺いた立場で蕩減復帰歴史を完遂した烈女でした。そうして懐胎したイエス様に対してサタンは、マリヤの腹中にいるときから血統的にいかなる讒訴もできませんでした。 このように勝利した女性の体から生まれたイエス様は、神様だけが取ることのできる初愛の実となり、有史以来初のひとり子として誕生したのです。このような血統聖別の過程を通して生まれた聖者はイエス様しかいないので、イエス様を聖者の中の聖者と呼ぶのです。したがって、キリスト教文化圏は世界的に大きく拡張し、神様は第二次世界大戦の勝利とともに、キリスト教文化圏を通して世界統一のみ旨を果たそうとされたのです。 第二次世界大戦を摂理的に見ると、堕落によってサタン側のカインと神側のアベルに分かれました。神側の世界国家次元で結実したエバ国家である島国イギリスと、そこから生まれた次子権のアベル国家であるアメリカ、長子権のカイン国家であるフランスが連合国を形成し、アメリカは世界の連合国を代表した位置に立つようになりました。これに対抗して、サタン側のエバ国家である日本、サタン側のアダム国家であるドイツ、そしてサタン側の天使長国家であるイタリアが枢軸国を形成しました。神様は天の側である連合国が枢軸国と対決し、サタン側に完全勝利した基盤の上に統一世界を探し立てようとされました。 ここで、神様の真の愛をたずさえて来たアダムである真の父母が中心となり、偽りの父母の種を受けた人類を一度に清算し、真の父母の本源的真の愛、真の生命、真の血統を連結して、新しい真の人間の種を継承することを、神様は願われました。しかし、来られる真の父母は、キリスト教から反対を受けることによって荒野へと追い出され、結果的にイスラエルの四千年の歴史を通して築いた蕩減の道を再び失ったことになり、真の父母は一代で四十年再蕩減路程を通して完結しなければならなかったのです。 来られる再臨主は第三次アダムとして来られる方であり、天界の真理をもって来られ、サタン側の個人、家庭、国家、世界路程によって蕩減し、アダムの失敗とイエス様が成し得なかった使命を完全蕩減復帰することによって、統一世界を創建するのです。このように第三次アダムは、第一のアダムが家庭基準で堕落したことを国家基準で蕩減復帰し、さらには世界全体を蕩減復帰して勝利しなければなりません。 統一教会の創始者である文鮮明牧師とその妻である私は、真の父母の立場で、歴史的なサタン側の讒訴条件をすベて背負い、子女たちの解放のために、神様と一体となって苦難の世界的蕩減の道を歩んできました。真の父母は、イエス様とは反対に、ゴルゴタの峠を生きて越えなければならない歴史的召命を担い、運命的な開拓者の道を歩まなければなりませんでした。 アベル的なユダヤ教とカイン的なイスラエル国家が一つとなってイエス様をお迎えしていれば、世界版図は、イエス様を中心として統一圏として結ばれていたはずであり、その基盤の上にイスラエルは、イエス様の真の愛を中心として接ぎ木され、新たに生まれた世界的長子権国家となっていたはずでした。 ところが、その当時、選民圏を誇っていたイスラエルは、メシヤとして来られたイエス様を中心として全世界を救おうとされた神様のみ旨を知ることができなかったのです。彼らは、「メシヤが来れば、全世界がイスラエル王国をあがめ、そこに仕えるようになる」ということだけを信じたのであって、「神様のみ旨は、個人や家庭、国家の救援のみに限られたものではなく、世界復帰にある」ことを悟ることができませんでした。今日のキリスト教も同じ立場に立っています。 神様は、イエス様が三十年余りの生涯をかけて心血を注ぎ、成就できなかった国家復帰の使命を、二十世紀に入り、キリスト教の中心国になったアメリカを第二のイスラエル圏として立てて完成しようとされたのです。また、第一イスラエル圏であるイスラエルとユダヤ教が失敗したことを蕩減するために、再臨のときには、第二イスラエル圏のアメリカとキリスト教がカインとアベルの立場に立って、世界的な蕩減復帰の版図を造成し、統一を完遂しなければならない使命があるのです。 イエス様が十字架にかかって亡くなることにより、イエス様の時代に完遂しなければならなかった使命が成就されなかったことは言うまでもなく、イスラエルの国まで失ってしまいました。したがって、キリスト教は、霊的に国家の形態を追求しながら、その命脈をつないでくる歴史を形成しました。ですから、再臨のときにはイスラエルの失敗を再蕩減しなければならないので、再臨のメシヤとして来られる方は、世界的レベルで勝利しなければならないのです。イエス様が十字架にかかって亡くなられるとき、共に十字架にかかった右の強盗と左の強盗、そして凶悪な強盗バラバは、地上のイスラエルが失敗することによって生まれた三つの類型です。 再臨のときには、右の強盗の立場にはキリスト教圏、左の強盗の立場にはサタン側の共産主義世界、バラバの立場にはイスラーム圏、このように三つの類型として分かれます。今や再臨されるイエス様は、責任をもって左翼と右翼を一つの方向に結び、バラバ圏であるイスラーム圏まで合わせて蕩減復帰し、一つの方向に収拾しなければならないのです。その方はこれまで地獄に向かって走ってきた人類の方向を一八〇度転換させ、天国に向かうように収拾しなければならない重大な使命をもっているのです。 このように、人類の真の父母としての資格をもって来られる再臨のイエス様は、神様が勝利された基盤を世界的な版図として再整備するために、全霊界を収拾して、地上の先進諸国を、キリスト教を中心として再編成しようと絶えず努力してこられました。特にキリスト教を中心とした、イギリス、アメリカ、フランスが真の父母に反対したので、天は統一教会をキリスト教の代わりに準備させました。 そうして、統一教会は、世界的サタン圏である共産主義はもちろん、キリスト教諸国を含めた全世界をも反対する試練の峠を越えさせ、サタン側を天の側が取り戻して歓迎する立場に立たせなければなりません。そうやって韓国と日本とドイツが真の父母に仕えることのできる世界的国家として現れるようになりました。神様は再びこれらの国家を中心として蕩減の役事(働き)を展開してくることができたのです。 真の父母がなす世界摂理から見ると、韓国はアダム国家、日本はエバ国家、アメリカはアベル国家、そしてドイツはカイン国家として立てられました。日本と韓国は怨讐関係であり、アメリカと日本も互いに怨讐の関係であり、アメリカにとってはドイツも怨讐国でした。 真の父母は、この摂理的四大中心国家を協力させ、第二次世界大戦後にキリスト教を中心としてアメリカが果たすことのできなかった責任を、再び成し遂げるための二十一年の蕩減路程を直接歩まれました。その路程に成功することによって、勝利圏を探し立てたのです。今や、個人、家庭、国家、世界、そして天宙的なゴルゴタを勝利的に越えてきた真の父母の宗教である統一教会は、アメリカに新しい方向を提示してあげ、また希望を失ったキリスト教に新しい希望を植えつけてあげ、さらには、共産圏はもちろん、イスラーム圏まで収拾してきました。また韓半島では、二十世紀において、ヤコブとエサウとが南北の形で対決する、すなわち真の父母と偽りの父母格である金日成主席との対決において、真の父母は、真の愛によって勝利的父母権を蕩減復帰しました。 これをもって、韓国を歴史的勝利を成し遂げた第三イスラエル圏として立てられ、新しい統一世界の選民国家とするのです。今や第三イスラエルである韓国は、統一世界、平和世界を願う真の父母とその子女がみ旨を成し遂げる基地となり、地上天国と天上天国の基盤を構築する中心となるのです。 第二次世界大戦後、韓国、日本、アメリカ、ドイツが大きく復興したのも、摂理歴史の視点から見るとき、韓国はアダム国家、日本はエバ国家、アメリカはアベル国家、ドイツはカイン国家の位置に立つことによって、神様の祝福を受けたためであることを知らなければなりません。 本来エデンの園でアダムとエバが天使長と共に堕落し、蒔かれた種が世界的結実として現れるときが来たので、アダム国家である韓国を中心として、エバ国家である日本と三大天使長国家であるアメリカ、中国、ソ連が権益の争奪戦を繰り広げている所が、正にこの韓半島なのです。しかし、神様の御加護により、韓国を中心として日本、アメリカ、中国、ソ連が共に連合し、イエス様が当時、果たすことのできなかったアジア諸国の統一を世界的次元で復帰すべきみ旨が成し遂げられつつあるのです。 アジア太平洋文明圏時代が到来するのも、真の父母を中心としてイエス様が成し遂げようとされた霊肉ともの世界実体圏を、アジアで完成しようとするところにみ旨があるのです。言い換えれば、今日アジア諸国は真の父母様を中心として統一世界を成し遂げなければならないということです。今や、世界史的勝利の伝統を立てた真の父と、歴史的な女性の代表として勝利した世界的女性の代表である真の母に侍り、真の男性像はもちろん、真の母、真の妻、真の娘の理想像を確立しなければなりません。 私たちは、新しい家庭から新しい社会、国家、世界へと新たに出発する起源を迎え、真の父母の伝統を引き継ぎ、勝利を収める先覚者にならなければなりません。男性たちを正しく導き、アダムとエバを滅ぼした恨を歴史的に解かなければならない使命が、私たち女性にはあるのです。 愛する女性会員の皆様。きょうの大会は「アジア平和女性連合」が母体となって「世界平和女性連合」が創設される意義深い大会です。会員の皆様は、到来した女性時代とともに、夫を抱き、子女を正しく養育する真の愛の模範的な実践運動を全世界的に展開しなければなりません。そうして、夫と子女たちの積極的な支持を得て、「世界平和家庭連合」へと発展しなければなりません。「世界平和女性連合」の運動は、女性だけのための運動ではありません。 まず、夫と子女のために生きる真の愛の運動として、理想的な家庭を結実させなければなりません。このようにして築かれた理想的な家庭が集まり、理想的な国家、理想的な世界を築くようになるのです。「世界平和女性連合」が「世界平和家庭連合」へと発展しなければならない理由がここにあります。そして世界平和の具現のために、政治、経済、文化、そして社会の各分野において女性たちが先頭に立たなければなりません。 左翼と右翼を統一し無神論的唯物論を克服して、二十一世紀以降の永遠の歴史を先導していく「頭翼思想」、「神主義」こそ、私たち女性連合が堅持しなければならない基本的な価値観です。女性として救援摂理史の主役を担ったリベカやタマル、マリヤのような、苦難と迫害の烈女たちを胸に刻みましょう。命を懸けた冒険と逆境に勝利し、天倫の道理を立てた彼女たちのその強靭な意志を受け継ぎ、私たちの家庭を真の父母、真の夫婦、真の子女の家庭として育てていくことにより、今日のこの罪悪世界を天国世界に変える聖業に、私たちは共に決起しましょう。真の愛の主人公であられる真の父母を中心とした平和の世界に向かって総進軍しましょう!神様の祝福が皆様と皆様の御家庭、そして皆様の国と共にあることを祈りながら、私の話を終わらせていただきます。ありがとうございました。コナコーヒー木樽(茶) XLサイズ ※フタ別売☆おしゃれ 樽 ハワイアン雑貨 ハワイ雑貨 アメリカン雑貨 アメリカ雑貨 インテリア 収納 木箱 コーヒー バレル 木樽一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ 真の父母様、1267双世界既成家庭祝福結婚式(1992年 04月 10日)
2022.02.27
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「世界平和と世界女性時代の到来」この講演文は1992年4月10日、韓国ソウルのオリンピック・メイン・スタジアムで開催された「世界平和女性連合」創設大会および「アジア平和女性連合」ソウル大会で語られたみ言です。 韓鶴子総裁、満場の「アジア平和女性連合」の会員の皆様、そして各国から参席された代表の皆様。私はきょうのこの大会が今後、韓国の女性史はもちろん、全世界の女性史において重大な意味を記す偉大な集会となることを信じて疑いません。 なぜなら、今日まで歴史を発展させ導いていく主体的な力量は男性によって発揮されてきましたが、きょうのこの大会が「世界女性時代の到来」を宣布する世界的転換の契機となるからです。 宗教を通じた神様の救援摂理だけが人類の最後の希望 私は、今日まで男性が主導してきた世界の実情を一言で言うと、闘争と罪悪の歴史であると結論を下さざるを得ません。ですから人類は、このような罪悪と闘争の世界から解放される、善と平和が満ちあふれる幸福な世界を夢見てきたのではないでしょうか。 人類を子女として造られた創造主の神様がいらっしゃるならば、人類が今日まで数千年間戦争と罪悪の中で、どうにもなすすべがなく苦しんできたその現場を見つめながら、人類を救援する方策を講じずにはおられませんでした。それがすなわち、宗教による人類救援の摂理です。 私は宗教指導者として、宗教による神様の救援摂理だけが人類に残された最後のただ一つの希望であることを説いてきました。有史以来今日まで、数多くの偉人や英雄たちが身命を賭して努力してきましたが、戦争と罪悪の世界は一度も根本的に変化したことがありませんでした。すなわち、政治的や経済的な方法によってはこの罪悪世界を変える道はないのです。 それは今日、世界的な強大国であり先進国だと自負する国々の現実を見れば、あまりにも明白な事実です。道徳の退廃は、人類の未来を脅かしています。不倫と退廃は、家庭の存立基台までも破壊してしまいました。経済的な富に比例して、道義の退廃と性道徳の乱れ、麻薬の拡散は深刻な事態に至っています。人類は、今やこの性的退廃という持病のような一番の罪悪からいかにして逃れるかという問題に直面しています。このような退廃の沼から人類を救援する道は、政治や経済、軍事力によっては不可能なのです。 女性連合の会員の皆様、そして各国の代表の皆様。今から七十二年前、私が生まれた一九二〇年の頃、韓国は日帝の植民地下にありました。そのとき私は、強大国に蹂躙される弱小民族の苦痛と悲しみがいかなるものかを骨身にしみて体験しました。青少年時代だったその当時の私は、この悲惨な戦争と罪悪の世界を救援する道とは何であるかを深刻に悩まざるを得ませんでした。結論は、政治や軍事、または経済力による救援は表面的、一時的なものにすぎず、宗教による救援だけが根本的な道であることを悟ったのです。 なぜなら、宗教を通じた神様の救援摂理は、悪のサタン勢力が奪っていったすベての所有権を、反対を受けながら取り戻す戦略だからです。悪の勢力は善を打ちながら滅んでいき、善は打たれながら悪を自然屈伏させるというのが、宗教による解決方法なのです。そのようにして私は、十代の青少年時代以降、今日まで六十年以上の間、ただ一つの道である宗教的真理の悟りと教え、その実践運動に全生涯を捧げてきました。今や私の解き明かした真理の大系である「統一原理」は、全世界百六十ヵ国以上に広がっており、その中には共産国家だったソ連や東ヨーロッパはもちろん、北朝鮮の地にも急速に伝播されているばかりでなく、イスラーム圏である中東地域にも多くの信徒が生まれつつあります。 今まで韓国をはじめ、いくつかの国で統一教会が多くの迫害と苦難を受けてきました。しかし、統一教会は今や、地球星のどこにおいても、誰も抜き取ることのできない確固不動の根を下ろしました。 「世界平和女性連合」を創設する趣旨 満場の女性連合会員の皆様。神様がこの罪悪世界を救援される根本的な手段であるすベての宗教では、メシヤ、すなわち救世主を待ち望む思想がその中心に入っています。 キリスト教ではイエス様の再臨を信奉し、仏教では弥勒仏の顕現を期待し、儒教やイスラームでも、その教団の教主が再来して罪悪と闘争の世界を審判し、全人類が願う善の理想世界、すなわち天国を実現するようになると預言しています。すなわち、すべての宗教が、その教主の再臨によってのみ、この罪悪の世界が救援されると教えているのです。これがすなわちメシヤ思想です。ですから、すべての宗教的教えの根本を統一し、全宗教人たちが待ち望むメシヤ、弥勒仏、真人、正道令などの役割を果たすことのできる真理の指導者、真の愛の指導者でなければ、この世の中を救援できないのです。 その指導者は、人類の始祖が堕落することで罪悪と闘争の世界になったその原因を明らかにするでしょう。あらゆる罪悪の根本の根である原罪を解明することによって、人間を罪悪から解放する真理を究明するでしょう。人類の始祖アダムとエバは、自分らの犯した原罪によって偽りの父母になったため、再臨されるメシヤは人類の善の始祖として、全人類を新しく生み直す真の父母として来られるようになるのです。真の父母は、空中で雲に乗つて再臨されるのではなく、今日この時代、私たちが生きているこの地上に、韓国人として来られ、平和の統一世界を主導されるようになるのです。 私は過ぎ去った七十年の生涯にわたり、数多くの迫害を受けてきながらも、屈することなく、このような教えを全世界で実践してきました。このように見ると私の妻である韓鶴子総裁は、私と共にこの苦難の道を歩んできた全世界の女性の代表者であると言わざるを得ません。私が、天のみ旨に従い正義の道を歩む間、不義の勢力から迫害を受け、投獄される辛苦を共に味わいながら、私の妻は良心的で正義感のある女性たちによる新しい平和運動を起こす決意をしたのです。それが正にきょうのこの大会として結実したのです。 民主と共産に分断された韓半島は、世界の中心地であり、私は、南北統一こそが世界平和統一の鍵になることを知り、今日まで世界の至る所で、この課業のために全身全霊を傾けてきました。昨年(一九九一年)の十一月、私が北朝鮮を訪問して金日成主席と会談をしたのもこのためでした。今や世界のすべての宗教が統一される日も遠くありません。韓半島における南北統一の日も遠くないのです。 私の妻が総裁を務める「アジア平和女性連合」のソウル大会に世界七十ヵ国以上の女性代表が列席する中で、きょう「世界平和女性連合」を創設する趣旨もここにあるのです。大韓民国が神様の救援摂理の中心国家であり、その祖国だからです。あらゆる宗教を見ると、女性が男性よりも多くの精誠を尽くし、数的にも男性を圧倒しています。聖書には、来られる再臨のメシヤを新郎として迎えるために、新婦の準備をすることがキリスト教信者の真の信仰であると記録されています。このみ言は、すべての宗教は来られるメシヤの前に、女性、すなわち新婦の使命を果たすために準備されたという意味でもあります。 理想世界を実現する真なる働き手はこの時代の女性 今やメシヤとして来られる真の父母の前に、今まで男性たちが主導してきた戦争と暴力、抑圧と搾取、犯罪の世界を終結させ、平和と愛、そして自由があふれる理想世界を実現する真の働き手が、正にこの時代の女性たちなのです。今まで正義と善を打って反対し迫害してきた悪の勢力が、これ以上横行できないようにすることも、女性たちの使命です。きょう、この場に列席した十五万人の韓国の女性たちは、韓鶴子総裁を尊敬し、「世界平和女性連合」の基本理念である「頭翼思想」と「神主義」で武装し、訪ねてくる世界の女性たちを教育できる指導者にならなければなりません。 人類の真の父母となられるメシヤが再臨するこの時代、韓国と北朝鮮が愛と真理で統一されるこの時代、世界のすベての宗教が一つになる正にこの時代、全人類が人種と理念を超越して、平和の新世界を創造するために召命された皆様に、神様は無限の祝福を与えてくださるでしょう。「アジア平和女性連合」ときょう創設される「世界平和女性連合」の前途に、神様の偉大な祝福と栄光があることを祈りつつ、これで私の激励の辞を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.27
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第6回天の父母様聖会 孝情ヌリ2022/02/27 09:30に公開予定です。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.27
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第4回 THINK TANK 2022 FORUM(22.02.26)[日本語] 2月26日(土)AM09:30より「第4回 THINK TANK 2022 FORUM」がPeacelinkTVホームページから配信予定となっています。毎回著名人の方々がオフライン・オンラインで参加されてはメッセージをいただいています。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ 「」
2022.02.23
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「真の父母様ご聖誕日」(1992年2月9日) ご聖誕日の敬礼式と記念式典が、漢南洞公館で行われました。その際、韓国、日本の幹部、祝福家庭の子女(二世)達に語られた内容の全文。 敬礼式の祝祷 愛する天のお父様。きょう一九九二年、父母様のご聖誕日を迎えて、きょうのこの日は、真のご父母様がお生まれになってから満七十二歳になりました。天と地が与えてくださる恩恵が万民に充満するようにしてください。真の父母の理想の愛を中心とする平和な世界を許諾してください。 この時間に平伏している幼い子女達と、全世界に広がっている統一教会の人々が、父母様のご聖誕日を祝賀する心を一つにして、あなたの恩賜が等しく注がれるようにしてくださり、彼等の心身を天のお父様が導いて、万民の自由と平和と幸福を引っ張って、自分の家庭から国家、世界に及ぶことができるように許諾してください。この日のすべてが天と一体となることのできる忠孝の時間となることを許諾してください。父母様のみ名によってお祈り致します。アーメン。 祝 祷(ケーキカットの直前に) 愛する天のお父様。きょう、一九九二年二月九日、陰暦一月六日、この日は、この地上に立たれた真のご父母様のご聖誕日を記念する日です。満七十二歳を迎えて、あなたの祝福の恩賜によって、この地に新しい真のご父母様の家庭の血族と共に、数多くの祝福家庭が父母様の一族として連結されて、韓国と日本、そして全世界に広がっている祝福の子女達を、この時間記憶してください。 その家庭を中心とする二世達が生まれて、育っています。天の新しい日々のために責任的召命が与えられた天意に従って成長することは、天と地の誇りであり、人類の誇りであり、あなたの愛を中心として、望んだ願いの結実体であることを誇らしく思います。今、立たされた血族が連合して、新しい国、統一された国を探して、祖国光復のための苦労の戦いの路程に立っていますので、お父様! 彼らが願う念願の行路の上に立たせた責任の遂行のために、あなたの勝利と栄光が宿るようにしてください。 万国に広がっている数多くの民族が、塞がっていた全ての壁を崩して、文化的背景において、互いに習慣化されたサタン世界の全ての環境をきれいに清算して、神を中心とする新しい血族から、新しい伝統と、新しい教育理念を実践して、この地上に神の国を建設する勇士となることを切にお願い申し上げます。全世界に広がっている統一教会の宣教師達を中心とする数多くのあなたの子女達を、この時間、一つにして、その心と体があなたのみ前に主管され、あなたの御旨の前に一つになって、残された平和の世界に行く道を正しく導いて、正しく教え、正しく見せてくださることを、お父様! 切にお願い申し上げます。 今、韓国の地を中心とする南北統一の門が開かれていますので、全ての人類が願ってきた望みの基地が開門され、人類歴史を通して希望した願いの定着地が土着化することのできる道が始まっていますので、あなたの掌中に握って一切を主管してくださることを切にお願い申し上げます。誰しもが、この韓半島の主人になることができないことを知っております。天の父母と地の父母を中心として地上に祝福を受けた子女達が中心になって、この国と全てのアジアを動かせる祝福の恩賜、天運の恩賜を与える時を迎えました。お父様の全ての願いを成し遂げて、神の全権、全体の行事をもたらすことによって、お父様の主管の中で平和の基地に一つの祖国の地となることを切にお願い申し上げます。 この日を立たせるために苦労されたお父様のご苦労は、今日、生涯を中心とする苦労ではなく、歴史上に準備された苦労の基盤の上に連結させて、蕩減の祭壇に連結させて、回り回って韓半島まで定着する聖なる御旨を、この民族が約四十年間受け入れることができなかったことを許してください。その間、民族的な蕩減と民族的全ての祭物的過程が現れたという事実を悔い改めることのできる一時を許諾してくださることを切にお願い申し上げます。この時間、許しの心を持ってこの民族を再び抱いてくださることを切にお願い申し上げます。そうして、五千年歴史を通した受難の民族が、解放の民族として、誇りの民族として、お父様の御名とお父様の御旨を抱いて、万国に現れることのできるように切にお願い申し上げます。 きょうを中心として、覚えているあなたの全ての子女達、この日のために苦労し、精誠を尽くしたあなたの子女達のために、神の等しい祝福の恩賜を広く拡大して、万国の果てまで拡張させることのできる動機にしてくださり、福の基にしてください。霊界に行った数多くの霊人達が、今は天使世界に相当する立場にいますので、真の父母様を中心として、長子権、父母権、王権、皇族権を取り戻すことのできる時代が来ました。故に、この時は、サタンと関係のない、悪の勢力と関係のない、解放された立場に立っているが故に、神の全権を担っている祝福家庭が、強く、大胆になって神の中心的な責任を成し遂げるのに不足なきようにし、神の体面を立たせるのに足りなくないようにしてくださることを切にお願い申し上げます。悪の世界の中で強く、大胆になって、神の愛をもって、これを消化する時は、自らの中心たる主体的存在の責任を決めて、前進する全ての環境を収拾して、あなたが願われる希望の対象圏として、愛の基盤に連結させてくださることを切にお願い申し上げます。 お父様! 今、六甲(注・甲・乙・丙・丁・戌・己・庚・辛・壬・発の十干と、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二支を次ぎ次ぎに組み合わせたもの。六十干支となる。「六十甲子」の略)を中心として満六回目を迎える七十二歳を迎えましたので、二〇〇〇年代までの残された八年間に、父母様を中心として統一家が一つになって、今、歴史的な召命の前に恥ずかしくないように責任を果たさなければならない使命が残っていますので、きょうから新しく決意し、新しく整備して、神が願われる勝利的版図のために、勝利的世界のために、平和の世界のために直行前進することのできる決意を誓うこの時間となることを許諾してくださるように、切に、切に、お願い申し上げます。 神様と真のご父母様を中心として、真の子女達と祝福家庭が、氏族的メシアの使命と共に、国家的メシア、世界的メシア、神と一体となる理想に向かって、前進を誓うことのできる祝福の時代を迎えるようにしてくださったことを感謝申し上げます。この日の全ての心を合わせ、神の前に結束させて、全ての万民を抱いて、あなたの兄弟友愛を万国に広げて、父母の愛をその中に植えるように許諾してくださるように、切にお願い申し上げます。 真の父母のみ名と、真の愛を中心とする、真の平和の世界として、お父様のみ名と父母様のみ名で全てを主管し、主導してくださることを、天に向かって、地に向って、全ての万民の前に宣布しますので、このことが御心のままに成就するようにしてください。 真の父母様のみ名によって宣布致します。アーメン、アーメン、アーメン。 重要な位置に立つ祝福家庭の二世達 二世達で、子供がいる人は手を挙げなさい。君達、大学を卒業しましたか。まだ卒業していない人も多いですね。教会に派遣されましたか。夫婦が大学を卒業したならば別れて活動しなければなりません。子供を背負ってでも仕事をしなければなりません。二世達は今、目覚めなければなりません。その家がうまくいくためには、お祖父さんから父母、自分、自分の子供の四代、段階は三段階が一つにならなければなりません。家庭の未来において、子供達を中心に繁殖して、その国に影響を及ぼすためには、その国の精気、その国の伝統的全ての愛国思想と精神的面において中心となる思想を受け継がなければなりません。 その思想を受け継ぐことが一つの伝統となって、国家の伝統を自分の家庭の伝統として、家庭の伝統を私の生涯の伝統として、これを如何に受け継ぐかという、このような問題を見る時、過去より現在、現在より未来へ、より深く、広く、高く、後孫が拡大して行くならば、その国は繁栄するのです。木に例えれば、種を蒔けば芽が出て、枝が出て、幹・根に至るまで、段々大きくなればなるほど、実を結ぶその分野が段々広くなって行くのです。それとちょうど同じように、皆さんの後孫が段々拡大して行けば行くほど、自分達の先祖より受け継がれた種よりもっと良い種を如何に結ぶかが問題です。そのために肥料を施して、主人たる者がもっと育てあげて、時期が経つにつれてもっと立派な実をどのように結ぶか。このように充実した後孫として、又、木であれば木として発展して行くのです。それと同じように、私達の祝福家庭の一世、二世、三世が重要です。 一世という人々は、今までどのような立場であったかと言うと、この世と天とが交替して行くのに、半分ずつ根を下ろしているというのです。言い替えれば、今までの歴史時代において先祖から受け継いだ血統的背景は、父母の生命と愛を通じて受け継いだ血統ですが、その血統というものは、神を中心とする純粋な血統ではありません。堕落した後孫として、天の恨みの背景を残した血統であります。そこに結ばれた愛とか、すべての愛国心、あるいは先祖達の教えのすべての功徳の内容、即ち慈悲とか、愛とか、そういった内容すべては神と関係がありませんでした。故に、今、神と関係を結ぶことのできるその時というのは、再臨時代に真の父母が現れて、神の国の血統が定着することによって、初めてそこに神の生命と神の愛が連結するのです。 これは、歴史時代において過去から今まで、前にも後にも無い事実です。これまでの時代を通して流れて来た伝統に従って設定された家庭ではありません。これは前にも無いし、後にも無い、一度しか無い、世界史的、かつ歴史的な事件であるということを皆さんは知らなければなりません。 それでは、お祖父さんの時代から父母の時代、自分の時代を中心として自分の子女という、これらの四代圏を一族を中心として見る時、神様の御旨を中心として見る時、初めて人類の全体を代表した摂理史的苦労の結実体となります。 言い替えれば、数多くの宗教歴史を経ながら、どの時代でも犠牲の代価を支払って、個人時代から氏族、世界舞台まで、四大宗教を中心として、そこに中心的なキリスト教、選民思想を中心とする一つの中心形態を整えるまで、数多くの歴史時代に、神を中心として犠牲になったすべてを現実に復活させて、その莫大な犠牲者達と今日の皆さん達と比べて見る時、取り替えることができないのです。どちらが目的かと言うと、彼等は過去であり、過ぎ去ったけれど、目的となる主体は祝福家庭です。更に、祝福家庭の一世よりも二世が主体です。 新しい時代を担う二世達の役割り では、一世はどのような立場であるかと言うと、今まで二つの世界に根を下ろしているのです。堕落世界と復帰された世界です。それ故に、皆さんのお父さん・お母さん、即ち祝福を受けた一世の父母は天とは関係がないのです。天とは違う根でした。しかし、皆さんは根が違うのです。祝福を受けた家庭から生まれたのです。祝福家庭は根が違うのです。それで二世が重要です。 一世は二つの根でしたが、二世から一つの根になったのです。そこで、皆さんが取り去らなければならないのは、一世である皆さんの父母が持っている習慣的な全ての内容です。それらをそのまま相続してはなりません。故に、原理の観点を中心として、神の愛と神の生命と神の血統を、先生は三年前から強調してきました。これは二世達に絶対に必要です。神の愛は私達から、神の生命は私達から、神の血統は私達から始まるのです。故に、皆さんは神の愛に対する意識が徹底しなければなりません。 今から、ここに新しい神の血族が始まります。今まで神と人間との縦的な愛の因縁がなかった、このような基盤から、初めて父母様が来て祝福してあげることによって、縦的因縁を受け継いだということは驚くべき事実です。これは誰しもが占領することができないし、又占領されてもいけません。これを主管することができる基盤を確定しなければなりません。確定するためには二番目が必要です。皆さんはどこへ行くのですか。分岐点で一致することができる皆さんを中心として生まれた三世まで。サタン世界がこのように来て、神の世界もこのように来たので、中心者はどこへ行くかと言うと、ここに中心の根がありません。ここに移らなければなりません。完全に切ってしまわなければなりません。 それでは、皆さんの父母がなしたことは、サタン世界の根を中心として接ぎ木した立場だったので、接ぎ木して新しい根が出なければなりません。新しい幹が出て、枝が出て、葉が出て、肥料を施して、大きく育つことによって、昔、サタン世界を中心とした接ぎ木は新しく出た枝を中心として切ってしまわなければなりません。 完全に皆さんから新しい意識をもたなければなりません。歴史的黎明時代が来たのです。夜明けの時代を中心として、神の愛と、神の生命と、神の血統を中心として、新しい出発の時代が来たのです。それを自覚しなければなりません。そして、皆さんの息子・娘を御旨の中で正しく育てなければなりません。全てのサタン世界から流れて来た水を、皆さんから清めなければなりません。それを知らなければなりません。故に、今までのように適当にこの世の中と妥協してはいけません。種が違うのです。本来ならば、別の地域を選んで大移動をしなければならないし、別に住まなければならないのです。 共産党の「粛正」という言葉も、何故粛正したかというと、色が付くからです。天は今まで反対的立場で訪ねて来たので、「反動者」という名詞を付けて全部粛正してしまったのです。そして色付くかも知れないので移動してしまうのです。シベリアへ大移動したように、私達も別に住まなければなりません。大学に通わせたりしていますが、大学など関係ありません。これからは皆、私達の大学に行かなければなりません。ソウル大学に入っても、サタンが地獄のどん底へ送ってしまうのです。それを知らなければなりません。ですから、二世がよくできなければなりません。三世までできなければなりません。もしできなければ掃いてしまうかも知れません。実際に他の国、他の地域に大移動の時代が来るのです。色付いてはいけません。故に、二世達を新しく教育し、新しく指導しなければなりません。先生が指示した御旨を中心として見る時、皆さんの父母達がどんな立場にいるか、よく鑑定しなければなりません。正常な信仰の道を行くのか、手本になっているか、いないかが問題です。 世界的基準に立って模範を示すべき二世達 何の話か分かりますか。皆さんは、真の父母様の分身となって、天と地を一つの焦点に合わせるのです。天が世界的復帰摂理をなさる時、数多くの宗教を中心として摂理して来ましたが、目を開けて四方を眺めたのを一つの焦点に合わせて、すべての祝福を君達にあげるのです。 数多くの宗教、数多くの国の前に、今まで、天運を通じて分けてあげたすべてを、今は、全部焦点に引っ張って来なければなりません。それを誰がしなければなりませんか。祝福一世から、二世、三世です。一世の時代は、先生を中心として今までサタンと闘争してきた歴史です。皆さんが誇るべきものは何もないのです。皆さんの家門とか、一族は姓名がないのと同じです。姓がありません。先生が根であります。これから金氏とか、姓が無くなります。金氏とか、朴氏とか、サタン世界から受け継いだものではありませんか。真の父母と何等関係がありません。 その父母を尊敬するのも、氏族のメシアとして、祝福を分けてあげるためにそうするのであって、きれいに整理しなければなりません。私は出発が違うのです。イエス様に関しては、どのように生まれ、そしてどのように生きたのかということも分からないし、根源も分かりません。サタン世界の中にあって、天だけが分かるのです。それと同じように、皆さんのすべての祝福を、国を代表し、世界を代表して全部集めて来なければなりません。それが祝福です。祝福というのは、国境を越えて国際結婚をするのです。君達も同じです。君達は韓国人と結婚しましたか、日本人と結婚しましたか? ですから皆さんは新しく自覚しなければなりません。 先生は七十二歳です。甲子乙丑六甲で見れば六番目に回って来るのが六甲と言います。十二数を五回すれば六十数になります。先生は七十二歳ですから、六甲で見れば六回目です。七回目になると八十四歳になります。この時はすべてを整備しなければなりません。二〇〇〇年まで世の中を全部整備しなければなりません。 それで私達は、国家的基準、世界的基準で活動しなければなりません。もちろん、統一教会の食口達は韓国語を習わなければなりませんが、皆さんはこれから三か国の言葉を語らなければなりません。自分の国内だけにいれば指導者になることができません。アダム、エバ、天使長がいたのと同じように、必ず、三か国と関係を結ばなければなりません。イエス様を中心として、ぺテロ、ヤコブ、ヨハネがいました。今は、ヨハネ、ヤコブ、ぺテロ、イエス様、そして自分を中心として三段階を越えなければなりません。そうすることによって回って来るのです。故に、世界を動かすためには、君達は少なくとも三か国語を勉強しなければなりません。 公的な人としての自覚 それ故に、今、生まれた赤ちゃんを良く育てなければなりません。どんな国の王子にも劣らないように育てなければなりません。本来アダム・エバは、神様の息子・娘です。神様の息子・娘であるが故に、天の国の王子であると同時に、成長して地上で王になるのです。王族です。故に、天の王宮ですべての法度を守って、その法度を実践して神の愛を中心として縦横、前後、左右の一つの理想的モデルを、東西南北・前後左右どこに行っても合わせるのです。何故かというと、中心的な立場を中心として、東側、西側、南側、北側、上下すべてが横です。そのような立場で見る時、どこに行っても皆さんはお手本にならなければなりません。 これから祝福家庭、これが全部問題です。君達も三十六家庭あるいは七十二家庭として祝福されましたね! これを一次、二次行い、そして三次まで連結するのです。一二〇家庭、四三〇家庭を連結しなければなりません。一二〇家庭が中心です。イエス様を中心として、一二〇人の信徒が聖霊を受けて新しく全世界的に出発したように、三十六家庭、七十二家庭、一二〇家庭は世界的です。四三〇家庭は、四三〇〇年の歴史を中心として大韓民国全体に横的基盤を完全に築いたのです。 故に、二次の七十二家庭から三次の一二〇家庭まで祝福して何をするかと言うと、堕落した人は追い出してしまいます。その息子・娘までです。何の話か分かりますか。聖別しなければなりません。このようになれば、今までの三十六家庭や七十二家庭はどうなりますか。これからは、その人達が中心ではありません。君達が中心です。三十六家庭の実、七十二家庭の実、正に純粋な天の御旨に一致できる、そのような家庭を中心として、向こうの世界とこちらの世界の分岐点になって越えて行かなければなりません。故に、皆さんがこの前に立っているのが、どれほど恐ろしい立場かを知らなければなりません。皆さんのお父さん、お母さん、三十六家庭、七十二家庭、一二〇家庭等、全体の結実として見る時、恥ずかしくないようにしなければなりません。公的の公というのは、「自分勝手にできない」という意味なのです。 公的な人として、前後、左右、上下、全体が全部眺められなければなりません。一つの球形を見る時、中央の核心は距離が皆同じです。前や上や核は誰でも同じです。ですから、先生は世界的な父母様なので、韓国人だからと言って特別に対することはできません。東側、西側、それが違うだけです。それについて待遇が異なってはいけません。核を中心として距離は同じです。これが歪んだら表面が歪みます。完全に球形にならなければなりません。上下、前後、左右が一つになって、球形にならなければなりません。この核を中心として全ての力が中心核の一点を通じなければならず、この一点は行ったり来たりできません。この球形を中心として、小さい球形でも、大きい球形でも、垂直は同じです。どんなに大きくとも垂直は異なりません。同じです。故に、核の立場、中心の立場に立っているので、すべての人々の前に平等にしなければなりません。差があってはいけません。 今から、一二〇家庭までの人々は、世界的な祝福家庭を導いていかなければなりません。一次に成し得なかったので、二次を中心として三次まで連結するのです。これから、我が国が南北統一して、基盤を築くことによって、新しく編成された純潔な三十六家庭を中心として新しく越えて行くのです。 神の国の皇族となるための条件 故に、君達のお父さん・お母さんに対して、今まで蕩減復帰路程において、先生が四十年間指示したその内容を中心として、皆さんは全部鑑定して、お父さん・お母さんが何を誤ったか調べて、自分達が補充し蕩減しなければなりません。イスラエル民族がカナンの福地に入って来て、新しい王宮を創建する伝統を持たなければなりません。イスラエル民族の後孫達は、それができなかったのです。腹が空くのを克服し、死亡の環境を克服して、建国思想に燃えなければなりません。視線とか感覚とか、すべての五官というものは、神を中心とする国家を成すことのできる氏族を如何に作り、氏族を連結する家庭を如何に作り、家庭を連結する個人を如何に作るか、そこに徹頭徹尾集中しなければなりません。全部が小犬のように、食べることばかり考え、カナン七族の息子・娘を見ながら、[あの花婿が欲しい、花嫁が欲しい]と、このようなことばかり考えたのです。母がいけなかったのです。カナン七族のお使いをしてあげて、働いて、貰い食いをし、乞食になって、自分の主体性を忘れてしまったのです。何の話か分かりますか。王族というのは、どんなに死の境地に入っても、監獄に入っても、兄弟が倒れても、その気概と伝統を持って、公的な立場で死ななければなりません。特に、皆さんの息子・娘を立派に育てなければなりません。 今から、皆さんの息子・娘を中心として、先生の血族と一つになるのです。そして、家庭の代表達は、国家を越えて、先生の血族と全部、主体と対象関係になります。そこで主体を中心として一つになるのです。絶対に一つになることによって、サタン的要素は除去されるのです。君達の祝福家庭の中で、何代目に先生の一族と因縁を結ばれるかということは、その一族の悲願です。今回祝福した國進は四番目の息子です。四三〇家庭の劉正玉と連結させたのです。祝福家庭達。君達は新しい歴史を立てなければなりません。 サタン世界の因縁を切って、先生を中心として祝福を受けた血統的伝統を全部連結させなければなりません。これから、皆さんのお父さん、お母さんの三代の先祖の名前だけ知れば、それ以上の家譜は必要ありません。家譜の実が国です。国の中心は、金氏とか、朴氏ではありません。真の父母です。何故、先生の直系の子女を中心として一つにならなければならないのかと言うと、直系の子女は垂直だからです。それによって伝統を受け継ぐのです。 天の血族になるにしても、兄弟が多ければその長子を中心として、周囲のすべてと連結させるのです。民は長子ではなく、傍系的血族が民になるのです。それ故に、天国に入るためには、神の皇族、王宮の心情圏を体恤しなければなりません。また、そのように生きなければ天国に入ることができません。 今日、キリスト教は、「イエスの血を信じれば救われる」と言うのですが、本当にそうであれば、先生はこのような苦労はしません。蕩減復帰はどれぐらい大変ですか。全部そのような実体を持って、戦って勝ち抜いて行ったのです。アメリカを中心として、ソ連を中心として、これは長子権です。宗教圏、キリスト教圏内の責任を果たさなかったアメリカを救うために、アメリカへ行って、アメリカとソ連を中心として長子権を復帰して来るのです。 長子権を復帰することによって、父母権時代が来るのです。父母権時代にあって、金日成首席はサタン世界の偽りの父母です。四十年間政権を握って、「赤い王」として君臨してきましたが、コーナーに追われて立つ場所が無くなりました。崖に立つべきですが、彼を殺してはいけません。真の父母と偽りの父母は双子と同じです。心情一致点を如何に結ぶか、これが問題です。そのためには、サタン側の金日成首席を中心として、伝統的心情一致をするのではなく、真の父母を中心として、天を中心として、心情を一致させなければなりません。そうすることによって根となるのです。そして天は軸を打ち込むのです。共産圏まで南北が統一できるような軸を打ち込みます。初めて父母の立場で双子のような心情圏を受けることによって、金日成は「八〇年間、数多くの人に出会ったけれども、文総裁のような人は初めてだ」と言うのです。何となく双子のように、会いたくなるのです。そのように回って行くのです。それは偶然ではありません。先生がこのような、すべての原理的内容を知らなくては、すべてを回して行くことはできません。そうすることによって、南北会談が開かれるようになったのです。それは、先生が彼に会ってから成り立ったことです。国民解放運動を自分達は分かりません。私達が教えてあげなければなりません。 そのような時代が来るのです。君達二世の時代が来るのです。二世時代は、南北が統一されたその時代においてシンボルとなることのできる、家庭のシンボルとして祝福家庭を立てることのできる内的整備と準備をしなければなりません。そのような時代が来るのです。分かりましたか。皆さんがここに座ることのできる資格は何もありません。しかし、そのような摂理史的御旨があるので、皆さんを中心として新しい体制で大移動するのです。 「新しい国統一」の責任 今、君達がしなければならないことは建国です。「新しい国統一」と言うのは、君達がしなければなりません。先生は責任を全部果たしました。アダム・エバとしての蕩減復帰路程は、全部越えて来ました。堕落する前に、アダム・エバの息子・娘がいましたか? いませんでしたね。先生は蕩減路程を逆に遡って行くのです。アダム・エバを中心として根は二つではなく一つです。先生の家庭と孝進の家庭を中心とした直系の子女の家庭と君達とは、アベルとカインです。これが再び一つにならなければなりません。一つにならないと父母様の立つ場所がありません。ここで心身が分かれ、男性・女性の根源が分かれたし、これによって男性の愛、女性の愛の根源が分かれたので、愛の根がありません。 神が定着した根から始まらないで、育つ過程で誰が根を植えたかと言うと、サタンが、愛を中心として人類を全部植えたのです。このようになったので、救援摂理が今まで延長されたのです。全能の神様であっても、闘争することによっては屈伏できないのです。自然屈伏させなければなりません。神には「敵愾心」とか、「怨讐」という概念がありません。怨讐の概念があると二元論に陥って、目的が二つになるのです。そのような立場で、南北統一時代において誰の家庭に従って行くかと言うと、君達の家庭に従っていかなければなりません。何の話か分かりますか。(「はい。」)自分のことを考えずに、御旨を中心とした自覚を持たなければなりません。御旨を中心に目覚めて、神を中心として、左右を消化した頭翼思想を知らなければなりません。今まで、回教圏がイスラエルを占領していたのです。これがバラバ圏です。 それ故に、このまま行ってはいけません。回っていかなければなりません。回って行くためには、誰がしなければならないかというと、イエス様が死ぬ時、これを全部統一しておかなければならなかったのです。統一して、生きて行くべきだったのです。しかし、死ぬことによって、再び戦争が起こったのです。実体を失ってしまったために、戦いが起こります。 そして、実体復帰時代が来て、それから再臨時代が来て、左右に分かれた全てを一つに結ばなければなりません。一つにして回って行くのです。回すことによって頭翼が生ずるのです。頭翼思想は、堕落する前からあったのではありません。もちろん、堕落する前にあったとすれば、それは絶対思想です。「頭翼」と言う言葉は、左翼と右翼に対峙できる神の思想です。サタン世界でこれを回して、これを統一し、一つにしなければなりません。イエス様は生きていた時統一できなかったので、死ぬことによって、これが世界的舞台に出て、再臨時代が来て、イエス様が再び来ることによって、これを統一しなければなりません。右翼を統一し、左翼を統一して、バラバ回教圏を統一して初めて回って行くのです。 それ故に、民主世界、キリスト教世界、共産世界を収拾して、回教圏を収拾したのです。回って行くことのできるこの場所から「頭翼」が生ずるのです。それをはっきり知らなければなりません。堕落しなかったら頭翼ではありません。頭の思想、神の思想です。「頭翼」というのは、回って行くことによって、一つになって行くのです。頭翼思想は神の後に付いて回って行くのです。故に今まで統一教会が後に付いて来たのです。既成教会の人々を案内して全部横に行くのです。 これからは、先生の名前で全てのイスラエル圏の平準化をなし、祝福の恵みを与えるのです。ここではサタン世界で育った位置など全てを認めません。統一教会に入ると皆平等に扱うのです。故に、両班とか、下郎が無くなります。それ故に、労働者、農民を全部平準化させたのです。それは、天がそのようにさせたのです。天が平準化させるために、悪がそのように作っておいたサタン的統一を取り崩してしまったのです。「頭翼思想」と言うのは、回って行くことによって頭翼が生じたと言うことです。これを忘れてはいけません。故に、これを収拾しなければなりません。イエス様の死に際して右側の強盗と左側の強盗とバラバが立っていたでしょう? イエス様の死によって、実体を中心として福を受けたのはバラバです。故に、イスラエル圏が十二支派の祝福を受けた実体圏を回教が占領してしまったのです。イエス様の実体を取り戻さなければなりません。このような意味で、回教を消化することによって回って行くためには、ソ連を全部消化して、金日成まで消化しなければなりません。これを九一年までに終えたという事実です。九二年から新しい時代を迎えて、六甲で見れば六数時代です。六数にアダムが完成するのです。それ故に、残った七数を越えて行くこの時において、世界のすべての安息日圏内で神の全権的行事をして、八数時代に行く時は、二〇〇〇年を中心として、新しい時代は皆さんが責任を持たなければなりません。 先生の説教集を生涯の指針として 君は何歳ですか。(「二十八歳です。」)皆、三十代、四十代未満ですね。二世を中心としてこれから指示しますが、二世達は先生の説教集の祈祷の中で、どんな祈祷を自分が一番愛しているか、祈祷しながら探してみてください。説教集の中で説教の内容を探して、「私はこの目標を持って生きて来た」ということを定めなければなりません。説教集を読んでいますか? これからは、教会の牧師達は特別な説教が必要ありません。牧師達は先生の説教集を解釈するだけで充分です。二百巻に該当する、何十年間繰り返した御旨の内容を吟味しなければなりません。先生が話をする時、皆さんは分かる振りをしていますが、実は分かるはずがありません。しかし、本を読んでみてください。それでも分からなければ自分の頭が悪いからです。 私が一番嫌なことは何かと言うと、歳が四十、五十、六十になると、自分の巣を作り、自分なりの観を持つようになることです。これはいけません。それで自分の観を持って評価しようとするのです。先生の御言の全体を消化して、霊界に行って評価しなければなりません。自分達が先生の御言の内容を成さず、知らない分野が多いのにどう評価しますか。先生の思想圏内に世俗の思想が入ってしまうことを嫌います。二世だけではなく一世もそうです。きょう、先生のご聖誕日に新しく指示するのです。説教集の中で何かの祈祷の内容に従わなければなりません。私がどの内容に一致できるかということを確かめ、説教集を中心として自分が最も愛することのできる内容を探さなければなりません。 先生の説教の内容は、お母様が来られるまでの六〇年代までは全部聖書に関する御言でした。その内容を読んでみると、世の中でどんな神学博士も知らない内容を語りました。イエス様を中心として徹底的に語りました。それで国家基準、世界基準まで連結しなければなりません。 七〇年代に入ってからは、新しい文化と再臨思想、即ち父母様の思想を語りました。真の父母様を証しすることによって、真の父母様が到達する所は天の国の王宮ですが、王宮の基礎である愛と生命と血統の起源地を探したのです。その次は何を語ったかと言うと、「神の息子・娘であるアダム・エバは天の国の王子であり、王女である」ということを初めて語りました。それは言葉だけでなく事実です。 長子権復帰・父母権復帰から王権復帰へ また、長子権復帰は、歴史時代に誰しもが分からなかったのです。神が長子を探すために救援摂理を成して来ました。長子を探さなければ、神様と父母様が権限を行使することはできません。父母様と何ら関係がありません。長子権を探してから、父母権が来るのです。それで、長子権、その次が父母権です。歴史以来今まで、数多くの人類は、長子権一つも、個人的な基準も知らなかったのです。先生の時代に来てから、個人的長子権、家庭的長子権、氏族、民族、国家、世界、天宙的長子権を探して来る立場に立ったのです。それで父母権が始まるのです。「真の父母宣布」というのは、ソ連に行って帰って来てからしましたね? 全国大会をし、真の父母を全世界的に発表するのです。日本でも「真の父母大会」をしたのです。 その次は王権、南北統一、ただ一つです。故に、先生はそのように生きているのです。廬泰愚大統領や金日成首席が、先生を中心として三人が一つになれば、問題なく三年以内に瞬く間に統一されるのです。全部発表しているのです。天下に自分が第一だと思っている金日成首席に、「主体思想とは何か。立場を譲りなさい」と、誰が言えますか。かえってその言葉に魅力を感じているのです。自分が一番だと思っていたのに、文総裁は私よりも腹が大きいと思ったのです。いつも人は対決する時は、自分の一族の背景を全部宣布してから対決するのです。決闘も同じです。このような内容と歴史時代を経て訪ねて来たので、対決において、勝負を宣布して越えて行かなければなりません。私がソ連に行った時も、ゴルバチョフに一言の称賛もしませんでした。ソ連に対して一言の称賛もしませんでした。アメリカに行っても同じです。言うことを聞かないと強く打つのです。それで先生がしなければならない責任は世界的なので、韓国のことは考えませんでした。韓国はこれから南北統一を主張できる時が来たので、一つ、二つ、始めなければなりません。私が指示した通りにするのです。アメリカも同じです。アメリカを恐れる必要はありません。いずれにしても、戦って越えて行かなければなりません。今は、金日成がサタン世界の父母です。それはとても有り難い言葉です。 全世界の女性再編成の時代 先生が出発する時、「私が主の夫人だ」と言う女性がいなければ出発できません。「主の夫人だ」と言うその女性と出会わなければならないのに、それは誰も分かりません。主の夫人に出会ったので主が現れるのです。彼女は誰かというと、完成したエバです。愛を中心として関係を結ぶのが夫婦関係です。エバは誰かと言うと神の夫人です。体としてはアダムの妻ですが、心は縦的です。縦的は永遠に一つです。横的はしきりに回って行きます。回って行きながら三六〇度位置が異なるけれども、しかし縦的は千年、万年、位置が異なりません。故に、横的基盤において主の夫人が出て来なければなりません。そうでないと出発できません。それを蕩減復帰するために、この地に、「私が父母だ」と言う人が南韓と北韓で芽生えたのです。 本来、キリスト教は新婦の立場です。第二次大戦後、全世界のキリスト教が新婦宗教です。それが先生と一つにならなければならないのに、一つにならなかったので今再び回って来たのです。先生は完成した立場にいるので、天の国の生命の種を、先生だけが持って来たのです。先生は何の特権を持っているかというと、天の国から生命の種を歴史以来初めて、創世以後、本然的根本完成した愛を分けてあげることのできる特権を持って来たのです。 全世界の男性は天使長ですが、女性は天使長ではありません。全世界の女性は先生の側です。全世界的キリスト教版図、国家的イスラエル圏が全部崩れて、キリスト教とユダヤ教が分かれることによって、国家的版図を失ってしまったのです。第二次世界大戦以後、新婦宗教圏としてのキリスト教が責任を果たさなかったので、今日、日本に全世界の経済圏が来たのです。故に、エバ国家を代表して日本を中心として全世界の女性を連結させなければなりません。韓国でするのではありません。全世界の女性を編成して韓国に帰って来なければならないので、韓国が先頭に立たなければなりません。日本は五年間で七千名でしたが、先生は二十日間に一万五千名、そして四月までの六か月以内に十五万名を集合させるのです。韓国の女性達の基盤を作るためにこのようなことをしています。日本の女性達はこれから先生の言うことを聞かなければなりません。 金日成に会う時に、さっと掃除しておくと道が開くのです。それで金日成に会って、自分より私が素晴らしいと思うのであって、主席が私より素晴らしいとは思いません。私に魅力をたくさん感じているのです。頂上会談も私が連絡すればすぐにできるのです。私はそのような基盤を全部築いてきたのです。真の父母を復帰することは、このように大変なことです。息子として、庶子の立場から出発したのです。韓国で私は庶子の扱い、僕の扱いを受けて来ましたね? 僕の扱いを受け、庶子の扱いを受けて、息子の立場に上がって、父の立場に上がります。これが復帰の道です。サタン世界の血統から偽りの男性が出て来たので、この地上の全ての男性を代表して、養子圏から庶子圏、直系まで全部復帰して父の立場に上がるのです。 生命視すべき祝福を受けた位置 故に、君達は先生に従わないと天の国に行くことができません。全部塞がってしまいます。ここで起こったことがそのまま天上世界に連結されるので、ここに君達が関係を結ばなければなりません。君達三十六家庭を祝福したのは、人を祝福したのではなく、位置を祝福したのです。七十二席を祝福したのです。百二十双の位置を祝福したのであって、人を祝福したのではありません。大統領も誤ったら首を切られます。内務大臣、外務大臣も、その位置を守らず、責任を果たさなかったら首を切られます。生死の問題が掛かっています。三十六家庭も同じです。責任を果たさなかった人は、その法によって規制を受けるのです。それだけでなく、制裁を受けます。のみならず、誤ったら責任を追求されるのです。追求が起こります。七十二家庭という位置を祝福したのであって、君達を祝福したのではありません。御旨の前で、君達は今からはっきりと分かって、先生が過去に指示した全てを成さなければなりません。 学校が何ですか。サタン世界の学校は問題ではありません。これから統一教会の二世達は、違う所へ行って教育するし、ソウル大学へ行くことを考えてはいけません。私の目の前で、世話をしてもらいたいと思ってはいけません。既成三十六家庭も同じです。位置を祝福したのであって、君達を祝福しませんでした。固着して責任も果たせないのに、三十六家庭だと考えないでください。はっきり言います。整備しなければなりません。一次三十六家庭は誰ですか。手を挙げてください。二世三十六家庭は誰ですか。手を挙げてください。その次、七十二家庭、百二十家庭は来ていませんね。これから、皆さんが統一食口だからと言って皆同じだと思ったらいけません。食口の中にはサタンの巣になっている人がいます。二世の君達が正しくしなければなりません。君達が誤ったら君達の息子・娘は川に溺れて死んでしまいます。 先生がきれいに整備します。先生はどれ程恨みが多い人ですか。人間世界でどんなにか制裁を受けて、どんなにか分立された立場で迫害を受けて来たことでしょう。その中で伝統を立てるために、全ての歴史的受難と歴史的犠牲の代価を、今日二世を通じて取り戻さなければなりません。それで、ソ連や日本が今まで迫害してきたのは、将来訪れて来る時代を知っているサタンがあらかじめ天を滅ぼそうとしてなしてきたことなのです。 フリー・セックスというのは、神が絶対的に貞操を主張する時代が来るので、サタンがこれを滅ぼそうとして生じたことなのです。麻薬や幻覚剤を飲んで幻想に酔うのです。本来はそれに酔うのではなく、真の愛を中心とした、最高の幻覚世界を求めて行くのです。そこには生命と理想が宿っているのです。麻薬には全てを虚空にする力があり、水の泡のように消えてしまうのです。しかし、真の愛には麻薬や幻覚剤以上の何かがあったので、先生はこの道を歩んで来たのです。監獄や死地も意に介さないで来たのです。真の愛の世界は幻覚剤が支配できません。故に精誠を尽くさなければならないし、祈祷しなければなりません。先生はこの道を探すために、談判祈祷して、手にたこができました。今もたこが残っていますが、君達はそれ以上の精誠を尽くし、又、祈祷をたくさんしなければなりません。 長成時代に横的に君達を中心として回って行かなければなりません。蘇生、長成、完成。故にお祖母さん、お祖父さんは天の国を代表した(録音中断)人間の欲望が家庭から始まるのです。欲望を成し遂げる環境的版図が家庭です。故に、君達が如何に神の国の王子圏体恤、王女圏体恤をするか。それを通じなければ天国に行けません。王族達が行く所が天国です。それで、長子圏のために、今まで、歴史時代に数多くの聖賢、賢哲達が犠牲になりました。父母様がそれを全部知って、個人だけでなく、世界版図まで門を開いたという事実を知らなければなりません。五千年の歴史を持つ私達の先祖から、神が長子権の国を訪ねて来ました。一つの国を残すために、数千年の昔から準備してきたという事実を知らなければなりません。