日本人の4分の3が固定宗教をもたないと言われているのに、
初詣は日本人の大勢の人たちが初詣する不思議。
世界の人々が見ても不思議でしょうね。
今、戦国時代の本を読んでいる中でも「 宗教と平和
」の問題を強く感じます。
徳川家康の知恵袋の 南禅寺の崇伝 (すうでん)、心身の友であり師であった天台宗 寛永寺の天海 。
徳川家康の戦国時代を終わらせて260年もの太平の時代を築けたのは、
この二人の 知恵と協力
があったからかもしれないと思うのです。
「建国以来、大国の植民地にならず独立国であった日本」
中国から仏教が伝来しても、日本の宗教の一つとして、神仏両方の信仰は続き、
戦国時代は欧州からキリスト教伝来と植民地化の波を 崇伝と天海の力 添えで防ぎ、
小国の日本が平和な独立国として存在で来た。
政治と宗教の問題は何時の時代にもあるようですが、家康の懐刀であった二人の僧の知恵が260年の太平の徳川時代の礎になったのかもしれないと思ったりします。
そして現代も、クリスマスを祝い、祝い事は神社に、葬式は仏教に、固定宗教を持たなくても八百万の神の存在を感じる日本人の宗教観が日本の国を発展させてきたのではと思ったりするのです。
それにしても、崇伝と天海のような知識を持つ宗教家は今もいるのでしょうか?
黒衣の宰相 上 徳川家康の懐刀・金地院崇伝 (朝日時代小説文庫) [ 火坂雅志 ]
地の日 天の海(上) (角川文庫) [ 内田 康夫 ]
天海 [ 三田誠広 ]
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