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携帯電話をTRE社で契約していると、一年間有効の映画館パスがもらえます。提携映画館と観られる映画が限られているものの、土日を除く一週間に一回、無料で映画が観られるのです(ゴールドカードの人はいつでもOK)。つまりはわたしの入場料をTRE社が負担しているということなのです。ソフトバンクもドコモもこんな太っ腹なことできないでしょう?サイト上のリストをチェックすればどこで何が無料で観られるかが分かります。通常のイタリアの映画チケットは7,50ユーロ前後。日本よりはかなり安いですが、生活レベルも違うので、だいたい金額の感覚としては1800円と同じくらいだと思います(少なくともわたしにとっては)。毎月4本も無料で映画が観られるなんて、とても有り難いことです。ドキドキしながらこのパスをあさちんと初めて使ってみることにしました。観たのはこのフランス映画です。実話をもとにした心温まるお話です。笑わせるところもあったので「くすっ」とみんな時々笑うのですが、二度ほど「くすっ」がわたしたち二人だけ一般観客とズレているところがありました。やっぱり笑いのツボが違うのね~と思いました。どこでだったか具体的には覚えていないのですけれど。フランス人富豪とアフリカ系移民のお話で、わたしたちはやっぱりどちらかと言うと移民の男の子に感情移入しているのかな、と思いました。少し前にフランスでアフリカ系移民の発砲事件があったので、皮肉にもそれを思い出しました。 *昨日の映画 IL FILM CHE HO VISTO IERI*QUASI AMICI(2011年・フランス)邦題『最強のふたり』原題“INTOUCHABLES”監督*エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ出演*フランソワ・クリュゼ&オマール・シー
2012年03月31日
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誕生日の少し前に、イローナがこんな手作りパンフレットをくれて、「その日はわたしと一緒に出かけるんだからね」と言うのです。わたしは誕生日だからといってパーティーをして騒いだりするのが苦手でどちらかと言うと去年のように一人でカウンターで寿司を食べるのが性に合っているので、嫌だなーと思っていたのですが、イローナがせっかく誘ってくれたので行くことにしました。パンフレットには「ジャン・アレジ夫人の誕生日を祝って…宝探し大会!」とか書いてあります。わたしは後藤久美子と誕生日が同じなのです(彼女が一歳上)。はてさて、その日の18時半に待ち合わせのリソルジメント広場に行きました。そこではイローナから宝探し用の冊子が手渡されました。パンフレットもこの冊子もイローナの手作りで、かなり手が込んでおり、作るのに時間がかかったろうことが分かります。わたしを喜ばせるために何とまあ涙ぐましい努力をしてくれたのでしょう、イローナ。一人が好きとか言っちゃってごめんなさい。人間、一人では生きていけないものです…。この宝探しゲームはローマの遺跡に関するクイズを解きながらそしてその地を実際に訪れながらクロスワードパズルを埋めていくものです。繰り返しますが、イローナの手作りです!まずはスタートのリソルジメント広場から出題。1. その昔、巡礼者がミルヴィオ橋方面からローマに入る際に通ったヴァチカン入り口の門とは?2. この門の装飾にあった天使が手にしていた物は?3. コンチリアツィオーネ通りを作る際に破壊したボルゴ地区の通称は?4. サンタンジェロ橋の昔の名称は?サンタンジェロ城からアルジェンティーナ広場に移動していきます。5. 本当のトッレ(塔)・アルジェンティーナがある道は?6. この区域の神殿Bに祀られていた神は?7. この場所で3月半ばに思い出す「彼」と言えば?8. 1752年、この近くにある薬局のために詩を捧げたローマの詩人とは?9. ポンペイウスが当時禁止されていた常設劇場を造るために カムフラージュとして劇場敷地内に設置したものは?10. それを捧げた神とは?そして真実の口、チルコ・マッシモ方面に移動します。クイズは真実の口の向かいの円形の神殿から。