初めて、長子権国家の中心である責任者が来て、責任を果たすことのできる全ての環境を収拾しなければなりません。個人時代から、段々長子権国家を収拾して、この段階を越えて行くのです。 聖酒により神の血統圏に連結 これからは、「男性」と言うと、文先生以外にいません。世界で有名になります。今も有名です。君達は分かりません。それ故に、先生の特権は何ですか。歴史以来、初めて神の愛を中心として生命の種を持って来た人です。故に、その種を奪うために、全ての女性達は先生を誘惑しようとしたのです。それで、皆さん達は聖酒を飲んで血統転換しなければなりません。 歴史以来一番偉大な福は、この堕落した世界において、選民圏、即ちイスラエル選民が生まれたことなのです。それは驚くべき事実です。それがイスラエルの歴史です。イスラエルの歴史が、第一、第二を経て、第三イスラエルが韓国に来たのです。何故韓国に来ましたか。第三イスラエルの中心は真の父母です。サタンに勝たなければなりません。ヤコブがヤボク川でサタンと戦って、個人的、国家的基準で勝利しましたが、先生は世界的基準で勝利しました。第三イスラエルの勝利的覇権を握って何に勝利しましたか。愛と生命と血統に勝利しました。イスラエル選民は、愛に勝つことができなかったし、生命と血統に勝つことができませんでした。それが分からなかったのです。今日、歴史的路程で一番重要なことは、選民圏が生まれたということです。この時代を迎えるようになって、世界的途上において蘇生、長成、完成の三段階の基盤を連結させました。イスラエルが蘇生圏、キリスト教が長成圏、統一教会が完成圏です。イスラエルが旧約時代、キリスト教が新約時代、統一教会は成約時代です。 成約時代は何を成すのですか。個人的に成して、家庭的に成して、氏族、民族、国家、世界的に成すのです。何を中心としてですか。神の愛と神の生命、神の血統を中心として連結するのです。異なる血統、異なる愛、異なる生命、伝統はありません。これによってサタンは離れなければなりません。サタンの血統的因縁が無くなります。接ぎ木するために聖酒を作りました。それはお父さんお母さんの血と肉を象徴するものです。それを中心として、世の中の数多くの人々の二十一数の貴い核心を糾合して、全部神様とサタンと先生のみ前に祈祷して探して来たのです。 聖酒を作る時は、霊界の霊人達が来て、一滴でも外に流すようなことになれば、「自分達に下さい」と言って、大変な問題が起こるのです。イスラエル民族が割礼を受けると選民圏に入りましたね。割礼とは何かといえば、性器を切って血を流すことです。そこを間違って使うことによって歴史が誤ってしまったので、血を流して蕩減しなければなりません。女性は男性に従って行かなければなりません。女性は本来、生命の種をもらうようになっているのです。女性からもらうのではなく、男性からもらうのです。蕩減した男性の生命の種をもらう条件を立てるのです。二十一年の路程を通じてヤボク川で勝ったというのは驚くべき事実です。故に、君達も三次七年路程を忘れてはいけません。先生において、歴史的世界の艱難の路程において、六〇年から八一年までの二十一年間があり、そして、その後の十二年間はアメリカと世界版図を整備する期間です。 故に、長子権復帰がどれ程大変だったでしょうか。長子権復帰をするためには、長子と次子が一つにならなければなりません。一つにならなければ父母が立つ場所がないのです。一つの胎の中に二人が争っているのです。リベカを復帰するために、又、エサウとヤコブを復帰するために戦うのです。リベカが祈祷する時、主は彼女に言われました。「二つの国民があなたの胎内にあり、二つの民があなたの腹から別れて出る。一つの民は他の民よりも強く、兄は弟に仕えるであろう」(創世記二十五章二十三節)。これと同様なことがタマルにも起こりました。彼女の胎内で二人が争ったのです。しかし、皆、長子権復帰が分からなかったのです。 エジプトに来て何故長子を探すようになったかということは、堕落論が分からないと解くことができません。悪魔は淫乱の神です。淫乱の神の血族として、今まで男性が浮気してきたのは天の国を滅ぼすことなのです。それは神様が一番忌み嫌われることです。 氏族メシアは一族の法を司る人 これから、南北が統一されて、先生が宣布した日には、統一教会員がこのような問題を起こした時にはどうなるか。そのような時には、昔は石を投げて殺しました。村で人民裁判のように自分の父母、一族が処断してしまいます。これからは、法廷が必要無くなります。お祖父さんが裁判長になり、お父さんが検事になって、息子が誤ったら、三代が組んで法廷裁判によって公義の判決をしなければなりません。「我が一族の一人がこのようにして、家門の伝統を汚した」と宣布して、その人が何年かの求刑を受けるのです。それから釈放されるためには、僕になって、僕の扱いをされるのです。作男の暮らしをしなければなりません。そして、氏族全員が「この人を再び助けてあげたい」と言う時、そのように族長が判決することができるためには、その一族の子供達が彼を好きになり、世話をしてあげたお祖母さん、お母さん、嫁、三代が全部記憶してあげて、このようにして門中の体系が立ち、僕から抜け出すのです。家に入るためには秩序が多いし、法が多いのです。そのまま家に入ることができません。このような時代が来るのです。故に、一族の氏族のメシアは裁判長の立場であり、神様の代身です。このような時が来るのです。君達は氏族のメシアの裁判長として立たなければなりません。このような全ての内容を知り、そこに引っ掛からないようにしなければなりません。 君達はこれからサタン世界において迫害がありません。防ぐ必要がありません。私達を歓迎することのできる段階が来たのです。しかし、問題は、選民圏と血統を尊重しなければならないということです。選民圏は長子権です。韓国は長子の国です。故に、族譜を愛する民族となり、血統を見分けて、先祖を崇拝したのです。これから先祖の祭祀は悪いことではありません。神の国の新しい先祖達を、儒教がした以上に、父母として尊敬する時代が来るのです。王権を中心として、国家の主権として、世の中で今までの、どの国の主権より恐ろしい時代が来るのです。そのようなことを目指して先生は歩んで行くのです。君達はそのようなことを考えていません。 日本と韓国は[一つの国] きょう、先生は七十二歳なので、六甲で見れば満六数です。今、七数を越えて行くのです。その時は、世界の頂上の立場で、ある国の大統領と比較できない、それ以上の立場に上がるのです。全ての新しい体制を整えるのです。そして、先生は自家用飛行機に乗って、世界の頂上の数多くの人々に悟らせるのです。 故に君達は、今、家庭、国の責任を果たして、どこへ行っても、社会へ出て良くない事を見れば、闘わなければなりません。先生は昔、気違い扱いされながら、迫害と艱難の路程を越えて歩んで来ましたが、君達は迫害の無い路程でも、命令さえあれば、前進することができるし、集結できる立場で、十分な実力を持って前進しなければなりません。先生の説教集の中で、私はこの説教、この祈祷を中心として座右の銘を立て、一生を戦って行くと言う標題を定めて行かなければなりません。刀を差して、今までの歴史の時代に自分が責任を果たせなかったことを、この八年の中で、日が暮れる前に、天のみ前に自分の恥ずかしい姿を解消するために、先生の命令において総進軍することを、この時間からしなければならないと指示するのです。 日本と韓国は「一つの国」です。そして、中国、アジアは「私の国」です。それはイエス様の体を代表しているのです。イエス様の体の復活体と同じような立場で、先生が勝利的版図を持っているので、アジアは「私の国」です。中東を収拾し、宗教を収拾するのです。回教圏、ユダヤ圏、仏教圏、ヒンズー教圏等の全てを統合した宗教連合や、国家を統合した世界平和連合を、ただ理由もなく作ったのではありません。ワシントンでその仕事をしなければどうなったか。その時は誰も信じられなかったでしょう? それをしないと大変な事になります。故に、雷のように言って作ったのです。 君達、何の話か分かりますか。二世達は立派でなければなりません。この場に参加することがどれ程恐ろしいことか分かりますか。数千、数万年の間、全ての祭物になって、血を流して倒れた、それを踏んで来ていると言うことを知らなければなりません。 天国での所有権は、愛の実績によって決定 これから皆さんがここに来る時は、夫婦共に来なければなりません。又、堕落して失敗した群れは全部取り離してしまいます。二人は一人と同じように扱わなければなりません。これから夫婦同士で座らなければなりません。そして夫婦同士で三拝してください。そして、これからなるべく、模範的な家庭の息子・娘達の中から何人かを参加させてください。如何に模範的な子女として選ばれたか、教育資料として使わなければなりません。全国的に十二名ずつ選んでください。家庭で三拝もしていない人は、ここに参加してはいけません。新しい伝統を立てるために、主流としてしなければなりません。今、私達の三大目標は、伝統と教育と実践です。教育をするためには、伝統がなければできません。伝統は何かと言うと、もちろん、先生が歩んできた蕩減路程を、全部教育しなければなりません。先生の生涯は、迫害を受けながら戦った歴史です。君達の生涯は、迫害を受けないで歓迎されながら戦った歴史です。二つの歴史を教育しなければなりません。先生においては、迫害を受けながら戦った実績をほめたたえなければならないし、君達は迫害を受けていない立場で、どれくらいの実績をもって、全国的であり、アジア的であり、世界的に影響を及ぼしたか、それを誇らなければなりません。その二つを合わせなければなりません。君達は学校へ行ってCARP活動していますか? 悪魔の巣窟に入って救世主にならなければなりません。 先生も若い時から、このような考えを持ってこの道を開拓して来たのです。父母が敬遠し、環境が敬遠する全てを越えて歩んで来たのです。未来の私の同志を糾合するためです。君達も何かをするためには同志を糾合しなければなりません。これから会社の社長をするためには、学校の同窓生達の中で賢い人達を中心としてチームを組むのです。CARP活動以上に自分の出世基盤をこの自然的環境の中で伝授するのです。 うまくやれば出世するのです。全国的に人材を配置すれば、これから国会議員になれるし、その地方の有志にもなれます。そのような時代が来るのです。自分の専門分野においてチームを作らなければなりません。故に、私達二世、三世をして、官公庁や行政機関の会社や、どんな組織も連結することのできる自分の専門分野のクラブを組まなければなりません。一番貴いものは御言です。その人々に精神的姿勢、垂直的姿勢を整えて、御言を語って教育するのです。横的基台でいくらやっても中心がありません。それはこの地上では使用できるかも知れませんが、霊界に行けば必要ありません。 最も重要な問題は、如何に自分を中心として、サタン世界の人々を天の国の民として、どの位復帰したかということです。それが天の国へ行って皆さんの所有権になります。原理を知らない人、原理に照らしてみて実績がない人、感銘を与えられない人は皆、追い出すのです。今後の私達の世界は学校と同じように試験があります。共産党も同じようにやっています。試験を受けて点数が悪い人は内緒にしておかないで全部切ってしまいます。実力がなければ落ちます。三十六家庭も私の子供達も同じです。私はそのように考えているのです。 故に、冷酷な時代が来るのです。冷酷な社会で勝利しなければなりません。同情はありません。敗者に誰が同情しますか。勝利者を中心として全部結束しようとするのが自然の理致です。先生がこの道を築くためには、私の一生涯において、誰しもが及ぶことのできない精誠を尽くし、涙をどれ程流し、どれ程身悶えしたか分かりません。君達もそのようにしてみましたか。お母様が生まれるにも、三代が神霊の役事をすることによって出て来なければなりません。大まかな計算では背後を収拾することができません。そのままではサタンが退かないのです。思いもよらぬ程酷い背後の歴史を全て整理して、その実として立たせたのが祝福家庭の二世達です。 三十六家庭は、昔配置した教会に配置してください。三十六家庭会の名前で、昔開拓して教会を作ったように配置してください。休みになると、配置された教会に行って開拓しなければなりません。そこで南北統一をしなければなりません。そうすることによって、北韓の人々に、「私は休みになるとこのような事をやりました」という伝統を残さなければなりません。君達を中心として、国民を啓蒙し、導くことができるような材料が必要です。その材料がないとすれば、統一教会の祝福家庭として、自分の一族の前に何を持って教えますか。昔、三十六家庭と七十二家庭を皆、チームを組んで、一二〇個の教会を立てるように先生が指示して、一次、二次と派遣したことがあります。言葉だけではいけません。私は言う前に全部実践したのです。君達は、今度の夏休みには全員動員です。昔は、ミスカル(注・お米の粉を水にとかしたもの)を飲みながら伝道したのです。 そして原理講論を朗読するようにしてください。統一教会の食口達は、これから誰が原理をたくさん読んでいるかと言うのです。毎日のように霊的な呼吸をしなければなりません。御飯を食べるのと同じように、御言に接していなければなりません。御飯を食べるより、もっと重要視しなければなりません。御言を重要視しなければなりません。それは、自分達が行くべき、天国へ行くことのできる帰郷門です。君達は一度は死ななければなりません。死んだらどうしますか。君達は贈り物を準備しなければなりません。その時には、君達に伝道されて、先に死んでいった人達が歓迎しに来るのです。先生が死んだら、統一教会を信じた人々が歓迎しに出て来るようになっています。神様までも歓迎するようになっています。それが誇りであり、財産です。大統領が他国に行けばその国の国民が歓迎するように、天と地が歓迎するのです。間違いなくそのようになります。天と地に勝利することによって霊界へ行くのです。天使世界、人間世界において、全ての存在から尊敬され、崇拝される人にならなければなりません。 各自の責任を果たし、家庭で新しい伝統を確立 君達は何ですか。位置を汚さないでください。君達、ここに来て献金する時は、一年間精誠を込めてしてください。少なくとも十分の三は捧げなければなりません。先生は十分の数百倍です。負債を負ってもするのです。先生は今、六甲で見れば六数になります。七数を越えて行くのです。先生が絶対にしなさいと指示したことは、絶対に行動を開始して、二〇〇〇年を越えて行くのです。なすべき仕事が多いのです。従って来れない人は来ないでください。 以前、先生が金日成に会って、金日成と私が約束したことがあります。私が南韓に入って、約束したことをこれから私が実践しなければなりません。実践できなければ、すべて私が責任を追求されます。君達は、これから君達のお父さん、お母さんができなかった全ての責任を果たして、家庭で新しい伝統を立てなければなりません。 これから三十六家庭が誤ったら共同で責任を負わなければなりません。自分の両親が推薦するのでなく、天使長が推薦しなければならないし、周辺の人々が推薦しなければなりません。両親が「我が息子・娘を誰々と結婚させてください」と言って私のところに現れたら、その人は雷に撃たれます。龍基の息子と娘、龍賢の息子を私は知りませんでした。いとこと一家で暮らしたのです。私は二人が彼等の息子・娘であるとは知りませんでした。知らないで祝福してあげたので、私は良心の呵責はありません。それで、祝福してあげたのですが、良い新郎・新婦をもらいました。先生は内緒ではしません。天はそのようにするのではありません。公平です。雨が降ると善なる人の家や、悪なる人の家も等しく分けてあげるのです。等しく分けてもらったものを等しく受けなければなりません。 君達も同じです。よく出来ている人や出来ていない人等、色々な人々を皆、等しく祝福してあげました。祝福の価値基準になっているか、いないか。一族が全部問題となります。自分の先祖七十二代までが引っ掛かります。そのことを知って自分の息子・娘を推薦するためには、精誠を尽くさなければなりません。 真の愛の基準を目指して この次の名節に参加する人は、韓国人だけでなく、世界的な次元で選んでください。伝道の実績を見て模範的な人を選んでください。私は韓国人に相対する人ではありません。三次の三十六家庭は、世界的な貴族達、王室、王孫達、大統領の息子・娘達を連れて来て祝福しなければならない時が来ます。三代が問題です。どんなことがあっても、君達の息子・娘を、先生の代身になれるし、神の国の伝統を開発して、その一族の名誉ある血族として現れることのできるように、基盤を築かなければなりません。そのためには、一族を越えて東西南北、三族を感動させなければなりません。そうすることによって回って来て、自分の一族を率いるのです。伝道して氏族メシアになる、それだけやるのではありません。三つの氏族、三か国を越えて行くのです。それで、宣教師達を送らなければなりません。どの民族、どの国が外国へ宣教師をたくさん送ったか、どの国がその予算を国費の半分以上越えるか、そうすれば天国へ行くのです。そのような時代を目指して私達は前進しなければなりません。 先生は自分のためにお金を使いません。私は三十歳まで、新しい服を買って着たことがありません。学生時代も、全部古物屋で買って着ました。何故でしょうか。先生はその時は、醜い顔ではありませんでした。どこに行っても女性達が後を追うので、首を下げて、汗の臭いをさせることによって、傍に来ないようにして身を守りました。又、いつも腹が空いていました。腹が空くのが救世主です。しかし、腹が空く以上、眠りたい以上に御旨のために働かなければなりません。男性として生まれて、思春期になると、女性を求めるようになりますが、それ以上御旨のために働かなければなりません。そして、眠ることを克服しました。この三大欲望はサタンの直接入ってくるところです。それを主管して乗り越えなければなりません。 そして、最後は神の心情を体恤するためにはどこまで行くかと言うと、自分の愛する妻を怨讐に与えて祝福するのです。本当にそれができるか、考えてみてください。そうしないと神の心情圏が分かりません。その立場に出入りするのが神様です。悪魔は何ですか。愛の姦夫ではありませんか。エバを奪ったにもかかわらず、その者を許してあげて、また、許してあげて、祝福してあげたので、この息子・娘達を抱いて全部救うことにおいて、サタンは神を呪詛することができません。驚くべきお方です。そうしなければなりません。君達は、そのような境地まで行かなければなりません。「私の息子を供え物として捧げますので、神よ! 万民と取り替えてください」と祈祷しなければなりません。 私の興進が逝く時、先生はそのような心を持ってずっと過ごして来たのです。息子だからと思って涙を流すことができないのです。神の心情を体恤し、真の愛の圏内を越えて行くのは簡単なことではありません。息子の死も踏み越えて行かなければなりません。そうしなければ真の愛ということができないのです。君達もそのように考えなければなりません。自分の両親が、誤った両親であることを恥ずかしく思わなければなりません。先生はもう蕩減の道を全部行きました。条件や蕩減は遥かに越えました。 精誠を込めて備えるべき天の祝日 金日成の息子も先生の味方です。それは、自分も知らずにそのようになります。独立共和国(旧ソ連)の二世達は先生の味方です。全部、連れて来て教育しました。今回、八千名を越えました。皆一流大学を出た人ばかりで、英語が上手です。今、そこにおいて、十か国の共和国の内で、私達が二世を中心として築いた基盤は、どんな政府も取り外すことができないという報告を私は受けています。 北韓も同じです。私は北韓に商売をしに行ったのではありません。私は金剛山開発などには関心がありません。豆満江開発も私に約束しました。共同声明も私がしましたが関心がありません。南北統一にも関心がありません。それよりも二世の教育です。私が二世を教育しなければなりません。金日成の二世を教育すれば南北統一はできます。南韓の国民を愛を持って抱いてください。「恐怖をもってしては統一できません」と朴普煕を呼んで言いました。お金に付いて行けば、転がって飛んで行ってしまいます。しかし、人に付いて行けば人を育てられるのです。それは裏切ることができません。裏切っても帰って来ます。故に、人と共に生きるべきであって、お金と共に生きてはいけません。人と共に生きるのです。十人と一緒に暮らせば十人のお金は私の所有になります。百人を育てると百人が持っているお金を私が管理することができます。十分の一でも十人分ではありませんか。 教会長は生活に伴う苦痛は甘受しなければなりません。安楽に座っていてはいけません。四季は絶え間なく、冬になれば雪が降るし、梅雨時には雨が降るし、春になると花が咲いて、新しい葉が出て、実を結ぶのに、人として生まれて何ですか。食口達のお世話になるような指導者になってはなりません。私は、統一教会の人達から月給をもらおうと思ったことがありません。私が全部責任を負って育てようと思っています。 献金することも授受作用です。そうすると自分が福を受けるのです。先生に該当できる相対基準を立てれば福を受けるのです。一輪の花を買うような小銭を献金してはいけません。一年前から準備しなければなりません。七大名節を中心として、自分の一族の精誠を尽くして、新しいお金を準備して、手を付けないようにするのです。それらを分割して、七大名節であれば、七分の一に分けて献金しなければなりません。そのようなことを準備しなければなりません。そうすると、その家は病気にかからないし、憂患もありません。 三世の養育は二世(父母)の責任分担 先生は今まで、八歳か九歳の頃、約十日間病気にかかった以外には、七十年の生涯で病気で寝込んだことがありません。それは楽な生活ではありません。無理な生活です。今は三時間だけ寝れば起きます。きょうも十二時に寝て、三時に起きました。そのような生活をしています。故に、天に守られて、この難しい蕩減復帰、長子権復帰を成し遂げました。この世の人は個人基準も解決できないのに、父母権、王権復帰、皇族権復帰を唱えるし、南北を統一し、世界を越えて成すことのできる先生の一生涯を見ると、アメリカのTBS放送で悪宣伝したけれども、その内容を見ると、びっくりしてしまいます。何故、一人の人間が、反対を受けながら、このような基盤を築いたか。アメリカ人に噂が立つような事を成して来たのです。それは誰が加護してですか。神様よりも天運が加護したからです。神様は加護しません。天運が私達の生活に密接しているのです。できないと思われることができるのです。 君達は、生活において、そのような体恤をしなければなりません。神は生きて、私と共にいるということを体恤しなければなりません。でたらめな心を持って行こうとすれば問題が起こります。二世、分かりましたか? 君達の息子・娘を立派に育てなければなりません。どんな子供に育てるのか、父と母は精誠を尽くさなければなりません。そうするためには、連れて歩きながらよく育てなければなりません。 その意味において、君達は先生より幸福な立場にいます。先生は、孝進をはじめとして、自分の子供達を育てることができませんでした。放っておいたのです。この前、顕進が私にこのような話をしました。五年振りに神の日を父母様と共に迎えるようになったので、食口達の精誠が足りない部分を、自分達があらゆる精誠を尽くしてやらなければならないと言うのです。そして皆で歌を歌ったりしたのです。 これからは君達はむやみに参席できません。これは、全世界の集会です。五色の人種、そして、韓国語ができる人が参加するのです。故に、韓国語を習わなければなりません。その人達の前に、祖国に住んでいる韓国人として、彼等に何かを見せなければなりません。 さあ、そのような決意をして誓わなければなりません。分かりましたか? 分かった人は、手を挙げてください。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.21
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20220220 家庭連合 天福宮教会での礼拝映像です。今回は特別にヤン会長が「韓半島平和サミット」のコロナ禍での裏話を含めての勝利報告をされていました。特別言葉 –Dr Yang 20220220一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.20
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ほふられた子羊さん記事「⑥ 「しっぽ」(理由)が見えた!! 無知な、貧しき者しか来ることができなかった ☞ 再臨論の間違い - 平和の主人 血統の主人 (muragon.com)」のコメント欄からです。私tomy4509からほふられた子羊さんへのコメント:>ほふられた子羊さんへ> つぎはぎ的にしか読めない人には分かりません。トミーさんはつぎはぎですね。国語力が乏しいのです。「天聖経」のみ言の末には出典元が一つ一つ記載されていました。いうなれば、み言をブツ切りにして寄せ集めたものが天聖経です。そのぶつ切り(つぎはぎ)を引用されているのが【子羊さん】です。実は、【つぎはぎ的】に読まれていたのがあなた自身であったということです。ここしばらく、「奇知外記」では文鮮明先生み言葉選集からのみ言を掲載しているように、私はあなたのような天聖経からの「つぎはき読み」はしていませんので訂正をお願いします。そもそもの話、お母様が堕落したなどといったデマを吹聴しているあなたですが、天聖経の何をもってそうだというのですか? あなた自身による「暗号文解読表」を駆使しての【注釈付き】み言の歪曲・改ざんからでしょう。> これまでの統一教会は、幹部達が自分の不信を隠すために、ただただ、お父様とお母様を神格化してきました。その為、信徒たちは、文脈をぶつ切りにしてしか読まなくなってしまったのですね(※これは子羊さんにそのままお返ししました。)。> 統一原理を軸として、御言葉をじっくりと文脈に沿って読むようになれば、自ずと、お母様の堕落が理解できるようになりました。原理講論、聖書からも人間が完成すれば「神性」を持つようになるとあります。神様自身になることは出来ませんが、創造理想を完成した人間は「第二の神」ともなります。真の父母様がその方であり、私たち家庭連合はそれを信じています。その反面、それを信じられなくなった方々がその父母様を批判し堕落圏に引きずり降ろそうしているに過ぎません。「初めに結論ありき」、あなたもそのお一人です。あなたに欠けるもの、それは「真の父母様への信仰」です。信仰を失ってのあら捜しをしては、自己正当化、自己弁護があなたのブログです。挙句の果てには「精神異常者」まがいのストーカー行為での真の父母様批判、家庭連合組織批判のデマ宣伝は反対に回られた方の常套手段となっています。お父様のみ言暗号文は「メシヤ=再臨主=真の父母」です。これは永遠に変わらないものです。もちろんの話ですが、私はもはや「精神異常」が伝染するようなあなたの記事に1行も目を通していません。明らかな間違いだと分かるものですから。それへの子羊さんからの応答(その1):2022/02/19 06:29>tomy4509さん 読んで頂けないトミーさんのコメントは全て無用であることが分かりました。 いずれ、貴殿のコメントは削除します。 一人も読まないブログになるまで、続けるつもりです。 貴殿にとって時間の無駄ですからクリック無用、今後通り過ぎてください。お疲れさまでした。それへの子羊さんからの応答(その2):2022/02/19 06:53>tomy4509さん貴殿曰く・・・・「お母様だけでなくお父様までも「堕落」された立場に追いやってのみ言葉誤用、そのあなたのしっぽは反家庭連合です。」ーーーーーーーーーーーお父様の堕落問題はお母様の堕落とは全く質も意味も違います。同根ではありません。天聖経はお父様が第二の聖書として、天地の新しい標準として定められた経典です。外的に寄せ集めであったとしても、それは内的には寄せ集めではありません。分かりますか?この天聖経も、赤い天聖経も、じっくり、精査して、文脈を読み取れば、お母様の堕落は明白になっています。バカの壁を外して、思い込みを外して読まれれば、お父様の堕落問題というのは、お母様の堕落とは全く違うことが分かります。この問題は、10年後、20年後、40年後・・、家庭連合の中から改革が起こるようになるはずです。そうならなければ、消えていく運命だと思います。洗礼ヨハネの使命を持ったお母様が責任を果たさない為、お父様が洗礼ヨハネの位置からメシヤの位置に上がることができなかったのです。イエス様と同じように、メシヤの位置はお一人では立つことができないことが、お父様の堕落問題、つまり、洗礼ヨハネの位置のままになって、そのまま聖和されたのです。この観点で、お父様はご自身を堕落したアダムとして天聖経に延々と語られているのです。あくまでも、真の父母というのは、統一教会の教義として、未来を基準として出発した概念です。実体の真の父母という概念そのものが未来にあるのです。ですから、聖和される直前まで文先生は「再臨主が来られます」と再臨の必要性を語られていたのです。それが三代、四代・・、第四アダムということになっているのです。分かりますか。現在のお父様とお母様をもって実体の真の父母といわれるのなら、これこそが、反神様になるのです。ま、トミーさん、時間の無駄でしょうから、読む必要がありません。それへの子羊さんからの応答(その3):2022/02/19 07:04>tomy4509さん貴殿曰く・・・・ここしばらく、「奇知外記」では文鮮明先生み言葉選集からのみ言を掲載しているように、私はあなたのような天聖経からの「つぎはき読み」はしていませんので訂正をお願いします。ーーーーーーーーーーーーーーー「奇知外記」さんの文鮮明先生み言葉選集掲載、ありがとうございます。ときおり、まとめてダウンロードとしてフォルダーに入れています。やはり、時系列に御言葉を知ることは大切ですね。さて先ずは、> お父様の堕落問題はお母様の堕落とは全く質も意味も違います。同根ではありません。天聖経はお父様が第二の聖書として、天地の新しい標準として定められた経典です。外的に寄せ集めであったとしても、それは内的には寄せ集めではありません。分かりますか?これらは子羊さんの詭弁でしかありません。堕落にどのような「質」というものがあるのでしょうか?絶対基準からはプラスかマイナスの二択しかありません。また、「文鮮明先生み言葉選集」全巻を読まなければならないとお父様は言われていましたが、特にエキスを抜き出しては重複したみ言も整理されたものが「天聖経」です。第二番目は、> 洗礼ヨハネの使命を持ったお母様が責任を果たさない為、お父様が洗礼ヨハネの位置からメシヤの位置に上がることができなかったのです。> イエス様と同じように、メシヤの位置はお一人では立つことができないことが、お父様の堕落問題、つまり、洗礼ヨハネの位置のままになって、そのまま聖和されたのです。> この観点で、お父様はご自身を堕落したアダムとして天聖経に延々と語られているのです。> あくまでも、真の父母というのは、統一教会の教義として、未来を基準として出発した概念です。実体の真の父母という概念そのものが未来にあるのです。ここでの「洗礼ヨハネの使命」とは何でしょうか。マラキ書には、メシヤが来る前にエリヤが再臨しては主の道を正していくという預言されていました。その使命を担ってきたのがイエス様当時の洗礼ヨハネでした。ところが、その洗礼ヨハネ自身はその使命を全うすることが出来ずイエス様を不信したためにイエス様自らが洗礼ヨハネの立場に落ちては証していかなければなりませんでした(原理講論P.193~)。イエス様のサタンからの三大試練もありましたが、だからといってイエス様はメシヤとしての位置を復帰されたとはありませんし、そのまま十字架へと架かっていかれました。それに続くのが第三次世界的カナン復帰路程(原理講論P.420~)です。「⑴ イエスを中心とする霊的カナン復帰路程」、「⑵ 再臨主を中心とする実体的カナン復帰路程」に分かれていましたが、こんにち私たちが目にしているのはその「⑵ 再臨主を中心とする実体的カナン復帰路程」です。(2) 再臨主を中心とする実体的カナン復帰路程 第三次世界的カナン復帰路程が、第三次民族的カナン復帰路程と同じく、実体路程をもって出発することができず、霊的路程として出発するようになった理由については、既に前節で述べたとおりである。「メシヤのための霊的な基台」の上で、霊的メシヤとしておられるイエスを信じ、彼に従うことをもって出発した第三次世界的カナン復帰の霊的摂理は、二〇〇〇年の悠久なる歴史路程を経て、今日、世界的にその霊的版図を広めるようになった。 それゆえ、あたかもモーセの霊的カナン復帰路程を、ヨシュアが代わって実体路程として歩み、民族的カナン復帰を完遂したのと同じく、イエスは、今までの霊的カナン復帰路程を、再臨されてから実体路程として歩まれ、世界的カナン復帰を完遂されることによって、地上天国をつくらなければならないのである。このように再臨主は、初臨のときに実体をもって成就されようとした地上天国を、そのごとくにつくらなければならないので、あくまでも実体の人間として、地上に生まれなければならないのである(後編第六章第二節(二)参照)。 しかし、再臨主は、初臨のときの復帰摂理路程を蕩減復帰しなければならないので、あたかも彼の初臨のとき、ユダヤ民族の不信によって、霊的復帰路程の苦難の路程を歩まれたように、再臨のときにおいても、もし第二イスラエルであるキリスト教信徒たちが不信に陥るならば、その霊的な苦難の路程を、再び実体をもって蕩減復帰されなければならないのである。イエスが「しかし、彼(イエス)はまず多くの苦しみを受け、またこの時代の人々に捨てられねばならない」(ルカ一七・25)と言われた理由は、とりもなおさず、ここにあるのである。 それゆえに、イエスは初臨のときに、彼のために召命された第一イスラエル選民を捨てられ、キリスト教信徒たちを第二イスラエルとして立て、新しい霊的な摂理路程を歩むほかはなかったのと同様に、再臨のときにも、キリスト教信徒たちが不信に陥るならば、彼らを捨てて新しく第三イスラエルを立て、実体的な摂理路程を成就していくほかはない。さらにまた、イエスは再臨のときも初臨のときと同じく、彼の道を直くするために洗礼ヨハネの使命(ヨハネ一・23)を担ってくるはずの先駆者たちが、その使命を全うし得ないときには、再臨主御自身が、再び洗礼ヨハネの立場で、第三次世界的カナン復帰摂理のための「信仰基台」を実体的に造成しなければならないので、苦難の道を歩まれなければならないようになるのである。 しかし、再臨主はいくら険しい苦難の道を歩まれるといっても、初臨のときのように、復帰摂理の目的を完遂できないで、亡くなられるということはない。その理由は、神が人類の真の父母を立てることによって(前編第七章第四節(一)①)、創造目的を完遂なさろうとする摂理は、アダムからイエスを経て再臨主に至るまで三度を数え、この三度目である再臨のときには、必ず、その摂理が成就されるようになっているからであり、その上、後編第四章第七節に論述されているように、イエス以後二〇〇〇年間の霊的な復帰摂理によって、彼が働き得る社会を造成するために、民主主義時代をつくっておかれたからである。イエスは、初臨のときには、ユダヤ教の反逆者であると見なされて亡くなられたのであったが、彼が再臨なさる民主主義社会においては、たとえ、彼が異端者として追われることがあるとしても、それによって死の立場にまで追いこまれるようなことはないのである。 それゆえに、再臨主がいくら険しい苦難の道を歩まれるといっても、彼が立てられる実体的な「信仰基台」の上で、彼を絶対的に信じ、彼に従い、彼に侍る信徒たちが集まって、第三次世界的カナン復帰の実体路程のための「堕落性を脱ぐための蕩減条件」を立て、「実体基台」を造成することによって「メシヤのための実体的な基台」をつくるようになることは確かである。 第三次民族的カナン復帰路程において、モーセのときには、磐石を中心とする「出発のための摂理」をするようになっていたのであるが、ヨシュアのときには、磐石よりももっと内的なそのわき水を中心とする「出発のための摂理」をされたのであった。これと同じく、イエスも初臨のときには奇跡をもって「出発のための摂理」をされたが、再臨のときには、それが内的なものとなった、み言を中心として「出発のための摂理」をされるのである。なぜなら、既に前編第三章第三節(二)において論及したように、み言をもって創造された人間が(ヨハネ一・3)、堕落によってみ言の目的を成就することができなかったのであるから、神はこの目的を再び完遂なさるためには、「み言」の外的な条件を立てて復帰摂理をなさり、摂理歴史の終末に至って、「み言」の実体であられるイエス(ヨハネ一・14)を再び送られて、「み言」を中心とする救いの摂理をなさらなければならないからである。 神の創造目的を、心情の因縁を中心として見るならば、神は、霊的な父母として、人間を実体の子女として創造されたのである。そして、最初に神の二性性相の形象的な実体対象として創造されたアダムとエバは、神の第一の実体対象として、人類の父母となるのである。それゆえに、彼らが夫婦となって子女を生み殖やし、父母の愛と夫婦の愛、そして子女の愛を表し、父母の心情と夫婦の心情、そして子女の心情によって結ばれる家庭をつくるようになっていたのであるが、これがすなわち三対象目的をなした四位基台であったのである(前編第一章第二節(三)参照)。 このように、神は天の血統を継承した直系の子女によって、地上天国をつくろうと計画されたのであった。しかし、既に堕落論において詳しく述べたように、人間始祖が天使長と血縁関係を結ぶことによって、すべての人類はサタンの血統を継承して、みな悪魔の子女となってしまったのである(マタイ三・7、マタイ二三・33、ヨハネ八・44)。それゆえ、人間始祖は神と血縁関係を断ちきられた立場に陥ってしまったのであるが、これがすなわち堕落である(前編第二章参照)。 それゆえに、神の復帰摂理の目的は、このように神との血統関係が断たれてしまった堕落人間を復帰して、神の直系の血統的子女を立てようとするところにあるのである。我々は、このような神の復帰摂理の秘密を聖書から探してみることにしよう。 先に論じたように、堕落して殺戮行為をほしいままにしたアダム家庭は、神との関係を断たれてしまったのである。しかし、ノアのときに至って、その二番目の息子であり、アベルの立場におかれていたハムの、その失敗によって、神と直接的な関係を結ぶところにまでは行かれなかったが、それでもノアが忠誠を尽くした基台があったので、僕の僕(創九・25)としての立場に立つことができ、神と間接的な関係を結ぶことができたのである。これがすなわち、旧約前の時代における神と人間との関係であった。 信仰の父であるアブラハムのときに至り、彼は、「メシヤのための家庭的な基台」をつくって、神の選民を立てたので、彼らは初めて神の僕の立場に復帰することができた(レビ二五・55)。これがすなわち、旧約時代における神と人間との関係であった。イエスが来られてのち、洗礼ヨハネの立場でもって立てられた、その「信仰基台」の上に立っていた弟子たちは、初めて、旧約時代の僕の立場から、養子の立場にまで復帰されたのである。彼らが神の直系の血統的子女となるためには、イエスに絶対的に服従して「実体基台」をつくることにより、「メシヤのための基台」を造成し、その基台の上に立っているイエスに、霊肉併せて接がれることによって(ロマ一一・17)、彼と一体とならなければならなかったのである。 イエスは、原罪のない、神の血統を受けた直系のひとり子として来られ、堕落したすべての人類を彼に接がせて一体となることにより、彼らが原罪を脱いで神の直系の血統的子女として復帰することができるように摂理しようとしてこられたのである。イエスと聖霊とが、人類の真の父母として、このように堕落人間を接がせ、原罪を脱がしめることにより、神との創造本然の血統的因縁を結ばしめる摂理を、重生というのである(前編第七章第四節参照)。それゆえに、イエスは、野生のオリーブである堕落人間を接がせるために、善いオリーブとして来られた方であるということを、我々は知らなければならない。 しかし、弟子たちまでが不信に陥ったために、イエスは、洗礼ヨハネの立場から、一段上がってメシヤの立場に立つことができないままに、十字架で亡くなられたのである。それゆえ、復活したイエスが、霊的洗礼ヨハネの立場から、復活四十日のサタン分立期間をもって霊的な「信仰基台」を立てられたのち、悔い改めて戻ってきた弟子たちの信仰と忠節とによって、霊的な「実体基台」が立てられた結果、そこで初めて「メシヤのための霊的な基台」が造成されたのである。そしてついにこの霊的な基台の上に霊的メシヤとして立たれるようになったイエスに、霊的に接がれることによって、初めて信徒たちは、霊的な子女としてのみ立つようになったのであるが、これがすなわち、イエス以後今日に至るまでの霊的復帰摂理による神と堕落人間との関係であった。それゆえに、イエス以後の霊的復帰摂理は、あたかも神が霊界を先に創造されたように、そのようなかたちの霊的世界を、先に復帰していかれるのであるから、我々堕落人間はまだ、霊的にのみしか、神の対象として立つことができないのである。したがって、いくら信仰の篤いキリスト教信徒でも肉的に継承されてきた原罪を清算することができないままでいるので、サタンの血統を離脱できなかったという点においては、旧約時代の信徒たちと何ら異なるところがないのである(前編第四章第一節(四))。このように、キリスト教信徒たちは、神と血統を異にする子女であるので、神の前では養子とならざるを得ないのである。かつてパウロが、聖霊の最初の実をもっている私たち自身も、嘆いて養子とせられんことを待ち望んでいると言った理由も、実はここにあったのである(ロマ八・23)。 それゆえに、イエスは、すべての人類を、神の血統を受けた直系の子女として復帰するために、再臨されなくてはならないのである。したがって、彼は初臨のときと同じように、肉身をもって地上に誕生され、初臨のときの路程を再び歩まれることによって、それを蕩減復帰されなければならない。それゆえに、先に既に論じたように、再臨のイエスは、み言を中心とする「出発のための摂理」によって、「メシヤのための基台」を実体的に造成し、その基台の上で、すべての人類を霊肉併せて接がせることにより、彼らが原罪を脱いで、神の血統を受けた直系の子女として復帰できるようにしなければならないのである。 それゆえに、イエスは初臨のときに「メシヤのための家庭的な基台」の中心人物であったヤコブの立場を蕩減復帰なさるために、三人の弟子を中心として十二弟子を立てられることによって、家庭的な基台を立てられたのであり、また、七十人の門徒を立てられることによって、その基台を氏族的な基台にまで広めようとされたように、彼は、再臨される場合においても、その「メシヤのための基台」を、実体的に家庭的なものから出発して、順次、氏族的、民族的、国家的、世界的、天宙的なものとして復帰され、その基台の上に、天国を成就するところまで行かなければならないのである。 神は、将来、イエスが誕生されて、天国建設の目的をいちはやく成就させるために、第一イスラエル選民を立てることによってその土台を準備されたのであったが、彼らがそれに逆らったので、キリスト教信徒たちを第二イスラエルとして立てられたように、もしも、再臨イエスの天国建設の理想のために第二イスラエルとして立たせられたキリスト教信徒たちが、またもや彼に背くならば、神はやむを得ず、その第二イスラエル選民をも捨てて新しく、第三イスラエル選民を選ばれるほか、致し方はないのである。それゆえに、終末に処しているキリスト教信徒たちは、イエスの初臨当時のユダヤ民族と同じく、最も幸福な環境の中におりながらも、また一方においては、最も不幸な立場に陥るかもしれない運命の岐路に立たされているとも考えられるのである。こういった原理講論の記述を無視しては、子羊さんは原理講論・再臨論の韓国の歴史記載が史実と異なるといった統一教会反対派の言葉を真に受けての躓かれたということでした。統一原理は歴史書ではありません。歴史を語るにも国や宗教が違っても様々な価値観が飛び交っていますし、一本化することなど出来ない話です。にもかかわらず「反対派の罠」にまんまとはめられていました。このような子羊さんの妄想から「洗礼ヨハネの使命を持ったお母様」だという発想が生まれてきています。イエス様同様にお父様も洗礼ヨハネの立場に一旦は落ちましたが、統一教会(第三イスラエル)を立てられることで洗礼ヨハネの立場から一段上がることが出来ました。そういった基台の上で1960年の聖婚式、黙示録の「小羊の婚宴」が成されました。真の父母様に失敗などとは原理講論からは考えられないことです。原理講論では、お父様は未来を予測して書かれた部分が上記の引用であり、また、再臨主としての決意文でもありました。1992年に初めて公式の場で「メシヤ=再臨主=真の父母」を宣布されました。ところが、子羊さんいわく、その時からお母様の裏切りが始まって「メシヤ=再臨主≠真の父母」の主張です。「真の父母」は未来形であって、まだ来ていないがあなたの「初めに結論ありき」となっての【注釈付き】御言葉の歪曲・改ざんブログ記事となっています。再臨に関する私からの引用とも矛盾していますし、再臨論の再臨期の数理性までも否定してしまっています。つまりは、子羊さんのそれは原理講論にも反するものであるという結論です。「tomy4509さん 読んで頂けないトミーさんのコメントは全て無用であることが分かりました。 いずれ、貴殿のコメントは削除します。 」はこれで三度目ですか。あなたとお父様み言葉に間違いがあれば「今日にでもブログを閉じる」と断言された子羊さんでした。私からは「明らかに間違いである」、との解釈(介錯)でその引き際まで準備したのでしたが、往生際の悪いあなたは私からの「コメント削除」行為をもってそれを隠ぺいされようとしているのではないですか? 「臭いものには蓋を」式です。【参考記事】ほふられた子羊(平和太郎)さんが非公開にしたコメント(その1) | 奇 知 外 記 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)【メモ書き】ほふられた子羊(平和太郎)さんが非公開にしたコメント(その2) | 奇 知 外 記 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)【メモ書き】ほふられた子羊(平和太郎)さんが非公開にしたコメント(その3) | 奇 知 外 記 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)【メモ書き】ほふられた子羊(平和太郎)さんが非公開にしたコメント(その4) | 奇 知 外 記 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)【メモ書き】ほふられた子羊(平和太郎)さんが非公開にしたコメント(その5) | 奇 知 外 記 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.20
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[22.02.20] 世界平和統一家庭連合 世界本部教会 平和ヌリ2022/02/20 09:45に公開。平和ヌリでは、今回の韓半島平和サミットにおける勝利的内容の報告がされていました。44分ごろからの視聴がお勧めします。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.20
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「セナラ(=新しい国の)統一」1992・1・1、ニューヨーク、世界宣教本部 元旦の祝祷 愛するお父様! たった今一九九一年を送り、一九九二年の新年の新しい朝を迎えました。 六千年間、あなたのみ旨を中心として準備したイスラエルを基盤とするキリスト教を中心として、真の御父母様に連結させようとされたあなたのすべてのみ旨は成し遂げられず、第二次大戦以後に統一天下を計画されていたすべての内容は、摂理のみ旨の前に一致を成し遂げることができず、それにより再び全世界は、天に侍る位置に立つことができなくなりました。 そして今、四十年を越え、七年を加えた一九九二年を迎えることによって、私たちは最後の歴史的な転換の頂に到達しました。天的に蕩減してきたすべての事情を越え、国家的基準と世界的基準をすべて蕩減し、長子権復帰と父母権復帰と王権復帰を中心とした勝利的覇権を天が占有される中で、今や新しい一九九二年を迎えました。 一九九二年には、新しい天の国と天の地を設定しなければならない「セナラ(新しい国の)統一」というとてつもない宿命的任務が、今や私たちの目前に置かれています。 この一年、私たちが清算すべき韓国を中心とした南北統一という問題を解決するために、天が喜ばれる基盤を完全に築きました。このように勝利の天国へ前進する時において、すべての条件的基準を超えさせてくださったことに感謝いたします。 一九九二年を迎えるこの時間は、韓国を中心として連結させて迎えるべき時間ですが、ここアメリカのニューヨークでこの行事を挙行いたしますので、お父様、喜ばしい心をもって韓国の地を延長した立場から受けてくださるよう懇切にお願い中し上げます。 真の父母の涙のにじんだその地を中心として、アダム国家を中心とするエバ国家と天使長国家というこの三大国を連結させ、アダムが堕落する前の本然的基準において、個人的基準を超えて国家的基準の結実として、真の父母を通してお父様の前に再び奉献をすることができる本然的世界が復帰されて余りあるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。 きょう、霊界にいるすべての霊人たちと地上にいるすべての人類が注目し、統一教会のすべての食口が心を合わせて精誠を尽くしているこの場を中心として、天が喜びの勝利の再出発をしてくださり、新しい国を統一するために進軍する全体の上に、お父様の祝福と愛と栄光が永遠に共にあってくださることを懇切に願いながら、新年の元旦に、神様のみ名と真の父母のみ名によって宣布いたします! アーメン。アーメン。アーメン! 年頭標語:セナラ(新しい国の)統一 先月二十五日のクリスマスは、ソ連が完全に崩壊し、金日成が自分の息子の金正日に軍事指揮権をすべて委譲した日です。一日ですべてそのようになりました。 今からは摂理的統一圏ができて新しい国が来るので、このようなことが起きるのです。それで、本来は二十五日に書くべきだったものを、きょうを記念して一緒に書いたのです。還故郷時代において、国家的基準を中心として南北が一つになるのです。これは歴史的な出来事です。 一世である全日成は去り、二世が天の圏内に入っていきます。ですから、金日成が金正日に軍事権と統治権を委譲したのです。それで、二世は天に属するということでしょう。国家が一つになり、世界が一つになり、天宙が一つになって越えていく時なので、このような出来事が起こるのです。このような基盤の上で新しい国が来るのです。(拍手) きょう、この標語とともに、この地上に新しい国が一つになって現れることができるということは、世界史的な事件です。この日が歴史的であり、世界史的な新しい日であるということを、皆さんは記憶しておかなければなりません。 第二イスラエル圏であるアメリカを中心とした天の摂理は、第二次大戦を中心として、世界を一つの新しい国へ統一しようとすることでした。しかし、それがその時に延長されたのです。その時にアメリカが真の父母と一つになっていたならば、全人類は新しい真の父母の血族になっていたはずです。一九四五年から一九五二年までの七年間でキリスト教文化圏を統一しようとされたのが、神様のみ旨でした。新しい国の統一は、その時に成し遂げられなければならなかったのです。 これを失ってしまったその時から四十年後が一九八五年であり、そこに七年をプラスすれば、一九九二年になるのです。ここで先生が何をしなければならないかというと、宗教圏をつくらなければなりません。宗教圏を中心として、国家権力を連結させ、その基準の上に真の父母が再登場するのです。 第二次大戦後に真の父母がひときわ高く掲げられるようになっていたすべての事実が、今年を中心として、そのまま完全に現れるようになるのです。今からは、レバレンド・ムーンがますます有名になるはずです。 真の御父母様は、このようなすべての歴史的な蕩減をして何をしようというのでしょうか。万民を解放しようというのです。なぜ。どうしてですか。人類を解放して初めて神様が解放されるからです。今からは蕩減時代がなくなります。レバレンド・ムーンを迫害してきた時代はなくなるのです。今や新しい国が統一されることによって、人類の解放と神様の解放の時が来たのです。万歳! セナラ(新しい国の)統一の四大要件 私が新しい国の主人として、私が新しい国をつくらなければなりません。これはアメリカで、一月一日にメモしたものですが、記録しておきなさい。「セナラ(新しい国の)統一という題目のもとで、一から四まであります。 最初は何かというと、長子権の復帰です。新しい国の統一をしようとすれば、長子権を復帰しなければなりません。民族的に長子権を復帰しなければならず、国家的に復帰しなければなりません。二番目は、父母権の復帰です。氏族的メシヤを中心として、長子権と父母権が生まれなければなりません。それが真の父母です。その次には王権復帰です。それは王の中の王ということです。 その次は、皇族圏復帰というものが出てきます。神の国の王を中心として、皇族の設定が成されていません。「イエス様は王の王として来られた」と言いますが、皇族がいないのです。自分の血統を通した直系の王子、王女の家庭がないということです。それが復帰されなければなりません。本来のエデンにおいて、アダムとエバは皇族でした。皇族圏を中心として、すべて連結されなければならなかったのです。 長子権を復帰するのは、父母権を立てるためなのです。長子権復帰をなして、先生を中心として、ソ連を屈服させることによって、横的基準の世界的父母権ができるのです。 キリスト教とアメリカは、民主世界の父母権を設定するのです。それから、世界的版図においては、横的な基準で左右が一つになることによって、横的な父母の版図を形成することができるのです。それによって長子王権時代が来るので、南北韓の統一時代が来るというのです。金日成というお父さんと統一教会のお父さんが互いに闘っているのではないですか。これを統一して、初めて定着するのです。 ですから、長子王権復帰です! 「頭翼思想」と「神主義」を中心として、一つになるのです。それで、ここに何と書いたのでしょうか。「一九九一年十二月二十二日、ソ連の滅亡と、金日成が金正日に軍事指揮権を委譲することをもって、完全に終了!」と書いてあります。先生がこの期間に北韓に入っていき、七日間で蕩減歴史を終了したのです。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.19
