全477件 (477件中 151-200件目)
私の古本道の師匠の一人、岡崎武志さんのブログを見ていてビックリしたんですが、池袋の古書店、夏目書房が閉店したとのこと。 え゛ーーーーーー! マジか・・・。 ホントかよ・・・。 二年ほど前まで、某学会の幹事をしておりまして、当時、池袋にある立教大学で会議があることが年に2回ほどあったんですな。で、その用事で上京し、池袋を訪れる度に夏目書房に立ち寄るのを楽しみにしておったわけですよ。 でまた、この夏目書房というのが、店は決して大きくないのですが、品ぞろえが素晴らしくて、私が欲しいと思うような本をよく置いてあったんですわ。 例えば中公文庫版、岡野弘彦の『海のまほろば』とかね。長いこと探していたこの本を、夏目書房の入口を入った正面の文庫棚の、それも私の目の高さの棚にあるのを見つけた時の嬉しさとか。今でも思い出しますなあ。 私は知らなかったのですが、夏目書房は大正時代から今日まで80年もここで店を開いていたそうで、老舗も老舗。そんな素敵な古書店が閉店だなんて、何とも寂しい限り。 ただ、ここの支店が神保町にあって、「ボヘミアンギルド」という名前の店なのですが、ここもまた私のお気に入りの古書店なのよ。で、そのボヘミアンギルドの方はそのまま営業を続けるそうなので、そこは一つホッとしたところ。 ボヘミアンギルドは、2階に有名画家のリトグラフやら有名作家の原稿、あるいは色紙や短冊なども売っていて、これはまたこれで楽しいんだなぁ。 それはともかく、ある時代、私の池袋詣でをより楽しいものにしてくれた夏目書房の閉店を、この店のファンだった愛書家の皆さんと共に惜しむことにしましょうかね。
October 25, 2018
コメント(0)
明日は大学の紀要の原稿締切日なもので、今日は提出前の最終チェックをやっておりました。 今回のテーマは「女性向け自己啓発本の世界」。 自己啓発本ってのは、基本的には立身出世の指南書なので、成り立ちから言うと男性読者のためのものなわけですよ。だけど、第二波フェミニズムの影響で1960年代後半くらいから女性の社会進出が始まると、「女性向け自己啓発本」と名付けるべきサブ・ジャンルが登場する。例えばベティ・フリーダンの『女らしさの神話』(1963)なんてのがその初期のものになるわけね。 で、この『女らしさの神話』は、フェミニズム関連図書として従来、論じられることが多いわけですけど、「女性のみなさーん、自己実現するためには家庭の主婦のままじゃダメ! 今すぐ社会に出て働きなさーい!」と呼びかけた本と考えると、要するに自己啓発本なんじゃね? っていうね。事実、この本が出版された当初、「自己啓発本」として売られていたという経緯もあるわけだし。 で、その辺から女性向け自己啓発本が盛んに出始めるのですけど、女性の場合、美容とか痩身とか、そういうのも重要な自己改善になるわけでしょ。あるいは、家を片づける本とかね。だから、そういうことを指南する本まで数えだすと、女性ってのはやたらに自己啓発本を読む、ということになってしまう。統計によると、2016年時点で、自己啓発本の7割は女性が買っているそうですし。 というわけで、今や女性こそが自己啓発本の主要読者層だ~、ってなことをまとめたわけ。 で、昨日の時点で、「まあ、こんなもんか」って感じで仕上げたつもりだったのですが、今日、改めて読み直してみると、あちこち気に入らないところばかり。この期に及んで、まだ直すという・・・。もう果てしないな。 まあ、私の場合、紀要論文なんてのはほんの中間地点というか、下書き程度のものでありまして、この先、研究書として出版する際にまた大幅に加筆・訂正することになるのだから、今の時点で完璧でなくてもいいんですけれども、それにしてもやっぱり紀要は紀要で公けになりますから、あまり恥ずかしいものも出せませんのでね。 で、それだけならまだアレなんですけど、実は科研費の申請も明日までにしないといかんのですわ。ホントはこちらの締切はまだ先なのですけど、水曜の夜からアメリカ出張に行くことになっていて、帰ってきた時にはもう締切を過ぎてしまうので、私に関してはこの書類に関してもほぼ明日が締切なのよ。 ということで、紀要論文を直したり、申請書書いたりで、大変よ。 ま、今日・明日で頑張って、アメリカに行ったらちょっと一休みしますわ。
September 24, 2018
コメント(0)
8月末〆切の原稿、なんとか書き上げて、ホッと一息。だけど9月25日〆切の原稿があって、一難去ってまた一難、一本書いてまた一本って感じ。 しかも、9月25日〆切の原稿はまだ一行も書いてないっていうね。ゼロ発進だよ。間に合うのかね。 まあ、間に合うんだろうね。 ただ・・・なんかこう、コレだ!っていうスジガキがないんだよなあ・・・。まあ、ちょっと見切り発車で書き始めてみて、そのうちどうにかなるのを待ってみるか、って感じ。
August 30, 2018
コメント(0)
東京に居るうちに東京でしか出来ないことをやっておこうと、今日は五反田にある Good Day Books という洋書の古書店に行ってきました。実はアメリカン・ペーパーバックについての原稿を頼まれておりまして、それの資料探しのつもりだったのですが。 が! わざわざ五反田くんだりまで行ったのに、なんと、Good Day Books はとっくの昔に閉店していたのでした・・・。 マジかよ,ネット上ではまだ存在しているような雰囲気アリアリだぞ。閉店したなら、閉店したと、ちゃんと書いといてくれよ! というわけで、出だしからこのザマだよ。こういう時には、じたばたしてもろくなことがないんだよな・・・。 だけど、せっかく都心まで出ちゃったんだもの、じたばたするしかないでしょ。 ということで、都営浅草線・都営三田線と乗り継いで神保町へ。 久々の神保町ですけど、この街も変わったねえ。岩波ホールの隣、昔、信山社があったところも、なんだかブック・カフェみたいになっとるぞ。 で、これまた久々に北沢書店に赴き、スタインベックの『Tortilla Flat』のシグネット版を500円でゲット。だけど、安い古本だったせいか、店員が「このままでいいですか」とか言ってむき出しで渡してきやんの。北沢のサービスも落ちたもんだねえ・・・。 気を取り直してお隣の小川図書も見たけど収穫なし。で、お次はすずらん通りにあると聞いた「羊頭書房」を探すも見つけられず、仕方なく我が愛する「ボヘミアン・ギルド」の2階でリトグラフなどを見ながら目の肥やし。池田満寿夫の小さなリトグラフが3万円くらいで売っていて、なかなかいいものだったのですが、とりあえず今回はパス。 で、お次は三省堂。ここはね、洋古書を見に来たのではなくて別な用事。小学校英語教授法の授業を来年から担当しなくてはならないので、その参考になるような本を偵察に行ったの。 が、ちょこちょこ立ち読みしたけど、大した本がないねえ・・・。全然参考にならんじゃん。小学校英語、始まったはいいけど、誰もが迷走していて、何を教えるべきか、どう教えるべきかの定見がない。こんな見切り発車な状況で始めちゃっていいのかよ・・・。 ということで結局,何も買わずに売り場を離れたのですが、今、三省堂では8階で古書市をやっているということだったので、ちらっと覗いてみることに。しかし、実際には店のほんの一角にわずかばかりの本が並べてあるばかりで、まったく気が乗らず。さらに4階には「三省堂古書部」なるコーナーがあると知ったので、そこもチラ見したのですが、まあ、今が今欲しい本も見当たらず。 それにしても三省堂も迷走しているなあ。昔は新刊書の本屋としてビシッとしていたけど、今はあっちで古書部、こっちで絵を売り、そっちには本と関係ない食料品みたいなのを売ってたりして統一感まるでなし。何コレ? その後、「ブックブラザー源喜堂」まで行ったのですが、あいにく夏期休業中だってさ。ついてないねえ。 というわけで、5時間かけて書店巡りをして、結局ゲットしたのは1冊だけ。まったく情けない。 もう、アレだ。日本でアメリカン・ペーパーバックの古い奴なんて手に入らないんだ。もう諦めよう。今度ポートランド行った時に、パウエルズでしこたま買えばいいじゃん。 というわけで、今日は一日、くたびれ儲けの銭失い(足代はそれなりにかかるからね)に終わったのでありました、とさ。ガッカリ。
August 17, 2018
コメント(0)
期末試験のシーズンとなり、ようやく夏休み目前となって参りました。 で、今年はどこへ行こうかなと思案したのですが、毎年ロスというのも何とかの一つ覚えかなと、今回はショバを変えることにいたしました。 で、考えた末、今年はポートランドに行くことに決定! カリフォルニア州の北、オレゴン州ですな。 まあ、今全米で一番注目の街。アメリカの都市にしては珍しく、公共交通機関が発達。自転車道の整備もされていて、治安も良いというのですから、今、全米各地から引っ越して来る人が多いのもある意味当然。 しかも、消費税がないという。ここで買い物しないで、どこでするの? もちろん、シアトル同様、サードウェーブ・コーヒーでも有名。街のあちこちからコーヒーのかぐわしい香りが漂ってくる・・・らしいです。 一方、私の研究方面では、街中にポートランド州立大学がドンとある。そして、むしろこちらの方が私の関心を惹くのですけれども、有名な「パウエルズ」という書店の本拠地。新刊本と古本を両方扱う巨大書店で、私はここから随分沢山の本を買いましたが、それはネット上で買うのであって、本店に行くのは初めて。 しかし! 大昔は、名古屋―ポートランドの直行便(デルタ)があったもので、私が最初にロスに行った時は、ポートランド経由で当時の名古屋空港から旅立ったものですが、今はそんな便はなし。下手すると3度乗り換えとか、そんなのばっかりになってしまったのですが、それでもなんとか、往復とも成田乗り換えだけで済む便を探し出して予約したところ。 それにしても、旅慣れない私にとって海外旅行というのは、決して楽しいばかりではありません。飛行機の予約、アパートの予約、そういうのがもう面倒で面倒で。大きいスーツケースを引っぱってえっちらおっちら空港を右往左往するのも相当なストレス。 もう、アメリカ西海岸ですら私には遠い! せいぜい、ハワイがいいところ。 これからはハワイに滞在しなければならない研究課題を探すしかないな・・・。
July 30, 2018
コメント(0)
昨夜のワールドカップ、キックオフが夜中の3時ということで、さすがの夜型の私も見ずに寝たのですが、気になっていたせいか、何度も試合の夢を見てしまったという。最初の夢では2対1で勝ったことになっていて、次の夢では5対0で大負け。それで自分でも何が何だか分からなくなったところで目が覚め、実際の結果を知りました。 いやあ、惜しかったですな! 一時は2対0で勝っていたというのですから! 素人のタラレバ話になってしまいますが、2対0になった時点で、極端な、反則ギリギリの守備的プレイをしたらどうだったんだろうなどと、ついつい考えてしまいますなあ・・・。やたらにゴールキーパーにボールを戻す的な。自陣でやたらに安全無害なパス回しをする的な。この状況で相手にとって嫌なプレイって何だろう? という観点から、プレイできなかったんだろうか・・・。 まあ、そういうことをしないで正々堂々やるから、日本のサッカーは素晴らしいのでしょうけれどもね。 それにしても、後で結果を聞いた私ですらこれだけ悔しいのだから、実際に戦った選手たちがどれほど悔しい思いをしているか、それを想像するだに、何も言えなくなりますね。 しかも、悔しい負け方をした後の日本代表チームが去った後、ロッカールームが嘘のように整頓されていた、という話を聞くと、日本人として誇らしく、誇らしいがゆえにまた気の毒で、ますます胸がふさがります。 ドイツですら16強に入れなかったことを思えば、またポルトガルやアルゼンチンですら8強に入れなかったことを思えば、圧倒的優勢と思われていたベルギー相手にこれだけ善戦したことはアッパレの一言。サムライ・ブルーの戦士たちには胸を張って日本に帰国してもらいたいと思います。よく頑張りました。お疲れ様!!