11. この神殿の名前は?12. サン・ジョルジョ・アル・ヴェラーブロ教会の正面アーケードの門番になっているのは?13. クロアカ・マッシマ(下水道)を敷設したエトルリア王とは?14. チルコ・マッシモの正面にあるセルウィウス城壁の門の名前は?15. この門から伸びている街道の名前は?16. パラティーノの下、チルコ・マッシモあたりの谷の名前は?17. サン・グレゴリオ通りを横切る水道橋とは?18. パラティーノの南東にあった巨大な聖なる噴水の名前は?19. サン・ジョヴァンニ広場にあるオベリスクがもともとあった場所は?20. 同じ場所にあった2本目のオベリスクは現在どこにある?21. コロッセオの前にあった噴水の名前は?22. それを誰が破壊した?23. コロッセオの向かいにあるレンガの遺跡は何の一部?24. この円柱があったのはどの皇帝の広場?25. 広場の建物の装飾はどの神に捧げた?26. 円柱にはどんな神話の動物がいる?27. よく間違えて「ローマの七つの丘」に数えられてしまう丘とは?クロスワードを埋めていくと、いくつかのマスに数字が振ってあって、それを組み合わせるとキーワードができました。VIA VARRONEです。最後に、「分かったかな?この哲学者で詩人(もしかしたら料理人)の名前が付いた道に何が待っているのか見てみよう!」と書いてありました。VARRONEは古代ローマのワッローという知識人のことで、わたしたちはその「ワッロー通り」に行きます。VIA VARRONEというキーワードが見えてきた時点で、イローナがここにある食堂でご馳走してくれるのかな?と思っていたらなんとしみさんがちょうど歩いてくるのが見えました。彼女はウチの職場でわたしの遥か昔に働いていた人なのでイローナの元同僚でもあります。そういえば数日前にイローナにしみさんの電話番号を聞かれて教えたのを思い出しました。それにしてもわざわざ遠いところからお子さんを置きざりにして(旦那サン勿論いますから~)夜に出てきてくれてありがとう!と思っていたら、なんと、イタリアのおばちゃんさんが歩いてきます(この辺から泣けてきてヤバくなる)。77ちゃん、そして「偶然通ったのよ」とちえち。この辺までくるとイローナとまったく面識がない日本人友人連中ですので驚きました。ニコリーナと旦那のバイクも到着。MIMOちゃん、Kuriemon、そしてマッテオとロッセッラ…。イローナが中心になって、しみさんとマッテオ、そしてしみさんから連絡を受けたMIMOちゃんがFBで告知してみんなが集まってくれたのでした!宝探しゲームの宝とはこの人たちのことだったのです!見付けた! 胸がいっぱいで、何も食べられなかったし、挨拶では気の利いたことが何も言えませんでしたが、みんなに感謝感謝です。今年の誕生日のことは一生忘れないと思います!
2012年03月27日
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鯛ちえがお花見に誘ってくれました。ローマ南部エウル地区の人工池沿いにPASSEGGIATA DEL GIAPPONE(日本の散歩道)という名前の道があります。2004年の花見2006年の花見桜並木があり、水曜日に満開だったという情報を得ていた鯛ちえが日曜日、早めに行ってお弁当を一緒に食べようと言ってくれたのです。お弁当は前の晩から作っていたのだそうです。朝に弱いわたしですが、張り切ってレジャーシートと水だけ持って(スミマセン…)合流します。昔はそうでもなかったけれど、最近では日本マニアの若者たちが浴衣を着たりコスプレしたりして歩き回っています。「日本の散歩道」だからね~。駐在のご家族のピクニックや日系会社の宴会も見られます。ほのぼの~。天気もいいし、気温20度くらい、暖かいし…。花見日和!ローマ市が東京都から寄贈されたソメイヨシノなのだそうです。鯛ちえ、本当にありがとうございました。とってもおいしかった!わたしは幸せ者です。白髪まで抜いてもらいました。20本くらいありました。ひょえ~。正午くらいから4時間くらいいたでしょうか。撤退し始めた頃、天気が悪くなり、雨がポツポツ来ましたので、丁度よかったです。夕方はウチのホテルに泊まりに来てくれたオランダ駐在のN夫妻と愛娘ちゃまに会いに~。駐在期間が終了して日本に帰国するのですが、その前に1泊で会いに来てくれました。この夫婦との出会いは2008年、こんな感じ。こんな出会い、当たり前だけど日本にいたら有り得ません!友情に感謝!