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「第九回愛勝日」1992年1月2日 愛勝日祝典及、文興進様昇華八周年追悼記念礼拝が、世界宣教本部のバムブールームにて行われ、式典に参加した世界のリーダーと、世界宣教師達に語られた。 祈 祷 愛する天のお父様。 きょうは一九九二年一月二日。この日は興進君があなたのみ許に行ってから八周年を記念する追悼の日であります。その間、霊界で数多くの活動をしながら、地上にいる真の父母様の愛の因縁を、天上世界で十代と三十代に連結する役事をして、キリスト教と統一教会と全ての宗教を興進君によって、新しい天上世界に歴史を開くようにしてくださった天のお父様の恩恵を顧みながら感謝いたします。この間、天の摂理を進展させる過程において、多方面で霊界から協助した事実と、地上の全ての兄弟達が心を合わせたことと、元殿を中心として精誠を尽くしたことが一致して、摂理に偉大な貢献をしてくださった天のお父様の恩恵と興進様のみ前に感謝いたします。 今、この世界的な精誠をとおして、御旨の摂理に向かって峠を越えて、新しい歴史の出発を中心とする新しい国の統一のための前進的、新しい出発を九二年度に発表しました。興進様よ! 全ての二世をあなたの懐に抱くように、北韓の地、天地全体を統轄されて、青少年時代を天のお父様のみ前に復帰することにおいて、中枢的使命を果たすように、全霊界の若い霊人達を地上に派遣して、興進君が中心になって、全てが一体になることを許諾してくださることを、切にお願い申し上げます。 新年を迎えたこの期間に、天の祝福が、興進君が働く日々のためにありますように。 地上ですべてを成すことができない内容を代身して、補充することができるように、天から祝福してくださるように願います。 興進君が兄弟を代表して霊界に行くことによって、全ての全体を、愛を中心として日々精誠を尽くして、祝福を受けた二世達の前に、未来に天の恩恵の道を拡大する霊界と肉界を結ぶ橋の役割を益々果たせるようにお願い申し上げます。きょうのこの日、心を込めて全ての統一家と、食口達の前に天の祝福を伝えて、愛を増して、血統を通して万福の因縁を連結するようにお願い申し上げます。 天のお父様! 統一家に働く全てを育ててくださった今までの苦労を感謝申し上げながら、今後なされる全てを祝福してくださり、更に、興進君の家庭の上に、天のお父様、特別に祝福してくださることをお願い致します。今年、新しく展開される全てのことが、天のお父様の祝福の中で、天の喜びの日をもたらすように、妻薫淑様を慈しんでくださるようにお願い申し上げます。全てがこの日をお祝いしながら、心情を合わせて、お父様のみ前に記念するこの日を、更に愛で抱き、恩恵で抱いて、祝福してくださるようにお願い致します。統一家の日々が、このような日によって連結するようにお願い致します。真のご父母様の御名によって、この日をお祝いしながら祝願致します。アーメン。アーメン。アーメン。(「アーメン。」) メシアを迎えるために蕩減路程を歩んだイスラエル圏 復帰歴史は、蕩減を通じなければなりません。一つの団体、家庭、一人の生涯を中心として蕩減法を経て行かなければなりません。人類歴史は数多くの戦争を経て来ました。戦争も一つの蕩減路程です。神の主流思想を立てるためのイスラエルと、サタンとの正面対決をしなければなりません。勝利圏に入って行くためには、堕落世界圏、即ちサタン主管圏を越えて行かなければなりません。たとえイスラエル選民であっても、個人的な過程を経て、家庭、氏族、民族、国家、世界を越えて行かなければならないのが蕩減路程です。これを乗り越えて行かなければなりません。それで、ヤコブを中心とする家庭基準、モーセを中心とする民族基準、洗礼ヨハネを中心とする国家基準というように、各段階における蕩減路程を経て、戦って勝利してきたのです。その先祖を信じて、侍らなければならないし、先祖達の伝統を受け継いで、イスラエルの選民圏、世界の選民圏の勝利を受け継ぐためには、歴史時代に代々潜んでいるその人達を、自分の生命のように思って、これを連結しなければなりません。それで、先祖から後孫に至るまで、垂直に降りて来るのです。これを受け継ぐためには、その精誠を尽くした先祖以上に精誠を尽くすことによって、神の恵沢圏を受け継ぐことができるのです。 蕩減してきたイスラエル選民圏はアベル圏です。ここで、国家圏を中心として、アベル的中心存在としてこの地上にお迎えするのがメシアです。これを世界に連結するために、メシアが来られるのです。故に、イスラエルの代表的な存在であるイエス様と完全に一つになったとすれば、歴史的な蕩減路程をすべて受け継ぐことができるのです。そのために、サタン世界は、イエスを総攻撃したのです。伝統的主流思想を中心として、個人を中心とする家々を代表した個人圏全体、家庭を中心として国家を代表する家庭圏全体、氏族を中心として国家を代表する氏族圏全体、このように主流と傍系が一つになった立場が、イスラエル国家とユダヤ教の関係です。イエス様がその中心存在として来られたので、イエスと一つになれば、これらの傍系も新しく越えて行くのです。イエスが御旨を捨てれば全てが崩れるのです。それ故に、サタンがイエスを攻撃したのです。そのために、体を失ってしまったのです。イエスを中心としたヨセフの一族から、家庭、民族、世界をサタンが攻撃してきたのです。 もし、イエスが祝福を受けて、相対理想の家庭を成したならば、どんなに迫害を受けても、生き残れるのです。主流として継承して一つのキリスト教統一圏を成したならば、世界は統一されたことでしょう。そうして、イエスが、アダムが乗り越えることのできなかった長成期完成級を越えたならば、神様はその一族を攻撃することができないのです。イエスの家庭を中心として勝利的基盤を築いて、国家的、世界的基準に進んで行くのに、イスラエル民族が一つにならなければ、イエスの家庭が問題となるのです。その時は、蕩減の道を行かなければなりません。 再臨主を迎えるための歴史的背景 イエスの死によって、体のような外的なすべての国家基盤を失ってしまったのです。歴史時代を代表した過去まで全部失ってしまったのです。それ故に、キリスト教を通して、二千年の間、イスラエル圏を中心として、もう一度戦ってきたのです。二千年の間、体を失った霊的基準を越えて、キリスト教の世界的版図を越えるまで役事して、キリスト教文化圏であるアメリカを中心として、世界を一つにする基準に連結できる時まで、蕩減路程を経てキリスト教を開拓して来たのです。 それで、二〇〇〇年になる直前に、世界はキリスト教文化圏による統一世界、統一圏になっていたのです。この世界版図をキリスト教が受け継ぐことができなかったのです。一人のアダムが霊肉に分れて闘争歴史になったように、アダムの体のようなアメリカと、アダムの霊のようなキリスト教を、再臨主は相続しなければなりません。来られる再臨主は、霊的世界において統一圏を受け継いで、その基盤を中心として、肉的基盤に接ぎ木しなければなりません。再臨主は歴史において最も住みにくい時代にお生まれになるのです。 それで、一九二一年から九〇年までの時代は、全世界の転換時代であり、九数、七数を中心として、完全世界蕩減復帰時代です。第二次世界大戦直後に、先生を中心として霊肉の全てを相続しなければなりません。そうして、神を中心として、全世界の体のようなアメリカを中心とした統一圏と、キリスト教を中心とした世界舞台に連結できる立場で、イエスと結ばれなければなりません。アダムが霊肉に分立されたように、世界版図統一圏を中心として、キリストが世界に進むことのできる、霊肉の基盤が無いのです。それで、霊を吹き込んで生命になるのと同じように、霊肉を一つにして、これを結ばなければなりません。肉を代表した世界と、霊を代表したキリスト教が分立してしまったからです。 これを霊肉一つに集約させて、主体性を持ってこられた方が再臨主です。そこから、統一世界、一つの世界が切り開かれるのです。 イエス様の立場を蕩減復帰した先生 ところが、このキリスト教文化圏が、世界的勝利的版図が全部反対したのです。先生が今まで成し遂げてきたことは、独自的になしたのではなく、イエス様が今まで霊的に勝利してきた伝統的基盤に基づいて成してきたのです。そのために、六〇年度の聖婚式以後、先生は誰よりもイエス様のことについて多くの御言を語り、イエス様のために誰よりも多くの涙を流したのです。それは、二千年の人類の涙でした。アメリカが先生と一つになったならば、世界は七年以内に復帰されるようになっていたのです。これが全部反対に回ったのです。 先生が立っている立場は、イエスが勝利しなければならなかった長成期完成級の立場に立っていました。それは、堕落人間が再臨主(メシア)を迎えて、祝福を受けることにより、新生し、人間始祖アダム・エバが堕落する以前の立場を復帰した位置なのです。その基準において、先生もイエスと同じように、韓国にあって、最大の国家的迫害を受けたのです。イエス様が失ったイスラエルと、ユダヤ教を探さなければならなかったからです。それで、韓国で十四年間迫害を受けながら、蘇生七年、長成七年を経て、解放後十四年振りに、聖婚式を行ったのです。その後更に七年路程を越え、三次七年路程を経て、一九六八年に神の日を定めて、世界的出発をしました。神様と父母と子女と万物を連結する過程を経て、一九六八年の一月一日を起点として、世界的な三年路程を定め、祝福家庭全体が国家を越えて行ったのです。 父母の日、子女の日、万物の日、神の日を定めることによって、一つの本然圏となる条件的基盤が完全に成立したので、そこから国家を越えて行ったのです。そして、四三〇家庭と七七七家庭を祝福することによって、全体が国家を越えて世界に行くのです。イエスが家庭を編成して世界に行くことができなかったので、それを蕩減するために、国家を越えて行かなければなりません。 三次の七年路程により、国家的基盤から世界的基盤を蕩減 その当時、金日成が南侵しようとしていたのです。それで、韓国政府はこれを最も中心課題として取り組んだのです。そして、一九七一年からの三年間、世界の舞台に進んで行ったのです。イエスが霊的に反対されたので、実体基盤を成すことができなかったのです。キリスト教文化圏は霊的基盤の世界的版図を持っていたために、国家的基準からキリスト教文化圏を結ばなければなりません。 一九七二年に結成された機動隊(IOWC・国際統一十字軍)が全アメリカのキリスト教に歓迎されたのです。韓国のキリスト教に迫害されたにもかかわらず、霊的世界的版図基盤をもつアメリカにおける勝利と歓迎によって、キリスト教文化圏を結んで、世界的版図をもつキリスト教の基盤を完全に受け継いだのです。そのような立場で、世界的キリスト教国家の代わりとして再創造するのです。 世界六〇か国の食口達からなる国際機動隊を編成して、韓国のキリスト教と実体的に全部結んで、釜山作戦、大邱作戦、ソウル作戦などの大作戦を展開したのです。イスラエル国家が中心となって、ユダヤ教とローマ帝国が一つになって、イエス・キリストを迫害したのですが、その時は韓国政府と統一教会が一体となって、アメリカを中心として国際機動隊が一つになって韓国を屈伏しなければならなかったのです。これによって、イエスの時代に、ローマ帝国とユダヤ教とイスラエル国家がイエスを迫害したことを実体的に蕩減復帰したのです。イエス復活圏が成り立つのです。そうすることによって、統一教会は横的に世界版図に進んで行くことができます。 私達の大会によって、韓国の共和党が驚きました。事務総長や情報関係者は、皆、私を訪問したのです。国やキリスト教を完全に制したからです。このようにして、韓国では霊肉を統一することのできる基盤を築いたのですが、アメリカを中心として霊肉一致がなされていません。それで、一九七五年六月七日に韓国の汝矣島で、「救国世界大会」を行いました。この汝矣島の勝利基盤に基づいて四十日間、朴正煕大統領の側に立って祈りました。そして深刻な手紙を書きました。その手紙を書いてから、アメリカに発ったのでした。ちょうどその日に、毛沢東が亡くなったのです。しかし、朴正煕は先生に従わなかったのです。朴大統領は、その後、暗殺されました。韓国において実体的な勝利基盤の上に、イエス様が失った国家的基盤を蕩減したのです。 従って、先生がアメリカに戻って来て、実体基盤を中心として戦わなければなりませんでしたが、ニクソン大統領が問題でした。先生はアメリカのキリスト教と一つになることによって、世界的基盤の条件と、国家的実体基盤を中心として、霊的キリスト文化圏を受け継いだのです。一九八〇年までの三次七年路程によって乗り越えてきたのです。 興進様の昇華により統一教会と祝福家庭のすべての過ちを蕩減 しかし、何故一挙にアメリカを越えて、世界に飛び越えることができなかったのでしょうか。先生自身は全てを一挙に飛び越えられたのですが、祝福家庭と統一教会自体が韓国を率いて越えることができなかったのです。従って、八一年以後、先生の家庭が問題となりました。国家を代表した総ての家庭が全部、条件に引っ掛かりました。いつも家庭を中心として、二番目が問題となります。先生の家庭を見ても、曾祖父には三人の息子がいました。そして、二番目の息子が問題でした。そして、先生のお父さんは三人兄弟の中の一人で、その中の二番目が家の外で亡くなりました。先生の家庭においても、二番目の喜進様が事故で亡くなりました。統一教会の祝福家庭がその責任を果たすことができなかったために、先生の家庭が打たれたのです。 それで一九八〇年に入って、先生の家庭は非常に困難な時代に入るのです。例えば、子女達が車を運転して学校に行こうとしたのですが、我知らずベリータウンに行ったりしたのです。このような状況において、韓国の祝福家庭が責任を果たすことができなかったために、先生は韓国で全国大会をなすことによって、再び収拾して引っ張ってきたのです。 先生が韓国の全国民を引っ張ってアメリカに接ぎ木しようとした戦いが「全国勝共決起大会」でした。一番最後の光州の大会では、先生に生命の危険まであるだろうという警告があった程でした。 全国大会の最後の日、大会と同じ時間に、アメリカで事故が起こったのです。先生はアメリカを発つ前に、家族に対して、「いかなる時も、絶対に外出してはいけない」と言ったのでした。だが、問題が起きたのです。興進様に問題が起きたのを解決してあげなければなりません。この事故を通して、国家的または統一教会の過ちすべてを整理しなければなりません。そうしてあげないと乗り越えることができません。このような深刻な立場で、祭物として行ったのです。興進様は、車に同乗していた珍福、珍吉兄弟(注・池生蓮先生の子供たち)にはお父さんがいないために、とてもかわいそうに思っていたのです。何か行事があれば、一番最初に二人を呼んで食べさせてあげたりして、誰よりもこの二人を愛したのです。その二人の兄弟をかばって、身代りとして犠牲になっていったのです。従って、興進様のこの事故を通して、三十六家庭の二世が引っ掛かっていたすべてを代表的に蕩減しました。 二十世紀の十字架、ダンベリーから新時代が復活 蕩減条件を立てたその年に、先生はダンベリーに入ったのです。ダンベリーに行くことは、キリスト教文化圏に対するサタンの讒訴条件を清算して、国家的次元で完全に乗り越える、最後の条件的戦いだったのです。アメリカとキリスト教が先生に屈伏することによって、サタンに引っ掛かっていたすべてが解放されるようになっていたのです。ダンベリーに行くことによって、アメリカが罪を犯したのです。アメリカとキリスト教を捕えているサタンが先生を攻撃したので、蕩減を払わなければなりません。 ダンベリーにおいてさえ、先生はアメリカのキリスト教を捨てることができませんでした。エリヤにはイスラエルを復帰するための七千名がいたように、先生は七千名の牧師達を選んで教育をしました。もし、イエス様が七千名の信徒を持っていたならば、(十字架上で)死ぬことはなかったのです。これを蕩減復帰しなければなりません。故に、全米の三十万名の牧師に対して原理講論を送りました。キリスト教を復帰して来なければならないからです。ジョージ・ブッシュ大統領と戦ったデュカキスは共産党であり、サタンの味方です。先生がブッシュ大統領を応援しました。そうしてアメリカのキリスト教を条件的に再び探し、国家の代表を条件的に立てたのです。これによって、長子圏が崩れました。 ここから、ソ連がだんだん崩れ始めました。金日成までも完全に屈伏して長子権を渡しました。ダンベリーに行くことによって、サタンの前に引っ張られたアメリカのキリスト教を、全部引っ張り出したのです。ここから、新しい時代が復活するのです。二十世紀の十字架はダンベリーです。そこで先生は有名になることによって、世界レベルへと上がりました。今は、国家を乗り越えました。もし光州大会が行われなかったとすれば、韓国は危なかったのですが、先生が引っ張ってきたので、金日成は侵略することができませんでした。このようにして、長子権復帰、父母権復帰、王権復帰を蕩減復帰したのです。故に、皆さんが先生の伝統を受け継ぐためには、一〇〇パーセント従わなければなりません。 全霊界の長男として行かれた興進様 昨日の教育の内容(注・神の日午前零時の式典及び、午前九時からの記念礼拝の説教を指す)は何かと言うと、皇族圏の出発です。サタン王権的皇族圏を奪ってくるのです。ここから、サタン世界は崩れて、統一世界が訪れて来るのです。蕩減原則で見れば明白です。皆さんは先生を中心として伝統を完全に相続しなければなりません。先生を一代とすれば、子女様は二代、皆さんは三代の立場です。それで、神圏の内において一家族になるのです。今までは、皆さんはお兄さんの立場にいました。しかし、今は弟の立場に入るのです。蕩減によって養子圏を越えて、天の祝福圏内に入るのです。故に、皆さんは「孝進■■」と呼んでいます。そのようにして、養子圏を越えて行くのです。 この時代において、直系の子女と養子圏がどのように交差するのでしょうか。ここに、興進様の重要な責任があるのです。この時が来る前に、霊界を収拾しなければなりません。イエスの時から今まで霊界に行った霊人達は、真の父母と何の関係もありませんでした。真の父母の血統と全然関係がなかったのです。真の父母と愛の関係を結ぶことができなかったのです。霊界に行ったすべての霊人達は、童貞童女と同じようなものです。イエス様自身も同じです。 故に、真の父母の愛を受けた興進様が、青少年として霊界に行くことによって、興進様と霊界が一つになった立場で、真の父母の家庭と連結するのです。そして、全霊界の長男として行ったのです。故に、真の父母の愛の圏が、地上の世界から霊界まで拡大されるのです。地上との関係を結ぶことができなかった霊界のキリスト教を始めとして、すべての宗教が興進様によって連結するのです。イエス様も興進様をお兄さんとして侍らなければなりません。それで、地上再臨するのです。再臨することによって、地上に霊的救いを展開し、サタン世界が急激に崩れ始めました。興進様が霊界に行くことによって、地上世界と天上世界の障壁が崩れました。 更に興進様は、霊界に行った一二〇か国のすべての王権と、残った地上世界を連結することのできる特権を持った代表になりました。その王権を中心として、カインの霊人と善なる霊人達が全部地上に下りて来るようになりました。そして、すべての国の王権が無くなりました。今や一か国中心の時代から、連合国時代が登場するのです。地上世界で連合時代に入ったことを知らなければなりません。そして、ヨーロッパ圏、南北米圏といったものが登場してきているのです。これからは、全ての国の善なる霊人達が下りて来て、地上から悪なる霊人達を中心とする霊的基盤を、天使長を追放するのです。八年前に興進様が霊界に行った時は、現在のような世界の状況を想像することもできなかったことでしょう。霊界に父母様の家庭が長子圏として立ったように、地上でも、私の家庭の三代を中心として、父母様と孝進様と皆さんが結ばれるのです。分かりましたか。(「はい。」)このような時期になったので、愛勝日が必要です。こちらは、死亡圏が必要ありません。地上と天上の壁がないのです。 愛勝日の意味 愛勝日というのは、愛を中心として、真の父母の愛の血統の代表的な息子によって、死の恐怖が取り除かれたことなのです。それはサタンが与えたものです。それで、興進様が霊界に行く時、「統一式」を行いました。その儀式が行われた後、先生自身がお医者さんに指示をして、生命補助器を取り外させたのです。興進様の行く道を全部開いてから霊界に送ったのです。世間では、息子が死んで行くのに、そのようなことをすれば、狂った人だと言うことでしょう。このような歴史時代の三角地帯において、神と統一教会、世界人類、または霊界のために捧げられたのです。先生はその時、一滴の涙も流さなかったのです。昇華式は、新しい歴史の出発点となるのです。それは栄光の式であります。 皆さんは、韓国の元殿に行って敬礼をしてください。そうすることによって、皆さんの子女は祝福を受け、霊界の先祖達が真の父母の家庭と結ばれるのです。青少年時代に、このように祭物として霊界に行ったことを思うと、とても胸痛く思います。 薫淑様のために、皆さんはいつも心を合わせて祈らなければなりません。薫淑様は、霊界にいる興進様の代身であり、霊界にいる興進様と地上との仲保者です。興進様は家庭を持つことができなかったのです。それで、昇華の四十日後に、薫淑様との祝福を受けることによって、霊界と地上界とを連結したのです。イエス様が昇天したように、興進様が霊界に行くことによって、霊界において再臨主の立場に立ったのです。霊界の救世主です。真の父母の真の愛のメシアとして送ったのが興進様です。そして、地上に再臨して父母様を援助しているのです。それで、二世時代において、二世が祝福を受ける時が来ました。愛勝日というのは、父母の愛によって、自分の生命と愛する人を祭物として捧げ、サタン世界の壁を崩して、死を解決することができたので、愛がすべての勝利をもたらしてきたという意味です。先生の御言を聞いてみると、蕩減路程を全部越えましたか、越えませんでしたか? (「越えました。」)今は外的サタン世界の迫害が無くなったので、私達が愛の生活を実践することによって、世の中を崩さなければなりません。 生命の中心は、神様、真の父母様、真の子女様の直系ラインに繋がること では、きょうはお祝いの日でしょうか、悲しみの日でしょうか?(「お祝いの日です!」) きょうは、復帰歴史における蕩減路程の要点を説明しました。重要な日です。皆さんは、どのような伝統を受け継がなければなりませんか? 一つは、興進様が父母のために命を犠牲にしたということです。二番目は、父母が国と人類を救うために、愛する息子を捧げたということです。 皆さんは蕩減路程を知らなければなりません。このようなことがなければ、我々は蕩減の圏内から引き上がることができませんでした。我々は水の中に溺れている人のようでしょう? 私の知識も、私の国も、文化的背景も、私の習慣も皆、障壁となっていることを知らなければなりません。そして、自分の中からそれらを完全に抜き取らないと、真の父母の伝統を立てることができません。神様、真の父母、そして真の子女は直系のラインであり、長子圏です。これが皆さんの生命の中心でなければなりません。それは真理ですか? (「真理です。」) きょうは特に、宣教師の皆さんに話しているのです。皆さんは、世の中で何も知らずに暮らしていましたが、先生自身が一人でこれを全部収拾してきました。何故、一人でしなければならないのですか。それは父母たるアダムが誤ったからです。神の一人息子、イエス様を犠牲にさせてでも、救いの役事を成し遂げてきたように、私が不足であれば、自分の息子を犠牲にしなければならないのです。これが、これからの我々の伝統にならなければなりません。宣教師達はよく知らなければなりません。今年は、愛勝日を中心として先生の御言を聞くことができたことを感謝しなければなりません。 このようなことがあったために、歴史が発展するようになりました。これからは、世界は段々崩れて行くのです。神様は、如何にしたら、先生がこの地上に生きている間に栄光の時を迎え、栄光を享受してから、霊界に行くことができるか、ということを心配しています。第二次世界大戦後、キリスト教文化圏の勝利的基盤が先生と一つになっていたならば、この生涯は受難の道ではありませんでした。それを考える時、先生は苦しみ、孤独でした。そのような日を短縮させるために、神様は霊界を総動員させて、皆さんの未来を準備しておられるという事実を皆さんは忘れてはなりません。故に、皆さんは先生に侍らなければなりません。 今日、サタン的メシアである金日成は、統一教会の基準とは比べものにならない程に、国民から崇拝されているというのです。しかし、彼等は銃による脅かしや力をもって主管しましたが、我々は自由と真の愛によってなしてきました。ここに集まっている西洋のリーダー達、先生の言うことが分かりますか? (「はい!」) 民主主義の時代は過ぎ去ろうとしています。アメリカは今、崩れて崩壊しつつあります。新しい自覚をしなければなりません。西洋人は東洋人の一番下に入って、再び復活しなければなりません。先生がアメリカへ来て、監獄に入って復活したように、全ての西洋人は、東洋の監獄のような一番難しい立場に入って、復活しなければなりません。もし、皆さんがやらなければ、アメリカは三流の国ではなく、五流の国になります。ですから、アジアに全ての権限が集中するのです。先生を中心としてアジアを動かして来たのです。先生の御言が妄想であるかのように、狂った人の話のように思いますか? 目覚めなければなりません。 祝福家庭の厳粛な責任 先生は真理を悟ったために、命懸けで生涯を戦ってきたのです。皆さんも同様の立場です。皆さんは氏族的メシアの立場におります。それをなせば、氏族的父母の立場に定着するのです。この御言と共に行かなければならないので、誰も助けることができないのです。その道を行かなければ、皆さんの先祖達は、「この野郎、何故行かないのか?」と、皆さんを追い立てることでしょう。南北が統一すれば完全に逆転します。 先生は、個人、家庭、氏族、民族の迫害を受けながら、勝利的基盤を築いてきましたが、皆さんに迫害が無くなりました。祝福家庭の皆さんは、自分達のために祝福を受けたのですか。責任を果たさないものは皆切ってしまいます。 先生は歯が折れるくらい(表情で示される)堪えられないほどの恨を持って忍耐してきました! 神様も、恨みを持った神様です。先生が神様の伝統を受け継ぐために忍耐してきたように、皆さんも、実体の父母の伝統を受け継ぐために、どんなに苦難があっても、どんなことがあっても、忍耐しなければなりません。 きょう、先生の御言を聞いた皆さんは、全世界の統一教会の信徒達に、これを正しく伝授しなければなりません。 それでは、手を挙げて誓いましょう。(「はい。ご父母様、有り難うございました。」全員起立して挙手し、三回繰り返し誓う。)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.18
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「真なる女性の行くべき道」1991年11月3日 一九九一年十一月三日(日曜日)、ソウル市の国際研修院で、ご父母様臨席の下、「祝福家庭婦人及び女性祝福対象者集会」が行われました。韓国全土から集まった在韓女性食口達に対して数時間に亘って語られた内容を整理し、翻訳したもの。 摂理の目標は人類全体の救済「真なる女性の行く道」、「真なる女性の使命」ということを中心テーマにしてお話ししてみましょう。 この世界には五十億の人類が住んでいますが、その半分以上が女性であり、女性が男性よりも多いのです。日本だけ見ても、長生きしているのは女性なのです。全世界的に比べてみても、男性よりも女性が多いのです。 女性の使命とは何でしょうか。妻とならなければならないし、家庭の主婦として子供を育てなければならないし、家庭の環境から逃れることができないのです。 しかし、今の時代にあっては、女性達が、男性と同じような立場で、対社会活動や、あらゆる面において負けないと言って、女性運動が世界のトップクラスにまで上ってきています。故に、日本とかアメリカを見てみますと、女性運動を中心とした社会的活動、あるいは、女性を中心とした団体の動きが、社会に大きな影響を与えることのできる時代に入っています。 神様の摂理という全体的な立場から見てみますと、この人類をどういうふうに収拾するかという問題が重要なのです。神様の救いの摂理は、個人を中心とした救いの摂理でもありますが、家庭、氏族、民族、国家、世界を越えて、人類をどういうふうに救うことができるかということが、神様の摂理の目標になっています。 神側に立つ男性指導者不在の歴史 ところで、この人類の中には男性と女性がいますが、今日までの人類歴史は、男性を始めとした歴史でもありました。もちろん、昔には母系時代もありましたけれども、父系時代を中心として、男性を中心とした人類歴史として発展してきました。人類歴史に数多くの国があり、団体があるけれども、どの国、どの団体であれ、中心的責任者は男性でした。 地上において男性が国の指導者、団体の指導者になっていますから、救いの摂理を促進させるためには、この指導者達をどういうふうに神の前に一つにするかということが大きな課題であったので、摂理も、不可避的に歴史的現実に従って動かざるをえなかったということを知らなければなりません。 聖書のヨハネ福音書三章十六節に、「神はその一人子を賜わったほどに、この世を愛してくださった。それは御子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」と記してあります。誰であっても彼を信じれば滅びることがないというのです。それで、今日、キリスト教は、キリスト教からのみ救いがあると見ています。 もちろん、救いはキリスト教を通してなされますが、蘇生、長成、完成の段階的救いの摂理の道があるということを、彼等は知らないのです。蘇生的宗教、長成的宗教、完成的宗教があります。完成的宗教にも、母の宗教があり、父母の宗教があり、神様の宗教があります。母の宗教、父母の宗教のみではいけないのです。神様と共に、母、父と一つになったその宗教が、今日の統一教会であります。統一教会は、神様の宗教、真の父母の宗教です。統一教会は完成した男性の宗教であると同時に、完成した女性の宗教でもあります。完成した男性の宗教とは如何なるものかということが問題になります。もちろん、宗教においても問題になりますが、その問題になる宗教の基準、男性と女性の基準が、社会において、あるいは国家において問題となり、団体においても問題となり、家庭においても問題となります。ですから、家庭から収拾して、団体から収拾して、国から収拾して、世界的に収拾して、摂理的最終目的を達成しなければなりません。厖大な内容になります。 今まで主に世界を指導した階層は男性であったために、男性を中心とした摂理をしてきました。国を指導する者は王様達であったので、摂理も不可避的に王権と対立して戦ってこなければならなかったというのです。ですから、宗教世界は今まで迫害を受けてきましたが、それは、その時代、国家を代表した為政者、王権を中心とした代表者達によって、多くの血が流されてきたことを皆さんはよく知っていることと思います。 そうして、民主世界と共産世界にまで、男性を中心とした世界へと、ずうっと導いてきたのです。今までの男性指導者達は、サタン側の男性達が大多数でした。サタン圏内にありました。皆さんはこれを言葉だけでなく、本当にそのように感じなければなりません。全ての歴史の中で男性の指導者達は、神側にはいなかったというのです。神様は、今までこの地上に国を持つことができなかったのです。神様はこの地上に神の民をもって、神様が立つことのできる家庭を持つことができなかったのです。神様が本当に願う、真なる愛を中心として一つになった一人の男性と女性を持つことができなかったのです。そのような一人の男性と女性を持つことができなかったが故に、家庭を持つことができなくなり、もちろん、氏族も民族も国家も世界も神様は持つことができなかったという結論が出るのです。 厖大な時間を要した再創造の摂理 救いの摂理とはどういうものでしょうか。このような基準を捜し求めてきたために、代表的な男性を持ちたがる神様の心、それは人類を代表した男性の代表、国家を代表した男性の代表、団体、家庭、個人を中心とした神様の誇り得る男性の代表を立ててきたのです。その代表の中心人物達にならなければならないのが、歴史時代に残された宗教指導者達でした。 原理から見ると分かりますが、人間は堕落することによって無原理圏に落ちてしまいました。天使は神の僕ですが、人間がどれ程落ちたかと言いますと、王子・王女になるべきであった立場から、天使の世界、僕よりも低い立場にまで落ちてしまったのです。故に、再び上がって行かなければなりません。僕の僕から、僕の立場、養子、庶子、直系の子女、母、アダムへと帰らなければなりません。復帰なのです。これが救いの摂理であります。 復帰摂理はやたらにやるものではありません。既成教会では「唯信じれば救われる」と言いますが、そのようにはなっていません。パウロ信仰が霊界に行ってみると大きな問題になっています。信じることで救われるのではありません。神様は創造当時、信仰をもって創造されたのではありません。信仰をもって人を造ったのではありません。何をもって造ったかというと、愛をもって造ったのです。信仰という概念はそこにはありません。愛を中心とした実践概念はありましたが、信仰という概念はなかったのです。信じる人と実践する人では、どちらが先立つでしょうか。実践する人が先立つのです。故に救いの摂理は復帰摂理なのです。帰らなければならないというのです。堕落したので帰らなければならないでしょう? 復帰摂理はただで帰ることはできません。再創造の摂理であります。再創造摂理は言葉だけではできません。神様が再創造するのではありません。我々がやらなければなりません。ですから、救いの摂理は長い時代を経てきたのです。 女性の為に多く涙し、苦労された神様 男性を主としたあらゆる世界を救おうとすることで、ヤコブが長子権を復帰するために母の協助がありました。このように、母子協助が必要なのです。ヤコブ自体が母子協助を受けてカナンに行って帰る時、ヤボク川で天使と闘って勝利して、「イスラエル」という名前をもらいました。イスラエルという名前をもらったのは男性ですか、女性ですか。男性でした。では、イスラエルという名前をもらった男性が勝ったのでしょうか、女性が勝ったのでしょうか。男性が勝ったと言えば、そこにどういうふうにして女性が参加することができるでしょうか。これが問題なのです。 ここで女性は絶対に神様の勝利圏に従わなければなりません。そういうふうにして、今まで歴史時代に宗教関係の代表者も男性であって、宗教の創始者は殆どが男性でした。四大聖人といえば、皆男性なのです。女性は男性を中心として絶対一つにならなければなりません。何故でしょうか。堕落する時、エバが自由に行動して天宙を滅ぼしたために、帰って行く時には絶対服従しなければなりません。このようにして、歴史時代に男性達の前に利用されて、絶対服従する社会環境へと引っ張って行ったので、悪魔の世界においては女性達を蹂躙したのです。 神様の本来の御旨は苦労させたり、蹂躙したりする立場に立たせることではありません。完全な男性と共に、完全な解放の一日を待ち焦がれながら、今まで復帰摂理を進めてきたのです。神側から見た場合に、男性に対して流した涙よりも、女性のために流した涙が多かったということを知らなければなりません。同じ息子・娘であるのに、娘がそのように苦労し、受難の道を行くことを解決できない父の心はどんなに悲しみにあふれていたことでしょうか。 皆さんは、母になってみたでしょう? 女性のために極めて苦労して、多くの涙を流した方がいるとすれば、それは皆さんの父母ではなく、神様であるということを知らなければなりません。皆さんが一生を送るのは百年余りですが、神様は歴史以来今日まで、永遠に存在する方として、昼も夜も季節を超越して、休む暇なく働いておられる方です。何のために働いたかといえば、人類を救うために働いてこられたのです。 その救いはどういうふうにしてなされるのでしょうか。再創造の過程であったために時間がかかったのです。能力のある神様ですから一度にやることもできます。何故全知全能であられる神様が、今まで摂理歴史を延長してこなければならなかったのでしょうか。再創造摂理のプランがあるからです。創造したその過程に再び一致することができるようにしなければなりません。 救いの摂理の中心は神様ではありません。創造の時は神様が中心でしたが、堕落は人間がなしたために、人間に責任が伴うようになるのです。罪を犯したならば、刑務所に行くのは、その父母ではなく、兄弟でもなく、罪を犯した本人なのです。それと同じく、堕落は人間がなしたために、人間を中心として再創造過程を経て、堕落しなかった、それ以上の峠を越えてのみ人類の解放と平和の世界が訪れることを、誰よりもよく知っておられるのが神様なのです。 女性解放のために来られたイエス様 このような観点から、今日、あらゆる宗教界や社会に悪影響を及ぼすものが何かといえば、為政者です。神様の救いの摂理に為政者達が協助するのではなく、反対してきたのです。何故でしょうか。サタン側に立っているためです。救いの摂理において、もちろん女性達が血を流してきましたが、男性の宗教責任者達を中心として、その背後の防壁になってきたのが女性達でした。何故そうしなければならなかったのでしょうか。女性は自ら犯した罪から脱しなければならないからです。これは運命的にそのようになっているのです。やらなければならないのです。 女性をどのように解放するかという問題は、女性達が考える前に神様が今まで考えてこられたということを知らなければなりません。女性の解放を、誰よりもやってあげたいと願われたのが神様であったということを知らなければなりません。女性解放の先頭に立ったのがキリスト教でした。キリスト教は新婦の宗教です。キリスト教は主のために準備した宗教ですから、新郎であるイエス様を中心としてみると、女性解放のために現れたと見ているのです。 男性を代表した人、女性を代表した人、そして氏族、民族、国家、世界、天宙を代表したその人の愛は、家庭においても根本となり、氏族、国家、世界、天宙においても根本となります。その人が持っている愛は、結局、地上にいるあらゆる人が好む愛であり、神様までも善しとされる愛であります。その代表的な男性が生まれて、家庭で育てられ、大きくなります。その人が代表的な男性になることを人々が知っていれば、その人は、神様が誰よりも愛する人であり、家庭でも、その母と父から誰よりも愛される人であり、隣り近所の人達からも愛を受けるべき人です。 ところで、その人に対して、神様も愛し、彼が生まれた家の父と母は愛するかもしれませんが氏族、民族、国家、世界は全てサタン側にそのまま留まっているのです。それ故に、このサタンの支配圏を突破して出て行かなければなりません。そのために、代表者をこの地上に送られました。それが救い主であります。 救い主の使命は愛の人格完成を男・女に賦与すること 救い主の使命は何でしょうか。お金をもうけて、豊かに住めるようにしてあげることが責任ではありません。権力を与えることではありません。知識を与えることでもありません。愛を与えることです。神様に一番必要なのは、お金でもなければ、知識でもなければ、権力でもありません。愛なのです。真の愛なのです。神様と一つになり、永遠に共に生きることのできる男性と女性が必要なのです。これは神様の息子・娘です。 神様の息子・娘は、愛を中心として生命と血統が一つになっているのです。この三つは三位一体と同じく互いに離れることができません。愛がなければ生命が出てこないのです。生命がなければ血統が生まれてきません。血統のあるところに父母の生命が繋がれて、父母の生命が繋がれるから父母の愛が宿るのです。 ですから、皆さん自身においては、父母の愛が植えられており、父母の生命が植えられており、父母の血統が繋がれているのです。故に、自分は、自分のものではありません。自分ということを主張することもできません。自分というときは、この三つを全て完成して、「神様、私をご覧になった時どうですか」と尋ねて、「汝は百パーセント合格だ」と言われた時、神様と並ぶことのできる立場から、愛をもって自分ということを主張することができます。それ以前は未完成な者です。歴史以来、この愛の基準を捜し求めてきました。 救い主は何故来られるのでしょうか。政治をなすために来られるのではありません。キリスト教では、主が来られる時に、皆空中に引き上げられて千年王国を享受すると言いますが、そういうことではありません。救い主は審判をなすために来られる方ではありません。その方は、神様の息子・娘であると同時に、人類の父母であります。父母の心を持って来られる方が、自分の息子・娘を地獄に入れることができるでしょうか。堕落世界の父母でさえ、自分の子供が悲惨な立場にあれば、どうしても救ってあげたいという気持ちが先立つのです。いわんや、本然の父母の心情を持って来られる救い主はいかばかりでしょうか。審判とは考えられないことです。どんなに悪い父母であっても、死刑宣告を受けた息子・娘を助けることのできる道があるとすれば、国の法律を無視してまでも、自分の命をかけて救ってあげたいというのが父母の心です。 救い主が来てなすべきことは、愛を中心とした人格完成を、男性や女性に賦与することです。個人から家庭、民族、国家、世界へと、そうしなければなりません。天国は個人が入るところです。その次に家庭が入ります。氏族も入ります。蘇生が個人であれば、長成は家庭であり、完成は氏族であるために三段階の編成になります。ですから、個人完成、家庭完成、氏族完成ということになります。 平和・幸福・統一は真の愛から 統一教会の祝福家庭が氏族的メシアというのは、個人、家庭、氏族完成ですが、その完成は何をもってなすのでしょうか。知識をもってなすのではありません。お金をもってやることでもありません。出世のためにやることでもありません。そのように考える人は落第なのです。生活が心配になって行けないというのは天法に違反します。「私は知らないから行くことができません。」これも天法違反なのです。「能力がないから、行って氏族を収拾することができません」と言うことも天法違反なのです。一番大事なことは、愛をどのように持つかということなのです。愛の潮水にならなければなりません。 この地上の堕落した愛の潮水が黒い水であれば、これから神様を中心とした復帰された愛の潮水は、白い水なのです。黒い水と白い水が今まで戦ってきました。先生一人をおいて戦ってきたのです。大韓民国も今、文総裁が問題になっています。神様の御旨の前に歴史を代表した男性として、残されたあらゆる責任を終えなければなりません。今まで社会に横的に展開された、悪と関係のあるあらゆることに責任を持って、蕩減して越えたという条件を立てなければ、サタンはこの地上に残るのです。 体の分野において世界的に大きくなってきたのが政治です。数多くの国が戦ってきました。人類は戦っては生きられない段階に入っています。心の分野においても、サタン側の宗教があって、戦ってきたのです。宗教の間で戦っては将来の希望がありません。戦えば滅びるのです。神様がいらっしゃるために、先生を立てて宗教世界のあらゆる戦いを和解して、「戦いを止めよう。平和な世界に行こう」と言うのです。 アフリカのどんなに小さな国の主権者であっても、「私がアフリカで一番である」と言うのです。皆が一番であると言うのです。しかし、皆が一番になることはできません。そのようにして今まで戦ってきてみると、宗教圏のみが残っているのです。キリスト教文化圏、回教文化圏、仏教、儒教文化圏が残っています。大韓民国を見ても、仏教、儒教、キリスト教が支配してきました。 救い主が来る使命は何かと言えば、正しい生命の立場を捜し求めることなのです。愛の本然の立場を捜し求めなければなりません。それは、統一された永遠なる愛、平和に包まれた永遠なる愛、幸福に包まれた永遠なる愛の世界です。平和と幸福と統一、この三つがあれば充分でしょう。これは何でしょうか。戦いのない世界にならなければなりません。このような世界が出来ていないために、これをなしていかなければなりません。 故に、儒教と仏教とキリスト教が一つにならなければなりません。どのようにして一つになることができるでしょうか。教派同士は一つになることができません。宗教同士も一つになることができません。宗派とか、宗教団体とかは、そのメンバーが男性と女性です。男性と女性はどのようにして一つになることができるでしょうか。男性と女性が一番好きなのは何でしょうか。お金、知識では一つになることはできません。権力をもっても一つになることはできません。愛のみが一つにすることができます。真の愛をもって一つになるのです。真の愛とは何でしょうか。神様が一番好む愛であり、メシアが一番好む愛です。 私の心身一体化が全てのことの統一の起源 神様と救い主はどういうお方でしょうか。我々の父と母なのです。父と母の愛をもって一つにしようというのです。神様と救い主が自分の父と母であることをはっきり知るようになれば、そして人類が息子・娘であるということが分かれば、多くの難しい問題が解決されます。 神様はどのような父母でしょうか。皆さんには心があるでしょう? ところで、心を見たことがありますか。その心は見たことがないけれども、心は主人なのです。自分の先生なのです。心に似て体が生まれたために、心は体の根源であるために、平面的に母と父の代わりなのです。父母の代わりが心であり、先生の代わりが心であり、主人の代わりが心であります。故に、自分にとって一番貴いものが心なのです。心に知らせずに何事でもやれる人は手を挙げてみなさい。その心が、誰よりも自分に近い真なる主人であり、先生であり、父母の代わりであるというとき、悪くなれと教える父母がどこにいるでしょうか。父母はその家が、その国が、その天と地が平和であるように教えるのです。愛を中心として自分が中心になりたいという心を持っていない男性も女性もいません。 心は、「愛の王子になれ」と言うのです。しかし、体は心に反発します。禍というのは何でしょうか。自分の心と体が一つになれないことです。統一の起源はどこでしょうか。自分の心と体が一つになるところにあります。幸福と平和と真の愛が安着することのできる基準は、家庭でも、氏族でも、民族でも、国家でも、世界でも、天と地でもありません。自分自身なのです。これを、統一教会の文先生が現れて、はっきり教えてあげるのです。 過去の聖人達が言ってきたことは、外的に、社会と国をどういうふうに善なるものにつくろうかという問題でした。自分自身が故障していることは知らなかったのです。どんなに外的に環境を良くしたとしても、自分の幸福、自分の平和、自分の統一とは何ら関係がないのです。幸福はどこから来るものでしょうか。自分から来るものです。自分と言えば、心と体です。心は最高を願っています。 皆さん、女性として生まれて、もしそのことが可能であれば、真の母の立場を奪い取りたいことでしょう? 神様が、もしその婦人を必要とすれば、女性として一度その候補者になりたいと思うでしょう? このように偉大なものが男性と女性なのです。男性においても、神様よりも一寸でも高くなれる立場があれば、その立場にまで行きたくないという男性がいるでしょうか。 真の愛と一つになれば、愛には相続権があります。愛する人には、あらゆる物をあげたいのです。嫁には何故行くのでしょうか。愛を受けに行きますね。愛を受けて何をしますか。自分の命までも投げ捨てて喜ぶことができるのです。愛を受けると同時に、命までも与えて、より与えたいという心を持った愛の道があれば行きますか。真なる愛が何か分かりましたね。 今まで十数年間、真の愛について語ってきました。それを勉強するのは大変なことですよ。真なる愛に対してテストをして、パスする人は右へ、パスできない人は追い出すのです。同じ土地から育った稲も秋になりますと、一等、二等、三等、等外品に分けられます。世の中の位置がそうなのです。皆一等品になることはできません。何故一等品がいいですか。それは種の稲になるためです。それは永遠の命に通じるのです。減るのではありません。増えて、更に増えて、永遠の命に通じるのです。神の国に入る時、神様が一番好むのは実のないもみがらでしょうか。一等品を好むのです。混じり物の入っていないのを好むのです。一等品は稲の種になりますが、それは種を受けるために永遠の命に通じるのです。皆さんは皆一等品になりたいでしょう? (「はい。」)そのような心を持っていない人は一人もいないのです。全て教えてあげました。教えてあげたにもかかわらず、教えた通りにやることができないのは自分の責任なのです。 種を蒔いた主人は、完全なる種になることを願って蒔いたのです。ですから、どんな人であっても、心で真の愛を願わない人はいないのです。天国に入るか否かは、神様が決定することではありません。自分自身が天国に入ることのできる資格者になっているか、否かが問題です。必ず二つの世界があるのです。責任を第三者に転嫁する者は悪魔の族です。 今、文総裁は南北統一の責任を背負おうとしています。ここで一番問題になるのは、大韓民国の中で闘っている与党とか野党ではありません。大統領が問題ではありません。ある政党の委員長が問題ではありません。ある学校の先生が問題ではありません。皆さんの夫や息子・娘が問題ではありません。皆さん自身の問題です。この問題をおいて、霊界から個人的に調べる必要があります。皆さんは何点になる者でしょうか。自ら百点になることができると思う人は手を挙げてみてください。一人もいませんね。 心は皆王様になりたいけれども、体がそこに従っていくことができません。誰がそのようにしたのでしょう。皆さん自身もそれは願っていません。歴史以来、そのようにしたのは体を引っ張っている他の勢力、基盤なのです。それが悪魔です。悪魔の舞台が体であるということを知らなければなりません。お金、知識、権力をもって自分を統一することはできません。 愛だけを追い求めていく統一教会 今回、還故郷の命令を下した時、「子供の教育や家事の切り盛りはどうしたらいいのですか」と言って心配したでしょう? 一家庭が全て天から落ちて地獄に入ると考えてみてください。今回還故郷の命令を下すことによって、現地に誰が何日に行ったかということを調べてみますと、どれ程御旨において真心を込めてきたかという家庭のデーターが出てくるのです。先生の言うことを聞き、統一教会の皆さんは動こうとしていますか、していませんか? (「動こうとしています。」)動きましたか、まだ動いていませんか? (「動きました。」) 女性が一番好きなものは何でしょうか。愛ではありませんか。男性が一番好きなものは何でしょうか。愛ではありませんか。女性と男性が行くべき終着点は別々にあるのではありません。愛の根拠地はどこでしょうか。鼻にありますか。手にありますか。お尻にありますか。女性の胸にありますか。心にあります。聖人中の聖人は誰でしょうか。それを鑑定してみなければなりません。知識も愛の知識が必要です。権力も愛の権力が必要なのです。お金も愛のお金が必要なのです。五つの感覚器官を統一している力は、お金、知識、権力ではありません。愛のみが可能にします。 お金、知識を求めていく女性達は皆地獄に行かざるを得ません。お嫁に行く時に、「大学はどこを出たの? お金はどのくらいあるの? 仕事は何なの?」と聞く女性達は、何か月も経たないうちに離婚して家に帰ってくることが、どんなに多いことでしょうか。愛を求めていかなければなりません。統一教会の人達は、その点において違うのです。 ここで、日本のメンバーは手を挙げてみなさい。先生の話が理解できますか。韓国に嫁に来ている人の中には、博士もいれば、医者もいるのです。そのような人達を中学しか卒業していない男性と結んであげました。そのように失礼なことが、どこにまたあるでしょうか。女性が大学まで出て、中学しか出ていない男性と結婚して、それも農村に行って住むと考えてみなさい。私が考えても体が縮まるような気持ちになるのです。 ところで、それが良いことでしょうか、悪いことでしょうか。一方においては良いことも、もう一方においては悪いことでしょう? そうだとすれば、もう終わりではありませんか。けれども互いに好き合っている場合に、より好きになるのは、どちらかと言えば、女性よりも男性側なのです。その好きになる心を持って、そこに愛を植えて互いに愛し合っている時、不幸な男女でしょうか。(「幸福な男女です。」)男女の間に差があればあるほど、それに比例して、更に愛する心が湧いてくるのです。 これは天下の何者にも比べることができません。そのような心を持って妻を愛し、息子・娘を愛した時は、立派な子供達が生まれるのです。将来、アジアが統一されると、そのような後孫達からアジアの大統領が出ることでしょう。国籍が一つになれば天の国の王国時代に入るようになります。 愛は最高の特権 愛が嫌いな人は手を挙げてみてください。神様は生まれたのでしょうか、生まされたのでしょうか。(「生まれました。」)生まれたということは成長してきたということです。神様は生まれたのです。それでは、神様は何故生まれたのでしょうか。お金、知識、権力のためでしょうか。神様は縦的な愛を持った父なのです。心は神様に似たために縦的な自分なのです。心は縦的な父である神様の愛と生命と血統を受け継いで、縦的な自分として生まれるのです。 次に必要なものは横的なものです。横がなければ倒れてしまいます。建築する時も、縦と横の重点を良く定めなければなりません。縦横を合わせなければ立体の世界が出てこないのです。 それと同じく、人間の理想は球形的な理想なのです。円満を願っているのです。人間は何においても、その中に入って、全てに影響を及ぼしたいという心を持っているのです。家庭においても、社会においても、国、世界、霊界においても、自分を中心として競争生活をしたいと思うのです。自分を中心として前進的な発展をするための生活なのです。そこには闘いよりも、競争が必要なのです。競争は角度を無くします。工場で玉を削る時、最初に棒を切ってころがすと、互いにぶつかり合って丸くなります。円満になります。理想は何でしょうか。円満なのです。円満になるためには、前後、左右、上下の消耗を必要とします。 人間は神様に似て生まれたのです。神様は二性性相の主体ですから、性相と形状が内的に互いに愛しています。夏に、いが栗が大きいと思って取ってみると中身がないのです。秋になってあらゆる栄養を吸収して、中身がいっぱいになります。同じく神様の二性性相を中心として、授け受けて一つになれば、主体と対象を連結することのできる核が生まれるのです。その時から、神様が必要とするのは、このような核の実体を相対的に拡大していこうとするのです。 その拡大、展開された性相が男性であり、形状が女性ですから、これが再び授け受けて連結することで、天と地が連結され、前後、左右、上下、内外が一つになるのです。 こうして神様ご自身が成長してきたというのです。何を中心としてでしょうか。真の愛を中心に置いてきたのです。真の愛は宇宙の根本なのです。宇宙の根本が、運動の起源がここから始まるのです。全宇宙は、これを中心として運動すれば、球形をなすようになっています。その中で呼吸しているのです。地球も大きくなったり、小さくなったりすることが分かりますか。 子供が生まれる時、一番最初に目が出来るでしょう? 何故目が出来るのでしょうか。見るためですね。おなかの中で目は見えますか。おなかの中で目が出来ずに、外の世界に出る時に目が出来てもよいでしょう? それは何かというと、目というものは最初から見えるということです。 神の三段階は愛と生命と血統なのです。愛を願う女性、愛を捜し求めていく女性は、父と母の愛を代表して、愛の道を行くということを知らなければなりません。自分が愛の道を捜し求めて行けるのは、父と母の愛を受け継いだためです。自分一人で愛の道を捜し求めて行けるでしょうか。父と母の愛を植えてあげたために、私が発動して花を咲かせ、実を結ぶために探して行くのです。それを否定することはできません。 ですから、自分の愛ではないのです。父と母の愛を代表して、歴史的な先祖達の愛を代表したものとして登場するために、愛は最高の特権なのです。その最高の立場に自分が立っているから、最高のものとして現れるのです。最高のものとして現れようとするときに、与える時は絶対的に与えなければなりません。夫のために、命までも、愛までも、血までも注いであげようとしなければなりません。「最高」と言うのは、命と血と愛までも全て投入する時に使う言葉です。 最高の愛を捜し求めるのですか、適当な愛を捜し求めるのでしょうか? 絶対的な愛を捜し求めていく時、絶対的な愛を占めようとすれば、絶対的な愛を受けられる資格を持たなければなりません。その資格が何かと言えば、あらゆるものを投入して、投入して、また投入しようとすることです。 真の愛のみが一番 きょうここに集まった女性達。絶対的な愛の基準から見た時に、偽り者でしょうか、本物でしょうか。神様も愛のために生まれました。何故女性が生まれたのでしょうか。愛のためですね。男性が何故生まれたのでしょうか。愛のためです。神様が一番好むものは何でしょうか。万物を造る時に、愛の相対になることを願って造ったということは、理にかなっているのです。世界を分析してみる時に、鉱物世界もプラスとマイナスがあります。鉱物世界は磁石のような作用をしています。磁石は地球の引力より大きいから表に現れるのです。それ自体は全て引っ張る力があるのです。植物世界にも雄しべと雌しべがありますが、それは何故でしょうか。その世界においての愛のためです。動物世界には雄と雌がいるでしょう? 芝生には小さい虫がいます。小さい虫達ですが、どの虫にも鼻や耳や目が皆あるのです。犬は臭いをかぐことでは、人よりも優れています。走るのはどうでしょうか。人間は他の動物よりも劣ることが多いのです。 しかし、ただ一つ、人間が偉大であるといえるのは、愛という点においてです。愛においては王様なのです。人間は何故生まれたかということは哲学的な問題です。人間は男性と女性ですが、男性と女性は何故生まれたかという問題です。これを今まで説明することができませんでした。しかし、簡単な問題なのです。男性が生まれたのは女性のために、女性が生まれたのは男性のためにです。凹凸は何故出来たのでしょうか。お金、知識、権力に合わせようと、そうなっているのでしょうか。愛のためです。愛のために女性と男性が生まれましたが、女性と男性のためにのみ生まれたのではありません。 存続の起源は自分自身から出発したのではありません。愛のために生まれたと言うときは、あらゆることがオーケーなのです。先生は何故生まれたのでしょうか。(「愛のためです。」)統一教会の教祖になるために生まれたのでしょうか。愛がなければ教祖は何をしますか。何の意味があるでしょうか。あらゆる宗教を一つにする、その教祖が一番好むことも真の愛なのです。 真なる愛は何故必要でしょうか。真の愛を持てば、神様も、その中におられるのです。神様の理想も、その中にあるのです。この愛さえ持てば、王様の中の王様であり、女王様の中の女王様なのです。「アルファとオメガ」と言う時は、知識をもって言うことではありません。「始まりと終わり」とは、真の愛なくしては使えない言葉です。神様の始まりも真の愛から、神様の目的も真の愛を通してなされるのです。ですから愛のみが一番なのです。 真の愛の前には絶対服従する神様であります。今日、キリスト教の神学は、全知全能である神様があらゆるものをほしいままにしていると言っています。そのようにキリスト教は独裁的な内容が多いために血をたくさん流してきました。しかし、統一教会は血を流すようなことはしてきていません。先生が牢獄に行って血を流しながらも、その怨讐に対して、被害を与えようとしませんでした。自然屈伏することのできる道を選んだのです。理想的な基盤が既成教会にはありません。神様さえも、真の愛には絶対に服従するという論理を教えてあげる先生は、本物でしょうか、偽り者でしょうか。(「本物です。」) 進化に先立つ雌雄の概念 我々人間は神様の愛の相対です。絶対的な神様の愛の相対です。何故でしょうか。被造世界の全てがペアシステムになっています。ここで問題になるのは進化論で、進化という言葉です。進化というものは、愛が生まれる前に出来たのでしょうか。愛が存在した後に出来たのでしょうか。進化を通して出来たものが、愛したのでしょうか。愛から始まったものが、進化の形を備えたのでしょうか。 進化論は神様を否定する論理であり、共産主義が世界を制覇しようとするのは、この進化論の故です。これをきれいに整理しなければなりません。アメーバから発展して人にまでなったというならば、アメーバ以前にも細菌がいたでしょうか、いなかったでしょうか。アメーバ世界にも雄と雌がいるということを聞いたことがありますか。科学者の間では、細菌の世界においても夫婦がいるということを発表しています。これは進化論でいう、アメーバが出来る前からあったのでしょうか、出来た後に生まれたのでしょうか。細菌の世界の雄と雌は進化論によって生まれたのでしょうか。 雄と雌に関する概念は、進化論に先立って、愛のために生まれたのです。進化とは何ら関係がありません。男女が生まれたのは、進化によるものではありません。進化と言えば、男女の生殖器はどこから進化して、そのようになったのでしょうか。進化は後なのです。愛をなすのに第三者の介入を許さないのです。蟻であれ、雀であれ、蛙であれ、許さないのです。人間も同じなのです。絶対的であります。 神様は見えません。目に近い所にあるものはよく見えません。神様はあまりにも近い所におられるので見えないのです。ですから、神様が見えないのは当然なのです。神様が男性と女性の目に見えるならば、男女が愛する時、逃げるでしょう? 神様でも、その場を守ってあげるためには、見えてはいけないように存在しているのです。 アメーバから人に至るまで、何千段階の過程を通して存続することになります。すると一年過ぎずに皆壊れてしまうのです。愛という門を通して、連続的に系列的な存在が残るのです。その愛の門を第三者が介入する純粋ではないアメーバを願いますか。猿と人間が結婚して一千年ぐらい一緒に住んだとすれば、その子供が生まれてくるでしょうか。(「生まれてきません。」)千年万年たってもできないのです。 進化の干渉よりも愛の門を通さなければなりません。一瞬に天と地をひっくり返すことのできる力がどこにあるかと言えば、知識、権力、お金ではありません。愛にあるのです。ですから、神様も愛には絶対服従するということです。 神様は女性と男性を失ってしまいました。女性はありとあらゆる受難を甘受しながら、男性を再創造しなければなりません。男性も同じく女性を再創造しなければなりません。自分の心も、体も、愛も、自分のものではありません。相対のためにあるものです。それを受け入れることのできない妻であれば、妻を育てなければなりません。神様の場合も、人間の場合も同じなのです。 愛の相対が自分より劣ることを願う人は手を挙げてください。このように簡単に話していますが、これを捜し出すためには先生は一生を捧げてきたのです。先生は多くの苦労をしてきました。その苦労はこの地上の人々と比べられるものではありません。難しい蕩減復帰の中で、一人で闘ってきました。四千三百年の歴史を四十三年間に全て越えてきたのです。そうしてみると、世界的な怨讐国であるアメリカ、日本、中国、ソ連が今は怨讐ではなく、私を保護するようになりました。一九八七年にゴルバチョフと金日成が私を殺そうとしましたが、彼等を助けてあげるためにモスクワと平壌に一人で入りました。愛の相対が自分より優れていることを願うとすれば、どれぐらい優れていることを願うでしょうか。(「神様程にです。」) 「新しい国」の建国精神を打ち立てる時 我々は避難生活に出て行かなければなりません。そしてカナンの福地に入らなければなりません。ヨルダン川を渡らなければなりません。ヨルダン川を渡る時には、家財道具を全て捨てて、体をきれいに洗い、ぼろを着ても、そのまま入らなければなりません。それまでの荒野での家財道具を捨てて、ヨルダン川で十二支派が石を積んで天の前に誓ったように、カナンに上陸して、神殿を再建築して、どの教派よりも神様によく侍るようにしなければなりません。イスラエル民族は、奴隷の生活から解放されて帰って来て、神殿をつかんで泣いたでしょう? 今でもイスラエルには「嘆きの壁」というものがあります。 皆さんは今までの生活を全て捨てて、裸で入らなければなりません。入って何をするのでしょうか。荒野時代の苦難を忘れて、エジプト時代の苦役を忘れなければなりません。天の命令に従って、新しい国の建国精神を皆さんは立てなければなりません。今は建国精神がありません。統一教会には国がありません。これから建国はどこから始まるでしょうか。国から始まるのではありません。自分の故郷から立てるのです。自分の父と母が間違ったので、故郷に帰って、故郷の山と川を置いて、昔アダム・エバ一家庭が天倫を裏切って、天の国全ての所有権をサタンに売ってしまったことを蕩減復帰する道を行かなければなりません。そうするために、習慣性に縛られてはいけないのです。 十二支派に加入しなければなりません。先生の写真を掛ける運動を展開しているでしょう? 統一教会に加入させなければなりません。統一旗は真の父母の象徴なのです。それは真の父母の国を象徴します。それによって、真の国の国籍が生まれ、真の国の家系が生まれるのです。そのような所にはサタンが入り込むことはできません。善なる先祖達が来て家を守り、その一族を保護してくれる運動が起こるのです。その版図を早く広げていかなければなりません。 財産の中で一番貴いものは氏族的メシアの立場です。それ以上の福はありません。皆さんを真の父母と同じような、「長男の長男」の立場に立てて、統一教会に反対してきた、自分勝手に結婚した皆さんの父母達を、祖先の立場に立ててあげようとするのです。千年万年心を込めて祈っても、夢にも考えることができなかった福が自分の家系に訪れ、自分の一家に訪れたにもかかわらず、それに反対することができるでしょうか。その一族が、氏族的メシアを、おなかを空かせて追い出す時には、その一族がどうなるか見てみなさい。これから世界は一つの世界になります。 それで、皆さん夫婦がいつ還故郷して、いつ上陸したかということが問題なのです。上陸してからは、ヨルダン川や荒野に何回も行ったり来たりしても大丈夫です。記録に残ることでしょう。三十六家庭であれ、誰であれ、先生はこれからは知りません。一世と二世を完全に交替しました。そのように交替することは思いもしなかったでしょう。 この前、ある者は、「私はここで働いていたらどんなにいいことだろう」と言っていましたね。荒野で鷲の餌になるつもりでしょうか。その家系の族譜さえなくなるのです。荒野に族譜を定着させることができるでしょうか。誰を滅ぼそうとするつもりなのでしょうか。氏族的メシアの責任を果たし得なければ、霊界にいるその一族、その後孫が讒訴するのです。逃げることができると思いますか。 真の愛の基準は命の線以上 統一教会の原理は時代と共に過ぎ去って行くものでしょうか、永遠に永遠にこの世界を占領するでしょうか? (「永遠に占領します。」)どうしてでしょうか。真なる愛の原理であるからです。これを離れて生きようとする者は一人もいないために、世界は統一されていくのです。 愛は美しいものです。愛がなければ、どんなに美人であっても怨讐の顔になります。愛にはあらゆるものが占領されます。汚いものがありません。神様も愛の相対が必要なので、アダムとエバを造りました。 今や、南北統一をしなければなりません。これは金日成も誰もできません。文総裁でなければできないというのです。今はその可能性を越えました。これをやるためには、アメリカ政府を動員しなければならないし、中国とソ連を動員しなければならないし、日本まで動員しなければなりません。 皆さんは、自分の子供達が自分より優れることを願っているでしょう。妻として自分より優れた夫と会いたいでしょう? しかし、そのままではできないことです。