July 3, 2018
コメント(0)
あー、『コンフィデンスマンJP』、終っちゃった~・・・。月曜日の楽しみだったのに。来週からどうしよう。 それにしてもこのドラマの脚本書いている古沢良太(こさわ・りょうた)って、天才じゃね? 『鈴木先生』も『リーガル・ハイ』もめちゃくちゃ面白かったし。まあ・・・『探偵はBARにいる』だけは買わないけど。 ただ、『コンフィデンスマンJP』の映画化が決定したという朗報も。ついに人生初、お金を払って邦画を観る時が来たか? とりあえずそれまで、月曜日の楽しみは『激レアさんを連れてきた』だけにしておこう。
June 12, 2018
コメント(0)
目黒の虐待の話、聞いた? もうさ、ちょっと可哀想過ぎないか? 5歳なんつったら、可愛い盛りじゃないの。それをまあ、よく、ああいうことが出来るもんだなと。 でまた、結愛ちゃんが書いたという手紙。5歳とは思えない文才。よほど頭のいい子に違いない。しかも、虐待されながら、自分が悪いと思っていたんですかねえ、必死に謝って・・・。 あの手紙、涙なしに読めないね。 あんな可愛い、けなげな子を虐待して死に追いやったとは、あの野郎、人間じゃねえな。司法に渡す前に一旦、私に引き渡して欲しいもんだわ。 こういうことが起こってから、児童相談所にはどうにかできなかったんかい、っていう話になるわけだけど、そういう後の祭りを繰り返すのは止めてもらいたいわ。もういい加減、こういう悲劇が起こらないよう、ちゃんとした制度を導入しろといいたいよね。 今更こんなこと言ったってしょうがないけど、結愛ちゃんのご冥福をお祈りいたします。
June 7, 2018
コメント(0)
前に大学時代の恩師・大橋吉之輔先生の文集の出版計画があるというような話を何回か書いたことがありますが、あれについてちょっと悪い進展がありまして。 まあ、売れる本にはなりそうもないし、自費出版やむなしの方向で検討していたのですけれども、いざ、本格的に問い合わせを始めたら、結構いっぱいダメ出しをされてしまったと。 まず一点目は「これは誰の本なのか」ということ。 先生が大昔にお書きになった文章だけではちょっとアレかなと思い、随所に私自身の恩師の思い出をつづった文章を付けるつもりだったのですが、そうなると、これは一体誰が著者ということになるのか、不明になるというご指摘をいただきまして。 ううむ。なるほど。 あと、もう一つは、先生の文章が載った媒体、それは雑誌であったり新聞であったりするわけですけれども、それらすべてから許諾を得ないといけないと。これは結構な手間になりそうですし、それに加えて、今もなお存続している媒体ならいいのですが、今は既に存在していない媒体もあるので、そうなるとどこに許諾を取ればいいのかもわからないと。まあ、著作財産権というのは50年で消滅しますから、今から26年後には許諾の問題だけはすべてクリアするんですけどね。 そういうこともありまして、今回の企画自体、そもそも無理があるのではないかと。やんわりと言われてしまったわけですな。 ううむ。 ということで、いささかガッカリなのですけれども、近々にはどうにもならんかなと。 恩師の本を出して、恩返しをしたいという願望が私にはあるのですけれども、それをどういう風に実現すればいいのか、しばらく迷走は続きそうでございます。
May 8, 2018
コメント(0)
今日は小学校時代からの友人3人で魚介中心のバーベキュー! ・・・のはずだったのですが・・・。 朝起きてみると、母が具合が悪いと・・・。 なんだかこのところめまいが頻繁に起こるようになったそうで、先日も家庭医の診療を受け、近々大病院でCTスキャンを取る予定になっておったのですが、今朝はそれがひどく、朝方吹っ飛ぶように転んでしまったとのこと。 そんな話を聞いたら、こちらも不安なので、バーベキューはキャンセルし、とりあえず病院に連れて行くことに・・・。 が! 今日は連休初日、病院もどこもお休みで、それを押して行くとなると急患扱い。で、一応、急患用の番号に電話してみると、緊急性がないのであれば、しばらく様子を見て欲しいとのこと。 つまり、今、ここで倒れて意識がないというのでもなければ、相手にしてもらえないのね。まあ、救急医療って、そういうもんなのでしょうけれども。 ということで、今のところは水分を沢山とって、家庭医から渡されためまい用の薬を飲んで、それで様子を見ることに。 海鮮バーベキューの予定が、えらいことになっちゃったよ。 しかし、母ももういい歳。これからはこういうことも多くなってくるのかな。 そうなってくると、今後、どうすればいいのだろう。 今は私がそばにいるからいいですけど、連休が終わって私が名古屋に戻った後、一人暮らしの母をどう見守ればいいのか。 セコムのようなセキュリティ会社に「見守りサービス」を頼むのがいいのか、それとも地域の老人介護なんちゃらに頼むのがいいのか。 またまた考えなきゃいかんことが増えちゃった。 天気予報に反し、外は初夏の日差しがまぶしいけれど、先のことを考えてワタクシの心は若干曇り空なのでありました、とさ。
May 3, 2018
コメント(0)
なんか、最近、うちの大学の生協がたるんでるような気が・・・ 先日、アニキことK教授が、「生協に頼んでおいた教科書だけど、生協が注文するのを忘れてさあ、授業の初回、学生が一人も教科書を持ってなかったので、往生したよ」と言っていて、はあ、そんなことあるのか~と思っていたのですが、なんと、私にも同じようなことが。 私が使う教科書も、もうずっと前に注文してあって、事前に「人数分、確保できました」という連絡を受けていたのに、実際に授業の時になってみたら、15人分くらい足りないでやんの。一人分、二人分の話じゃないんだから。 ウソだろ・・・。何やってんだよ。 で、いつもですと、釈迦楽先生、こういう場合、とっても怖いわけですよ。「ごらぁ! わしの授業、なにぶち壊しとんねん! 責任者出て来いや! この落とし前、どうつけてくれるんじゃ、おら!」みたいな感じで、担当者を震え上がらせちゃったりするんですけど(ホントか?)、今回は違いました。 だって、ほら、先日、「ACIM」系の自己啓発本読んだって言ったじゃない? で、せっかく読んだのだから、読んで学んだことを応用しなきゃって、そう思ったの。 怒りを、手放そう・・・。この世には悪もなければ、悪人もいない。みーんな、神の子。 で、怒りを手放したワタクシ、かすかな微笑を携えながら生協に出向き、「あのぅ、すみません、ちょっと手違いがあったみたいで・・・、いえ、そんな! そちらの手抜かりだなんてちっとも・・・、私の指示が明確じゃなかったのに決まってます! ええ、ええ。もう、そうしていただけるとありがたいかなって・・・ええ、ええ! ありがとうございます~」みたいな感じで、きわめて和やかな雰囲気の中で善後策が練られたのでありました。 ステキ! 怒りを手放すって、なんてステキなの! キラキラリーーン! で、家に帰って家内にその話をしたら、開口一番「気持悪っ!」だって。「宇宙人に、身体を乗っ取られたんじゃないでしょうね?!」だって。 ・・・えらく評判が悪い。 そうか、ワタクシらしくないことしちゃ、いかんわけね・・・。 あちらを立てれば、こちらが立たず。怒りを手放すのって、色んな意味で難しいもんだな・・・。
April 18, 2018
コメント(0)
私、花粉症とは割合と無縁で、目がちょっと痒くなるくらい、外に出た時にくしゃみを1、2回するぐらいで済んでいたのですが、三日ほど前に突然、重症になり、鼻水が止まらない状態に。目もしょぼしょぼして堪え難い。なんと、突然重症の花粉症になってしまったじゃないの。 なるほど〜。これがいわゆる花粉症か・・・。これが続くとなると、相当辛いな・・・。 で、これはまずいということで、普通に花粉症の家内が愛用している「アレジオン」をその日の就寝前に飲んでみた。すると・・・ あら〜、翌日からすっきり〜。元に戻った〜! ってなわけで、突然花粉症になり、突然治ったという。簡単だねえ、自分。 それにしても「アレジオン」、効くじゃないか。一日一錠というのも面倒くさくなくていいし。教授のオススメよ。【第2類医薬品】アレジオン20(12錠) エスエス製薬 アレジオン20 12T [アレジオン2012T]【返品種別B】◆セルフメディケーション税制対象商品 だけど、結構値段も高い。1箱12錠で2000円くらいだから、夫婦で飲んでいたら、6日間で薬代が2000円だよ。とはいえ、花粉症の苦しさは放置しておけないレベルだし。むむむ。通販だと,もう少し安いのか? それにしても、ねえ・・・。 なんか、春って物要りで嫌だね・・・。 さてさて、実家での春休みも今日でおしまい。今日はこれから名古屋に戻ります。それでは明日からはまたいつも通り名古屋からのお気楽日記、お楽しみに〜!
