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ルロワに続いて、Zoomワイン会2本目。バックビンテージを2001年に購入して寝かせていたもの。そのため購入前のコンディションは不明。そんなこともあり不安のなか抜栓。1986 Coteaux D'ax en Provence Les Baux Rouge / Domaine de Trevallonコトー・デクサン・プロヴァンス ルージュ / ドメーヌ・ド・トレヴァロンProvence, France - 赤辛口5,700円, 松澤屋, 2001年12月購入コルクがボロボロで4本に折れてしまった。途中から使った古酒用オープナーのThe Durand(ザ・デュランド)が活躍。初めから使っていれば、ここまで折れなかったはず。The Durand オールドヴィンテージワインコルク抜き ザ・デュランド価格:26400円(税込、送料別) (2021/5/18時点)色の画像を取り忘れたけれど、ルロワよりは濃いめでエッジにオレンジ。第一印象は「臭うまい」。少し獣臭があり、それがアクセントとなり、うま味たっぷり。香りのボリュームも大きい。カベルネとシラーのブレンドだけれど、獣臭もあり少しシラー気味か? とは言え、ここまで古くなると品種の個性より、熟成由来の個性のほうが多いかも。ボディーもあり、ワインとしてはピークの圏内だけれど、頂点は過ぎて下り気味。1時間以上かけて飲んだけれど、最後まで酒質は落ちなかった。特徴的な香りなので好み次第だけれど、わたしはルロワよりおいしいと感じた。だけれど、相方はルロワとのこと。今までに飲んだトレヴァロンでNo1というだけでなく、現在飲めるトレヴァロンのなかでは最高峰の1つなのではないだろうか。97-98★★★★++(ワインが生きててよかった)赤15:[2015] ドメーヌ・ド・トレヴァロン・ルージュDomaine de ...価格:6600円(税込、送料別) (2021/5/18時点)
2021.04.26
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エノテカの「石田博氏のテイスティングノート」で紹介されていたワイン。2013 CHATEAUNEUF DU PAPE PIEDLONG / VIEUX TELEGRAPHEシャトーヌフ・デュ・パプ ピエロン / ビュー・テレグラフCotes-du-Rhone, France - 赤辛口7,082円, エノテカ, 2021年1月購入砂地土壌で作られている、樹齢70年のグルナッシュから作られるワイン。石田ソムリエのコメントが気になり購入。ほどよい熟成で少しなめらかになりつつも、軽めの黒胡椒やガリーグ。ローヌらしい個性を持ちつつも、アルコール度14.5%とは思えないしなやかさで、エレガンスを感じさせる。ジンギスカンにはベストマッチ。やっぱりおいしいね、あらためて購入価格を調べると、5000円アンダーだと思って開けたのに、7,700円の高級品。10%offで買ったとはいえ、1万円近いとは思っていなかった。もっと慎重に開けても良かったかも。さらに石田ソムリエの記事を読むと、取り上げてたのは2013 ではなく2014。まあ、美味しかったから良いんだけどね。パプの最高峰は、アンリ・ボノーとラヤスだと思ったいるのだけれど、ともに高価格。特にラヤスは常軌を逸したプレミア値段。ボノ―のキュヴェ・マリー・ブ―リエもしくはセレスタンはフランスワイン好きならば飲むべきワイン。ローヌの概念を変えてくれます。★★★+(2014も飲みたい!)ワイン 赤ワイン 2013年 シャトーヌフ・デュ・パプ ピエロン / ヴュー・テ...価格:7700円(税込、送料別) (2021/5/15時点)ワイン 赤ワイン 2014年 シャトーヌフ・デュ・パプ ピエロン / ヴュー・テ...価格:7700円(税込、送料別) (2021/5/15時点)
2021.04.24