そのような夫として、成長しなければなりません。成長するためには、成長することのできる動機を誰かが投入してあげなければなりません。投入して忘れるところから、百、千、万以上の価値的存在を追求することができるようになっています。自分の愛、命、あらゆるものを投入して、また、投入しようとする立場まで行ってこそ、真なる愛の相対として、驚くほど立派な存在が出てくるのです。そういう存在となるためには、自分以上のものを投入しなければならないのが原則なのです。 息子・娘のために誠を尽くして、一番貴いものを投入して忘れて、投入して忘れて、一生かけてそのように生きる父母を持つ息子・娘は幸福です。その息子・娘は、また親孝行をして、父母のために自分の命までも投入するようになるのです。父母が、自分達よりも立派になることを願うために、あらゆるものを投入して、より投入しようとする精神のもとでのみ、真の愛の理想圏、四位基台圏が可能であることを、理論的に否定することができません。 そうするために、真の愛の起源は命の線以上から始まるのです。真の愛の根源地がどこかと言うとき、自分の命を越えた愛、命を越えた命、命を越えた血統の立場です。真なる女性、真なる男性とはどういう者でしょうか。自分の命を投入して、また投入しようとする者達です。そこから天国は始まるのです。故に、イエス様は、「自分の命を救おうとする者は、それを失い、それを失う者は保つのである」(ルカ福音書十七章三十三節)と言いました。逆説的な論理を教えるこの原則によっては今まで解釈することができなかったのですが、これは逆説的な論理ではありません。これは、創造的理想基準において、本質的論理に通じる教訓であったということを、今まで堕落した、この世のキリスト教は知らなかったのです。それを、先生を通して明らかにしたのです。これは地上の福音中の福音であることを知らなければなりません。 絶対従順でなければならないでしょうか、適当に行ってもよいでしょうか? 絶対従順でなければなりません。真なる夫について分かりましたね。 女性解放の道を開拓してこられた先生 先生は一生をかけてお母様のために、お母様の解放のために今まで働いてきました。もちろん先生はあらゆる男性を代表しているために、先生の行く道に従えば、男性の解放も行われるけれども、お母様が行くべきあらゆる道を開いてきました。今までお母様の位置はかわいそうな立場だったでしょう? しかし、今は、先生と対等の位置にまで上って来ました。何故そのようにならなければならないでしょうか。帰って行く時になりますと、左にいたお母様が右に来て、右は左に行くようになります。いつもそうなるのではありません。峠を越えるまでそうなのです。七年、十四年、十六年なのです。この間は、世界的な女性運動が大盛況をなす時であるために、先生がそれを知って、「女性連合」を創設したのです。 女性は三大恨みを生み出しました。お兄さんの心情を迫害し、自分の夫を滅ぼし、父を滅ぼしたのです。三大滅亡の条件を天に及ぼしてきました。アダムお兄さんを滅ぼしてしまい、怨讐をつくりました。夫となるべきアダムを蹂躙しました。次には、天の父を蹂躙しました。三大心情を蹂躙したエバですから、このように再臨時代が来なければ、女性を解放する道がないのです。 先生が全て責任を持たなければなりません。アダムが過ちを犯して、主管性が逆になったので、その責任から脱するためには、死ぬほどの苦労をしなければならなかったのです。悔しい道であり、打たれ、嘲笑を受けました。何故でしょうか。女性のためなのです。先生が捜して行く女性は、そのような堕落した女性であるので、その堕落した女性の飾りものを外して、堕落しなかった王女の位置に立たせるということは、たやすいことでしょうか。何十回もお嫁に行ったり来たりした者を、神様の愛を中心として、お嫁に行かなかった乙女のような立場に立てて、天の国の王宮に迎えなければならないのです。 これが心情的に可能なことでしょうか。神様が、百、千、万倍の辛い涙を堪えて、忘れようとする心から捜し求めてきたということを知らなければなりません。そうしなければ生きる道がないし、生かす道がないために、悔しさを覚悟した上でやっているということを、女性達は忘れてはいけません。 統一教会は、長子権復帰、父母権復帰、王権復帰をするのです。アダムは「長男の長男」でしょう? 韓国の習慣では、「長男の長男」と言えば年が幼くても、おじ達が侍るでしょう?祭りの日になると、「長男の長男」を前に立てて、その周りにおじ達が立つようになります。韓国は天の国の伝統を受け継いだのです。そのような民族はありません。族譜を重要視していませんか? 自分の先祖を崇拝するということにおいては一番なのです。ですから、この民族は今まで神様が保護され、白衣民族の伝統が堂々と残されており、女性達においては自分の貞操を一番として守る、「東方の礼儀正しい国」としての標示を立てて余りある歴史を持ってきたということを、誇らしく思わなければなりません。今までは西洋の人と結婚した女性が多くありませんでした。 世界の統一は一つの言語を通して実現 これからは、サタン側の国際結婚ではなく、神側の国際結婚が続いてくるのです。これが統一教会の国際結婚なのです。世界に清い血統を早く広めて、汚されたものを蕩減するために国際結婚を促進させるのです。これから、先生はどんな人の先祖になるかと言えば、国際結婚した人の先祖になります。人種を超越して、国境を超越して、統一教会の文先生の前には歴史が克服されるのです。 文化の背景と言語を統一していくのです。日本のメンバーは手を挙げてみなさい。韓国語を語れないメンバーは手を降ろしなさい。一九九〇年度には通訳を立てずに語ると言ったでしょう? 先生を通して、韓国語が世界の言語になるということを今は信じていますか、信じていませんか? 成和大学に、今三十か国ほどの国の人達が来て、責任者達が昼夜分かたずに勉強しているのです。何故でしょうか。先生を正しく知るためです。韓国を正しく知るためなのです。 先生を正しく知るためには、先生が一生かけて投入して、真心を込めて語った御言を解読しなければなりません。先生の説教集が二百巻を越えます。これを原語で読まなければなりません。原語が英語ではなく、韓国語なのです。世界の学者達の中で、一言でも先に言語を知った者が、その同僚達の間で最高になります。 世界統一が一つの言語を通してなされていくということを知らなければなりません。韓国の人は「日本の人」、「アメリカの人」と言いません。「日本の奴」、「アメリカの奴」、「ソ連の奴」、「中国の奴」と言います。それほど、韓国の人はプライドという、何かを持っているのです。誰がそのようなものをつけてあげたのでしょうか。民族的伝統が歴史を通して、神様が啓示する内的な予告を通して、そうせざるを得ない立場に立っていたためです。 氏族メシアは天国の血族圏での長子 愛は楽な道でしょうか、苦しい道でしょうか? (「苦しい道です。」)苦しいけれども、横的に天下を平らにします。愛の道は苦しいけれども、その行く道は塞がりがありません。文総裁はたくさん苦労してきたけれども、日本でもどこでも通じるようになっています。共産世界においても通じるようになっているのです。一生を苦労しながら、愛をもって生きた人は、あの霊界においても数多くの塀が崩れて平地になるのです。天の国の王女が迎えるのです。天の国の王女も息子・娘、そして嫁などを連れて回りながら教育しなければならないのです。 神様の愛の対象として造られた、このように驚くべき価値を持っているのが人間であるために、本心は最高を願っているのです。人間は誰しも皆、堕落しなかったならば、完成するようになっていました。人類の第一番目の父母、第一番目の長男の長男になるべきでした。長子権、父母権、王権を失ってしまったのですが、悲しいとも思わない、裏切り者、敗北者、悪魔の後孫達の恨みを蹴飛ばして、本然の世界のルールに基づいて、永遠をかけて行かなければならない運命の道なのです。 この地上で行くことができなければ、億万年もの日々がかかるのです。あの世界には、教えてくれる人がいません。誰も教えてくれないのです。本来、愛の理想を完成することのできる、そのような環境であるために、それについて再び教えてあげることができません。それに足並みが合わない場合には、歴史を通して数多くの恨みの恨みを抱き、一歩一歩、千年万年をかけてあの世界を捜して行かなければなりません。 これを一時で、地獄の倉庫から天上の世界まで、エレベーター、ケーブルカーで登ることのできる道を教えてあげるのが、文総裁の使命なのです。愛のエレベーターに乗りなさい。愛のケーブルカーに乗りなさい。(「アーメン。」拍手)そして、神様のみ前に現れても、「何故現れたの」と言わず、披露宴を開いてくれるでしょう。 先生は長生きした方が良いでしょうか、霊界に早く行った方が良いでしょうか。私は早く行った方が良いと思います。先生がなすべきことが霊界に行っても山程あります。地上では大体終わりました。長子権、父母権、王権復帰なのです。天の皇族的心情を中心として、家庭的に一つになって入る所が天国です。家庭ばかりでなく、氏族達が入ることを全て教えてあげました。氏族的メシアまで派遣したのでもう終わりました。 長子権について聞きましたね。皆さんは、天の国の血族圏内で長子であるという意識を持たなければなりません。先生は牢獄に行っても、六か月以内に囚人達が先生を好きになるようにしました。その父母が面会に来て差し入れた物を、先生に持って来て泣くのです。刑務所を出る時には、自分が一番大事にしている物を先生に持って来て、先生に預けて、他の囚人達に分けてあげてくださいと言うのです。監獄の中では信じられる人がいません。監獄でも彼等に行く道を教えてあげました。 地上世界から天上世界に至るまで、正しい道を教えてあげてこそ、統一がなされるのです。その正しい道は、何を中心としての道であるかと言えば、真の愛を中心とした道なのです。ですから、神様がその発生の原因なのです。神様は、理想的な愛、投入して忘れる愛で、人類始祖を造り、再創造歴史過程においても、投入して忘れながら、長い人類歴史をかけて、今まで一人の男性を捜し求めて来られたのです。一人の本然の男性を捜し求めて来られたのです。そのためにメシアを送りました。 男性だけではいけないのです。キリスト教が第二次世界大戦直後に先生を受け入れたならば、そしてその中で、代表的なお母さんを迎えることができたならば、氏族的メシアも必要ではないのです。私に反対した民主世界は滅んでいます。キリスト教を見てみなさい。村から追い出されて、一番コーナーに立たされて、共同墓地に行く日が訪れるのです。人のように扱われないのです。そのようなキリスト教の人達を救ってあげるべきでしょうか、救ってあげなくても良いでしょうか。救ってあげなければなりません。 氏族メシヤとは、氏族の王、真の父母であり、真の長子権を持つ人 それでは、話を整理してみましょう。神様は、「私」という者のために天地を創造されました。私のために愛が生まれたということです。愛のために天地が創造されました。自分よりも、もっと愛することのできる私をつくるために、天地と神様が動員されました。ですから、私のために、私達のために天地が生まれたのです。私達は、妻と夫、息子・娘、四位基台なのです。今まで救いの歴史は私のためにあったのです。どんなに苦労したか考えてみなさい。先生が苦労したのも、私のためであり、子女のためです。キリスト教がローマに入って四百年間苦役を受け、殉教の血を流したのも、私一人を捜すためであったというのです。 私が天の願いを成し遂げる相対圏になるためには、個性完成、つまり心と体が統一されなければなりません。邪悪な考え方を捨てなければなりません。アダムの伝統を受け継いで、家庭が一つになったならば、その氏族はアダムの伝統と一つになり、その氏族の長の言うことを絶対的に聞くようになっています。 しかし、逆になりました。統一教会の人達が故郷に帰って来て、王の立場に立たなければなりません。王の前には、その父と母も敬礼するように、王の権威をつけて皆さんを送るのです。氏族的メシアとは何でしょうか。氏族の王であると同時に、真の父母であり、真の長子権を持った人なのです。このようにしなければ、その氏族が長子権に属する道がないのです。父母権に属することのできる道がないのです。王権に属することができないために、天国に行きたくても行くことができないのです。 天国は本来長子権、父母権、王権のもとで一つになった一族が入る所です。皆さんが氏族的メシアの使命だけ全うすれば、先生は国家的、世界的メシア圏になります。それで、今回、「南北統一指導者総連合」をつくって、自ら立派だと思う人達を集めて、これを教えてあげました。 女性総動員時代の到来 女性の時代が訪れるのです。それで、「婦人達を動員しなさい」と言いました。国を中心として婦人達を動員しなければなりません。動員するに際しては、アダム国家の前に、エバ国家日本があるために、日本から始まるのです。外的女性、内的女性を完全に一つに結ばなければなりません。外的女性の連合組織と内的女性の組織、「世界基督教統一女性連合」の二つ共に作ったのです。 昨日私は済州島に行って、修練所を整えるように指示しました。日本で一県当りに百名ずつ女性を配置しました。女性連合を済州島に連れてきて教育をさせます。済州島は島ですね。日本は島国ですから島から始まるのです。韓国の島を通して陸地に上らなければなりません。そうするためには、お母さんが橋にならなければなりません。 日本統一教会の女性達を韓国の女性達は受け入れなければなりません。カイン女性とアベル女性が一つになって、女性基盤を作るためには、日本と韓国の女性達が一つにならなければなりません。先生が女性達に対する恨みを完全に晴らして、女性達に支えられて上って行かなければなりません。 これからは何が必要でしょうか。天の側の女性、サタン側の女性が世界的な戦いをなしてきました。神側の女性達をつくるのが文総裁です。文総裁は、アダム完成の一人の代表者です。王権を受け継いだ代表者です。長子権を復帰した代表者でもあります。男性の一人の代表者として、あらゆる面において悪魔と一大決戦をして、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界をかけて戦って勝利して、世界最高のチャンピオンになりました。これからは、先生の前に戦いの相手がなくなりました。アメリカもソ連も戦いの相手ではありません。 神様は縦的な立場に立った中心であり、先生は横的な立場に立った中心です。これが一つにならなければなりません。真の愛を中心として、神様と人間が定着する基地はどこでしょうか。家庭です。家庭のどこでしょうか。夫婦なのです。神様は、先生の心に入り、お母さんの心に入って、先生とお母さんの体を愛の器官として定め、一つとなり、内的外的統一心情を伝授させて、命を移植させて、愛の根を降ろさなければなりません。そのように現れる時に、本然の自分は二重的な父母の血肉を受けたために、良心は、縦的父の愛を中心として受け継いだ、愛と生命に根を下ろしているのです。 これから婦人達を動員しなければなりません。子供達は夫に任せて総動員です。そうすると、女性の恨みが一挙に晴らされるのではありませんか。今まで、女性が家を守るのが、どんなに難しかったことでしょう。そのようにして女性の解放をしようとするのです。 二五〇教会に教域長の代わりに日本食口を一人、韓国の婦人一人を配置するのです。ですから、女性達は、家庭の生活をするという考えを捨てなさい。何故でしょうか。日本の食口達は、日本に行って、日本の女性達に教えてあげなければなりません。日本の教会に教えてあげなければなりません。 韓国で訓練された伝統と思想を正しく立てなければなりません。日本の今までの統一教会の伝統は天と結びついていません。それで今、神山会長を立てて、伝統を立てるために熱心に働いています。韓国から教区長達が協助する中で、日本の女性は日本に帰って、伝統を立てるという責任を果たさなければなりません。 アダム国家統一・南北の統一の使命を担うエバ国家 女性達は何をなすべきでしょうか。金日成はサタン的天使長でしょう? 金日成がエバ達に引っ張られるべきでしょうか、エバ達が彼に引っ張られるべきでしょうか? 蕩減復帰の原則によって、女性達がこれから北韓の地に行って、北韓の国民を収拾するのに代表的役割を果たさなければなりません。ですから、雄弁になるように理論的訓練をしなければならないというのです。それが原理なのです。母子協助をしなければならないために、日本と韓国を連結するのです。そして二世達を教会の責任者として立てて、母子協助基盤を立てる段階に入っているのです。 母子協助をしなければ長子権復帰がなりません。この国民を救って、金日成を救って、この国と金日成の主権を一つにしなければ統一できないのです。長子権復帰をしなければなりません。これは歴史的なことです。宿命的なことです。行かざるを得ない道なのです。 宿命というのは勝手にすることができません。死と直結しているのです。親子関係を二つに分けることができるでしょうか。絶対できません。父母が裏切り者であるならば、その息子・娘はどんなに立派であっても、裏切り者の息子・娘となるのです。忠臣であれば、どんなにつまらない者であっても、忠臣の息子・娘になるのです。もし王族であれば、どんなに馬鹿な者であっても王族なのです。 これからは、女性達が、誤った政治を行っている政党に行って講演をしなければなりません。遊ぶような気持でやるのではありません。全世界を元に戻すための主体的な動機、起源を作らなければなりません。 韓国がやらなければならないために、韓国は復帰原理の原則によって体制を編成しなければならないのです。故に、二世達を前に立てました。還故郷してカナンの地に上陸しなければなりません。 イスラエル民族は、二世を立て違えたので滅びました。二世達がカナン七族と一つになって滅びてしまいました。母が間違いを犯して、親子の伝統を立て間違えて破綻が起こったのです。これを蕩減復帰しなければなりません。イスラエル民族は、二世達の摂理に失敗しました。先生は、時が来たので、これらの全てを教えるのです。一世達は国に責任を持ち、二世達は大学と、中、高等学校に責任を持てというのです。母子協助をしなければなりません。 それで、教区に行って、日本のエバと韓国のエバが一つになり、二世を育てなければなりません。国とアジア、全世界を代表する母の責任を果たさなければ復帰はできません。そのような厳粛な時代が訪れたために、女性を前に立たせるのです。子供を生むという考えも忘れるほどに三年間捜していけば全て終わります。母子協助です。女性達を立たせて、自分を立派だと誇る政党や、社会に悪影響を及ぼしている男性達を掃除しなければなりません。それをしますか、しませんか? (「します。」) 摂理的に、カイン・アベルの復帰、長子権復帰は、どんな時代においても同じなのです。蕩減復帰は公式です。家庭、氏族、民族、国家、世界へと闘って行かなければなりません。今日、世界的な時代において、世界のエバ国家とアダム国家の女性が、お母様を中心として、長女、二女になっていかなければなりません。父は、父を中心として息子の教育をしたけれども、女性を中心として、お母さんの教育をする時が訪れました。 日本はエバ国家であり、韓国はアダム国家ですから、これはヤコブ家庭においてのレアとラケルと同じなのです。この二人が一つにならなければなりません。ヤコブを中心として、闘ってはいけないのです。闘えば一家が滅びるのです。日本の女性達が、ここに来て苦労するのは、韓国を復帰するためなのです。どんなに難しくても、不平を言ってはいけないのです。日本の食口の皆様、韓国の自分の夫に対して、不平を言ったでしょう? 田舎に行ったら、トイレがどうのこうの等々言ったでしょう。「日本に比べたら、韓国はとんでもない」と言ったでしょう? 皆さんが還故郷するのは、捕囚から帰って来るのと同じことなのです。祖国の解放のために、アダム国家の南北統一を果たさなければならないエバなのです。皆さんの家を売っても、南北統一を果たさなければなりません。日本によって南北が分かれたのではありませんか。そうでしょう? 南北統一は、日本の統一教会の人達がしなければなりません。 苦労が多いことは先生もよく知っています。涙を流すなど、霊的に見たら、様々なことがありましたね。原理を知り、御旨の中に入って、自分の夫が立派であったらまだ良いかも知れませんが、死ぬこともできないし逃げることもできない。むしろ、原理を知らなければよかったと。どこに行っても原理を否定することができないので、死ぬような気持であったことでしょう。けれども、行かざるを得ないのです。 女性達が捕虜として売られて、強制的に怨讐と一つにされて息子・娘を生んで、その息子・娘が殺されないために、自分の生命を捧げた女性達がどんなに多かったことでしょうか。そんな歴史に比べたら、これは何でもないのです。分かりましたね、日本のメンバー達は。(「はい。」) 転換期における日本の使命 日本でも一大革命が起こっています。日本式統一教会を作ろうとする者は、皆追い出してしまいます。二世を中心として新しい風潮が起こっています。これから日本は良くなると思います。先生がやることは、プログラムに合わせてやるのです。皆さんは、そこでギアの歯にならなければなりません。日本の女性達は、自分の家族を連れて、韓国統一に力を入れなければなりません。御旨がそうなのです。 アダムを滅ぼした者がエバです。エバ国家はアダム国家を二つに分けてしまいました。復帰しなければなりません。日本の使命なのです。戦争が起こると、統一教会の女性達と若者達は一線に立って、北韓を屈伏させなければなりません。原理がそうなっているからです。これは、先生の話ではありません。長子権復帰、母子協助と同じなのです。エバは、息子・娘を収拾しなければなりません。長子権の息子・娘が、真の父母となれるように、王権を受け継ぐことのできる国の代表になるために行くべき道がアベルとしての道です。 日本の女性達は、世界一六〇か国、どこに行ってもいない所がありません。世界的に一ぺんに女性連合を作っておけば、男性達は、そこについて来るようになっています。日本の女性は、日本の国と韓国を一つにする使命があります。日本の食口は、男女を問わず、南北統一のために犠牲にならなければなりません。 日本の教会は、男性を中心としてやってきた全てが失敗しました。今完全に変わっています。昔は、日本の武士道的な命令一辺倒で、心情圏を後回しにして、組織体を重要視してきました。そのために、たくさんの優秀なメンバーが外に追い出されてしまいました。先生もそれを知っているのです。 カナン上陸時代になったために、過去の一切を消してしまわなければなりません。過去の因縁を残したまま上陸してはいけないのです。ヨルダン川を渡る時は、洋服が必要ではありません。裸にならなければなりません。全日本の上流社会の女性を一つにしなければなりません。全国四十七か所を一か所に百人ずつとすれば、四七〇〇名になります。そこにお母様がついて行きます。 これらの者が今韓国に入って来て教育を受けています。そして、韓国の婦人連盟と姉妹血縁を結びます。オリンピック・フェンシング競技場に一万二千名を集めて教育しなければなりません。これが四月十日の大会です。日本国家自体が、韓国の全てに責任を持たなければなりません。苦労が多くても、涙を流すとか、後ろを振り向いたりしてはいけないのです。更に苦労しながら成し遂げなければならない使命があるからです。 サタンの最後の戦略を打ち砕く先生の御言 「終わりの日」が訪れたので、終わりには、あらゆるものが実を結ぶようになっています。植えた通りに収めなければなりません。何故、終わりの日に、世界の青少年の問題が起こるのでしょうか。アダム・エバは青少年の時に問題を起こしました。エバが木の下で、自由の愛によって堕落しました。歴史的時代を経て、終わりの日になったので、収穫をして、堕落の実はきれいに掃除しなければなりません。 世の中は性の解放によって、今、青少年が駄目になっています。そのように植えたので、そのように収めなければなりません。それは、悪魔が神様の御旨を妨害するための、典型的な戦略なのです。最後の戦争です。サタンの最後の戦略なのです。フリーセックスで播いたので、フリーセックスで収めて、神様が中身のない実は取り除いて、混じり気のない穀類は倉庫に入れます。混じり気のない穀類とは何でしょうか。自由の愛によって、ティーンエイジャーで問題になったことを全て整理して、それと正反対になることができることを言います。これが統一教会の人達なのです。フリーセックスで、悪魔は神様の御旨を全て駄目にしてしまいました。 アメリカでは近親相カンが多いのです。父親がその娘と一つとなり、おじさんがお母さんと一つとなり、自分の母親と共に住んでいる人が多いのです。これは全く動物と同じなのです。このような状況で、神様の創造理想、愛の理想を立てることができるでしょうか。神様は一人ではできないのです。完成されたアダムが現れれば、神様と一つとなり、整理します。 フリーセックスの次はホモセックスです。これは、結婚せずに一人で生きるということです。男性は男性同士、女性は女性同士結婚するのです。すると、一世紀が過ぎれば、人類は完全に滅亡することでしょう。これは悪魔の最後の戦略なのです。アメリカの三〇パーセント以上が亡国の民なのです。キリスト教文化圏がこのようになったのはどういうことでしょうか。サタンの全盛時代を神様がしばらく許しただけです。 しかし、主人が来て鉄の杖で攻撃するのです。先生の御言さえ聞けば、あらゆるものが壊されていくのです。先生の権威、神様の権威を、この地上に立てなければなりません。神様の愛の伝統をこの地上に確立して、天の国の長子権、父母権、王権を中心として天国に入ることのできる皇族の愛にパスして、家庭が入ることのできる本然の故郷を訪ねて行こうということです。このことは、言葉だけでなく、実践して、世の中が防害できないようにしなければなりません。 お母様を中心とした韓・日の女性達の使命 日本がどんなに統一教会に反対し、アメリカがどんなに先生に反対してきたことでしょうか。しかし、今は誰も先生に反対することができません。全世界が文総裁の思想について行かなければならないのです。文総裁がいなければ希望がないのです。サタンは迫害の業をしますが、神様は建設の業を成すのです。どちらが勝つでしょうか。先生に対して、世の中の悪い言葉全てを動員して、悪魔の頭、テロ団のおやじと言われましたが、私はそれに対して不平を一言も言わずに、全て受け入れました。私は一度も攻撃したことはありません。私が攻撃する日には、その国が倒れ、世界が飛んで行くようになっています。これから攻撃する時になったので、誰を前に立てるかと言えば、エバを立てます。 エバによって、神様のあらゆる財産と所有権とお金と、息子・娘をサタン世界に奪われてしまったでしょう? エバ国家日本を中心として、日本は一九七八年から十二年間、世界基準に上ると先生が言いました。日本のお金と、国家の方向は、韓国と一致しなければなりません。日本の統一教会の指導者は、先生に対して言うことがありません。そのお金は日本のお金ではありません。アジアのために使わなければなりません。先生が日本をエバ国家として選んであげたのです。世界のお金は、エバ国家を通して捜し求めなければならないので、エバ国家日本に対して、二人の息子であるアメリカとドイツまでも援助しなければならなかったのです。 堕落することにより、全て怨讐になりました。息子・娘、夫婦同士も怨讐になりました。怨讐同士が一つになり、天の愛を中心として結ばなければなりません。韓国、日本、アメリカ、ドイツが怨讐の関係だったでしょう。この四大国家の怨讐が一つにならなければなりません。その国の愛国者以上の伝統を立てて、怨讐の国、アメリカを再びアベルの立場に立てて、先生が再び蕩減復帰してあげなければなりません。 本来は失敗すれば捨てなければなりません。しかし、捨てると、ユダヤ教とキリスト教の根っ子がなくなってしまいます。完成基準に立つ統一教会は、蘇生、長成がなければ、完成基準が崩れるので、仕方なくアメリカを再び立てて、韓国と日本とドイツを合わせて、アメリカを滅びる立場から免れるようにして、ソ連までも屈伏させて、長子権復帰をして帰ってくるところです。帰って来る時は、あらゆる経済力を、エバ国家日本を通して、アジアへ持ってこなければなりません。日本がエバ国家であり、アベル国家はアメリカ、カイン国家はドイツなのです。この三大国家は、世界の経済力をすべて持っています。ドイツが十年間先生に反対してきました。そして日本の共産党を通して、「韓国情報部のスパイだ。四十四年間の植民地時代の恨みを晴らすために、二世達を悪い思想に武装させて、日本を滅ぼそうとするのが統一教会の思想である」と言いながら反対してきたでしょう? 還故郷する時になったために、エバが母の立場に立たなければなりません。アダム国家のエバの代表は誰でしょうか。お母様でしょう? 日本がエバ国家であるなら、日本のエバ達を連結しなければなりません。今からは、日本において女性達が幹部としてたくさん立てられるようになるでしょう。 男性達が失敗したので、韓国においても、教区長あたりに、韓国の女性と日本の女性を配置します。韓国の女性は北韓に行く時に、金日成を教育しなければなりません。北韓の男性達を収拾しなければなりません。日本の女性達は、日本の政治家達を収拾しなければなりません。韓国において、教区長を中心として、日本の女性食口も責任者として立てます。韓国の女性食口は、祝福を受けた家庭を中心として配置します。今の教区長も祝福を受けていません。ですから、仕方なく、祝福を受けたおばさん達を配置して、基盤を整えるのです。女性達が一つになって、韓国を滅ぼそうとしている者達を、正しい道へと導かなければなりません。 堕落することで二人の夫が生まれました。サタン側の夫と悪魔側の夫なのです。北の金日成は悪魔の夫を代表し、南はサタン的夫を代表しているので復帰しなければなりません。南北統一のためには、この二人の指導者を教化させて自然屈伏させなければならないというのです。 女性解放運動の先頭に立たれるお母様 氏族的メシアとは、長子権、父母権、王権復帰を一度に認定して送る立場です。皆さんの行く道には、先生が行く道のような迫害はないし、牢獄の道がないというのです。再び故郷を捜して行く道なのです。怨讐の村を訪ね、怨讐の家庭を訪ねなければなりませんでした。サタン側は、盗人の中でも大盗人なのです。先生がある村に入るようになれば、皆、夜眠ることができません。問題が起こるのです。牛と犬が死ぬことさえ起こるのです。不思議なことです。サタンが前もって知っているのです。そのようにして村から追い出され、氏族からも追い出され、国から追い出され、世界から追い出され、天と地から追い出されました。そこから歓迎されるためには、国家を越え、世界を越えてこそ可能なのです。 歓迎を受けられる代表の立場に皆さんを立てて還故郷する時に、先生の代わりにもてなされるようにしたのです。先生は未だに故郷に帰る地がありません。金日成を屈伏させなければなりません。先生は故郷に帰ることはできないけれども、皆さんは帰ることができるではありませんか。還故郷時代に皆さんを先に送るのです。南の土地を自分の福地として定め、北韓の地に橋を架ける闘いをしなければなりません。そのために「女性連合」を作らなければなりませんし、「南北統一指導者総連合」を作りました。各界の中心人物五万名近くの人達を、訪米研修団を設けて教育しました。 今や、文先生の勢力基盤を誰も無視することができません。政党も無視することができない基盤を立てておきました。今や先生がいなくとも、ハワイの島に行って住んでも、この国、この民族がどこに行くべきかということが分かります。北の人達もどこに行くべきかということが分かるのです。ソ連もアメリカも同じなのです。世の中は、神様と先生が願う方向へと、一つの世界に向かって行く時になったために、先生は今、ハワイに行って静かに住んでも、そのような世界に向かって行くのです。その期間が長いか短いかということは、皆さん自体によるのです。氏族メシアの使命を、どれ程早い期間内に全うするかにかかっています。一年かかるか、十年かかるか、いずれにしても、先生の願う通りに行くのです。 教会は女性達を中心としなければなりません。男性は盗人達なのです。既成教会もそうでしょう? これからは、先生は、男性達は使いません。外交部隊に実力ある女性達を動員するつもりです。 日本から百名、アメリカから百名、各国から百名ずつ、数千名動員の女性外交団を動員するのです。そのような人達が現れると、首相も会わないわけにはいきません。総理も会わないわけにはいきません。そのような強大な力の基盤を持って、女性解放運動の第一ラッパを文総裁が吹くのです。 堕落によって、アダム・エバが恨みの歴史を残したのを、女性解放を通して初めて、「勝利する家庭を誉め讃えよう、天国の門を開けよう」と言って、闘いに出る命令と共に、堂々と天の正門を通して直行するのです。そのようになれば宗教の門はなくなります。 今や時が近付いたために、お母様の時代になりました。お母様が女性の解放をするのです。それを理解して、四月十日の大会をよくやってくれるようにお願いします。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.17
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15日AM09:30から「天知事真の父母様御聖誕及び天一国基元節9周年韓半島平和サミット 祝勝会」がオンラインにてあります。視聴希望される方はPeacelinkTVホームページからお願いします。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.14
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「全米祝福家庭集会」でのみ言1991年2月21日 再臨時代における神の祝福 皆さん、祝福という言葉はどんな意味か分かりますか。元来、祝福はエデンの園において、アダム・エバが責任分担を果たして完成の立場に立った時に行われるはずだったのです。しかし、堕落することによって、神様を中心とした祝福がなされなかったというのです。選民イスラエルを通して、四〇〇〇年の歴史を経てメシヤを送られ、イエスの時代において祝福を再現しようとしましたが、なし得ませんでした。それゆえに今、第三次の再臨時代において、すべての国と世界的勝利基盤を立てて、祝福が新しく始まったということを知らなければなりません。 これは歴史的なことなのです。創世以降の、数多くの堕落した我々の先祖たちは、自分勝手に結婚したのですが、神の愛と神の生命と神の血統を結んだこのようなことは、歴史が始まって以来なかったというのです。 変わらない愛の原則 ところで、なぜ神様を中心としてなし得なかったのかという、その原因を我々は知っています。堕落したためですね。サタンの愛を中心として、サタンの血統を受けたためです。絶対的であり、全能の神様が、なぜこの人類を救うことができないかという問題は、あらゆる人たちが一生を通して考えてきた問題ですが、分からなかったのです。血統的に間違ったがゆえに、血統的にきれいに清めるまでは、救うことができないという神様の事情を知らなければなりません。これは人間自身がなしたために、サタンと人間が共同してなしたために、神様がサタンを退け、人間を退けて、すべて解決することのできる方法というものは原理の世界にはないのです。自分自身が犯したために、始まりも終わりも、自分自身が解決しなければなりません。 アダム・エバは青少年時代、堕落する前の成長時は清かったのです。清い伝統に従って青少年時代まで来たのですが、その土台の上に堕落したために、無条件に追い出されてしまいました。これは何の話かといえば、神様がつくられた純粋な基盤は、いつも生涯を通して維持しなくてはならないということです。ところで、堕落したアダム・エバの後孫たる今日の人類が、自分をどれほど清い者であるといっても、堕落する前のアダム・エバの清さの基準を越えることはできないというのです。 アダム・エバは、神様の原理原則において、その純粋な基盤から外れるようになった時に追い出されたのです。復帰は再創造の歴史ですが、今の時代において、アダム・エバの時の純粋な基盤をそのまま維持しなければならないでしょうか、それともすべて守らなくても大目に見てあげるべきでしょうか、どうでしょうか。その時よりさらに厳格でなければなりません。皆さんの中で、祝福を受けて子供を生んだ人は手を挙げてみてください。「純粋な場所で、堕落しなかった、神の本然の基準に到達した立場において、神の愛と神の生命と神の血統を代身する立場において、私の子供たちを生みました」と、自信をもって言える人はいますか。どうでしょうか。その子供たちが本然の清い土台に生まれて、生きて、そして永遠なる天国に入ることができるでしょうか。 神様の創造理想である、堕落しない、清い血統を受け継いで、一生の間清く生きた人たちが入るべき天国の原理原則が変わるべきでしょうか。さらにそれ以上価値のあるように神様が願うでしょうか。それを磁石に例えるならば、南と北を指している磁石の作用と、その原理的作用とはどちらがより強いでしょうか。どんなものがより不変でしょうか。原理的作用がより強いのです。なぜより強いかといえば、磁石の力は変わることがあったとしても、神様の絶対的愛は変わることができないからです。それゆえに、磁石の力が変わるとしても、愛の原則、愛を中心とした理想は永遠に変わらないという論理が成り立つのです。みなさんは、夫が北極であり、妻は南極だというとき、その夫婦生活を中心として見ると、今までただ一つの方向に向かっていきながら子供たちを生みましたか、東西南北に行ったり来たりしながら子供たちを生んだのかという問題です。「間違いなく、磁石よりもっと絶対的な一つの方向に向かって、私は子供を生みました」と言う人は手を挙げてみてください。もし、手を挙げた人がいるならば、その人に対して神様は笑うことでしょう。 堕落人間の悲惨な立場 一つ聞いてみますが、皆さんは純粋ですか。皆さん、自分がアメリカ人であると考えたことがありますか。皆さんのお父さん、お母さんがいると考えてみたことがありますか、いないと考えてみたことがありますか。小学校、中学校、高等学校、大学に通った時のことを考えたことがありますか。今、自分が使っている言語は、純粋な立場に根を下ろした言語ですか、それとも、堕落したのちに自分勝手に行ったり来たりしながら拾った言語でしょうか。今、自分の着ているものが様々な人を通して、例えば殺人者の手で売られた物であるとすれば、これはきれいではないから着ることができないというふうに考えたことがありますか。一日、三回ずつパンを食べるならば、このパンはどこから来た物でしょうか。数多くの人が、堕落した世界において、汚された中にある物を食べていると考えながら食べたことがありますか。空気に対しても、堕落した数多くの人たちが吸ったり、吐いたりした残り物を吸いながら生きているので、「ああ、鼻をふさがなければならない」というふうに考えたことがありますか。そして、朝飲む水はハドソン川の水ですが、その川上には数多くの工場があり、人間の排泄物等を流している水だと思って飲んだことがありますか。 神様の目で見て、神様の知っているあらゆる感覚から見ると、エデンの園のきれいな水や空気を吸いながら、本然の純粋な中で育って、純粋な愛で純粋に生きた、純粋な人間が入る所が天国です。「私は入ることができます」と言う人がいるとすれば、それは狂った人なのです。さっき、自信をもって手を挙げた人がいましたが、その人を見て神様は笑うでしょうか、笑わないでしょうか。天国に入った時に、純粋さとはあまりにも差のある自分自身であることを知って、どんなに申し訳ないことでしょうか。顔さえ上げることができないでしょう。他の人はみなきれいな礼服に着替え、フェスティバルに参加しているのに、裸になってフェスティバルに参加したと考えてみてください。むしろ死んだほうが良いほどの気持ちになるでしょう。恥ずかしく思わなければならないにもかかわらず、自信をもって「私は神様の息子です」と言うことができるでしょうか。本然の天国に入るのに、今の皆さんの姿は、裸の姿でフェスティバルに参加するよりも、もっと恥ずかしい姿ではないでしょうか。 祝福を受けたということ自体が恥ずかしく、息子、娘を生んで、天国に入ろうと思うことがどんなに恥ずかしいことであるかを考えなければなりません。先生の言うことがもし正しいというときは、純粋なる天国を中心として見たとき、その恥ずかしさをどういうふうに解決することができるでしょうか。皆さんの目が何を見て、耳が何を聞いて、口が何を食べて、この手が何をしたかを考え、過ぎた日の恥ずかしい自分の姿を思ったときに、自ら天国を見ながらも入ることができなくて、背を向けるしかない立場であるということを、考えてみたことがありますか。 堕落とは、神の三大王宮の破壊 堕落とは何でしょうか。それは誤った愛のことなのです。誤った愛の行動と真なる愛の行動とは同じでしょうか、違うでしょうか。右に行けば永遠なる世界へ、左に行けば地獄なのです。永遠なる世界とはどういうものでしょうか。純粋な本然のものと出合うのです。その行動自体が神様の絶対的な保護を受け、男性と女性の絶対的な保護を受け、愛自体が皆さんの行動を絶対的に保護する立場です。それを知らなければなりません。その行動を神様が保証し、自分の夫が保証し、自分の妻が保証し、その愛自体が保証する行動にならなければならないのです。そのような四つの条件を保証することによって、自分の行動は絶対的であり、真なるもの、永遠なるものになるのです。 このことをサタンも否定できず、サタン側の男性も否定できず、女性も否定できず、サタン側の愛も否定できないというのです。このように見ると、皆さんが今まで祝福を受けて生きてきた生活が、偽りの生活か、真なる生活か、皆さん自身が結論をつけなければならない時が訪れたというのです。信仰生活というものは、自分が自分自身を審判過程から解放していくことなのです。その生き方が、神の国の愛の宮殿と、神の国の生命の宮殿と、神の国の血統の宮殿と接している生き方かどうかということです。 堕落とは何でしょうか。神様の三つの宮殿である愛の王宮と、生命と血統の王宮を破壊したということです。これを再び立て直さなければならないのです。皆さんがそのような王宮をもっていますか、もっていませんか。王宮はどこにありますか。男性と女性との違いは何でしょうか。それは生殖器なのです。それは愛の王宮なのです。それは生命の王宮なのです。それは血統の王宮なのです。これがピントが合わずによじれると三大王宮が壊れてしまうのです。これがよじれると三大根源がすべて壊れてしまいます。これは偉大なるものです。 祝福家庭の誇りは清い血統を残すこと 女性と男性には愛が必要でしょう? どこから愛が一つになるでしょうか。その主人は二人ではなく、一人なのです。神様は、我々人間に御自身のあらゆるものを与えてくれました。皆さんに一つ聞いてみましょう。愛する自分の妻が、他の男性と一つになって踊っているその姿を見て喜ぶ夫がいるでしょうか。アメリカの男性、女性は率直に答えてみてください。(いいえ)。サタンは永遠なる神様の理想を知って、愛を切り、生命を切り、血統を切ってしまったのです。アダムは一度堕落しただけで追い出されたけれども、アメリカの者たちは地獄へ逆に押し入れなければなりません。アダムとエバは一度堕落したのに、この者たちは何十回、何百回堕落したでしょうか。頭を逆さにして地獄に押し入れなければなりません。そうされるべき者であるのに、首に力を入れて生意気な行動をするとはどういうことでしょうか。神様は気持ちが良いと思うのではなく、「この者たちめ!」と思われるのです。 アメリカの若者たち、この世界にエイズの病気を広めておいて、恥ずかしさも知らず、罰を受けることも知らない者たちなのです。この者たち、どうしたら良いでしょうか。「ヤンキー、ゴーホーム!」と言うべきでしょうか。この者たちを革命しようとするレバレンド・ムーンに対して、「レバレンド・ムーン、ゴーホーム!」と言っているのです。レバレンド・ムーンの言うことを聞けば、アメリカは希望があるでしょうか。このままおいて希望があるでしょうか、どちらでしょうか。そのような者たちが顔を上げて道を歩いている姿を、私の目では見ることができません。皆さんは道を歩いているとき、首を下げて歩かなければなりません。皆さんのお父さんお母さんがそういうふうにする時は、注意しなければなりません。兄弟たちに対しても同じなのです。 世の中で神様が一番憎むことは何でしょうか。悪魔は人をたくさん殺したけれども、それよりももっと恐ろしい罪は、愛の法律を犯したことであることを知らなければなりません。人を何百人殺したこと以上に、愛を破壊したことはもっと大きな罪なのです。アダムとエバが一度堕落することによって、今日まで全人類がすべて地獄に行ってしまいました。その歴史がいまだ清算されていません。これを清算して、すべて切ってしまわなければならない立場ですが、根本的に見ると、皆さんも同じなのです。地獄に行くような息子、娘を生んではいけないというのです。 今からは、祝福を受けた家庭の誇りというものは、お金をたくさん稼ぎ、原理のみ言をよく語るとか、そういうことではありません。何世代にもわたって、どれほど清い血統を残しておくかということが問題です。今後、神の国である地上天国で罪を犯したならば、すべて父母に責任があり、父母が裁判官にならなければなりません。アダム・エバの父は神様でしょう? アダム・エバが罪を犯した時、誰が審判したのでしょうか。(神様です)。その次は誰ですか。その次は自分の相対なのです。夫は妻が審判しなければなりません。妻を夫が審判しなければなりません。その次は誰でしょうか。息子、娘なのです。愛の原則を中心として見ると、一番近い人が審判するのです。それにもかかわらず、父母をだまし、相手をだまし、息子、娘をだまして、天の父の前に父、母、兄弟とは言えないのです。それを知らなければなりません。この場においてもそのような人がいるならば、これから皆さんと一緒にブルドーザーで押してしまわなければなりません。 神様が一番憎むこと、先生が一番憎むこと、統一教会の人たちが一番憎むことはそれなのです。愛の原則を犯したということは、木で例えれば、根っこまで掘られたことと同じであり、それに比べると、人を殺したことは、枝が折られたようなものなのです。深刻な問題です。きょう、なぜこのような話をするかといえば、祝福を受けた家庭が集まるように言ったからです。皆さんの祝福はこれが最後ではありません。迫害を受けながら教会の中での祝福があったし、国から歓迎を受けることができる祝福があるし、世界から歓迎を受けながらの祝福があるのです。三次の祝福の過程を経なければならないということを知らなければなりません。 「韓国統一」が最終的課題 皆さんに国がありますか。(ありません)。皆さんの国はどこですか。(韓国です)。我々の国は真の父母の国です。皆さん、真の父母の国はどこですか。(韓国です)。コリアですか。一つになったコリアですか、ノースコリアとサウスコリアに分かれたコリアですか。一つになったコリアでなければなりません。そうするためには、民主世界を消化し、共産世界も消化しなければなりません。右翼でも左翼でもありません。それをしなければならないのです。誰がするでしょうか。統一教会がしなければなりません。真の父母は韓国から迫害を受けたでしょう? 自分の国ではないのです。南には民主世界、北には共産世界の二つの世界があります。二つの世界を消化しなければならないために一番問題になっている所が韓国です。ベルリンの壁よりも三十八度線が今世界的な問題です。東ドイツ、西ドイツは平面的な問題ですが、北と南の問題は垂直的な問題です。 東西の壁は崩れました。あとは、南北の壁が崩れさえすればすべては終わるのです。東ドイツと西ドイツは誰が一つにしたと考えますか。ワシントン・タイムズがなしたのです。南北を誰が一つにしなければならないでしょうか。(お父様です)。ドイツは外的であり、韓国は内的です。ドイツの統一問題は、ゴルバチョフと東ドイツの首相が相手になって解決するようになっています。北韓の金日成はサタン側の父なのです。南側の真の父母は天側の父です。二人の父がいますね。神側は善であり、サタン側は悪です。天側は神様と相対しており、サタン側はサタンと相対しています。ゴルバチョフと東ドイツの間は切れてしまいました。そしてソ連と韓国は国交を正常化することによって、金日成とゴルバチョフの間も切れてしまいました。 今や残った者は、金日成とサタンだけなのです。南側にはアメリカがあり、ゴルバチョフまでいます。中国と日本が支援しています。ただ残ったのはサタンと金日成だけなのです。南には神様、父母様、アメリカ、ゴルバチョフ、中国、日本が支援しています。昔は、金日成をソ連も助け、中国も助け、共産主義の三十カ国余りが助けてくれました。しかし、今やみな離れてしまったのです。昔は、南には神様とレバレンド・ムーンしかいませんでした。全世界が反対したのです。四十四年間、赤い王座に座っていたのです。しかし、四十四年の間に、南側はだんだん大きくなり、北はだんだん小さくなったのです。今まで、世界で一番素晴らしいと言われていた人たちはみな先立ち、レバレンド・ムーンは一番最後に立ってみると、先立っていった人たちはすべて地獄に落ちて、断崖の先に至るようになりました。民主世界も共産世界もみな同じなのです。全世界が、レバレンド・ムーンが今何をしているのか、ということを見つめているのです。レバレンド・ムーンは断崖に落ちないのです。そっと後ろ向きになるのです。皆さんもそのようになりたければ、「私の手を貸してあげましょう」と言いましょう。そうすれば、アメリカ人もソ連の人もみな手を出して、私の後ろに従ってくるのです。 祝福家庭の行くべき道 こうしてみると、名実共に世界の最高指導者として残ったのは先生一人しかいないのです。ゴルバチョフも私の後ろ、ブッシュも私の後ろなのです。ブッシュの弟子たちがいるならば、私の話を彼に報告しなさい。私がブッシュの指導を受けなければならないでしょうか。故郷の家に、故郷の国に行かなければなりません。アメリカの大統領を指導することのできる人は先生一人しかいません。国防長官や国務長官が指導することができるでしょうか。誰が指導することができるでしょうか。先生一人しかいないのです。ゴルバチョフに対しても同じです。 世界には五十億の人類がいるけれども、「レバレンド・ムーンは世界最高の頂上に立った指導者ではない」と言える人がいますか。それではみなどこに行くべきでしょうか。他の人はどこに行くべきか知らないのです。レバレンド・ムーンだけがどこに行かなければならないかということを知っているのです。家庭を探して、故郷を探していかなければならないのです。家庭には誰がいますか。父母、姉妹、兄弟がいます。神様を中心として家庭が始まったので、神様を中心として国が立つようになるのです。それで、皆さんに「故郷に帰るように」と言うのです。故郷に帰って何をなすべきでしょうか。国を立てなければなりません。そればかりでなく、世界を立てなければなりません。それをなすために、氏族的メシヤになりなさいというのです。イエス様には故郷の家がありましたか。故郷の家に帰りましたか。故郷の家から追い出されたのです。 皆さんはイエス様より良い立場でしょうか、良くない立場でしょうか。(良い立場です)。我々は自分の故郷と自分の国に帰ることができます。イエス様には自分の故郷も国もありませんでした。それで、祝福がどんなに貴いものであるかということを知らなければなりません。先生がいなかったら、祝福という言葉は知らなかったと思います。堕落することによって失ってしまった三大宮殿を、祝福家庭となることによって回復することができました。それ以上はいらないのです。真なる家庭になれば、真の父母は真の父母の生活をすればよいし、皆さんは皆さんの生活をすればよいのです。父母に従っていく必要がなくなるのです。 アメリカで祝福を受けた食口たちが六〇〇〇万を超えたと考えてみましょう。そうなると、どういうふうになるでしょうか。六〇〇〇万が韓国を訪問して、韓国の地で一週間くらいフェスティバルをしようと思っています。「ちょっと準備してください」と言えば、韓国が準備するでしょうか、しないでしょうか。そうすると六〇〇〇万の韓国の人たちが復帰されるでしょうか、されないでしょうか。その十倍の六億の祝福家庭が韓国を訪問するようになれば、韓国にいる人たちは、金日成であれ、誰であれ、荷物を包んで白頭山を越えて、満州の野原やシベリアの野原へ行ってテントを張るようになります。一週間以内に移動しなければならないのです。それを中国が反対できるでしょうか。ソ連が反対することができるでしょうか。反対できないようになっているのです。金日成など、我々に反対する人たちが満州やシベリアの荒野に行って、一週間くらい移動してテントを張るときに、中国は反対できず、ソ連が反対できないということです。 そうなると、韓国は一日で統一することができるでしょうか、できないでしょうか。(統一されます)。そして、アメリカの地で私たち教会員がフェスティバルを行うために、アメリカのブッシュ大統領に、「ブッシュさん、私たちこれからアメリカに行くつもりですが、場所をちょっと貸してくれませんか」と言えば「ノー」と言うでしょうか。「早く来てください」と言うのです。気持ちが良いですか、悪いですか。(良いです)。どうしてですか。歓迎するからですね。 今は国家レベルの祝福に備える時 何回祝福を受けなければならないと言いましたか。(三回です)。韓国の南北が統一されると、韓国はアベルであり、皆さんはカインの立場ですが、一つになって祝福を受ければ、国が歓迎し、世界が歓迎しなければなりません。その時、統一教会の皆さん、家庭の祝福を受けるために行くようになれば、子供たちを連れていくつもりですか。(子供たちを連れていきます)。どうしてですか。それは、教会の中で祝福を受けて生んだ子供たちであり、まだ国家的基準から歓迎を受けることができなかったために、子供たちも国家的基準から歓迎を受けなければならないからです。その時に、子供たちを連れていかなければなりません。 その時には、父として、母として、神の前に恥ずかしくない者でなければなりません。子供たちの前に、父母になることはとても難しいことです。人の夫、人の妻になることにおいても自信をもたなければなりません。神様の息子、娘になることにおいて自信をもたなければなりません。自信をもつことのできる人になっているか、ということが問題になるのです。 そして、世界的にはどうでしょうか。世界的な時には、どこに行って祝福を受けるべきでしょうか。そのようになれば、これは歴史的なことです。もし、アメリカがそうなることができれば、世界の祝福を受けた国として、万民が永遠に巡回する所になるのです。億万年がたっても、故郷の福地を訪ねていくためには、アメリカを経て、韓国を経て、自分の故郷に帰らなければなりません。皆さんが自分の故郷に帰る時、もしワシントンが世界の祝福を受けた基盤であるならば、それもホームタウンですから、ワシントンを経て、その次にはソウルを経て、定州まで行かなければなりません。 国家のセンターであるソウルを経て、中心なる故郷、定州まで行かなければなりません。もし、国家祝福が日本であったとすれば、ワシントンを経て、東京を経て、定州まで行かなければなりません。皆さん、神様の故郷へ帰りたいでしょう? 故郷に帰らなければなりません。しかし、今は故郷に帰ることができません。祝福家庭はみな分かりましたか。我々の国がないから、国の祝福の基準を探していかなければなりません。それを知らなければなりません。 皆さんはホームタウンへ帰ることに決定しました。帰って何をなすべきでしょうか。そこにいる一族を結んで、国家の祝福を準備しなければなりません。人が必要であれば人を動員し、お金が必要であればお金を動員し、軍隊が必要であれば、自ら軍隊として動員されようという決意を整えて、その準備を急がなければならない時が来たということを知らなければなりません。 自分だけが良いものを食べながら、息子、娘を生んで、楽な生活をしてはいけないのです。今、皆さんはすべてエジプトに住んでいます。エジプトの国に住んでいるために、カナンの福地に入らなければならない時を迎えました。有り難いことは、アメリカとソ連を既に一つにすることのできる環境になっているために、韓国さえ一つになれば、世界は一瞬に一つになれる環境になっているということです。韓国が統一されれば、世界統一の我々の祝福の基地が一瞬に確立されるのです。そのような日が目前に訪れていることを知らなければなりません。 ですから、ここで歓声をあげて、力を出して、全力を投入しなければならないのです。人を投入し、お金を投入し、あらゆる力を投入しようとするこの運動が、世界至る所に広がる日、霊界が加わり、南北の統一は一瞬に訪れるというのが、先生の見方なのです。これが、祝福を受けた家庭として一番喜ぶニュースになるでしょう。自信をもってアメリカ全域を揺り動かしましょう。 ホームタウンは先生の勝利基盤相続の基地 きょう、祝福家庭に「集まりなさい」と言ったのは、これをはっきりと教えてあげるためです。先生のみ言はこうであるが、これから荷物をまとめて故郷に帰って、自分だけがおもしろく生きてみようと思うのですか。今、先生もホームタウンしかもっていません。皆さんにも、先生と同じくホームタウンを与えました。先生も国がなく、皆さんも国がなく、先生も世界がなく、皆さんも世界がないので、これから荷物まとめて自分を中心として生きるのではなく、闘いに出る準備をしなさいというのです。ホームタウンは先生が全部皆さんに与えたものです。ところが、国家と世界がありません。ホームタウンを中心としては先生と同じような立場ですから、先生に負けないように闘いの準備をしなさいということです。みな通過して一番最後に残るカップルは誰だろうかと考えてみたことがありますか。そのようなカップルは不幸なカップルでしょうか、幸福なカップルでしょうか。そのようなことを考えてみたこともありませんね。一カップルだけ残るようになったら、全世界の人々は祝福を受ける前に、そのカップルを一度訪問してから祝福を受けなければなりません。そのような一カップルとして、「アメリカ人は駄目だ」とか、「白人や黒人は駄目だ」とか、「アジア人なので駄目だ」とか言えないのです。これは歴史的な出来事なのです。 ソ連を捨てることはできません。今先生がゴルバチョフに提案していることが何かといえば、ソ連の正教会の神父たち一〇〇〇名くらいアメリカに送って教育して、アメリカに負けないようなソ連の基盤を立ててあげようとすることです。「ソ連の正教会を統一して、アメリカに負けないように努力してみなさい」と言ったのです。先生が十四年間、アメリカにおいて反対を受けながら、レーガン大統領、ブッシュ大統領を立てたのですが、ソ連が先生の言うとおりにして、ソ連の正教会とゴルバチョフと一つになれば、何年もたたないうちにソ連が一つになるのです。皆さん、ソ連に負けるべきでしょうか、どうでしょうか。すべて分かりましたね。(はい)。家に帰って何をすべきでしょうか。経済力と人をつくらなければなりません。祝福家庭はみな分かりましたね。(はい)。 このようにすべてを教えてあげれば、先生はもうアメリカが嫌になりますね。続けてアメリカにいると、このように素晴らしいものを受けようとするからです。それは、根を下ろすことができなくなるということです。私がアメリカにいないほうが良いということですね。この前、アメリカの食口たちみな、外国に行ってきたでしょう? 行ってきて損したと思っている人は手を挙げてみなさい。先生に感謝していますか。(はい。感謝しております)。皆さんが一つ感じたのは、こういうことでしょう。「ああ、私は自分の国に対して、アメリカに対して責任を果たし得ていなかった」と思ったと思います。悔い改めなければなりません。国のために責任を果たし得なかったということに対してです。ですから、これからは、自分の国のために今まで働いてきた以上、もっと働かなければならない、ということを悟らなければなりません。 祝福家庭は血統問題に責任をもつ立場 これからは、私はニューヨークに行って集会をもたないかもしれません。「先生、一〇〇〇名、二〇〇〇名集まりました」と言って、毎月一番多くの人が集まった村や、自分の一族がすべて集まった所を訪ねていくかもしれません。最初、訪問する時は、プレゼントを車にいっぱい乗せていくつもりです。その時は、小さな車に乗っていきません。リンカーンのリムジンに乗っていきます。そうすると、先生がなすことは歴史に残るために、そこはこれから全世界の人々が訪問するようになるでしょう。そうなれば、そこでの勝利した内容を相続するために、どれほど多くの人たちが訪れることでしょうか。先生がそこに行って、記念碑を先生の名前で立てて、「統一教会の皆さんはこのような伝統を受け継ぐために、後孫たちは誰でも一度は訪問しなければならない」と言えば、そこは世界で一番の都市になるでしょう。 先生から祝福を受けた人の中で、問題を起こした人もいるでしょう。きょう、先生の話を聞いて、祝福がどんなに貴いものであるかを知ったと思います。イエス様よりも上の立場に立って、イエス様とその相対になることのできる真の父母の立場にいる人たちが、祝福を受けたのちに再び堕落をすることができるでしょうか。祝福を受ければ、イエス様の立場より高い立場になるのです。イエス様がもしこれから祝福を受けるようになるとすれば、そこで堕落することがあり得るでしょうか。皆さんはどうですか。強制的にサタンが堕落させようとすれば、どうでしょうか。堕落することがあり得るでしょうか。(あり得ません)。