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2014年03月21日
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私がキネシオロジーを初めてから、かれこれ5年ぐらいですが
(気分的には15年ぐらいやっている感じだけど)
たまに「4年前に一度、受けたことがあります」というような方が
ひょっこりセッションを受けに来てくださることがあります。
4年前というと、丁度IHを始めたばかりぐらいで
今、その頃の私のセッションレポートを見直すと
「なんという目標設定をやっとんたんじゃ〜
という感じですが
実際にその方の身体を触ってみると
「あ〜あの頃は、こんな根本的なところを見逃していたんだなあ」とか
「う〜ん、惜しい(以前も)いいとこ突いていたけど
もう少し深い要因を見ることができたらよかったのに」
と感じたりすることもあります。
でも、その頃は、私ができる最大のヒーリングだったわけで
それはそれで完璧だったわけです。
もちろん、上手く結果が出なかったり、すぐに効果が戻ってしまったり
したこともあるわけですが
それでも、こうしてまた何年かぶりに
セッションを受けに来てくださるというのは
何ともありがたいものだなあと感じます。

ヒーリングというのは、どんな人でもできることであって
小さな子供はその存在だけでもうヒーラーですし
特に何かの技術が優れているから、ではなくても
またヒーリングを学んだばかりの人でも、奇跡的な癒しを起こすようなことは
日常茶判事に起こるし、何も特別なものではありません。

ただ、セラピストやヒーラーという職業として長くやっていける人
となると、誰でも、というわけにはいかないようです。
先日、日本からNYに来られていたセラピストの友人と話をしていたのですが
二人で一致した意見が
「セラピストとして上手くいくかどうかは
その人がセラピスト意識を持っているかどうか、だけだね」
ということでした。
彼女は、キネシオロジーではないですが、他のセラピーで
セラピストを養成する立場にいる人なので
これまでいろいろなタイプの人たちを見てきたわけです。
私もキネシオロジーやレイキのセラピストやヒーラーになりたい
と思っているのに、なかなか上手くいかない人たちを
何人も見ていた中で、気づいてきたことがあります。
このセラピスト意識さえ持っていれば、そのための技術やテクニックは
後からいくらでもついてくるのですが
それがなければ、いくら様々なヒーリングテクニックを学んだとしても
上手くいかないのです。

ということで、今日はセラピスト意識について、書いてみようと。

一言でセラピスト意識と言っても、それがどんなものであるのか
言葉で説明するのは難しいですが
たいていは出会ってすぐに、その人がその意識であるかどうかわかります。
セラピーやヒーリングの種類によっても、求められるものは違ってきますが
ある「何か」があるのです。
その意識を持っている人は、例え、その人がヒーリングを学んだばかりの人でも
この人のセッションを受けてみたい、と思えるし
それがなければ、いくら長年やってきた人でも受けたいとは思いません。
私だけでなく、多くの人はそれを無意識レベルで感じているので
セラピスト意識さえ持っていれば、いくらでもクライアントさんは
やってくるものだなあと感じます。

その何かを言葉で説明するとすれば
セラピストに求められるものとしては
もちろん「グラウンディンング力」精神やエネルギーの安定感は第一ですが
クライアントさんのエネルギーを感じ共鳴する「共鳴力」
そして、外側に惑わされず問題の本質を見抜くことができる「洞察力」
これらは、どのセラピーやヒーリングでも
ある程度、必要なものだと思います。

そして、セラピストとして大切な意識を
(あくまでも私の独断と偏見で)上げるとしたら(レイキの五戒風に)

1)人(クライアント)に認められようとしてヒーリングを行わないこと。
2)効果が出なかった場合、その責任をクライアントさんに求めないこと。
3)人に感謝されようとしてヒーリングを行わないこと。
4)人を変えようとしないこと。また変化を期待しないこと。
5)人を喜ばせようとしてヒーリングを行わないこと。


まず1)のクライアントさんに認められようとしてヒーリングを行う
これは、セラピストの自己価値が低い場合にそうなります。
セラピストが自分が認められようとするために、セッションを行ったなら
そのクライアントさんの問題の本質は見えなくなってしまいます。
またもし効果が出なかったり、クライアントさんが満足しなければ
セラピストは、自分はだめだ〜ということになります。
自分が認められたいという意識があれば
上手く説明しなければ、とか、セッションで上手くやらなければ、とか
自分がヒーラーとして素晴らしいところを見せなければ
などというマインドが働くので、セラピスト自身も大変になるし
本当にクライアントさんにとって必要なヒーリングはできないのです。

また2)の効果が出なかった場合、その責任をクライアントさんに求めるというのは
例えば「あなたが変わる気がないから、変わらないのです」
などとセラピストがクライアントさんに責任を求めることです。
確かにその本人に変わる気がなければ、変わらないのは確かなのですが
変わる気がない、または変わりたくないとその人が感じているということは
何かそこに要因があるのですから
その変わりたくない要因を見つけ出して、それをヒーリングしていく必要があります。
また「ヒーリングに依存しないで、自分でやってください」
と言われるセラピストも同じです。
もしそのクライアントさんが何かに依存しているのだったら
依存せずに自分で決断できるように調整するのが、セラピストの仕事です。
効果が出ないからと言って、その責任はクライアントさんにはありません。
もちろんセラピストの責任でもありません。
(私は以前はすべて自分の責任だと感じていたわけだけど)
効果がないのは、その時、効果がないことが必要なプロセスだからです。
そのあたりは、また書き出すと長くなるのですが。

