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ITTETSU GALLERY:もう一つの成田一徹(561)~(580) バー・シーンを描いた切り絵で有名な成田一徹(1949~2012)ですが、実は、バー以外をテーマにした幅広いジャンルの切り絵も、数多く手掛けています。花、鳥、動物、職人の仕事、街の風景、庶民の暮らし、歴史、時代物(江戸情緒など)、歴史上の人物、伝統行事・習俗、生まれ故郷の神戸、小説やエッセイの挿絵、切り絵教則本のためのお手本等々。 今回、バー・シーンとは一味違った「一徹アート」の魅力を、一人でも多くの皆さんに知ってもらいたいと願って、膨大な作品群のなかから、厳選した逸品を1点ずつ紹介していこうと思います(※一部、バー関係をテーマにした作品も含まれますが、ご了承ください)。 ※故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。(561)作品名不詳の挿絵<61>=4枚 1990年代半ば? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回は4枚まとめて。描かれている登場人物(スキンヘッドの大男)から見て、同じ小説のために制作された挿絵と思われる。(562)作品名不詳の挿絵<62> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。狂気を秘めたような、髭面の男。手には酒の入ったグラスを持つ。これから何か事件が起こるような予感を、たっぷり漂わせる。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。(563)作品名不詳の挿絵<63> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。子どもに何やら声を荒げる男。それに反論するかのように詰め寄る野球帽の子ども(髪が長いので女の子か? いや、髪に見えるのはパーカーのフードで、男の子か?)。手にはバットのような棒状のものを握っている。少し不穏な空気が漂うシーン。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。(564)作品名不詳の挿絵<64> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。3人の人物が絡み合う2枚の作品。見下ろしたり、見上げたりという、描き方が面白い。特徴的な登場人物からみて、同じ文学作品のための挿絵と思われる。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。(565)作品名不詳の挿絵<65> 1990年代半ば? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。派手な柄のスーツを着た背の大きな男と連れ添う小柄な女。なぜか1匹の猫もいる。そばには「招待者」という立て看板。これは一体どういう状況なのだろうか。おそらくは小説(または誰かのエッセイ)のための挿絵として制作されたと思われる。(566)作品名不詳の挿絵<66> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。暗い空間に中学生らしき3人。2人の男の子が向き合っていて、その間に女の子が。光は下から当たっている。さて、3人は何をしてるのか。どういう小説のための挿絵として制作されたのだろう。(567)作品名不詳の挿絵<67> 1980年代後半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。リクライニングの椅子に座る老齢の女性。目は閉じていて、病と闘っているようにも見える。そして、手を握って、その女性に話しかける男性。「どうか、しっかり療養して元気になってください」とでも言っているのだろうか。それとも、「貴方を殺そうとした容疑者が浮かびましたよ」と伝えているのだろうか。落款からみると、プロデビュー(1988年)の頃の作品と思われる。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。(568)作品名不詳の挿絵<68> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。大量の札束を前にした、3人の怪しげな男たち。人相も限りなく悪い。見るからに犯罪の匂いがするシーン。これも、おそらくはミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。(569)作品名不詳の挿絵<69> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。3人の男が顔を寄せ合っている。向こうのドアにはもう1人の、シルエット姿の男が立っている。登場人物の格好からして、ミステリー小説というよりも、西洋の歴史小説の1シーンのような構図。さて、どういうストーリーなのだろうか。(570)作品名不詳の挿絵<70> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。ベッドに横たわる遺体。それを検分する男がいる。彼は刑事か? その向こうでは、神父(or 牧師)とシスターが見つめている。神父は腕を骨折したのか首から包帯を吊っている。これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたのだろう。(571)作品名不詳の挿絵<71> 1980年代後半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。ソファ(or ベッド)に横たわり眠る男。側では女がタバコを燻らせ、ひと休みしている。どういうシーンなのか、あれこれと妄想が駆け巡る。落款からみてプロデビュー(1988年)の頃の初期作品。これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたと思われる。(572)作品名不詳の挿絵<72> 1990年代半ば? ※何の媒体のための、何という小説(またはエッセイ)のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。正座をして向かい合い、頭を下げ合う男2人。