教授のおすすめ!セレクトショップ

教授のおすすめ!セレクトショップ

PR

×

Profile

釈迦楽

釈迦楽

Keyword Search

▼キーワード検索

Shopping List

お買いものレビューがまだ書かれていません。
January 17, 2010
XML
カテゴリ: 教授の雑感

 今日も今日とてセンター入試二日目の試験監督業務。しかし、今日は冷えました。昨日も寒かったけど、今日はもっと寒かった・・・。一年の中でもわざわざこんな寒い時期を選んで50万人以上の学生に一斉テストやらせるなんて、狂気の沙汰だね。こんなの、12月の頭くらいにやればいいのに。その頃なら、まだ寒さも耐えられる程度だと思いますけど。文科省も頭が悪いな。


 ところで、ま、一般論として、大学受験をしようという高校生って、自分の能力で合格できそうな一番上位の大学を目標校に設定して、そこを目指してしのぎを削っているわけですよね? 親もそれを願っているし、高校の進路相談でも担任とかから「お前なら、この大学受かるぞ」とかハッパをかけられたりして。

 しかし、その発想を逆転してですね、自分の能力で合格できそうな大学よりレベルで言って3段階くらい下の大学を目指す、っていう戦略ってないのかしら。最近、そんなことを思うんですよね。

 自分の能力で行ける中で、一番いい大学にめでたく合格しても、そこで一頭地抜くって、大変なことだと思うんです。だって、同級生はみんな自分と同じくらい頭がいいんだもの。そこでは頭半分リードするのだって、結構難しいでしょう。その大学に通っているというだけで、いっぱいいっぱいですからね。

 しかし、仮に、自分の能力レベルよりも3段階位下の大学に行ったとする。で、そこで猛勉強。すると・・・

 当然、三頭地くらい軽々と抜いてしまう、と。で、教授陣にも「え、うちの大学にこんな出来のいい学生が居たんだ!」って感じで、おぼえもいい。で、その大学が用意しているあらゆる便宜、たとえば「授業料免除」とか、「派遣留学制度」とか、そういうのを軒並み総なめに出来る。

 で、学部時代から教授陣にも「ホープ」と見なされ、派遣留学を終えて大学院も終える頃には「生え抜き」として助教に迎えられ、そのまま講師・準教授と出世して、やがては母校の教授の椅子に収まると・・・。

 そういう感じで教授職を手に入れるっつー方法もあるんじゃないかな、と。

 逆に、自分の能力いっぱいいっぱいで入った大学で頑張ったものの、結局、同級生との競争に敗れて母校の教授職を得られず、仕方なく受験生の時は狙いもしなかった3段階くらい下のレベルの大学の教授になる、というケースがあったとして、先のケースで「生え抜き」でその大学の教授になった場合と比べ、どっちが幸福かと。

 ま、人それぞれですが、こういう考え方も大学選びの一つの(トリッキーな)オプションとしてはあり得るのではないかしら。

 でも、先ほども言ったように、実際に今、大学受験している高校生諸君は、そして彼らの周囲の人間も、そういう「鶏頭牛後」的オプションがあるなんてこと、考えもしないだろうと思うんですよね。もちろん、「大学の先生になる」というのは一つのたとえとして言っているのですが。

 人の行かない道を行きたがる私としては、すぐにそういうオプションのことを考えちゃうのですけど、そんなことを考えもしない大多数の高校生たちが、死ぬような思いで必死に「自分の能力で行ける最高の大学」を目指して昨日・今日とセンター入試を受けている姿を見ると、こんな子供がもう画一的な競争社会に飛び込んでしまって・・・と、可哀想に思えて仕方がないのでありました、とさ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  January 18, 2010 12:40:55 AM
コメント(2) | コメントを書く
[教授の雑感] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


その選択肢もいいと思いますが。  
藍毘尼 さん
うちの子に限っては、無かったですね!
>死ぬような思いで
という受験勉強も、それは他人の想像で、受験生は案外それが当たり前でへっちゃらで、「勉強やめて寝なさい」と親が忠告するほどですから♪
結構、受験勉強は高校の友人との楽しい競争って感じでしたよ♪

就職だって、優秀な院卒の多い研究所をあえて選んで行きましたから。
大変だけど頭の切れる人たちと一緒のほうが燃えるし全てのスピードが速くて要領が良くて居心地が良くて好きみたいです。

大学受験なんて頑張って入った難関大学でも日本の大学の場合は、学部生のときにみんな結構さぼりますから、「いっぱいいっぱい」で苦労することなんてないですね。
日本の大学は、自分が頑張らないとどんどん落ちていきますから!
大学院でも厳しいとこに入らないと、研究室によっては、ぬるいぬるいとこがあるみたいですから、無駄に若さと大学の6年間を過ごしてしまう残念な結果になることが多いと思います。ランクを落とすのは簡単でランクを上げるのは大変だから、自分の頭を厳しく鍛える環境に身をおくのが一番ベストだと私は思いますね!
私はバカな女ですから、厳しく頑張っている息子たちが羨ましいですね!

就職に関しては我が家では、お正月に夫が息子に「しんどいから、長にはなるなよ!」と言っていました!男親の意見は社会で長年苦労している分違うみたいですね!そういえば夫は「鶏頭牛後」もいいと、ことあるごとに息子に意見してますね♪ (January 18, 2010 12:13:01 PM)

Re:その選択肢もいいと思いますが。(01/17)  
釈迦楽  さん
藍毘尼さん

>就職に関しては我が家では、お正月に夫が息子に「しんどいから、長にはなるなよ!」と言っていました!男親の意見は社会で長年苦労している分違うみたいですね!そういえば夫は「鶏頭牛後」もいいと、ことあるごとに息子に意見してますね♪
-----

なるほど、男親と女親で、職業観が若干異なるというのは、面白いですね! 「長になるな」というアドバイス、私も同感です。特に研究職の場合、「長になる」=「研究の一時放棄」に近いものがありますので、ね! (January 18, 2010 05:23:03 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: