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「野党として出直す」はずだった自民党の総裁選びは結局旧態依然だった。派閥と長老。一度握った権力というのはよほどうまい汁なんだろう。民意とは別の論理で動く永田町。
人気が落ちたときのナショナリズム喚起は洋の東西を問わないようだ。「強いアメリカ」聞き飽きた言葉だ。強いのは勝手だが横暴なのは迷惑。中国も同じ道をたどる。そして 日本も。横暴なのは財界。結局原発問題は「ワシの儲け」なのだ。原発を運転する限り放射性廃棄物は出続ける。核のゴミの引き取り手はない。原子力発電の稼働中は確かにCO2を出さないかも知れないが、建設、廃炉、ゴミ処理に要するエネルギーは膨大なはず。エントロピーを小さくしようという、物理の法則に完全に反する行為なのだから。
「儂が生きとる間だけ何もなければええんや」ということにほかならない。それを「リスクのない事業はない」と言い換える。原子力も化石燃料。しかも非常に手に負えないものを生産する。CO2を処理してくれるのは植物しかない。そのためには「節度ある生活」しかないだろうと思う。電気を作るならバイオマスか地熱。生命の継続という大局に立った思考が必要だろう。
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