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ちょうどタイムリー♪とばかりに伊藤まさこさんがお弁当の本を出されていたので、早速か購入しました。4月から、給食が始まるまでの数週間。お弁当の作りが待っています。ついでに自分のも詰めてしまおうという算段。レシピ、美味しそうな写真、エッセーまでも載って盛り沢山な1冊です。読んでいて幸せな気持ちになります。お弁当の詰め方を見ながら、今からちょっとワクワクしてきましたよー。にほんブログ村
Mar 21, 2016
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この人の本は本当におもしろくて、先に進みたい半分、読み終えてしまうのがもったいない気持ち半分。読むことがとっても楽しくなるんです。パリが好き。という理由だけでなく、川内さんの羨ましいくらいの前向きな生き方に元気をもらえます。何かを成す人。というのは、いい意味で前向きなエネルギーに満ちている人だと思うのです。もちろん普通の何気ない日常から新たな発見をする人もいるけれど、それを具現化するにはその人自身のエネルギーが必要で、決して運だけではないだろうなと…。改めてはっとさせられます。そしてそんなエネルギーを持っている人の目から見た国連の仕事場、各国から集まった仲間。パリの様子。読んでいてワクワクしてきます。にほんブログ村
Nov 4, 2015
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副題に ー「アラブの春」が変えたもの ー とあり、日頃からきちんと世界情勢を把握していないとわかりづらいように思えるのですが…、そんな世界情勢に疎い私ですらも読んでいるうちに引きこまれていくような…魅力のある内容です。もちろん理解するために少し前のページに戻ったりはしているのだけれど、それも含めて怖いもの見たさというのかしら…。ページを進めるほどに背筋が寒くなるんです。アラブ社会のことは、日本で生活していて正直に言うと自分には身近には感じられないのだけれど、筆者である田原さんの目を通して、自分の知らなかった世界を見させてもらっているような気になります。出勤前に読んでいるのだけれど、本を閉じた時に日常に戻るのに少し時間がかかります。にほんブログ村
Oct 28, 2015
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読み始める前は、雑誌に掲載されているような素敵なキッチンの様子やインテリア、食器等々の写真がたくさん載っている本なのかな。と思っていました。けれどもこの本で紹介されているのはそんなおしゃれなキッチンだけではなく、どちらかというと一般の人の日常生活やこだわりを感じることのできる台所の数々。中にはかなり個性的な台所もありました。写真とともに、年齢、家族構成、現在に至るまでのいきさつなどが書かれていて、台所にドラマあり。とまで感じるほど。それがまたこの本をより一層魅力的なものにしているのですね。きっと。台所は愛着を持って丁寧に暮らせば家の中で一番居心地のよい場所なのだなあと改めて思いました。ページをめくるのがとても楽しみです。にほんブログ村
Oct 1, 2015
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イイホシユミコさんの本を買いました。先日、直営店に出かけたときに店頭あるのを見つけてパラパラとめくってみたんです。イイホシユミコさんの器のカタログと思いきや、イイホシさんの器を作るに至るまでの話が綴ってありました。イイホシユミコさんの器は、自分の手で作る時は、なるべく手の跡が残らぬよう、温もりが宿らぬよう、自分を主張するよりどこかの誰かの食卓に寄り添うよう作られているということ、そしてその逆に量産する時は量産していく過程で、イイホシさんの体温がだんだんと消えていき、使う人の暮らしにさらりと溶け込んでいくよう考えられているのだとか。本を読んで初めて知ったことです。少し意外でした。それはいい意味で。我が家にあるイイホシユミコさんのunjourは見ていても触ってみても、優しいそして温かい感じがするから…。温もりは宿らぬよう、自分を主張するより…というイイホシさんの優しさが伝わってくるからかもしれませんね。読むのが楽しみです。にほんブログ村
Sep 26, 2015
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窪美澄さんの短編集。幼稚園児のいる家庭の話。主人公は母親だったり、父親だったり、彼らの子供時代や学生、結婚前の頃の記憶と交差しながら物語は進みます。同じ年頃の子供がいる身としては読んでいて少し心が痛くなったり、読みながら突然娘のことを思い出したり…。じわじわと静かに心にしみてくるような短編集でした。どのストーリーも最後にはきちんと前を向いていて読後感はとてもよいです。地に足をつけている感じがとても清々しい…。その中で、ひとつ頭に残ってしまった件があります。朝、保育園に通うお母さんが、自転車の前かごをいっぱいにして(子供の着替えとか諸々)後ろの座席に子供を乗せて険しい顔をして、こいで行く姿…。だったかな。それに近いような表現をしていて、なるほど。私もそういう顔をしているんだろう。と感心してしまったんですよね。この作者はよく見ているなあって。実際その通りだから。私の場合、険しい顔をして自転車をこいでいるときは、気持ちは既に仕事の(心配)に向かっているときが多いのかもしれません。お迎えに行くときは、気持ちも緩んで行きよりは穏やかかもしれないけれど…。少なくとも行きと帰りとでは雲泥の差です。行きは時々「戦闘開始」なんて言葉が浮かんでくるときもあるくらいだから。お家にいるお母さんも働いているお母さんも、そしてお父さんも、皆頑張っているんだよね。夫婦で話し合いながら少しずつその家のリズムやスタイルを作り上げているんだ。ということを思い出させてもらいまいした。にほんブログ村
