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ついに見つけました。フランスの鉄腕主婦のお掃除を紹介する動画。Mon grand ménage hebdomadaire というタイトルです。一週間に一度の私のお掃除、という意味ですね。次のタイトルをクリックすると動画を閲覧できます。フランス語の中級向け 「フランスの鉄腕主婦のお掃除」COOK WITH ME のイザベルさんです。二人のお子さんを持つ専業主婦の方です。上のお子さんはすでに家を離れたばかりで、下のお子さんは5歳だそうです。実を言うとフランスで専業主婦を見つけるのは中々難しい感じでしたので驚きましたが、いえいえユーチューブで何らかの収入は得ていらっしゃるかも知れませんね。フランス語で話しています。日本語訳はありません。早口に聞こえるかもしれませんが、文法的には難しくはないので中級にこれから向かう人にはちょうどいいかもしれません。いや、関係代名詞 の dont なども攻略してないといけませんね。これと donc 「したがって」の違いも聞き分けてください。彼女はこれをよく使っています。文脈でわかると思います。え?家事業に専念するためにフランス語勉強してないって?ま、フランスの家の中を見るだけでも中々楽しいですよ。90秒ほどは喋りしか聞こえませんので、しばし我慢。中々素敵なお家です。羨ましいくらいです。掃除のしがいもあるでしょうね。フランスは日本に比べて湿度が低いので、ホコリは溜まりやすいです。夏も日陰に入れば汗だくになることはありません。フランスは石灰も多いですね。思うに、断捨離とは全く縁のないお家です。彼女自身、ミニマリストではないと話しています。ça manque de joie 楽しさがない、喜びに欠ける、と。確かにイザベルさん、家を楽しい場所にするためにいろいろやっていますね。ミニマリスムは日本的には侘び寂びの世界につながるものがあるので、この辺の感覚の差かも知れません。フランス人は10着しか持たないって嘘だわ、とあなたは思うでしょう。パリ市内のアパートに住んでいるなど場所がなければ、あながち嘘ではない、とも思いますよ。それにしても、やっぱり、主婦はすごいね。家の中、ここまで掃除するか、というくらいピカピカにしていきます。私だけじゃないのね、と励まされる主婦もいるかもしれません。そうは言っても、彼女も決して家事が好きなわけではありません。ここで質問です。彼女は家事の中で何が大嫌い、と言ってるでしょうか。Je déteste..... 彼女の家には食器洗い機はあるので、うちにもありますが、ほんと、これは助かる。便利だわね。C'est pratique! 役立っているわ。C'est utile!ま、タライにお湯張って洗い物を全部入れて、さっと洗ってすすいでそれで終わりですけど。でもね、疲れている時はね。電気は使うけど、水の節約にはなる。とにかく彼女はエネルギッシュ。動画は高速度で回っているので余計かもしれない。一週間毎にやるお掃除とか、いろいろ紹介しています。彼女は市販の化学薬品をよく使っていますね。私は蒸留のお酢 vinaigre blanc (= white vinegar) を使うようになりました。日本語でホワイトヴィネガーですね。石灰を溶けさせ、抗菌にもなると読みました。フランスではスーパーで一番安いお酢として安く手に入ります。個人的に食用には使いませんが、一応、食品コーナーには売っています。あとは、自然派が好む サボンノワール savon noir で床を水拭きします。サボンノワールは床だけではなく、万能の自然派洗剤としてフランスに昔から定着しています。彼女は水洗いをする時にラベンダーの精油を少しいれて床をふくそうです。すると室内が爽やかな香りに。ラベンダーの香りは虫避けになりますしね。あとはポプリをトイレにも置くそうです。ちょっと贅沢ですね。私はラベンダーのオー・ド・コローニュのスプレーを置いています。でも、ポプリもいいですね。ラベンダー精油や柚子の精油を含ませたポプリは本棚の一角や玄関に置いてもいいですね。さあ、フランス語単語の質問です。辞書を引いて調べてみてくださいね。le filtre à cafénettoyerenleverla tracebrillerroutinebasiquela serviettela pièce propreéquilibrela cuisinerangéejoietolérancepersonnellepanierhuile essentielsentirpartoutfoisfatiguantoccupertremperlaisser tremperl'intérieurparfumertâchel'arrosagepapiertrierfacturepayerbesoinavoir besoin demensuellave-lingeterminercôcherprintempsfleurircontentoubliermériterune tasse de café
2019.02.27
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英語で「趣味」は hobby フランス語では何と言うだろう。hobby, loisir, passe-temps といろいろある。いろいろあるけれど、普通に会話の中で出てくる質問にこんなのがある。Quel est votre passe-temps favori ?Quel est votre passe-temps préféré ?暇な時、何をして過ごしますか。時間がある時、どんな事をして過ごすのが好きですか。favori も préféré もそれぞれ「気に入った」「好みの」という意味でpasse-temps は「時間の過ごし方」にニュアンスが近い。これは英語でも似たような単語を使うので、英語の得意な人はなんとなくピンとくるものがあるだろう。One of my favorite songs 「私の好きな歌の一つ」Which would you prefer option A or option B ? 「オプションA と B、どちらがよろしいですか」フランス語の上達法の一つは、自分が普段から好きでやっていることに関する単語とセリフを覚えること。例えば、花やハーブを育てるのが好きなら、どんな花とか、季節、天気、土の種類、道具など、いろいろな単語を覚え、そこから、花を育てる、ってフランス語で何て言うんだろう、と覚えたい動詞がたくさん出てくる。好きこそものの上手なれ、でも、下手の横好きでもいいのである。一歩前進したら、それはすごいこと。
2019.02.20
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2018年の晩秋から現在にいたるまで雪が降っていない。今年は雪なしかな。朝は凍り、あたり一面真っ白。昼間は太陽で暖かいが、空気は割にひんやりしている。動き始めるとTシャツ一枚でも大丈夫そう。夜はまた冷え込むので暖炉に薪を入れ、石油ストーブもつける。最近はずっといいお天気が続いている。南仏は枯れ切っている感じ。それでも小川に澄んだ水が流れ、水草のある場所には小さな魚も泳ぐ。チューリップの葉が少し出ている。その前にどこかでナルシスや水仙が咲くはず。すみれの花は小さく咲いた。鉢植えの小さなシクラメンは花を咲かせている。このシクラメンはたぶん2014年に買ったものだと思う。一時期、鉢から出して地植えをしていたが、葉っぱもなくなり、もう、枯れ果ててしまった、と思い、球根を取りだした。が、ネットでシクラメンは結構生き延びると知り、再度、球根を鉢植えにした。たまに水をやっていた。そのうち、葉っぱが出た。そして時間をかけて花の準備に入る。我が家にやってきてから、5年目のシクラメン。鉢植えの薔薇のさしきからも葉っぱが出ている。今年、花を咲かせてくれるかなあ。
2019.02.20
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うちの飼い猫のトラのは2005年か2004年生まれなので、2019年には15歳か14歳である。最近、2018年のいつだったか、自分が小さなコンクリートのテーブルに頭をぶつけ、たんこぶを作った同じ時期にトラも右目の上のひたいにこぶを作っていた。なので、状況を軽く見ていた。やがてトラのたんこぶは右頬にずり落ち、右頬の内部に膿がたまり、皮膚は壊死し、クリニックで一晩過ごし、その後10日間ほど、獣医さんの指示に従って自宅で介護壊死部分の手当をした。その後、壊死した部分に皮膚が蘇り、やがて過ごしずつ産毛が生え、皮膚で引っ張られた右目がおかしな状態になりながらも、自己治癒力でどうにかなっている。が、今年に入ってから、左目が白内障になっている。猫の平均寿命は13歳とも聞く。以前、日本で亡くなったパリ生まれの猫は18年生きた。できればトラもそれくらいは生きてほしい。トラは日向ぼっこが好きで、南仏の太陽の下では落ち葉の上で寛いでいることもあるが、空気の冷たい日はやはりクッションを入れた箱の中で寝ていることが好きだ。