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父の命日に菩提寺の住職がやってくる。私は普段仕事で家にいないので、めったに顔を合わせることがないのだが、今月は休みだったので久しぶりに一緒に読経をした。
お経が終わってから「今年はおばあさんの25年ですね」と話があった。7月15日に亡くなったので、それに近い13日に法事をしようかと言うことになった。「暑い日でした」と当時のことを話すと、「この家は夏涼しいのでいいですね。この頃は冬は暖かいけれども夏も暑い家が多いのです」
うちとは反対だ。仏間(座敷)には一応エアコンがはいっているものの、年にいくらも使わない。もともと、息子が小学生の時、交通事故でケガをして、2階が暑いだろうからと1階で過ごせるように、その年がものすごく暑かったので買ったのだ。開け放てば風が抜けて行くので、いたって涼しい。いつの法事だったか、エアコンを入れると叔母が「寒いからあけて」と言ったほどだ。
徒然草に「家の造りやうは夏をむねとすべし 冬はいかなるところにもすまる」と言う、有名な段があるが、京都に近い当地でもにたようなものだろう。そう言えば、葬式の時には、冬でもすべてを開け放つ。弔問客に寒い思いをさせて親族が中で暖かい思いをするのは申し訳ないからか、単に坊さんや棺桶の出入りに便利なようにやむなく、かは知らないが、そんなものだ。「寒けりゃ着込め」ということか。
夏が暑くなったのはビルのせいではなかろうか。たかだか50年ほどしか持たないものをそれこそ山のように造り、夏は暖房、冬は冷房があるのが当たり前、と言う時代を我々は過ごしている。クールビズだのウォームビズだの訴えるより、兼好の発想の方がよほど省エネではなかろうか。
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