Sep 25, 2015
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まだ一度しか行ったことがないけれど既にその虜になってしまったitonowaさんのランチ。あれもこれも食べてみたい。もちろんデザートも。と、気持ちは稲荷町まで飛んでいます。ワンプレートに盛り付けられるお野菜のおかずが、見た目は家でも作れそうなのにひと口入れた時に「どうやって作るんだろう…。」と、その味わい深さが気になってしまい、お店にあったレシピ本2冊をパラパラとめくってみました。なるほど、万能しょうゆだしというのがこのお店のおかずには入っているのですね。といっていきなり本を買ってしまう勇気もなく、図書館でまずは本を借りてその万能しょうゆだしなるものを作ってみましたよ。お醤油、お酒、みりん、オイスターソースとだし昆布、それに鰹節をひとつまみ。沸騰させてから弱火で3、4分。煮ながらレシピ本を読み、作ってみたいおかずを思い描く幸せ…。きっと一人笑いしていたに違いない。よかった。家で。料理本は3品以上作ってみたいものがあった時、買うことにしています。それで何度か作ることがあればしめたもの。その料理家のレシピは好みに合っているのでこれからも作る機会があるということ。かなあと。itonowaさんの本、もう一つのお弁当本も欲しいなあ。こちらは図書館になかったのですよね。お弁当本に載っているおかずって結構日常でも食卓に出すことが多いのでこちらも活躍しそう。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
Sep 23, 2015
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北村薫さんの小説をはじめて読みました。昭和初期の頃の銀座、麹町、東京都心の当時の様子を思い浮かべながら読むのもまた楽しく…。大事に少しずつ読んでいます。雨の日、スタバで読書タイム。短時間ではあるけれど、幸せのひとときです。シルバーウィークに突入しましたね。我が家は長野の山奥にある別荘(夫のお母さんの別荘)に来ています。気温は13度。寒いのでこの前買ったダウンベストが大活躍。娘はおばあちゃんとテラスの落ち葉掃除をしています。大好きなおばあちゃんと一緒で嬉しそうだなあ。夫は朝4時からずっと運転してきたので、お昼寝タイムに入りました。という私は、免許はあっても運転は全くしないので、車の後ろでウトウトするか起きてボーッとしているの繰り返しで少し眠いんですよね。なので読書にしようか、少し眠ろうか迷い中。にほんブログ村
Sep 19, 2015
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二十代の頃、漠然とパリに行って住んでみたい(留学したい)。と、思っていたことがありました。結論から言うと、会社を辞める勇気もなく、当然留学もすることがなかったわけで…。あの頃の私は、仕事にもそして将来にも不安を感じていてその不安がフランスやフランス語にエネルギーを向けることで解消していたんですね。今にして思うと、懐かしい思い出です。当時の私はいつも夢みたいなことばかり口にしていたけれど、心のうちでは、パリ=現実逃避 ということが自分でもよーくわかっていたんだと思います。もし、自分にとって「留学」が本当に必要なことだったら、私の性格上、会社を辞めて渡仏していたと思うから。とはいえ、フランス、特にパリへの想いは消えることはなく、休暇を利用して本当によく出かけました。パリ熱っていう病気があるとしたら多分それ(笑)。このブログのタイトルも一応、france好き。としてますものね。あの頃が一番フランス語も頑張っていた時期かしら。今はようやくテレビのフランス語会話を娯楽で観るくらいですもの。この本を読んでいたら、当時のことを思い出してしまいました。今度もしパリに行くことがあるとしたら…。家族と行くパリもいいなあ。3人で見るパリ。は、1人だったときの私とは、違った見え方をするのかしら…。にほんブログ村
Sep 12, 2015
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ワニの黄色い目、カメのスローワルツに続く第三部完結編。面白すぎて一気にここまできてしまいました。海外小説は読んでいて中々ストーリーに入っていけないもの(私にとっては)もある中、このシリーズはほんとに飽きることがありませんでした。意外だったのは、フランス女性特にパリジェンヌは自分の意見をはっきり言う。というイメージがあったのだけれど(それこそ偏見ですね)パリジェンヌもいろいろ思い悩んでそして前に進んでいるんだな。と親近感を持ったことでしょうか。決してストレートにぶつかるタイプばかりではないんだ…。って。私は特に登場人物(たぶん主役)のジョセフィーヌの心情に親しみを感じました。それとは相対してジョセフィーヌの娘オルタンスの強さにも魅かれるなあ。この作家の次回作(が翻訳されること)を期待します。あー、下巻を読んでしまったら終わってしまう。というくらい本を開くのが楽しみな小説でした。にほんブログ村
Sep 3, 2015
