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ミュージアム・ナイトというイベントが時々ローマでは行われて、なんと公立の美術館・博物館がタダになったり割引になったりするのです。20時から夜中の2時(入場は1時)までで、わたしたちはあらかじめ計画を立て、いくつかの美術館・史跡をハシゴすることにしました。まずは始まったばかりのフェルメール展を狙います。フェルメールの展覧会に行くのは2度目。今回の場所はクイリナーレ宮のスクデリーエ(元「馬小屋」現美術館っす)。1時間前から並ぶことにしましたアラフォーフォー(4人)。今、真珠の耳飾りの女の子が日本に行っているらしいですけれど、相当な混雑なんだろうな。わたしはデンハーグのマウリッツハイス美術館でこの子に一対一で会ったことがあります。人っ子一人いない美術館でのんびり観てきました。フェルメールのデルフトの風景画や、それ以外の画家たちの絵も、あのオランダの鈍い色の空やゆったりとした緑の平原や斜めに少し降る雨を実際に見たら、とても愛おしくなってくるのです。わたしの郷里に高田誠さんという画家さんがいて、その人の絵を観ている時と同じ気持ちになるのです。そんなことを思い出しながら列に並んでいました。1時間半くらい待ってやっと入れましたフェルメールは8点あって、それ以外はある一点を除き、同時代のオランダ画家たちの作品です。ニューヨークのメトロポリタン美術館や個人蔵の物もあって、貴重な展覧会だと思います。フェルメールは日常生活を描く画家というイメージがあるでしょう。しかし初期には宗教画を描いていたこともあって、その一つがフェリーチェ・フィケレッリというフィレンツェの画家の『聖女プラクセディス』の模写です。これがまあ、強烈です。並べて展示されていました。フェルメールは自分の妻をモデルとしたそうです。奥さんはカトリックで、フェルメール自身も新教からカトリックに改宗しています。その他は『ワイングラスを持つ女』、『リュートを弾く女』、ポスターにもなっている『赤い帽子の女』(とても小さい絵でした!)、それからロンドンのナショナル・ギャラリーから来た『ヴァージナルの前に立つ女』と『ヴァージナルの前に座る女』。わたしナショナル・ギャラリー行ったことあるから観てるかな…(覚えていません)。最後の部屋の『信仰の寓意』という絵はよく分かりませんでした…。他の、名前も知らないオランダ画家さんたちの絵、デルフトの風景や当時の日常、楽器を奏でたり、会話をしたりする様子、絵の中のオランダの空の色、こういったものがわたしは大好きです。この後はトライアヌス帝の市場を見学してヴェネツィア広場のエレベーターに乗ろうと思ったのですが、人の多さに断念。ゲットー方面を歩いていたらまだ開いている教会があったから入ってみて、それから亀の噴水の前のバーBARTARUGA(亀はTARTARUGAと言います)で、一杯やってきました。わたしはコーラよ。ここ、すいているし雰囲気もBGMもいいのでおすすめ。
2012年10月07日
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