何か謝礼の品を手渡そうとしている。壁には「義理」と書かれた掛け軸と「祭」と書かれた提灯が…。これは、何かの祭りの際、何か「義理」を果たそうとしている場面なのか(間違っても、賄賂を渡そうとしているのではないと信じるが…)。(573)作品名不詳の挿絵<73> 1990年代後半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。夜、ホテルかビルの玄関口のような場所に、誰かを待っているような2人の男と1人の女がいる。3人の視線の先は、それぞれ違う方向にある。タバコをふかしサングラス姿の男には、少し怪しげな雰囲気が漂う。一徹氏にしては珍しく、白い紙を多用し、白と黒のコントラストを巧く生かしている。これもおそらくは、ミステリー系小説(or ハードボイルド系小説?)のための挿絵として作られたのだろう。(574)作品名不詳の挿絵<74> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。着ているTシャツの色は違うが、人相・風体から見て、この2枚の絵に描かれた人物は同じではないかと思われる。これもおそらくは、ミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。(575)作品名不詳の挿絵<75> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。バー空間で、飲みながら談笑する男たち。しかしよく見ると、手前の椅子の男はカジュアルなセーター姿、そばで立っている連れの男はスーツにネクタイ姿と、少しアンバランスである。灰皿には2本の吸い殻が…。さて、どういうシーンなのだろうか。いずれにしても、これもミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。(576)作品名不詳の挿絵<76> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。電話をかけているシーンは何度か登場したが、これはほぼ真横からアップでとらえた構図。制作時期は、作画の手法(黒紙がすべてつながるようにカッティングされている)からして、デビュー間もない頃かと思われる。おそらく、これもミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。(577)作品名不詳の挿絵<77> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。二人の男。二人の関係はよく分からないが、光は下から当たって、異様な雰囲気も漂う。おそらく、これも海外のミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。 初期の作品だが、手前の男の無精髭の部分は白い紙を使ってカッティングしている。この時期の作品に見られるスクリーントーンの使用について、当時の一徹氏は「締め切りが短い仕事が多く来るようになって、本当はあまり使いたくないんだけれど、やむを得ず使ってるんだよね…」と語っていた。その後、90年代後半になると、スクリーントーンはほぼ使わず、黒い紙と白い紙だけでの「究極の表現」を目指すように変わる。(578)作品名不詳の挿絵<78> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。かなり横長の図柄である。バーらしき空間で飲む二人の男(カウンターに座っているのか、立ち飲みなのかはよく分からない)。おそらく、これも海外のミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。(579)作品名不詳の挿絵<79> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。3人の男性が絡む場面。握手する2人の間に、挨拶に立ち会う男がもう1人。下から見上げる構図が画面に動的な印象を与えている。このあとこの3人の関係がどうなったかは分からない。これもおそらく、ミステリー系小説のための挿絵として作られたと思われる。(580)作品名不詳の挿絵<80> 1980年代後半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。昨日に続き3人の男性が絡む場面だが、制作時期はカッティングのタッチからプロデビュー直後の頃。表情から見る限り、この3人は口論しているのではなく、何か前向きの議論をしているか、単なる世間話をしているのか、それとも何か悪巧みの相談をしているように思える。これもおそらく、ミステリー系小説のための挿絵として作られたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★過去の総集編ページをご覧になりたい方は、こちらへ。【Office Ittetsuからのお願い】成田一徹が残したバー以外のジャンルの切り絵について、近い将来「作品集」の刊行を計画しております。もしこの企画に乗ってくださる出版社がございましたら、arkwez@gmail.com までご連絡ください。・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/31
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(582) 作品名不詳の挿絵<82> 1990年代半ば? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。挿絵に登場するのはだいたいが男性が多いが、今回は2人とも女性である。手前の女性はピアノを弾いているのか、それとも何かの端末を操作しているのか。横にいるもう1人の女性は、彼女のバッグを持ってあげてながら、彼女の動作を凝視している。果たして2人はどういう関係なのか。おそらくこれも、ミステリー小説のための挿絵として作られたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/31
