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2010.08.11

単調な灼熱の高速道路

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テーマ：気になったニュース(31052)

カテゴリ：ニュースから

アメリカ・ユタ州の事故の報道を聞いて思い出した１０年前の私たちの旅。
アルバムの日記には私が友人や娘たちに送ったメールが写真と一緒に貼ってあります。

「２０００年夏、ブライスキャニオンからのレポート」
きょうはラスベガスから５００キロもドライブしてブライスキャニオンに付きました。
砂漠のような広陵地帯と山また山の山岳地帯を通って来たのに、広くてまっすぐな広い道路にはトンネルも橋もないのが不思議でした。ランチで１時間休憩しただけで、４００キロを４時間で走りぬけ、広大なブライスキャニオンを１００キロドライブして宿に着きました。
あまりの単調さに、時差ボケで居眠りしそうな主人を途中のガソリンスタンドで買ってきた氷を腕や頬っぺたに押しつけたり、本気で抓ったりしながら、なんとか無事に到着できました。
ブライスキャニオンの雄大さに息をのむ思いです。そして、標高２０００ｍのロッヂの部屋からインターネットで日本にメールを送れることにも驚いています。
ブライスキャニオン標高２０００ｍから報告です。

私たちはキャニオン国立公園を４泊５日で旅したのですが、ラスベガスからブライスキャニオンまでの道が一番居眠り運転の危険があったと記憶しています。
どの車も１００キロ以上のスピードを出しているので、そのスピードの流れにのってひたすらに走ったあの単調な道を良く無事に帰って来られたと今でも思うことがあります。

運転手は２６歳の日本人留学生と言うことで、居眠り運転の可能性との記事に、事故に遭われた方たちはもとより、軽傷だった彼の背負う苦しみにも心が痛みます。

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