2012年03月26日
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MIMOちゃんが珍しく「映画でも観に行こうよ」と電話を掛けてきたので、あら、久しぶりにそんな時間もいいわね、一緒に行ってやるわよ、と心の中で思いました。MIMOちゃんが観たいというのは “THE ARTIST”(邦題『アーティスト』)だそうです。こちらに来たばかりの頃はまだリラだった上、夏などは(誰も映画館など行かないから)安くて毎日映画を観ていたものですが、最近はとんとご無沙汰。“THE ARTIST”がどんな映画かも知らずに約束したのでした。夜10時半からの上映に行くことにしたのでご飯を食べる時間があるから、映画館の近くで何かいいお店ないかなーと考えていたら、MIMOちゃんが知り合いのお店があると言います。早く言え~。洒落たイタリア~ン。8時頃に行ったらガラガラだったので大丈夫かなーと思いましたが、出る頃にはいっぱいになっていました。前菜は肉まんみたいな詰めピザ、アーティチョークのサラダ。うまーい。手が込んだ、まるで日本のイタリアンのような料理です。パスタはわたしは名前忘れちゃったけどなんとかっていう根菜のクリームのアーリオ・オーリオ・スパゲッティ。たまねぎやローズマリーの味がする手作りのパンやグリッシーニも手を伸ばせばやめられません。肉料理は2人でシェアしました。生肉を頼んだ肉食女子なわたしたち…。ユッケっすユッケ。タルタルと言いますけれど。それからデザートの苺タルトもベースになっている皿状タルトまで多分手作りビスケット、大満足でした。観光客にもおすすめできるレストランです!いつもよりちょっと贅沢な食事を土曜の夜に、いいでしょ?満腹になって映画館に行きました。寝ちゃったらどうしようと言っては叱られ、“THE ARTIST”ってどんな映画?と言っては「えっ知らないで観に来たの?」と叱られ…。オスカー取ったんですね…。主演男優賞までも…。知らなくてすみません。最後まで眠らずに楽しんで観られ、上映時間100分もあっと言う間に感じられました。しかし白黒無声映画にしたという意義を考えるに、なんだか自分なりの結論が出ず、悩まざるを得ませんでした。その昔、ウッディ・アレンも『セレブリティ』とかいう白黒映画を撮っていましたが、【送料無料】セレブリティ価格:4,442円(税込、送料別)あれもよく分かりませんでした。しかも現代物でしたけどね。バスター・キートンとかへのオマージュって片付けちゃっていいのかしら。わたしにはデ・シーカの『ウンベルトD』を思い起こさせました。【送料無料】ウンベルトD価格:4,032円(税込、送料別)MIMOちゃんに言わせるとただのラブコメ!ん?日本ではまだ公開されていないようなので感想はここまでにしておきます。見る価値はあるよ。*昨日の映画 IL FILM CHE HO VISTO IERI*THE ARTIST(2011年・フランス)監督*ミシェル・アザナヴィシウス出演*ジャン・デュジャルダン&ベレニス・ベジョ
2012年03月25日
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フリマでした!みんなが真剣に「マミちゃんは何も売れていない…」と心配してくれるほどの売り上げなのですが、参加することに意義があると思っているので、気にしないでね。わたしの53もちょこちょこ売れていますよ。AKB(空き箱)も健在ですしネ。ローマ・マラソンの日と重なりましたので、いつもより早く出かけました。近所のちゃこちゃんと某現役女子高生と3人で出店しました。隣はナポリのアキさんです。某女子高生とは中国語のレッスンをしましたよ。彼女は日本語とイタリア語が母国語で、中国語も勉強しています。スゴイですねえ。また次回もアキさんに動画を撮ってもらいたいです。フリマの日は食べ物も楽しみ!お寿司に焼きそば、海老フライ、かき揚げ、コロッケ、サーモンいくら丼、ケーキまで食べちゃいました。お友達と会ってお話できるし、とても楽しいです。次回は4月22日開催です。いろいろ売ります。みんな買いに来て欲しいな。日本人の出店が少なくて何だかさみしいです。日本人フリマじゃないみたいになってきています…。ローマ在住日本人の方、出店してみませんか?打ち上げはいつものBI WONでした。焼き肉ぅ。技術屋さんさんくす。ぴーちゃん、わたしたちは元気だよ。あもぷんちゃん、お疲れ様でした。
2012年03月19日