April 3, 2018
コメント(0)
今日は我ら夫婦にとって結婚記念日! 98年に結婚したので・・・20年目か! 早いですのぉ。 例年ですと今日はおめかししてどこかステキなレストランで外食・・・なんですが、今年は狙っていたレストランの予約が取れず、お祝いは明日に順延することに。しかし、何もしないのもアレなので、夕方、二人でテクテク近所のケーキ屋さんまでケーキを買いに出かけました。 で、それはいいんですけど、ケーキ屋さんへの道すがら、とあるパン屋さんが閉店していたことに気付いたという。まあ、頻繁に通っていたわけではありませんが、時々買っておいしかったですし、私の認識では人気店なんだろうなと思っていたわけ。実際、午後遅く行くと、もう商品のパンの大半が売れてしまっていて、買いたいものが残っていない、なんてことも多々ありましたので。 で、家に帰ってから、そのパン屋さんのホームページを覗いて見たのですが、そしたら、そこに悲しい話が載っておりましてね。 今を去ること3年ちょい前、希望に胸脹らませてオープンしたそのお店。ご主人と奥様、そして息子さんの名前を混ぜ込んだ店名にして、張り切って開業したものの、オープン当初はまったく客が入らなかったそうで。 それでもいつかお客さんがついてくれるに違いないと、一生懸命頑張って、その甲斐あってか、少しずつ常連さんも増えてきた。またマスコミに取材された後はどっと客も増え、一時はこれでどうやら軌道に乗ったと確信した時期もあったのだとか。 しかし、昨今の炭水化物ダイエットブームで今、パン業界は全体的に低迷しており、それに追い打ちを掛けるように国産小麦、砂糖、バターの値段が急騰。一部の食パン専門店などで一斤400円以上の商品を売ってそこそこうまくやっているところもあるけれど、オーナー的にはそんな高いパンは庶民のパンじゃないという思いがあって、そういう流行に乗るつもりもなく、そうなるともうとにかく心をこめて美味しいパンを作って、薄利多売で頑張るしかない。 で、オーナーは毎日4時間睡眠で頑張ったと。しかもまともに休めるのは月に一日か二日程度だったとか。 しかし、ついに限界が来た。3年間、必死で足掻いたけれども、もう店を畳む以外ないというところまで来た。で、2月の終わり頃、店じまいをされたということらしい。その最後の数日のブログを見ると、無念さと、常連客に対する感謝で、痛ましいほど。 テレビでは、列をなす客で話題のパン屋さんなどが取り上げられることがしばしばありますが、その一方で、このお店みたいに味もいいし、良心的に頑張っているのに、力尽きて店じまいするところもある。なかなかうまく行かないものですなあ。 それにしても、我が家だってたまにそのお店で買っていたのだから、せめて最後にもう一回、パンを買ってあげればよかった。オレンジ風味のチーズクリームの入ったクリームパンとか、カスタードのコルネとか、私は好きだったのに。 個人経営のお店をやっていた人が、店を畳むとなると、その人はこの先、どういう形で生計を立てていくのか。他のパン屋さんとかに就職するのか。その辺は判りませんけれども、いつか、どういう形でもいいから、もう一度、自分の店を開けるようになったらいいんですけどねえ。
March 24, 2018
コメント(0)
今日は年度最後の教授会で、教授会終了後、この3月末をもって定年を迎える退任教授の先生方を送るためのセレモニーがあったのですが、これがまた寂しいものでね。 昔は・・・って、私が赴任した頃は、という意味ですが、その頃のこのセレモニーは、結構、ハート・ウォーミングなもので、盛大なもんだったんですよ。 ところが、ここ数年はもう見る影もない。 大体、教授会が終わった途端、半分くらいの先生方が帰っちゃうんだよね。昔はほぼ全員がその場に残ったのに。だから、送る側もスカスカですわ。 でまた、そんな調子だから、送られる側の先生方も、先手を打って、セレモニーに参加しないという選択をする。今年も15人の先生が辞めるというのに、セレモニーに参加したのはたった5人だよ。 送る側も送られる側も、すっかり白けちゃって、セレモニー自体が形骸化しとりますな・・・。 私は、ほれ、根がマフィアだからね。縁とか恩とか、そういうのは重視するわけよ。だから、たとえあまり関係のなかった先生であっても、ずっと同じ大学に勤めていた先輩を送るとなれば、リスペクトはするわけ。だけど、私よりよほど年下の先生方が、何のためらいもなくセレモニーに参加しないで帰ってしまうのを見ると、寂しいなあと思うわけね。 あんたらだって、いつか送られる側になるんだよ、その時、後輩がどんどん帰ってしまったら、寂しいと思わない? ま、今、うちの大学、全体的に求心力ないからね。一体感のかけらもない。だから、こういう風になっちゃうのも仕方ないんだけど。 それでも、私のような昔気質の人間からすると、寂しい気がしますね・・・。
March 15, 2018
コメント(0)
今日、ちょっと小耳に挟んだのですけど、「T字路」っていう言葉があるじゃないですか。 あれ、本当は「丁字路」って言うんだってね、日本語では。「てぃーじろ」ではなく、正式には「ていじろ」。 それで不安になったんだけど、「Tシャツ」は「丁シャツ」じゃないよね? 閑話休題。 不安と言えば、今日、随分昔の知人から突然、妙なメールをもらいまして。 当時とて別に特に親しいわけでもなかったのですが、とにかくその人は今、何かお悩みのようで、苦しい現状が書き並べてある。しかしどうも内容が変で、大学時代に犯した罪を今だに後悔しています、とか、釈迦楽さんはまだミサを行なっていらっしゃいますか? とか。しかも、発信時間が早朝だよ。 これ・・・やばい奴じゃない? 完全に病んでない? こんなメールもらっちゃって、わたしゃどうすればいいの? 返事をするにも、なんと返事すればいいかわからないし、返事をしないとなると、それはそれで逆恨みとかされないか不安。 仮に返事をするとして、「ひょっとして精神科にかかった方がよろしいのではないですか?」って書いていいのかなあ? あと、「ミサはしてません」でいいのかな? っていうか、ミサって何? 教会の? それとも「黒魔術」的な? 名前が「釈迦楽」だから、ミサっぽいと思ったのかな。やってないよ、ミサ。 いずれにせよ、私の手には余る感じ。 なんかね、私、そういう方面の人から理由なく慕われることが多いのですけど、どっちかって言うと、むしろ苦手だからね。 困るわ~。どうしよう・・・。
March 6, 2018
コメント(0)
信じられないような事態なんですけど、今日、私は最後の授業をやって参りました。3月のこの時期にまだ授業って、どういうこと? そう、うちの大学、夏休みを3ヵ月にしたおかげで、春休みが1ヵ月しかなくなっちゃったのよ。普通、大学って、1月末くらいに後期の授業が終るものですが、何せ夏休みが終わるのが10月末なもので、その後のスケジュールが全部、1ヵ月ずつずれるわけ。 だから大変よ。普通の授業やりながら、入試やるんだもの。それだけじゃなくて、学年末の様々な雑用が全部、後ろに倒れて行くので、事務方の皆さんも大変。 このクレージーな学事スケジュール、今年からなんですけど、学長のリーダーシップで、勝手にそう決めたんです。 一応、事前に学内でアンケートは取ったのよ。夏休みを8月頭から10月末までとする案どうですかって。で、教授陣全員が「はんたーい! 意味わかんなーい!」って答えて、それでこの件は流れたのかと思ったわけ。 そしたら、学長の鶴の一声で、「当初の案通りにします」って。 まあ、教授陣も事務方も相当困ってますけど、学生の評判も最悪で。そりゃそうだよね。 でも感心なことに、学生たちも分かっているんですわ。このアホな状況をもたらしたのが誰か、ってことは。 いっそ、学生がデモ行進で学長室とかに乗り込んでくれないかな。座り込みとか。アメリカの大学生だったら、やりそうじゃん。 そうなったら、差し入れするよ~。
March 6, 2018
コメント(0)
昨日の山中慎介選手のボクシングのタイトルマッチ、残念でした。 私は昨夜、柔術の稽古があったので、試合の模様は録画しておいて、帰宅してからすぐに見たのですけど、2Rでのノックアウト負けはまったく予想外。私は山中選手がきっちりリベンジを果すと思っていたもので。 ちなみに、私の「山中選手観」というのは、このブログでも既に披露しているのですけど、こんな感じ: 私が思うに、山中選手って、ボクシング技術自体は発展途上というか、結構危ないパンチをもらったりしてヒヤヒヤさせられることも多いのですけれども、しかし、「神の左」と呼ばれる左パンチ、これはもう破壊力が桁違い、いや、桁が三つほど違うんじゃないかと思う位のもので、これが一発でも当たればその時点で試合が終ってしまう。 だから、山中選手の場合、たとえ途中のラウンドでダウンをくらったとしても、あるいはポイントでリードされたとしても、たった一発で逆転できる、そういう魅力がある。これは、ボクシング・ファンとしては、たまらない魅力です。(本ブログ2016年9月17日エントリー) つまりね、一撃必殺の左があるけれども、ディフェンスがイマイチ、という見方なのね。 で、昨日の試合はまさにその弱点を突かれましたかねえ。 しかし、それにも増して残念だったのは、前回の試合と今回の試合、両方を通じて一度も山中選手の破壊的な左のパンチが、ネリ選手にヒットしなかったこと。あれほど「当て勘」のいい山中選手にして、一度も相手に左をお見舞いできなかったというのは、余程ネリ選手の圧力が上回っていたのか。 一発でも当たっていればね・・・。その一発で試合の流れが変わることは確実なのですが。 で、特に今回の試合は、あまりにもいいところなく敗れたので、山中選手が引退を決意したのも分からぬでもないのですが、問題は相手のネリ選手。 前回は違反薬物の使用、今回は規定体重オーバーと、プロの選手とは思えないようなていたらく。そんな最低な選手と対戦して敗れ、自分のボクシング人生の幕引きをしなければならなかった山中選手の心中を思うと、なんとも言えません。山中選手、そして彼を支えてきた家族やスタッフからすれば、忸怩たるものがあるでしょうなあ。 しかし、「神の左」と呼ばれた山中選手の輝かしいボクシング歴がこれによっていささかも傷つくわけでなし、今後は後進の指導に腕を振るってもらいたいものでございます。
March 2, 2018
コメント(0)
学生の指導って、難しいな・・・。 今日は指導していた院生の修士論文の提出日だったのですが、結局、間に合わず、提出できなかったという。 院生と言っても社会人で、毎週顔を合わせて指導できるというものでもなかったし、また学業以外の部分でやっかいな問題を抱えていた人なので、その辺、いかんともしがたいところがあったのも事実。 それにしても、やはり私の指導の下で修論が書けなかったとなると、後悔する部分も多々ある。 じゃあ、どうすればよかったのかと考えるんですけど、いっそ私がその院生の代わりに修論を書いてしまうとかね。私なら、ちゃっちゃと書けちゃうんだから。当人が書けないっていうのであれば、そうするしかなかったのかもね。 そんなのダメじゃん、と人は思うのかな。 だけど、折口信夫だったら、むしろそうするのが当然だと思っただろうな。師匠が弟子の代わりに論文書いて何が悪いと。 まあ、私に折口ほどの自信と確信があれば、ね。 実際、すべて書かないにしても、本人を目の前に据えて、「ほーれ、お前さんの書きたいことってのは、こういうことなんだろう? だったら、まずこう書き出して、こう継いで、こうこう、こういう風に結論を持ってくればいいのさ」ってな具合に、手取り足取り、おおよその骨格だけ私が作っちゃうとかね。そうすれば、さすがに書きあげられたのかもしれない、とは思いますね。 そうすべきだったかなあ・・・。 自分のことだったら、こんなに簡単なことはないのに。人に同じことをさせようとするのって、どうしてこう難しいのだろう。 まあ、最終的にはすべて当人のせい、当人の人生なんだから、当人の失敗を私が背負うことはないわな・・・と思うのですけれども、またしばらくすると、「ああすればよかったかな、こうすればよかったかな」と考えている自分が居るというね。 はあ・・・。やれやれ。
February 13, 2018
コメント(0)
先週末からの風邪を引きずっておりますが、今日は県内某所で入試関連の仕事を済ませた後、根性で実家までひとっ走り。 そう、毎年2月の第1日曜日は、小学校時代の恩師・山本茂久先生のお墓参りなのだ! これだけは、三十六年間、欠かさずにやってきたので、多少の風邪くらいで止めるわけにはいかず。 予定によれば、今年は5人が参加する予定とのこと。1時にお墓の前集合で、お墓参りをした後、皆で昼食をとって、そして解散という流れ。私はその後、実家で夕食をとって、それで夜、再び名古屋へ逆戻り。 結局、今回、実家での滞在時間は24時間ジャストなのであります。弾丸トラベラーか!? でも、今日は母と二人で豆撒きも出来たし、良かったかな。 さてさて、まだ具合があまりよろしくないので、今日はもう熱い風呂に入って寝ます。それでは皆様、お休みなさーい!
