元同僚との今回の旅行は三浦半島の観音崎でした。
宿は観音崎灯台近くにある海沿いに立つ ラビスタ観音崎テラス
です。
女5人の旅で部屋はツインルーム3つで1人がプラス料金払って1人部屋に。
入浴と夕食(洋食フルコース)後は1人部屋に5人集まって夜中までおしゃべり。
今回の旅で一番の話題は「 相続
」でした。
全員、持ち家で世間的には余裕あるように見える70代の5人ですが、
共働きで子育てしながら、親の介護もしてきた結果の多少のゆとり。
けして親の財産に頼ってはいないのですが「 相続
」問題は頭が痛いことが多いです。
一人っ子の私は、父が亡くなったあと雪国の親の家を処分して母を埼玉の家に引き取って25年同居して看取って、遺産も少額で、身内のトラブルもなく気楽なのですが、
Mさん は地方の親の実家(親も住んでいなかった)の処分が親戚たちの承認も得られずに、立木が隣家に迷惑かけて切るための費用と迷惑料で多額のお金がかかったり、
傾斜地で家も建てられない売れない土地の名義書き換えをして固定資産税の支払いに頭を悩ましているとのこと。
Oさん は義父が残した不動産の管理や処分のため不動産会社を立ち上げたのですが、
古いマンションやアパートはリフォームしても良い借主が見つからなかったり、借主さんのトラブルに対処したりと本当に大変そうで、
娘さんや息子さんにはそんな不動産の相続はしたくないと言われて、
旧家の長男のお嫁さんとして懸命に財産を守って来たのにと途方にくれています。
NさんとIさんは実家の相続は長男がしてそれなりの遺産はもらったけれど、
その後は長男との仲は上手く行っていないようです。(ご実家の管理に納得できないみたい。兄弟姉妹のいない私は、そんなことで仲たがいしてほしくないと思うのですが・・・・)
身近な人の話でも、本当に不動産の相続の難しさは実感できます。
特に過疎化が進む土地の家も土地も管理も売買も税金も本当に大変そう。
祖先が残してくれた不動産は処分するにも親族の反対があったり、住んでいないと家も土地も荒れ放題で、
立木が近隣に迷惑かけたり(切ってもらうにも何十万もかかる)、
売れない利用できない土地でも名義変更して固定資産税の支払いが発生。
旧家や親戚が多いと本当に大変そう
私たちの親世代は財産は長男が相続して財産や墓を守のが当たり前と考えてるため、遺言状も残さない。でも、負の財産(面倒なことも)は引き継ぎたくないが、価値ある財産なら相続の権利は主張される。
長男や長女はどんなに気配りして分けても、不満を残されてしまう。
楽しい話題もあったけれど、当面の悩みは「相続がらみ」
でも、誰かに聞いてもらえて、悩みをわかってもらえるだけでも、
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