強制的に堕落させようとしても、それを切ってしまわなければなりません。なぜでしょうか。将来、自分が死んでも、そのような行動をすることができなくするために、自分を守る盾として使い、教育の資料として使って、一人でも救っておこうと思う時、天上世界に行っても地上世界にいる後孫たちが許すことのできる道が開かれるのです。 皆さんは、これからアメリカにある一切の淫乱を治す医者にならなければなりません。淫乱の病気にかかった人たちを治してあげなければなりません。これをしなければ、アメリカは滅んでしまいます。そのために、家庭が壊れ、社会と国が壊れてしまいました。絶対に堕落しないと思う人は手を挙げてみなさい。「これから祝福家庭は、この堕落の問題において教会の監督官になりなさい」と、この時間、先生が命令します。堕落した内容があるにもかかわらず、隠すことは許されません。明らかにして、早く早く処理しなければなりません。そのような処置がアメリカにおいて必要ですか、どうですか。それは、先生以外には解決することができないのです。アメリカのブッシュ政権が、強大な主権を使っても失敗しました。私に任せなさいというのです。十分の一のお金をもってしても解決できるのです。 先生が皆さんに命令すれば、村々にポスターを貼るでしょう? 皆さんは先生の言うことをよく聞くでしょう? (はい)。なぜでしょうか。アメリカを救ってあげるためですね。皆さんの国を助けてあげるためですね。今まで先生がどんなに誤解されてきたことでしょうか。そのような中でも定着して続けてきたために、今ではアメリカ人は誰でも分かるようになったのです。皆さんも同じなのです。故郷に帰って反対を受けながらも定着して、全体が歓迎することのできる、先生の伝統をそこに植えることによって、天の国の福地がよみがえるということを知らなければなりません。 統一の起源は心と体の一体化に 先生はもう七十歳を過ぎました。これから十年が過ぎると、二〇〇〇年代になりますね。世界をどのように一つの世界につくるかという問題が残っています。統一しなければなりません。それは易しいことではありません。なぜ一つにしなければならないのでしょうか。堕落することによって、心と体もばらばらに分かれてしまいました。統一の起源はどこから始まるでしょうか。世界からでしょうか。国家からでしょうか。自分自身からなのです。自分が一つにならなくては歴史とも何の関係もありません。 皆さんは心と体が一つになっていますか。心と体が一つになっていなければ、愛も一つにならない愛となり、仕事も一つになっていない仕事となり、あらゆるものが二つの結論になってしまうのです。五官全体が、一生涯、全体がそうなのです。それで、「私に見習え」と言えるでしょうか。先生がこう言ったり、ああ言ったりすれば、誰が信じるでしょうか。「このようになる」と言ってできなければ、先生は必ず自分自身がそうなるようにするのです。ですから、先生が適当に、誰か人を利用しようということではありません。絶対的に一つになる心から出発したために、絶対的に一つにならなければならないのです。 例えば、皆さんの友達が皆さんを呼んで、「はい」と答えた時は、その「はい」という答えが、心と体と一つになって「はい」と答えたかということをチェックしなければなりません。心は一〇〇点であり、体は七十点であるといった場合、これはいけないのです。これは落第であり、失敗なのです。 それは何を意味しているでしょうか。先生に「このようにしなさい」と言われて、その時は「はい、そうします」と手を挙げたとしても、その場を離れたら皆さんの体はどうですか。お昼の時間が過ぎて、心はあの人一人でも伝道しておいて、お昼を食べようと思うけれども、体は、もう御飯を食べてから二人伝道したらいいのではないかと思うのです。二人したらどんなに良いことでしょうか。しかし、それは通じることでしょうか、通じないことでしょうか。(通じないことです)。なぜでしょうか。結果はより良いものであり、どんなに良い結果だとしても、心の命令を受けてから行うことが体の使命なのです。皆さんが外に出て活動する時も、自分勝手に聞いたり、見たりしないでということです。必ず尋ねてみなければなりません。体と心が一つになって行動しなければならないということです。 中間以下の生活基準で アメリカの人たちは冗談が好きですね。冗談というものは何の言葉ですか。体の言葉です。冗談を言う言葉に良い内容を用いる場合が何パーセントくらいでしょうか。悪い内容を標準として冗談を言う場合が何パーセントになるか考えてみたことがありますか。善を中心として冗談を言う場合と、悪の言葉を中心として冗談言う場合、どちらが多いかということですね。冗談、それはサタン的な場合が多いということです。そうしては天国に入ることはできません。自分の人格の回りがすべて崩れ、流されてしまうのです。先生がアメリカに来て感じたのは、アメリカの人たちは冗談をやめるべきだということです。先生はそのように考えました。先生の考えは正しいでしょうか、正しくないでしょうか。笑いながら話す冗談というのはどういうことですか。国を滅ぼし、環境を滅ぼすのです。悪魔の笑いなのです。アメリカの文化は冗談の文化、天使の文化ですね。それは、責任のない盲目的な行動なのです。責任のない自由なのです。善の立場から見たとき、それは八〇パーセント以上、悪に属するものであるということを発見しました。先生の言うことが間違いないと思えますか。(はい)。 一人の人間を再び復帰することがどんなに難しいことでしょうか。そのような中で、善なる人としてつくらなければならない神様がどんなにかわいそうでしょうか。全体ができなくても、自分一人でも善なる人として天国に入ろうと思っている人がいますか。自分の目一つでも、善なるものとしてつくらなければならないと考えてみたことがありますか。自分の体全体は悪に相対しているけれども、心はその反対になって、体の欲望を抑えようとしなければなりません。食べること、生きることが問題です。その次は、どういうふうに死ぬかという問題です。この三つのことです。何を食べるか、どういうふうに生きるか、どういうふうに価値ある死を迎えるかということです。良い食べ物を一日三食食べて生きることが良く生きることでしょうか。マクドナルド・ハンバーガーを三回食べて生きることが良く生きることでしょうか。 心はどのように生きようとするのでしょうか。心は自分のために良く食べて生きることを願っていますか。他の人のために、自分は良くないものを食べて生きることを願っていますか。心は、人のために自分は良くないものを食べることが善であると思うのですが、体は、自分のために良く食べることが善であると思うのです。皆さんはそのことをよく知っていますか、知りませんか。皆さんの心はどうですか。一生涯の歩みの中で、良心に照らしてみたとき、中間以下の生活をしなさいということです。中間以下の生活をすれば、すべて法に引っかからない、というように見ているのです。レバレンド・ムーンが、公の場に、このような地味な姿で出ました。ネクタイピンもダイヤモンドにしてこのような場に立つこともできるのですが、中間以下の生活をしているのです。そうすれば上の人にも親しめるし、下の人にも親しむことができるのです。 ある時は、労働者の服を着て様々なことをやるのです。そこから、二つの世界を基盤として幸福を追求することができるのです。高いところからも歓迎されるし、低いところからも歓迎されるのです。先生は傲慢な先生ですか、自然な先生ですか。 ために生き、ために死ぬこと どのように死ぬかということが重要なのです。よく死ななければなりません。自分のために死んだという時は何の価値もありません。世界のためにまではできなくても、神様の絶対的な愛を中心として、父母のために死に、夫と妻のために死に、自分の子供のために死に、国のために死ねば、結局、世界のために死んだことになります。なぜでしょうか。皆さんのお祖父さんとお祖母さんは、先祖を継承するために生まれた人であり、皆さんのお父さんとお母さんは、この世界の家庭の代表なのです。自分という者は、後孫を代表する者です。全世界を代表して一つになっているのが家庭なのです。それゆえ、父母と共に、お祖父さん、お祖母さんと共に、子供たちと共に生きることが歴史のために生きることです。アメリカのカップルはどうですか。核家族でしょう? 我々統一教会の人々はどうですか。統一教会の韓国から来たお嫁さんたち、自分の姑と舅たちから一番かわいがられるでしょう。 最近、私は一つ報告を受けていますが、嫁さんが三人いるある家庭で、韓国から嫁をもらったとき、最初その姑が韓国のお嫁さんを非常に憎んだそうです。ところが、何年か過ぎてみると、他の二人のアメリカ人のお嫁さんは姑の面倒をよく見ていないということが分かりました。一番上のお嫁さん、二番目のお嫁さんに比べてみると分かるようになったのです。姑が誕生日のパーティーに、一番上のお嫁さんには安くて大きな物をあげ、二番目のお嫁さんにはその次に大きな物をあげ、三番目の嫁である韓国からもらったお嫁さんには現金をあげたそうです。なぜでしょうか。姑が韓国のお嫁さんにお金をどんなにたくさんあげても、そのお金は自分自身のために使うのではなく、家庭のために配り、姑と舅のために使い、兄弟姉妹のために使うことを知ったためです。だから、自分がもっているものすべてを任せたいと思うのです。お金を自分が持っているよりも、より効果的だということが分かったのです。自分が持って使うよりも、より効果的であるために、死ぬ前に、自分が持っているお金や、あらゆる物をその韓国のお嫁さんに預けたいと思うようになったのです。 我々統一教会は、もう半分以上は乞食になったことでしょう。誰のためにそういうふうになりましたか。国のためですね。ある家の主人が、召使いの男にお金をあげたとしましょう。その男は、そのお金をもって浮気をするのではなく、孤児院に行って、自分のポケットにあるお金まで加えてあげるのを見たとき、その主人はどうするでしょうか。家に帰ってきて、その人に土地を売ってあげたり、それよりもっと大きな物を預けたいと思うのです。するとその家は繁栄するでしょう。先生は、アメリカに盗みに来たのですか、助けに来たのでしょうか。(助けに来たのです)。みんなが私を東洋から来た乞食とか、マフィア一族程度にしか考えなかったけれども、そうではないのです。先生が皆さんに給料をあげれば、もらいますか、もらいませんか。(もらいません)。もしもらったとすれば、皆さんのお金までも加えて、ワシントン・タイムズにささげ、事業を助けなければなりません。教会の中にも、「給料をもっとあげる」と言われて、外の会社に逃げる人がいるらしいのです。逃げたければ、先生に給料を与えてから逃げなさい。先生に給料を一度でもくれたことがありますか。二十年も近くなるのに、幼虫のようにあなたたちはみな、教会に頼っているのではありませんか。 真なる父母になるということ 良く死ななければなりません。先生は病気で死にたいという気持ちはありません。始まりが苦労からだったので、苦労で一生を終えたいと思うのです。皆さん、この世界で適当に生きながら、あの世界に行って先生と出会うようになれば、先生と一緒に生きなければならないのに、今の生活姿勢では困るというのです。先生に会うためには、今のままの生活ではいけないということです。私が皆さんに教えるときに、自分のために楽な生活をするようにと教えてあげることが良いでしょうか、他者のために自分は苦労するようにと教えてあげることが良いでしょうか、どちらでしょうか。(二番目の教えです)。そのように教えてあげるのが真の父母なのです。皆さんは学校へも行かずに、良いところに嫁入りもせず、レバレンド・ムーンに陥って、村から乞食の扱いをされたり、悪口を言われながら、皆さんの家を滅ぼしても統一教会が良いですか。 私は、一つ証したいのです。先生には子供たちが多いのですね。先生の子供は今、何人いますか。あまりにも多いので、もう数えることもみんな忘れてしまいましたね。家にお客さんが来るようになると、子供たちは「上にある部屋に行きなさい。行きなさい」と言われるから、「父母様は私たちの父母様ではなく、統一教会の三十六家庭の父母です」と、いつも不平不満を言うことが多いのです。そこで先生はこのように言いました。「まだ知らないからそのように言うのです。大きくなったら、お父さんとお母さんのことを本当に分かる時が来るでしょう。二十歳を早く迎えてみなさい」と言ったのです。その時、子供たちは「父母様はいつも二十歳を越えてみなさいと言われるけれども、私たちはもう子供ではありません。今でもみんな知っているのです」と答えるのです。しかし、祝福を受けて二十歳を越えてみると、子供たちはその時不平不満を言ったことを思い出しながらお父さんを見るようになると、恥ずかしく思うのです。孝進が作った歌の中には、愛する相手がお父さんを指しているということを知らなければなりません。お父さんが何かしようとそぶりをしても、行動しようとするのです。 イースト・ガーデンでは十二カ国もの人々が一緒に住んでいますが、その子女を先生が一番良く知っています。普通お皿を割ったりすれば、どんなに小言を言う場合が多いことでしょうか。それでも、先生は小言を一言も言いません。それなのに、一番恐ろしがる人が先生なのです。また、一番優しい人も先生なのです。今まで、一人を呼んで叱ったこともありません。それが何の話か、西洋の人たちはあまり理解できないと思います。神様が小言を言って治めるでしょうか。これからは、皆さんにも悪口を言ったり、叱ったりしないつもりです。そのような時はもう過ぎ去ったのです。みんな大きくなったのですね。みんな知っていますね。これを知らなければなりません。 自分の息子、娘は、自分の息子、娘ではありません。世界の息子、娘なのです。歴史の息子、娘なのです。その息子、娘の前に、真なる父母になるということは、本当に難しいことです。夫の役割も難しいことです。妻の役割も難しいことです。お兄さん、妹、弟になることも易しいことではありません。それは、言葉でできるものではないのです。心が塩になって(注¨塩のように、自分自身を相手のために犠牲にすること)こそ、心情に通じることができるのです。 真なる愛こそが統一の秘訣 さて、世界の統一は、心と体からしなければならないと言いました。すべて私が基本であり、「私」と言えば、男性、女性です。二人が一つなのです。これが一番重要な基本単位なのです。このようになれば、真なる男性と真なる女性になるのです。真なる男性と真なる女性から、真なる統一が始まるということは、非常に理論的なのです。 すると、男性と女性がどのように一つにならなければならないかということが問題です。自分を中心に立ててはいけないということです。神様の創造原則から見た場合、女性は男性のために生まれたというのです。標準は自分ではなく、相手なのです。女性にとっては男性、男性にとっては女性です。自分によって生まれたのではありません。出発が、「自分のため」からではなかったのです。女性に生まれ、男性に生まれたのは何を意味するのでしょうか。二人が一つになるためです。心と体が一つになるためです。何を中心としてですか。真なる愛を中心としてです。 真なる愛とはどういうものでしょうか。それは神様に属した愛です。神様は自分の愛の相対を、自分よりも優れた人になることを願っているために、例えば一〇〇くらいの内容をもつ神様が一〇〇〇くらいの内容の相手を求めるために、一〇〇回も一〇〇〇回も投入して忘れてしまおうとされるのです。そこから真なる愛は始まるのです。なぜ、一〇〇回も一〇〇〇回も投入して忘れるかといえば、愛の相手が自分よりも勝ることを願うためです。それで、投入してさらに投入して忘れるのです。真なる愛はそこにあるのです。永遠に投入しても、また投入しようとするのが本質的な愛であるがゆえに、そこには、永世という概念が生まれるのです。 神様が何のために創造されたかと考えるとき、愛ゆえに創造されたと考えれば、どんなに宇宙は平和なことでしょうか。どんなに親しくなるでしょうか。ですから、神様の絶対的愛をもっていれば、その相対は永遠に生きるのです。一番貴いものになるのです。神様が男性と女性を造られた時に、何の考えもなしに造られたのでしょうか。男性に必要なものは女性にあり、女性に必要なものは男性にあるのですが、その二人が一つになるために、より必要なものは何でしょうか。愛を中心として一つになるように造られたのが男性、女性なのです。愛を中心として一つにするために造られた、ということを誰も否定することができません。 我々ムーニーたちは、もうお昼の時間になったのに、このように長くお話ししながら座っていることができるということは何を意味するかと言えば、真なる愛があるためです。もうすべて分かったと思います。 私が、真なる愛によって心と体が一つになれば、幸福な家庭、幸福な相対を造ることができるし、幸福な父母になることができるし、幸福な孝子、忠臣、烈女になることもできるというのです。そうなれば、先生を中心としてみても、氏族的メシヤを中心としてみても、カイン・アベル問題と、個人から世界まで一つになるのです。それで、先生が今までカイン・アベルを一つにしたように、氏族たちも一つにしなければならないし、教会も一つにしなければなりません。何をもって一つにしなければならないでしょうか。真の愛をもって一つにしなければなりません。 宗教圏と政治圏は、今まで怨讐の関係でした。何によって一つにするかといえば、真なる愛をもって一つにしなければなりません。心の世界を中心として生まれたのが宗教圏であり、体を中心として生まれたのが政治圏です。体が心をいつも打ったと同じように、政治圏が今までいつも宗教圏を打ってきました。どちらが天の側かと言えば良心、つまり心が神側であり、体がサタン側です。どうして心が神側であり、体がサタン側でしょうか。それをはっきり知らなければなりません。心は神様に似たために、体のために投入して忘れてしまい、一生の間そのような行動をするのです。 このように、はっきりと教えてくれたことは、孔子やイエス様の言葉にもなかったことです。「自分を中心として心が体を征服しなさい」と教えたのは、歴史時代においてレバレンド・ムーンしかいなかったということを知らなければなりません。聖書を見てみますと、イエス様も「天国は、あなたの心にある」と言われました。ところが、なぜかという答えがないのです。「心にある」と言うことは、その心の底には真なる神様がいらっしゃるということです。神様の中に真なる愛があるために、その自分の心の中にいらっしゃる神様の中に、真なる愛の中に、天国はあるようになっているのです。 たやすくなった復帰の道 皆さん、霊界に行ける自信のない人は手を挙げてみなさい。どうせ行かなければなりません。なぜ先生がこのように繰り返してお話しするかといえば、あの世界に行けば、そのようにしなければその世界に合わないからです。鉄道に例えれば、天上世界の愛のレールがあるけれども、それに合わないということです。先生は、それを良く知っているために、皆さんにはっきりと教えてあげるのです。先生が鉄道のレールであれば、皆さんはレールの上を走る汽車です。その汽車にみんな乗ったでしょう? そのレールは一本だけあれば良いでしょうか、それとも東西南北に通じるものがあれば良いでしょうか。(一つだけあれば良いと思います)。だとすれば、ニューヨークにバスが一台だけ通行するとすれば良いでしょうか。 ところで、先生一人ではなせないのです。天国に行けば、皆さんは他のレールにならなければなりません。十二の真珠門を出入りしなければなりません。あとになって、神様の両肩に乗って、アイスクリームでも食べたら、いかに良いことでしょうか。このように、世の中で信じられないような話を聞いて喜んでいる人がいるというのは、みな狂った者ではありませんか。それも真なる愛があるためですね。(拍手) 真の愛はどこに行っても自由なのです。「先生に従って行きたい」と言う人は率直に手を挙げてください。ですから、私の息子、娘たち、お母様が愛の減少感を感じて、また泣かざるを得なくなりましたね。でも、私の息子、娘たち、お母様も今はもうすべて理解しているのです。(拍手) これからは、原理のみ言を中心として家庭に帰らなければなりません。長子権復帰、父母権復帰、王権復帰がすべて終わりました。南北統一の日まで、もう少しですね。これからは、先生がこれ以上することはありません。蕩減時代が終わり、また霊界、肉界が逆になっていたことを、みんなまっすぐに立たせておいたのです。ソ連の共産主義者たちや、「神様はいない」と言っていた人たちが、三泊四日の教育を受けて、みな変わってくるのです。 全世界のラジオやテレビを通して、一週間くらい修練会を行えば、みんな変わっていくのです。そのようになったために、復帰がたやすくなったというのです。ワシントンに、テレビセンターを通して世界的に教育をするシステムを作っておきました。皆さんが故郷に帰って、テレビをつけておけば、「ママ、ママ、ここに来て見て。今、統一教会の話が出ていますよ」と言う時代が訪れるのです。これからは、それしかやることがありません。三世代を中心とした愛の統一圏形成の時 これからは故郷に帰って、きょう話したように、心と体の統一、家庭の統一をしなければなりません。自分の家庭において、先祖たちを代表した者として派遣されたのがお祖父さん、お祖母さんであり、お父さんとお母さんは、この世界において家庭の代表として派遣されたのであり、家庭の二世の代表として派遣されたのが息子、娘です。家庭に帰って、そのような三代を中心として、愛の統一圏をなすのです。このような愛の統一圏を、あらゆる国に適用することのできる教材として、それを使用する人は天国に行けるし、天国のためになることは間違いありません。お祖母さんとお祖父さんは先祖の代表、お父さんとお母さんは世界の代表、家庭の代表、あなたたちは未来の代表となります。 こうして三時代を一つにしたのが愛の教科書です。このように一つになった心情を中心として、世界の東西南北どこに行っても、愛と共に生きることができます。愛の心をもって人と接することができれば、この世界の人々はお祖父さん、お祖母さんのような人、お父さんとお母さんのような人、兄弟姉妹のような人として天の国の民として、天の国の愛を所有することのできる人になるために、天国に行けるのは問題がないということを知らなければなりません。きょうは、特別に家庭に対してお話しし、家庭に帰ってなすことをお話ししました。 韓国は祖国にならなければなりません。しかしながら、韓国は今までどういうふうにしたかといえば、国も私たちを迫害し、教会も私たちを迫害しました。国も教会もマイナスの立場です。私たちはプラスの立場です。これからはプラスがもっと大きくなります。その分、マイナスは小さくなります。ところで、私たちだけではいけないということです。外的な世界があるためです。サタン世界を救ってあげなければなりません。私たちを犠牲にしても救ってあげなければなりません。今回、韓国に行って人事異動しました。この統一教会内において、先にいた人たちは長子の立場です。ところで、長子権復帰がなされたために、この長子の立場が次子の立場となって、次子の立場にいる者がすべて長子の立場に上がるというのです。つまり置き替えるということです。このような立場から、新しい人事異動がなされたのです。 教会の責任者に誰を立てたかと言えば、新しく洪という人(注¨洪性杓協会長)を立てました。ミスター金(注¨金榮輝会長)は先にやったので、お兄さんの立場に立って勝共連合、国民連合を合わせて、政府を消化する外的な運動をするのです。こうしてみると、教会との間でプラスとマイナスにならなければなりません。教会も統一しなければなりません。それで既成キリスト教会に入って、復興会をしなさいというのです。韓国において、キリスト教は北韓から南に来ました。キリスト教が一つとなり、韓国のキリスト教と国家が一つになれば、北を動かすことができる時が来たのです。これらが真の愛を中心として一つになれば、金日成の立つ立場がなくなるのです。北韓では金日成が自動的に死ぬとか、解放が起こり得るのです。 新しい天の組織再編の時 これからは、組織全体をどのようにするかといえば個人、家庭、氏族の三段階なのです。平面的にそうなるのです。段階的にいえば、氏族は子女であり、家庭はお父さんとお母さんであり、個人はお祖父さんとお祖母さんなのです。逆になるのです。これを地方において三段階組織に連結すれば、家庭を中心として班があり、里があり、面があります。段階として見たら三段階なのです。都会に行けば班、統、洞になります。郡、道、中央、という組織をすべてなくすのです。統、班だけ消化すれば良いのです。三四〇〇個くらいになるのです。今回すべて配置しました。皆さんは洞、統、班から始まって、家庭まで下りていって再び上がらなければならないということです。これが復帰なのです。郡から世界までは先生がすべて連結しておきました。今は郡以上の責任者がすべて、統、班に下りていくのです。 このようにして、家ごとに訪問して、反対する人たちを説得して、先生の写真を掛ける運動を行わなければなりません。なぜそれが必要になるかといえば、今まで霊界が、カインがアベルを利用して、アベルがカインのために犠牲になってきたため、カインの立場の天使長圏にいる先祖たちが、この地上のアベル圏の弟である人類を利用してきたというのです。三十一回「子女の日」を中心として、長子権復帰を宣布することによって逆になったのです。ここから、真の父母の写真さえ掛ければ、誰が来て侍るかといえば、夜から夜明けまで先祖たちが来て挨拶をするのです。挨拶をするようになれば、真の父母に侍る領域になるために、サタンが干渉できず、反対することもできないというのです。これが霊的にサタンを追放するための一つの方法なのです。夜中の三時になると、全世界の霊人たちが、写真を掛けて置いた所を訪れて、サタンをすべて打ち破るのです。三段階原則を中心として、家庭における三代と同じような三段階基準を拡大させたのが統班撃破です。これを中心として基盤を立てて、上っていくのです。 教会が心の立場にあるために、外的な経済活動などに対してもすべて応援しなければなりません。それで先生は今回、韓国に行って、すべての今までの教会責任者は、国のために自分が属している行政機関と関係を結ぶように命じました。長子権復帰のアベル的立場である幼い家庭が、新たに教会全体の責任をもつようにし、既成教会と一つになる運動をするのです。両面作戦をするのです。この二つが完全に一つになって、統一がなされるのです。このような組織をなしているということを理解して、皆さんも、皆さんの家庭を中心としてこれをしなければなりません。 真なる先祖となるために派遣された私たち 男性は外的面において活動するのです。男性が先に造られたでしょう? 男性は村に入って、男性たちと出会わなければなりません。復帰時代において探さなければならないのが女性です。ゆえに、女性は教会を代表して精誠を尽くさなければなりません。男性と女性二人がよく話し合いをして、家庭において氏族を復帰しなければなりません。故郷に帰るようになれば、男性はカイン側にある人たちを復帰するために、女性は教会の側に立って活動しなければなりません。女性たちは女性を復帰し、男性たちは煙草を吸ったり、お酒を飲んだり、様々なことをしている人たちを復帰しなければなりません。 故郷に帰ってなすべきことはこれなのです。それで、「祝福家庭よ、集まりなさい」と言ったのです。韓国でそのようにするので、皆さんも故郷に帰ってそれをなすことによって、これから国が成立した時、そこに投入することもできるし、一つになることもできるのです。故郷に帰るべきでしょうか、帰らなくてもよいでしょうか。帰らなければ、これから入籍をすることができません。帰らなくてはいけないのです。皆さんはすべて十二使徒とか、七十二門徒、一二〇人門徒に入らなければなりません。世界的祝福のためにこれを編成する時、韓国人が責任を果たし得なかったならば、韓国人を除いて皆さんが入籍をするのです。そのようにするために、故郷に帰らなければならないということを知らなければなりません。 堕落は家庭からなされたので、家庭から清算しなければならないのではありませんか。五つの家庭を中心として一〇〇名くらいになれば、村で復興会を行うのです。このようにして、大会を繰り返していくのです。こうすることによって、郡守、道知事、長官は言うまでもなく、みなそこへ呼んでくるのです。先生を中心として三位基台を配置してもらったでしょう? その三位基台は先生を主体として、四位基台として考えなければなりません。これをすることによって、イエス様に勝ることができるし、家庭生活をして天国に入れるのです。イエス様より勝るべきでしょうか、どうでしょうか。(勝る立場です)。理論的にはそうなっているのです。 その次には何をすべきでしょうか。その次にはすることがありません。先生はこれを編成しておいて、世界を巡回するのです。ブラジルにも行かなければならないし、アルゼンチンにも行かなければならないし、アフリカにも行かなければなりません。世界の大統領たちを動かすのです。立派な大統領、立派な教授、立派な言論人、この三つさえ動かせばすべて動くようになっています。そのようにしておいて、これからは皆さんの故郷に帰らなければなりません。種を蒔く時に、匂いのする肥やしと共に蒔かなければならないでしょうか、そのまま種だけ植えるべきでしょうか。先生も、これからさらに熱心に働かなければなりません。 今後十年の間に先生のなすことはたくさんあります。世界の指導者たちを連結しなければなりません。ですから、世界巡回をしなければなりません。先生のみ言どおりに自分の故郷に帰って、間違いなく、どんな先祖よりも真なる先祖になろうと思う人は立って、両手を挙げて誓いながらお別れの挨拶をしましょう。みな祝福を受けた家庭ですね。このような時のために祝福をしてあげたのです。神様の祝福が皆さんの上にありますように!一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.14
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◆第5回鮮鶴平和賞授賞式2月12日AM10:00~AM10:00からの生中継を見逃された方は、同日18:00から再放送が予定されています。PeaceLinkTV([日本語] 韓半島平和サミット特別放送)からご覧ください。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.12
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PeacelinkTVホームページからのご案内です。世界16ヶ国語でオンライン・オフラインで「ワールドサミット2022」が2月11日~13日開催される予定です。[日本語] 韓半島平和サミット 特別放送この特別放送は2月10日午前9時から2月13日午前1時まで行われます。ワールドサミットの生中継は各行事の開始時間に合わせて特別放送の中で行われます。●11日の「韓半島平和サミット」のオープニング録画映像●第5回鮮鶴平和賞授賞式一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ シンクタンク2022ホームページ(THINK TANK 2022)も開設されていますので、そちらでの情報も確認ください。会議パンフレット(英語版、12ページ)http://g01.upf.org/events/%20202202-WorldSummit/WS2022-booklet-0208-v4-view.pdf2022年2月10日~14日、韓国・ソウルで開催される世界サミット2022「朝鮮半島の平和に向けて」をテーマに、世界サミット2022は、アジアと世界の朝鮮半島の和解、平和、発展への道を開くことに全力を尽くします。世界サミット2022は、相互依存、相互繁栄、普遍的価値を促進するUPFの長年にわたる継続的な世界サミットシリーズの一環です。UPFと平和大使のグローバルネットワークは、紛争を解決し、分断された人間の家族を和解させるために、社会のすべての分野で協力して取り組んでいます。UPFシリーズは、平和と人間開発のために建設的な対話と多国間協力を促進し、私たちの時代の重要な課題に取り組んでいます。世界サミット2022では、世界国家・政府総会、宗教間平和サミット、2022年のサンハク平和賞授賞式、100万人以上が参加する朝鮮半島平和集会など、いくつかの要素が紹介されます。さらに、世界サミット2022は、UPFの協会の仕事に特化した様々な非常に高レベルの特別セッションを招集します。 国際平和サミット評議会(ISCP) 国際平和議員協会(IAPP) 平和と発展のための宗教間協会(IAPD) 国際平和経済発展協会(IAED) 国際平和メディア協会(IMAP) 国際平和学者協会(IAAP) 国際平和芸術文化協会(IAACP) 国際平和女性協会(IAFLP)
2022.02.10
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「本郷人集会」1991年8月22日 文化と人種を超える前に、習慣と伝統を克服しなければなりません。それはたやすいことではありません。 歴史は、戦争の歴史をずっと積んできました。悪いものを皆、整理してしまうことによって、平和の世界が現れます。勝利したものばかりを中心として平和の世界に到達するという思いで、個人からブロック的に、民主主義、共産主義という世界的なブロックを中心として闘ってきました。民主主義は民主主義なりに、共産主義は共産主義なりに、自分たちを中心として平和世界に到達せんとしてきた、この歴史でした。 しかし、今度の三日間のクーデターで、冷戦体制の共産主義は完全に直下し、消えていく時代に入っていきます。これは、摂理的観点から見ても、また歴史的に見ても、当然あるべきことです。区切りをつけて方向を定め、整理する一つの方便として、なくてはならない良いチャンスです。 それでは、共産主義がなくなったとして、民主主義はどうなるのでしょうか? 民主主義の今の指導者たちは、蕫共産主義がなくなったんだから、今に民主主義が来る。自分たちが指導権を振るい、世界を支配する。民主主義が希望だ﨟と思っていますが、共産主義の滅亡とともに、民主主義時代もまた、その後を追いかけ、急激に転げ落ちていきます。これが、民主主義の今の世界的状況です。 こうして見ると、人間を中心として考えた主義主張、思想といったものは、すべてつまずいてしまいました。民主主義は、復帰路程から見ると、兄弟主義です。兄弟は争います。そうでしょう? 一家を中心として見た場合、兄弟、男の子、女の子、姉妹関係があります。兄弟関係から見ると、女は女なりに、男は男なりに和合できません。兄弟同士も姉妹関係もそうなっています。自分を主張する内容の人格を持つ限り、その世界から競争の影は消えていかないのです。これは歴史を通して見ても、人間生活を中心とする家庭基盤においての実情です。 そのような家庭を、より拡大したのが、国家です。日本であれば、一億二千万人が一億二千万人の人格を持っています。一億二千万人がそれぞれいろいろな方向性や目的性を持っているのです。その背後に日本の文化があります。それを構成している内面にはいろいろとあります。政治、経済、文化等、ありとあらゆる学問等々、それらが皆、それらなりの方向で日本文化の上に連綿とつながり、世界に向けていくのです。 では、その主流は何でしょうか? 日本文化を中心として世界に向く主流は一体何でしょうか? それが分からないのです。「日本精神だー!」と言えば、藩士を中心としたチャンバラ、あのような精神です。主従関係、絶対服従という状況は、民主主義世界では適応しません。縦的な関係、縦的な一面の方向によって適応した時代もあったかもしれませんが、今日のような、垂直、垂直とともに平面、それから球体を要求する世界的時代においては、それは適応しないのです。 それでは、日本と日本文化が行くべき方向、主流は一体何でしょうか? それを答えることはできません。 これは、元をたどれば結局、日本人に帰結します。日本文化は、日本人個人個人に帰るのです。日本人といえば、日本の男と女、二人に帰ります。そうでしょう? そこから出発して、一億二千万人にも拡大したのです。ゆえに、それを縮小した動機という基盤は、男、女に帰ります。その男、女とはどのような男、女ですか? 日本文化を代表し、日本文化が願う理想的な男、女を指します。そのような男、女は一体どんな男、女でしょうか? それは分かりません。 ですから、主流的なその人格を備えた日本の個人的な男、女は、女を中心として日本の文化をつながなければならないのです。つないだその文化は、理想的な男、女が願うところの目的とつながらなければなりません。目的と原因が一致したとするならば、その家庭がいくらジグザグに行ったとしても目的に到達するのです。 問題は、個人の人格を中心として、原因となるすべての文化の原因、動機となる基準と、それが到着すべきターミナルポイント、終末的な終点的なその目的観が、いかに一致するかということです。これが問題です。 そのように見た場合、文化を引っ張っていく日本精神、いくら荒波が押し寄せてきても、そのすべてを跳ね返し、乗り越えていく主導的な精神、それがあるでしょうか! そのような精神があったならば、それは個人の峠、家庭、氏族、民族、国家、世界まで、あるいは永遠の世界の理想まで考えて、日本精神と世界精神とつないでいるかというのです。 人類と日本というものを分析すると、二人から始まります。そうでしょう? 世界、人類を考えた場合、五十億の人類が今生きているとしても、その出発点は同じです。一人の女、一人の男です。それゆえ、世界的な理想を掲げた男、女になるのです。日本文化は、世界的な主流思想を持ったものに消化されなければなりません。ついて行かなければならないのです。大きいものが中心になるのです。 このように見た場合、世界主義、世界思想、それに増して天宙主義、宇宙主義となるのです。宇宙主義と言えば、国家主義や家庭主義ではありません。個人、人生、人生観というものや家族、国家、世界、それらはずっと止まる所を意味します。住む所です。「家」は住む所です。国は国民が住む所です。世界は世界人が住む所です。それは、対応圏にはなりますが、中心ではありません。 中心は人間なのです。世界主義を唱える世界人です。統一教会は天宙人です。それにも増して、統一教会は神主義を唱えています。天宙人は相対圏に立ちますが、神主義は主体圏に立つのです。 それでは、そこにつながる日本の文化になっていますか? 日本文化自体の内面に生活する日本人が、個人から出発した日本文化の終着点に一致している完成した人格を持っているかというと、さまざまです。千里の道を一里も行かないうちに、方向がまるっきりなくなってしまいます。めちゃくちゃな方向を持っているのです。 そういう中にあって、君たちが日本を捨てて韓国に来た目的は一体何ですか? 男、女を求めて来た、結局それです。その男、女は、日本の文化圏に付属する者より世界的に広い高い内容を持っています。世界主流のほうに近いのです。そういう者たちが、日本の先頭に立った場合には、彼らによって環境が整えられるのです。 自然を見てみましょう。きれいな主流に流れ込む水が、公害で汚染されて濁っていたとしても、主流の清い水は、「私は君と混ざりたくない」と言うことはできません。自然の釣り合いと総合関係は、不思議なものです。水という性質から見た場合、汚いものやいかなるものが流れ込んできても、自分の本質が汚くなっても和合しながら、それを抱擁し、自分の周辺のものまで吸収して、これを同一化させるのです。それが流れ流れ、汚いものは沈み、清いものが流れていくうちに、清い清い水となって海に注いでいくのです。歴史の流れはそうなっているのです。 そういう観点から見たとき、日本からこっちに来るときに、韓国人は皆、良い人だと思ったら大間違いです。韓国文化は、日本文化に比べると、歴史は二倍くらい先立っていますが、人口は日本の半分か三分の一です。北韓を加えても半分です。 半分だとすれば、歴史が短い日本人が韓国人より二倍以上になったとすれば、日本人が韓国人よりも子供を二倍、三倍生んだという話です。そうでしょう? 島国だから、他にやることがないからです。(笑い)。島国はどこを旅行しても大陸に通ずる所がありませんが、大陸の場合、旅行したら一週間か一か月、あるいは一年かかっても帰ってくる道がないのです。旅に出れば一年もかかりますが、島国は小さいから一週間も旅をすれば、「帰って来ました」というのです。 夫婦関係は、親しい恋しいという場合、抱き合う行為は、先生がそう言ったら皆、笑いますが、教育は率直にしなければならないのです。実体をもって説明するのがいちばん効果的ですからしかたがありません。宗教、統一教会の教祖といっても、人間だから率直に話します。それは恥ずかしいことではありません。結婚して、初夜を迎えた夫と妻が裸になるとき、「ああ、私は恥ずかしいから裸にならない」と思いますか? あなたがたは結婚したのですか? まだ結婚生活はしていませんね。十一月に先生から言われて、韓国の夫たちは大変です。韓国人の奥さんや旦那さんは、指折り数えて待っています。どうしますか? 勝手にしなさい! 「勝手にしなさい」と言われて、勝手にする者たちは、ここに集まってはいません。あなたがたは、特殊な種類の人間ですね。日本にも、勝手にする人がいますか? 「勝手にやれ」と言っても、勝手にやれないのです。「勝手に行け」と言って、勝手に行っても困るし、勝手に来ても困ります。勝手に住んでも困ります。 そうなのです。先生もそういう立場に立っていますから、一生涯、苦労の道を、人の知らない開拓の先端に立ち、開拓生涯を今も続けています。先生は今、何歳ですか? (「七十二歳です」)。二十七歳? (笑い)。君たちから七十二歳に見えても、先生から見たら二十七歳ではないですか? そう見れば、君たちより若いという結論になります。話というものは、こんなに面白いものです。話し合って笑うことができるし、話し合って関係を結ぶことができます。 そういう観点から見た場合、言語というものはいかに素晴らしいでしょうか? 素晴らしいから、その解読はそんなにたやすくはなく、難しいのです。一つの国の文化を占領するためには、まず言語を知らなければなりません。占領を開始し、上陸作戦を開始するということが、言語なのです。言語を知らないと占領できません。 君たちもそうでしょう? もし、先生が日本語を知らなかったらどうなりますか? 大変です。君たちはずっと日本で成長して、先生に会えなくて、先生が分かりませんでした。しかし、話が通じれば、日本の生活の根底以上に深いところや、君たちの歴史の背後までも入ることができるのです。入るばかりではなく、話しながら出ることもできます。そのように循環運動回路をつくることもできるのです。相対者があればこそ、そのようにできるのです。 君たちは、なぜ韓国に来たのですか? だれを慕って来たのですか? 女として、男を慕って来たのですか、先生を慕って来たのですか? それが問題です。先生がいるから、皆、来たのでしょう。女というものは、日本の女も世界の女もそうです。「ああ、先生が韓国にいるから、韓国という所に私も行きたい」という動機で来たのです。そうでしょう。 では、男はどうですか? 韓国の女が素晴らしいから、女を慕って来たのですか? 先生のために来たのですか? その動機は、女のためでも男のためでもありません。先生が動機になって来たのですから、先生の言うとおりに従わなければなりません。動機を失う者は路程を失い、路程を失うものは結果、結論を出すことができません。ですから、動機を失ったら、先生とこのように出会ったその目的は、失敗に終わるのです。 それゆえ、十一月には、韓国のどろぼうみたいな男たちは日本の女を占領したい、日本の男たちは韓国の女を占領したいといって、今に戦争が起こるのです。この戦争をいかに和合するかという問題です。 君たちは今、何をやっていますか? けんかをしているのですか? 何をしていますか? 伝道をやっているのですか? 今、何をやっているか、それも知らないのですか? 世界日報配達要員ですね。(笑い)。言わば、苦学生です。学費のために昼も夜も走りながら、千、二千の部数で利益がどれだけありますか? 二百部配達するとして、月にどれぐらいか、やっと生活して食べていけるというのです。食うために走るのです。 君たちが今新聞配達をしているのは、食うためにやっているのですか? 何のためにやっているのですか? (「南北統一です」)。何? 新聞配達して南北統一できるのですか? (笑い)。『世界日報』の部数はいくらもないではありませんか。二十万ちょっとくらいですか? 韓国で二十万といったら、いくらですか? 何分の一ですか? 二百分の一ですか? その総数で、南北統一ができますか? それが問題です。 南北統一を求めて日本から来たというのですか? 本当ですか、本当? そうすれば、先生よりも偉いです。先生は南北統一のために国を超えたことはありません。南北統一のために国に帰ってくることはできるのですが、自分の国を捨てて国を超えたことがないということから見た場合に、国を超えた君たちは、先生より偉いです。そうですね? どうですか、そうではありませんか? そうですか? 答えないと話が進みません。どうだ、そうじゃないの? 大勢から見た場合、「そうじゃない」というのは、間違えています。「ソーダ()」というのは、韓国語では「牛(ソ)だ」という意味です。(笑い)。メリケン粉でパンを作るとき、ソーダを入れますが、「それもソーだ」、こういうふうに覚えれば忘れないのです。それはどうでもいいです。そうかそうじゃないかもしれませんが、来ていることは事実です。(笑い) そうすると、日本の国として、これは歓迎すべきことですか? 日本に住んでいる一億二千万として歓迎すべきことですか? 今、老若男女問わず、それを歓迎する者が一人でもいますか? いないでしょうか? 聞いているではありませんか。こういうふうになった結果を歓迎する日本人がいますか? 「日本政府があるでしょうか、ないでしょうか?」と聞いています。いないだろうか? いないか? 「~だろう」というのは直接的ではありません。「いないんだ」というのは、直接問題です。「~だろう」というのは自分とは関係ないのです。そうでしょう? 君たちを中心として考えてみた場合には、「だろう」か「だ」かどっちですか? (「『だ』です」) それだったら、君たちは日本の売国者、反逆者たちです。日本の地にいた場合には、どこでも太平洋に潜り込んでしまうような者たちです。歓迎する人のいない、常に肩身の狭い者たちです。そのようなかわいそうな者だから、先生が受け入れたのです。先生が、なぜ? それは「ために生きる愛」を教える先生だからです。それで受け入れました。それから、どうしましたか? 未婚の男女たちが来ているから、先生の親戚の娘、息子から組をつくって、こういうふうにしました。こういう結果になってしまいました。そうすると、君たちも悪いし、日本から見た場合には先生も悪いのです。それから、韓国から見た場合には、君たちもよくないし、先生もよくないのです。 韓国人は皆、日本人を怨讐だと思っています。日本人にやられ、血を流した者がたくさんいます。そういう日本民族を、文先生が代表して韓国の青年少女と組み合わせて結婚させてやったということは大変なことです。 大変なことであるはずなのに、結果としては韓国は驚いています。日本も驚いています。こういうことをやろうとするには、日本の久保木会長を中心とした三大指導者たちに三年前から教えました。「交差結婚するから準備せい!」と。「交差」という話は初めて聞くし、そういう結婚はありませんから、説明してやりました。(笑い)。日本の指導者たちは、「いくら先生が偉くても、日本の歴史上、だれも考えなかったことを実際にやれる先生ではないだろう」という表情でしたが、それは遠慮とか思わないのです。日本の指導者は決断しませんでした。先生が決断して、君たちの交差結婚をなしえたのです。 韓国においても非常な問題でした。日本人と交差結婚です! 若い者たちに、親たちは相当待って「大変だ。統一教会の文先生は、国際結婚式は伝統になっているから皆、やるに違いない」と大変でした。ニグロ、シグロ、ヤグロ……。 シグロは何か知っていますか? 白いからシグロじゃないの。それから、皆、黄色いから、イエローだからヤグロです。シグロ、ヤグロ、それから何ですか? 黒です。そういう者を皆、掛け合わせたのです。影は皆、黒です。白も黒だし黄色も黒になります。影から見た場合、皆、黒になります。「影から見た場合は皆、黒だ」と言っても、何も言葉として違うところはありません。 そういう者たちを連れて来て、韓国青年少女を中心として、皆、集めました。日本人ではなく、写真で決めました。写真を見て、結婚を考えて、自分の実体より喜ぶようなそういう男はまず世界的です。写真を見て喜ぶように、実体を見ないで結婚を決めるという男は、夫としては世界一信ずべき男であり、馬鹿な男です。女は生まれたときから絶対信ずる者でなければそんなことはできません。分かるでしょう。「これ、何です?」「何ですって? 君の奥さんです!」(笑い) 皆、過ぎ去ったことです。君たちは見なかったので言えませんが、先生は初めから皆、よく知っています。君たちの顔を見て、女の子も男も忘れていません。今も覚えています。ですから、「結婚したい者は、切符を奪い合ってでも来い!」というのです。 そういうふうにして、十人、二十人が込み合い、「結婚に行くんだから切符を買わせてください!」というのです。切符を売ってくれなかったら、「あなたの子供やその親が結婚するとしたらどうしますか?」と言った場合には、横で切符をもらうのは簡単です。それで、日本大使館も韓国大使館もさんざんめくら判を押しました。それを先生が考えたら、気持ちが良くなくありません。良くなくなく……何回やったら正しいかな? 知っていますか? わたしは分かりません。君たちはよく知っているでしょう、日本語をね。 そうなると、日本の言論界の人たちは大変でした。ただの世の中ではなく、八十二か国の世界の青春が集まっています。日本人、ちっぽけな日本人です。ちっちゃいピンセットでつまみます。いちばん小さいのはピンセットでつまみます。ちっちゃい女の子、男たちが集まって、千人集まり、千人が何人かで百人でいっぱいになります。千人でいっぱいになります。ちっちゃいものです。日本が騒いでも、悪くありません。やってみなさい! やったらけ飛ばします。やってみなさい! 野蛮人になるというのです。出してみなさい! 韓国もそうです。韓国人は先生を尊敬しています。今は相当尊敬するようになったでしょう。文先生と言えば、「ははーっ」となります。昔は「ウン」でした。だんだん丁重になってくるのです。あとは命令ばかりです。「文先生、参りました。部落の人、全部出場。この広場にすぐに集まるべし」と言ったら、一言で集まるような環境になっています。 そのことを知っていますか、知りませんか? (「知っています」)。本当ですか? わたしも知らないのに。(笑い)。まあ、それは簡単なことではありません。国が反対し、たくさんの問題が残っています。 なぜこういうことをするのでしょうか! それは、世界平和のためです。答えは簡単です。世界の平和のためです。人間として地上に生まれた以上、世界の平和を望まない者は一人もいません。あなたがたもそうでしょう。日本の女の子、日本の男の子、いくら美男子、美女だとしても、それを願わない者はいません。 君たちがその一代を通してそれを果たせなかった場合には、将来遺言を残して、ある一日一時地上にその環境が生まれるのを願いながら死んでいかなければなりません。人生終生の要求として残っている世界平和は、人生に向かって自分を平和の郷としてつかんで消化してもらうのを願っています。 そう考えてみた場合に、世界的に青春たちを組み合わせて国を超え、環境を超えて、世界平和の方向に求めるということは、人類歴史において「春」をつくることです。 愛を求めて行きますか、国を求めて行きますか? なぜですか? 愛を求めた場合には、それから国が必要となります。ですから、最初に愛を求めて行かなければいけないのです。その愛を遂げうる相対者は、どういうものでしょう? 歴史を超えて、理想のかなたにその思いを持って突進、直進するような男があった場合には、顔が問題ではありません。色が問題ではありません。老若男女が問題ではありません。過去が問題ではありません。何よりも実体が問題です。その人自体が問題です。足が不自由でも、その人は有名な人格者です。国を超えた人格者です、そういう高い人格基準に立った人は、国を抱えています。その国に人が何百万人、何千万人いても、その国はその人に従っていかなければ平和の郷に行きません。ですから、韓国に君たちが来たのは、先生を中心として、統一教会の青年たちを中心として願って来たのです。 同じ父母から生まれた兄弟でも、大きい者もいるし小さい者もいます。皆、まちまちであるように、美男子と美女ばかりいる韓国ではありません。そうだったら困ります。本当に困ります。神様はどうしますか? 「なぜ神様は韓国の男女は美女美男をつくっておいて、日本はそうじゃないんですか?…」。ですから、でこぼこになるようになっています。 ありの世界でも、皆、同じなら、面白みがありますか? 砂も皆、同じではありません。大きいのもありますし、千万を重ねたものが砂の世界をつくっていますから、砂は元になるのです。だから、コンクリートができるのです。皆、同じなら大変です。長く続きません。いろいろな部分があるから、大きいもの、ぶつぶつのあるもの、出っ張ったものもあるから、セメントをしても崩れないのです。分かりましたか? セメントをするとき、ガラスみたいな平べったい所をセメントでやりますか? でこぼこの所をやりますか? でこぼこですね。これはコンクリートした場合に、その上にローラーを回すとき、子供たちの遊ぶときの真ん丸い玉を転がしますか、でこぼこした玉をぶつけますか? これを固めるためには、コンクリートに丸いローラーではありません。でこぼこの所に音をするものをかけて固定させないと長持ちしません。 日本の有名な東大を卒業した者と韓国の男という、でこぼこの相対圏です。分かりましたか? 一心病院のお医者さんと田舎の農民、そこにはでこぼこの、たくさんの甲羅みたいな、崩れかかったのをたくさんくっつけた場合には、なかなか取れません。それが理想の結婚です。 この前、日本の若者が先生に反抗しました。「先生、日本の有名な大学を卒業したのに、中学校しか卒業していない女と相対になりました」「何を言うんだ。このばかやろう! それは君の仕事じゃない、わしの仕事じゃ」 そういうふうに組んだことによって、統一教会の結婚は平等思想にかなうのです。人間を無視しません。学校的な知識や学校的な力、学校的な金銭の溜りを中心とする評価はしません。人間自体を中心として評価するので、結婚の平準化ができるのです。それをまず認めるのです。 大学を卒業した女に小学校を卒業しただけの男もいるでしょう。反抗するなら、このとき間に先生に反抗しなさい。「この旦那さんは何の自信もありません」と。旦那さんは、大学を卒業した有名な日本の女をもらおうとは夢にも思いませんでした。自分に相応した者をもらえばいいと言うのに、先生がとてつもない者を連れてきたので、しかたなしにつけているのです。本当です。 その男が悪いのではなく、先生が悪いことになります。「先生に聞きなさい!」。君たちは人を見ることはできません。先生は専門的です。一生涯、青少年の人ばかり扱ってきたのですから、さっと見ればにおいで分かります。通り過ぎれば、「これは百貨店のお嬢さんだな」という臭いがするのです。 そういう気持ちの悪い相対者があったという男、女がいたなら、手を挙げてみなさい! 聞いてみたいです。そんなことはないとは言えません。会わなければならない日が近づいてきますから、これは重大な問題です。君たちが先生を中心として来たのですから、先生を中心として組まれているのです。 その因縁は、日本のどの天皇でもありません。日本の歴史の有名な先祖、天照大神ではありません。「先生という人は、一体何の人やー? どろぼうだ!」、世の中はそう思います。どろぼうはどろぼうでも、自分のたった一人の娘を乗っ取ってあいさつまでして逃げて行ったのですから、どろぼうの中のどろぼうです。ですから、あなたがたの親は、「自分の子供たちをどろぼうしていった」と判断したのです。そうでしょう。一番悪いやつです。「この地上に潜り込めー!」というのです。それはだれのためにするのですか? 文先生はだれのためにそんな悪いことをするのですか? だれのためにやっているのですか? 神様のためです。 悪いという神様は何人いますか? 神様は一人しかいません。なぜそんなことをするのですか? これが悪いことですか、いいことですか? 悪いことではないですか? 子供を「真の親だ」と言って連れ出し、自分の親よりも真の親のところに行って忠孝を尽くせと言うどろぼうではありませんか? それ以上のどろぼうがいません。親と子の関係は宿命的です。 宿命を知っていますか? 運命を知っていますか? 運命と宿命はいかに違いますか? 運命は変えることできますが、宿命は変えることができません。親子関係は運命的ではなく、宿命的です。変えることはできません。 文先生という男は、「真の親」という革命的な名前で、変えられない宿命的なことを、子供たちを根本的に変えてしまうようなことをするから、歴史の宿命を破壊するような悪い者であるというのです。これ以上悪い者はいません。そうではありませんか? 話から言えばそうです。先生が言うことでも、先生は気持ち悪く思うのです。 そういう関係からして、先生に呼ばれて来て、何を願ったのですか? パンを願いますか、お茶を願いますか、リンゴを願いますか、おいしい中国料理を願いますか? そうした場合には、女は男を願います。男は女を願います。そういう結果になってしまったのです。 しかたなしに韓国の女、男を連れて、韓国を捨てて日本に行った場合には、行ける所はありません。そうではありませんか? 歓迎した者が何人いますか? 韓国人と結婚してきたという日本人より、先生はよく知っています。韓国民族と道端で会っても話もしないように教育しています。それは日本が悪いのです。 本来なら、韓国は日本の先祖の国です。韓国を占領し、倍の歴史をもった文化民族を制圧して属国化するのです。「悪い。悪い」という人に会ったら、その背後がばれるので、皆、それを隠して悪い顔をしないのです。でも、韓国を「いい」と思っている日本の父母もいなければ、子供もいません。そのことを先生はよく知っています。 日本にいるとき、最低の貧民窟から最高の長官大臣の秘書までやっています。それで違うのです。話も早いですから、気に合わない者があれば、やっつけます。対抗意識で、「何だ、あれ!」と。日本は対抗意識を起こしているのです。将来、こういうことをしなければならない、アジアを重視しなければならない使命がありますから、この国をどうしますか? 「 ? 」です。そういう者です。その「 ? 」は中共を中心として、ソビエトまでつながっています。ですから、日本の官憲は、その「 ? 」のしっぽに毎日ついて回りました。先生が故郷に帰ると、「 ? 」に帰りますから、よく監視して、いつも尾行者がついて回りました。それを話したら、皆、顔を上げられません。 どうして、こういう者を連れて保護してやらなければならないのですか? アジアという国は、島という島を中心として半島とつながなければならないのです。半島と大陸をつながなければならないのです。 ですから、太平洋を通して西洋文明を取り入れようと、日本が先進国家の文化開門をなしたのは、日本民族がしたのではありません。神がやらせているのです。百二十年間かけて。昭和天皇が一昨年、八八年に死ぬまでちょうど百二十年でした。 明治維新の期間に、日本はアジアにおいて西洋文明を伝習し、それを要請してきました。太平洋戦争も日本がしたのではなく、神がやらせたのです。西洋人があまり鼻を高くしていますから、小さい蟻みたいな日本人をして、ほっぺたをたたいてかみついて血を流さなければならないのです。そういう面から見ると、日本がアジアを代表して西洋人を打った、その功労を無視することができないので、西洋人はアジア人を無視しないのです。そういう面で、悪い面もありますが、神の摂理から見たら、いい面もあるわけです。何が「おお」ですか? サタンまでもいい面があると認めたいのが、神の考えなのです。 君たちは、結局は先生のために来ました。先生を中心として追い出された者を、しかたがないので先生が泊めてやるのです。神のみ旨もそうだからです。完全にここに泊めてやるために、韓国の男女を組んでやったのです。美男子、美女と組んでやったのではありません。分かりましたか? 女であればいいし、男であればいいというのです。そうでなければ、文句を言いなさい! 血を考えてみなさい。韓国人と日本歴史の代表的な結婚です。 あなたの故郷はどこですか? 新潟ですか? 新潟のどこ、何郡、何村? 新潟の女として生まれて、先生を中心として初めて韓国と結婚したということは、これは天宙的なことです。新潟の新しい種を持ってきて埋めることができます。それは新しい種です。そうでしょう。 卵もそうです。親の卵によって、白いその形は同じでも、卵がかえれば、その母の血統に似た、お父様の血統に似た子供が生まれるでしょう。天宙的な先生の新しい使命をもったとすれば、新潟から生まれた種と韓国に生まれた種とつき合って、新しい別種が生まれるのです。「新たなる改種」です。それ、嫌ですか? どうですか? とうもろこしは横に崩れていても汚れていても、何でもありません。それを植えれば、汚いのがかえって肥料になります。夫婦になるから、早く大きくなります。ですから、種をもらうということは偉大なのです。分かりましたか? 種です。改種です。新しい種をもらうのです。 