February 3, 2018
コメント(0)
やっぱりやっちまった・・・。風邪。昨日は一日、床に臥せっておりました。最近、お気に入りの「エキナセア&ゴールデンシール」の液体サプリを飲んで頑張ったのですが、力足りず。でも、昨年の秋に風邪で倒れた時、薬を飲み過ぎて自爆したもので、今回は風邪薬は極力飲まず、ビタミンCの錠剤だけでなんとか回復途上にまで持っていったという・・・。それだけでも褒めてやってください。 というわけで先週末は何もできなかったのですけれども、一冊だけ本を読み切りました。ジョニー大倉の『キャロル夜明け前 第2章』という本。これこれ! ↓キャロル夜明け前(第2章) [ ジョニー大倉 ] 私の買ったのは「新装増補版」なので、表紙がちょっと違うけどね。 で、これは前に読んで面白かった『キャロル夜明け前』のいわば続篇でありまして、キャロル解散後、矢沢永吉とジョニー大倉がそれぞれの道を歩み始めたあたりの事情にまで触れております。 だけど、前作の『夜明け前』もそうだけど、結局この2冊は、ジョニー大倉から矢沢永吉に向けて出した届かぬラブレターですよ。 ジョニー自身、永ちゃんのことを「(自分にとっての)宿命」と言っているように、乗り越えたくても乗り越えられない壁、憎らしい反面、あこがれもあり、永ちゃんの進む道に受け入れられないものを感じながらも、彼に認められたくて仕方がないところもある、そんな、出会ってしまったが最後、どうしても目が離せないという相手なんですな。だから、自分の道を進んでいても、ついつい、永ちゃんの活躍が気になる。永ちゃんと自分を比べてしまう。永ちゃんの目に、今の自分がどう映るかが気になってしまう。 これは、キツイと思いますよ。 で、結局、キャロル解散以来、二人の軌跡は交わらないまま終わってしまうのですけど、ただ一度だけ、ジョニーが病に倒れて次第に力を失って行った時、永ちゃんから見舞いの花が届いたことがある。その時の様子を、ジョニーの奥さんが記しているのですけど・・・ 「矢沢永吉」と書かれた名札を上から指でなぞりながら、 「無理することないのになー」と言ったあと、 「永ちゃん、ありがとう、うれしいな」 と、何度もうなずきながら喜びを口にしました。がんの苦痛を一瞬忘れて、懐かしい遠い日に戻ることができた、あのときのジョニーの少しテレた嬉しそうな笑顔が忘れられません。(248ページ) そうして死んでいったわけね。 『キャロル夜明け前』と、その続編の本作を比べると、やはり最初の本の方が内容が濃いように思いますけれども、こちらには上のようなエピソードが綴られていますから、やっぱり両方合わせて読んで良かったかなと。 ということで、永ちゃんの『成りあがり』&『アー・ユー・ハッピー?』と共に、ジョニー大倉のこの2冊、教授のおすすめ、と言っておきましょう。
January 29, 2018
コメント(0)
今日はセンター試験の初日。今年はとりわけ寒いので大変よ。名古屋でこれだけ寒いんだから、雪の降る地域なんて、もっと大変なんでしょうな。実際、雪で受験生が会場まで辿り着かず、繰り下げ実施した大学もあったようだし。 わざわざ酷寒の時期を選んで試験をするのが、そもそも間違いなんだけどね。 それにしても、今日はうちの大学、試験監督官の中に体調を崩す人が続出で、もう大変よ。各部屋の監督責任者は教授じゃないとダメ、的なルールがあるんですけど、予定していた教授が休んじゃったりするものだから、朝から監督官の入れ替えで大わらわ。でまた、事務方もカツカツの人数で準備しているためか細かいミスも相次いであわや大惨事。 もう、うちの大学、限界点に達しているかも。マンパワー的にも、金銭的にも。 財政的に余程ひっ迫しているのか、ハードな休日出勤にも拘らず、試験監督のお弁当は自己負担(そんな大学って、あんまりないですよ)、しかも土日出勤しているのに、月曜日は平常授業なんですよね。明日は事務方の若手が深夜までかかって教室を元に戻す作業をしなくちゃいけないんじゃないかと。 300人分二日間の弁当代50万。それも出せないほど、うちの大学の財政はひっ迫しているのかねえ・・・。しかもケチな学長の差し入れは一箱のみかんと飴だけって・・・。 先生方も事務方も疲労困憊状態だし、明日、事故がなければいいけど・・・。
January 14, 2018
コメント(0)
前にも一度、私が贔屓にする食べ物屋さんは必ずと言っていいほど潰れる、という話を書いたと思いますが、最近、立て続けに3軒、潰してしまいました。 一つは名東区にある中華料理の名店「茉莉花(ジャスミン)」。 昨年末、ボーナスをもらった時に、ここで食べようと思っていたのですが、予約しようとしてネットで電話番号を調べようとしたところ、「閉店」の文字が・・・。 え゛ーーーー。嘘でしょ・・・。 中華料理というと、何となくギトギトした感じのお店になってしまって、フレンチ的な店構えの中華料理店ってあんまりないじゃないですか。ところがこの店はそうだったのよ。それで贔屓にしていて、時々、食べに行っていたのですが、残念なことになってしまいました。 どこか、ホテルに入っている中華料理店とかだと、ある程度洒落た感じは出るかも知れませんけど、そうなると今度は値段がバカ高いか、味が平凡か、どっちかになることが多い。値段も適当で、しかも美味しくて、しかもお洒落で、自宅の近くにある、ってな中華料理店って、ないようで本当にないんですわ。その意味で、茉莉花が閉店したのは痛かった・・・。 で、もう一軒は本郷にあった『八の角』というラーメン屋さん。 狭いお店でしたけど、ここは「トマトラーメン」という独自のラーメンが売りもので、ヘルシーな感じが好きだったのに。昨年末、行こうと思って休業日を調べようとググったら、閉店してた・・・。 3軒目は相模大野にあった喫茶店「ダンケ」ね。 駅前大通りから一本横道に入った雑居ビルの2階にあって、入るのにちょっとだけ勇気がいるのですけど、入るとなかなか居心地もよく、この店独自の「バターコーヒー」が実に旨い。カップも選べて、ケーキ類も凝ったものが置いてあって、穴場中の穴場だったのですが、それが先日、新年会の後に訪れたら美容室に様変わりしていたという・・・。 直近はこの3軒なんだけど、他にも沢山のお店を潰して来たんだ、ワタクシは。例えば名古屋・本山にあるチーズケーキの名店「ララハウス」も潰れちゃったし、一社にあった「ミロアール」も潰れたんだった。 ついでに言えば、塩釜口にあったトルコ料理の名店『オリエンタルの青い月』も潰れたし、上社にあったイタリアンの『ビアンキ』も潰れた。 いったい何故? なんで私が贔屓にする店だけが潰れるんだ? 私が贔屓にしていないお店、一度入ったけど、それほどでもないなと見限ったお店は今でも繁盛しているのに? 私の味覚がおかしいのか? 私が好きな味は、世間の人々からすると不味い味なのか? それとも飲食業界にとって、私は疫病神なのか?? とにかく、意図したことではないとはいえ、申し訳ない・・・。 もう、なんか怖い。自分が怖いわ。 この他にも、私が贔屓にしている店というのは何軒もあるのですけれども、それらの店が潰れませんように!
January 6, 2018
コメント(0)
今日はお昼から世にも下らない会議が一つ、その後、新年早々行われる「センター試験」の説明会とやらで、2時間近くも下らない説明ビデオを見せられて、極端に時間の無駄遣いをしてしまった私。特にセンター入試向けのビデオ、毎年同じものを見せる意味が判らん。新人さんに見せるのならわかるけど、こちとら四半世紀やってんだぜ。ビデオ作っている奴らよりこっちの方が詳しいわ。 というわけで、あんまり下らない用事でまるまる半日を潰されたワタクシ、あんまりむしゃくしゃしたんで、気晴らしに同じ科の若手のF先生つれて、夕方、大学の近くのブックオフに行ってしまいました。F先生も私におとらず古本マニアなもので。 まあ、ブックオフですからね、それほど大した掘り出しものは期待できないのですけれども、しかし、逆にこういうところで掘り出してこそ、というところもあるので、とにかく気合を入れて見て行くしかない。 すると! まあ、やっぱり神さまというのはいるもので、午後をまるまる下らない用事で潰したワタクシたちのことを憐れんで下さったのか、割といい収穫だったかも。 ワタクシが今日ブックオフでゲットしたのは・・・○林望『愛詩てる。』 510円○坪内祐三『慶應三年生まれ七人の旋毛曲り』 760円【中古】 愛詩てる。 /林望(著者) 【中古】afb【中古】慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り—漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代 (新潮文庫) 祐三, 坪内 の2冊。林先生の本は、私は気合を入れて集めておりますので、先生の本を見かければ一応買っておくのがならい。片や坪内先生の方は、講談社エッセイ賞受賞作ですからね。買って損はないだろうと。 一方F先生もちくま文庫から出ている『猫の文学館I・Ⅱ』と、丸山圭三郎の『言葉・狂気・エロス』をお買い上げ~。さすが猫好き。 ということで、正味30分くらいのお散歩でしたけど、気晴らしにはなりましたかね。
December 20, 2017
コメント(0)
既に定年退職された先輩同僚で、所属する科は異なるものの、親しくさせていただいていたA先生の奥様が亡くなられたということを風の便りに聞きまして。 亡くなられた奥様の享年は67。膵臓癌で、癌が見つかってから10カ月の闘病生活の後に旅立たれたとのこと。 2年ほど前にA先生のご自宅に招かれた際、私も奥様にお目にかかりましたが、A先生同様気さくな方で、初めてお会いする私たちにもごく親しく接して下さったことが思い出されます。 これからお二人で引退後の生活を楽しまれる予定だったであろうに、と思うと何とお慰めしていいやら。 ・・・と、ここまで書いたところで、思い切ってA先生のご自宅にお電話しちゃった。 A先生曰く、まだ実感が湧かなくて、自分でも自分の気持がよく分からない。今でもまだひょっこり奥様が戻ってくるんじゃないかという気がして仕方がないとのこと。 それから、今の家は一人で住むには広すぎるなあ、と。 A先生のご自宅は、たまたま我が家からそう遠くないご近所さんなので、今度、一度遊びに行かしていただいて、せめて先生の気晴らしにしていただこうかな・・・。 それにしても膵臓癌は怖い。私の義母もそうだったし。私も人間ドックの度に腫瘍マーカーをチェックするなどして、気を付けなければ・・・。
December 19, 2017
コメント(0)