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リセット…。40代の3人の同級生が再会し、10代の高校時代にタイムスリップしてしまう…。というと、一見ありがちなストーリーに思えるけれど、さにあらず。内容はネタバレしてしまうので言えないけれど、現在をきちんと生きることって大切なのだなあと考えさせられた小説でした。読んでいて少し背中がぞくっとするほど、女性の心情がよく現れています。でも読後感は悪くありません。垣谷美雨という作家を初めて知りましたが、面白かったなあ。他の小説も読んでみようかしら。にほんブログ村
Jul 2, 2015
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スタバのカフェモカが好きで、真夏の暑い日を除いては(真夏はアイスラテ)たいてい注文してしまいます。ホイップの代わりにフォームミルクを乗せて、チョコレートシロップは少なめにしてもらうのが定番。エスプレッソの苦味が活きていて、一口ごとに心の栄養剤のように感じるときすらあります(さすがに大げさかな(笑))。読書タイムと一緒であればこの上なく幸せで…それが短時間だったとしても、仕事からあるいはプライベートから気持ちを切り替えるための大切な時間なのです。因みにカフェモカのシロップは、疲れ具合によって変わります。ものすごーく疲れていて体がだるい時、シロップは普通量で。甘みの力で元気をもらいます。また、眠気を覚ましたいけれど、甘みは必要でない時はスターバックスラテにエスプレッソを追加して苦目にしてもらっています。気分によってカスタマイズできるって素敵。にほんブログ村
May 29, 2015
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堀井和子さんの本を初めて読みました。バターやバターケース、紅茶の香りやティーカップ等のこだわりがありとても読んでいて楽しいです。この本は、堀井さんだけではなく堀井さんの知人の方の朝食へのこだわりも出てきます(まだ全部読んでいませんが)。一気に読んでしまうのがもったいないので少しずつ少しずつ楽しみながら読んでいます。因みに我が家の朝食はセルフサービス。私も夫も起きたらトーストを焼いて各自で紅茶をいれるという具合。このリズム結婚当初から変わりません。私は朝は紅茶をたっぷり飲みたいので、ARABIAのムーミンマママグでミルクティーを入れて飲みます。そして娘にご飯を食べさせながらもう一杯。紅茶は朝は時間がないので朝はイエローラベル。濃めにいれてミルクを入れると目が覚めてきます。ムーミンマグは家族3人で柄違いにしてしまいました。夫には手がかからないのに、娘はパンでなはく朝からお米派。といっても冷凍しておいたご飯を解凍して、日によってタラコだったり、シャケだったり、おかかだったり…を混ぜるだけ。なのですけれどね。それに今の季節ならイチゴヨーグルト。これが寝起きが悪くてたいへんなのですよ(笑)。
Feb 15, 2015
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岸恵子さん、いつまでも美しい方ですね。以前、岸恵子さんと吉永小百合さんの対談本を読みましたがお二人ともとても素敵でした。特にパリの風景と溶け込んでいらっしゃる岸さんは独特の雰囲気があって見とれてしまいます。女優さんだからというだけでなく、岸さんが歩んでいらした生き方そのものが美しさを醸し出しているのかもしれません。岸さんは女優になられる前は小説家志望だったと聞いたことがあります。「風が見ていた」はそんな岸さんご自身の自伝と思われます。小説の内容もさることながら、上巻では明治から昭和にかけての横浜の情景が目の前に広がります。久々に読んでいて心地よい小説に出会えました。まだ上巻が終わったばかりですが、下巻を開くのが楽しみです。それにしても、当時の日本人がたとえ女優だったとはいえ、パリへ行きフランス人と結婚して慣れないフランス語、そしてフランス人社会の中に入っていくのは大変だったはずです。日本人の女の子が必死でフランス語を吸収しようとする様子には尊敬以外の言葉が見つかりません。語学って本当に難しいですものね…。いつも凛としている岸恵子さん、素敵な女性だと思います。スタバでゆったりとしながらの読書タイム。短時間ではあるけれど至福の時です。
Feb 5, 2015
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妊婦の時から母乳育児の現在まで、カフェインを控えている今日この頃。なので珈琲紅茶好きなのでデカフェで我慢中。デカフェはやはりカフェインがない分、物足りなさが気になっていたのですが、探せばけっこう美味しいものもあるんですね。また、デカフェというと珈琲のイメージが強かったけれど知り合い紅茶にもデカフェがあることを教えていただき、ルピシアのオンラインで購入してみました。ちょっと厳しく採点したとしても、今回のデカフェは美味しかった♪ざっと感想を言いますと・・・。デカフェ・スペシャル・・・若干物足りなさはあるけれど濃く入れてミルクを入れるとまあまあ。デカフェ・アールグレイ・・・ベルガモットの香りが好きなのでこれは当たり♪キャラメル&ラム・・・ルイボスティーのフレーバーティーなのだけれど、これは嬉しい誤算というか、もしかしたら一番美味しかったかも♪これも濃く入れてミルクを入れると甘い香りが際立ってたまりません。娘が寝ている間に本の続きでも読もうかな。最近、こんな行き倒れ(笑)状態で寝てしまうことがあります。新生児の頃から仰向けでも上を向いて寝ることがほとんどない娘。(右か左を向いている)それでも息をしているか心配で確認しちゃうんですよね。パリママの24時間日本より制度が整い、子育てしやすいと言われているフランス。それでも働くママはやっぱりたいへん。来年の今頃、自分は頑張って働くママができているんだろうか・・。と、今考えてもね。とりあえずは、もう一杯お茶を飲みましょうか。