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WEBマガジン「リカル(LIQUL)」連載 【カクテル・ヒストリア第21回】 「日本初」になりそこねたカクテルブック ◆「洋酒調合法」は日本初なのか?ある方から、「こんなカクテルブックの存在を知ったのですが、日本で一番古いものなのでしょうか?」との質問を受けた。本の現物はその方の手元にないが、国会図書館のデータベースでは読めるという。早速HPで検索して拝見してみた。その本の名は「洋酒調合法」という。「欧米料理法全書」という本の附録という形の小冊子だが、一応、本の形は整えている。出版時期は、1907年(明治40年)、編者は高野新太郎とある。これまで日本で一番古い時期のカクテルブックは1924年(大正13年)に出版された「カクテル(混合酒調合法)」(秋山徳蔵著)と「コクテール」(前田米吉著)と言われてきた。もし1907年のこの本が「日本初」ならば、これまでより17年も遡って、日本第一号のカクテルブックになることは間違いないというか、日本のカクテル史を書き換えるような事実である(写真左=「洋酒調合法」の最初のページ)。私は国会図書館のデータベースからダウンロードして、全ページを印刷して読んでみた。約90ページの小冊子には、209種類のカクテルが収録されている。調べてみると、現代でもその名が知られているスタンダード・カクテルが約20種類も(例えば、ジン・リッキー、トム・コリンズ、マティーニ、マンハッタン、ミント・ジュレップ、オールド・ファッションド、ウイスキー・ハイボール、シャンパン・カクテル、エッグノッグ等々)、前述した秋山徳蔵や前田米吉の本よりも早く紹介されていたのだ。すなわち、「日本における初出文献」が17年早くなることになった。 ◆なぜ、単行本でなく「附録」で出版それにしても、私には不思議だった。1907年と言えば、街場のバーはまだ登場していなかったが、外国人居留地のホテルのバーはかなり充実してきた頃のはずで、最新カクテルの本にはそれなりに需要はあったはず。なぜ料理本の附録ではなく、単行本として出版しなかったのか。私は、「洋酒調合法」の中身をさらによく読み込んでみることにした。第一章は、「酒保人(バーテンダーズ)の心得」。そして、第二章に「洋酒の調合法」と題して、「JPCカクテル」に始まり「ウイスキー・ジュレップ」まで209種類のカクテルのレシピが収録されている。さらに、果実ブランデーを造る法、瓶詰めカクテルを造る法、ビターズを造る法、酒を造る法、果実シロップを造る法という項をそれぞれ単独で設けている。附録というには、かなり充実ぶりである(写真右=「洋酒調合法」で日本で初めて活字になったジン・リッキー)。 ◆「ホフマン」という言葉から分かったこと読み込んでいるうちに、ふとカクテル名の頭に「ホフマン(Hoffman)」という言葉がついたものがいくつかあることに気づいた。例えば、「ホフマン・ハイボール」。レシピは「スコッチ・ウイスキー1ジガー、ソーダ、氷(大きいグラスでビルド)」というから、普通のウイスキー・ハイボールであるが、あえて「ホフマン」と言うのは何かあるのか。さらに、「ホフマンハウス・クーラー」(スコッチ<またはライ>・ウイスキー1ジガー、ジンジャーエール適量、オレンジの皮をむいたもの、氷)、「ホフマンハウス・オールドファッションド・カクテル」(ウイスキー1ジガー、オレンジ・スライス、ブッカーズ・ビターズを一振りした角砂糖)、「ホフマンハウス・フィズ」(プリマス・ジン1ジガー、レモンジュース半個分、粉砂糖2分の1tsp、乳脂<クリーム>1tspをシェイクして、ソーダ水を加える)等々。これは何かある。「ホフマン」「ホフマン・ハウス」とは何か? 今はWEBで検索すればそう苦労することもなく何かのヒントが得られるのが有難い。すぐに、「ホフマン・ハウス(Hoffman House)」とは、19世紀半ばから20世紀初頭にニューヨークにあったホテル(1864~1915)の名前であり、「ホフマン・ハウス・バーテンダーズ・ガイド」=写真左下=という本が、「洋酒調合法」出版の2年前の1905年に出版されていることが分かった。 ◆カクテルブックの復刻版出版が多い米国バー文化やカクテルへの認知度、関心度が高い欧米では、古い時代のカクテルブックがかなりの割合で復刻出版されていることが多いが、「ホフマン・ハウス…」も嬉しいことに、2014年に復刻版が出版されていた。早速、米国アマゾンのHPで注文し、届いた本の中身を確認してみた。著者はこの「ホフマン・ハウス」のバーでチーフ・バーテンダーとして働いていた、チャールズ・マハニー(Charles Mahoney)というバーテンダーである。自らの名前を冠したオリジナル、「マハニー・カクテル」も収録しているが、基本は同時代に普及していた、カクテルを含むミクスト・ドリンクを紹介している。マハニーの名は、実は後年出版された歴史上有名なカクテルブック「ABC of Mixing Ccktails」(1919年刊、ハリー・マッケルホーン著)にも登場する。この本のなかの「サイドカー(Sidecar)」の項で、著者マッケルホーンが記した「これはチャールズ・マハニーのレシピである」という但し書き。これは、いろんな出版物で間違って紹介される「サイドカー=マッケルホーン考案説」を否定する、有力な証拠にもなっている。 ◆“ネタ本”に頼った「洋酒調合法」ではあるけれど…調べてみると、さらに驚くべきことが分かった。「洋酒調合法」の内容は、カクテルの登場順など若干の違いはあれ、209のカクテルはすべて「ホフマン・ハウス…」収録の259のカクテルの中から選ばれていた。しかし、前書きなどでこのカクテルブックについての言及は一切なかった。編者の高野新太郎がどういう人物なのかは、現時点ではよく分からない。しかし、料理編の編者もつとめていることからおそらくは料理畑の人間ではなかったか。カクテルの知識はあまりないので、「ホフマン…」の内容をほぼ頂戴したが、恥ずかしさもあって「知らん顔」を決め込んだのであろう。驚くべきことに、この「欧米料理法全書&洋酒調合法」は当時、米国サンフランシスコを拠点にして日米で同時発売されている(おそらく、現地の日系人社会の需要もあったのであろう)。「洋酒調合法」はその“出自”や内容からしても、単行本の附録(小冊子)という形からしても、「日本初のカクテルブック」とはとても言えない。しかし、「ホフマン・ハウス…」の出版からわずか2年後の1907年に、当時の欧米の最新のカクテル事情を紹介した功績は限りなく大きい。この本のおかげで、現代でもその名が知られるスタンダード・カクテルが約20近くも日本で初めて紹介された。この小冊子が世に出なければ、街場にバーが登場(初お目見えは3年後の1910年)するのは、もう10年遅れていたに違いない。・WEBマガジン「リカル(LIQUL)」上での連載をご覧になりたい方は、こちらへ・連載「カクテル・ヒストリア」過去分は、こちらへ