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昨年の夏に安価に出回ったシャトー・ドルシュヴィールのバックビンテージ。1997 Alsace Pinot Noir Bollenberg / Chateau d'Orschwihrアルザス ピノ・ノワール ボーランベルグ / シャトー・ドルシュヴィールAlsace, France - 赤辛口1,680円, ひしゃくや, 2020年7月購入このとき出回ったシャトー・ドルシュヴィールはボトル差が大きく賛否両論が激しい。いままでリースリングとピノを飲んでいて、どちらも飲めなくは無いけれど、ピーク越えでウキウキしないボトルだった。このピノも飲んだことがあるので期待しないで開けてみると、不安とは逆にウマッ! ピークは越えているものの弱り切って無い。まだボディを感じられ、古酒の楽しみがある。期待は禁物だけれど、半年落ち着かせたことでよくなったのか。それともボトル差なのか。2千円アンダーで買えたと思うと拾いもの。91飲み頃/総合:/★★★+シャトー・ドルシュヴィールのワインを探す
2021.01.20
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2008 Alsace Pinot Noir Bildstoeckle(Gerard Schueller)アルザス・ピノ・ノワール ビルドストックレ(ジュラール・シュレール)シュレールのピノ・ノワール ビルドストックレ。シュレールはシャン・デ・ゾワゾーをはじめ、その昔はたくさん飲んでいた。だけれど最近はコンディションに疑問のあるボトルや、ビオ過ぎボトルが多いこともあり、ご無沙汰だった。こちらはバックビンテージの流通在庫を最近購入したもの。メッチャ薄い色合い。セメダイン臭。ピークを越えて枯れ気味。コンディションがよくなかったのか。シュレールはこんな感じと言われれば、そういうボトルがあることもたしかなのだけれど。
2020.11.26
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Vin de France Rouge Cuvee Madelon(Anne et Jean-Francois Ganevat)ヴァン・ド・フランス・ルージュ キュヴェ・マドゥロンアンヌ・エ・ジャン・フランソワ・ガヌヴァJura, France - 赤辛口5,258円, カーヴ・ド・リラックス, 2020年9月購入ジュラで人気沸騰&高価格なジャン・フランソワ・ガヌヴァ。こちらはネゴシアン物でガメイ+アンファリネ+トゥルソーのブレンド。近所の酒屋がほめていたので買ってみました。シルキーなテクスチャーが印象的。ガメイよりあか抜け、そこそこに好みだったけれど、「ウマ―」とまでは行かない。ぬか漬け臭が少しあるので、それがダメな人はダメかも。わたしはこのくらいなら平気だけど。マドゥロン:赤[NV/2018] ヴァン・ド・フランス ルージュ “キュヴェ・マ...価格:4455円(税込、送料別) (2020/12/29時点)
2020.11.24
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1997 Riesling Grand Cru Rangen(Chateau d'Orschwihr)リースリング・グラン・クリュ ランゲン(シャトー・ドルシュヴィール)Alsace, France - 白辛口2,560円, 2020年7月購入今年の初夏に出回ったシャトー・ドルシュヴィールのオールドビンテージ。格安だったこともあって、いろいろ合わせて10本購入。先に開けたピノ・ノワール1997は飲める範囲だけれど、だいぶ枯れていた。実はウンブレヒトのランゲン・ド・タン1997を10年前くらいに飲んだことがあって、そのときはあまりの素晴らしさに驚いたことを覚えている(そのときのブログ)。いままで飲んだ白ベスト10に入るかどうか。こちらも銘醸ランゲンだけに期待しつつも、ボトル差が大きいとの評判で不安になりながら抜栓。十分に飲めるけれど、あまりウキウキしない。古酒好きのかたにはいいけれど、個人的には10年早く開けたかった。残りは8本。あまり気が進まないけれど、とっとと開けなくては。飲み頃/総合:過ぎている/★★★(値段が安いので、古酒好きには悪くない選択)
2020.09.22
