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この酒は美味かった!そして、旨かった! 辻堂の寿司屋「竹はる」で頂きました。 やはり私は14号系の酵母が好みのようです。 香りが勝ちすぎず、味わいとのバランスがいい。 そして、料理の邪魔をしない。むしろ引き立てる。 季節商品だから、楽しめるのはこの時期だけなのがちょっと残念です。
2014/03/10
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1回火入れの生詰純米大吟醸。なにが「PROTOTYPE」かというと、アルコール分15%の原酒を醸したこと。その狙いは「飲み易さと旨さの両立」で、17-8度の原酒のパンチ力ではなく、飲み頃のアルコール分でありながら、旨味を充分引き出すために、加水していない15度の原酒を、発酵を調整しながら造り出したのがこの酒。という理屈はあとから知った次第ですが、何も知らずに飲んだ印象は、最初口に含んだ時は品の良い香りと口当たりの良さで「優等生だな」というもの。しかし、ノドの奥を通り過ぎて、余韻の香りと膨らみが鼻腔をすり抜けていくと、「これはウマイな」と素直に思える。軽くても薄さを感じさせないこの酒は「試験醸造」に終わらせることなく、定番酒として常駐しても良いのではないだろうか。しかも、4合瓶で1575円とリーゾナブル。群馬の酒というと、上越新幹線に乗ったようにスルーして新潟まで行きがちだが、実際は派手さこそないものの、しっかりした酒が多いと思う。途中下車しましょう!
2013/07/31
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「独眼流」や「天下布酒」など、戦国武将がお好き(と思われる)群馬の蔵元・高井さん(京大卒とか)の雄町で醸す酒。「巖」は正真正銘、この蔵のメイン銘柄です。瓶燗火入れです。表題どおり、全量雄町を60%まで精米して、越後杜氏さんが協会701号酵母で醸し、日本酒度±0、酸度1.7、アルコール分は17-18度という仕上がりです。旧日本陸軍元帥・大山「巌」のイメージからするほど、ゴツゴツしたコワイ感じではないです。香りもそんなに押してこず、フラットな酒という印象。銘柄の名は覚えても、味は忘れないようにしよう。
2012/01/04
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「独眼流」は仙台の酒かな? 「天下布酒」は岐阜の酒かな?と思いましたが、どちらも群馬県藤岡のお酒でした。よほど戦国武将好きな蔵元さんなのですね。伊達政宗のような奇抜さは無く、7号系酵母で仕込んだ上品なお酒ですが、明確な酸味の存在が全体の膨らみをキリリと引き締めます。織田信長の「天下布武(てんかふぶ)」ならぬ、「天下布酒」。洒落が利いていますね。「酒を以って天下を制する」という力強い心意気です。麹米は五百万石、掛米は美山錦をそれぞれ60%精米、協会701号酵母で仕込み、表示のような仕上がりとなっています。こちらは粕歩合が40%を超えて、独眼流よりも贅沢な搾り。しっとりとした酸味が旨味と絡まって、なかなかいける酒です。どちらも大森「吟吟」さんでいただきました。
2011/11/01
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龍神酒造が立地する館林市は、群馬県の中でも埼玉県に近い南東部で、尾瀬からはだいぶ離れていますが、「尾瀬の雪どけ」は群馬県を代表する日本酒の一つとして愛飲されています。今回の「夏吟 純米大吟醸」は、単にノド越しが良くて爽やかな酒というわけではなく、むしろしっかりとしたコクと味わいによって満足感を与えてくれます。聞くところによればコハク酸を充分に残した造りをしているそうです。瓶燗一回火入れで、価格も4合瓶で1,580円だから手ごろですね。
2011/07/22
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