老父のつぶやき

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2005年11月21日
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カテゴリ: 視・紙・誌面から
地震で倒れる可能性のあるビルが首都圏を中心に次々と見つかっているそうだ。専門家が見ると鉄筋の量とか太さとかで結構分かるのだそうだが、何とも物騒な話。
規制緩和で新規参入が増えると、頼んだ方も頼まれた方も分からないような話が突っ走っていくようになるのでは?と思ってしまう。何もかも自由にやれ、競争に勝ち残るものが偉いのだという発想はその行き着く先だろう。
建築基準を満たさない建物は自己責任で住んでもよいのだろうか。自分がたてて自分が住むなら自己責任だろうが、たててもらって住む人の方が圧倒的に多い。さりとて細かい建築基準を説明されても分かるとは思えないし、住む人が変わればそこまで家の構造の情報が一貫して蓄積されているかは実に怪しい。
私の家は父が50年前に建てたもので、あちこちくたびれては来ているものの、まだまだ住むのに支障はない。自分で直せるところは直し、頼むしかないところは頼んでいる。
しかしこれが鉄筋となったら住む人が関われるのは作るときだけだ。あとどうなるかは分からない。コストダウンでどこもかしこも苦しんでいるが、「やすけりゃ良いのか」という声は「安いよ」よりもいつも弱い。本当の価値は自分の目線で考えるしかしょうがないだろう。
施主は安くしろ、と言い、そうなると材料費や設計料をたたく。そうなると十分には使えないので勢い少なく、細く、になる。審査も速い方が資産を遊ばせなくて済む。で、安易安易へと流れたのが今回の事件ではないだろうか。
で、いつも思うのはこんな時、ルールを決めた政府の責任がいつもうやむやになっている事だ。誰も処罰しない。もちろん、ルールを破ったものは悪いが、破っていないかのチェック機構はどうなっていたのか。「こんな事が起こるなんて想定もしていなかった」というのがいつもの答で、ごめんなさいの一言もない。





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最終更新日  2005年11月21日 22時30分56秒
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