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職場の隣のBARがとうとう閉店してしまいました。BAR(バール)は日本語で言うと喫茶店?コーヒーが主ですけれどお酒や軽食も出しますし、タバコや飴やチョコレートも売っている、便利屋さんです。コーヒー(エスプレッソ)を飲まずにはいられないイタリア人にとってはみんなそれぞれ馴染みのBARというのがあると思います。ここはもともと賃貸で、ヴェネリーナという名前の太っちょ母ちゃんのいる家族が営業していたのですが、この一家が今や同じ地区に同名のレストランを二軒出して、手が回らなくなり、営業権を譲っていたのです。まず引き継いだのはウチの会社の元同僚フランチェスコ。彼の家族がやっていたのはそれほど長くはありませんでしたが、その後にロムーショ一家が来て、数年。ヴェネリーナの名前を残したままずっとやっていたものの、とうとうBAR自体を辞めることになりました。わたしは2002年12月に今の職場で働き始めてから9年とちょっと、元祖ヴェネリーナの時代から3代。コーヒー豆は変わっても、ずっとここのカップッチーノで一日を始めていたのです。本当に悲しいです。以前はバスのチケットも売っていたし、公共料金の振り込みもできたので、ガス代をここで払っていました。生活の大部分がここでした。晴れの日も雨の日も、嬉しい日も悲しい日も、ボンジョルノと言って店に入りました。何も言わなくてもそれだけで、わたしの好きなクロワッサンとカップッチーノが出てくるのです。去年の今頃はさすがに「ボンジョルノ」と元気に言えなかったけれど、みんながわたしを見ると日本のことを心配してくれていました。同僚たちと抜け出してコーヒーを飲みながら職場の悪口を言ったり、友達やお客さんを連れて行ったこともありました。同じくここを常連としている裏のスーパーの店員たちなど、近所で働いている人たちとも井戸端会議をよくしたものです。フリマのお客さんに「あのBARにいつもいる子でしょ」と言われたこともありました。唯一ツケが利く店でした。週に何度かはお昼もここで食べました。わたしの胃袋の何割かがここでした。最後の経営者だったロムーショ一家はお父さんとお母さんと子供3人。一番下のアリーチェはまだ高校生なので土曜日にしか来ないけれど、お姉さんのフランチェスカと真ん中のフェデリコ(アニメおたく)は日本贔屓で、プライベートでも遊んだりしました。イナゴを食べる激ショートカット時代のフランチェスカおいしいカップッチーノを入れてくれていたのは従兄のレナート。遠くに住んでいるのにフリマにもわざわざ遊びに来てくれるとても親切な一家です。いつだかの誕生日にはお父さんとお母さんが花束をプレゼントしてくれました。本当に本当にさみしくなります。最後の日にはフェデリコ・プレゼンツで、何でもお酒ワンショット1ユーロという企画をやりました。飲めないわたしもミルトを飲みました。リモンチェッロなどの甘い食後酒はほんの少しですがおいしいと思えるのです。40度くらいあるのでもちろん舐めるだけですよ。イタリアにはこうした昔ながらの馴染みの店が多いので、新しい店を馴染みにするのに(少なくともわたしは)勇気が要ります。日本では別にどこのドトールに入るのにも勇気なんか要りませんけれど。一応、角を曲がったところにあるソルパッソをわたしの新しいお店としましたが、欲しい物は言わないと出てこないし、悩みを打ち明けたりする相手もいなそうです。ヴェネリーナ以上のBARはわたしには見付からないな、と思います。BARヴェネリーナ長い間どうもありがとう。BARヴェネリーナは改装して元祖ヴェネリーナ家族の三軒目のレストランとなる予定です。去年彼女のご主人、わたしをよくからかって喜んでいたペッペじいさんが亡くなってさみしくなったこの家族。プラーティ地区で頑張って儲けて手広くやっています。
2012年03月18日
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自炊しない独り身のわたしを不憫に思ってくれる(かな?)友人たちがローマにもいます。まずは先週月曜日にamopunちゃん宅で焼肉フィーバー。肉の質にこだわった、稀に見るハイレベルな焼肉大会でした。ホットプレートで焼いて、しかもみかちゃんが焼肉奉行をして下さって、焼けたのをわたしたちのお皿に放り込んでくれました。お手製のサイドメニューもおいしかったです。もやしの味付けがちょ~良かったよ。金曜日はMIMOちゃんが、夕飯ウチでどう?って誘ってくれました。73ちゃんも招かれていました。今回のテーマはファミレス・メニューだったのだそうです。イタリアでは食べられないドリア~。懐かし~。手作りベシャメラソースもめちゃウマで、おかわり三回くらいしてしまいました。そしてロールキャベツ~。おか~さ~ん。酔っ払いの73ちゃんと深夜0時に家路に着きます。73ちゃんはご近所さん、同じ道沿いに住んでいるのです。