人間の膝の上が一番好きなトラでもある。2016年の夏に半年くらいの大きさだった赤猫は今が元気な時。一昨日の夜は月夜の散歩をした時は一緒についてきた。散歩にでた時は気が塞いでいたので、赤猫がついてきていたことには気がつかなかった。自宅に戻る途中で気がついた。赤猫がキョトンとした顔でこちらを見ている。なんとなく嬉しく思えた。2019年の夏には3歳半になる猫。赤猫は割とどこへでもついてくる。もともと隣人宅の猫だった赤猫。すっかり我が家が彼のテリトリー。隣人宅の別の猫がうちに遊びに来ると追い出し、彼も隣人宅で別の飼い猫に追われる。猫はそんなにどこにでも勝手に行けるものじゃないなあ、とよく思う。隣町のスーパーには猫の写真を置いた場所に猫のカリカリが置いてある。それは野良猫を保護する団体への寄付として客が自発的に買い、置いてゆくものである。中々いいアイデアだと思う。
2019.02.20
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ニームの美大出身、1982年七夕生まれ、36歳のジュリアン・ドレという歌手のクリップに移る大自然が最高です。歌の題名は「湖」です。結構落ち着いた渋い曲です。どこで撮影したのか、そちらも気になってしまう。Vercors ヴェルコールの山脈を思わせる雄大な景色が映っている。一部はアルプス・マリティムで撮影したとか。はい、南仏です。カンヌもこのアルプ・マリティム県にあります。フランスの大自然を満喫してください。空からのイメージはニースの会社のドローンを使用した、とか。Julien Doré "Le Lac"Julien Doré の「アフリカ」もクリップも素晴らしく、音楽はこちらの方が好きです。彼のクリップは、どれもさすが美大出身とおもわず思ってしまうほど映像が美しい。大自然の美しさが散りばめられて。小鳥のさえずりもそのまま入っているものもあって、美しい限りです。 ただ歌がね、昔、ロックの曲をものすごい歌い方してましたけど、たまたま見かけるクリップにはそういう歌がないのがちょっと残念。彼はもともと2007年にテレビの歌のオーディションに応募して才能が認められて歌手になった人。そのオーディションでも、もう一歩で何かが理由であっさり諦めて帰ろうとしたところを番組の女性が言い聞かせて、いや、とりあえず挑戦だけしてみたら、と促されて、あの時、あのまま帰っていたら、また違った展開になっていたことでしょう。
2019.02.15
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フランスの歌手ジェラール・ルノルマンが歌う「ミシェル」あるいは「哀しみのミシェル」の歌詞には半過去形の動詞がたくさん載っている。過去をノスタルジックに回想する歌詞なので、「あの時はよく~したものだね」と意味合いを含ませる半過去形。時々、複合過去も出てくるので、意味を掴みながら比較するとまたいいかもしれない。半過去満載「ミシェル」フランスの歌手ジェラール・ルノルマンフランスの歌手ジェラー・ルノルマンのことは夫がたまに聴いているので初めて知った。ルノルマンの力強い歌い方には、どこかに遥か遠くに向かって突き抜けてゆくようなロマンを感じる。ルノルマンは1945年生まれの歌手で、かすかにハスキーな声で力強い歌い方。やや歌劇を聴いているようにドラマチック。les matins d'hiver 「冬の朝」も Et puis lentement 「それからゆっくりと」もいい。年老いてからはよりハスキーになったが、それはなかなか魅力的な声。一番知られている歌は「ミシェル」や「幸福な日々 Les jours heureux」だろう。若い時は目をまっさらに開いて歌う姿を怖い、と思う人もいたようで、本人もそれは自覚しているのか自らのウエブサイトにも書いている。この人の生い立ちがちょっぴりすごい。彼は1945年2月9日に生まれた。1945年と言えば、第二次世界大戦が終了した年。彼はノルマンディ地方のカルヴァドスにあるベヌヴィルの城 château de Bénouville で生まれた。城は18世紀に建てられてもので、 Livry侯爵の所有となり、1927年にはカルヴァドスの総会議長が困難な立場に置かれた妊婦たちや見捨てられた子供たちや障害を負った子どもたちの駆け込み寺として開放していた。1990年から一般市民が見学もできるそうだ。 カルヴァドス Calvados といえば、アルコール度40度で知られる食後のりんご酒がある。