Aug 2, 2010
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着物の似合う姉妹というと・・石田ゆり子さんとひかりさんの姉妹を思い浮かべます。どちらかというとお姉さんのゆり子さんの方が好きでしたが、最近ひかりさんもきれいになられたな~と思い始めました。というのも、現在NHKの連続テレビ小説「だんだん」でマナカナちゃんのお母さんの役を演じているのですが、その役どころが京都祇園の芸妓さん。これがよく似合っているのですね。それも芸妓のときよりも普段の着物姿のほうが断然素敵なんですね。ちょっとした仕草が嫌味なく品があってきれい。。むかーし、ひかりさんがヒロインを演っていた「ひらり」より素敵に思うのですが・・。こちらはお姉さんゆり子さんの本「京の手習いはじめ」図書館にまだ入荷してないのです。。早く読みたいわ。会社を休んであたたかーい飲み物でも飲みながら本を読みたいものです。いかん。最近こんなことばかり考えてる。。
Nov 16, 2008
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旅に出ると、そこが外国であろうと国内であろうとその土地の交通機関(電車、バス)に乗って風景をぼんやりと眺めたり、気の向いたところで途中下車する。。なんてことをよくやります。これが楽しみで(あ、あと美味しいものを食べることも)近い近い小さな旅も、ちょっと遠出も旅も我が家ではまとめて「旅」とよんでいます。何となくこの「旅」という言葉の持つわくわく感が好きです。極度の方向音痴の私に比べて方向感覚(ほとんど地図がわり)に明るい夫と一緒になってからは、かつてひとり旅していた頃のように、道に迷い込んで、目的地にたどり着けなかった。。という事態はなくなりました(笑)それはともかく、図書館に予約を入れておいた本がようやく届いたとのお知らせメールをもらい早速受け取りに行ってきました。阪急電車 ~有川浩~この作家さんの本を読むのは初めてです。阪急電車を舞台に繰り広げられるショートストーリー。読む前から楽しみです。関西、また行きたいな~。
Nov 13, 2008
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図書館に予約を入れておいた本が届きました。もっと時間がかかるかと思ったのですが同時に2冊。予約を早めに入れておいてよかったわ。左岸 江國香織右岸 辻仁成10年ほど前、やはりこの2人で書かれた同名小説「冷静と情熱のあいだ」と同じ様式。男女それぞれの視点から描いた同時進行の小説です。もともと江國さんのふんわりした感じが好きで「冷静・・」の時も「赤」のほうを先に読みましたが、今回も少し迷ってやはり江國さんの「左岸」を先に読むことにしました。辻さんの小説もおもしろいのでよく読むのですが、何となくいつも主人公の男性がナルシストタイプ、そして辻さんの理想の女性が描かれているのでは?と予想してしまったので・・。ハードカバーでしかも2段ぎっしりと内容の濃いものです。その左岸もまだ途中までですが、今までの江國さんの小説の主人公よりも少しだけ人間くさい?という印象を受けました。いずれまた、冷静・・のように映画化されるのでしょうか。。楽しみです。
Oct 26, 2008
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ターシャ・テューダーといえばアメリカの絵本画家ですが、日本でもとても人気の高い作家ですね。その半生以上コーギーと一緒に暮らし、コーギーをキャラクター化して作った絵本「コーギビルの村まつり」などは、もしかしたらご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれません。絵本を開くたびに思わずにっこりしてしまうほど・・コーギー好きなら思わずシリーズで集めちゃおうかな。と思ってしまうほど愛らしいのです。(ちょっと言いすぎかしら)またターシャの愛する美しい庭園を好きな方も多いのではないでしょうか。以前NHKの番組で彼女の特集を観たことがあるのですが、美しい庭園といつもターシャの側にいるかわいらしいコーギー、そして何よりも彼女の心温まる言葉にしみじみと「あ~。何だかいいな。」感じたのを覚えています。ターシャとコーギ図書館で思わず借りてしまった本。ターシャが飼っていた歴代のコーギが系図になって載っているのがおもしろいです。うーやんこの子は夫の実家にいるコーギーのうーやん(女の子)です。最近では「おいで。」というとぴょんと膝に飛び乗ってくるようになりました。それがものすごーく嬉しかったりします。
Jun 3, 2008
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昨夜から体調が優れず今日は会社を休むことにしました。たぶん疲れていたのでしょう。夫が「行ってきまーす。」と言ったような?言わないような?といった感じで夢うつつ・・。一応9時に目覚ましをかけて会社へ連絡。その後、目を覚ましたのは午後の1時過ぎでした。食欲はなかったのですが、甘いものなら入りそうな気がして近くにあるお気に入りのお店に出かけ、お茶とケーキを頂きながら、読書タイムを過ごすことにしました。ニシノユキヒコの恋と冒険 ~川上弘美~川上さんの本は急いで読まずにゆっくりと読むのが好きです。外から入ってくる春の風を感じながらお茶をして、のんびりと読書するのって・・やっぱりいいかも♪そういえば読書タイムはいつも電車の中だしね。それはそれで集中できるのだけれど、やっぱりこういう時間ってたまにはいいかも。ちょっとしたぜいたくな気分を味わったような気がしました。キャラメルのパウンドケーキ甘さの中に感じるほろ苦さが美味しい・・。昨夜は風邪か、食あたりか・・と心配したのですが単に疲れがたまっていただけのようです。身体も元気が出てきたのでまた頑張れそう。さてさて帰りには今晩の材料でも買って帰ろうかな。今日は何にしよう♪