2022/05/30
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(581) 作品名不詳の挿絵<81> 1980年代後半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。聴衆が立ち上がって、壇上の男性に拍手を送っている。講演会かそれとも株主総会か、いや、どこかの会社の決起集会か。これもおそらく、何かの小説のための挿絵として作られたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/30
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(580) 作品名不詳の挿絵<80> 1980年代後半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。昨日に続き3人の男性が絡む場面だが、制作時期はカッティングのタッチからプロデビュー直後の頃。表情から見る限り、この3人は口論しているのではなく、何か前向きの議論をしているか、単なる世間話をしているのか、それとも何か悪巧みの相談をしているように思える。これもおそらく、ミステリー系小説のための挿絵として作られたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/29
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約3カ月ぶりのバーUK写真日記です。今回も、新入荷ボトルを中心に紹介いたします(By うらんかんろ)。カクテルは滅多に紹介しないのですが、バーUKで最近とても人気なのがこの「”旨味”HAKUロック」。米100%原料のウオッカをベースに角切り昆布、塩昆布、旨味ビターズ、超厚切り削り節が奏でる「和のハーモニー」。かつてなかった旨さという評判です。ぜひお試しを!スコッチのシングルモルト「グレンバーギー(Glenburgie)」18年もの(ボトラーズもの)。ペドロヒメネス・シェリー樽熟成で、アルコール度数は48度です。日本向けの限定ボトルらしいですね。アイラモルトの「キルホーマン(Kilchoman)」のテイスティングの会が店内で開催されました。新興蒸留所と思っていたら、もう創業10年以上になりますね。多彩な樽熟成のモルトが魅力です。スコッチモルトの「リンクウッド(Linkwood)」11年(ボトラーズもの)。チャー(樽の内側を焼いた)ワイン樽で追熟成されました。グレンモーレンジィの毎年恒例の限定ボトル。今年は「ウインター(A Tale of Winter)」。味わいは、まぁモーレンジィらしいお味と言いますか…。こちらもアイラモルト「アードベッグ(Ardbeg)」の毎年恒例のアイラフェス記念ボトル。今年は13年ものの「ファーミュテイション(Fermutation)」。まぁ、アードベッグの「王道をゆく」味わいでしょうか。アラン(Isle of Arran)のオフィシャル21年。色からも分かるように濃厚なシェリー樽追熟成です。味はもちろん文句なし!マスターの大好きなアイリッシュ「ティーリング(Teeling)」。「ピノ・デ・シャラント」(ブドウ果汁にコニャックをブレンドしたワインのような酒)の樽で追熟成させた18年もの。クオリティについては、マスターも太鼓判を押しています。「ピノ・デ・シャラント」ってどんな味?というお客様のために、マスターは、上記ティーリングをご注文の方には、無料試飲のサービスまで!嬉しいですね。「祇園サンボア」50周年パーティーでマスターが頂いた記念ボトル。中身はS社の限定ブレンディド・ウイスキーです。スコッチモルト「ジュラ(Isle of Jura)」の18年もの。とても豊潤でフルーティな赤ワイン樽追熟成です。神戸阪急で開催された「英国フェア」でマスターがゲットしたボトル、「ハイランドパーク(Highland Park)」14年(ボトラーズもの)の、珍しいポートワイン樽追熟成です。江井ヶ嶋蒸留所が「神戸ウイスキーハーバー」というイベントのために特別にリリースした「あかし」の限定シングルカスク。アルコール度数の62度。梅酒シェリー樽熟成という面白いボトルです。実は、成田一徹さんの切り絵を使ったボトルのラベルについては、マスターも制作協力しています!ローランド・モルトの新顔「クライドサイド(Clydeside)」。ノンエイジですが、とてもバランスの良く仕上がっています。将来が楽しみな蒸留所ですね。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/28
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(579) 作品名不詳の挿絵<79> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。3人の男性が絡む場面。握手する2人の間に、挨拶に立ち会う男がもう1人。下から見上げる構図が画面に動的な印象を与えている。このあとこの3人の関係がどうなったかは分からない。これもおそらく、ミステリー系小説のための挿絵として作られたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/28
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(578) 作品名不詳の挿絵<78> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。かなり横長の図柄である。バーらしき空間で飲む二人の男(カウンターに座っているのか、立ち飲みなのかはよく分からない)。おそらく、これも海外のミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/27
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バーUKは本日26日(木)、ジャズライブ開催(午後7時~)のため、原則として終日貸切営業となります。何卒ご了承ください。ご参加の皆様は午後6時45分以降、ご入店できます。Today, the bar UK is fully booked for the private use(Jazz live show).