飲んだ瞬間、喉と身体がカッと燃えそうなほど強い。 歌手ジェラール・ルノルマンは、フランス人の母親とドイツ人の父親から生まれた。母親は16歳の未成年者でしかも相手は敵国ナチスの兵士だった。ベヌヴィルの城で保護されて赤ちゃんは生まれたが、身元を隠すために孤児院に入れられることもあった、という。フランスはナチス軍に占領された時代だったので、ドイツ兵と恋仲になるフランス人女性も全くいないわけではなかった。歌手のドイツ人の父親は Erich という名前でヴァイオリン奏者で占領軍のオーケストラの指揮者でもあった。ジェラールが父親について知ったのは35年後のことらしく、父親は知らずにまた生涯会うこともなく育った。Pourquoi mon père 「何故、僕の父」という歌を書いた。荒っぽく権威主義的な厳しい母親は息子が10歳の時に再婚する。ジェラール・ルノルマンは16歳で歌手としてクラブメディテラネなどの娯楽施設で名前が知られるようになり、1968年からはジョニー・ハリディ、シルヴィ・ヴァルタンなどと一緒に仕事もし、1970年に入ってからはさらにミュージカル「ヘア」の主人公に抜擢され、全盛期を迎えるが、調子にのって彼と妻が王と王妃で、招待客を員家臣のごとく扱ったことで人気を落とす。それでもコンサート会場は満席にはなったらしい。何故か、1985年には Fière et Nippone というディスコティックな歌も歌っている。
2019.02.14
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南仏エックス Aix-en-Provence においしいレストランがある。割と新しいレストランで、そのせいもあるのか、お値段も手頃。いや、星がたくさんついた一流レストランの経験がものを言うのか。気さくなのに洗練の極みを感じさせるシェフの対応。Yves イヴ、という名前のレストランです。シェフの父上に敬愛の念を込めてお店の名前にしたそうである。土を愛してやまなかった菜園家で働き者の父への敬愛。有機にこだわっているので赤ワインもコート・デュ・ローヌの有機ワイン。ワインそのものは最近はほとんど飲まなくなっていたが、おいしかった。地元の有機農産物を取り入れている。魚は旬のものしか使わない。素材が料理の成功の鍵をにぎる、とウエブサイトで彼が書いている。シェフは25年間、世界各国で料理の腕を磨いてきた軽やかな印象の青年。何カ国だったか忘れた、38カ国だったか。もっと少なかったかなあ。バーミンガム、ドバイ、クエート、台北、カタールの首都ドーハ、バーレーン、クエート、 カリブ諸島のサン・バルテルミーなどなど。確か、東京にも滞在したとか。彼の口から日本の超高級ホテルのレストラン名が出た。名前は忘れてしまったけど。Yves レストラン エックス市内 Yves24 Avenue Robert Schuman, 13100 Aix-en-Provenceお店はこじんまりしたカジュアルな印象。フランス語がわかるなら、シェフの料理の説明もまた一層食欲をそそがれることは確実でしかも期待通りのおいしさである。日本語は「ありがとうございます」は通じる。フランス語がわからなくても世界各国を周ってきたシェフは英語はいけると思う。場所はエックスの旧市街から南仏の大学に向かって右側にある。駅から左に、Rectorat と呼ばれるコンクリートの建物を右に曲がり、まっすぐ行く。現在は道路工事中でしかも市内から少しはずれた印象なので、観光ついでに行く人は少ないだろうと思う。大学職員がランチによく行くらしい。一応、予約してから行ったほうが確実。自分たちは予約なしで席があったのでラッキーだった。このお店は2021年には閉店していました。コロナ禍でフランスは非接種者及び陰性証明をいちいち用意しないとレストランや喫茶店やそれらのテラスにさえ座れない、ということで飲食店などが大きな影響を受けてしまいました。
2019.02.14