Apr 23, 2008
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昨日図書館でスープ本を数冊借りてきました。その中でもこれは自分でも欲しいな~と思った一冊が・・おかずスープ ~藤井恵~これからの季節あたたかいスープが美味しいですね。さすがにこれだけとはいかないけれどスープ好きにはありがたい一冊です♪食材も日常よく使うものが多く、複雑でないためにある程度「こんな感じ?」と想像できるのも嬉しいです。
Oct 5, 2007
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数ヶ月前に予約を入れておいた本がようやく手元にきました。『赤朽葉家の伝説』鳥取の製鉄業を営む旧家赤朽葉家の3代にわたる女性たちの物語。千里眼を持つ不思議な力を持つ祖母万葉を孫であるわたしが語りはじめます。。この小説の最初の一行目から退屈するところがないのが不思議です。きっとこの作家の文体が読みやすいからなのか他にもこの人の小説を読んでみたいものです。さっそく予約を入れてみようかな。読書の秋ですね。シナモンロールとコーヒーを飲みながらしばし読書タイムを楽しみます。
Oct 4, 2007
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久々のフランス語ネタです。中村江里子さんのHPでも紹介されていた1冊の本が欲しくて、いつもお世話になっている欧明社に注文しました。作者はフランスから日本に移住されたナデージュ・フゥージュラスさん。彼女の目から見て感じた東京とは果たして?私たち日本人にしてみれば普通のできごとが彼女にとってはどんなふうに映っているのか、とても気になります。江里子さんの日記をそのまま引用させていただくと・・日本という国は、地球ではなく、まったく別の星のようだ・・と、作者はそんな印象を持たれたようです(笑)外国の人から見た不思議東京。かなりポジティブに書かれているらしいところも嬉しいです。(ネガティブな批評は疲れるので)そう、今日こそ届くはずなんだけど・・。久々に電子辞書もスタンバイしておかなきゃ。気になるところから読んでみようかな。ガイドブックみたいに・・♪
Sep 26, 2007
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以前から読みたいと思いつつ、遠まわしにしていた本を読みはじめました。タイトルだけはよく聞いて知っていたので気にはなっていたのですが、歴史やこの頃の政治的情勢もの勉強しなければわからないんじゃ・・ちと厳しいぞ。と思って実はちょっと敬遠しておりました。が、いいです。この小説。まだ読み始めて数十ページなのですが先が気になります。何だか大河ドラマのよう・・。読み始めて難しかったらやめちゃうか?と思っていたのが嘘のよう・・。たぶん読んじゃうでしょう。それに続編もあるんですね。読書の秋です♪
Sep 11, 2007
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以前にもご紹介した雨宮塔子さんの「それからのパリ」の続編「小さなパリジェンヌ」を読みました。この本は実は雨宮さんがパリへ遊学し始めた時のことを綴った「金曜日のパリ」からの3作目の作品でもあります。自然体な人というと、皆さんはどんな人を想像しますか?肩の力を抜いて自分らしくあること・・と、実は私、以前はそんな風に思っていましたでも人間ですもの。肩の力がバリバリに入っちゃって、そんな自分にも気づいたり、時に周りの人に気づかせてもらったり・・そしてそのことに感謝できたり・・。それって素敵なことかもしれませんね。雨宮さんの本を読んでいると、そんな大切なことを思い出させてくれるように感じました。もちろんそれは雨宮さんが素敵な人だからなんですけれどね。今回はご主人であるパティシエの青木定治さんと2人のお子さんとのパリでの生活が綴られています。かわいらしいパリでしか見つからないようなショコラや子供服etcの写真もとてもかわいい。日常のパリも覗き見ることができてパリ好きにも楽しめる一冊かな~。なんて思いました。今後の続編も楽しみです。
Sep 9, 2007
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家から徒歩5分のところに図書館があります。常に手元に一冊を持っていないと、何やら不安になるところがあって・・・。おかげで、結婚してから忙しいはずなのに本を借りる冊数は実家にいる頃の倍になりました。細雪 谷崎潤一郎あまりにも有名な谷崎潤一郎の「細雪」。課題図書といわれても、その良さがわからなかった遠い昔・・。ところが今読むと当時の景色や情景が思い浮かんでくるんですね。不思議と。それはたぶん幼い頃より、人生経験を積んできたからなのかな・・。細雪。。神戸を舞台とした4姉妹のお話・・。本当に美しい小説ですよね。比較的読むのが早い私も今回ばかりはもったいなくって、ゆっくりゆっくり大切に読みました。(終わってしまうのが残念なほど・・)明治から昭和初期の頃の、ことに5月に関西に行ってからは神戸や大阪が舞台になっているものに心惹かるみたいです。アフタヌーンティーのショートケーキ思いがけなく素敵な本に出会うと、美味しいケーキでも味わいながらゆっくりとしたくなります。いつかオーブンを買ったら、またケーキを焼きたいな~。ってそういうゆとりのある時間もそのうち持てるようになるかしら。我が家では彼が使っていた古ーい電子レンジを使っています。なにげにけっこう丈夫なんだなこれが(笑)買い換えたはいいけれど宝の持ち腐れではもったいないしね・・。ん~。でもカタログ見て研究しようかな。ま、でもいいか。慌てない慌てない(笑)そのうちね。