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ブティノのイベントから連投で、カーヴ・ド・リラックスとアルザスワイン委員会が共催のオンラインセミナ―に参加。冒頭はGoogle Earthでアルザスの畑を紹介。航空写真のようでとてもキレイ。とはいえ、面白かったのはここまでで、あとはカーヴ・ド・リラックスの担当者とアルザス委員会の淡々としたトーク。すでにアルコールが入っている自分にとって全然面白くない。さらに驚いたのは試飲。今回はアルザスのワインセットがいくつか売り出されて、もっとも主力だと思われるもの(5本セット)を買ったのに、試飲には1本も登場せず。なんだかなあ。そのあたりは事前に調整してほしい。登場したのはこちら。- Dopff au Moulin, Cremant d'Alsace Brut NV- Cave de Turckheim Gewurztraminer Cave Tradition 2018- Domaine Weinbach Riesling Grand Cru Schlossberg 2017開けたのはこちら。Domaine Weinbach, Pinot Gris Clos des Capucin 2018Dopff au Moulin, Riesling 2018Camille Braun, GEWURZTRAMINER UFFHOLTZ 20181時間半の放送だったけれど、ほとんど右から左で何も記憶に残らなかった。連投で飲んでいたことも原因だと思うけれど。やっぱりオンラインセミナ―はWinomyが安定しているなあ。アクアパッツァ
2020.09.20
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Winomy主催のオンラインイベント。今回はローヌのブティノ(BOUTINOT)。ワイン2本付で4000円。醸造真っ最中で、ブドウが運ばれてきて除梗のライブ中継。それ以外にも、アルコール度を図るメスシリンダーと浮きだと思ったら、糖度計とのこと。一番驚いたのはパンチングダウン(ピシャージュ)の風景。メルシャンのマリコワイナリーでもやったことがあるのだけど小さいタンクだったから簡単だった。だけれどこちらは木製の大樽。天井にはハーネスが設置してあり落下防止。そして全体重をかけても、簡単には果帽が沈まないくらい重労働。ポンピングオーバー(ルモンタージュ)も併用していた。飲んだワインはこちら。Cotes du Rhone Blanc La Fleur Solitaire 2018Cotes du Rhone Villages Rouge Les Coteaux 2017ワインは2千円前後という価格帯にしては、必要十分なおいしさ。阪神百貨店(Winomy)のイベントには何度も参加しているけれど、いつも感じるのはワインの状態のよさ。ツルツルで滑らかな舌触りで、どのワインもおいしい。終了後は、日本に入っているトップキュヴェのこちらを購入。BOUTINOT / Cairanne Les Six Rouge 2016レ・コトー・シストゥ・セギュレ コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ ルージュ [...価格:2679円(税込、送料別) (2020/11/3時点)こちらはマリアージュ用として事前公開されていたレシピを元に使った料理。いつも秋は山梨・長野に遠征三昧だけれど、今年は家でオンラインツアーばかり。コロナが収まったあとも(?)、このようなオンラインツアーはやってほしいな。
2020.09.19
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2018 Coteaux du Pont du Gard Cuvee des Galets(LES VIGNERONS D'ESTEZARGUES)コトー デュ ポン デュ ガール キュヴェ デ ガレ(エステザルグ協同組合)1,056円, フェリシティ, 2020年8月購入そこそこ人気があるワインらしいってことで購入。まあエステザルグ協同組合のワインは安定しているしね。タダ、少し分からないのはラベル違いがあり、赤いラベルは1000円~1700円くらい。クリーム色のラベルは1500円くらいとよく分からない状態。で、私の飲んだボトルはアルコールが浮いて、いかにも安ワイン丸出し。逆にこれならサンライズみたいに、そこそこ飲めるほうがいい。ボトル差やロット差もあるだろうし、寝かせるとよくなるかもしれないけど、寝かせる価格帯ではないのでねぇ。