2014.11.17
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カテゴリ: ピアノレッスン記
先日、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)から冊子が送られてきた。
お題は夏のコンペテイションーコンクールです。

今年の特級グランプリはなんと高校一年生!例年音大、院等の人が受賞するものだと思っていました。
史上最年少というか、ロン・ティボー優勝の田村響さん以来の快挙だそうです。

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山崎亮汰君という方です。

びっくりしたのはピアノを始めたのは小学校2年のときだったそう。
だいたいこのテの神童系はものごころつかないうちから始めたというパターンが多いのですよ。
小2からはじめて今高1って8年くらいでしょ?
コンクールの演奏が コレ

子供っていうのは速弾きが大好物、ただし速く弾けりゃいいってものでは当然のことながらありません、音楽性・表現力をもって聴き手に伝えなくてはなりません。
動画のショパンのエチュード1番は結構厄介で、弾き手の力量が如実に表れます、山崎君いいなあとホレボレ聴いてしまいました。

子供さんの親御さんからよく質問されることとして「いくつから始めたらいいでしょうか?」

私自身、これならOKラインは、とりあえずひらがなを読めること、少なくとも10分くらいは同じことができる耐性があること(5分だときついかな?子供さんのレッスンは音符カード、リズム打ちなどを取り入れていきますので)、最低限の意思疎通が可能であること(あーとかばーじゃ難しいです)

でも、もっとも重要なことは本人が興味があるか否かなのですね。
よくお子さんがおもちゃのピアノとかをやみくもに引っぱたいているのを見て(子供は音の出るものが大好きです)、この子音楽好きじゃないのかしら?と思われる方がいらっしゃいますが、それは微妙だと言わざるをえません。

逆に、例えばお忙しかったりして、子供さんがある程度大きくなってしまったので、もう無理かもーとあきらめることは決してないということを、この山崎君は身を持って体現してくれている気がします。

何もプロフェッショナルになりましょうと申し上げているわけではありません、既に今は超高齢化時代、これからの方々には長ーい老後が待っていますよ、人生の総仕上げとして、ピアノを弾く事はとても魅力的なアプリだと思いますよ。
もちろんスポーツをしたりお勉強をしたりも大事ですが、右手・左手をバラバラに動かす術を身につけることはこの上ない脳細胞の活性化につながりますよ。

引っ越しだの、下の子が生まれただのやむを得ない状況で中断された方もいらっしゃるかと思います。
でももし、親御さんがご覧になって本人が未練タラタラでしたら、再スタートもありかなと思います。

物事に遅すぎるということはないと思います。
だって人生長いんですものね。





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最終更新日  2014.11.17 23:07:36
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