◆嫌な気分が出始めた副作用!
抗がん剤治療で一困るのは副作用です。このことは今更に改めて申すまでもなく皆さんも熟知されていることです。それでも『嫌!』ですね。愚痴を言いたくなります。
私の場合は経口薬なので過剰に反応するほど酷くはありません。それでも治療が5ヶ月も続くとじわじわと意地悪が出たり入ったりしています。
症状的に一番感じるのは脱力感(体力の低下)です。これは毎朝の散歩の時に確実に現れます。いつもの通り背筋を伸ばして両手を大きく振って早足で歩く。10分、20分ではなんともない。
しかし、30分近く歩くと急に疲れが出てくる。どのような症状かといえば全身から力が抜けていく感じです。全身の脱力感をイメージすれば良いでしょう。そうなると早足で歩けなくなり酷い疲れを覚えるようになります。しかし、普通に歩く分には支障はないです。
別の副作用は少し下痢症状が出始めた感じです。少し脂っこいものや消化の悪いものを食べ過ぎると直ぐに下痢する。普段でも便が柔らかくなってきている。私の場合はむかつきや吐き気などはほとんどない。体質的に少ない方だと思います。
もう一つは皮膚の沈着現象と肌荒れです。肌荒れは風呂に入るときに一番感じます。今では通常の湯加減では熱くて風呂に入れない。水道の蛇口を一杯に捻って調整です。
最後に白血球の低下があります。前回は3600だったので問題はないが、今後下がっていくことは確実なので、何時まで治療が可能かの心配です。
現在の副作用(白血球数の低下)は、延べにして4年近くも抗癌剤を飲み続けてきた事が影響していることと、これまでに放射線治療を二回、CT検査は8年間に及んで毎年3ヶ月毎に受けてきたことも影響していると予測されます。・・・今後どうなるかは慎重に様子を見ていくしかないでしょう。
次回の定期検査は5月後半に行います。その時に再び「縮小、進行停止中!」などの診断が下れば回復への可能性が高まりましょう。
反対に「進行している!」となったら、残された有効な治療法は何があるかです。私なりに「次の一手」も予定はしています。幸いに精神状態はいつもの元気印そのものですから心配はありません。
・・・今を元気で生きる!・・・実践中です。
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