老父のつぶやき

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2020年04月09日
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カテゴリ: DIY
道具や材料が一応そろったので昨日から漆喰修理の準備を始めた。公開するなら写真を撮っておくべきなのだが、やり始めたらそれどころではない。今回は瓦屋根ののしから桟瓦の継ぎ目と母屋の漆喰の傷んだところの修理だ。
屋根の上とあって、汚れはあまり気にしない。下からはほぼ見えないので。練り漆喰は袋の外から触ると固いが、もんでいるうちに軟らかくなってくる。スラリーになっているが、あまり均一とは言えなさそう。レンガごてで袋からだし、コテ板に広げてもんでいると軟らかくなってきて塗れるようになる。

昨日は傷んだ漆喰をはずしてきれいにしたが、強風でちょっと怖くなり、作業をやめた。今日は出てきた土に水を振り、塗って行った。どうも左官屋仕事では材料に水を含ませておかないと一体化が出来ないみたいだ。レンガしかり、コンクリートブロックしかり。

傾いたところではバケツの置き方にも困る。とにかく滑ってひっくり返る。水がこぼれたら何にもならない。屋根の傾きに合わせた板のようなもので平面を作ることが大切だが、これは次回にとして今日は自分の足を使う羽目になった。傾いたところの作業なので足下は地下足袋が一番いいと思う。

ある程度大きなところは手で泥団子のようなものを作って押し付けて行く方が作業は早い。桟瓦とのしとの間は、ツル首ごてと言うのが非常に具合が良かった。コテ面が小さく、狭いところに押し込んで行くのに便利だった。たぶんのしが雨で濡れた時に、継ぎ目の部分がのしよりも外に出ていると、雨が逆流して漏るのではないかと思う。

2時間ばかりで塗り上げてしまったが、天気も良くて乾きも早く、防水養生はしなくてすみそう。左官道具は種類が多いので子供のリュックに一式放り込んでおくことにした。

なお、漆喰は水酸化カルシウムなので、ゴム手袋と眼鏡をつけて作業した方が良い。水酸化ナトリウムほどではないが、立派なアルカリ剤。皮膚には着けない方が良い。また道具を洗う時にも洗い水が目に入ったら大変だ。





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最終更新日  2020年04月09日 21時29分33秒
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