2022/05/26
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(577) 作品名不詳の挿絵<77> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。二人の男。二人の関係はよく分からないが、光は下から当たって、異様な雰囲気も漂う。おそらく、これも海外のミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。 初期の作品だが、手前の男の無精髭の部分は白い紙を使ってカッティングしている。この時期の作品に見られるスクリーントーンの使用について、当時の一徹氏は「締め切りが短い仕事が多く来るようになって、本当はあまり使いたくないんだけれど、やむを得ず使ってるんだよね…」と語っていた。その後、90年代後半になると、スクリーントーンはほぼ使わず、黒い紙と白い紙だけでの「究極の表現」を目指すように変わる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/26
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(576) 作品名不詳の挿絵<76> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。電話をかけているシーンは何度か登場したが、これはほぼ真横からアップでとらえた構図。制作時期は、作画の手法(黒紙がすべてつながるようにカッティングされている)からして、デビュー間もない頃かと思われる。おそらく、これもミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/25
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(575) 作品名不詳の挿絵<75> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。バー空間で、飲みながら談笑する男たち。しかしよく見ると、手前の椅子の男はカジュアルなセーター姿、そばで立っている連れの男はスーツにネクタイ姿と、少しアンバランスである。灰皿には2本の吸い殻が…。さて、どういうシーンなのだろうか。いずれにしても、これもミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/24
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皆さま、6月16日(木)にバーUK店内で開催を予定していた「バーで気軽に法律相談」は、諸般の事情により中止いたします。何卒ご了承くださいませ。
2022/05/23
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皆さま、バーUK2022年6月の店休日と営業時間のお知らせです。「まん延防止等重点措置」は解除されましたが、毎日のコロナ感染者数は依然として高い水準にあります。行政側からは引き続き、厳格な感染防止対策を求められていることから、バーUKといたしましては当面、以下のような営業方針と致します。何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。 【6月の店休日=予定】5日(日)、11日(土)、12日(日)、15日(水)、19日(日)、25日(土)、26日(日) ※なお、29日(水)=バーUK「テイスティングの集い」開催のため貸切営業となります。 ※営業時間は、リモートワークの定着や飲酒(外飲み)スタイルの変化などで遅い時間帯の人流回復が見通せないこともあり、今後当分の間、平日は午後4時~10時(ご入店は9時まで。酒類の提供は9時半まで)です(午後9時以降にご来店の場合は、必ず事前に店まで必ずお電話くださいませ=電話06-6342-0035。事前に連絡がない場合の入店はお断り致します)。なお、午後9時の時点でノー・ゲストの場合は閉店させて頂きます。 ※4日(土)と18日(土)の営業時間は午後2時~7時半(ご入店は7時まで)となります。 ※また、ご入店は引き続き御3人様まで、ご在店時間は90分以内に、店内の在客数は最大6~7人にそれぞれ制限させて頂きます。 以上、何卒ご理解、ご協力の程を重ねて宜しくお願いします。【Notice for June 2022】The bar UK is closed on 5th、11th、12th、15th、19th、25th、26th( Open from 4:00 to 10:00 pm.< Your entry is until 9:00 and alcohol service is until 9:30 pm. > on weekdays). If open on Saturdays, from 2:00 to 7:30 pm.