日本の新潟のあんた、旦那さんはどこですか? キムジェのどこですか? あんたは顔が丸いから、男の顔はずっと長くした顔でしょう? 大きいでしょう。大きくてちょっと長い顔です。あんた小さいのね。あんたは座っていろいろと考えるの好きでしょう。走り回るよりはそうでしょう。あの男は反対の性格を必ず持っています。最初は、急には合いませんよ。自分の性格とまるっきり反対ですから。南極が南極たる権威を持つのは、北極がいるからです。(笑い)。そうでしょう? 北極が権威を持つのは、南極がいるから権威を保つのであって、一つだったら何の用もありません。無価値です! 種が混じっています。ですから、男に女、女に男です。大学のことなど、先生は考えもしません。そうすれば、この世的な才能があるほど心情が高いのです。分かりましたか? 「私は大学を卒業した。自分の旦那さんは小学校を卒業した」という場合、無視してつき合うのですか、尊敬してつき合うのですか? 普通なら、この世なら、どういうふうにつき合いますか? 「君は小学校を卒業、私は大学を卒業した。あてになるか!」となります。心情的に傲慢な者です。高い者は下がらなければなりません。その代わり、相対基準が、才能があればあるほど、奥さんが大学出で、男が小学校を出なかったならば、いかに神様をより尊敬するような母より、姉さんより、韓国のいかなる女よりも、愛する心情の持ち主に近いということを忘れてはいけません。愛するときに抱き合いますが、その抱き合う力、抱き合う懇切な懇念というものは、普通の等級の相対の男女が抱き合うのと違います。それを否定できますか? 君たちは金を求めて韓国に来たの、力を求めて権力を求めて来たの? 何を求めて来ましたか? 知識を求めて来たのですか? そうではありません。愛を求めて来ました。最も強い、最も貴い愛を求めて来ました。そういう観点から見た場合に、韓国の男女を日本人が愛する男女としたときに、心情的な高い境に立つには、相対の外的要件が低いほど素晴らしいのです。 先生の言うことが間違っていると思う者、手を挙げてみなさい。間違っていないという者、手を挙げてみなさい。何ですか、これは? 死んだみたいです。ひゅうっと。間違っていないという者、手を挙げなさい。ありがとう。 蟻が十匹です。とにかく頭下げて、腰が蟻みたいに細くなって、死ぬまで働きなさい! 貢献しなさいというのです。「ありがとう」というのはそういうことです。まず、上陸のときから感謝の一念を持って降りた以上、死ぬまで感謝の一念でしなければ、終始一貫しない者は真理の主体になれません。分かりました? 始めと終わりです。終始一貫しない者は、歴史上から消えていきます。それでいいのですか? それを願う日本の女の前に、トラのように毎日にらみつけて文句を言うような姑だったら、それに親孝行する嫁はいかにりっぱでしょうか? 先生がいいことを言っているのに、悪いことを言っていると思ってはだめです。本当です。 愛国者は、百人の愛国者は、皆、同等級です。同族で、学校も同じ、顔も美男子、皆、同じくらいです。その中には、愛国のために体にたくさんの傷を負った者もいます。ある者は十、ある者は十一、十二、十三、ある者は百の傷を持ち、一番最後の者は百一の傷を持っていたとします。その顔、その外見はどうでもいいのです。その傷を等しく百づつ持っていたならば、それよりも一つ余計に傷をもった者が球の中心になります。それは合う話ですか、合わない話ですか? 日本のかわいい男女たちは利口だから、よく知っているのですね。先生より利口です。あなたがたは、日本の国は利口な国と思っているのではありませんか? そうではないですか? アジアで一番の一等国だと思っているでしょう。ですから、利口な日本の幼子、利口な子供、大きくなったら利口な女、男の子は当然先生より利口ですね。そうではありませんか? そう答えてください。そうすれば、先生が間違ったとしても、先生が逃げる道が生まれてきます。君たちと先生の関係は、そのようなきつい関係ではないじゃないのです。冗談みたいな話ですが、真理にかなう話です。 君たちが約婚して、結婚し、今まで自分の旦那さんに一度も不平を抱かないできたという者、手を挙げてみなさい! 先生が聞きます。韓国人と日本人は違うと考えましたか? 考えませんでしたか? 同じだと思いますか? 朝夕、ご飯を食べるのも違います。お膳も全部違います。飲み方も話も違います。違いませんか? 皆、違うでしょう。違わないですか? そんな馬鹿なことはありません! 比べ始めたら、皆、違います。東西南北振り向いてみても違います。どこに行っても違います。「ああ、あの男と生涯かけて、どういうふうに。枕を同じくして死ぬ。墓地までいくやー」と。本当のことではありませんか、それは。そうではないというのは、うそです。 それを先生が知らないで組んだのではありません。それ以上のことをなさなければならないのです。革命ですから、血を流します。涙を、汗を流します。平常な家庭には革命の花は咲きません。顔を見ると、こんなに美人の顔が、日本全国の男たちが旗を揚げて呼びかけるような美人が、韓国の山奥の男と相対になりました。み旨とは何か分かりません。 朝にはそうかと思っても、夕方になったら大変です。そういうことがあります。それでも、今まで二年間結婚生活をしなかったのですが、今から結婚生活に入った場合には、どうにも逃げることもできなくなります。今は逃げることができますが、関係をもった場合には、もっとひどくなるでしょう。フックにかかった魚は引っ張られていくものです。まな板の上にあって料理されるものは運命だと思いなさい。フックにかからなかったらよかったのに、なぜ来たのでしょうか! これは、整理しておきなさい! 今から、先生が一度言い伝えておかねばなりません。はっきりと伝えておかなければなりません。並々ならぬ道が待っています。二重三重の山、氷山が待っています。一歩踏み損なえば、すべて底無しに潜り込み、上がって来られる道がありません。消えて行くばかりの、動けば動くほど滑り込むような道だけが残っています。そのときこそ、頼りになる柱は、自分の相対者以外にはないのです。分かりましたか? 今まで嫌だと思った心があった場合は、この場で即時に悔い改めなさい。ここから帰るときには、笑いが横転しながら、秋の素晴らしい空が初めて見えます。そうです。バスに乗って来るときは「また、先生は何のことを言うだろうか。同じことを言うに違いない。もっと苦労させようと先生が言うに違いない」と思ったでしょう。皆、分かっています。帰りには、先生が言ったのとわたしがバスに乗ってくるとき考えたのとぴったり合ったのです。それは気持ちいいですが、内容を考えれば、「苦労の道は嫌だなあ」と思うでしょう。それは、先生も知っています。 先生も人です。苦労が好きな男ではありません。先生も、数えてみれば美男子の側に立つ男です。わたしのような手は、労働者の手ではありません。先生の手は血管も見えません。血管が現れる手をもった者は、労働しなければなりません。足も小さい足です。先生の足を見てみなさい。こんなに小さい足です。ですから、働かないで食べていく者です。生まれつき、そうです。神様は皆、知っています。足の大きい者はどろぼうするのです。ですから、結婚するとき、手を見、足を見た場合には、生涯をすぐに検視できます。面白いですか? 面白くてはだめです。真剣にならなければなりません。ですから、今までの二年間、いろいろとやってきたことを反省しなければなりません。喜びの生活が何日ありましたか? 何分の一ですか? 韓国の地を踏みながら、喜びの足跡をいくら残していますか? 反省しなければなりません。韓国には、韓国の天運があります。その天運が見た場合、「このやろう、偉い日本からきたお嬢さん、童女」と。今までもいろいろあったでしょう。 どうですか、あなた。二番目。どこから来ましたか? 故郷はどこですか? あんたですよ! こちらから二番目の女、三番目ではなく、どこですか、どこ? 故郷はどこですか? 日本の故郷は? 名古屋ですか? 名古屋というのは、名前が古い小屋だから、よくないですね。名前の小屋では住めないということです。そういう名の小屋で生涯住んでもいいという決意をしなさい! あんたの旦那さんは、今何をやっていますか? 原理研究会ですか? どうですか、旦那さんを好きですか? あんた、兄弟が多いの、何人兄弟? 三人。親は? 父母はいる? 名古屋にいる? 一人でずっと和動して笑いながら、外に出なかったね? 一人で静かに考えてるタイプですね。だめです、それを直さなければだめです。 あんたの旦那さんはどう? 反対でしょう。たびたびほっぺたを殴るような、あれがあるでしょう。ほっぺたを殴るようなあんたの旦那さんに言うんですよ。そういう経験がない、あんたみたいの? あんたではなくて、あんたの旦那さんが、あんたに向けてということです。 座って考えた場合には大変です。雑霊につなぐ道があるかもしれません。そういうのを防御するように、引っぱたいてもらわなければいけません。教師が教えるようなタイプの男ではありません。どうですか、そうか、そうでないですか? 旦那さんはそうでもないですか? まずは、あんたより強いでしょう? 旦那さんはそうでもないですか? はっきりしなさい、はっきり。 そういう性格を見て、全部相対的なものを見て、今は悪くても、例えば、春には苗はしおれそうだったけれども、夏になって秋になったらりっぱに育って、りっぱな実を結ぶタイプも考えるのです。君たちはそれを知りません。それから一代ばかりではありません。後孫がどんどん繁栄していき、アジアのりっぱな先祖の記録に残る親になるかもしれません。そうでしょう。 文先生によって初代交差結婚の先駆者として名乗りを上げた者が、消えていくような日本の女性と思ったのに、一族背後で皆、反対したその群れの真ん中を跳躍して、韓国の男性と結んだ、このような子孫がアジア的指導者の親になったりするのです。だれが分かりますか? 君たち、それが分かりますか? 現在を見て批判してはいけません! 歴史を超えていかなければなりません。アジアを超えて、世界を超えていかなければなりません。分かりましたか? 男は女よりいいのです。譲歩する心もあるし、考えて、放棄します。こうなった場合にはもうしかたがないというのです。一本こうやった場合には、後回しになります。女はこうやって、またこうやって、こうやって、また戻ってきてこうやって、ここまで来て戻っていって、それでも、ここまで来て戻っていって、何回もこういうふうにして、生涯を皆、悔やんでしまいます。 ですから、こちらに来たのは、先生のために来たということを忘れてはいけません! また、新しい歴史の先祖のために、先祖の血統を正しに来たのですから、普通ではない並ならない道でなければなりません。そのことを覚悟して、それに向けて自分が一つも傷がつかないような種として、親として、母ちゃんとして、お父ちゃんとして、今の環境を消化した主体性を持って、清い主体性を持って、この土に残していくという覚悟を固めなければなりません。分かりましたか? 今まで複雑な考えを持ってきていても、この時間、先生の話を聞いて、いっさいストレスを解消して、階上の人になるという自身がある者、両手を挙げて、歓迎すべし。やあー、りっぱな姿、ありがとうございます。 暑いですね。これを飲んでも失礼ではありませんね。汗が出るから、ちょっと飲ましてくれよ。 どうですか、今年の十一月には君たちを生活させるように、君たちの韓国人の旦那さんも奥さんもそう願うかもしれません。しかし、日本の旦那さんと奥さんは願わないかもしれません。本当です。顧みて、考えてみなさい。本当か、本当でないか? 君たちは環境を恐れています。出入りするときはそうでもありませんが、いざ生活になれば、その家に入り、血統圏において一つの足場をつくらなければならないのです。死なない以上は、そこに自分の基盤をつくらなければなりません。分かりましたか? 戦場以来、新しい自分の基盤をつくらなければなりません。それはたやすいものではありません。 この生活において、新しい心情の蕩減の道が始まるでしょう。韓国の女、男は蕩減の道を思いませんが、君たちは違います。文化が違い、環境が違うからです。周囲から注目されます。どういうふうに生活するか、姑にどういうふうに侍るか……。兄弟同士は日本の習慣をよく知っているのです。こうなのに、こうやるか。嫌がるかどうか。韓国の奥さんだったらこうなるべきなのに、日本の奥さんなのでこうなったんだから……。姑さんや家族の背後の心情的な藤はどうでしょうか? 考えるのです。分かりましたか、何の話か? 韓国の男女は願うかもしれませんが、君たちは願わない藤の境地があるに違いありません。それでもいいですか? どうせ運命づけられた道ですから、早くても遅くても、いつかは来る道です。口を大きく開いて、いっぺんにのみ込んで、すっと出してしまいなさい。消化してしまえというのです。 ですから、今から、隣組の嫁さんのやり方を見て、「ああいうふうにするんだな、これはこういうふうにしなければならないのか」と全部習いなさい。それを適用し、姑や父母を完全に消化して一家全員を負かすような批評を短縮する心情圏をいかに確立するかです。宿命的な開拓心にならなければ、できることができません。それをやりのけられますか? どうですか? 消化する力があるはずもなく、また、自分にはないと思うのに、「私は真の父母の精神を相続した立場だから、何の問題もありません」と考えるのです。 先生の場合、韓国全体が反対しました。四千万すべて、六千万全部が反対しましたが、その最中一人で治めてしまいました。アメリカもそうです。世界すべて、アメリカの国、共産主義の国もです。きょう、テープを送ってきましたが、「頑張れ、第一、第二、第三やれ、早くやれ」と、先生がこのような調子で手紙を書けば、赤い鉛筆でアンダーラインしながら読むのです。 日本の首相がそんなことできますか? 韓国の大統領がそんなことできますか? このような第三次戦争が起こったとき、ガン、ガン押しました。頑張れブッシュと。あの男は本当によくやりました。先生も背後で扇で覆ってやりました。今日は暑いから、君たちを覆ってやります。先生はなぜ扇を持ってきたのでしょうか? オリンピック精神でもって。分かりましたか? 三回やれば条件完了です。涼しいと思いなさい。そう考えれば、なぜ先生が扇を持ってきたか、分かりましたね。 今からそれをする準備をしなければなりません。一千双が子供を生み始めたら、産児制限できますか、できませんか? 直接問題です。他の話は密接に座っているから、これはもう暑くて眠気がしますが、こんな所で眠ろうとしても眠れません。日本も注目します。どうですか? 産児制限ができますか、できませんか? それだったら、子供は何人生めますか? にわとりが毎日産み出したら何羽産めますか? なぜ笑うのですか? うれしいから笑うのですか? はかなさから? どっちですか? 今の日本の女は、「子供を生んだら、体型が崩れるし、美しさが減っていくから、だめだ」と言います。それこそ、本当にだめです。子供を多く持つ者は幸福です。なぜなら、天国に行っても、霊界では繁殖はできないのです。それを知らなければなりません。神様は縦的な神様ですから、中心の垂直圏には面積がありません。一点しかありません。一点のところには繁殖面積がありません。 それで人間を中心としてつくったのは、天国国民を繁殖する平面球体だったらスペースが必要です。数多くのスペースの中で、生産多数をもって膨大な天国、国の国運を果たすためです。ですから、天国へ行くときの宝の土産は、永住して持ち続ける自分の所有基台は、それは子供なのです。十人の天国民を連れて天国に入りたいですか? 百人の天国民を連れて天国に入りたいですか? 千人の天国民を連れて入りたいですか? やってみなさい。何代もいかなくても、一億二千万にもすぐに追いつき、後でけ飛ばします。 恐ろしい戦略、戦術がここに横たわっています。聞くのに、声が、サウンドがいいですか? どうですか? 聞く声が素晴らしいのですか? 気持ちがどうなのですか? どうですか、女の子たち。少なくても、お母様に負けたらだめでしょう。 真のお母様は何人生みましたか? それも知らないのですか? 十四人も生むようにさせたこの男は正直な男ですか、悪い男ですか? この世的なお医者さんは、「馬鹿な男、野蛮人」と言います。何回も言いました。大抵の世界は野蛮人だと言います。女にそういうむちゃなことをして子供を抱えさせ、それで安心している、さらに、女と向き合うという馬鹿な野蛮な男はいるかと。医者は、連れてこい、捕まえてこいと言います。「連れてこい」というのではなく、「捕まえてこい」と言うのです。 そういう話を聞いている先生は、罪人ですか、正直ですか? 正直でも、捕まえてこいという者がどこにいますか? この世の中では悪者の代表みたいになっているのです。しかし、先生の解釈は違います。それを説明したら、サタン世界は恐れます。先生の手に育まれた新しい家族は、天下一品の種を千倍、万倍にも増やしていきます。気持ちよくなく、では困ります。分かりましたか? たくさん生みなさい。今日聞いて、「先生が生めと言われたので、二十人まで生みました」と。それは、教育して食べさせることができなかった場合、いちばんたくさん生んだ子供は先生が育てるかもしれませんよ。それで、やるかもしれないといったのです。 この前お母様が、先生に向かってこう言いました。「お父さん」と。先生はあのとき何かを書いていました。「私を見てください」「何じゃ?」「この横に立っている四人の素晴らしい子供の姿を見た場合に、女王に優る権威が分かりますか?」 それを見たら、皆、先生より大きいのです。皆、美男子です。本当にそろって健康で、たいへん頭もいいです。すらりとしています。「お母さんに、女王のごとく侍ります」と言いました。そうではありませんか? りっぱな子供を生むことは、女王も生めません。権威ある女に初めて尊敬させられます。偉い姿を率いているお母様の背はここまでもありません。それでも、子供たちが笑いながらお母様と抱き合うのを見れば、やあ美しい姿です! 天国は地上から、新しい世界、力が生まれてくるものです。新しい子を生んだお母様は偉大なものです。感動したことがありますが、だからといって、お母様に言ったら困ります。本当です。「秘密だ」と言っています。内的な秘密のことを、公的に公言、発表、宣布すれば困ります。 たくさんの子供を生んでもかまいません。韓国が狭かったら、北韓とシベリアの大陸が待っています、満州とシベリア大陸が。 そうですよ。中共は今、先生を中心として、何でも受け入れます。今、ゴルバチョフもそうです。この前、WACL(世界反共連盟)の会長がソビエトへ行きました。軍事産業、ソビエトアカデミー、科学アカデミー(二―四A)軍事産業の化学兵器はわが国より二十年進んでいます。そういう技術を文先生に皆、譲りますというのです。 平和産業で、平和のために闘っているのは文先生だけです。ソビエトにもいません。今まで一人でした。世界のために闘い、いくら貴いもの、価値あるものを持っていても、世界万民のために平等に使うというおかたは文先生しかいません。「この産業のすべてを、文先生に、差し支えなければ譲ってあげます」という伝言を聞きましたが、「考えてみる」と言っておきました。 きょうは、ソビエトの話をするのもいいと思いますが、そういう時間もないでしょう。今、何分たちましたか? 一時間半になりました。十時半から十二時までだから、一時間半になりました。 今一時間、話をするなら、重要な内容を話して、二時間話した場合は、昼食です。一時半になったら、昼食を食べる時間をとったら、先生が食べるのは三時になります。一時や二時になれば、皆はきょう故郷に帰らなければいけないでしょう。全国から来ているでしょう。帰らずにこちらに泊まって帰りますか? 先生は許しません。戦争は、それは作戦というものは、勝利目標として全体行動を固めなければならないのに、そういう意味ででたらめな、勝手な個人行動はできません。 アメリカで先生が何をやっているか、それを知りたいでしょう。簡単に言います。二十九日はすぐアラスカに行かなければいけません。日本の久保木会長以下全員来るようにします。きつい訓練でした。あなたがたもそういう訓練をしたらいいでしょう。皆、逃げていきます。足は皆、テントの外に出るでしょうが、頭は逃げることはできませんから、きついです。朝五時半に起きます。アラスカは今、五時半と言えば、暗いです。魚釣りの訓練です。船は小さいワンホープ号です。 日本に持っていったワンホープ号を見たことがありますか? これは先生がつくりました。船釣りとしては、世界一の船でしょう。沈まない船です。四十人が乗船し、水をいっぱい入れて一斉にやーやーやっても沈みません。訓練用にそういうふうにつくっています。沈めば、恐ろしい冷たさです。大変です。波に横打されたら、すぐ地獄に落ちます。そういう海だったので、沈まない船をつくったのです。 アラスカのコストガードなどは、普通なら小さいボートでそんな所へ行けません。太平洋をずっと二時間も走っていきます。波にもまれながら、速いスピードで二時間走っていくのです。風も強いのに二回りも小さいボートですから、普通は大きい船でなければ行けません。最初、コーストガードの皆が警告してきましたが、今は、この船が沈まないということを分かってきました。ですから、今は海の上を走っていても、文句を言いません。そういう訓練によって、最も適した船ということを知っているのです。 そういう船に乗って出た場合には、夜十一時までです。朝からだから、十何時間? 十八時間でしょうか? そうしたら、先生の腹がこんなに大きかったのに、こんなに細くなりました。健康になり、スラリとなっています。船に三年ぐらい乗った場合には、もっと引っ込んで、美男子になって再び若くなります。あれはいいんですよ。体にいいのです。それがいつまでも自分の平均です。先生は七十二歳の老人、おじいさんです。普通だったら難しいですが、今もぴったりくっつくのです。本当です。これをずっとやれば、ここが上がります。 運動しないとよくありません。座ったら、こうやってきれいにつくのです。ここへ座ってやりなさい。君たちが座っているから、先生も座ってもいいではないですか? 座る言い訳をこういうふうにやって、運動します。その健康維持運動をしてやりたいのですが、どうですか、きついでしょう。まず船の訓練です。 先生は今年の三月からずっと毎日です。普通だったらへとへとになって小便をしながらも忘れてしまうようですが、訓練されて、今になっても青春時代に負けないような元気はつらつたる陽気漂う男です。それが統一教会の頼もしさです。七十のおじいさんがそうやって、日本の男など皆、先生が転がしてしまいます。先生は運動をやりました。鉄棒もよくやりますし、革命家から身を守るのに保身術もやります。やれない運動がありません。何でもやっているのです。 いかなる方法でもみ旨を完成しなければなりません。山で炭をつくる方法も、皆、知っています。農場の百姓になって、農民の共同生活などどこへ行っても一人でできます。ですから、頼もしい男です。 そういう旦那さんをもらいたいのは、女の世界のモットーです。ですから、日本の女も内容は知らないけれども、霊的先祖から結婚はできなくても、ああいう素晴らしい標準的な男を一度見て死ななければならないといって、先祖が選抜して送ってきたのがここに座っている日本の女たちかもしれません。女たちですか、女たちかもしれないですか? 「女たちかもしれません」だと気持ちがよくないでしょう。気持ちよくありません。価値観を知らないから、どうでもいいということではないのです。女だったら必要なのです。女であると言えば、必要である、です。そのために来たのです。本当です。 先生は、強いのです。力が強いです。学生のとき、相撲とかやりました。この体格で、日本の柔道も保身術のため備えようとしましたが、時間がありませんでした。先生の体格は運動には適しています。そんな先生とは思わなかったでしょう。老人になっていますか? O型の足です。今でも若い男みたいです。ですから、お母様が「やあ、こんなに素晴らしい男もこの世にいたか。それがまさしく自分の旦那さんになるとは夢にも思わなかった」と言って、幸福な思いもするでしょう。 まあ、子供をたくさん生んでもいいです。一、自信ある者、数えて。二、三、四、五、六、七、八、九、十、十一、十二、十三。それ以上になったら困るかもしれません。十二人までは考えているでしょう。イエス様が十二弟子をつくるのにどれだけ苦労しましたか。三年目に失敗に終わったのに。十二人、弟子の代わりに自分の子供、りっぱな子供を生んで、十二弟子の代わりとして自分の後代の氏族の代表として祝福していけば、霊界へ行って誇りとなるかもしれません。モーセも十二氏族、イエス様も十二弟子、できれば二十四があります。相対圏男女二十四になります。たくさん子供を生んでもよろしゅうござんす。 先生が若い青年みたいな口調で話をするのですから、ちっとも年取ったおじいさんとは思えないだろうね。思わないでしょう。ですから、希望を持ちなさい。今までも、あなたがたの先頭に立ち、日本の若い四十代にならない者でも指導しても余りあるはつらつとした精気を持っています。 問題はあなたがたです。韓国に来て、今からどうしますか? 先生の言葉を聞いて決意して、韓国の男女をもらって夫婦になり、子供持ちになります。そうなれば、定着します。生活問題が、今日の問題です。考えたことがありますか? 先生がアメリカへ行くことができたのはどうしてか。 君たちは今一人ですから、将来のことが分かりませんが、先生はよく知っています。ですから、このように準備して将来の家庭基盤の生活基盤をつくらなければならないというのです。今は苦しくても、我慢しなさい。家族を持って子供を育てるときは、苦しい環境でも無責任にすることはできません。食べさせて教育していかなければなりません。その環境から離れられません。その親たちも、いかばかりつらいか……。それを経験しない者は分かりません。分かりましたか? 真剣です。君たちにとって、今から将来の路程においてその問題が重大な問題です。君たちを連れてきた以上は、ずっと将来のこと考えながら訓練していかねばなりません。子供が二人になったら何もできません。二人になったらすぐに三人になります。五年たったら、三人になります。十年たったら六人、十五年たったら十人近くなります。子供を育てる母親が、ご飯を何万さじ、子供に食べさせて育てなければならないでしょうか? 親には並々ならない苦労の道が待っています。 しかし、育てる背後にある愛情心は、体験しない女には分かりません。苦労を超えて余りある深い愛情の世界が出てきます。ですからたくさんの子供を育てた母は、親は、悪い人がいません。子供がかわいそうなときは、共に涙ぐみ、未来とともに抱き合って涙ぐむような環境、そのような心情的雄大関係を持つようになれば、隣にそういう人がいたら、自分の経験を分けてやらなければなりません。 ですから、子供をたくさん育てたということは、たくさんの親近関係を結んでいく情的財産なのです。先生は、数十人の子供を結婚させて、りっぱな老夫婦になった場合には、そこには普通の子供の少ない夫婦には見られない貴いものがあるのです。そういう関係まで原因があるとするならば、その原因は必ずそういう背後によるというのです。分かりましたか? 地上に子供をりっぱに育てて残していきますが、将来その子供たちは皆、霊界へ行きます。霊界へ行って天国の国民になります。天国の国民として何人をささげたかといった場合、地上では苦しいことでも、永遠の世界には貴い栄光の道なのです。分かりましたか? その代わり、地上では食べさせるといった問題で非常に苦労しても、霊界では食う問題はありません。着る問題もありません。住む問題もありません。あれば、千万でもいいなあと思いますが。 神様は、多くの自分の国民に対し、一人一人抱き合って愛する心情を持っておられますから、神様のそのような性格に似た環境に伴う相対圏を慕う心で、あらゆる所の人と関係を結び、方々に行きたいのです。行きたいのに車がありません。しかし、車は必要ありません。愛の心情で、こういう所に行きたい、こういう部落に行きたいと考えれば、さっと現れるのです。時空を超越した環境の世界です。愛の主体的観念、愛の客体的観念は、間違いなく宇宙的につなぐ電波と同じです。 そこに立った場合には、自分の相対、思いどおりの相対がすぐに行って、その環境の人にすぐ会えるのです。肌を触れても、初めて見る人でも嫌ではないのです。愛し合う男女を見た場合には大変です。極端にそうです。反対の存在ですから、好きだったら肌と肌を触れ合わせても嫌ではありません。それと同じように、心情圏が通じたら皆、そういう思いになります。血液が通じます。骨肉が連体をつくったような思いで、別個の人のように思わないのです。通ずるときがあれば神を賛美します。永遠の理想の世界をたたえるのです。分かりましたか? その世界は自分を主体として考える世界ではありません。ために生きるのです。投入して、投入して忘れていくのです。人間のために愛の相対者を中心として神様は初めにそういうふうにつくったのですから、その原因の思いに一致すれば、動機に一致すれば、その関係圏は自動的に結ばれます。一致すれば、です。 ですから、神様のように、ために投入して忘れるのです。そうなれば、世界中すべて、自分の行く所が歓迎の場です。それから、向こうで言います。あの国にこういう部落がありますが、ここと関係を結びたいと思ったときには、何十万人いても、「行きたいです」と考えて話をすると、さっといつの間にかそこに行ってしまうのです。便利な話です。日本なんか瞬間に行ってきます。愛の心情を兼ね備えた場合には、自分の活動舞台、消化舞台として消化させてしまう力が無限にあります。 霊界でも食べますか、食べませんか? 食べると思いますか、食べないと思いますか? この世の中で食べないことを思った場合には、いかに無味乾燥ですか? 趣味がないのと同じです。食べるために来たという人だっています。そっくり同じです。食べたいものがあったらいくらでも食べます。女なんか、着たい着物がたくさんあるでしょう。愛の心情をかけたその本心郷に入って、自分自身が想像するのです。こういう着物を着て出場したいと言うと、そうなるのです。夢みたいな世界です。 そういう世界を知っている先生ですから、それを邪魔するサタン世界を無視するのです。苦労が問題ではありません。それをよく知っているので、サタン世界を皆、押し退け、文先生の行くところには迫害がないような境地まで開拓してしまいました。 アメリカもソビエトもそうです。ソビエト連合、ソビエト最高指導者たち、共産党の幹部、KGBの幹部、軍隊の幹部、そういう者、四百人の最高位の者たちを教育します。それで、四千人を有名な国立大学から四人に一人を選抜して三千人、七数ですね、多いから。彼らの思想的空白を何で埋めていきますか? 彼らは統一思想以外にはないと言っています。神主義です。今からそうです。 今度の三日天下クーデターにしても、何でしたか? 経済問題解決と思想空白を埋める何ものでもありません。ゴルバチョフは先生に期待しています。それしかありません。それで自分の法務大臣を、連邦国会議員をアメリカに連れてきます。団長としてゴルバチョフが指名して送ってきます。今度の世界平和連合結成大会のために、KGBのリーダーが来ます。KGBはゴルバチョフの下で世界をコントロールするリーダーです。最高の者、共産党の賛認者、それが来るようになっているのです。それを見て、韓国の政府はびっくりして横転します。文先生の名によって、このような現職者が来るのにどうしたらいいかと。韓国政府は無視することはできません。 ですから、今、先生がやっているところは、アメリカを超え、共産圏、長子権復帰が完成されているのです。長子権復帰がなされたならば、サタン世界は、反対の道は、先生の行く未来の世界に何も向けることができません。そうでしょう? 長子権復帰は責任分担完成と同じです。長子権復帰と父母権復帰、それから王圏復帰です。民主主義では、先生が「王圏復帰」と言うのを聞くと、アメリカのCIAなどは「文先生はそういう言葉を平気で言う男」と言います。何でもありません。聞いたら、きっちりと答えるのですから、恐れることはありません。それは真理として認めなければならない話です。分かりましたか? 今日の三大問題は、長子権復帰と親権復帰と王圏復帰です。ですから、ずっと話してみなさい。長子権復帰は一体何でしょうか? 日本の地区長をやった経歴のある者は手を挙げなさい。地区長やった経歴のある者、いませんか? 長子権復帰とは何のことですか? 簡単です。具体的に話してみなさい。はっきり知らなければなりません。 君たちは蕩減の道を分かっていますか、どうですか? 統一教会のメンバーとして、蕩減復帰という言葉を使いますが、蕩減の道を分かっていますか、いませんか? 聞いています。分かっていますか? いませんか? 聞いているではありませんか。分かっているなら、「分かっています」、分からないなら「分からない」と答えなくてはいけません。何ですか、ぼやーっとして。これは「煮ても焼いても食えない」と言います。自分の損害になることは、どこでも自分が利用されるという話ではないですか? どうですか? 蕩減復帰を知っていますか? どうですか、答えてみなさい。自分に聞いてみなさい。分かっていたら「分かっています」、分かっていなかったら「分かっていない」、分かっているところもあるし分かっていないところもあるといえば、分からないということではないですか? (笑い) 蕩減復帰は一体どういうふうにやっていきますか? 摂理の道は復帰の道であり、復帰の道は再創造の道です。再創造の道を通して、汚れているものを消していきます。それを消さなければなりません。消しゴムで消すのと同じように、消して新しい元のようなタイプをなし、それを超えていくところを蕩減復帰の道といいます。 再創造というのは何ですか? 再創造の原理によって、蕩減復帰する再創造の原理はどうなっていますか? (「創造原理です」)。それがどうなっているのですか? 神が創造の初めにつくったのは環境でした。いろいろなものの材料となる環境です。 その環境の中に必ず設定したのは、主体、客体です。縦的主体、縦的客体、横的主体、横的客体、前後主体その前主体、後の主体、このように球体を形成しようとするのが神の創造理想です。分かりましたか? 環境には必ず主体、客体の過程を通過しなければなりません。それを完成しなければなりません。それは本然の創造です。その主体、客体は、それだけの関係ではなく、完全に対応という関係です。 君たちは地上に住んでいますが、宇宙のすべての存在圏と何らかの授受作用をやっています。ですから、思いもよらない憂鬱や喜びなど、それを知って球体世界を回って住まなければなりません。 太陽を知っているでしょう。太陽圏です。地球は太陽圏を中心とします。一千億圏の大宇宙が太陽圏で構成されています。それは正に、それを拡大して、例えば人間の体の細胞を宇宙的拡大すれば、同じ層のある細胞間に、何千万キロのそのようなものと同じように宇宙は構成されているのです。宇宙は球体になっているでしょう。運動するのですから。全部がそうです。全部が運動する球体です。人間もそうです。全部です。細胞構成からみて、全部核心があり、副題があってそれを構成し、それを中心として、プラス、マイナス関係になっています。 一つのグループを中心として筋肉もそういう筋になっています。それが油をつけてクッションをつけるように、作用してもちぎれないようにしているのです。同じことです。対応関係と連結して人格完成というのです。人格を構成しているのです。 この世の中を見た場合には、創造原理は対応圏です。全部対応圏です。鉱物は鉱物なりにプラスイオン、マイナスイオン、主体、客体がこれを中心として、愛を中心として一つになります。それから昆虫や植物の世界も雄、雌があります。何を中心として一つになるのですか? 彼らの愛です。昆虫は昆虫なりに、彼らの愛によって一つになります。秋の夜に、明るい月が出た夜は、昆虫世界のオーケストラです。何をしながら、昆虫世界のオーケストラは演奏しているでしょうか? ダンスをしたり、キスをしたり、戯れながら、喜び合う歌声が秋の昆虫世界のオーケストラです。全部愛を中心としています。それから、男女、動物の世界も雄、雌によって構成されます。 宇宙で最も神秘的なものは何でしょうか? 存在の動機はどこからかというと、男女になったのが神秘的なものです。そうです。君たちは男ですか、女ですか? (「女です」)。女とはどういうものですか? 女はもらいたがる者です。そうではありませんか? もらいたい者です。器みたいにこうなっているでしょう。ですから、女はいつでももらいたいのです。男はいつでもやるものです。ですから、女は男がやっていれば幸福と思います。「ああ、永遠な幸福、栄光の場に属する自分に勝る幸福者、世の中いずこにいるやー?」と。 生理的にも女の生殖器というものはもらうようになっているのです。男がやるようになっています。ですから、女は大きくありません。もらうのですから、大きさは必要ではありません。男はやって食っていくには、消耗するので、平均を取るためには、男は大きくなければならないのです。 道を歩くとき、男は右ですか、左ですか? 右だというのは、だれが決めましたか? なぜ男が右かというと、主体は右ですか? 左でもいいではないですか? 神様に向けて死んだ場合には、神様が向こうを見た場合には、神様は左のほうを向くのです。抱き合うときに、右のほうに行った場合、神様は男と抱き合いますか? 女と抱き合いますか? 右にやった場合には、神様の抱き合う所には、男ではなく女のほうが先になるのです。その辺、分かりますか? 男が右にやった場合には、神様がここに行った場合に、女を中心として抱き合うのです。そうではないですか? 左に行っているので、神様が右へ降りた場合は右のほうですから、それは抱き合う場合にはこういうふうにして、女を中心として神様と男が抱き合うようになるのです。小さいから、こういうふうに抱き合うのですか? そういうふうに考えれば、愛を中心とすれば、神様と男と、これを共に愛するようになっているのです。心情に植えるところが女なのです。ですから、女を中にして抱き合った場合には、男が右に立って回った場合には女も回ります。女を中心として回っているようになるのです。 愛を植えるのに男に植えますか、女に植えますか? 女に植えます。そのとき、宇宙の中心に立った女に植えますか、外に立った女に植えますか? 神様と真のお父さんと抱き合った真ん中に立った女に植えます。そういう意味で、女は二人、縦的相対者と横的相対者を持つようになります。そのように植えた場合には、縦的子供、横的子供、女も入っていますから、縦的兄さん、縦的姉さん、縦的妹……、同じように植えるようになっています。 そういう意味で、神に向けてやった場合には男は右に立ち、女は左に立ちます。分かりましたか? だれが決めましたか? 宇宙がそうなっているのです。すべてはペアシステムになっているのです。 宇宙でいちばん神秘的なものは、創造のときに神が持った初めての観念です。愛という観念を持って宇宙をつくるようになったのです。すべての存在は、愛を中心として、相対的な基準を持たなければなりません。ゆえに、環境には相対圏がなければならないのです。主体、客体ですから、相対圏がなければなりません。相対圏は必ず対応します。それは家庭ばかりではなく、その対応圏は氏族や国家、世界につなぐのです。そういうふうにして、直接それが主体になった場合には、それに歩調を合わせるマイナスができます。自分が大きい立場に立った場合には、向こうが相対圏に即時に歩調を合わせる方法を取ることによって、宇宙は、衝突をなくして授受作用し、平和、円満な運動が続くのです。分かりました? このように見た場合、世の中で、いわゆる人間の生活の秘密の態度は何かというと、いつでも主体になるか相対になれる場において、それに相応する、対応する主体圏、客体圏を保つことです。それによって関係が拡大します。分かりましたか? 因縁が拡大します。因縁というものがあるでしょう。いつでもそうなっています。 君たちは韓国にいました。韓国は違います。違った場合に、韓国の主体、客体相があります。韓国の国があるし、国には主権があって韓国民があります。その中に来て、それにいかに対応するか、分かりましたか? 国民と主権と授受作用するところに、自分たちがいかにして上がるかという場合には、主体の前に客体である国民が、絶対的信頼と犠牲とともに一致すべきなのです。そうでなかった場合には、それ以上に主体が奉仕的な立場に立った場合には、今まであった相対圏を横にして、新しい相対圏が、それは果たせない基盤を譲らなければなりません。何の話か分かった? 進化もそうです。アメーバからだんだん大きくなっていったとして、アメーバからプラスがあったとします。プラスとマイナスとで相対圏をつくり、そのプラスはその環境において、大きいプラスかマイナスを目標として、見えない目標に対して大きいプラスに吸収されますか? それ自体が、大きいプラスの立場で吸収して大きくなりますか? そうなった場合には必ず、その実体、大きくなった群れはプラスかマイナスになります。プラスはプラスですから、上のプラスの場合に、下のプラスはこういうふうにもつくし、ああいうふうにもつきながら、連結を拡大することによって進化も可能なのです。何の話か分かりますか? 再創造の道は、まず環境があります。統一教会の者が酒場に行っても酒は飲めません。飲む必要はありません。酒を飲んでも、主体、客体圏があります。主体が酒屋のおやじであるとした場合、客体圏のより以上の客体者としてプラスに影響を及ぶようなことをなした場合には、主体が引っ張られてくるのです。主体革命です。主体を変化させていくのです。分かりましたか? ですから、統一教会の生活の態度は、どこへ行っても反発するなということです。そこへ行ったら、主体、客体に対応的な立場に立って授受作用をしなさい。そうすれば、その場をいかに強くやるか、いかに高く広くやるかによって、その主体圏を自分のほうに引きつけることができるのです。 主体に三人の客体が合った場合、三人より以上の客体的努力奉仕をなしたならば、主体自体が引っ張られてくるのです。中心が動かないようにしても、結局大きいものが中心基点によって回るようになります。大きいものが重いものが中心に呼ばれるようになります。分かりましたか? 重ければ、大きい者が止まった所があるでしょう。それを中心、シンボルとして、そこから運動を始めたら、客体の者が自動的に主体圏占領、交差的占領が可能です。よりために生きる者は主人になるという結論になります。 先生が今何と言いましたか? 「よりために投資するものは中核の位置に立つ」です。中心者になります。創造世界の三大原則です。そうなった場合には、女にしては、姑という韓国の風俗に沿った主体相対圏があります。嫁としてちゃんと入った場合には、自分を中心として「私は大学を卒業したから自分は主体だ。姑、舅、その兄弟たちは自分より教育されてないから相対圏に立て」という、そんな馬鹿なことはありません。それは、あほです。気違いです。そんな気違いがどこにいますか? どういうふうに復帰原則路程に接続させていくかという生活態度が重大です。これを一般の人は知りません。「ああ、厳しい。姑、舅じゃなくて、舅じーがおじいさん、歯が悪いから姑ばー」ですか? その相対者は何をいちばん好みますか? パンが好きだとしたら、それを持って行くのです。いちばん好きなものを、一つ、二つ、三つ、四つ、五つやった場合には、一回りできるのです。分かりますか? 何と言いましたか? 一つ、二つ、三つ、四つ、五つの場合には、一回りして中心が生まれてくるのです。四年間、五年間辛抱してもいいです。四十年間、五十年間辛抱すればいいです。必ず、この宇宙の原則によって投入して忘れるのです。そうした場合には、必ず創造原則において中心に立つのが原則という信念を固めてください! 先生の場合、大韓民国があるでしょう。大統領とか国民が全部先生に反対しました。反対しても、先生は国民といつでも一つになっています。国民全部が尊敬する場をつくったのです。国民投入、相対圏においていかなる国民も相対するようになれば、どんどん上がってくるのです。中心が上がってきて、国の主体圏がそこに相応した基地に立たなければ、文先生がより以上投入した場合にはそこに中心圏が移されるのです。自然屈伏、統率が可能です。分かりました? 四十三年間、先生を無視し、神様を無視し、永遠の摂理を司る神様を無視して、いかばかり人が、神を、先生を否定して死んでしまいましたか? いかなる残酷な神様をぶっかけても関係ありません。君たちの理想的内面の思想の主体者として、悪い言葉の相対圏でありません。未来の良心的な方向に希望を願うようなときには方向をつけていくのです。これが宗教圏の拡大を生みました。良心のみを中心として悔い改めさせて、元に返す方策をやっているのです。 なぜ神様は投入しなければならないかということが問題になります。真の愛の相対者を求めるために、なぜ投入しなければならないのですか? 投入させればいいではありませんか? 宇宙の大本から考えた場合、神様一人しかいませんでした。神様一人が初めから全能なる神様になったのですか? 神様は大きくなってきましたか? もともと大きかったのですか? どうなのでしょうか? 神はいかに存在するや、これは哲学的ないちばんの根本問題です。これをどういうふうに解明しますか? 宇宙の根源の始元は何か、初めの起源は何か? 動機が何か? 神様がいっぺんに絶対なる全能なる神様になったのか? 神様もしかたなく一つから二つと、合わせていってだんだん大きくなったのか? それを見ましたか? どういうふうにして大きくなったと言えますか? 例えば、曇った日には雷が鳴ります。雷が鳴りますし、稲光もします。そういう場合、その数億ボルトの電気がいっぺんに生まれてきたのでしょうか? 一つ一つ合わせてきたのでしょうか? 「やあプラス」「やあマイナス」とぶつかって涙を流して、光を出し、消えて行くのですか? そういった場合に、一つ二つ合ってきたとするならば、電気の理論に逆らいます。プラスとプラスは反発するのに、一体何ですか? マイナスとマイナスが加わるなんて理論的にありえないことです。その根本をいかに公認させながら、説法を高めていきますか? 問題は、大きな雷もプラス、マイナス、電気も一つ、二つ大きくなってきたか、いっぺんになったかということです。大きくなってきたという結論を出さなければいけません。 同様に、神様も人間も一つの細胞からずっと分かれて大きくなります。そうでしょう? 一つの細胞からです。同じように、神様もずっと大きくなってきました。その本質、その答えは何かというと、神様は存源です。存在する源です。その力の作用の本質は何ですか? 力ですか? 力ではありません。知識でもありません。愛の力です。愛の抱き合う力です。授受愛です。授受し、抱き合う力です。そう見た場合に、宇宙の愛の完成部を抱き合うその存在とは、絶対に二つから始めるのです。そうなった場合に神様は大きくなるのです。神様が大きくなるとき、いかにして大きくなったかが問題です。分かりました? 原理講義した場合に、だれかに質問されて答えようとしても分からないので答えられないのは問題です。愛というものの存在の起源は、自分に立っている神様です。絶対なる中心者の神として見た場合、大きくなるためには引きつけるのです。どこかで引きつけなければ、プラスに他をプラスさせなければ大きくなることはできません。二つの方法だけです。引きつけることとプラスさせることです。 それでは、神以外に引きつけるものがありましたか? ありません! それでは、どういうふうに大きくなりますか? 愛というものは運動するようになります。授受するサークル、環境をつくらなければなりません。運動しなければなりません。授受作用です。やったら、もらわなければなりません。 そうすると、宇宙の初めに、神様自身が自分を投入する以外にありません。投入される相対がないからです。出発の起源は、自分を投入する以外に、その道を通して大きくなる以外に道はありません。そうでしょう。ですから、投入するのに苦労があるのです。 小さい丸いパイプの中でも、神様がこのパイプの中に投入すれば、パイプの中にメリケン粉を投入すると考えた場合に、パイプを通してどんどんと入ってきて、最後には投入することによって神様がそれを押すようになります。それでも投入していくと、これが一つのサークルとなり、ちゃんと回ったら、外ではなく、内にこなければなりません。なぜなら、愛の定着圏は中心者を求めますから、それをやると、自動的にそれがどんどん中に入っていっぱいになっても、どんどん中に入れると、膨らんできます。 それで限界になった場合、宇宙は粗密になってきます。高く、粗密になっていますので、限界にくれば、宇宙の原則はプラス、マイナスの動きになります。強弱の連結の体制です。君たちはシャフトを知っていますか? 回る元、シャフト、それを受ける軸が、シャフト、これ棒です。受ける軸はバネットです。これは鉛です。鉛に油をつけたら、あんなに大きいローターが回るものでも全部押しつけて動くようになるのです。ですから鋼のところに一番軟らかい鉛と組み合わせた場合には、それが合うのです。 ダイヤモンドを削るのは銅です。ダイヤモンドに銅、それは強弱融和というものです。ですから、男は強いし、女は? なぜなら、愛を中心とした世界の神様の置くところには、授受作用して上下関係をしながら、回りながら、上下関係が大きくなったり、小さくなったりします。回るのですから、下がっていく運動は、円状になります。そうすると、いっぱいになってくると、これが押しつけて、中身が膨れてくるのです。これは出るところがないので、反対側に返っていくのです。 それゆえ、この中は自動的に球体形成が起こってきます。存在平面が球体形をなすために神が投入する運動を中心としていくことにおいて、最後には神自体を押し寄せます。そして、神自体は中心の所に核として立つようになるのです。分かりましたか? ですから、存在の起源は、もらうところではなく、愛の相対者に無限に投入するところから出発した愛の実体の神であるから、そういう作用によって宇宙は生まれ、始まったのです。存在はために存在したのです。 君たちには何もありません。お嫁に行って、旦那さんのところに行って、投入です。投入すれば、怖い姑、義父母にそこを通して無難に回っていくのです。そうすると、通ったそのものが反発しますか、後について来ますか? 反発するのですか? なぜついて来るのですか? 押して、押すわけですから、結局自分を押して、核心のほうに立つようになるのです。 宇宙の存在の起源は、愛を中心として投入、投入から始まっています。つまり、蕫ための哲学﨟の根源の泉です。源です。分かりましたか? そうすると、神の創造の目的は何ですか? 愛の相対者をつくるためです。そうでしょう。神様は投入したのです。真の愛で投入したものはどうなりますか? 百投入した場合には、真の愛は繁殖力があるので、百以上になります。押しつける力があります。何の話か分かりましたか? 百投入したのに、百二十、二百以上の力で宇宙力が作用します。真の愛は、投入して少なくなることは絶対にありません。 ですから、真の愛の相対圏をつくったところには、永生という論理が可能になるのです。大きくなるのですから。小さくはなりません。永生という論理です。そのような基本的論理観から愛の相対者の人間をつくり出したのです。神様は人間を十日間ほど愛して、「ああ、疲れた」と言いますか? 投入して、投入して、永遠にまた投入したのです。 真の愛が分かりましたか? 投入すればするほど立体圏で増えるのです。もらおう、もらおうとする場合には、全部が破壊してしまいます。 堕落の結果、愛の相対圏に自分がもらおうという観念に追い込んだのはサタンです。そこには永生はありません。投入すればマイナスになっていきます。しかし、こちらは、投入すれば増えていくのです。 君たちもそうでしょう。真心尽くして、自分が愛する者に百万円で高価な贈り物をあげたいときには、九十万ドル、九十万円で買いますか? 三十万円減らして考える真の相対者がいますか? それ以上やりたいでしょう。百万円やった場合には、百二十万、百三十万と、さらに加えてやりたいのは、正常な人間ならだれもが思います。 なぜそのようにもっとやりたいと思うのでしょうか? 本然の真の愛の相対関係だから、当然そうならざるをえないのです。相対関係です。自分が百もらったのに、プラスで投入するわけですから、出るときはもっと大きいものになるのです。ここには消耗というものはありません。拡大と繁栄の道しかありません。自分を中心としてもらいたい者は、大きいものからだんだん小さいものになります。ここには、自動的に敗北になります。分かりましたか? 自分を投入するところに、真の愛の因縁は出発し始まるのです。聖書は記しています。堕落世界は自分を中心として考えるのに、聖書には「死にたがる者は生きるし、生きたがる者は死ぬ」と。これは何ですか? 理論に反します。そうでしょう。百八十度違うような、謎みたいな話がなぜ真理の精神の中心思想となっているのですか? それは、創造本然の源の力である投入の精神に一致するからです。その世界は絶対に拡大する世界であって、減少する世界ではありません。ゆえに、「死のうとする者は生きる」という論理が成立するのです。理論的です。分かりましたね。これは、徹底的に知らなければいけません。 それから、投入する主体、客体を形成した場合は、宇宙が保護するようになります。今、何を話しましたか? 主体、客体が愛で一体化された場合は、宇宙が保護するのです。宇宙、天運、神様が保護するのです。宇宙の存在は公平です! なぜでしょうか? いくら孤独な女でも主体なる男と絶対に一つになる愛の道は備えています。それを得るには、その相対圏をいかになすかが問題です。主体になりますか、相対ですか?ための対応圏、ための主体相対圏を持つことは、理論的に必要です。 女として生まれた以上、お嫁に行かない女はいません。いくら顔が醜くても、相対者は「生まれてくるな」と言いますか? 自分も知らないで、片目になった女でも、片目がいかに美人に見えるか分かりません。これを二つの頭、金の玉、金玉ではなく金の玉、韓国の柳さんが、日本で「金の玉の子供みたい」と言うのを聞いて「金玉の子供」と言って笑った、そういう連想をしたらだめです。先生がこういうことを言うのは、暑いときに、寝ないように刺激のために言っていることなのです。 それは、前が幸福ですか、後が幸福ですか? 前ですか? なぜ? 投入する意気込みが多いからです。後に立つと、サタンが見物に入ります。前には来ません。環境世界に主体、客体は絶対的な存在基台になっていますから、女たる者は、結婚できないという話は永遠にありません。日本でいくら女がたくさん生まれたとしても、男ばかりの極が世界に残っています。世界を回って、旦那さんを訪ねて行きなさい。男女が生まれているのに、結婚できなかったという男女は見ないでしょう。適当に生まれて一人で年取って老いてしまったという者はいません。相対者は皆、あります。それは、何人も違いません。宇宙は神秘的です。 宇宙は環境圏を保護します。主体、客体が授受作用するものは天運も宇宙も保護するのが、自然の法則です。 それでは、君たちが病気になったらなぜ痛いですか? 病気になったらなぜ痛いですか? お医者さんが診ても分かりません。「痛いから、痛い」、そんな答えがどこにありますか? これも原則を利用して考えるのです。この体においてすべての分野が、主体、客体圏をつくっています。それが授受作用しているから、自然宇宙が天文学(保護)をするので、衝突しないのです。バランスが取れて運動しているから、何の苦しみもないのです。肌は一気圧の圧力で押されています。平均が取れているので、それを感じないのと同じです。授受作用相対圏は宇宙自然力が保護しますので、そのときは何の支障もなく感じないのです。 しかし、「痛い」というとき、主体はありますが、客体がないのです。不幸が起こりますから、宇宙存在力が追い出すようになるのです。不幸を追い出す力が「痛い」のです。これは、早く相対圏を設置して戻っていきます。 男の奥さんが死んだ、あるいは男が死んだ、それはなぜ悲しいのですか? 自分の旦那さん、男が死んだら、女がみっともない格好で、孤立した精神をもって泣きだします。泣き所です。どうしてそうなりますか? 男女相対圏を拾って、愛を中心として宇宙永遠の法圏に入ったものが、その相対圏がほつれたならば肌が赤くなるように、寄せてる力によって悲しみや辛さを感じるのです。君たちもそうでしょう。友達が一人見えなくなっても、相対圏がなくなった場合には、寂しいでしょう。友達もそうです。知識も友達、金も友達、皆、友達です。権力も友達でしたが、それ以上に永遠主流になる愛の基準において相対圏を得たとしたら、それを失う痛さは宇宙を替えてもどうにもならない痛さで感じられるのです。分かりました? その原則により、数億の電気のボルトがプラスになるのは、相対圏がプラス、プラスの相対圏が成立しないときには壊れます。一度プラスの電気とマイナスの電気が相対圏をつくった場合にはここにプラスが来た場合には、相対圏に背きます。宇宙保護圏を侵害する立場に立ちますから、プラス、プラス、マイナスと反発します。自分の相対位置を保護するための反発作用が第二の保護作用です。宇宙は対応反発という力のバランスを取っているのです。それは悪い力ではなく、アクションとリアクション、作用と反作用です。平均的にバランスが取れるのです。分かりましたか? どういうふうになっていますか? 嫁に行かない女たちは戯れ合いながら、プラス同士でたくさんの友達と抱き合うことができます。男も同じです。子牛みたいに、男同士で村を騒ぎながら歩き回り、一つになります。 しかし、その男がある日娘と結婚した場合、自分より美男子の友達が自分の奥さんの前に現れることを願う男がいますか? 答えなさい。(「いません」)。「明日から来るな。このやろう、行け」と言っても、悪くありません。友達がその男のように宇宙の法を受けるようになるため、け飛ばすのは完成の道を誘うことになるのです。初めて聞く理論です。プラス、プラスのときにはどこに行っても相対圏にはなりません。 自分が大きくなった場合には、環境がだんだん大きくなります。それを見たら、周りの者が「中心になって相対圏を治めてくれ」というふうになります。自分が相対圏に立った場合には、全体がそういうふうになります。一つの関係に収めて、相対理想圏を誘うようになります。 ですから、あなたがた心情圏の完全なプラスは、完全なマイナスを得るのです。その原理原則を利用して伝道もするのです。本当に、神様みたいな創造力で全部投入して忘れるようなことを一年間続けるのです。そういう決心がありますか? どうですか? 答えてください。 それもできずに相対実績を願うのは、宇宙、天道、功労の道において、どろぼうです。千万年引き続いて投入する神の前に、永遠に投入して全体の中心を固めていくという思いをもった場合には、神は自動的に引かれてきます。磁石には鉄粉が皆、引きつけられるのと同じです。 このような原則から見て、統一教会は主体圏、客体圏の理論からカイン、アベルの論理を引き出したのです。創造原則です。再創造の環境には、必ずプラス、マイナス、これを確立しなければなりません。相対圏をつくった場合には、いかなるものも進化します。先生もそうです。ちゃんと真を尽くして相対圏をつくります。いくら反対しても破ることはできません。自分が変わらなければ、向こうも変わりません。ですから、いくらやっても、やったものは最後にはそのしっぽにつきます。女、母さんが反対した場合には、父さんが反対の女のしっぽにつきます。男、父さんが反対した場合には、母さんが旦那さんのしっぽにつくのです。相対ですから。 このようにして相対圏保護を続けて排除しますので、迫害するキリスト教宗教圏の迫害の道において、宗教はいかにして発展したでしょうか? 主体、客体圏の立体圏を保護するのに、周囲のあらゆるものが反対して排斥力を受け、その度を超えた場合、例えば、お母さんが子供に反対した場合には、お父さんが子供に尽くして相対的な位置にプラスさせてどんどん増えていき、その環境を吸収していくのです。 このような観念より、日本の今までのカイン、アベルの観念は間違っています。ですから、日本の教会は世界的発展をなすべきなのに、原則の方向が違っているために発展しないのです。先生の教えによっていません。 なぜですか? 任命された場合、すぐに「わしはアベルだ!」となります。主体になっていません。主体となって大きくならなければ、たくさんのプラス、主体圏をつくり、相対圏を原則基準の人格完成基準という限界まで導かなければならないのです。それなのに、自分は三〇パーセントも投入せずに「自分はアベルだ、中心だ。侍れ!」、そのような者は宇宙は保護しません。自分の限界まで投入し、自分が経験したことに感謝し涙ぐむような、感謝の涙と感謝の思いと感謝の行動で環境を潤して、いっぺんに覆うようにしなければなりません。 神が相対圏をつくる環境にはなっていません。分かりましたか? 神の代わりに環境をつくらなければなりません。愛の環境、愛の相対圏を保護する環境をつくらなければなりません。主体、客体が設置されたところから対応圏が生まれないと発展の道はありません。 子供は対応の直結体としてつくったのです。親の愛は対応です。奥さんは女対応ですが、垂直に対応しうるところが子供です。それは球体を中心として、核を中心として、数多くのラインが対応圏をつなぎます。全体がこの核を通じない対応線はありません。通じないものは、表面下であって、完成部分になりません。 お嫁に行き、韓国の家に入る者は、自分が愛の環境、統一教会の環境、創造性の神の環境、ための環境……、という理想の将来を、投入して何でもつくられるような環境の心情圏をいかに確立するかが重要です。