先日、入ゼミ希望の学生から面と向かって「釈迦楽さん」と呼ばれ、いささか気分を害した私ですが、その後、さらに驚くべき話がありまして。 昨日、同僚とのコーヒー・タイムでその話をしていたら、若手のF先生が「え? そうですか?」と驚いていたので、理由を尋ねると、「実は僕のところに話を聞きにきた学生には、『釈迦楽先生のところに話を聞きに行くのだったら、先生に向って「釈迦楽さん」なんて言っちゃダメだよ。そういうの気にする人だから』と言っておいたのに・・・」とのこと。 つまりね、今、学生の間では基本、教員のことはさんづけらしいんですな。一部の不届きな学生がそうなのではなく、教員のことはさんづけで呼ぶというのがデフォルトであると。 ひょえ~! 世も末だな。 そうそう、世も末と思ったことがもう一つ。 英語学・英文学・アメリカ文学の研究者で構成される日本最大の学会が「日本英文学会」でありまして、そこの機関誌が昨日届いたんですわ。 で、そこに英文学会新人賞の審査結果が発表されていたのですが・・・ 該当者なし! 英語学の応募ゼロ、英文学3、アメリカ文学3で、合計6本の応募論文があったものの、この6本のうち、第1次審査を通ったものが1本もなかったという・・・。それでも、昨年、全部で2本の応募しかなかったことから比べると、格段の進歩だという話で。 しかし、このところの授賞ヒストリー自体が結構、情けなくて、2009年、2010年、2012年、2013年、2014年と該当者なし。で、2017年もなしだから、この10年で受賞者が出たのは4回しかないということになる。しかもこの4人の受賞者のうち2人は「佳作」扱いで、正式な「受賞」ではないからね。「受賞」だけを考えると、2000年代に入ってからの17年間で4人しかいない。 はー・・・。すごいね、この凋落ぶり。日本における「英(文)学」の伝統が、いかに危機に瀕しているか、ということなのではないかと。そもそも「文学部」自体がもう、日本にはほとんど残っていないのだから、こうなるのも当たり前かも知れませんが。 昔・・・というのは、私なんぞが学生時代は、という意味ですが、その頃「文学部英文科」なんて言ったら学部の花形で、私ら大手を振ってキャンパスを歩いていたような気がするけどなあ。 それが今や、どうよ。英文学会は尻すぼみな感じだし、我々は学生たちから「先生」とも思われてないようだし、わたしらみんな「オワコン」って感じですなあ・・・。
December 8, 2017
コメント(2)
前にもちらっと書きましたが、今、来年度のゼミ生決定のプロセスが進んでおりまして、今日も数名の入ゼミ希望者が私の研究室にやってきました。 が! 前回同様、まったく何にも考えていないという・・・。「○○について書きたい」というものを誰一人として持ってない。 で、私が「じゃあ、なんでここに来たの?」と問うてみた。 そしたら、何て答えたと思います? 「消去法です」ですって?! あの先生は嫌、この先生はもっと嫌・・・それで残ったのが釈迦楽先生なんで、だってさ。 それはそうかもしれないよ。だけどさ、本人に向って「消去法です」って言うかね・・・? うーん。厳しいな、来年。 しかも、まだこれでもいい方だったのよ。 今日来た学生のうちの一人は、私に面と向かって「釈迦楽さん」って言うんだよね。 教授に向って「さん」づけ? 私の居ないところで、学生同志で、私のことを「○○さん」と呼ぶのは勝手ですよ。場合によっては呼び捨てでも構わない。だけど、面と向かって「さん」づけって・・・。 教員にも色々いて、確かに中には学生に自分のことを「さん」づけで呼ぶよう指導する人も居ます。それはその人の教育上のポリシーなんでしょうな。だからそれに口を出す気はさらさらない。 だけど、私にはそういう考え方はないからね。 それに、自分自身のことを考えてみても、物心ついてから今日に至るまで、自分が指導してもらう立場の人に向って「○○さん」なんて呼んだことない。私の道場の師範は私より十歳若いけれど、私はその方のことを面と向かってであれ、その方の居ないところであれ、常に「先生」という尊称以外で呼んだことがない。 「釈迦楽さん」のことを消去法で選んだと、面と向かって私に告げる学生たち、そんな連中、絶対指導したくないわ・・・。
December 5, 2017
コメント(0)
あのさぁ・・・思うんだけど・・・日馬富士問題はもうどうでも良くない? どのテレビ局もまあ一生懸命になって取材しているけれども、よく考えてみたら、モンゴル人力士同士の単なる内輪もめでしょ。 でまた、その程度のことを必要もないのに掘り下げるもんだから、旭鷲山をはじめ、「内情を知る」人たちってのが次から次へと登場しては、知りもしないことをしゃべって小金を稼いでいるじゃないの。 そろそろテレビ各局も我に返って、本来の業務に戻ってはいかがかしら。 閑話休題。 本来の業務といえば、ワタクシもまた今日は本来の業務に戻って、一生懸命卒論の添削をしておりました。 今日添削していたのは、アメリカの絵本作家ドクター・スースについての卒論だったのですが、添削するに当たって私もウィキペディアを始め、いくつかネット上の情報を調べて、スースについてのおおまかな知識だけは蓄えておいたわけ。 で、その過程で幾つか面白い発見がありまして。 まず一つは、ドクター・スースの絵本に特徴的な韻律について。 スースは好んで「アナぺスティック・テトラミーター」という不思議な韻律を使うのよ。これは「弱・弱・強/弱・弱・強/弱・弱・強/弱・弱・強」という12音節のリズムなんですけど、もう少し具体的に言うと「タ・タ・タン、 タ・タ・タン、 タ・タ・タン、 タ・タ・タン」という感じで、3つ目の「タン」のところにアクセントが来る。 これ、エドガー・アラン・ポーの有名な「アナベル・リー」という詩で使われる韻律ね。そもそも「アナベル・リー」というヒロイン名からして「アナ・ベル・リー」で、「リー」にアクセントが来るもんね。あと、変わったところでは、ラップ・シンガーのエミネムが「The Way I AM」という曲で使っているんだとか。これこれ! ↓Eminem, "The Way I Am" ま、それはいいんだけど、なんでまたスースがこの特殊な韻律を使ったかと言いますと、彼が奥さんを連れてヨーロッパ旅行した時、帰りの船のエンジン音がまさにこの「タ・タ・タン、 タ・タ・タン」だったというのですな。で、このリズムが頭から離れなくなっちゃって、それでこのリズムに合うフレーズを考えていたら、「And to think that I saw it on Mulberry Street」というフレーズが思い浮んだと。 で、このフレーズを脹らませて作ったのが、『マルベリー通りのふしぎなできごと』だったのだそうで。 は、はーーーん! なるほどね、って感じでしょ? あともう一つ面白かったのは、スースが絵本を書き始めたのには、彼自身に子供が無かったからなんじゃないか、という説。 スースは1936年、33歳の時に初めて絵本を書くのですけど、実はこの同じ年、妻のヘレンが妊娠できない体質だということが判明するわけ。 で、スース自身は「人は子供をつくるけど、僕は子供を楽しませるんだ~」とか言って、気にしていない風を装っていたようですけど、その一方、彼は1939年に「Infantograph」という特殊な写真機の開発に携わっているのね。 で、この「インファントグラフ」ってのは何かと言いますと、両親の顔を合成して、二人の間に出来る子供の顔を予測する、という機械なんですな。そんなところを見ると、やっぱりスースとしては、もし自分に子供がいたら、どんな顔になっていたのかな~、なんてことを考えることがあったに違いない。ちょっと切ないね。 だけど、『不思議の国のアリス』を書いたルイス・キャロル、『かいじゅうたちのいるところ』を書いたモーリス・センダック、『ピーター・ラビット』の原作者ビアトリクス・ポター等々、児童文学の傑作を書いた人の中に、自分自身の子供を持たなかった人って多いんですよね。 つまり、子供を持つことへの憧れのようなものが、人をして優れた児童文学を書かせるのではないかと。逆に、本物の子供を持ってしまったら、それを育てるのが大変過ぎて、とても憧れなんて抱いていられないんでしょうけれども。 そういうことも含めて、自身に子供がなかったスースが、児童文学の道に進むってのは、何となく分かるような気がするなと。 ま、卒論の添削をしながら、そんなことをつらつら考えていた今日のワタクシなのでありました、とさ。
November 24, 2017
コメント(0)
かれこれ3週間くらい前からずっと体調が悪くて、スッキリしない日々が続いております。 で、ここ数日は、右の肺が痛くて、身体を動かすのもそうだし、そもそも呼吸するのも一苦労。 大体、肺が痛いってこと、あります? 喉が痛いとか、頭が痛いってのはあるけれども。 で、心配になって「肺が痛い」「原因」などのキーワードでネット検索すると、まあ出て来るんだ、やばい話がぞろぞろと。やれ、気胸だ、肺癌だ、いやそういう時は実は肺ではなくて心臓が悪いんだ、とかなんとか・・・。 で、ああもうワシは死ぬんだ、死んでお星さまになるんだと世を儚んでいたんですけど、そう覚悟を決めたら逆に開き直ってきて、開き直ったら段々頭にきて、痛む肺をものともせずにちょっと体を動かしてみたわけ。肺も裂けよとばかり、胸を反らせてみたり、肩をぐるんぐるん回して見たり。すると・・・ あれ? 気持いいかも。いわゆる「痛キモ」っていう奴。 そうか、このところずっと横になったり縮こまっていたもんで、胸の辺が凝って固まっていて、それで変な痛みが出ていたのかな? だったら、むしろ積極的に運動して、血流を促して、凝りを取った方がいいんじゃね? というわけで、家内が使うエクササイズ用の大きなボールの上に仰向けに乗っかって背中をぎゅーっと伸ばしてみたり、玉川学園仕込みのデンマーク体操をしてみたり、さらには八光流仕込みの八光流体操などをしてみたと。そしたら、依然として右肺の辺りが痛むことは痛むけれども、それまでの「陰気な痛み」から「陽気な痛み」に変ってきた気がする。 ん? 陽気な痛み? おお、これぞポジティヴ思考! ってなわけで、いつまでもイジイジしていられないぜ! 今日からガンガン運動をして、陽気さで痛みをブッ飛ばしてやろうと思っているワタクシなのであります。
November 11, 2017
コメント(0)
親父が亡くなって、ああ、昨年に続き今年も喪中ハガキ作らなくちゃなあと思い、先日ネットで注文しておいたら、今日、それが届きまして。 おお、なかなかいい出来だ!・・・じゃなくて。 こういうの作ると、改めて、ああ、親父、死んじゃったんだなあって思いますなあ。 そういや、親父の遺品を整理していた時、ネクタイが結構沢山あって、その中でまだ使えそうなものはもらっておいたんですわ。 昔の人のネクタイって、すごい高級品なのよ。全部ブランド品だからね。ネクタイって、そういう位置づけだったんでしょうな。 で、たまたま今日、その中の一本をしていったんですけど、やはりモノがいいなと。色もいいし。100%絹だしね。 で、大学から戻って着替える前、親父の遺影にそのネクタイ姿を見せながら、「どう? 結構似合うだろ?」って。 生前、よく「俺のものはみんなお前にやるよ」って言っていた親父ですけど、別にもらわなくてもいいから、もうちょい生きていて欲しかったな。
November 7, 2017
コメント(0)
さんざんな不首尾に終わった先週の学会から1週間が経ちましたが、未だ完全に復調しておりません。もう2週間以上、ずーっと風邪のような症状に悩まされているという。本当は、ずっと大人しく寝てればいいのでしょうが、なかなかそうもいかなくて。卒論指導もそろそろギアを上げて行かないとまずい時期なので。 こういう時、どこか遠くの温泉宿か何かで湯治とかしたいなーと。仕事のことなど何も考えず、温泉で温まっては寝、温まっては寝、を繰り返すの。温泉の効能で、ガタがきた身体がゆっくり、じんわり、癒えていく・・・。 なんか、そういうのやりたいなあ・・・。 それやるなら、ついでにマッサージとかもやってもらうのもいいかもね。たまった疲れを揉み出してもらう的な。西洋医学の薬ではなく、東洋医学のツボ押し的な。 食べ物はどうするか・・・。最初はストイックに薄いお粥に梅干しあたりから始めますか。それで、段々お粥の濃度を上げて行きつつ、おかずも一品ずつ増えて行く的な。最終的には魚介の旨味のつまった鍋物と、ほんの少量の百薬の長も添えて・・・。 妄想広がる~! これだけ妄想できれば、まだ死にはしないな。