Jul 8, 2007
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結婚してから半年が経ち、生活にもそれなりにリズムが出てきました。でも最初の2,3ヶ月はあまりにも要領が悪すぎて、一日がとても早かったこと早かったこと・・。しかも持久力がないから、すぐ疲れるし(苦笑)そんな私を見て、見るに見かねた彼の家事分担は掃除、洗濯、ゴミ捨てetc.と、日々増えていきました。彼いわく、もともと習慣として身についているからどうってことないんだとか。(寮生活が長かったからか)何はともあれ、ラッキー♪とこの際それにあまえさせてもらっています。となると残る担当はごはん作り・・。もともと食べることの次くらいに料理も嫌いではないので、苦にはならないのですが、さすがに実家にいる頃とはあらゆる面で違いますよね。例えば買った材料はきちんと使いこなす~とか、そんな当たり前のことが、独身の頃は考えてませんでしたもの。(残り物の処理、お母さんごめんね)残った材料をいかに美味しく食べるか。これ、半年経った今でも私にとってはかなり大切な課題なんですよね。で、結婚当初からお世話になっているページがベターホームのレシピリサーチ。これは本当にありがたかったです。そしてそして!いつでも野菜を(オレンジページ)残ったお野菜を手早くしかも美味しくいただけるレシピが満載♪見ているだけでけっこう幸せ気分なんですよね。副菜レシピが不足している私にとってはかなりのお役立ち本です。会社から帰ってからの負担がだいぶ減りました。何かと不慣れなことも多くて失敗だらけですが皆さんのページからいろいろ教わり、日々勉強中です。いつもどうもありがとうございます。そして今後ともどうぞよろしく♪梅雨が明けたら(って今年はあまり降らないけれど)隅田川の花火大会♪まだ早いけれどいまからとても楽しみです。
Jun 27, 2007
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今日の昼食は、食事をしながらの読書タイム。久しぶりに、よしもとばななさんの本を読みました。海のふたとても切ないけれど、読んでいて優しい気持ちになれる、どこかしら懐かしさも感じるストーリー・・。まりとはじめちゃんの、ひと夏の思い出の物語です。食事中にフォークを持ったまま、とまってしまった一節がありました。解決ってほんとうに面白くて、ちょうど「これはもうだめかも」と思った頃に必ず訪れる。「絶対になんとかなるだろう」と思うことをやめず、工夫し続ければなんだか全然別のところからふと、ばかみたいな形でやってくるものみたいだ。う~ん。深い。深すぎる・・。もし私が小中高生だったとしたら、きっと夏の読書感想文はこれで決まりだったに違いない。あ~。惜しいことをした(?)とわけのわからない納得をしていると食後の紅茶が出てきました。食後のミルクティー(お砂糖とミルクをたっぷりと)今日のお昼は茄子とミートソースのペンネグラタンでした。食後のミルクティーを飲みながら、本の続きを読みます。でもあまり早く読まないように。。(この本は大切に大切にゆっくりと読みたいので・・)
Aug 30, 2006
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小学生の頃は学校が終わると校庭で友達と泥だらけになって走り回っているか、下校途中におしゃべりをしながら道草をして帰る子供でした。ところが毎週水曜日だけは特別。。この日ばかりは、まっすぐ家に帰り、ランドセルを放り出して出かけたい場所があったのです。あすなろ文庫という名の子供のための図書室・・。近所の方が、子供たちのためにご自宅の一階を開放されてできた子供のための場所でした。おしいれのぼうけん当時人気の高かった絵本の一つ。子供たちに恐れられていたねずみばあさんとちびっ子2人の友情と冒険の話。いつ手にとっても開かずにはいられない魅力的な絵とストーリーでした。ここにあった絵本の数々は、今思い出してももう一度再会したいものばかり。。でもどうしてか絵も内容も覚えているのにタイトルが思い出せないものもたくさんあるんですよね。。いつの日かもう一度出合いたいものです。図書室の方は実は小学校時代の先輩のお母様でした。この方の朗読の時間が大好きで楽しみにしていたのを思い出します。キャンドルが灯されると始まる物語の世界にそうとうはまっていた当時の私でした・・。どろんこまみれの子供たちにとって水曜日は真っ直ぐ帰宅する唯一の日でした。(といってもランドセル放り出してよく怒られたな~(笑))
Jul 13, 2006