プラス、マイナスの完成相対圏を信ずる基盤において、自分より劣る立場で、自分がプラスになって向こうを相対圏に消化して、となった場合には天運に保護されます。それに反対する者、それを破壊する者は皆、排斥されるようになっています。 昆虫の世界もそうです。このような原則が元ならば、進化論は成立しません。相対圏客体の路程を通してやれば、アメーバからモンキーまで、猿まで、何千何万回の愛の門を通過した連結の雄、雌の関係を無視してはつながりません。 すずめもそうです。冬などは戯れて相対を知らないのでまちまちのプラスですが、春になって巣をつくり、相対圏をつくった場合には、絶対的です。第三者のすずめを、雄、雌共に排斥します。雌が来た場合には雄が排斥し、雄が来た場合には、雌が排斥します。自分の相対圏を誤るからです。宇宙の法圏の侵害者になるから、それを排斥するようになっているのです。 ですから、アメーバから猿になるまでに、たくさんの愛の過程を通過してきたのです。愛は相対的関係、第三者が加入しないように、絶対的種別方法、聖い種別方法の圏を守るようになっています。動物世界も昆虫世界もそれはいりません。それを連結して、アメーバから猿まで無難に続ける道はありません。愛の門を続け、愛の門をつないで、雄、雌が愛し、子供をつないで、子供を通じて、種類はその種類として、絶対個別種として残るようになっています。それが宇宙の誇れるものです。めちゃくちゃに交流するものではありません。世の中でいちばん最後の真理は、雄、雌、男女です。この観念は偉大です。雄、雌の観念がなければ、愛は成立しません。 このように見れば、宇宙創造の内容は愛から始まりました。神を中心として、それに相応的な対応的平行的位置において、自分の存在軸を中心として神と人間の大きな軸に平行的な存在として回りながら、自分の動流行の世界の存在として細胞的な立場の愛の側生として存在します。ですから、神に対して、人間に対して、反対することはできません。 細胞が反対しますか? 反対に感謝します。低級なものが最も願う最高級のものの愛の軸に加わることが最高のものです。ですから、大きな愛の心情を食べるのです。食べても、愛で食べるのです。 神様解放……、苦しんでいる愛の相対者の女の愛を解放する主人の細胞も、主人の刺激要素として活動して生きたいというのです。それを誇ります。ですから、神様の女の唇や男の唇になる細胞がキスすると、この細胞になりたい……、何を笑いますか? そのような動物の中にあった細胞や、低級な動物のものは、皆、高い主人の細胞圏の中核に抱かれながら神の愛につながれることを希望するのです。横的存在はこのように回りながら、縦的に愛する神にまでつながれています。 男女の生殖器は神の愛につながる中心の細胞です。自分のためのものではありません。これを支え、相対圏に立ちたいというのです。女同士、男同士ではできません。アメリカのホモセクシャルやレズなど、そういうことはありません。女は男、男は女です。女として女のために生きるべきではありません。奥さんとして男のために生きるべき女の道です。 なぜなら、生まれるとき、愛という観念が先にあったのです。愛の観念がなかったならば、雄、雌の観念を設置する必要はありません。鉱物の世界もプラスイオン、マイナスイオンです。雄、雌と同じです。昆虫世界も雄、雌同じです。動物も皆、雄、雌同じです。男と女も雄、雌でしょう。雄、雌の観念が生まれる前に、愛という観念を持ち出して、愛を中心として一つになるようになったのが、雄、雌の観念です。愛がなくては、雄、雌は生まれません。雄、雌が最初ではなく、愛の感性と観念が最初です。実際、実体とリアリティーです。哲学における感性と実在の問題は、世界の大臣の闘いの元になり、今は皆、つぶれてしまいました。 女は女のために生まれてきたのではありません。男は男のために生まれてきたのではありません。愛のために生まれてきたのです。ですから男の中心思想、女の中心思想は、愛です。それ以外にありません。金でも知識でもありません。自分の子供の顔がでこぼこで、棍棒のようになっていても、唾をかける親がいますか? 「配偶者との間になぜこんな子供が生まれた? この次生まれたら絶対殺してしまう」、そういう親がいますか? 真の愛をもったお母さんは、そのでこぼこが幸福の泡をつめるような壺みたいに思います。金の泡です。金の玉の泡をもらうような壺に見えます。それに触ったら、その刺激がもっとかわいらしいのです。 愛はこのようにへんてこな性格を持っています。平面的だけではなく、立方的な立体的性格です。愛にかかると醜いものがありません。気持ちがいいですか、悪いですか? 後ろの男、どうだ、気持ちが悪いですか? この世の中にないことを言うのです。図書館にはありません。先生から始まった理論なのです。気持ちがいい、悪い? (「いいです」)。君たちが今まで大きくなったのは何のためですか? 男は女のためです。生まれたのも女のためです。 それでは、神様は愛の観念で男女をつくりましたが、男をつくるとき、男ばかりを初めとして考えてつくったのですか? それとも、男をつくる前に、女がこうだから男はこういうふうにしないと合わない、というふうにして第二の立場で男をつくったのですか? 第二の立場を否定することはできません。ですから、男が生まれたのは女のためです。自分のために生まれてはいません。 愛というものは、ために生きる、つまり、授受、投入することが起源になっていますから、自分が生まれるのも投入するためなのです。もらうためではありません。自分のためにもらったら、真の愛は生まれてきません。女もために生まれたことは偉大なことだということが分かるわけです。分かりましたか? 男は何のために生まれましたか? (「女のために」)。それを約して男の立場でために生まれました。 それでは、男女が生まれたのは何のためですか? 愛のためです。その愛は、何のために生まれましたか? 神様を占領するためです。愛の相対、パートナーに立ったら、神様を占領するようになります。 ですから、個人が完成して愛を捜していくのは、神様を占領するためです。横的夫婦関係の愛を結束することにより、縦的神様を占領する道がつないであります。それゆえ、絶対なる中心の価値である愛を占領することによって、宇宙は自分のものとなり、すべての権限の位置、同参生活、すべては神と同参同居する環境になるのです。これ以上の欲望、最高の完成圏はありません。人間の欲望はこの基準によって、すべての万民が欲望完成圏が、本然から私たちが所有すべき絶対価値圏であったということを忘れてはなりません。それを願うでしょう。 君は何になりたいですか? 王様になりたい、世界一の主人になりたいと思いますか? そうでしょう! 世界の主人になりたい、真の男になりたい、愛の主人になりたいでしょう。三大愛を中心とした主体思想から見ると、神は宇宙を中心として愛の中心者です。だから父母の立場に立つのです。 先生の中心である真の教えを教えてやります。見せてやります。蕫ための生活﨟をすることによって、真の愛を習うことができるのです。そうなった場合には、自然に父母の立場に立ちます。それから自然に主人の立場に立ちます。愛を中心として、天宙の先生、天宙の親、天宙の主人になりたい欲望が、万民共通の欲望になります。 それが不可能な不完成な欲望であるのは、もともと生来受け継ぐべき本来の自分の所有圏であったのに、堕落したために絶縁体で覆われているためです。本心自体は南北を指す磁石と同じように作用していますから、欲望も宇宙すべてを超えて自分と関係を持ちたいという対応圏があります。対応圏を持ちたく思うのが、自然現象の作用でした。そのことをはっきり知らなければいけません。 なぜ生まれましたか? 愛のためです。金のため、権力のため、勉強のためではありません。愛のために生まれた者たちが、勉強という偽りの飾り物で飾ってはいけません! 金の飾り物で飾るのではありません。純粋ではありません。天宙で、歴史性を持ちません。真理体としては永遠に続きません。 真の愛のために生まれたのです。それを聞くと、汚い爪先も喜びます。全部が君たちの五感も真の愛が君を愛そうとして待っています。気持ち悪いですか、いいですか? どのぐらいいいですか? 神経がけいれんして硬くなるまで、永遠に、そこで硬くなって石みたいになってしまってもいいという真の境地までです。死んでしまってもいいです。これ以上二度なくてもいいのです。 その愛を願わないですか? (「願います」)。女ばかり願って、男と一つになろうと努力してみなさい。可能でしょうか、不可能でしょうか? 絶対に不可能です。 なぜこういう表情するかというと、忘れないようにです。七十歳を超えた先生がそのポーズを取るには並々ならない苦痛です。君たち子供たちを正しく教育するポーズを取ります。忘れないようにです。 真の愛のために生まれました。投入して忘れて、一生投入する、永遠に投入してすべてを消化して、神の王宮の愛の実体者を創造するまで私はやるというのです。哲学においては、観念と実体の問題があります。 共産主義は「それは宗教から見れば観念だ。実体は万が一にも実体だ」と言います。そんな馬鹿な話はありません。存在の原因は、男、女が来る前に、愛を中心とした完成は愛に合うようにつくられています。初めから男自体も女自体も、自分を中心とした動機は何もありません。愛を中心として、女は男に合うように、男は女のために存在したという、理論的原則は絶対否定できません。この理論を否定する何の理由もありません。 この世紀に生まれたことを感謝しながら、真の父母に抱えられ、こういう教育を受けるのは最高です。あなたがたの神経が五感の焦点を合わせて一つになるところは何ですか? 真の愛についた場合には、目も鼻も口も愛してしまいます。見過ぎた場合には永遠に瞬きしたくないのです。開けたまま口は呼吸を失い、凍りついたまま無条件統一です。その境地に行かなければ神の国につなぎません。 君たちは愛のために生まれたのです。神の絶対なる愛のためです。神は絶対なる愛の王様であり、絶対なる親であり、絶対なる先生です。三大主体思想がここから出てきます。それを社会に見れば、王様は主人の立場です。学校制度の場合は先生の立場、家庭では親の立場です。三大の愛の圏を、これをつなぐことによって自分が天宙のすべての主人になりえます。王様の代わり、先生の代わり、親の代わりに、中心として立ちます。 三つとも必要です。ですから、勉強も必要です。家族生活のいろいろな料理の仕方も、日常の生活も必要です。着物を作るのも皆、愛のためです。愛を語るためです。食べ物を作るのも、愛の味を高めるためです。そういうふうにして、真の愛です。心を注いで料理をした場合には、おいしいこと、よだれが出る、涙が流れ、鼻のよだれが流れます。おいしい味の王者がそこに現れてきます。そのような料理を、ために作ってみましたか? アダムは神様の家です。アダムは神の独り子でした。人間から生まれて来て、神が直接つくった絶対なる独り子でした。エバもそうです。 それでは、イエス様は独り子ですか、二人子ですか? 聖書には一人です。独り子のイエス様と堕落する前の独り子とではどちらが貴いですか? 堕落しなかった場合には、アダムですか、イエス様ですか? (「アダムです」)。どうしてですか? アダムは神からつくられましたが、イエス様は堕落した後孫の女から生まれてきたのです。 キリスト教はこれを知らなければなりません。数千代の汚れた血統を条件的基盤に植えつけて、それを条件的な立場によって独り子として生まれたように認めたのです。もともと一人の方は神自体がつくりました。長男、長女が独り子であり、一人娘(独生女)であったことを忘れてはなりません。メシヤという者は、イエス様ではありません。堕落しなければ、メシヤはいらないのです。論理的にそうなります。 また、ここで問題になることがあります。アダム、エバは堕落しました。堕落したのに、堕落して神に追い出されて、ふたりがつき合って子供を生んだのですか、生まなかったですか? (「生みました」)。これは、ふたりが堕落した後、神様がエデンの園で追い出した後にふたりでチャンポンになったのですか? 追い出す前にふたりで一つになったのですか? 間違いなく、追い出された後で一つになっています。 そして、ふたりが一つに結び合って子供を生んだのが、地球上に住むアダムの後孫です。これを知らなければいけません。神とは何の関係もありません。アダム、エバは堕落の親になりました。悪い親になりました。親という名前は、愛の因縁を結んで子供を生んだときに出てくるのです。結局は、神の願わない愛の結束を延長して結びつけた万民です。悪い親は、悪い愛を中心として植え込んだ第一の先祖です。それで善悪の実を取って食べたのかどうか、はっきりします。 真の父母ではなく、偽りの父母になったのは、偽りの愛によって父母になったからです。偽りの愛はサタンを中心として、サタンのささやきによって、サタンの願う愛の結束体から生まれたのです。ゆえに、サタンの後孫になるのです。それは否定できません。 ですから、真の父母が来て、これを取り返さなければなりません。宇宙のすべてを知らないで堕落したのですから、今度は、先生がすべてをはっきりと教えます。このように無知な立場では完成はありえません。詳細なる自意識のうえ、分かったことによって、完成圏がなせるのです。その理論から見た場合に、偽りの父母で落ちたのですから、真の父母によって上昇する理論的観点を否定できません。分かりましたか? 真の親は真の愛の種を植え始めます。それでは、日本の天皇、神武天皇が真の愛の親になったのですか? それだけ差異があるのです。 高いか、低いか分からない者は、「天皇の子になれ、文先生の子供になるな」と言うのです。君は利口ですから、夢に考えても天皇の子供になれません。先生は夢に考えても、なりたくてなったのですか? そうではなく、国を捨てて、ここまでずっと這ってまいりました。そのような決意をして帰っても、成功して帰るのですか? 目的観です。「天運の相対圏の方向で、相対と、対応圏を中心に一家を治めよ。丈夫になれ。王様になれ」。それが直系アダム家庭に神が任された使命でした。ですから、先生を中心として、今、左翼、右翼を治めているのです。それで、先生の前に反対することはできません。国に帰る途中です。どこに帰るのですか? 先生はどこに帰るのでしょうか? 北韓です。北韓に帰れば……。 金日成はサタン圏の再臨主です。金日成を親と言っています。これまでサタン圏の長子権に立って四十年間王者として貪りながら、自分の一家繁栄のためにすべてを犠牲にしてきました。先生は、一家どころではなく、自分も投入し、一家も共に投入し、世界繁栄のためにやっています。世界の民主主義圏と共産圏を統合し、世界版図基盤の上に立った真の父母の名目で立っているのに、向こうは北韓という手のひらより小さい田舎で、だれが親を信じますか? それを先生が、今、教育しているのです。彼は知っています。どうせソビエトに寄るし、北韓に寄ってきます。日本とアメリカに影響を及ぼす文先生のバッグがどれくらい大きいかが分かるようになってきました。 今度のソ連のクーデターは全部失敗です。これは、先生が行って話しました。「ワシントン・タイムズ、押せ」と。すぐに電話しました。ブッシュを啓発しました。「押せ。火をつけよ」と、先生がこうなれば、ゴルバチョフがいまだかつて経験しなかったほどすごいのです。「アメリカと完全に一つになりなさい」と話しました。そういうときです。 世界の宗教や政治、心が、サタンを中心として良心と肉心が闘うように相対圏になっていません。本当の女、男の、本当の宇宙に対応する主体になっていません。客体になっていません。だらけています。 それを拡大して、宗教圏です。良心は全部宗教圏であり、肉身は政治圏です。肉身が良心をたたきつぶしてきたのと同じように、宗教界を犠牲にしてきたのが政治界です。それは世界的に先生の努力で発進し、明日から八日までにその方策は終わります。このような時代になったので、アメリカもカイン圏の世界も完全に一つにならなければなりません。それゆえ、こういう問題になって三日で、サタンの三日分別期間によって、ソビエト、アメリカが完全に一体圏になるようになりました。ゴルバチョフは疑いません。今まで軍部やKGBの背後に力を持っていました。ソビエトのバッグも分からないから、自由世界が両手を広げて交流することができませんでしたが、今はそうではありません。 ところが、宗教的、世界的な一つの外的な交友圏において、ソビエトも収拾する道はなく、アメリカも収拾する道はありません。今日のテレビやラジオでは「共産世界の空白をいかにして、だれが、何をもって、新しい思想で埋めていくかということが、今後のソビエト世界を収拾し、それが第三世界の理想になるだろう」と結論していました。 それをだれがやるのですか? 神と神主義とヘッドウィング(頭翼)が真の父母に属するものです。ゴッディズム(神主義)は垂直圏に属する垂直平行を合わせ、世界兄弟全部を合わせ、球体理想として愛の球体になります。それから球体はどこにあっても垂直と通じます。表面は理想圏ですから、表面圏、世の中は不平を言うことはできません。分かりました? サッカーボールが転がって止まった場合、どの面でも垂直と通ずる平等な面を持っているから価値観によって平等な世界、バランスの世界に到達するのです。 蕩減復帰は、最初、どういうふうにしていったのでしょうか? 復帰は、創造原理によってなされていきます。復帰は、環境をつくり、主体、客体、個人的完成をなします。その足場を固めていかなければなりません。個人の良心と肉心とが、主体、客体が神の愛を中心として一つになったでしょうか? なりましたか、なっていませんか? 君たちは良心と肉心が闘いますか、闘いませんか? 自分が何パーセントになっているか、よく知っています。自分のすべてを投入して観察してみなさい。自分のいい着物があったならば、怨讐に皆、やりなさい。一番いいものを後ろに隠して、悪いものをやるというのでは、理想の愛の世界は求めることはできません。サタン世界は、いいものは尻の下に隠して悪いものを出してやりますが、いちばん貴いものを愛の相対圏に提出するのです。そこで真の人、真の旦那さん、真の父母、真の子供、真の王様、真の国民になるのです。愛の相対圏拡大です。 部落の中でいちばんやかましい問題の女、問題のおじいさんがいるとします。それを自動的に屈伏させなければなりません。その二人を一年、二年、三年で屈伏させた場合には、部落全体はあなたの足場になってしまいます。あなたは神の上部の支え軸になるし、あのおじいさんは下の支え軸になって、部落全体を回してしまいます。復帰はこういうふうにしてきます。主体と客体原則です。 君たち、良心と肉心が一つになって、「神の前に私を占領するサタンがありません」と勝利的宣布して捺印を受けた場合には、サタンは再び来てこれを押しつけることができません。自分の先祖がそういう者だった場合には、何千代後でも、その基盤の上に家族的出発が可能です。蕩減基盤です。分かりましたか? そうなったら、君たちはいつ蕩減基盤を持てるのですか? 先生は「百二十人、開拓伝道しなさい」と言い、韓国から出動しました、七十年から。その後百二十人伝道して帰って来た教会長は何人いますか? 三年も行かないで……。先生の命令だったら、生涯かけてもしなければなりません。それを失敗しました。ホームチャーチは、百二十軒を最小とした三百六十軒を中心とするのですが、お母さんの親戚、子供、娘、親戚の娘たち等々、自動的に三百六十軒になります。「ホームチャーチをやりなさい!」と言いましたが、成功しましたか? 皆、失敗です。その責任をだれが負いますか? 先生が負います。 今度は、その世界的蕩減で、民主主義世界、共産主義を並べて、開拓期から個人的勝利、家庭的勝利と、蕩減基盤を全部先生がやってきました。僕の僕から八段階、すべてやってきて、サタンと神を真っただ中に闘って基盤をつくりました。それは神様もサタンもそれを粉砕することはできません。先生もそこに立った場合は絶対権限です。勝利圏です。 それは、君たちはまだ持っていません。先生がその取ったものを捨てた場合には、エンパイアもアンテナがとれると下に落ちますから、これを防備するために氏族のメシヤを設定して送ってやるのです。これを反対するものはありません。歓迎するばかりです。 今、ゴルバチョフが全世界に登場しました。将来はそれ以上になります。文先生の言うとおりにやりなさい! 先生の言うところに迫害はありません。父母から迫害され、兄弟姉妹関係はもちろん親戚関係、一村、一国家を代表して反対されたのですが、今になっては、文先生に祝福されたらあなたがたの父母たちは反対してきません。 「偉いことをやったな! この小さい細い、何の力もない女の子が、りっぱなことをして韓国に行き、一目見たら逃げ出しそうに見えるのに、どろぼうのような山男のような男を抱えて天宙復帰するとは。やあ、恐ろしい」と考えるようになってきています。そして、ひざまずいて「両親より偉い。兄弟より偉い。一家すべてを相続しても惜しくない。自分たちの過ちを悔い改める」となってきました。 女の子として生まれた自分を、父母は心配ばかりかける娘だと思ったのに、その娘が「私は日本を超えて世界万民を救い、世界平和のために闘いました。絶対一流になりました。涙の道がありました。腹も減り、殴られ、唾もかけられました」と、自分のためではなく、世界のため、平和のため、万民のために行い、親の骨肉が溶けてしまうほど涙を流し、その前に立つことができないような実績内容を報告するのです。 それを聞いても、ひざまずかないような悪辣な親なら、「私が悪いです」とずっと言いなさい。そして、「こういう女の罪よりも、韓国を侵略した罪はいかばかり恐ろしいか、分かっていますか!」と言うのです。それを責めるために来たのではありません。過去を正し、未来に平坦な道を探り、山と川をなくすためです。 そういう時代になったら、私が先導し、「一族が天国に向けて直行する時代に来ました。訪ねてその方向に向かいましょう」と忠告するばかりです。 愛国の男が、女が必要です。世界の聖人の行く後を継ぐような一家において、そういう男女を持つ誇りはいかばかりでしょう。「それを反対する親戚の者は手を挙げなさい。歓迎する者は両手を挙げて!」と両手を挙げて歓迎します。「サインしてください。捺印してください」と、百二十人がそこまで言うようにしなければなりません。 私が一週間教育します。徹底して、愛国心、愛国精神を一家に教育します。名前を書いて来なかった場合には、怒鳴りつけます。「おじいさんの名前で恐れません」と正義に立ちます。勇気ある者は先頭に立って滅びる国、世界を救います。それは歴史の方向です。何でもやれます。 反対する者はありません。それを難しいと言う者は死んでしまいなさい。死んでいるのです。分かりますか? 女が問題です。いつでも女が問題です。では、女が問題で、男は問題ではないですか? 女のしっぽについて回るのが男です。エデンの園でアダムがそういう堕落をしたのですから、女のしっぽを駆け回らないように注意しなさい。 復帰した天使長になれません。復帰した天使長、復帰した洗礼ヨハネ、アダム復活体、イエス復活体、それから再臨の相続体とならなければ、天国に入れません。いいですか? 天運に保護されるには、一身において心身一体圏を求めるのです。そうなれば、私は天運に保護されます。一身保護される男と女が愛のために生きるのです。愛を中心として完全一体化して永遠に分別されないような父母、理想的な一体圏をなしえた場合には、そこに神様が臨在するのです。 これが上下合わなければいけません。これが一つの周波です。プラス、マイナス、これが一つにならなければいけないのです。愛のために生まれた男女は、永遠に真に一つになって離れないために祝福されたら、永遠の愛に一つになった場合にはどうなりますか? 結婚するのは、縦的神を占領するためです。結婚は、縦的な真の親である創造主なる神を占領するためです。横的な平面に自分が一体になったなら、これが縮小して丸く縮まる円形を中心として平べったくなります。こういう位置にできたら、自動的に、中心が初めです。垂直線が初めですから、これが縮まって核心になり、平面の愛は副題になります。副会長と同じ副題になって、一つになります。 それは、二つの愛の核心愛が垂直を代表し、それを核心の副題が平面を代表してつながせ、真の父母とともに一つになるのです。生まれてきたのは良心と体です。良心には垂直の神、垂直の神の愛を伝統として存在し、生まれてきた自分が良心の自分です。ゆえに、良心は垂直の自分です。それを核心、中心、横的に結びます。これは真の父母、真の愛を中心として連結して生まれたものが肉身です。肉身は平面の真の愛を中心とした自分です。仏教では分かりませんでした。ですから、人間がこのように垂直と平面に立っているのです。十字架がそれを象徴しています。 一つの主体、客体として男が主体ですか、女が主体ですか? 男が主体なのに、女が悪いのではないですか? 初めから投入され、もらえるところです。いちばん最初からもらえるところが女です。だから、女はもらいたいというのです。 お嫁に行くのは、韓国では愛を受けるために行くと言います。日本にはそういう話ありませんか? なぜお嫁に行きますか? 愛を受けるためにですか? 初めから旦那さんに投入するのです。旦那さんに投入し、姑にも投入した場合には、一族が、兄、姉、弟妹、全部天が、天に代わる真の家庭を思うのです。新しく来た者には相対圏がないので、投入してやるべきなのに、投入してもらおうとするのは大変です。そこに、破壊の蕩減的歴史がはらんできます。 主体圏をつくれば、客体圏に投入しなさい。環境に主体環境をつくり、それがプラス、マイナスで大きい世界です。氏族に対して一つになった場合には、自分がプラスとして氏族がマイナスとして消化していくのです。投入し、投入し、何回も回ってまた投入です。投入して色を染められます。相対圏の花が投入した場合には、絶対なくなりません。創造していきます。再創造です。 最小限そこまで、家庭、氏族、国の三段階をつながなければなりません。先生を中心として個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、縦的勝利の基盤をつくったのですから、横的な中心の根、中心の幹、中心の茎、中心の穂先が、ちゃんとできています。これはずっと大きくなりました。 春になれば、いっぺんに枝が生えてきます。今春の時代になりましたから、先生は枝を宣布しました。枝が蘇生です。自分の親はアダムの立場、イエス様は自分の立場、再臨の主は国を代表します。それを平面的につないでいます。ですから、先生の権限で皆、勝利したのです。イエス様完成です。祝福家庭はイエス様の家庭に先立ちます。アダムとイエス様は一つになって、蘇生のアダムをつくる権限で、自分の親を堕落しなかったアダムの位置に戻してやることによって、蘇生、長成、完成、天の完成圏をつくるのです。堕落しなかった国家、世界に通ずる自由的、自動的な連結圏をつくるのです。真の親の恩恵によって、自分が生まれた故郷が天国の故郷につながれるのです。 自分の親がアダム、エバが復帰された親の立場に立って蘇生圏、自分が長成圏、真の父母が完成圏ですが、それを中心として横的に自分の故郷がつながるのです。ここにはアダム完成があり、イエス様完成があり、再臨の完成があります。そういう実が家庭内で結ばれるのです。 蘇生圏、長成圏がありますから、その親、父母もまた、天国圏で堕落せずに蘇った基準を覚悟することによって、故郷のすべてが天国の故郷につながれるのです。 君たちが生まれた所は故郷ですが、それはサタンの故郷です。故郷を復帰しなければなりませんが、氏族のメシヤ圏でなければ、復帰されないのです。 完成されたアダムは、長子権完成したアダムです。アダム完成した夫婦は、真の父母権完成です。アダム完成したその家族は王族となります。王圏復帰の基台になります。堕落しなかったとすれば、アダムは神様の王子であり、エバは王女です。間違いありません。それが成長して父母になった場合には、神様と一つになった人類の真の父母になるのです。その真の父母の基盤は自動的に拡大し、真の王宮の基地になります。 王圏復帰といっても、サタン世界の国を言うのではありません。もともとアダムを中心として長子権、親権、王圏を失ったのですから、君たちの家族を中心として再び愛の父圏を再現させて、蕩減の勝利圏を求めなければ、すなわち真の愛を中心として王族として神に帰った基準を復帰しなければ、もとの天国に入る道はありません。分かりました? アダム、長男を中心として、例えば、日本の天皇は万世一系の伝統があり、これをサタンは利用したのですが、それから、次子、次男、次女たちは皆、王宮の伝統的心情圏を体恤し、国民として拡大していくのです。結局、真の愛を中心として、王族圏の心情圏をつながなければ天国に入る道はありません。これは原理の最終的な結論です。 君たち祝福家庭は、その基準を中心として、心情圏、相対圏、客体圏をつくらなければなりません。先生が主体であり、君たちは客体です。自分の家を中心として、アダム家庭を中心として見た場合には、おじいさんは神様です。自分の親は、アダム、エバ、王様です。自分の親は家庭を代表した王様であり、そして自分は、神様と地上の万民の家庭、王様の子供ですから、地上天国の王子、王女です。 ですから、一族の中でおじいさんは神様のように侍らなければなりません。分かりましたか? 神様が王様になったように、天地共に王様の中心に、王の王の立場になったのように、自分のおじいさんに侍らなければ天国に入れません。大変なことです。 それから、自分の父母は、五十億家庭の中心、王様です。それは拡大したからですが、反対に縮小して考えると、現代の家庭を中心として考えると、父母はその家庭の代表ですから、家庭の王様なのです。万国の家庭を代表した王様の立場に立っています。 自分たちはその地上天国の王宮の王者、王臣の立場に立っています。 その心情圏を体恤しなければ天国に入れません。そこに入るために、家で勝手なことはできません。王子は、多くの規則に従いながら、それに背かないような礼儀正しい行儀、修練を受けなければなりません。こう見れば、祝福家庭の旦那さんは奥さんの部屋に入るとき、万民の王様としてお姫様を迎え入る荘厳な場です。自分の子供は、日本の王宮で王子を貴く育てる以上にしなければなりません。その家庭に入っておじいさん、お母さんに反発したり、反対することはありえません。すべて、ために生きるのです。その家系は愛を中心としていかなければなりません。愛のための論法によれば、おじいさんもお母さんも兄さんも姉さんも、代表した王様のように尊敬するのです。 君たちも、自分のおじいさんが神様になればそれ以上いいことはないでしょう。自分のお父さんがこの宇宙すべての国を代表した王様になれば最高に偉い、そう願うでしょう。 自分も、相続しうる天下すべての未来の主人になる王様、王女の立場に立ちたい、それが人間の最高の欲望です。その心情圏を体恤しなければ、絶対なる王様、神の子供になる資格はありません。考えてみなさい。一属国の王様ではありません。万民の、大宇宙の王様の中心者です。王の王のその子女、その実子になるということにおいては、サタン世界の習慣性がついた行動をなす者には簡単な道はありません。 これは最後の先生の教えでしたので、七月二十八日に、アメリカ全国の食口を集めたのです。先生はすべてをなして、故郷に帰るのです。金日成を消化しながら、ここを中心として、アダム、エバの本然の家庭に帰らなければなりません。悪父母を出発した枝のものを蕩減復帰するには、家庭を通過しなければなりません。そのためには、偽りの愛を中心として出発してサタン世界に生まれてきた者は、蕩減復帰してアダムの本然の理想的な愛の王宮圏を通過して、そこからつなぐのです。それが天国の王宮と天国の国です。このように交差点を通過します。 向こうから、地上天上天国の始まりです。話しばかりではなく、そういうふうに体恤しなければいけません。その過程を通過していったものは、堕落しない天国の国民であり、王宮の王族です。神様と真の父母が天上の王様です。それに比べて、君たち堕落した人類、日本の女の子や男の子たちはとてつもない立場です。どれくらい心情の距離があるかということです。 この基準を地上でも果たして、実体験の事実を発見しない以上は、霊界、永遠を通してその過程を通過しなければなりません。地上だけに相対者があるので、努力すれば相対圏を得て完成圏を得ることができるのですが、霊界には相対者はいません。相対圏はありません。霊界が発生基地ではありません。地上です。地上を超えて、向こうの霊界へ行った場合には、新たに相対圏を決める道はないのです。 ですから、何百年、何千年に一回の特別なときです。天の運勢に合わせないで、少しカットしても何億年も延長される道が残るでしょう。こうしなければ、原理が合わないのです。 なぜ天国を失ったのかというと、天国の王様と天国の心情圏と天国の王族を失ったからです。その天国の国民と、天国の王族と、天国の心情圏とを、天国の神様とをつなぐことで復帰するのです。王族圏決着の基準を通過しなければ、天国に入れません。それが最後の結論です。 長子権、親権、王圏の復帰は、この基準を言います。王圏復帰の立場に立って、神様の前には長子になるし、真の親の立場です。王圏の出発がそこを中心として連結されます。このような直接関係圏に、相対圏に神の王宮の王族圏の相対圏に立たせてくれたのが祝福です。 主体、客体が一つになります。その一つになったところは、世界的に天宙的、対応的因縁で共に利益の環境を残すために運動を続けていくのが、永遠の愛を中心とした天国の生活です。 今度集まったのは、これをはっきりするためです。自分の旦那さんを、王様のように考えたことがありますか? 先生の話は全員の話です。それを否定できる何ものもありません。いつ天宙を対応した長子として、神のように勝利の旗をたたえて自分の前に立った男として考えたことがありますか? 「顔がどうだ、目玉がどうだ」と、考えたらだめです。年を取れば皆、顔が崩れていきます。愛の価値は永遠にあります。 どうですか? 旦那さんを王様として、自分はお姫様として王様を迎える世界すべてが尊敬する瞬間には、愛の懐に入ると考えたことがありますか? そういう価値で自分の子供を生まなければなりません。生むと同時に、はらんだその日から、王子、王女をはらんでいます。ですから生まれるとき、天下すべてが、朝日が昇る希望の皇族がついてきます。そのように相続される後孫が生まれてきます。 そういうことを考えたことはないでしょう。それを初めて聞くでしょう。しかし、君たちは韓国の地で先生に会ったことによって、緊急な歴史転換期において、ソビエトのことなどの話を聞いています。その最高の欲望の栄光の花が爆発する瞬間に、その直接の教えを受ける栄光がいかばかり貴いかということを君たちは知りません。 手を握るときもそういう思いを持ちなさい。真の愛を中心として、天地に歓迎される皇族の歩調を合わせて歩くのです。そのような散歩をしなさい。 日本の方、これを一所懸命に生きた場合には天国は自分のものになります。神様の王宮は自分のものになります。そこには境目はありません。 王族心情圏を歓待しなさい。その地には坂や陰になる何ものもありません。平地であり、すべてが歓迎され、万年の愛の世界がつなぐでしょう。そこの主人として立ちます。自分の一族がこぞってその栄誉の価値を知って入籍して天国に入ります。入籍します。新しく入籍して国に入ります。清い開闢の氏族長として、メシヤ、親として、わたしが引っ張って入りましょう。そういう実体験をつくれば、サタンがいくら脅しても落ちません。堂々と、自分の基盤を中心として天国の理想郷に平面の立場で歩いて入ることができます。すべて蕫ため﨟でしょう。 なぜ韓国に来ましたか? 男は王女を迎えるため、女は王子を迎えるためです。慎重にしないと、天国の貴族にはなりません。天国に行かないと貴族になれません。 そういう姿勢、そういう目的でたどってきた男や女は、韓国の山川草木が敬うように、「よく来られました。ようこそおいでなさい」と言われます。それに従って、霊界の韓国の霊人たちも歓迎します。 日本の民族感情や一国の怨讐圏の過去を忘れて、一族心情圏に立って堂々と歩み、王族圏に案内してやるような思いで迎えるのです。それが分かれば、一生涯苦労してもいいというのです。先生は将来監督します。何の苦労をしてもいいです。王子、王女を生んで、世界を伝統的に相続する主人を残していけばいいのです。それが目的です。君たちも同じです。 一族を中心として、万民が考える王子、王女のような氏族を残していくのが親として、王族の父母として生涯かけてなすべきことです。 もう三時半です。二時半ですか? 右翼、左翼のことも整理しておかなければなりません。堕落したために、アダム、エバは頭がなくなり、頭翼を失ったのです。そこで、右翼と左翼が生まれたのです。左翼が兄の立場、右翼が弟の立場にあって、交差しなければなりません。いつまでに交差しなければならないでしょうか? これは家庭基準から出発しました。家族基準からイスラエル民族編成まで、ヤコブの家庭から、イスラエル氏族を中心として民族、国家基準まで拡大したのです。戻れば、アダムを祝福し、アダム家庭ができたら、国をつくらなければなりません。国が目的です。国ができたら、自然に世界になります。家庭ができたら、自然に氏族になります。氏族ができたら、自然に国家になります。アダム家庭が完成すれば、そのまま時間的比例をもって、氏族編成、民族編成、国家編成、世界編成と、皆、できるようになっているのです。 それをサタンが皆、取っていきました。結局、アダムの理想も神の理想も分からないようになりました。それでサタンは、カイン、アベルの闘いをさせました。アダムがもともと住んでいた所は国です。家庭が成長すれば、氏族ができますが、氏族の国が民族です。蘇生、長成というのは、一つの存在圏です。 旧約時代、新約時代、成約時代と同じように、蘇生、長成、完成と一つの公式単位です。国家基準を中心として右翼、左翼があります。アベル圏がユダヤ圏であり、カイン圏がイスラエル国でした。その二つが、神の創造した理想の環境内に主体と客体が、愛の母体を中心として一つにならなければならないのです。愛の主体に来られるのが、真の父母です。 真の父母が家庭的父母であり、氏族の父母であり、国家的父母であり、世界的父母、天宙的父母、もちろん将来的には王様になります。ですから、初めてメシヤが来られることによって、ユダヤ教は右側、イスラエル国家は左側になりましたが、この両者が、主体、客体として、愛を中心にイエス様を中心として一つになった場合には、サタン世界はなくなってしまいます。環境圏内に主体、客体が一致した場合は、神の主権復帰のみ残り、サタンの因縁はなくなります。 そういう基準になるべきなのに、イエス様が、アダムがヘッドになって右のユダヤ教が一つになったならば、イスラエル民族は自動的に治まります。中心と右が一つになった場合には、左を抱えることができるのです。それが国を中心として、ローマをはじめ世界的な各国の真っただ中に、勝利的な真の父母の立場、真の王の立場、真の長子権の立場に立ったからです。 すべての男と女は、アダム、エバに侍らなければなりません。長子の立場、長女の立場、真の父母の立場、王圏の中心の立場に侍らなければならないのです。絶対服従しなければならない立場です。 イエス様を中心にして全体が一つになろうとしたのに、反対し、逆に十字架につけてしまいました。国家的実体として、イエス様を中心にして右の強盗と左の強盗が十字架につけられました。象徴的です。ここから世界的な右翼、左翼戦争が世界に発展し、再臨の時代までつながるのです。 ですから、最終段階において、キリスト教文化圏を中心として、右翼、左翼圏を収拾しなければなりません。イエス様を中心としてできなかった場合には、右翼を中心として左翼を中心として収拾しなければなりません。 それからバラバがあります。バラバは、イエス様の背後で何の功労もなしに四千年ユダヤ教を中心とした勝利的基盤をすべて取ってしまいました。それが回教です。イスラエル民族二千年間、イスラエル民族を通用した空白時代に占領して入ったのです。ユダヤ教の怨讐とサタン圏の内的宗教を代表したのが回教です。 イエス様が死ぬことによって左翼、右翼が植え込まれましたので、世界的収穫として、右翼、左翼が結実体になって闘いながら再び現れるのです。その最中、再臨の主が、イエス様の死後蕩減復帰によって現れた右翼を結束し、左翼を結束し、共に消化しなければならないのが、第二次大戦後です。キリスト教文化を中心にして完全に統一すべき時代でした。 それが、統一されなかったのです。もし先生を中心として統一されていた場合は、キリスト教文化圏を中心として七年間で、一九五二年までにはキリスト教世界が治まっていたのです。それが四十年延長し、一九九二年になったのです。 キリスト教のときには国はありませんでしたが、先生のときには、国とともに治めなければなりません。アメリカのキリスト教は体を持ちません。体はローマで失いました。ローマ文化の終着点はアメリカです。キリスト教から見れば、アベル圏のプロテスタントは新教ですから、アベルの立場です。ここにおいて、失ったイエス様の実体の代わりにアメリカの実体を復帰しなければならないのです。そして、アジアに連結させ、霊肉一体化したアジア大陸世界統一圏に進むというのです。 この過程において、西洋文明、東洋文明は進みます。太平洋文明圏が生まれてくるのです。今、ヨーロッパが一つになっています。その文化的、背後の基盤になるのは、キリスト教文化圏です。イギリスの歴史でもドイツの歴史でもフランスの歴史でもなく、怨讐圏の伝統として受け継いだ民族的な文化の基盤しかない状況にあって、歴史性を超越した共通的な文化的背景はキリスト教文化しかないのです。いろいろな雑多なキリスト教派を中心として、統一文化圏をつくるために、新しい再復興運動が必要なのです。ヨーロッパも必要です。それを目指してヨーロッパが経済的に統一されたら、すべて自給自足できます。日本など、ダンピングしても入ることはできません。 自給自足圏を中心として、ヨーロッパが第一世界主導圏、主体圏に立とうとしますから、アメリカは自動的に、それに対抗しうる南北アメリカを結束しなければなりません。南北アメリカの国を超えた共通の文化的基盤は、まさしくキリスト教文化です。南米はラテン文化、北米はイギリス文化ですが、それがカイン、アベルとして闘っています。これを統合しうるキリスト教文化圏の結束を急がなければなりません。 結局は、西洋とアメリカを中心として、歴史の背後に連結するキリスト教文化圏において、自動的に治まります。同じ文化なら、生活も同じ、目標も同じです。ですから、南北アメリカにおいて統一されたキリスト教新教運動を急速に推進しなければなりません。ヨーロッパも同じです。それによって、膨大なアメリカと西洋圏が一つになって太平洋に帰って来るのです。イエス様の体を復帰するのです。それから、精神文明圏であるアジアを、イエス様を中心として一つの世界的指導国家基準で収拾しなければなりません。 それをなすのが文先生です。東洋文明をバックグラウンドとしてキリスト文明を復興統一した未来の内容を持って、キリスト教文化圏を収拾して世界的連続背後関係を組んだのが、今度の二十七日に始まる世界平和宗教連合の結成です。超宗教的です。宗教が一つになって新しい宣言をします。 世界平和のために宗教が固まって、世界の平和という目的をなすために、一つの方向にまとまらなければなりません。宗教圏がすべて一つの方向にあるべきです。この一つの方向は良心を代表します。ゆえに、宗教圏結束は先生を中心としてなすのです。 政治は体を延長したものです。体、つまり政治的、世界的連合体として世界平和連合を八月に結成します。八月を越えたらだめです。この結成により、政治的、宗教的背後からレバレントムーンを中心として南北アメリカ、ヨーロッパは、キリスト教の再復活をなしうる内容を持つようになります。東洋思想と西洋思想一つになしうる内容があります。 それが今、世界的危機によってアメリカと共産主義、それはシリアを中心としたローマの郷と同じですが、四十人、イエメンのそれは回教の四十人です。エジプトは回教圏も治めています。 ユダヤ教とキリスト教は互いに絶対怨讐視してはなりません。怨讐のため、宗教戦争とともに人種戦争が起こります。そうすると、白人は三分の二は殺されます。恐ろしいことです。 それを先生は知っていますので、先生の説教集にもありますが、五十年前に、共産主義の解放の後に回教解放をいかにするかが問題であると語っています。今度の戦争のために、ブッシュ政権に「絶対に宗教戦争に入ったらだめ。宗教戦争は長引く」と、力強く忠告して影響を及ぼしました。四十三日、四十三年、四百三十年、四千三百年の、象徴的なサタンの権限はピシャッと抑えました。 キリストが住むことによって右翼、左翼が生まれましたから、再臨主が再びアメリカを中心として右翼を動かし、復活して再臨の主として再び来られて共産圏の前に立ち、それと右翼圏を一つにするのです。これで、イエス様は死なずに、頭を持ち、神の垂直線をつないで右翼圏を治め、左翼圏を治めて進展しましたので、回れ右して帰るときになってきたのです。 世界長子権、父母権、王圏復帰、条件的勝利基盤をつくって帰って来ましたので、右が左に、左が右に変わっていきます。ですから、左側も神に属する時代になってきたのです、 それゆえ、共産圏の二世は先生に属しています。七数に宿る、上部の四数、東西南北の環境です。そこに蘇生、長成、完成、これも運動します。垂直もそうです。これが環境を客体にして世界平和環境を統一圏に治め、蕩減の勝利圏を世界的に超えていくのです。回れ右したのですから、堕落した世界から国へ帰り、もともと創造理想である神を中心とした王宮、王族権の心情圏を通過した向こうの世界から天国はつなぐのです。 ここを超えていくには、すべてが無でなければなりません。祝福家庭がいても、その家庭は自分の家庭ではありません。旧約時代、新約時代、成約時代がありますが、旧約時代は物を犠牲にして子供が救われる道を開くため、新約時代は子供を犠牲にして親が来られる道を開くため、成約時代に真の父母が来られて四十数年苦労したのは、神を地上に迎えるためです。垂直点と真の父母と家庭によって結着します。こういうふうにしてすべてをゼロにします。 あのときは、そうではありませんでした。アダム、エバは真の愛を中心として結婚して、向こうの世界を超えるときにすべての所有がアダムの所有、神様の所有になるべきでした。今の前段階には自分の所有というものはありません。これは創造圏により無です。それが自分の認識、自分の家庭だったとすれば、サタンから続いている家庭観念です。 自分はアメリカ人だとか日本人だという観念があった場合には、それはサタン世界からの因習、習慣的にもった観念です。完全に無です。愛以外にはありません。原理結果主管圏と直接主管圏をつなぐ五パーセントの責任分担完成は、愛によるものであって、他のものではありません。愛以外にありません。愛とは、絶対観念です。その愛を抱えるために、サタンの好きな観念は一切なくさなければなりません。 あなたがた祝福家庭から見た場合には、物は旧約時代、子供は新約時代、自分、実体は成約時代です。それを蕩減復帰しなければなりません。すべてが愛に結着し、それを所有観念を超えて、家族とともに、神を中心として天宙所有権が生まれるべきです。しかし、堕落家庭では逆に、サタンを中心として所有権剥奪の問題になったのです。それを再び復帰しなければならないのです。これを超えるためには、日本も韓国も自分の所有権は捨てるべきです。 日本の食口たちもそうです。緊急、緊迫なる経済状況にあって、自分の財産は問題になりません。世界的、天宙的対応をすべきです。自分のものを自分の子供の将来のために残すというなら、天国になりません。まず、神の所有権に帰して、自分が超えた後に、再びもらうことによって、新しい所有権時代が到来し、もとの世界に帰るのです。 物は旧約、子供は新約、自分実体は成約というように、縦的に旧約時代、新約時代、成約時代と見た場合、これを横的に物と子供と実体、これを中心として神の所有権に属した後に、神の所有する宇宙でアダムは完成し、そこから相続権をもらうようになっているのです。こちら、自分の所有は全部サタン圏ですから、そのエッセンスすべてを否定しなければなりません。だからその場にあっては、子供は自分の子供ではなく、金も自分の金ではなく、自分の夫婦も自分のものでは.ないのです。ゼロです。 それから、真の父母を中心として、本当の完成圏に再び入籍する圏において、再び自分が献納したものを全部もらうのではなく、神から所有の何パーセントかをもらい、自分の必要な基準に合った所有から天国生活が始まるのです。それが原理観です。先生の話ではありません。こうしないと、サタンの所有時代を完全に聖別できません。 今まで個人所有時代を中心として、民主主義としても、社会主義制度と同じでした。金があっても皆、税金で取っていきます。共産主義に次ぐ次の段階になっています。最後には神の所有権以外ありません。皆、神に献納して、そこから永遠に再びもらって地上に生きるだけです。生活消費財として使うための所有であって、永遠の所有ではありません。自分一代が死んでいった場合には返還しなければなりません。三代続いたら、返還です。そういう時代になってきます。分かりましたか? その時代の前に、転換期にそれを準備しておくのです。なぜなら、再創造のときには観念がありません。原料だけあって、日本人やアメリカ人という観念や自分の所有、自分の金というものはありません。愛だけです。愛を中心として、全体が収拾されなければなりません。愛以外になく、ゼロの境地で通過していくということです。 愛の王族権以外にないのです。それを得るために、すべてを蕩減しても感謝していくような実在にならなければなりません。再臨のイエス様が死ぬことによって失ったアダムが復活します。それによって、十字架圏の右翼圏、左翼圏を治めて、回れ右するのです。そして、バラバ圏も反対しないで後についてくるようにして、本然の国に帰るのです。帰るときは反対に、歓迎する道を願っていくようになった世界的転換期になっています。 何か分かりましたか? 君たちは聞いても分かりません。先生は実行したのです。闘ってやってきたのですから、いかばかり距離があったでしょうか? 膨大な内容ですから、こういうふうにやらないと理想世界の根本を通過する価値を祈ることはできません。 人間の最高の欲望のすべてを完了して、天地すべての主人の価値観を持つようにして、天上天国、地上天国の王者に立ちたいのが人間の最高の欲望です。それに満たされた完成圏は、それ以外の何ものも必要としません。それから無限大、無限解放、願うとおりに得られる解放圏です。善良なる神様がつくった理想郷は、いかばかり素晴らしいでしょうか? 君たちもこのとおりに行かないと、本当の主流の天国には入れません。貴い話です。分かりましたか? 右翼、左翼はだれによって治まったのでしょうか? イエス様が死んだとき、右翼、左翼が讒訴する境が生まれて歴史的な世界で闘争圏が残って世界的結実したものを復活し、すべてを治めるために、再び右翼圏の民主主義を収拾し、左翼圏の共産主義を収拾し、アラブ圏すなわちバラバ圏を収拾しました。そして十字架の基準で勝利圏をなして復活し、再臨の時代として開闢の万国世界に向かうのは、真の父母です。右翼、左翼の思想から見て否定できない世界的中心者です。 イエス様が国の真の父母として世界的な国になろうとしましたが、今の時代は世界的です。神人一体化した勝利圏を求めて、一九七五年に韓国で国際機動隊を出発しました。国際機動隊を中心として国の長成基準を引き継ぎ、以後、勝利の基盤をもってアメリカ実体復帰基盤を復帰し、政治的に絡み合うダンベリーを通過しながら、実体圏を復帰し、カイン圏、アベル圏を修正しました。これを復活して再びすべてを神の方にまとめました。 もはや怨讐がありません。解怨行をなすことによって、新しい地上権限の時代に移行しています。分かりましたか? (「はい」)。返事がすっきりしませんね。 これを相続するには、氏族のメシヤとして故郷に帰らなければなりません。それで七月一日までに、「氏族メシヤとして自分が使命果たします」と誓って登録したでしょう。登録していない者はいますか? 日本から来た者は、日本を代表して延長して故郷から青年層につないできなさい。つないで、ここによってやるというのです。あれは本郷地の代わりにやるのです。本郷の代わりに氏族圏、二つの氏族をまとめます。カインの氏族をまとめれば、アベル圏はすぐに復帰できます。ですから、本郷地の聖殿そのものです。 そして、一九五七年代、先生を中心として韓国を出発するとき、百二十教会建設もそのためでした。それが完成できず、ずっと失敗してきました。その責任のために先生の家庭の興進様が亡くなりました。喜進様が二番目でした。二番目は皆、亡くなっています。先生の叔父で二番目のかたも客死しています。家で死ぬのではなく外で死ぬのです。先生のおじいさんのところもそうです。先生の父は長男でしたが、次男の文長老のお父さんが客死しました。先生の三大食口の中では劉協会長が三食口を代表した二番目が客死、聖進様の弟である喜進様が二番目で客死、興進様もお母様が生んだ二番目で客死しました。蕩減のケースは恐ろしいものです。それをやらなければ、国がやられるのです。 エバ国としての日本において、統一教会が主体、日本の国が客体として消化するようになっていません。しかたなしに、今、お母様を日本に送っています。お母様を送ってつないでやらなければ、日本はどうにもなりません。 エバが金を全部持ってサタンの方に逃げていきました。緊急な復帰時代において、欧米諸国のカイン、アベルの金はエバの懐に一つになって返ってきます。それを皆、お父様のところに持っていき、アジア、霊肉分化したイエス様の肉体とキリスト教文化と西洋文明統一のために使わなければなりません。 日本人が西洋文明圏に金を投入すると、皆、盗まれます。アジアのために使わなければなりません。アジアの国は四十年前に日本に侵略制圧されて以降、だれも狙わないのですから、韓国民を中心にしてつないでいくのです。そうすれば、自動的に日本のエバ国の使命が生き残るようになります。 今、韓国は金日成と一つになろうとしています。アメリカもそうです。アメリカも北と一つになることによって、膨大な中共とソビエトを直接相手にしなくてもよくなります。国境紛争がなくなるのです。二つの国があったらいいとして、日本もアメリカも願いません。それでは、神の摂理が長引くのです。 ですから、金日成主席がこの前、金丸を中心としてアメリカと一体化運動をしています。悪魔の代表として金日成が、日本の金と日本の実力をもって、統一教会が反対する共産圏を中心として、アメリカの天使長圏を結んで、反対の工作を狙っています。 それを先生が防御しているのです。アメリカにはブッシュに手紙を送り、背後で防御したのです。それを君たちは知りません。責任者は、いかなる難しい環境を超えても果たさなければ、世界的な摂理上の勝利圏の結束は生まれてきません。ソビエト、中共も動かしました。日本の政権もそうです。今度、安倍さんが亡くなり、三派分裂の危機に陥ったのを保護させたのは先生です。 皆さんは先生が何をやっているか、知りません。それをするには、それは簡単なものではありません。摂理的な使命観から、先生がエバ国家を認定したのです。本当は摂理において誤った国を放棄しなければならないのに、なぜアメリカをアベル国家に立たせたのでしょうか? それは、イスラエル国家とキリスト教文化が切られてしまったら大変だからです。蘇生、長成なくしては完成圏、統一圏はないのです。 死の痛みを感じながらも、堕落したカイン国家としてアメリカを再び立たせたのです。それゆえ、アメリカ独立解放運動は先生が責任を持ってやらなければなりません。それで十六年間闘い、フォードを中心として条件的勝利をし、レーガン大統領、ブッシュ大統領と、四大大統領を相手に闘ってきて、勝利的な基準を中心として国家的基準においてカイン、アベル圏を結束して勝利したのです。ブッシュ政権とレーガン政権を出して闘ってきました。先生が推さなければ、ブッシュやレーガンは出馬できません。 一九七五年にアメリカは、ベトナム後退、惨敗し、左翼圏によって悲惨な敗北国家となりました。アメリカが学校や知識層において、共産主義一色で赤く染められた環境でした。その真っただ中に飛び込み、五年後にレーガンを大統領にさせたのは先生です。その当時、だれも共産主義を防御してアメリカを守護することを訴えた者はありません。共産主義は七十年以上の地下運動攻勢をしながら、その実績基盤において共産的勝利の旗を八十四年に揚げようとして、アメリカ民主主義という世界戦略の目標を立てていました。その真っただ中に、これを縦横無尽に防御作戦をして勝利的な右翼の旗を立たせたのは先生です。その背後の闘いを君たちは知りません。 日本の今の経済的問題が問題ではありません。左翼全盛期のアメリカ世界で、たった五年間で極右の逮捕者が大統領になれますか? その背後に果敢な冒険的行動を先頭切って立たせて実績を上げたということを君たちは知りません。その文先生の功労について、アメリカ近代史の指導者は分かっています。ブッシュ大統領もそうです。ケーニズムという、先生を中心として関係した者たちがそこに入っています。金日成を引き出そうという作戦です。夢みたいな話です。分かりますか? 先生が今まで蕩減復帰なしえた環境の主体、客体、対応圏の前進的な個人基台、世界的個人基台、世界的家庭、氏族、民族、国家、天宙、すべての蕩減の勝利圏を出したわけですから、この蕩減基台には、この中心には、サタンは侵略できません。侵入は不可能です。 宗教圏の心情圏がありますから、長子権の心情圏、真の父母の心情圏、王圏心情圏を兼ねて勝利したその五パーセント、人間の責任分担完成した基準は、サタンとは何のかかわりももともとないはずだったのです。その基盤に再び侵入することはできません。サタンは真っ正面に後退しなければなりません。今から、天の方の万生、一所懸命ではなく、万生です。万歳時代が待っています。 君たちは、永遠に一心不乱に歩みなさい。韓国の地において、エバ国家としてアダムを堕落させたその蕩減のために、韓国民族一家庭一家庭にその影響を及ぼし、天の方に引っ張られていくように子女を屈伏させて、伝統的家庭使命を完了しなければなりません。そうしなければ、エバ国家日本を代表し、韓国に対して、祝福された本来の使命を果たすことができないということをはっきり記憶しなさい。分かりましたね? 家庭的復帰です。新しい伝統、韓国を立たせるためです。 日本は心情的に世界的に対応して、先生の前に、新しい家庭汲み合いの心情、伝統をつくらなければなりません。ですから、交差結婚した君たちが先頭に立ち、これを果たさなければならない天的使命があるのです。 希望ある韓国の血統に関与して、君の後孫が同民的な立場に立って、天の国に奉仕しようとする息子、娘を生まなければなりません。自分の希望、自分の欲望は必要ありません。先生が生涯かけた道において、自分の欲望があった場合には、すぐさま主体、客体観念の誇る原則基準に排斥され、どこかに消えてしまっていったでしょう。 その伝統精神ははっきりしています。主体になるか、客体になるかです。向こうで送った場合には、罪人みたいに自分がさっと低い立場に立って、実践的な勝利基台を拡大すべきなのが日本から来た食口たちの韓国家庭内の活動の実相です。 つらいときもあるでしょう。雨の日も風の日もあるでしょう。何年いますか? 二年になりますね。ヤコブ路程は少なくとも二十一年です。先生は、四十数年の路程です。ですから、エバ国家として生涯かけての路程を再び飾らなければなりません。 主体の基準に相対圏の価値の内容を充実させることによって、対応的アジアを、世界を引きつけるのです。その基台が、韓国の地に君たちを通して、韓国の家庭を通して再び生まれてくるというのが原理観です。公式的です。それをつくった場合には、それを砕く国はありません。 韓国は日本にとって敵国家です。その敵の国を救うために日本がこんなにやったというのです。先生から見ても日本は敵です。敵国をエバ国家として祝福までして、自分の代わりの愛の相対者に立てています。これはサタン世界にはありません。神の本質は、真の愛の世界の基準にある愛ですから、サタン世界にはありえないのです。 アメリカの罪を赦すために、先生と日本とドイツ、イタリア、そしてヨーロッパの敵国の者たちが、アメリカの解放の愛国伝統を残すために、今まで十六年間働いてその方向性が確定し、勝利的な目的が得られるようにして、今帰る途中です。そういう伝統を立てた歴史の基台の上に天国出現が可能です。 地上のサタン世界には歴史がありません。このような背後的な内容が分かった場合には、それをなしえた先生としては、当然サタン世界を個別して、神を中心として故郷に帰って世界的な公平の出発をなすような時期にならざるをえないということをはっきり覚えなければなりません。 家庭に帰らなければなりません。アダム、エバが家庭で悪の父母としてサタン的な王族として生まれました。そこに、天的な王族の心情圏を知るというのは、家庭に帰ってそれを復帰されて再び子供たちを中心として伝統として植え込んだ基準から、未来の天国の氏族国家連結の世界になるに違いありません。はっきりしています。これは論理的な話です。 神の存在は「神の存在はこうだ!」とはっきり分かります。それで歓迎して、今まで苦労しながら、ある者は「ああ、たまらない。なぜこんなことをしたんだろう?」と言う者もいるでしょう。また、今帰って来ない者もいるでしょう。その者が周辺にいたら、励まして、涙ながらに忠告しなければなりません。 単に人間的因縁で集まったのではありません。天運の因縁でもって、万民解放の土台をつくるためにやっているのです。そういう重要な使命に召命された内容は、一生投入して果たさなければならない重大な使命であることをはっきりと覚えてもらいたいのです。先生のように。先生は逃げて行く所がありません。