November 4, 2017
コメント(0)
はあ・・・・。死んだ。ワタクシは死にました。 28日の学会。研究発表する予定だったんだけど、自分のせいで大失策。 その一週間くらい前から風邪引いて体調悪かったのよ。それでも、何とか治そうと思って病院で点滴打ってもらったり、たーくさん薬もらったりしつつ、大学の授業も全部潰して、ひたすら寝てたんだけど、なかなか良くならず、結局、具合悪いまま当日を迎えることに。 で、同僚の先生と一緒に自分のクルマで福井まで行ったんだけど、その時点でなんか気持悪くて、同僚の先生に運転頼んじゃったりして。 で、高速のSAで昼食をとったんだけど、食欲まるでなし。かけそばを注文したものの、3口くらい食べた時点でギヴ。 で、昼飯以後は私が運転したものの、たちまち具合悪くなって吐きそうになり、仕方がないから危険を承知で高速道路上の路肩にクルマとめて運転交代してもらう始末。 で、福井についてとりあえずホテルにチェックインし、1時間くらい休んで大学に向かったんだけど、えちぜん鉄道で5,6駅分乗る自信がなく、一旦はプラットホームまで上がったものの、結局乗らずに改札を出て、タクシーで大学へ向かうことに。タクシーなら、いざとなればいつでも降りられますからね。 それで何とか大学まではたどり着いたのですけど、やっぱり吐き気が納まらず、自分の登壇まで控室等で横になっていたのですが、どうにもたまらなくなってトイレに駆け込み・・・。 で、そこから2時間、オエオエ地獄。もはや吐くものもないのに、吐き続ける苦しさ。地獄でした。 で、結局、自分の研究発表ができなかったという・・・。 もう、最悪だよ・・・。研究者として頑張ってきたこれまでの実績も信用もすべて粉微塵に吹っ飛ばす大・大・大失策。自己嫌悪の底の底まで沈んで上ってこられないという。 なんでこんなことになっちまったのか。 具合が悪かった一週間、なぜか全然眠ることができなくなってしまい、直前の3日間はほとんど寝てないんですよね。3日間合わせた睡眠時間は、多分、3時間くらいだったと思います。27日の夜は一睡もしてないし。 で、焦る気持もあって、病院でもらった薬も、定量を越えて飲んでいたの。一日一錠って言われていた頓服も8時間置きくらいに飲んでいましたしね。気管を広げる薬とかも定量の倍は飲んでた。 そういう諸々のことがあって、体が悲鳴を上げていたのかも・・・。 しかし、そんなの言い訳にはならない。何せ支部大会に穴開けちゃったんだから。 それもそうだし、自分自身の気持としても、今回の発表、楽しみにしていたんだよね・・・。結構、面白い内容になるはずだったのよ。で、これをガツンと発表して、いい気分で帰還したかったの。 でまた、福井に昔の教え子が居るもんで、そいつと約束して当日は夜、一緒に飲む予定だったんだけど、もちろんそれもキャンセル・・・。楽しみにしていたことが、全部パーよ。 で、残ったのは、万死に値する信用の失墜のみ。もう最悪だ・・・。 ああ、俺はもうダメだ・・・。
October 29, 2017
コメント(4)
台風が近づいてくる中、今日は衆院選の投票日。 我が愛知7区は、不倫疑惑で名高い山尾志桜里さんと自民党の鈴木さんの一騎打ち・・・なんですけど、それってどうなの? なんで二択なのさ。なんで選択肢が二つしかないの。安倍政権喜ばすのも嫌、不倫議員も嫌、という場合、他の選択肢がないじゃないの。愛知7区は名古屋のベッドタウンで、人口もそこそこあると思うのですけど、それでこのていたらく。一体、他の政党は何やっとんの。 まあ、それでも比例がありますからね。私も重い体を引きずって行って参りましたよ、投票に。 え? なんで重い体かって? 風邪引いたんです・・・。(爆!) もう昨晩から喉の痛みが半端ない。唾を飲み込むのも一苦労。 というわけで、今日は昨日と打って変わってひっそりと引きこもっている私。でも良かった。1週間ずれなくて。来週末は学会発表で福井大だもんね。 でも、とにかく猶予は1週間しかないので、今はただ風邪を治すことに専念いたします。とりあえず寝よう!
October 22, 2017
コメント(0)
ラスベガスの銃乱射事件、えらいことになっておりますが、それを言ったら先ほど、所属大学より私のところに生存確認が来まして。政府からお達しが出て、在米邦人に巻き込まれた者が居ないかどうか、確認せよということらしいのですが。 ううむ。ありがたいねえ。日本政府に守られている感じがするよ・・・。 ・・・ん? っていうか、アレだな。うちの大学の事務の皆さんは私がどういうキャラかよくご存知なので、釈迦楽先生の奴め、在外研究だとかいって、どうせラスベガスとかで遊んでいるに違いないと、そう読んだんだな! ご明察すぎて反論できない・・・。 ま、それはともかくですよ。 今日、私はアパートに籠って学会発表用の原稿を書いていたのですが、5時頃でしたかね、誰か、アパートのドアをドンドン、ベルをジリリンと鳴らす奴がいたと。 訪問客の予定もなし、そもそもここに尋ねてくる人なんかいやしないのだから、ちょっとドキドキ。 で、一体誰だと思って覗くと・・・ おいおい、銃を持ったいかつい警官が二人、立っているじゃないの! やばい。わし、なんかやらかしたんだ。逮捕されるんだ。刑務所に直行だ。おかま掘られるんだ。 で、いささか血の気が失せたのですが、ここでドアを開けないという選択肢はないし(電気点けていたので、中に居ることはバレているし)、とりあえず開けましたよ。すると・・・ 「911に通報したのは、君か?」と。 はあ? いやいや、何のことやら。で、違いますというと、続けて「このあたりで喧嘩はなかったか?」と。 あ! そういや、ちょっと前に、道路を隔てた隣のアパートで大声で痴話喧嘩っぽいのしている奴がいたわ。 で、その旨告げると、「チェックしてみよう。ご協力感謝」とか言って去って行ったのでした。 いやあ、それにしてもまさかこちらで警官に尋問を受けるとは。 大体、こっちの警官って、日本のおまわりとは大違いだからね。本気の奴らだから。銃抜く奴らだから。私も思わず「サー」づけで対応したからね。 まあ、良い経験にはなりましたけど、あんまり心臓によくないので、もう驚かすのやめて・・・。
October 3, 2017
コメント(0)
こちらアメリカでは、史上最悪と言われるラスベガス銃撃事件の報道で朝から持ち切りです。 昨夜、事件の一報が入った時には死者十数名とか言っていましたが、一夜明けたら58人になっていて、この他に銃撃を受けた人が500人以上いますので、あるいは死者の数もさらに増えるかも。10分間に亘ってマシンガンを撃ちまくったんですからね。 犯人とおぼしき人物は64歳のしがない老人だそうで。逮捕される前に自殺してますから、何でこのような凶行に走ったのか、その理由も分かりませんが。 映像を見ると、コンサート会場の群衆に向かって,遠くのホテルから無差別にマシンガンを撃ったようで、コンサートに詰めかけていた人たちも最初は何が起こっているのか分からなかったみたい。「パタパタパタ」っていう音が遠くでするだけですからね。だけど,その結果、弾に当たった人が倒れるにつれて人々が出口に殺到し、パニックになったみたい。 まあ、怖いですわな。 今回のアメリカ出張に関しても、同僚たちから「テロに気をつけて」と言われ、自分でもなるべく大勢の人が集まるような場所には行かないという方針ではいましたが、滞在中に実際にこういうことが起こると、まじで他人事じゃないという感じになってきますね。 最近アメリカでは、人が集まるような場所、たとえばテーマパークなんかですら、えげつないほどの持ち物検査が行われるようになっていますが、会場そのものではなく、近隣のホテルから銃撃するとなると、防ぎようがないですよね・・・。まさか客がホテルに入る度にX線で持ち物検査するわけにも行かないだろうし。 いや、そのうちにそうなるかもね・・・。 なんか、殺伐たる世の中になってきますね。
October 3, 2017
コメント(2)
実家に帰省してまず最初の仕事が、やっぱり本の処分。前々回に段ボール5箱、前回は段ボール7箱、今回は8箱でございました。今回は主に画集を処分したんですが。 しかし、あれですな、本なんて買う時は高いけど、売るときは二束三文、否、8箱一文だからね。3回で処分した20箱分の本だって、買った値段からしたら相当なもんでしょうけど、売れば2000円くらいなもんじゃない? そこまでも行かないか。 で、思うのですが、本ほど価値のある、そしてそれと同時に価値のないものって、他に類がないね。買った本人にとってはこの上なく価値があり、しかし、その同じものが他人にとってはまったく無価値という。そのギャップがえげつない。 とはいえ、20箱処分しても、見た目ほとんど変わってないくらいだけど、ここから先はもうちょっと売れないな。親父が大事にしていたのを覚えているからね。「もうその辺でやめとけよ」という父の声がするような気がする。 はいはい。もう捨てないよ。だから安心して。
August 12, 2017
コメント(0)
今日は「小学校英語免許認定講習」というのの講師を務めてきました~。 小学校で英語が必修になるというので、小学校にも英語の教員免許をもった先生を配置しなければならなくなるわけですが、現時点ではそういう先生はいないわけですよ、基本的に。そこで現職の先生方に夏季休暇中に大学に来ていただいて、英語の免許を取るための単位を取得してもらう必要が生じてきたと。で、そのために大学も英語関連の授業を提供せざるをえなくなったわけですな。 で、私にも何かやれと言われまして。 で、まあ、私はアメリカ文学が専門ですから、免許法上の科目である「米文学概説」でも開講すればいいわけですが、それは断りました。 だって、小学校の先生にアメリカ文学のことを教えたって、現場で何の役にも立たないからね。 ということで、私が個人的にも信奉する英語教授法である「ベーシック・イングリッシュ」の基本的な概念を説明するという感じの授業をしてきたと。 そしたらこれが結構受けまして。事後のアンケートなんか見ると、すごく評判がよろしい。まあ、この暑い中お集りいただいた50人もの先生方に、少しでも今後のヒントになるような情報をお伝えできたのなら、私としては本望でございますよ。 ちなみにこの講座は複数の教員によるオムニバス授業でありまして、明日はうちの教員養成課程の先生方、すなわち教育学がご専門の先生方が授業をされることになっておりますが、まあ、こう言っちゃアレですけど、専門外の私の今日の授業の方が、評判はいいと思うな。その点は自信がある。 それにしても、現職の小学校の先生も大変だよね・・・。この暑いさ中、専門でもない英語の授業なんか受けさせられて。それに、ちらっと講習受けたくらいで、小学校英語の専門家になれるわけでもないのに。 だけど文科省的には、英語免許とった人が小学校で英語教えられるようになったのだから全然問題ない、ということになる。こういう実質のまるでない、ただ形式上だけ整えました的なやり方で、小学校英語などといういい加減なことをやり始める文科省って、一体、何なの? ホント、バカ丸出しだわ。そのバカのおかげで、踊らされている私たちも、現場の先生方も、いい面の皮。 いい面の皮なんだけど、今日、教室でお見かけした小学校の先生方って、やっぱり真面目なんだよね。一生懸命よ。 文科省はダメだけど、現場の先生って、偉いなって思います。こういう地の塩のおかげで、この国はどうにかなっているだろうな。