2022/05/23
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(574) 作品名不詳の挿絵<74> 1990年代前半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。着ているTシャツの色は違うが、人相・風体から見て、この2枚の絵に描かれた人物は同じではないかと思われる。これもおそらくは、ミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/22
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(573) 作品名不詳の挿絵<73> 1990年代後半? ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。夜、ホテルかビルの玄関口のような場所に、誰かを待っているような2人の男と1人の女がいる。3人の視線の先は、それぞれ違う方向にある。タバコをふかしサングラス姿の男には、少し怪しげな雰囲気が漂う。一徹氏にしては珍しく、白い紙を多用し、白と黒のコントラストを巧く生かしている。これもおそらくは、ミステリー系小説(or ハードボイルド系小説?)のための挿絵として作られたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/21
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(571) 作品名不詳の挿絵<72> 1990年代半ば? ※何の媒体のための、何という小説(またはエッセイ)のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。正座をして向かい合い、頭を下げ合う男2人。何か謝礼の品を手渡そうとしている。壁には「義理」と書かれた掛け軸と「祭」と書かれた提灯が…。これは、何かの祭りの際、何か「義理」を果たそうとしている場面なのか(間違っても、賄賂を渡そうとしているのではないと信じるが…)。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/19
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(571) 作品名不詳の挿絵<71> 1980年代後半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。ソファ(or ベッド)に横たわり眠る男。側では女がタバコを燻らせ、ひと休みしている。どういうシーンなのか、あれこれと妄想が駆け巡る。落款からみてプロデビュー(1988年)の頃の初期作品。これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/18
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(570) 作品名不詳の挿絵<70> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。ベッドに横たわる遺体。それを検分する男がいる。彼は刑事か? その向こうでは、神父(or 牧師)とシスターが見つめている。神父は腕を骨折したのか首から包帯を吊っている。これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/17
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日本人が生み出した最も有名なカクテルと言われる「雪国」の考案者、故・井山計一さん(山形・酒田 バー「ケルン」マスター)の一周忌追悼イベント「YUKIGUNI NIGHT」(全国で約50店舗が参加)は本日16日(月)が最終日となります。イベント期間中、バーUKでは、カクテル「雪国」を特別にワインコイン(¥500)で提供させて頂きます(ただし原則、お1人様1杯でお願い致します)。また店内では、今回初めて商品化された映画「YUKIGUNI」(マスターも出演!)のDVDを初回限定サービス価格(税込み定価6545円 → 約25%引きの4900円)で販売いたします。DVDには、特典としてなんと、映画公開時のパンフレットと特製ポストカードをサービスでお付けいたします。以上、何卒宜しくお願い致します。◆BAR開催イベント「YUKIGUNI NIGHT」
2022/05/16
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(569) 作品名不詳の挿絵<69> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。3人の男が顔を寄せ合っている。向こうのドアにはもう1人の、シルエット姿の男が立っている。登場人物の格好からして、ミステリー小説というよりも、西洋の歴史小説の1シーンのような構図。さて、どういうストーリーなのだろうか。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/16
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(568) 作品名不詳の挿絵<68> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。大量の札束を前にした、3人の怪しげな男たち。人相も限りなく悪い。見るからに犯罪の匂いがするシーン。これも、おそらくはミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/15
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(567) 作品名不詳の挿絵<67> 1980年代後半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。リクライニングの椅子に座る老齢の女性。目は閉じていて、病と闘っているようにも見える。そして、手を握って、その女性に話しかける男性。「どうか、しっかり療養して元気になってください」とでも言っているのだろうか。それとも、「貴方を殺そうとした容疑者が浮かびましたよ」と伝えているのだろうか。落款からみると、プロデビュー(1988年)の頃の作品と思われる。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/14
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バーUKは本日13日(金)、店のオープンがかなり遅れて午後7時過ぎになるかと思います(さらに遅れる可能性もあります)。営業時間は午後10時までとなります(ご入店は9時まで)。大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承くださいませ。Today( May 13th ) the bar UK is open from 7:00 to 10:00 pm ( Your entry is until 9:00 pm and alcohol service is until 9:30 pm ).
2022/05/13
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皆さま、やむを得ない事情により、本日12日(木)、バーUKはお休みを頂戴致します。ご来店を予定されていた方には本当に申し訳ございません。なお、明日13日(金)もオープンは午後7時過ぎになるかと思います。ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承くださいませ。
2022/05/12
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(566) 作品名不詳の挿絵<66> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。暗い空間に中学生らしき3人。2人の男の子が向き合っていて、その間に女の子が。光は下から当たっている。さて、3人は何をしてるのか。どういう小説のための挿絵として制作されたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/11
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(565) 作品名不詳の挿絵<65> 1990年代半ば? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。派手な柄のスーツを着た背の大きな男と連れ添う小柄な女。なぜか1匹の猫もいる。そばには「招待者」という立て看板。これは一体どういう状況なのだろうか。おそらくは小説(または誰かのエッセイ)のための挿絵として制作されたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/10