真の父母、メシヤの使命は退く道ではなく、死とともに倒れることはあっても、振り向いたり、退く道はありません。分かりました? 運命は変えることができますが、宿命は変えることができません。親子関係をだれが変えることができますか? 天とともに歩み退かなかった自分を中心として、一族、一国が再び復活して、次に神に迎えられる身として立つとき、再び親になる喜びはいかばかりであろうというのです。 希望に漂い、毎日の生活に前進し、光栄を心身ともかけながら、疲れた足に命令して、一歩一歩歩み続け、進みながら倒れるまでにやった場合には、果たしえなかった使命が再び後継者を立ててそれをつながせるのです。 先生も倒れるまで、ダンベリーの獄の地で倒れるまでしました。そこから復活の道です。神の道につなぐのです。退くときには、打たれてしまいます。そうすると、その何十倍もの苦労を後世に残し、その蕩減の道を越えなければ再びつなぐ道はないのです。 先生のように蕩減の道を知っている者はありません。天宙のすべてを掘り出して、それを慎重に理論台になしました。その一つの内容は、話をつないだ場合には、実践とともに勝利した基台を論理的基盤を教育内容として教えるのが原理であるということです。 その難しいことをはっきりと分かり、先生の子女として、接ぎ木された子女として、その枝に渋柿ではなく甘柿の実を結ぶとともに、その種を甘柿の種として四方八方に蒔くいて甘柿の木がそのまま芽生えるような、その周辺の実績を残さなければならないのが、氏族圏メシヤです。それに向かって前進するように。先生の話、分かりましたか? 氏族のメシヤとして韓国の地に来たということをしっかりと覚えておきなさい。韓国の地にお嫁に来たからといって、故郷の日本の地を捨てることはできません。韓国で勝利基盤をつくって、いつか旦那さんとともに故郷の日本の国に帰り、聖塩で向こうを聖別して韓国につないで、再び奥さんの伝統の基盤も相続してやるということです。 これをはっきり分からなければなりません。これは、真の心情圏を中心として王族圏の体恤です。ですから、旦那さんを無視したり軽んじたりしてはいけません。いくらびっこでも男だと思ったら尊敬して、誠を尽くして侍るべきです。それが天の国民の一人であるということです。忠誠を尽くす思いで侍るところに、王族心情圏を横的につなぐのです。 旦那さんに殴られるということもあるかもしれませんが、逃げたらだめです。三代復帰です。エバは三代を打ってきました。エバは、アダムを打ち、イエス様を打ち、再臨のメシヤを、このときはエバ国家とキリスト教の使命でしたが、再臨のメシヤを打ち、三代を打ったのです。三代打ったエバは、三代続けて打たれる立場に立つようになります。親の心情圏蹂躙、兄さんの心情圏蹂躙、旦那さんの心情圏を蹂躙してしまったのです。 三代心情圏の蹂躙の傷を何で蕩減しますか? 三代は蕩減の迫害の道が残るでしょう。子供たちがあんたたち親に反対するかもしれません。子供たちも反対すればいいことです。子供たちは韓国の子供です。親は日本の親です。女は反対されても、愛することによって、三代まで愛することによって赦されるのです。 すまないね、こんなことを言って。こんなことは言わなくてもいいのに、そういう道が待っているということを、喜んで越えなければならないのです。 ですから、あなたがたの家庭が重要なのです。交差結婚した韓国のあなたがたの家庭を、先生は重要に思い、注目しています。神から見た場合には、日本のいかなる家庭、韓国のいかなる家庭よりいちばん模範的、誇るべき家庭です。そうしなければ、エバ日本の将来は分かりません。 交差結婚の言葉は分かるでしょう。勝手に結婚することによってサタンの世界になってしまいました。一人を中心として一人一人、愛の関係を結ぶことで堕落の種を植えてしまったのです。それを国家基準において元返すために、国家的アダム、エバ、つまり韓国と日本が、神、真の親を中心として国家的収穫として家庭に連結体をなしたのが、交差結婚です。 二世を中心としてそれをやったのですから、二世以後の韓国アダム国家、日本エバ国家と、サタンは手を結ぶことはできません。国家的収穫をして勝利的な天的勝利を得たわけですから、サタンは国家的基準において収穫の関係を解放しなければなりません。それは退かさなければなりません。ですから、あなたがたには歴史的使命があるのです。 裸になった女を三人の天使長とアダムがこれを狙っているのです。アダムの立場は先生です。三人の天使長が中国、ソビエト、アメリカです。急にやられてしまいます。そうすると、子供たちは皆、組んでしまいます。子供が皆、結婚して絶えてしまったから、女は行く所がありません。 それゆえ、交差結婚なのです。そうすると、日本は、神の方から絶えてしまうカイン、アベルを発展的に収穫体として、自動的にアダムの胸に抱擁されているのです。ですから、反対できません。いくら日本でも、韓国に反対できません。反対してみなさい。大変なことになります。霊界が一週間、震える瞬間になります。交差結婚です。 裸になった女は、エデンの園でアダムの使命だったのを皆、天使長にやられたのを蕩減復帰するのです。世界的、国家的基準において、アダム国家と結束しようとするエバを三人の天使長が狙っているのです。金日成は、アダムの代わりに狙っています。先生が来なければ、皆、神がいいと思う所、アメリカや西欧などへのみ込まれていきます。西欧は天使長です。天使長に再びのまれていくのです。恐ろしいです。 日本は大陸につながっている半島とつながって大陸に抱擁されるのです。半島とは、男性の生殖器と同じです。日本はエバの生殖器です。まるっきりそうです。地中海は女の子宮と同じです。正に、ローマ半島の男の生殖器と関係する姿です。ですから、ローマ文化は人間の愛が歴史が続いており、それは去ってはいきません。そのローマ文化の失敗を、世界的な半島文明を収拾して、天に帰るその歴史的な再臨のときです。そのローマ法王宮を今つくるのです。それを進めているのです。 それが太平洋文明圏です。西洋、東洋宗教圏の内容を、今、今年、今月、つくっているのです。そういうことは、歴史的に経験がないでしょう。科学者会議とかPWPA(世界平和教授アカデミー)、言論人会議、世界平和宗教連合、世界平和連合という、前後左右から、分裂して紛争したものを各国のために、一体理想圏にまとめたということは恐ろしいことなのです。神がいるから可能なのです。分かりましたか? それで一家をまとめるように努力しなさい。韓国の男は、乱暴な気質があります。それが男です。日本ではおっさんが殴るのです。日本の男は、韓国のように殴りはしないでしょう。その代わり、けるでしょう。けられたら、蕩減の歴史であると思って、それを面白げに消化していきなさい。 それでも、韓国の人は情的です。情が深いです。自分が誤ったことに気づいたら、間違いなく詫びてきます。日本人の性格はそうでもないでしょう。女の心情と同じです。間違っても、謝りません。韓国は違います。日本人は固執する面があります。自分を守るのです。韓国人は謝るときには率直です。ですから、民族間における天才的な道和的素質を持っています。人が集まれば、その中間にあってよく釣り合いを取ります。だから、半島は巨大な国家間において五千年の歴史が伝統として残ってきたのです。そうでなかったら、とっくに滅んでしまっているでしょう。日本は島国ですから、今まで何とか残っていますけれども。 韓国に来たことに感謝して、召命にふさわしい実績を残して、日本の地を希望の未来に、大陸の遊覧地として訪問できるように、成功の家族になれるように、先生はお祈りします。 そのような結実体になるという者は手を挙げて。じゃあ、ありがとう。 (祝祷) 天にいます我らのお父様。今まで、我々を守護しながら歴史を通してこのようになされて来たことを思うときに、摂理の教えは申し訳なく思うものでございます。 日本の国と韓国の国は歴史を通して怨讐圏に立っておりましたが、神の愛を中心として切ることのできない摂理的召命圏をなしえて、一体化を目指して、カイン二世を組むような世界的、世紀的なことをなしうる今日を迎えたことを、実に感謝申し上げます。この祝福された家庭が、今後とも未来に向けて新しい天の家庭、強化、拡大をなしていく後孫まで抱いて、それを祝福するようにお願い申し上げます。 今後とも、アジアを中心核として恥ずかしくない各自の使命を全うしまして、天的栄光と勝利圏を、それはアジア圏を中心にして、神のほうに再びおささげ申し上げることができますようにお導きくださることをお願い申し上げます。今後ともその活動のうえに、神の深いそういう思いとともに愛の心情圏に深い深いその貢ぎをなして、神の現状の王族圏の心情圏を体恤し、それを相続なしうる神が愛さなければならない王子、王女となるように祝福なしてくださることを切にお願いしつつ、今後ともあなたにすべてをお任せしますから、よろしくお願い申し上げます。 すべてのことにおいて神の祝福が共にあらんことをお願いしつつ、真の父母の御名を通してあなたの御前におささげ申し上げます。アーメン。 それから、あなたがたに話があります。新聞配達は、あなたたちの将来の生活基盤になります。この基盤は実は何でもないよう思うかもしれませんが、これを連結することによって、いろいろな、韓国内で日本と連結して、将来の出世の基台が待っているでしょう。 ですから、真を尽くして、君たちが主体として、客体圏の消化基盤を拡大するのに努力を倍加してもらいたいのが、先生の願いです。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.10
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天地人真の父母様聖誕記念 天一国敬拝記念式天一国10年天歴1月6日(2022.2.6)午前9時HJガーデンホール及びPeacelink TV一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.06
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PeacelinkTVホームページから「天地人真の父母様聖誕記念 天一国敬拝記念式(2022.2.6)」の映像配信の案内があります。当日の映像はホームページ(こちら)からご覧ください。文鮮明総裁102歳、韓鶴子総裁79歳のご聖誕をお祝いする記念式典です。2022.02.06 AM09:00からの配信予定です。真の父母経 - 第1篇 - 第1章 - 第1節 真の父母は人類の真の始祖 人類の最初の先祖であるアダムとエバは、「善悪を知る木からは取って食べてはならない」(創世記二・一七))と言われた神様の戒めを守り、成長期間を無事に通過して完成した人間になったのち、祝福を受けて人類最初の夫婦となり、善なる人間始祖となるべきであった。 しかし、アダムとエバは、サタンの誘惑に勝てず、個性を完成する以前の成長期間である、長成期完成級の段階で善悪の実を取って食べ、血統を汚すという罪を犯し、これが原罪となった。これにより、アダムとエバは善なる人類始祖になることができず、悪なる子孫を繁殖することにより、堕落した家庭、氏族、民族、国家、世界がつくられ、神様が願わない地上地獄と天上地獄が生じてしまったのである。 神様は、堕落した人類を救うため、メシヤであると同時に第二アダムの使命者として、ひとり子であるイエス様をアダム以降四千年ののちに、選民として育ててきたユダヤ民族に送られた。もし彼らがイエス様を信じ、一つになっていたならば、イエス様はその中から第二エバを探し出し、新婦として立て、聖婚式をして神様を中心とした夫婦になり、真の父母となって、人類の救援摂理歴史を完遂したであろう。 第二アダムとして来られたイエス様のメシヤ路程が、選ばれた者たちの不信によって道半ばで挫折するや、神様は再び、第三アダム、再臨のメシヤを送る摂理をされるようになった。復活されたイエス様と聖霊の重生の役事(働き)を通した、キリスト教の霊的救援摂理の二千年史は、第三アダム、再臨のメシヤを迎えるための基盤だったのである。 再臨のメシヤは、空中降臨ではなく、イエス様の時のように、女性の体を通して神様のひとり子として生まれるのであり、ユダヤ教団がイエス様をメシヤとして侍らなければならなかったように、キリスト教団は、再臨のメシヤを信じ、侍らなければならない。再臨のメシヤは、人間始祖が罪を犯し、原罪をもつようになった背景をはじめとして、徹底的に究明することにより、サタンの正体を明らかにして罪の根を抜き、霊界圈を相手に、生死を懸けた闘いに勝利し、最後にはサタンを自然屈伏させ、数多くの教主と宗王から、「再臨のメシヤ、真の父である」という証言を受け取らなければならない。これとともに、救援摂理の結実として準備されたひとり娘、聖霊の実体を探し出し、新婦として迎えてこそ、再臨のメシヤのみ旨は、地上に着地できるのである。 神様は、このような再臨のメシヤの真の父母摂理を完成するため、この地に二人のお方を誕生させられた。それが、再臨のメシヤ、すなわち第三アダムとして来られた文鮮明・真のお父様と、第三エバ、すなわち聖霊の実体であり再臨のメシヤの新婦として来られた韓鶴子・真のお母様である。 御夫妻は、「弘益人間(ホンイクインガン=広く人間世界に利する)・在世理化(チェセイファ=世を治め教え導く)」の開天・開国理念により悠久なる歴史と文化の伝統を備え、神様を敬い、平和を愛好してきた韓半島に誕生された。一九二〇年、陰暦一月六日、平安北道(ピョンアンブクト)の定州(チョンジュ)でお生まれになった真のお父様は、天の特別な摂理の役事によって幼少期を過ごす中、十六歳(数え)になった年の復活節を迎える週に、イエス様を通して、「再臨の使命を受け継がなければならない」という神様からの召命を受けられた。それから、真理探究のため、血のにじむ苦難の道を歩まれ、ついに創造原理、人間の堕落と罪の根、人間の責任分担および蕩減復帰摂理の原理原則を明らかにし、救援摂理の歴史過程に錯綜するあらゆる曲折を解かれたのである。 神様は、蕩減復帰摂理の中心主体として再臨主を地上に送られるとともに、その方の相対、配偶として来られる第三エバを復帰する摂理を進めてこられた。再臨主の誕生を前後して、韓半島に神霊運動が大きく広がるとともに、真のお母様の家系も、その中に加わるようになる。このような摂理的背景の中で、真のお母様は、一九四三年、陰暦一月六日、母方の実家のある平安南道(ピョンアンナムド)の安州(アンジュ)でお生まれになった。真のお母様は、再臨主の地上誕生を信じてきた外祖母の趙元模(チョウォンモ)女史、洪順愛(ホンスネ)大母様(テモニム)、真のお母様へと続く三代のひとり娘の家庭で成長することにより、天の新婦として備えられた生活を出発された。そして、腹中(ボクチュン)教の許浩彬(孝彬)(ホホビン)氏の母親が、六歳になった真のお母様に「天の新婦になられる方」と祝福をするなどの、霊的証があったのである。 一九四五年八月十五日、韓半島が光復とともに南北に分断される時、真のお父様は韓国でキリスト教を中心として公式路程を出発された。しかし、予定されていた神霊教団の不信によって、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)に行かれて伝道活動をされたが、ここでもキリスト教団の嫉妬と共産党当局による罪の捏造によって監獄での苦難を経験され、二度にわたり厳しい苦難の道を行かれなければならなかった。真のお父様は、六・二五動乱によって興南(フンナム)監獄から出獄される時まで、霊肉共に蕩減復帰の勝利的基台を立て、南に下ってついに一九五四年五月一日、ソウルで「世界基督教統一神霊協会」を創立された。これは、真のお父様が三十四歳になられた年の出来事であり、イエス様の三十三年の受難の生涯を蕩減復帰する条件を立てられた土台の上で、キリスト教団に代わってアベル型教団を立てて新しく出発されたのである。 協会創立以降、真のお父様が発表する原理のみ言に感動し、数多くのキリスト教徒たちが押し寄せるようになると、これに脅威を感じた一部のキリスト教団が、真のお父様をより一層、迫害し、(真のお父様が)投獄されるという事態にまで至った。しかし、従う弟子たちが真のお父様を再臨されたメシヤとして、それまで以上に固く信奉するようになり、長成期完成級に復帰する勝利的条件を探して立てるようになった。 これにより、光復後、公式路程の十四年を経た一九六〇年四月十一日、ついに天が特別に聖別し、大切に育てて準備してこられた聖霊の実体である真のお母様を新婦に迎え、天の祝福により、「真の父母様聖婚式」が挙行された。再臨のメシヤが準備された聖霊の実体である新婦を迎え、真の夫婦となる聖婚儀式を意味するヨハネの黙示録第十九章の「小羊の婚宴」が、ついに成し遂げられたのである。太初に天地を創造された神様の創造理想が実現する関門が開かれ、創造本然のアダムとエバが、真の父母として顕現される歴史的な日を迎えた。ついに人類は、霊肉共に原罪を完全に清算できる重生の恩賜を受けられるようになったのである。 真の父母様は、真のお父様が「世界基督教統一神霊協会」を創立してから四十年となる一九九四年、これに代わって「世界平和統一家庭連合」の創立を宣布された。人類の真の父母である御夫妻が一つとなり、サタンを屈服させるためのあらゆる条件を蕩減復帰されたため、「世界平和統一家庭連合」を共同で創立なさることができたのである。これは、復帰された人類の真の始祖として来られた真の父母様を中心とした理想家庭を、全世界的に拡大して成し遂げられる世界こそが、理想世界であることを意味する。 真の父母様は、二〇〇一年一月十三日の「神様王権即位式」と、二〇〇六年六月十三日の「天正宮(チョンヂョングン)博物館入宮式および天宙平和の王真の父母様戴冠式」を通して、神様の恨を解怨成就することにより、神の国がこの地に安着できる土台を築かれ、二〇一三年天暦一月十三日を天宙平和統一国(天一国)の基元節と定められた。真のお父様は、聖和(二〇一二年、天暦七月十七日、陽暦九月三日)される二十一日前、地上の生涯における最後の公式宣布報告を通して、救援摂理の「最終完成の完結」を宣言され、すべての祝福家庭が国家を代表する氏族(的)メシヤとなれという祝福とともに、「すべて成し遂げた!」と宣布された。 真の父母様こそ、無形の神様の二性性相を、有形の実体として完成された真の人間の原型であり、真の父母様がその人生と行跡を通して立てられた伝統と教えは、人類が手本とし、学ばなければならない模範である。絶対、唯一であり、あとにも先にも現れることのない真の父母様は、人類歴史において、永遠に神様の愛と真理の光を照らす根源であられるのである。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓LIVE案内
2022.02.05
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「責任分担完成と真の愛」1991年7月14日アラスカのコディアック島で行われた聖日礼拝の説教の要旨。 祈 祷 愛する天のお父様。 きょうは一九九一年七月十四日、今月に入って二回目を迎える安息日であります。天と地が注視する中で、地上にあなたの血縁を残すために創造された私達の先祖が失敗したその日から、長く退屈な歴史路程の中、あなたお一人で蕩減路程と再創造路程を歩んでこられた受難の道を通じて、私達の先祖の過ちや、歴代のあらゆる祖先達の歩みの中で、神の御旨に仕えることができなかった歴史的な事実を許してくださったことを感謝致します。 この世界には五十億の人類が住んでいますが、天のことを知らない人が多いのです。のみならず、この地上に悲しみ中の悲しみ、悲惨な中での悲惨なことと言えば、天のことを知っているにもかかわらず、父母がいるにもかかわらず、その父母を見知らない、子女の道理を果たすことのできない者がいることです。それは、どんなにかわいそうなことでしょうか。そのような子女を眺めて、子女を愛することのできる父母としての立場に立つことができない、その恨み深い事実を考えた時、それ以上の惨めなことはどこにあるでしょうか。天と地、天の父母と地の父母を中心とした子女の因縁を失った、このかわいそうな万民を許してくださいますように、再三お願い申し上げます。 霊界に行っている数多くの義人聖人と善なる霊人達が全て合わさって、地上に恨みが晴らされて、勝利の一日が訪れることを、どんなに待ち焦がれたことでしょうか。万民解放と共に、統一の日が訪れることを渇望したとしても、これは、神様のなされることではなく、人間達の過ちによる人間の責任分担の課業として下されたものであります。これを成し遂げるためには、必ず人間を代表して歴史的な受難の十字架路程を促して、解放の歴史や版図を備えて、解放の日と国を立てなければならない、あなたの望みの一時を受け継ぐことのできる全ての人間の責任分担を完遂するために、第二の父母として、イエス様が地上に来られましたけれど、失敗してしまいました。 それ故、韓国の地から第三の父母である真の父母の名前をもって現れ、天が受難の道を歩まれたのと同じように、長い受難過程において倒れるしかない、行く道を失うしかないそのような環境の中でも、お父様が直接導き、開拓・解放なさり、今日の勝利的な版図を備えるようにしてくださったことを心から感謝致します。この地上に真の父母の名が現れて、真の父母の家庭と真の子女と真の民族、国家、世界、天宙、神様の解放圏を担うことのできる時代を迎え、全万民が歓迎の声と共に仕えなければならない、真なる神様の愛と生命と血統的因縁が再現されることのできる時代を迎えられましたことを感謝いたします。 今、統一教会はその名と共に、全ての宗教を統一し、万民を統一し、万国を統一して、あなたの四位基台圏内に結束させなければならない重大なる使命があることを知っています。それで、今日まで個人から世界的闘いの路程のために摂理しなければならず、家庭、氏族、民族、国家、世界がサタン圏を善導して、地上はもとより、霊界の地獄にいる全ての霊人達まで合わせて、この地上に天の御旨を成し遂げる一つの版図が設定されることに反対してきた渦中で、今日あらゆる世界的版図をかけて闘う各段階の全ての闘いに勝利を収めることによって、民主世界の解放と、共産世界の解放、宗教圏の解放、政治圏の解放、本性の解放、本然の愛の解放を中心としてサタン圏を完全に解放し、神様までも解放することのできる創造理想的な真なる愛の主人として、この地上に、全天宙に台頭するその日のために前進する統一教会のあらゆる運勢をつかんで育ててくださったことを感謝致します。 この日、全世界に広がっている統一の群れが、父母様のおられる所に向かって誠を尽くして祈祷する所々に、天の恵みが共にありますように。復活の役事がありますように。新たなる生命の火が全天宙に盛り上がり、天の族属(注・部族、氏族、宗族といった意味)として、天の国の民として受け継ぐことのできる忠孝の道理を果たすことを誓う統一の群れとなりますように、切にお願い申し上げます。 きょう安息日を迎え、全世界に広がっている統一の群れが集まる所々に、神ご自身が共におられ、天が共になされる群れであることを見せてくださり、全ての民族を越え、国家を越えて、彼等が残すことのできる責任の限界において全てを果たして、この地上で天の前に捧げることができる実績を残せますように、切にお願い申し上げます。 今回、日本にいる幹部達がここ、アラスカの伝統的な精神を受け継ぐために修練の過程にありますから、お父様、海洋を舞台として動いている、この全てが不便で、全てが不自由な環境の中で、一つの目的に向かって動いているこの期間が、私達においては絶対に貴重なる時間であることを知り、新たなる決意をして再び帰って行って、日本において再度火を付け、全国がお父様の御旨の前に勝利の歓声をあげることのできる一つの動機となり、復興が起こりますように、切にお願い申し上げます。 イースト・ガーデンにいる子女達もこの時間、父母様のおられる所に向かって心を合わせて誠を尽くしていることと思います。そこにおいても、お父様が共にあられますように、お願い申し上げます。韓国、日本、アメリカ、ドイツ、世界一六〇か国の全体の上に勝利の歓声と共に、天のために仕える決意の声が全天地を振動させますように、切にお願い申し上げます。 地上で成されるすべてのことが、霊界においても成されますように。統一的運勢と共に、神様の願いが成就される愛の国、愛の天国、愛の平和の世界を建てられますように、切にお願い申し上げます。 きょうのすべてを担って主管してくださるように切にお願いしつつ、このすべてを真の父母様の御名によって祝願致しました。アーメン、アーメン、アーメン。(「アーメン。」) きょうは小山田が、長子権と父母権と王権について話してみなさい。この前は神山がやったね。(小山田秀生前会長代理のコメント)「人間は堕落しなければ、もともと、神の愛を中心として、三大祝福を完成して、神の理想が地上に現れるようになっていました。そして地上生活を終えれば、天上において『天上天国』に住むようになっていたのです。 本来、神の長男・長女として来るべきであったアダムとエバがルーシェルによって堕落させられてしまったために、逆に人間が次子の立場に立ち、そして天使長=サタンが長子の立場に立ってしまったのです。それで、復帰の路程において、長男と次男とが、[サタンと神との対決]、[天使長とアダムとの対決]という形で闘争が繰り広げられてきたのです。 そこで、アベルを中心とした復帰摂理路程全体の中で、イエス様が次子の立場において、サタン的な長子を、善悪闘争の歴史を通していかにして屈伏していくかということが、重要な問題として残されてきたのです。そして、最終的に、真の父母様が地上に来られることによって、長子と次子、カイン・アベルの蕩減路程をなしつつ、更には霊界と地上の問題を治めながら歴史全体を蕩減復帰してこられたのです。 韓国を中心として、韓国から日本、そしてアメリカにおいて内外の蕩減条件を立てられながら、特にキリスト教と共産主義を中心とした世界的なカイン・アベル関係に勝利されて、一九八九年八月三十一日、「八定式」を行われることにより、歴史上のカイン圏を屈伏されて、この地上において長子圏を完全に確立されました。 このようにして、世界的カイン・アベルが一体化した基盤の上に初めて、人類は父母を迎えることができるのですから、翌、九月一日に、ご父母様は「天父主義」を宣布されることにより、本来人間が持っていたはずの、神の第二祝福である「父母権」を再び取り戻されたのです。 今までの歴史においては、父母を持たなかったために、サタンが長子の立場に立って攻撃しながら、神側の立場を代表する宗教家達は、次子の立場に在って、常に迫害を受けてきたのです。しかし、真の父母がこの地に立たれることによって、全ての人類を血統的に新生させ、転換させて、そして初めて地上における善と悪、カインとアベルの闘争が終結して、カインまでも直接愛することのできる、そのような立場に立ったのです。父母の立場は、投入し、愛して忘れるという、絶対無私の立場ですから、父母様は、神が宇宙を創造され、また、復帰のための再創造をなさった一切を代表されて、ご苦労してこられました。 この父母が立つことによって、敵がいなくなったといえるのです。父母がおられる、この地上が中心となって、霊界と地上界との逆転現象がおこり、霊界もすべて、この地上に降りて、私達に協助するのです。真の父母は、父母の立場にいる限り、苦労と投入ということが、いつまでも続くのです。 神の理想は、最終的には、目に見えない神様の身代わりとしてのアダムとエバが、第三の、完成したアダム・エバとして立たれることを通して、天法が地上に樹立されて、実現するのです。そこから、初めて父母の勝利圏を子女達に渡されることにより、子女はこの地上において父母の勝利圏を相続する道が生まれるのです。 お父様の路程をみる時に、イエス様が残された道程を歩まれたのです。それ故に、御言を知りながらも、ご自身の家族や民族に教えることができませんでした。お父様ご自身を犠牲にして「北」を、「北」を犠牲にして「南」を救おうとされました。また、日本、韓国を犠牲にしてアメリカを助け、アメリカを犠牲にして世界をと、どこまでも犠牲と投入の道を越えてこられたのです。 王権復帰を考える場合、一家庭においては息子が大きくなって結婚して妻を迎え、子供を生むことによって、夫妻の立場から父母となり、父・母は更には社会、国家、世界へと次元を高めて、将来、王又は王女となっていくのです。そこにおいて、天法を確立し、子女達が父母の姿に倣っていく。(ところで、王権というのは、家庭レベル、民族レベルでの族長をいう意味であって、国家的主権を直接指すものではありません。)そこに、所有権確立の道が開かれるのです。 このようにして、絶対心情圏を中心として、愛と生命と血統が、王において確立した時、そこに初めて、天法が地上に樹立したことになるので、神と父母の安息圏が生まれるのです。しかしながら、そこでは子女が、その責任分担を果たさない限り、断じてそのような世界は現れることができません。 ご父母様は一九八一年に「ホームチャーチ」の御言を語られましたけれど、私達はその責任を果たすことができず、興進様を始めとした子女様達に犠牲の道を歩ませ、また、お父様をダンベリーに行かせてしまったのです。そして、一九八五年八月にお父様がダンベリーから出られた年の、ベルベディアにおける子女の日の説教の中で、「氏族のメシヤたれ」と語られたのは、正しく、それをなすことによって、父母の勝利圏を相続する道を示されたのです。 更に、今年七月一日の「七・一節」による「神様祝福永遠宣布式」を通して、全世界的に氏族メシヤ活動のための総動員命令を出されましたが、それは、私達自体が、復活したイエス様の立場に立って、お父様が越えてこられた道を各氏族次元で辿りながら、世界的勝利圏を受け継ぐ道であるとみることができます。それをなすことができれば、イエス様の復活体となれるのです。というのは、一二〇名の弟子をこの地上に持ちえず、第二のアダムとして来られたのに相対者を持つことができず、そして、イスラエル国とユダヤ教を一つにすることができずして、十字架につけられてしまったのです。このイエス様の残された使命をすべて蕩減復帰されて、勝利された第三アダムとしてのお父様の立場に立つことができるからです。 しかしながら、ご父母様は、ご自身の親・兄弟を皆犠牲にされながら、世界を救うために生涯を捧げてこられたために、故郷に帰られたとしても、そこには愛するべき親・兄弟が殆どいらっしゃらないのです。私達が、自らの親・兄弟姉妹、親戚を復帰することのできる特権としてのホームチャーチ、氏族メシヤ活動を通じて、私達の責任分担を果たせば、お父様の世界的な勝利と、私達の氏族的な勝利圏が一体化することになり、初めて、父母としての勝利をなすことができるのです。 そして、今、お父様にとって、また、神の摂理において一番重要な課題は「南北統一」という問題です。神の三大祝福を、国家次元でみてみますと、第一祝福は、韓半島において、お父様の理念を中心として、宗教界と政治圏が一つになることであり、第二祝福は、アダム国家とエバ国家、韓、日の一体化です。そのためには、三大天使長国家としての米・ソ・中の国々を立てることを通して、第三世界の国々までも復帰しなければなりません。そして、第三祝福は、すべての国々が、真の父母の子供となって、神と真の父母に所有権を返還することです。それによって、天も地もすべてが真の愛の下に復帰されることになり、王権が確立されるところに初めて、神が安息し、父母が安息し、子女がお父様の勝利圏を相続することになるのです。そこにおいてようやく、この地上に、『神を中心とした一つの主権・一つの民・一つの国土、一つの言語と文化』が打ち建てられる、このように理解するものであります」。 神が地上に住まわれる根拠地は家庭(以下、日本語で語られる。) 責任分担完成は真の愛。結果主管圏と直接主管圏を統一して、地上、天上、心身統一。すべてが、神の愛を中心として、縦的な創造主なる親、横的にみれば、真の親なる父母、それが一体化する。そこにおいて、統一された愛、天と地上を結束した愛、統一的愛の結束基準が造られる。そこにおいて初めて、天の愛と天の生命と天の血統によって長子圏がなされる。血統を植え込むことによって、父母が立つ。家庭基盤を中心として拡大したその横的拡大が八方に敷かれることによって王圏が始まる。内容は簡単でしょう? 前提として、責任分担をよくなさなければなりません。責任分担完成のためには、天と地とすべてが男女一体、心身一体圏、天地が結束して、愛を中心に共鳴圏をなし、親子関係、夫婦関係、そして兄弟関係、すべて真の愛を中心として統一していかなければなりません。神を中心として愛を持ち出すところにおいては、妻が持ち出したところには旦那さんが従わなければなりません。お母さんが持ち出した場合には、お父さん、お祖父さん、お祖母さんも。孫・子供が持ち出した場合には、祖父母、父母、兄弟共に従わなければなりません。愛を体恤する家庭的基準をなすべき血統を受け継いだ長男・長女、血統的に継続された長子権の立場に立つ長子が、その親が、その王様の王権をもつことによって、万世一系、その周辺の家族達は皆横的に拡大して、それが、氏族となり、国家となっていくのです。 故に、すべてが、家庭を中心として果たされる基台になっているのです。責任分担をなすことによって、天の愛、地の愛、親戚の愛、父母愛、兄弟愛が成り立つのです。天の愛は縦的であり、地の愛は横的です。兄弟愛は前後です。そのようにして立体圏をなすのです。その中心は家庭であり、父母であります。父母を中心として父母の父母、父母の子供が一つの統一体をなすことによって、神が地上に住まわれる根拠地ができるのです。 ですから、神様自体が人間のお祖父さん、お祖母さんの立場に立つし、父母の立場にも立つのです。人間は、その神の前に、子女の関係を結ぶようになって初めて、家族編成がなされ、天地一体化した家族が設定されるのです。責任分担を果たした場合には、それが可能です。天と、地上の愛との結束ができなければなりません。内容は簡単です。その家族を代表して率いるべき者がアダムです。アダムは長子であり、最初の親であり、最初の王様です。アダムが霊界に行った場合には、神様は、アダムの心の親であるというのです。人間の心は縦的な自分であり、体は横的自分であります。神様が縦横に繋ぐために、人間はそういう二重性をもたざるをえません。心と体が分かれたら大変です。一つにならなければなりません。みな相対的です。全部焦点が合う。男・女も同じです。焦点を合わせるのです。すべてのものの焦点を合わせる中核が何かというと、それが真の愛です。簡単な内容のようですが、これを世界的に蕩減復帰させて、個人から家族、氏族、民族、国家、世界へと上がって来て、その基準において、堰を一気に越えて行くのです。 それから今度は逆に、世界から国に戻り、国から民族、民族から氏族、氏族から家庭に向かうのです。結局は、最後には家庭に帰着しなければなりません。アダム・エバは、家庭から出発して失敗したのですから、「復帰完成」も結局、家庭を中心としてなすのです。 霊界総動員体制 故に、氏族のメシヤは、結局、家庭定着の問題です。それで、韓国において、「統班撃破」運動をしているのは、家族定着圏をなすためなのです。上からずうっと定着するのです。そのために、韓国の各家庭毎に先生の写真を入れているでしょう? 写真を掲げ、旗を掲げる運動。それによって、サタン世界と天の世界が完全に分かれるのです。そうすることによって、初めて家庭で真の父母の映像に侍るようになるのです。そうなれば、霊界のすべての先祖達が下りてくるのです。 今まで霊界に行ったすべての先祖達は、別々に分かれているのです。横的に通じませんでした。縦的にも良心的基準において働こうとすれば、それなりにしか通じないのです。直通するその道がありません。それは何故かといえば、愛の問題が汚されたために、サタンの愛を消化して、ずうっと上がって行けなかったから、宗教は反対の道を辿ってきました。結局は、アダム・エバは、男、女、子供と、家庭を中心として転がり落ちて行ったのですから、家庭を中心としてすべてを蕩減して定着することによって、地上天国の出現がなされるのです。 真の父母が基盤を作ることによって、サタンが攻撃する道がなくなりましたね。努力するすべては、そのまま自分の所有物として結実するようになりました。今までは、いくら努力し、投入に次ぐ投入したとしても、その努力の結果の結実は、蕩減のために使われてきたもので、それは消えていきます。個人的完成から、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙完成にまで上がって行く、蕩減の頂上に向かって、蕩減の段階を進んで行くために、みんな投入してしまうのです。しかし、今や、蕩減がなされたのだから、家庭の基準においても横的な反対がなく、歓迎されるような圏になってきました。それで、壁がなくなってしまい、霊界も、自分の、地上の善なる後孫を援助するのです。 霊界、天使長世界は、そもそも堕落以前のアダムを擁護して、成長、成育させて、責任分担完成をなせるように援助すべき使命があります。それと同じように、今まで善なる先祖達が、天使長世界に代わって、地上の後孫たるアダム圏を保護して、神の御旨に適えるように押してきました。しかし、長子権が復帰されない場合には、霊界自体が堕落した天使長圏に立っているために、地上のアダム世界を利用してきたのです。アダム世界は、犠牲にされてきたのです。それが反対になってしまったのです。 ところが、去る七月一日の「宣布式」で、地上と霊界を切り替えました。潮水の流れが逆になりました。それ故に、世界は急速度に変わっていくのです。 それで、今から生まれてくる子供達は、非常に怜悧で、スマートな格好をして、天の運勢に通ずるような子供が生まれてきます。その子供の中からは、啓示を受けたり、預言する者がたくさん生まれてくるのです。先祖達がずうっと降りて来て援助するので、サタン世界は退くのです。霊的には、もうサタン世界は退いてしまいました。地上に善なる先祖達が来て、善なる天使長圏の諸々が悪の天使長を皆追い出すのです。アダム圏の完成圏が世界的になるから、アダム圏にある統一教会を中心としては、闘いなくして、人間の心だけがどんどんと引かれるのです。 君達もそうでしょう? 原理の話を聴いた場合には、教会に行きたくて行きたくて仕方がなくなるでしょう? 学校に通いながらも寄って行きたい。帰る時も教会に寄って帰りたい。教会に来れば心はいつも安んずるけれど、自分の家に居た場合には、地獄のような思いがするのです。そのような雰囲気ができてくるのです。もはや教会だけでなく、地上がそのようになっているのです。教会天国が国家天国、世界天国に通じるようになってくるのですから、磁石が南北を指すのと同じように、良心の方向は本郷の地が何であるかを自動的に知って、そこに行くことを切望するようになるのです。新しい生命の胚芽、穂先が生えてくるために、太陽の光に照らされる植物の穂先は皆太陽に向かっていくのと同じように、人間の心も、真の父母の本郷の地に向かって、愛の太陽圏を受けて、自分の穂先を向けていく。そういう流れになっていく。それがどんどん長くなり、多く集まることによって、地上に下がるのではなく、上に上がっていくのです。それで、多く集まった場合には、旋風のように上がっていく現象が起こるのです。地上と天が一つになって、立体的に結ばれて回っていくのです。そのような結果となって、統一されていくのです。話は簡単でしょう? その帰着点が家庭です。家庭がなくては神様の定着地ができません。 木に例えれば、幹を中心としてすべての枝が繋がっているのと同じように、すべての家庭は、真の父母を中心として(一本の幹に)繋がっているのです。その枝を切って、挿し木した場合には、その木は繁殖していくのです。それが枝の使命です。それと同様の働きをなすのが氏族メシヤの使命です。木は、東西南北に伸びた枝を中心の幹に繋ぎつつ、大きくなることによって、真っ直ぐな中心の根、中心の幹、中心の穂先ができます。そして、この枝が大きくなるのに比例して、それらが大きくなるのです。故に、「横的」(枝)が大きくなれば、「縦」も大きくなります。横的基準を犠牲にしてずうっとこうなれば、これはぐうっと上がるのです。夫婦共に犠牲にして、愛を中心として万民・神・御旨のために熱心にやれば、自分達にこういうふうに迫ってくると共に、横的に拡大された力が圧縮されるのです。 奉仕する、為に生きることによって天宙を結束させる だから、奉仕する、為に生きることによって天宙を結束させる、という結論に至るのです。故に、夫婦を中心として行くのですが、神を中心として縦的基準において、犠牲的、奉仕的生活をすれば、天宙統一圏が自動的に結束されるのです。これは、このように圧縮して一つになったはずですから、上からさっと回るのですが、横的基準があるから、回っても倒れません。それから、軸が回ります。軸は正しく回らなければなりません。遠心力と求心力が一体となることによって運動が生じるのと同じように、夫婦が奉仕して犠牲的に、自らが無の境地になれば、自動的に回る。回り出した場合には、永遠に回るのです。回り始めて、軸が上がったり、下がったりした場合には、ちょうど呼吸するように運動します。地球も、大きくなったり、小さくなったりするというのです。 そのような完成タイプをなしえた者は、天上世界の国民と、天国の家庭基盤になるのです。そのような基盤を造った場合には分かれません。父母の行かれる所に、共に行き、永遠の世界に行くのです。故に、真の父母を中心として、心情的に喜びの基準をなし、心情的共鳴圏をなしえた生活の体恤圏が、霊界における永遠の心情世界の本になっているのです。 だから、統一教会のメンバーは皆、目を開けた場合には、真の父母と共に、神と共に起き、そして働き、寝るのです。その真の父母と共に生まれる。真の父母の愛によって生まれる。愛は永遠の因縁を結んでいるために、愛の因縁は死んでいません。君達が死ぬとしても、死ぬ瞬間までは、愛を忘れて死ぬのではありませんよ。そうでしょう? 親が死んでいく時には、子供に対する愛する心情でもって、子供を愛しつつ死んでいくのです。旦那さんが死ぬ時、奥さんが死ぬ時も同様です。故に、愛を忘れて死んでいく者はいません。愛は、死を越えて永遠に繋ぐのです。だから、愛による生命圏を受け継いだ自分、男・女というものは、愛の本なる父母を忘れることができません。その夫婦は、愛の穂先である子供を忘れることができないというのです。親は根であり、自分達が幹とすれば、子供は穂先である。それらが共に大きくなると、氏族圏、国家圏に拡大します。愛というものはすべての生命の根底に在るから、神様と真の父母によって、愛が縦的・横的に定着なしえたその基準から、すべて愛と共に生きるには、起きる時も、働く時も、寝る時も神様を思い、真の父母を思わなくてはなりません。そうすることによって、心身が円満で、満足な、安定した圏に立つのです。すべてが愛によってなされるのです。 そういう生活をした者は、霊界に行けばその通りになります。それは表面化された生活です。地上には内面化拡大の生活があるのですが、内面化拡大したその基準は霊界に行けば、それが表面化される。愛が内面になる。愛が中心です。愛が内面になって、神と人類とが兄弟となります。一つの体の細胞と同じように、自分一身のような世界が霊界です。そういう境地に入れば、神様はちゃんと自分の心に入って来ます。「神様!」と言えば、自分の心の中で、「何故、私を呼ぶのか? はあい!」と答えるのです。 だから、神様と共に生きる世界です。自分一身において、目に見えない心の中におられるのと同じように、肉体の象徴であり、代表として、アダム・エバ、真の父母が霊界に行った場合には、王様の立場であり、神様の実体の立場を代表して、実体氏族圏の、天国の国民を抱えるのです。故に、天皇の心の中も、百姓の心の中も、愛を慕うのは同じです。皆、愛を中心として、このような立体圏、球体圏ができるのです。 天宙的勝利、創造完成は、「自分」から始まる だから、責任分担はそれほど重要なものです。統一教会で先生が「責任分担」という言葉を明確化したことによって、すべてを解明する原則を打ち立てたのです。皆さんが毎朝鏡に向かう時、[男として生まれ、女として生まれてきた、私の責任分担はどこにあるか]と考えなければなりません。これは、真剣なことです。この目、この歯、口、耳、手、五官すべてが、責任分担を完成した愛によって抱かれたいという思いをもつのです。感ずるすべては、愛の実体圏に立つためです。真の愛に。 そのように考えてみた時、それを失った悲惨さはいかばかりか。それを復帰するために、神が背後に在って、いかに努力されたことか。それは、観念ではなく、事実がそうなのです。そう考える時、涙を汲む、痛哭する境地を越えなければなりません。 故に、統一教会に入り、原理に感動した場合には、果てしない涙が出るのです。自分自身を忘れる程に涙が流れてくる。そうなるべきです。アダムが堕落した時は、涙で追い出され、涙を流しながらずうっと神様から離別して行ったのです。悲しみの涙でもって出発した人間が、喜びの涙でもって父母の懐に抱かれる自分たる者を発見しなければならないのが、人生最高の目的です。そうでしょう? 親の愛を体恤することによって、子供として成長して、そして完成した夫婦として結ばれて、完成した子供として、愛の相続による血統をなして、子供を抱えることができるのです。親を頂点とした縦的定着基準として、子供を中心として横的に四方八方に拡大していくのです。それが一つの家庭に結ばれ、氏族、民族、国家愛、人類愛として包容されるのです。 それを、自分を中心として再び結束しなければ、神の国と、神様と関係を結ぶことができません。天宙的勝利は、「自分」から始まる。創造完成は、「自分」から始まる。「国家」からではありません。だから、先生も蕩減の道を拡大して、世界的迫害を受けながら、一段階毎に越えては、縦的基準からずうっと神様と霊界に達して、それから、故郷に帰って定着しなければなりません。そうすれば、サタンが反対し、破壊情況をつくったすべての、この周辺の人類圏が包まれるのです。家庭定着することによって、この軸が始まります。反対に回っていたものが、愛を中心として回ることができるのです。そういう家庭の基盤を伝授するためになしたものが、統一教会の祝福です。 本来、天使長の後孫は、真の父母の後孫ではありません。天使長の後孫は相対圏をもつことができません。「自分が相対圏だ」と主張すれば、すぐにサタンとなる。真の父母によって相対圏を決めることによって、愛が元の位置に帰るのです。 国が反対し、家庭が反対し、全部反対したのです。左に回っていたものが右に回る。反対する環境でなしえた祝福の貴さ。そこには、堕落観念とか、男女の貞操の崩壊ということがありえません。祝福以降、いかにして神を中心として純潔な血統を携えていくか。神の愛による祝福基盤を受け継いだ愛の境地というものは、生命を越え、国を越え、サタン世界を越えた宝物です。故に、統一教会の祝福家庭は、日本にいようが、世界の果てのどこの国にいようが、命令通りに行動しなければなりません。 復帰の目的は、神の子女を繁殖して天国の国民を拡大すること 天国の国民は霊界で生まれるのではありません。何故、神様は実体を創造されたかといえば、天国の国民を殖やすためです。実体がなければ殖やすことができません。 縦的愛には一点しかありません。横的基準を中心として回ることによって、三六〇度の球体圏が生まれるのです。その球体圏内においては、定着するスペースがいくらでもあります。その子女は地上において生まれるようになっているのです。そのように、子女が沢山生まれることは不幸なことではありません。地上でたくさんの子供を生むということは、天上世界において神の国の国民をたくさん殖やすことになります。神が願うのは無限の世界です。そのような膨大な世界に空き地があっては駄目です。それをみんな分断して分けてやる国民が必要です。 だから、復帰の目的は、サタン世界の子供達を神の子供に切り替え、接ぎ木して、天国の国民を拡大することです。そのようにして、地上で失ったその基準を再び結束させて連れて行くというのが伝道です。それ故、いかに沢山の人を連れて行ったかということによって、新しい地を受け継ぎ、新しい氏族圏の親の立場に立つ。先祖の立場に立つ。だから、伝道は、それほど貴いことです。君達は、霊界に行きたければ、沢山の人を、超国家的な民族を率いて行かなければなりません。先生から見ると、超国家的な者達を祝福してあげたのです。今までは統一教会に反対してきたのですが、今は反対がありません。先生は段々有名になっていきます。先生の功績が明らかになることによって、アメリカに来て、サタン圏の政府が、迫害する者達が結束して、善なる代表を崩壊させてしまおうとするサタンの計略によってこのように迫害されてきたということが分かった場合には、完全に先生の方に回っていくのです。「蕩減復帰」という言葉は、先生が教えた言葉です。蕩減復帰の内容を本当に知っている人は、誰もいません。それは、真の父母の使命です。何千年間の歴史を横的に蕩減して、迫害圏が無になった立場で、初めて、第二次大戦後のキリスト教文化圏を中心とした世界統一の一つの基盤を、先生が受け継がなければならなかったのです。それを一つにするには、カイン・アベルの問題を解決しなければなりませんでした。キリスト教の旧教、新教を一つにして、そのキリスト教と国家を一つにすれば、世界は一つになるようになっていたのです。 「責任分担」は、堕落しなかった人間と祝福の子女に存在する その境地を失ってしまったために、四十三年間の路程を元返したのです。再び帰って来てみると、今アメリカにおいても韓国においても主人がいないのです。また、共産圏においても主人がいません。そして、あらゆる宗教が無力化し、世俗化しています。その宗教は、男女のフリー・セックス圏に落ちてしまったのです。教会に集まって何をしますか。神を敬い、世界愛を体恤、体験していくのではなく、体ごと、実体で放蕩圏に落ちていったのです。 アダム・エバが裸で堕落行為をして植えられたその種が、世界の終末、秋になって、創造どおりに収穫されるのですから、青年男女が木の下であらゆる堕落をしているのです。アダム・エバが堕落したのは、四方に、東西南北になしたのです。一組の男女が何人もと繋がったのです。それを復帰しようとすること自体が、全く不可能な結果に転落したというのです。 今日、そうでしょう? 愛情問題を中心としてみると、父母がいないし、夫婦もいません。お祖父さんと孫娘が一つになったり、お父さんと娘が一つになったりして、秩序が崩壊した状態に陥っています。個人主義のアメリカではそれが顕著です。サタンは、個人主義でしょう? これをいかに反対の方向に向けますか。絶対愛圏。絶対無私圏。それを果たしえるには、真の愛の力によらなければなりません。悪の愛の力で、このような結果になったのですから、それを蕩減復帰させる唯一の道は、真の愛以外にありません。こういうものを逆に、反対に回す力は真の愛です。それが何故可能ですか。真の愛は、絶対無限、全能なる神と繋がっているが故に、それは逆転させて余りあるのです。人間だけではできません。分かりましたか? これを一回転させて逆回りしていくには、アダム・エバが無から出発して、何の所有権限も与えてはいけないというのです。責任分担を完成する時に、初めて、所有権全体、神までもアダムのものになります。創造された被造物はもとより、神自体までもアダムのものになります。本来は神の実子であり、王族であり、皇族であるべき者が、こういう偉大な価値を放棄して、今まで知らずして、放蕩息子のようにしてこのような怨讐圏にうごめいている人類の姿を神がご覧になった場合には、何と思われることでしょう。 君達も、[ああ、私は女王になりたい。王様になりたい。神様までも占領したい]と、皆思うでしょう? 神様が隠された貴い宝物があるとすれば、[それまでも私の物にしたい]と。人間の欲望というものは、それほどまでに無限です。その無限なる欲望を満たすことのできる基地が、真の愛であるというのです。神が隠したたった一つしかない愛が、自分のものであるというのです。その、本源の所有権を主管したいという内心があるから、内心はいつも[自分は最高のものになりたい。世界一になりたい]と、男も女も皆そう思うでしょう? これが、本来の人間が持つべき権限であり、本来の人間の価値、資格です。故に、神様は天宙を創造した王様ですから、王様の子供達にならなければなりません。自分の親父である神様の王族の子供は皆兄弟です。その国は自分の国です。父母が住んでいる家というものは、その子供にとっては、自分のものです。愛によって一体化した父子一体、夫婦一体。故に、責任分担はとても重要です。責任分担はそのような堕落しなかった人間に存在するものです。復帰されて、祝福を受けることによって生まれた子供に、責任分担があるのです。だから、よく管理しなければなりません。それで、一番の問題は、男女問題です。 愛と生命は、神と真の父母から始まる 生命が出発する本郷の地はどこか。愛の本郷地はどこか。血統の本郷地はどこか。それは、男女の生殖器です。男・女は何によって一つになるかといえば、愛によって、愛を中心としてなるのです。生命は、そこから始まるし、血統もそこから受け継ぐのです。そのような貴重な三大基地を忘れてはいけません。天下をもらっても替えることができません。それは、神が、唯、男・女に下さった特権です。有名人を生んだのもその器官であり、王様を生んだのもその器官です。 生命の王宮であり、愛の王宮であり、血統の王宮である貴重なものを、放蕩息子のように手軽に扱ったその罪業を、どうして許すことができますか。真剣な問題です。モーセが造った「契約の箱」は、「至聖所」として敬われました。神が最も貴重な本郷地として造ったその器官は至聖所です。モーセ路程において、その「神の箱」を汚した者は、即座に撃たれてしまいました。それと同様に、至聖所たる愛の根拠地を犯した者は、それは許されません。恐ろしい話です。 それを、実体で、体恤圏に立って考えてみた場合、男女が抱き合って愛する、ということは天宙的です。それは、神人一体圏をなしえる試みです。有限が、無限に接続する因縁を授ける時間です。真の愛によって永生が繋がれます。それは何故ですか。創造の出発と動機が、愛によって始まったし、創造の過程、目的、そして結果、結実に至るまで、すべてが愛の完成を目的としているからです。自分の心身の完成は、真の愛に属することによってなされるのです。無限の根本、原因のところから、過程、そして理想の結実体まで繋ぐものは、真の愛しかありません。その真の愛を中心にして、神も永生しているのです。金や権力、知識は既に、神は持っているものです。神が永生しているのは、それらによるのではなく、唯、愛を中心として永生しているのです。 神の喜びは独自的には生じません。相対基盤が必要です。いかに偉大な神であるとしても、一人では孤独です。真に相対圏をなしえたら、その理想の境地に、縦的相対、横的相対、前後の相対圏を作っています。故に、真の愛、神に通ずる愛を伴わなければ、永生の道は繋がりません。愛が根本であり、愛が目的です。原因と結果を統一するのが、創造理想の真の愛の基準です。永生は、真の愛によって生まれる。その愛によって生命が生まれてきたでしょう? 生命によって血統が繋がるのです。男の生命と女の生命自体が百パーセント沸き出して、みんな水蒸気となると、「ワーッ」と声が出ます。ぶつかることによって、プラス電気とマイナス電気が衝突して雷が鳴り、雨が降り注ぐのと同じように、男女が一つになって無になっていく境地に、自分の代わりの者を残していくのです。それが子供です。このようにして球体を作りながら、大きくなった後には、縮まっていくのです。愛した後には、みんな元に帰るのです。ゼロに帰る。 そのようにしながら何を残すかといえば、核心を残す。そして、核心を縦的に相続します。それが子供です。子供は自分の代わりの実です。だから、愛さざるを得ません。自分を愛するからです。神様の子女である人間も、神様の代わりの者です。永生は愛によって繋がります。故に、永生の環境を持つには、愛の環境を中心とする生活をしなければなりません。愛の実体圏をもつには、愛を中心として実体的体恤をなした存在として行かなければなりません。 秋になった場合には、一年中にどのくらい成功的な過程を通過して、立派に結実したかが、秋の実を見ればみんな分かるのと同じく、人も、また、統一教会の祝福家庭の結ぶ実も、皆同じではないというのです。夫婦共に、内的な愛をいかに表面化させて、世界に拡大するか。親戚に影響を及ぼし、世界にいかに影響を及ぼすか。先生一人が生まれてきて、自由主義世界、共産主義世界にどれくらいの影響を与えてきたか、考えてみなさい。アメリカでもそうです。レバレンド・ムーンの思想というものは、宗教界だけでなく、政治界においても問題にせざるをえません。 それが一時の運命です。先生の一生というものは、百年にも満たない短い期間です。それを、いかにして永遠の歴史に通じさせるか。生命の基盤と神に通ずる愛の基盤が、永遠に、無限に拡大しえる背後関係を結んでいるから、短い生涯において、永遠の、無限な環境圏を結ぶ可能性があるのです。それ以外の理論は何もありません。真の愛の関係、真の愛を動機としてすべてを犠牲にしていくところに、唯一の結果・結実が生まれる。動機から過程、結実まで、完全なる勝利の基盤をなしえたのですから、それは、すべてが関心を持たざるをえません。 メシヤ思想、親思想、父母思想の道はすべてを包容する 生活の中心が、神と真の父母です。愛は、神と真の父母から始まるのです。故に、内的生活は神と、勝利的真の父母と共に生き、共に働き、共に愛するのです。だから、夫婦愛は勝手にしてはなりません! 神様を中心として生活する。それは、体恤的な生活であり、同じ立場に立った同域、統一圏を立てなければなりません。 故に、男・女二人が、天宙を圧縮したタックス(注・留め金)です。夫婦が真の愛をもって愛することによって、宇宙すべてが引っ掛かるのです。生命は細胞からできているでしょう? 相対圏の細胞自体が作用し、生きていこうとすれば、生命の因縁の下に、愛のために生きるのです。男・女は愛のためにできたのです。 結果主管圏と直接主管圏は縦的ですか、横的ですか? (「縦的です。」)何故ですか。人間は、元々横的になっています。だから、縦的基準に繋がるのです。責任分担ということをなすことによって、縦的な主人が設定され、その後に、真の愛によって横的な主人が設定されるのです。アダム・エバが責任分担を完遂することによって、神様が自分の縦的な存在になるのです。自分達は横的な存在になり、真の愛によって一体化します。そこで初めて縦的なところにおいて結着します。その立場は、宇宙の愛の理想的本郷の地となり、根が降りる基盤となるのです。それが定着しなければ、軸が正しく立つことができません。軸を正しく立たせるためには、メシヤ思想、親思想、父母思想によらなければなりません。創造の神が親思想の道であるというのです。そうでしょう? それが軸になって立ったとすれば、それは永遠に動きません。そこで子供を生んだ場合には、その軸と自動的に一つになることによって繁殖します。それは、神と永遠に固着されるからです。神の愛と、神の生命と、神の血統と永遠に固着されます。それが崩壊状態になると大変です。復帰歴史が長引いてきたのも、すべてここに起因しているのです。 責任分担をなすことを通して、神様と真の父母が一体となることによって、真の兄妹として、アダムはエバを守り、エバはアダムを守らなければなりません。そのようにして、縦的、横的関係を自分がいつも考えなければなりません。だから、神様の為、真の父母の為、兄弟の為に生きるのです。創造の神は、それはメシヤ思想は、真の父母と万民の愛。ところが、サタンは、そうはいきません。サタンは自分を愛します。「国も私に侍れ!」と言うのです。しかし、サタンには、侍る者がない。侍る伝統が立った場合には、すぐ神様に服従するのです。そもそも、「(私に)侍れ!」と言う伝統はないのです。 自己全体の理論と全体内容を生活の焦点として、いかに招聘して引き入れるか。それには、神・真の父母・兄弟の為に生きるのです。そこにおいては真の愛を中心として、どこにでも同化しえるのですから、縦的な国に対しては、神様の身代わりとして扱った場合には、地獄の世界になりません。そのようにして生きる人は、「天皇が定めを知らなくても、私はそのように生きます」と言って、日本の天皇を神の代身者の如く敬い、侍っても罪になりません。「この国の中心的基準は、将来、私達の真の父母が立てるべき基準を臨時に立てたものです」という思いをもって国を愛する人が、神を愛した基準にそのまま通ずるのですから、サタン世界を包容することができるのです。それを放棄してしまった場合には、サタン世界を救うことができません。 アダム・エバが長子権復帰した場合には、サタンと逆の方向に立って、長子は自らの命を懸けて保護しなければなりません。[私達は、そのように怨讐圏までも愛さなければならない]という思いを持っているのですから、世界主義と天宙主義を持つ統一教会の主義は、その国のすべてを包容し、消化してもなお余りある主義です。従来の共産主義や民主主義世界の人々は、「自分の一家族主義や一国家主義を放棄して、その主義に従いましょう」と言っているのです。心情的因縁で結ばれているサタン世界の伝統も、神側の肥料とか消化物として吸収することのできる立場に立つのですから、サタン世界の中であっても、良い物は良い物として受け入れても、それは可能だというのです。それで、「地獄も、神に帰る道がある」と言えるのです。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.02.02
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