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昨年の11月に図書館に予約を入れておいた恩田陸さんの小説「ネクロポリス 上」が、ようやく手元に届きました。亡くなった人に再会できるといわれているアナザー・ヘブンという土地を舞台にストーリーは進んでいきます。恩田さんというとミステリー、ホラー、ファンタジーの3拍子がそろった物語が多いですが、このネクロポリスもその一つ。読み進むうちに恩田さん特有の不思議な世界に引き込まれていきます。ネクロポリス 上小説の舞台設定がどの時代、国、人間関係であろうとも一つだけ変わらないのが、美味しそうな食事の場面の数々。蜂蜜をつけていただくスコーンやチーズとハーブ入りのオムレツ・・。例え恐ろしい事件が起こったとしても登場人物たちにとって、食事におけるポイントはとても高いようです(笑)そのときだけでも参加したくなってしまうんですよね。あまりに美味しそうなので・・。運良く下巻も届いたらしいし、続きが切れなくてよかったな。ミステリーって途中で切れちゃうほど、すっきりしないものってないですものね。<ちょっとひと休みのコーヒーブレイク>エチカ表参道に入っている、『Boulangerie Jean Fra-nçois』ここのカマンベールチーズパンは小ぶりなのでちょっと小腹がすいたときにちょうどよい大きさなのです。ついでに大好きなパン オ ショコラもつけちゃいました。
Jun 30, 2006
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素敵だなと思う人に共通していることは、強がらない自然体な人・・。自分の心に素直な人が多いように思います。ほんのささやかな日常の出来事にも小さな輝きを見つけることのできる人って素敵ですよね。ちょっと前にお話した雨宮塔子さんもそんな女性の1人ですが、今日は女優の石田ゆり子さんについて・・。「C'est joliセ ジョリ ここちいい毎日 」石田ゆり子著(幻冬舎)エッセイの殆どが幻冬舎のWebマガジンで連載されていた石田ゆり子さんが日々思うことを綴った「お茶っコ日和」という日記をまとめたものなのです。(現在は連載は終了していますがバックナンバーを読むことができます)連載を毎回楽しみにしていたその魅力の一つには、女優さんというよりもどこかですれ違っていても不思議はないような・・身近な雰囲気を持っているように感じたからかもしれません。そうですね。まるでブログを読んでいるよう・・。心地いい日々を過ごすことに楽しさを感じている石田ゆり子さんはやっぱり素敵だなって思います。そうありたいなと。。読むたびに思うので。<ここでちょっとティーブレイク>クーツグリーンティーのアイス抹茶アメリカーノ会社の用事で出かけるたびに神谷町のクーツに寄るのが楽しみなってしまいました。ここで喉を潤してから会社に帰ります。段々冷たい飲み物が美味しい季節になりましたね。KOOTS GREEN TEA(クーツグリーンティ)神谷町城山ガーデン店港区虎ノ門4-3-1城山トラストタワー1階
Jun 29, 2006
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Parisに関するエッセイ本を見かけると条件反射で手にとってしまう癖が、もう何年も前から染み付いてしまっています。同じParisを語るにも10人いたら10通りのParisを楽しむことができるように思うのです。その中から今日は雨宮塔子さんの本を・・アナウンサーを引退し、その後パリへの留学を決めたいきさつや、パリでの生活で日々感じたことを綴ったエッセイ「金曜日のパリ」。迷いや悩みそして彼女が感じた小さな喜びの一つ一つが、飾らず素直な気持ちで書かれていて、こちらにストレートに伝わってきます。けっして強がらず、時には悩み、立ち止まってもきちんと前を向いて歩いていける・・そんな彼女の心の強さと優しさがとても素敵に思えるのです。「それからのパリ」「金曜日のパリ」の続編になる「それからのパリ」は、その後結婚し2人のお子さんのママになった彼女の、やはり正直な気持ちが綴られています。(まだ全部読んでいないけれども・・)時々はっとさせられるのが、言葉の表現の中に散りばめられた何か”きれいな”もの・・。もしかすると、それが彼女の持つ”感性”というものかもしれません。読んでいて「気持ちのいい文章とはこういうものかな。」とそんなふうに感じました。<おまけのティーブレイク>最近のお気に入りのスープストック東京の「大人のキャラメルプリン」カラメルソースだけでなく、プリンまでもがほろ苦い名前の通りの「大人のプリン」です。、ちょっとお疲れモードの時に、ここに寄り道をするのが楽しみだったりします。(エチカ表参道)読書をしながら、ほろ苦プリンを口にすれば、疲れなんてどこかへ行ってしまいますね。(とても単純)
Jun 24, 2006
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ずっと心待ちにしていた戯曲「鹿鳴館」が連休に入ってやっと手元にきました。三島由紀夫の小説は学生の頃とても好きで、よく読みました。古いはずなのに、古びていない・・。それどころか現代の私たちに新しさや華やかさまで感じさせてくれるなんて、すごいことですよね。今でもそして外国の人にも人気があるというのも何となく頷けるのです。以前、月姫さんの「鹿鳴館」のお芝居のことについて書かれていた日記を読んだときに「あ、これはおもしろそう。読んでみたいな。」と思ったのです。なんと戯曲を一つも読んでいないことに今更ながらに気づきました。もともと明治や大正の頃の舞台背景が好きなので情景を思い浮かべながら読んでいると、いつのまにか、その中に入りきってしまい(かなり危ないですね)困ったことにそこが通勤電車の中であろうと、ホームであろうとまったく周りが気にならなくなってしまうのです・・。(おかげで乗り越しそうになりました)またまた洋館めぐりが復活してしまうかな~。湯島の旧岩崎邸庭園もいいけれどもし関西に住んでいれば京都の長楽館へお茶をしにいけるのに・・。(関東に住んでいる私からはちょっと夢のようなお散歩コースなのです)せっかくなので、忘れかけている三島由紀夫の小説をもう一度読み直してみようかと思っています。