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去年の晩秋だったか暮れだったか、生まれて始めてギックリ腰になった。30代の時に仕事のストレスや車の追突事故で、首の捻挫、むち打ち症になり、動けなくなったことはあったが、腰が原因で動けない、ということはなかった。はい、フランス語でギックリ腰は?ランバゴ。lumbago別に重い荷物を持ったわけではない。普段から暖炉に備えてせっせと薪を運んだりはしていた。晩秋の冷え対策を軽くみていた嫌いはある。で、朝、起きようとして動きかけると、激痛が腰のあたりに走る。動く気力が失せてしまいそうなくらいの激痛。天罰か、と思うくらいの激痛である。まるで動けない。問題は腰だけなのに。両足を必死に動かして、てこの原理か何かで起き上がれないか、とかいろいろ試行錯誤するが、まったく不可能。夫がギックリ腰の時はひどい時で丸々一週間仮病かと思うほど動けずにいたことを思い出した。頭の中で考える。冗談じゃない。腰一つのために動けない、なんて。熱があるわけでもないのに。いろいろ考えても、その日は結局、全く動けず、一日、ベッドの上だった。トイレだけはものすごく時間をかけてどうにかたどり着き、また、とんでもない時間をかけてベッドの上に戻った。その間、腰のなにかが剥がれてしまいそうな不安と、ちょっと間違えるとまた激痛に見舞われる。夫も経験があるからか心配そうである。二日目は、動けないことに頭に来て、多少の痛みを我慢して無理矢理起きた。激痛そのものはなかったからできたのかもしれない。腰だけが痛いわけだから、安静にしている理由はないんじゃないか。リハビリだって痛いと聞く。また時間をかけてよろよろと起き上がった。120歳になった気分だった。実際、腰をやや曲げて歩くしかなかった。パジャマのまま、庭をそろそろと歩いてみた。かたつむりにも負けるスピード。三日目は少し姿勢がもとに戻った状態で歩けた。四日目にはほぼ元に戻った状態だった。以来、身体が動けることが嬉しい。こんなにもありがたいことなんだ、と思った。今まで、あ~めんどくさい、と思うことでも積極的な気分になれた。
2019.02.14
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やがて是枝監督と組んで映画出演をするらしいカトリーヌ・ドヌーヴ。彼女が出演した映画でタイトルは忘れてしまったが、サスペンスもののフランス映画があった。「シェルブールの雨傘」の映画で有名になったそのカトリーヌ・ドヌーヴが母親役を演じ、娘との冷たい関係を通して、彼女の母、娘にとっては祖母にあたる女性がいかに夫に束縛されていたかが浮き彫りにされてゆく映画である。その女性は夫と離婚して自由になりたかった。夫は妻の着る服にも干渉した。妻の好きな趣味のカメラも壊した。妻との別れをなんとしてても食い止めようとした。夫はもはや彼女にとって窮屈を通り越して恐怖の存在へと変わっていった。あの映画はたまたまフランスのテレビで観たが、日本では上映されたかどうかはわからない。偶然見つけたが、たぶん、これ。Mères et fillesもし、これがそうなら、日本に来ていた、ということになる。結構マイナーな映画だと実は思っていた。華やかな商業的な娯楽一筋な映画ではなかったので。若い時のカトリーヌ・ドヌーヴはほんとうに美しかった。夫のお母さまは、結構面食いで、ファブリス・ルッキーニとか不細工な男とあっさり言う人で、カトリーヌ・ドヌーヴも冷たい顔してるわ、と言っていた。確かにそう言えば、そういう寄せ付けない比類のない美貌だ。笑えば、完璧な笑顔、悲劇の主人公を演じる表情はまさに悲劇的な世界に引き込まれてしまう。まあ、でも、「昼顔」とか「哀しみのトリスターナ」とかは物語についていけなくて吐き気さえ覚えてしまったのでだめだった。単純明快思考にはついていけない背徳の世界か。女の置かれた立場に甘んじてでた女の浅知恵を男視線で描いたような感じで病的で虚しい。なんかなあ、もっと本読むとか内面磨くようなたくましい女の物語の方が好きだわ。確か、フランソワーズ・サガンの映画に出演したのか、二人で並んで座っている写真を見たことがある。が、女優自身はさすがに職業婦人だけあって、気さくで文学番組でも話したりする。中年になってからの、が、まだまだ美しい彼女は女工員を演じるなど、社会的なテーマを扱った映画にも出演している。中年太りでやや崩れた印象になったドヌーヴは、映画女王のような存在だったので、テレビで、お誘いがあるなら、TVシリーズにも出たいわ、と話していたことがあったのも当時としては意外だった。当時はたぶん、映画の役者とテレビドラマの役者の間に差別感があったんだろう。年老いたアラン・ドロンはすでにTVシリーズで刑事役を演じていた。最近、年老いた彼女がある映画の中でのろのろと歩く姿を見て、何故だろう、思わず愛しさがこみ上げて泣けてしまった。役者も大変な仕事だな。走ったり、長いセリフ覚えたり、いろんな役こなしてすごいと思う。
2019.02.08
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