August 9, 2017
コメント(0)
ベッドの反対側から起きると、その日一日、ついてないことばかり起きると、メアリー・ポピンズが言ってましたが、今日はまさにそんな一日でありました。 家内の友人から映画館のタダ券をいただいたのはいいのですが、それが今月末までということで、今日、土曜に名古屋駅前のミッドランドスクエアに映画を観に行ったのが、まず最初の躓き。4時の回を観ようと3時半ごろ現地に到着してみると、『ザ・マミー』は既に満席・・・。まあ、土曜に、しかも名古屋駅前の映画館に、封切られたばかりのトム・クルーズ映画を観ようというのが、そもそも間違いなのでありまして。 で、仕方ない、他に選択肢がなかったので、次の回、すなわち8時45分からの回のチケットをとったのですが、そうなると今度は名古屋の都心で5時間潰さなければならない羽目に。 で、思いまどった挙句、せっかく駐車した車をもう一度出して栄まで行き、愛知県美術館でさして見たくもない「エルミタージュ美術館展」を見ることにしたと。まあ、展示自体はそこそこでしたけどね。 で、5時半になったので、とりあえず飯を食おうということになり、再びクルマを出して、国際センター近くのブラジル料理店、プラネタ・グリルに向かったわけ。もちろん、営業時間も確認して。 ところが、実際に行ってみると、何の理由もなく休業中と。こら、ブラジル料理店、そういうとこだよ! で、再び流浪の民となった私たちは、仕方ない、また元の名駅近くの駐車場にクルマを止め(その際、あやうく人を轢きそうになる)、映画館のあるミッドランド・スクエア内で夕食をとることに。 そもそも今日は、映画を観た帰りに、とあるお気に入りのラーメン屋さんで、「トマト・ラーメン」なるものを食べようと思っていたほどで、要するにそんなに食事にお金を使う予定はなかったわけ。そこで、ミッドランド・スクエアにある比較的リーズナブルな和食の店「寅福」で簡単に食べようと。 そしたら、スクエア内のレストランの模様替えがあったらしく、寅福は潰れていた・・・。 しかし、もう今更、流浪するのは嫌になったので、仕方なく消去法でイタリア料理店でピザなどを食べることに。 で、前菜に「ズッキーニの窯焼き、生ハム添え」というのが旨そうだなと思って注文したんですが、これが予想に反した料理でして。我々はあのズッキーニ、あの緑色のキュウリの太い奴みたいなのを期待していたのに、出てきたのは焼いたマスクメロンみたいなものだったという。これにはちょっとガッカリ。 しかも、食事中、私はナイフを床に落としてしまい、満員の客の注目を集めることに・・・。 ま、その他の料理はまずまずでしたし、店のサービスにも不満はなかったのですが、お会計してみたら6500円と、当初の予算からすると倍以上になってしまったという。 で、当初の予定から5時間遅れでようやく映画を観たわけですが、肝腎の『ザ・マミー』の出来は、期待したほどではなかった・・・。 で、多少がっかりして映画館を後にし、駐車場に向って歩いていたら、家内が道端に落ちていた缶コーヒーの缶に蹴躓きまして。そしたら、その缶コーヒーが空ではなく、中身が入っていたので、家内は靴を汚してしまうという・・・。 で、散々な思いをして夜の12時頃、家についてみると、前から楽しみにしていたスイカの届け物を受けとりそこなったことを知る羽目に・・・。 こんなついてない一日って、ある? 結局、タダ券で映画を観るという計画が、逆に大散財の不首尾な一日に終わってしまったのでした。やっぱり、「タダより高いものはない」っていう格言は、真実なんですな・・・。
July 30, 2017
コメント(0)
今日、うちの科の同窓会報をすべて発送しました。毎年、結構大変なんだ、これが。 大体、同窓会自体が有名無実で、同窓会報の作成から発送まで、全部私が一人でやっているんだから。 まず、卒業生の近況を知るために、各学年1、2名を無作為に抽出して原稿依頼をし、寄稿してくれたものを編集。それを印刷し、丁合し、三つ折りにして封筒に入れ、封をする。で、封筒には宛先のタックシールを貼り、差出人のタックシールを貼り、さらに「料金後納」のシールを貼り、それで郵便局に持っていくわけだから。この作業全部、私一人でやるんだからね・・・。 だけど、それで卒業生から何か反響があると、別に苦労とも思わないんだけど、ここ数年、何の手ごたえもないからね。これだけ時間と労力使って、誰一人「ありがとう」の一言も言ってもらえないとなると、これはかなりキツイです、正直。 一人でもいいんだけどな。一人だけでも、なんか反応してくれればね。それですべて報われるんだけど。 それにつけても思うのは、私もまた、誰かの世話になった時に、ちゃんとお礼しているかな、ということ。 文学ってのは、結局、人情の学問だからね。文学やっている以上、義理を欠いたらいかん。そこは、自分も気を付けなくちゃと思いますね。
July 28, 2017
コメント(0)
ひゃー。明日はまた朝も早よから愛車に飛び乗って東京の実家へ。亡くなった父の後始末と申しましょうか、四十九日法要に備えて本位牌をつくったり、都の霊園への埋葬許可を取りに行ったりといった作業を進める予定。お役所で書類を揃える必要上、平日にやらないといかんので、お休みをとっての帰省でございます。 しかし、4月以来、頻繁に往復しているもので、なんか疲れが蓄積してきた感じがするなあ。片道300キロの道のりを想像するだけで、クラっと眩暈が。 だもので、何かこう、楽しいことでも企画しないと私が病気になっちゃうんじゃないかなと思うんですよね。 今考えているのは、やっぱり古本屋巡り。大学の若手同僚でも引き連れて、古本屋をめぐるツアーでも企画しようかなと。 あるいは、前に東京の友人が、どこかで安いLPレコードを何枚も大人買いしたとか言っていたので、そいつに連れて行ってもらって、最近私もはまっているLPレコードを買いにいこうか、とか。 あるいは家内とドライブして、ぼんやり海でも見にいくか? そんなことを考えながら、とりあえず目の前のことから現実逃避。 ま、そうはいっても、差し当たりは明日のお仕事。せいぜい頑張ります。
July 12, 2017
コメント(3)
4月に心不全で倒れて以来、入院加療を続けて来た父ですが、今朝、88歳の生涯を閉じることとなりました。つきましては、このブログもしばらくお休みすることにいたしました。またそのうち、元気になりましたら、復活いたしますので、それまで少々お待ちください。
June 20, 2017
コメント(2)
今日も父のお見舞いに行って来たのですけれども、あまり状況は芳しくないですなあ。 父も気が弱くなったのか、我々が帰るとなると、寂しそうな顔をするんですわ。泣いているのかな。でも泣くと、鼻水が出て気道が詰まり、痰の吸引をしなければならなくなるので、今日は眠っている内に帰って来てしまいました。 今日は夕食後、一旦名古屋に戻りますが、来週もまた、出来るだけ早い機会に帰省して、父の顔を見に行くことにいたしましょう。 ところで、こういう深刻な時によりによって、という感じもしますが、今日は笑劇のような出来事もありまして。 この前帰省した時、家の近くの某団地の中にある「いなぎSATOYAMAキッチン」というお店でランチを食べた、という話をこのブログにも書きましたが、その時、オープン○周年記念とかで、食事券が当たる抽選みたいなのに参加させられたわけ。 そしたら、それに当たってしまったと。今朝、その当選を知らせる電話をいただきまして。 ということで、何もこんな時に当たらなくてもと思いつつ、せっかくのお話ですから、名古屋に戻る前に母とそのお店で夕食を食べようかなと思っている次第。 アレかな。神様も、少しは我ら一家を励まそうと、粋な計らいをしてくれたってことかな。思うのは勝手だから、そう思うことにしておきましょう。
June 17, 2017
コメント(0)
先日、イケア立川店で購入したステレオ台、今日、実家に届いていたのですが、早速組み立てようと思ったところ・・・撃沈しました。 そもそも組み立て説明書がアホみたいに簡単過ぎ・・・っていうか、文章じゃなくて絵で説明してあるのよ。で、この絵がまったく解読不能という。 で、それをなんとか解読して組み立ててみるのですが、ネジをねじ込もうとしても、堅くて堅くて、とても普通のドライバーなんかじゃ入りゃしない。それでも力づくてぎゅうぎゅう押し込んだら、ネジ山がつぶれちゃって、もう進むも退くもできなくなっちゃった・・・。 というわけで、途中まで組み立てた段階で断念・・・。どうすんだよ、これ・・・・。 で、ネットで調べると、イケアの家具の組み立ては引っ越し業者にとっての悪夢、とか書いてあるサイトがたーくさん。だろうね・・・。 でまた組み立て代行業みたいなのも沢山あって、うーん、私もそういうところに頼むしかないのかな・・・。 でも、代行してもらったら、当然お金もかかるわけで、そうやって考えると、イケアの家具って、逆に割高になってくるよね。 そういう意味で、今回、イケアで家具を買ってみて、勉強になったのかも。もう、二度目はないかな。
June 2, 2017
コメント(0)
父の介護をどうするかっつーんで、実家に戻っております。 父も入院してから2ヶ月。今入院中の病院は、緊急要加療の患者さんを主たるターゲットにした病院なので、病院側としてはそろそろ退院してもらいたいというアピールをしてくるわけ。 だけど、要介護レベル5だからね、父は。とても母一人で自宅療養なんかできっこない。それに貧血がひどく、週に1度か2度の輸血が必要な状況なので、一旦家に帰って在宅介護になってから、輸血の度に病院に行くなんて、とても出来そうもありません。 で、今日は母を連れて病院から紹介された特別養護老人ホーム的なものを見学に行ったのだけど、これがまた、あんまり父を入れたいと思うようなところではなく・・・。 私が思うに、今の父の状態を考えると、今の病院とは別の、長期療養型の病院に転院するのがベストと思うのですが、そういうところに入院するには、父の病状は軽いと。そういうところに入るためには、例えば糖尿病でインシュリン注射が必要だとか、食事がとれないから胃瘻だとか、常に酸素吸入が必要だとか、痰の吸引が一日8回以上だとか、そういう決められた判定基準ってのがあって、それを満たさないとダメだというわけ。 じゃ、どうすればいいんだよと。 ま、ソーシャルワーカーの人とも相談して、なんとか次に移る病院を探してもらっていますが、どうなることやら。一つハッキリしているのは、来週末も私が実家に戻らないとどうにもならないなということ。 この調子だと当分の間、ほとんど毎週のように名古屋と東京を行き来することになりそうです。こういう時、東京と名古屋の距離が悩ましいねえ・・・。
May 27, 2017
コメント(0)
はーい、私は今、どこに居るでしょうか?! 東京でーす。まさかの実家トンボ返り。 いやあ、父が倒れて救急車で緊急入院と聞いて、ついこの間名古屋に戻ったばかりのところ、また実家に戻った次第。 人生、何が起るか、分からないもんですな。 一時は最悪のことも考えましたが、幸い、今のところ小康状態を保っておりますので、一安心。ですが、年齢が年齢だけに、どういう展開になるか予想できないのが実情。 というわけで、このブログの更新も不定期になるやも知れませんが、そこんとこヨロシク!