また3)の人に感謝されようとしてヒーリングを行う人
というのは、例えば、ある程度のレベルでできるのに
いつまでもセッション料金を取らずに、またはかなり低く設定して
行っているセラピストにありがちです。
それで相手が感謝してくれればいいのですが
もし感謝してもらえなければ、不満が残ります。
そのセッションに見合ったお金を頂くというのは、
相手と自分のエネルギーバランスはイコールになるので
例え、クライアントさんに感謝されなくてもいいのです。
お金を頂いて行うセッションだけが、セラピスト意識を高めていくことは
多くのセラピストが言われていることです。

そして4)のクライアントさんを変えようとしないこと。
セラピスト自身がクライアントさんに対して
こうなればいいのに〜とか、こうなったらこの人の幸せなのに、
などと自分の価値観を押し付けることです。
これは、特に家族間や恋人間でのセッションで
その意識が出てきます。
これが完全にクリアになって、家族間や恋人間でも深いレベルでセッションが
できるようになれば、それはかなり高いセラピスト意識と言えると思います。
(いや〜これは本当に大変なのよね〜)

またセラピストがクライアントに変化を期待しない、というのは
マッサージなどではある確実な効果がわかるでしょうが
キネシオロジーやレイキなどのヒーリングでは必要なことです。
あるクライアントさんが、あるセラピストから
『セッション後の変化を書いてください」と言われて
それが嫌だった、と言われていたのですが
セラピストがすぐに効果や変化を期待すれば
それはクライアントさんにとってのプレッシャーになることもあります。
クライアントさんの中には、自分は何をやってもだめだから
ヒーリングの効果が出ないのだ、という思い込みを持った人もいます。
ですから、セラピストがクラアイントに対して変化を期待すれば
クライアントさんにとっては
変化がなければ自分はだめだ、ということになるのです。

それは2)にも書いたように、変化がないのは、その人がだめなわけではなく
他の要因があって何度かのセッションが必要だったり
または思い込みが強くて、変化を感じれないブロックがあるためなので
それをまた調整していけばいいのです。
もっとも、クライアントさん自身は変化を感じれなくても
セラピストはセッションによってどこがどう変化したのか
また何がまだ変化していないのかを、ある程度
感じる力は必要になってくるかもしれません。

そして5)の人を喜ばせようとしてヒーリングを行わないというのは
クライアントさんにこびないとか
期待に応えようとしないことと言えるかもしれません。
もちろん、セッションは、クライアントさんの幸せのためですから
クライアントさんが喜んでくれたり、幸せに感じてくれたらうれしいのは確かですが
キネシオロジーのセッションでは、そのクライアントさんの
頭で望んでいる目標が、その人の本当の自分(魂レベルで)の目標とは限りません。
ですが、その1回のセッションですぐに相手を喜ばせたいという意識が
セラピストにあれば、そのクラアントさんの魂の目標を見失ってしまうこともあります。

例えば、コミュケーションやお金や健康
人生のあらゆることに問題を抱えていると言われる一方で
どうなりたいですか?とお聞きした時に
「宇宙とつながりたいです」とか「直感力を磨きたいです」
などと言われるクライアントさんがいたとして
(もちろん、その人は全くグラウンディングできていないわけですが)
その人が喜ぶように、セッションでそういう方向で目標を立てて
調整したとしても、その時は幸せな気持ちになるかもしれませんが
ほとんどの場合、すぐにもとの感情や意識に戻るし
その人の人生は何も変わらないままです。

私自身も以前はクライアントさんの幸せな顔が見たくて
クライアントさんが望んでいるような
ファンシーなヒーリングをしたりしたこともあったのですが
それは本当の意味でのクライアントさんの幸せにはつながらないということが
よくわかったので、クライアントさんを喜ばせるためのセッションは
やらなくなりました。
クライアントさんの意識が変われば
そのプロセスもすべてベストであったこともわかりますから。

もちろん、セラピスト意識というのは
こういうタイプの人がセラピストに向いている、というようなことではありません。
例えば「セラピストは説明が上手く、いつも穏やかで親切な人」
などという世間的なイメージは必要ないのです。
またセラピスト意識がなくても、セラピストとしてやっている方もいるでしょうが
たぶん、クライアントさんの真の幸せのためのセッションはできないし
セラピスト本人も楽ではなくなってしまうだろうなあと。

では、セラピスト意識になるためにはどうすればいいか?ですが
これは、人にセラピーをやっている中で身についてくる、というより
自分自身がヒーリングを受けて、癒されていく中で出てくるものです。
洞察力も、自分が癒されて、内観できるようになれば
自然と人のことも見えるようになってきます。
私もおさむもこれまで人にセラピーを行っていく中で、自分自身の問題に
気づいて自分へのヒーリングを受けたり行ったりして
少しずつそういう意識になってきたわけです。

とはいえ、どんなものでも、過ぎたるは及ばざるがごとし
セラピストとしては、セラピスト意識でいることは大切ですが
その意識が強すぎれば、またそれもブロックになってきます。
簡単に言えば、セラピスト意識が高まれば高まるほど
自我がなくなってくるわけですが
セラピストとしての人生だけではありませんから
それが制限になる可能性もあるということです。
そのことに、最近あらためて気づいて
また私の問題も出てきたのですが、その話はまた〜





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最終更新日  2014年03月23日 16時21分54秒
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