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(564) 作品名不詳の挿絵<64> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。3人の人物が絡み合う2枚の作品。見下ろしたり、見上げたりという、描き方が面白い。特徴的な登場人物からみて、同じ文学作品のための挿絵と思われる。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/09
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(563) 作品名不詳の挿絵<63> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。子どもに何やら声を荒げる男。それに反論するかのように詰め寄る野球帽の子ども(髪が長いので女の子か? いや、髪に見えるのはパーカーのフードで、男の子か?)。手にはバットのような棒状のものを握っている。少し不穏な空気が漂うシーン。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/08
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カクテル「雪国」を生み出した故・井山計一さん(バー「ケルン」マスター)が亡くなって間もなく1年となります。このため、一周忌追悼イベント「YUKIGUNI NIGHT」が明後日9日(月)から16日(月)まで、バーUKも含めこのイベントに協賛する全国各地のバーで開催されます。イベント期間中、バーUKでは、カクテル「雪国」を特別にワインコイン(¥500)で提供させて頂きます。また店内では、今回初めてDVD化された映画「YUKIGUNI」を初回限定サービス価格(税込み定価6545円 → 約25%引きの4900円)で販売いたします。DVDには、特典としてなんと、映画公開時のパンフレットと今回制作されたポストカードまでサービスでお付けいたします。※遠方の方で、バーUKまでは来れないという方には、+500円の送料で発送も致しますので、マスターまで電話(06-6342-0035)でご相談ください(ただし、初回在庫<10点限定>がなくなり次第終了となります)。以上、宜しくお願い致します。
2022/05/07
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(562) 作品名不詳の挿絵<62> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。狂気を秘めたような、髭面の男。手には酒の入ったグラスを持つ。これから何か事件が起こるような予感を、たっぷり漂わせる。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/07
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(561) 作品名不詳の挿絵<61>=4枚 1990年代半ば? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回は4枚まとめて。描かれている登場人物(スキンヘッドの大男)から見て、同じ小説のために制作された挿絵と思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/06
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ITTETSU GALLERY:もう一つの成田一徹(541)~(560) バー・シーンを描いた切り絵で有名な成田一徹(1949~2012)ですが、実は、バー以外をテーマにした幅広いジャンルの切り絵も、数多く手掛けています。花、鳥、動物、職人の仕事、街の風景、庶民の暮らし、歴史、時代物(江戸情緒など)、歴史上の人物、伝統行事・習俗、生まれ故郷の神戸、小説やエッセイの挿絵、切り絵教則本のためのお手本等々。 今回、バー・シーンとは一味違った「一徹アート」の魅力を、一人でも多くの皆さんに知ってもらいたいと願って、膨大な作品群のなかから、厳選した逸品を1点ずつ紹介していこうと思います(※一部、バー関係をテーマにした作品も含まれますが、ご了承ください)。 ※故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。(540)作品名不詳の挿絵<40> 1990年代前半? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。椅子に座った後ろ姿の男性。傍らのテーブルにはブランデーグラスが。その男性と向き合うもう一人の男性(椅子の輪郭は極力少ない線で表現し、背広の柄には珍しくスクリーン・トーンを使っている)。これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたのだろう。(541)作品名不詳の挿絵<41> 1990年代前半? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。力いっぱいに相手の首を絞める男。抵抗する相手。これは、まさに殺人を犯している瞬間を描いた一枚。これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたのだろう。(542)作品名不詳の挿絵<42> 1990年頃? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。ベッドに横たわる女性を見舞う男性。シンプルな線だけで描かれた図柄は、プロデビュー(1988年)直後の時期に、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたのだろう。(543)作品名不詳の挿絵<43> 1990年半ば? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。向い合った相手に、白い封筒から取り出した写真のようなものを見せる男。これは恐喝の現場か? それとも調査を依頼された私立探偵が、「動かぬ証拠」を示しているのか? あれこれ想像が駆け巡るシーン。これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたのだろう。(544)作品名不詳の挿絵<44> 1990年半ば? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。バーの店内。今まさにコートを着よう(脱ごう?)とする客が、カウンターにいた別の客から言葉をかけられ、驚きの表情を見せているというシーン。これも、おそらくはミステリー系小説のための挿絵として制作されたのだろう。(545)作品名不詳の挿絵<45> 1980年後半? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。酒を飲みながら、和気あいあいと語り合う外国人の男女。男は女性の手を握っていることからして、二人は恋仲か? カッティングの特徴、作風からして間違いなくプロデビュー前後の初期の作品。これも、おそらくはミステリー系小説のための挿絵として制作されたのだろう。(546)作品名不詳の挿絵<46> 1990年半ば? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。左ハンドルの車を運転する男性。向かう道の両側には森が広がる。助手席の女性との距離は、なぜかやや遠い。二人はどういう関係なのか? 二人はどこへ向かっているのか? あれこれと想像してしまう。これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたのだろう。(547)作品名不詳の挿絵<47> 1990年前半? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。黒い雲間からは何本もの光が差し込み、その下では子供たちが輪になって、手をつないでいる。ミステリアスな雰囲気に満ちたシーンだ。これも、おそらくは海外のミステリー系(またはSF系)小説のための挿絵として制作されたのだろう。(548)作品名不詳の挿絵<48> 1990年前半? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。外国人風の口髭の男性。カウンターに寄りかかっているのか、それともしゃがみ込んでいるのか…? タバコを手にして、何か考え込むような表情が、斜め後ろから描かれている。構図から見て、これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作された作品だろう。(549)作品名不詳の挿絵<49> 1990年半ば? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。2人の女性がテーブル越しに向かい合い、何やら話し合っている。何か大事な相談なのか、向こう側の女性の表情は真剣だ。