土曜日は、最近ローマにいることが珍しいあさちん。鶏の手羽先とじゃが芋の煮付け~(残念ながら写真ナシ)。お醤油とお酢の味がしみていておいし~い。日曜日はイローナの誕生日会でしたね。こちら参照。月曜日は休みなので昼にのっそり起きたら、携帯が鳴って、73ちゃん。「もしもし」。「ひじきの煮物作ったからご飯炊くけどお昼食べに来る?」行きます!徒歩1分の距離のお宅にお邪魔します。このひじきは、73ちゃんが収穫(伐採?)から行い、乾燥、運び屋(瀬戸内海よりティレニア海付近まで)、調理まで行ったというそれはそれはありがたいものなのです。向こうに見えるタッパーはお持ち帰り用。自炊をしないマミについて話していたので、いよいよ今日こそは買い物でもしてみようと意気込み73ちゃんちの帰りがてらエコバッグを提げて近所の自然食品スーパーに行ったら、なんと昼休みでした~。昼の1時半に閉まり、4時に開くのだそうです。スーパーが昼休みってどういうことなのよ。理由はあります。こうしてわたしは挫けるわけなのです。
2012年03月13日
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昨日はイローナの誕生日パーティがありました。40歳の誕生日なので何か大きなことをやりたいと、おととしから考えていたのです。それで彼女が選んだのが路面電車(イタリア語でトラム)の貸し切りでした。11月に作った招待状も、ALWAYS三丁目の夕日みたいな懐かしの数十年前の路面電車の写真、背景はコロッセオです(左上、紫のほうです)。30年位前の市バスのオレンジ色の切符まで用意していました。ネットで画像を引っ張ってきたのだそうです。右下のカードは、30年位前のローマの写真に名前が入っていて、招待客一人一人場所が異なるのでした。わたしはパンテオン!出発はマッジョーレ門です。クラウディア水道橋、それからパン屋さんの巨大なお墓の古代遺跡があります。車掌さんの帽子をかぶったイローナが夜の7時半に「みんな乗って~」と言います。イローナはドイツ人なので正確だ!とか、からかわれています。実はイローナの誕生日は1月8日で、もちろんその日に誕生日会が行われるはずだったのですが、彼女のお父さんが2日前に亡くなったので、延期になっていたのです。だから余計思い入れが強いパーティになったと思います。招待客は全部で27人、2人席が6ヶ所、4人席が4ヶ所ありました。わたしは社交性皆無で、こういう時に知らない人の中に馴染むのにとても苦労します。イローナの友達には高校教師が多くて、中でもイタリア語、ラテン語、地理歴史の教員のテーブルだったので、なんとか共通の話題があってホッとしました。それでも向かいの男の子に「君はイローナと何つながり? マラソン仲間?」と聞かれて、わたし走りそうに見えるのかな~と思いました(実は元同僚で地下遺跡仲間)。それから、夏にシェークスピアの芝居をイローナと彼女の男友達2人と一緒に観に行ったのですが、そのうちの一人(多分10歳くらい年下)がちょっと素敵だな、と思っていたのです。「日本人なの?僕マンガ好きなんだー」(よくあるパターン)とかいう話をして。その2人も来ていたのですが、なんとカップルだったらしく、軽くガーンって感じでした。今回も2人席に向かい合わせにロマンチックに座っていました。トラムはマッジョーレ門からサンタ・クローチェ・イン・ジェルサレンメ教会の前を通り、サン・ジョヴァンニ教会からコロッセオ方面に向かいます。乾杯して前菜を食べます。わたしは車酔いしやすく、テーブルに着いた時に、反対方面に動き出すのでどうしよう、と思いましたが、幸い酔うこともありませんでした。コロッセオの坂を上ったところで少しの間停止し、食事の時間となります。食事はケータリングなのでおいしくありません…。パスタとかお肉とかは既に調理してあってチンするだけです。アリタリアの機内食みたいな感じです。夜のコロッセオ、めちゃくちゃ綺麗です。外にいる人はもちろんこちらに大注目です!お肉を食べ終わった頃、トラムは再び動き出して、ピラミデの手前を曲がり、テヴェレ川を越えてトラステヴェレ方面へ。国鉄トラステヴェレ駅で折り返して再びマッジョーレ門へ戻る、という3時間の路面電車での独特なパーティでした。他にもトラムJAZZといって、生演奏付きでレストランのように営業するバージョンもあるようで(パーティでは生演奏は無く、好きなCDをかけていました)、こちらはカップルの申し込みもできます。一風変わった誕生日会で、心に残るものとなりました。いくらかかるか分かりませんが、とてもいいアイディアだと思います。
2012年03月12日
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