May 12, 2006
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最近、ちょっと大正の頃の日本が気になってます。特に竹久夢二の描く女性のしぐさや美しさに。当時では珍しいアルファベットを絵の中に取り入れるなんて、ちょっと素敵ですよね。今見ても新鮮な感じがします。下の絵は特に気にっているうちの一つです。絵葉書があったらほしいかも。。『ねむの木』口絵 大正5年 「NATU」夢二の描くデザインブックや、大正の頃の東京を描いた本を読んでいるうちに「夢二日記1~4」という文字通り竹久夢二の残した日記に目がとまりました。どうやらもう絶版になっているようなのですね。ネット上ではなかなか購入できないようです。そこで図書館で検索をかけてみると、、ありました♪さすがにマイナーなのか誰も借りていません。でも、私にはラッキーなことです。一頁開けば、そこは大正の東京・・。知らないはずの当時の東京の街並みを、なぜか懐かしく思えてしまうのはなぜなんでしょう。現在でも当時の名残を残している東京の街並みが日記の箇所箇所に登場してきます。夢二を含むこの日記の登場人物たちが、実は遠い昔の人ではなく、もしかしたら本当はつい最近まで存在していたんじゃないのかな・・。なんて錯覚を起こしてしまうほど、そこには不思議な魅力的な世界があるのですね。そうそう、ちょっと親しみを持ってしまうような発見もありました。夢二って、実はけっこう食べることが好きだったようなのです。わざわざパン屋さんで「フランスパンをあすから届けるやうに」なんて注文してるところもあったりして・・食いしん坊の私としては、ちょっと嬉しかったりして・・。もうすぐ一巻が終わります。読書のペースが比較的早い私も、少しずつ大切に読んでみたい本に出会いました。
Mar 9, 2006
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ここ一年ほど、大正建築の美しさに興味があります。建築というよりも、あの頃の雰囲気に。と言ったほうがいいかもしれません。日本が暗い時代に入ってしまう前の、まだ心が豊かだったころの日本人、日常の時間がゆったりと流れ、季節の移り変わりを肌で感じることができたころの生活。。日本の美と西洋の美をうまく調和させて、身につけるものに(着物、洋服)上手にそれらを取り入れていたあの頃の女性たち、そして東京の街並みがなぜだかとても気になるのです。先月に「竹久夢二美術館/弥生美術館」を訪ねてから、竹久夢二と、その頃の様子を描いた本を何冊か読みました。その一つが「昭和モダンキモノ」弥生美術館 中村圭子編です。竹久夢二、高畠華宵、蕗谷虹児など当時の売れっ子の挿絵家たちの描く女性を通して、当時の生活習慣などを見ていくという本です。大正から昭和にかけてのアンティーク調の着物はやはりとても美しく、なぜだか新しささえ感じるのですね。(憧れつつも私は着物を数えるほどしか着たことがありませんけれど・・)日本の季節の移り変わり、自然の美しさを感じながらそして何よりも新しいもの(西洋)を上手に取り入れる日本人の感受性のようなものが見えてきて、読んでいてとても楽しくなりました。竹久夢二のコメントが載っている当時の新聞記事なども残っていて、読んでいると、竹久夢二ってやはり女性の美に対して敏感だったんだな~と納得してしまいます。もし、タイムスリップ一日券なんてあったとしたら、ちょっとのぞいてみたいですね。当時の人に混じって、少し西洋の雰囲気を取り入れた着物を着て、カフェーでお茶をしに行ったりしてみたいものです。おっと。それには着物を着こなせる雰囲気が私自身にないとだめなんですよね。何というか・・どの時代でもセンスや品の良さはお金では買えませんものね。こればかりは。それにしても、この頃の女性の着こなし術にはちょっと憧れちゃうな~。
Mar 4, 2006
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話の舞台は昭和30年後半から40年代にかけての東京のとある商店街。そこで起こった不思議な話だ。読んでいて不気味なところもあるのだけれどおもしろいのでページが進んでしまう。この人の話は読んでいて当時の街の風景やそこに住む人たちの様子が自然と思い浮かんでくるところだと思う。短編なので、通勤時、ちょうどいいところで閉じることができるのが嬉しい。ちなみに同作家の 花まんま のほうは、大阪下町が舞台だ。毒が強くない分、わたしはかたみ歌のほうが好きである。
Feb 4, 2006
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本が好きです。読んでいる間、その間だけは別の世界に入れてしまえるので電車の中だろうが旅行だろうが、本は欠かせません。小説、エッセイ、何でも好きだけれど、読んでいて現実を反省しちゃうような(落ち込んじゃうような)ものはあえて手にしません。(いまのところ)ことに数年前に近所に図書館ができてからは今までに読まなかった作家の本も読むようになり、かなり読む数も増えました。買うとなると躊躇しちゃうような本も、借りるとなると気楽に読めるので、図書館ってありがたいですね。もちろん、いろいろ手にしていくと当然のごとく当たりも外れもあります。はずしなんて言っちゃいけないかな・・。別の言葉に言い換えると自分に合わないものは途中で潔くやめまちゃいます。(書いた人には悪いかなー)逆に面白かった作家のものは、しらみつぶしに読んでいくそーいう読書人です。
Feb 3, 2006
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