飲み頃/総合:??/★+【よりどり6本以上送料無料】 エステザルグ コトー デュ ポン デュ ガール キュヴェ デ ガレ 2019 750ml 赤ワイン フランス価格:1056円(税込、送料別) (2020/10/12時点)【6本〜送料無料】コトー デュ ポン デュ ガール キュヴェ デ ガレ 2019 エステザルグ葡萄栽培者組合 750ml [赤]Coteaux Du Pont Du Gard Cuvee Des Galets Les Vignerons D'estezargues [自然派]価格:1518円(税込、送料別) (2020/10/12時点)
2020.09.04
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2018 Pouilly-Fume(Domaine Raimbault-Pineau)プイィ・フュメ(ドメーヌ・ランボー・ピノー)Loire, France - 白辛口3,500円くらいその昔、サンセールとプイィ・フュメの有名生産者を飲みまくったときもあったけれど、久しぶりに飲むプイィ・フュメ。ソーヴィニョン・ブランというと、青っぽさやハーブ、猫のおしっこがあるのだけれど、こちらは青っぽさや猫のおしっこは皆無。北の産地らしいキリリとした酸があり、艶やかでわずかに粘性を感じるボディ。レモン、グレープフルーツ。千円クラスとは格の違いを感じさせる仕上がり。今回驚いたのは香り。ここまで青っぽくないソーヴィニョン・ブランを飲んだのは初めて。ビンテージ特性なのか、それとも収穫時期などの栽培・醸造に由来するものなのか。これをブラインドで当てるのは難しい。シュナンは、もっと酸っぱいはず。ソーヴィニョン・ブランにしては青っぽくない。リースリングにしては、重油香なし、粘度のある酒質は違う気がする。でも、フランスのエレガンスと、ミッドレンジクラスの存在感は感じる。北イタリア?などと思ってしまうかも。飲み頃/総合:/★★★(ソーヴィニョン・ブランの香りが苦手な方に)ランボー・ピノ―のワインを探す>SALE「38」訳あり!プイィ・フュメ ドメーヌ・ランボー 2019年 フランス...価格:3410円(税込、送料別) (2020/9/19時点)
2020.08.25
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NV Cremant de Loire Brut(CHATEAU DE L'AULEE)クレマン・ド・ロワール・ブリュット(シャトー・ド・ロレ)1,705円, 酒宝庫MASHIMO, 2020年7月購入リアルワインガイドで3,000円以下安旨スパークリング「安旨大賞」を受賞した1本。シュナン・ブラン100%。クレマン・ド・ロワールはキリッとしていてライトなものが多いなか、こちらはしっかりボディの本格派。ドサージュはブリュットとしては多めの10g/Lだけれど、うまくバランスしている。複雑性もあり、人によってはシャンパーニュと間違えるかも。「安旨大賞」を取るだけあると思うけれど、真夏ではなく、もっと涼しいときに飲みたい気分。調べてみると、カベルネ・フランをブレンドしたものやノンドゼもあるらしい。こんど買ってみよう!飲み頃/総合:/★★★+(さすが安旨大賞)シャトー・ド・ロレのクレマン・ド・ロワールを探す>【シャトー ド ロレ】 クレマン ド ロワール ブリュット [NV] 750ml・白泡価格:1705円(税込、送料別) (2020/8/30時点)【特別価格】NEW 世界のスパークリングワイン 6本セット価格:11000円(税込、送料別) (2020/8/30時点)
2020.08.14
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2018 Arbois Pupillin COTE DE FEULE(PATRICE HUGHES BEGUET)アルボワ・ピュピアン コート・ド・フール(パトリス・ユグ・ベグ)Jura, France - 赤辛口5,000円くらい, 2020年6月購入ワインショップ店主と「オヴェルノワはおいしかったけれど入手困難になっちゃったよね」などと話していて、すすめてくれたのがこちら。現地では大人気で、将来のオヴェルノワと噂されているとも。