手前の女性の背中は、少し落ち込んでいるようにも見える。これも、おそらくはミステリー系小説のための挿絵として制作された作品と思われる。(550)作品名不詳の挿絵<50> 1990年前半? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。何かを悩むような表情の男。髪は少し乱れ、ワイシャツの一番上のボタンは開いたまま。向こうには洋館らしき建物がシルエットで描かれている。これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたのだろう。(551)作品名不詳の挿絵<51> 1990年前半? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。狭い空間で何か作業をしている男。サーチライト付きのヘルメットをかぶり、何かをのぞき込んでいる様子。これは果たして、ミステリー系小説のための挿絵か、それとも何か別のエッセイか記事の挿絵か。(552)作品名不詳の挿絵<52> 1980年代後半?& 1990年前半? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。いずれも「釣り人」をテーマにした切り絵。作風から、1枚目の絵はプロデビュー(1988年)前後の頃と思われる。この2枚、あまりミステリー小説の挿絵っぽくはない。誰かのエッセイの挿絵か、それとも一徹氏にしては珍しい、釣り専門雑誌からの依頼だったのか。(553)作品名不詳の挿絵<53> 1990年前半? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。受話器を耳につけるスーツ姿の男。目の前の机には幼稚園の制服らしきものと裁縫道具。この奇妙かつアンバランスな取り合わせから、貴方は何を想像するか? これも、おそらくはミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。(554)作品名不詳の挿絵<54> 1990年前半? ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。1万円札を手に取り、じっと見つめ、考え込む男。この男は刑事か、それとも私立探偵か? 何かの事件の捜査なのか? これも、おそらくはミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。(555)作品名不詳の挿絵<55> 1990年前半~後半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回は「手」をモチーフにしてアップで描いた作品ばかりを集めてみた。それぞれ、何を意図して制作されたのか、想像を巡らせてほしい。1~3枚目は誰かの何かのエッセイの挿絵、4枚目のナイフと組み合わせたものは(おそらくは)ミステリー系小説の挿絵だったと思われる。(556)作品名不詳の挿絵<56> 1990年半ば? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回は警官、バックは摩天楼のビル群。なので、彼はおそらくは、ニューヨーク市警の警官。これも、海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。(557)作品名不詳の挿絵<57> 1990年前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。暖炉の前で、酒を酌み交わしながら、二人の男性が談笑している。二人は何を話しているのか、二人は友人なのか、それとも? これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。(558)作品名不詳の挿絵<58> 1990年前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。ビリヤード台のそばで、二人の男が話し合っている。手前の男は台に手を置き、向こう側の男が打つのを制しているようにも見える。表情からは、あまり楽しそうな話題ではないようだ。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。(559)作品名不詳の挿絵<59> 1990年前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。訪ねてきた刑事らしき?男。ドアを少し開けて、老女が少し顔を出している。男は用件が済んだのか、部屋から離れていくが、少し振り返る。老女が何か言葉をかけたのかどうか…。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。(560)作品名不詳の挿絵<60> 1990年半ば? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。バーのカウンターでウイスキー(?)をロックで楽しむ男たち(ロックグラスの風変わりな形が少し気になる)。かなり縦長の画面に描いた作品だが、これも、おそらくはミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★過去の総集編ページをご覧になりたい方は、こちらへ。【Office Ittetsuからのお願い】成田一徹が残したバー以外のジャンルの切り絵について、近い将来「作品集」の刊行を計画しております。もしこの企画に乗ってくださる出版社がございましたら、arkwez@gmail.com までご連絡ください。・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/05
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(560) 作品名不詳の挿絵<60> 1990年代半ば? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。バーのカウンターでウイスキー(?)をロックで楽しむ男たち(ロックグラスの風変わりな形が少し気になる)。かなり縦長の画面に描いた作品だが、これも、おそらくはミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/05
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(559) 作品名不詳の挿絵<59> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。訪ねてきた刑事らしき?男。ドアを少し開けて、老女が少し顔を出している。男は用件が済んだのか、部屋から離れていくが、少し振り返る。老女が何か言葉をかけたのかどうか…。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/04
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(558) 作品名不詳の挿絵<58> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。ビリヤード台のそばで、二人の男が話し合っている。手前の男は台に手を置き、向こう側の男が打つのを制しているようにも見える。表情からは、あまり楽しそうな話題ではないようだ。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/03
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バーUKは本日2日(月)、「開業8周年感謝デー」として午後2時~9時半(延長も有り)で営業致します。原則として貸切営業となります。何卒ご了承くださいませ。
2022/05/02
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(557) 作品名不詳の挿絵<57> 1990年代前半? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。暖炉の前で、酒を酌み交わしながら、二人の男性が談笑している。二人は何を話しているのか、二人は友人なのか、それとも? これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/02
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(556) 作品名不詳の挿絵<56> 1990年代半ば? ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回は警官、バックは摩天楼のビル群。なので、彼はおそらくは、ニューヨーク市警の警官。これも、海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/05/01
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