ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2006.10.29
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カテゴリ: 美術展
 アートナビゲーター検定試験を受けてきた。アートナビゲーターとは、美術の知識に関する資格で、ワイナートの美術出版が主催している検定試験だ。合格したからといって、たいした特典があるわけじゃないので、漢字検定のような、自己啓発的な意味合いの試験である。

 明確な目的があったわけじゃないけど、勉強することによって、絵の趣味の幅が広がったり、絵画に対する理解力が向上したりするかなと思い受験してみた。

アートナビゲーター公式サイト
 → http://www.art-navigator.jp/

 試験会場は、東京の後楽園にある中央大学理工学部。俳優の阿部寛の出身校だ。わたしも、この近くの高校に通っていたので、懐かしい場所ではある。

2006_10290089.jpg

 今回は3級というもっとも簡単な試験なのだけど、はっきり言って難しかった。

 いちおう過去問はやっていたのだけど、アートの時事問題や現代アートのウェイトが異常に高い。わたしの守備範囲は、ルネッサンスから20世紀初頭の西洋絵画。それと日本絵画の一部である。現代アートはもっとも欠落している分野なのだ。また最近の和田画伯の盗作問題まで出題されていた。

「2006年に行われた越後妻有トレエンナーレは第何回目か?」

といった問題は、単に絵が好きというだけではわかるはずはなく、現代のアート事情に通じている必要がある。

 それに「この絵の作者は誰」という問題が数問出ていたのだが、

絵を白黒かつ、4センチ四方くらいの小さなサイズで出すのはやめて欲しい。

 絵のディテールがまったく見えないので、事前に知っている絵でない限り識別不能である。せめてカラーのサービス版サイズで表示して欲しいものだ。

 自分の不勉強もあって愚痴ばかりになってすみません。合格発表は年内に行われるらしい。かなり微妙なラインだと思うので、期待しないで待っていることにした。

試験後は、傷心のなか、春日通りを下る。大きいビルは文京区役所が入っているシビックホール。
2006_10290092.jpg

 全然話は変わるが、シビックホールで思い出したことがある。それは

「展望台で昼間からいちゃつく高校生遭遇事件」

である。そのときは近くで仕事があり、ようやく終えて、シビックホール最上階のレストランで遅めのランチをとったときの出来事だ。食事を終えて店を出たところ、すぐ横の展望台で、

高校生らしきカップルが、めちゃくちゃいちゃついているではないか! こらー! それもキスまで。

 これを見て

「まだ時間早いぞー! 公衆の面前で何やってる。こちとら仕事終わったばかりなんじゃい! ワシが高校生のころは、もっと純情だったぞ」

と、心の中で思った(笑)。


 このあとは西洋美術館に行くため上野に直行。バスだととっても近いのだ。

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最終更新日  2006.10.30 20:07:44
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