April 6, 2017
コメント(2)
父母の愛用している電子辞書の電池が切れたのですが、年をとってくると、そんなことですら大きな障害として立ちはだかるわけね。電池換えるなんて簡単と思うのは我々の考えであって、後期高齢者にとっては、電池を入れる場所のふたを開けることすら、結構難しいんですな。 ということで、単3を買って来て、ちゃちゃっと取り替えてあげたと。 で、余った電池を、いつも電池をしまってある引き出しに入れようとしたら、単1電池がそこにおいてあるのが目についた。 おお! でかい!! 単1電池、でかいね! もう、最近の電池を使う機器って、たいてい単3とか単4とか、小さいのばかりじゃん? 単1を使わなくなって久しいですけど、久しぶりに見る単1、存在感あるわ〜。 感じとしては、カブトムシみたい。重量感が半端ない。力強い。 昔さあ、って、要するに私がティーン・エイジャーの頃ですけど、単1こそ一番使う電池じゃなかったかしら。特に、ラジカセとか。ラジカセなんて、いっぺんに4個とか、そのくらい単1をぶち込んだような気がしますけど。それに比べると、単4とか、細っこいのをチマチマ使っている現代の我々って、人間が小粒になった気がするのは気のせい? 単1電池を大量に使っていた時代はいい時代だった・・・っていうのも妙な感慨ですけど、そんな気がしますね。 さてさて、私の春休みもほぼ終了、今日はこれから名古屋に戻ります。 今回の帰省では、父の急速な衰えぶりが目に付くこととなり、いよいよ、「介護」の二文字が眼前に突きつけられたなという感じ。今日も実は区役所行って、今後のことを相談してきちゃった。要するに、ケアマネージャーってのを、そろそろつけないといかんのじゃないか、という話なんですけどね。 はあ・・・。今後のことを考えると気が重いわ〜。病人と違って、老齢の場合は、良くなるってことがないわけですからね。悪くなることは確実だけど。 それに、自分一人で何も出来なくなる親の姿を見るのって、辛いよね〜。でまた、それが三十年後の自分の姿でもあるっていうところがまたね、色々考えさせられるわけでありまして。 いかん、いかん。私はポジティヴ教の信者なんだった。Think positive! きっと宇宙が助けてくれますよね。 というわけで、後ろ髪引かれつつの、名古屋への帰宅なのでございます。
April 3, 2017
コメント(0)
今日、今年度の紀要が印刷所から刷り上がって来たのですが、記念すべき50号となる本号は、編集長のワタクシの肝煎りで表紙デザインを一新、例年のシンプルな「紀要然」としたものから、少し色を付けたものにしまして。 で、完成した実物を見ると、うーん! なかなかいい出来ではないの! なかなか洒落ております。 で、すっかりいい気分になって、執筆者の皆さんのもとにお配りしたのですけれども・・・ ・・・反応が悪い。 「ああ、できたのね」みたいな。 それだけかよっ! せっかく苦心の表紙デザインを褒めてくれないのかよっ!! で、思うのですけど、アレだね。人っていうのは、こちらが褒めてもらいたいと思うほど、褒めてくれないもんだね。 いやあ、褒めてくれればさあ、ワタクシなんて単純だから、「でしょ、でしょ!」って大喜び、来年もまた頑張ろうと思うんだけど、なかなかそう上手くはいかないもんですな。 だからこそ思うのだけど、自分はどうだろう? 他人の業績や、他人が頑張ったことに対して、その人が期待するほど褒めているかしら。 怪しいな。 だから、褒めないとダメだね。他人を褒めよう。自分も褒めてもらいたい分、他人のことも心して褒めてあげないとね。 さてさて、明日は今年度最後のイベント、卒業式&謝恩会でございます。節目となるイベントですから、それこそ心して、一つ一つの瞬間を味わってきましょうかね。
March 22, 2017
コメント(0)
明日締切の原稿、もう後は微修正だけだからちょろいもんだと思っていましたけれど、実際に直し始めると、これが結構、時間が掛かるんだ。 例えば、「○○については、『××』という本が詳しい」というような形で注釈を付けてあるとするじゃん? それで、何度かの推敲をくぐり抜けちゃうんだけど、十度目くらいの推敲の時にふと、「アレ?」と思うわけ。 それを言うなら、「○○については、『××』という本に詳しい」というべきではないかと。 「~が詳しい」か、「~に詳しい」か、えーと、どっちが正しい使い方なんだっけ? 悩んだ末、結局、後者を選んだわけですけれども、それでいいんだよね? ま、一事が万事、そういう調子ですよ。 でも、とにかくそういう風にして、自分の書いた原稿の中からバグを消していく。今日は、結局、その作業で一日潰れちゃった。 さて、一応、「これで完成」と思っている原稿が今、手元にあるんだけど、やっぱりもう一日寝かせて、もう一度推敲してから提出しますかね。「20日締切」と言っているのだから、明日の夜の12時までに出せばいいんでしょ? まだ24時間ちょい、あるからね。
March 19, 2017
コメント(0)
いやあ! 今日はなかなかに疲れましたわ~。色々あったもんで。 今日は今年度最後の教授会があったんです。で、私は例によって内職の本を持ち込んで議事進行とは無関係に読書に熱中! と、突然、議場にとどろく大きなイビキ! あまり大きなイビキだったので、さすがのワタクシも振り返って音のした方を見た。誰だよ、寝てんのは? 俺だって寝ないで本を読んでいるのに。 すると・・・ アニキが倒れていた! そう、このブログでもお馴染み、私が舎弟を務めている「アニキ」ことK教授が椅子に座ったまま仰向けに倒れ、イビキをかいているじゃないですか! しかも、手が変な形に硬直している! ああ! クモ膜下出血? 脳梗塞? とにかく、ヤバい奴だ!! 教授会騒然ですよ。救急車を呼べ! とか、健康管理センターの○○先生呼んできて! とか。幸い、アニキはしばらくして意識を取り戻したのですが、大事をとって、救急車が呼ばれることに。 アニキ絶体絶命のピンチに舎弟の私がこうしちゃいられない。というわけで、私も救急車の後について搬送先の病院に急行! で、病院でアニキに代わって書類を書いたり、アニキのご自宅に電話して奥様に来ていただいたり、まあ、私として出来ることをやりまして。 で、待つことしばし。担当のお医者さんが深刻な顔で出て来られて。私は最悪の事態を覚悟。 そしたらお医者さん曰く、「おそらく、インフルエンザでしょう」と。 ・・・・ はい? 今、何ておっしゃいました? 「インフルエンザです」 うっそーん! 心配して損した~!! いやいや、良かった~!! どうも連日の入試業務からくる疲労とインフルが重なってのことだったらしい・・・。 だけどさあ、インフルエンザのかかり始めで、イビキかいて失神するかねえ・・・。K教授は前にもエコノミー症候群で倒れられたことがあったので、私はてっきり、血栓が脳の血管に詰まってどうかなったのかと。 まあ、でも良かった。笑い話になって良かった。 ところで、インフルエンザと言えば、昨日の後期試験の時、同僚のN先生がインフルエンザで試験監督を欠席されたんですな。 そして、日が改まった今日、同じく同僚のM先生とF先生がインフルエンザでご欠席。そしてアニキは教授会場で倒れたと。 うっそーん! うちの科全体がインフルじゃん。パンデミックじゃん。 っていうか、まだ倒れていないのは、私だけじゃん! ・・・ということは、私もこれから倒れるの? ヤバいわ。こうなってくると他人事じゃないわ。 あーん、どうしよ、どうしよ。原稿の締め切りが迫っている今、倒れるわけにはいかんよー。 誰か、タスケテー!!
March 13, 2017
コメント(0)
いやあ、子供の頃から床屋に行くのが嫌いで、嫌いで。 好きな人っていうのは、多分、居るんだろうねえ。居るのかな? 次、髪を切るのが待ちきれないよー、っていう人? ワタクシの場合、そもそも髪を切るのが嫌いな上、床屋に行って順番を待つ時間が嫌い。 で、ようやく自分の番が来て、「今日はどうなさいますか?」とか聞かれるのも嫌い。 大体、そう聞かれて、どう答えるのが正解なの? 芸能人に例えるとか? 「あー、じゃあ長谷川博己みたいな感じで」とか? おこがましい。 そこで仕方なく「横は耳が出るくらいで。後はそれに合わせて」とか答えるんだけど。 そして、昨日もそう言ってみたのだけど。 そしたら・・・超短くされた! 床屋が嫌いで、なかなか行かないから、しまいにゃすごくボサボサになるわけね。そこから超短くされると、その落差が・・・。 もうやだ~。あんまり髪が短くなっちゃって、サムソン状態だよ。力が出ない。 行きつけの床屋を決めて、「いつものように」とか言えばいいのかも知れないけど、床屋自体が嫌いだから、頻繁にはいかないもので、それほど「行きつけ感」を醸し出せないのよ、ワタクシ。一応、いつも行く床屋というのがないわけではないけど、毎回そっけない感じで行くので、向こうも毎回、ふりの客だと思っているみたいだし。 というわけで、もう少し髪が伸びるまで、どうも気合いが入らない私なのでありました、とさ。
March 5, 2017
コメント(2)
今日、帰ろうと思って研究室を出たら、ちょうどお隣さんのイギリス人の同僚R先生とタイミングが同じになりまして。 R先生はバス通勤、私は自家用車なんですけど、そしたらR先生が私に「シャカラクの新車をちょっと見せてくれ」とのたまうので、「あいよ」ってな感じで見せてあげて、ついでにキャンパスのバス停まで乗せていってあげたら大喜びで。 私が愛車をルノー・キャプチャーに変えてから早くも1ヵ月。考えてみればこの間、私のクルマに興味を示したのって、外国人の同僚ばっかりよ。 まず一番最初に反応したのはオーストラリア人のT先生。「大学の駐車場でキャプチャー見たけど、あれはシャカラクのか? スゲー、超カッコいいじゃん!」と。 それからフランス人のF先生も、「シャクさんはフランス車がお好きですなあ! トレビアーン!」と。 ドイツ人のM先生も、「シャカラクはいつもカッコいいクルマに乗るねえ。前にはアルファロメオに乗ってたし」と。 まあ、そう言ってもらえると、悪い気はしないよね! 一方、日本人の同僚には、ほとんど興味を示されないという。若手のF先生なんか、「今度乗せてやるよ」と誘ってやってんのに、「あー、大丈夫です」的な反応しか返ってこないし。 新車買っても、外国人にしか興味を持ってもらえないって、どういうこと? そういう詩が昔、あったよね。「一番寂しい人は、新車を買っても外国人にしか興味を持ってもらえない人です」みたいな。なんだっけ。マリー・ローランサンの「鎮静剤」か。 ま、とにかく、クルマに対する彼我の違いは決して小さくないなと。 ひょっとして、私は実は外人なのかな。違うか。
February 16, 2017
コメント(0)
全477件 (477件中 151-200件目)