昔は比較的リーズナブル&簡単に入手できたオヴェルノワだけれど、近年は日本にほとんど入ってきていないらしい。とくに赤のプールサールはすばらしかった。そんなオヴェルノワ目線で開けてしまったためか、自然派っぽい味わいで果実のきれいさはあるけれど、オヴェルノワほどの透明感や余韻はない、などと思いながら飲んでしまった。ブログを書くために調べてみると、このコート・ド・フールは赤のトップキュヴェらしい。そしてVinicaの評価がすごい。ゲゲッ、こんな人気の生産者だったの! 今後、新ビンテージがリリースされたときに買ってみよう。飲み頃/総合:いま~5年/★★★(もっとしっかり味わえばよかった)ユグ・ペグのワインを探すパトリス・ユグ・ベグ ビッグ・バンチ・セオリー ゴー・トゥギャザー・ルージュ[2...価格:5280円(税込、送料別) (2020/8/12時点)
2020.07.29
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高島屋裏の商店街にあるNew Valleyキュヴェ・マネキネコが有名なアルザスのクレマン・クリュールが、そのほとんどの畑を売却して、小規模で始めた「ヴィニョーブル・クリュール」。そのテイスティングが二子玉川のワインショップNew Valleyでやっていたので行ってきました。一人3,000円。ラベルがかっこいい。どれもビオ系の味わいながら馬小屋ではない。それぞれ個性があるけれど、一番気に入ったのはグラン・クリュのこちら。複雑で凜とした存在感。オ・グラン・デール・リースリング グラン・クリュ ヴィネック シュロスベルグヴィニョーブル・クリュールもいいけれど、久しぶりにキュヴェマネキネコも飲みたくなりました。ヴィニョーブル・クリュールのワインを探す>オ・グラン・デール・リースリング・ヴィネック・シュロスベルグ・Grand Cru...クレマン・クリュール クレマン ダルザス・ブリュット キュヴェ・マネキネコ 750ml価格:3179円(税込、送料別) (2020/7/23時点)
2020.07.10
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先日のブログで「ギガルのコート・デュ・ローヌはエイジングポテンシャルあるよ」と書いたので、セラーから2007を発掘して開けてみました。ボトルにべっとり付いているのが沈んだオリ。2007 Cote du Rhone Rouge(E.GUIGAL)コート・デュ・ローヌ(Eギガル)Cotes-du-Rhone, France - 赤辛口ブラックオリーブやエルブ・ド・プロヴァンスのようなハーブ。わずかの黒コショウ。熟成した赤身肉。香りのボリュームが大きく、熟成香が漂う。コアがしっかりとして、少しタンニンも残り、飲みごろではあるものの、あと10年は余裕で大丈夫そう。2015の若いおいしさに対し、2007は熟成香と少し柔らかになったボディと楽しめるおいしさ。良質の熟成赤身肉ステーキやソースを使った肉料理ならば2007だけれど、もっと普通の料理だったら2015かも。飲み頃/総合:いま~10年/★★★+(ギガルはいいね)ギガルのコート・デュ・ローヌ赤を探す>15:赤:[2015] コート・デュ・ローヌ ルージュ(ギガル)Cote du Rhone (Guigal) 750ml価格:1210円(税込、送料別) (2020/7/16時点)
2020.07.05
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1997 Pinot Noir Bollenberg(Chateau d'Orschwihr)ピノ・ノワール ボーランベルグ(シャトー・ドルシュヴィール)Alsace, France - 赤辛口1,680円, 2020年6月購入最近、蔵出しのストックが激安で放出されたアルザスのシャトー・ドルシュヴィール。とりあえず、いろいろ合わせて10本購入。コンディションが悪いボトルがあるという不安情報のなか開けてみました。短いけれど、蔵出しらしい状態のよいコルク。酒石が光っている。グラスに注いでみると色は健全で、赤みを保っていて、褐色になっていない。香りは、ほこりっぽさや土っぽさが前面に出てムムッ。飲んでみると、ピークアウトした古酒のように枯れてない。ほこりっぽさが気になるもののわずかな果実は保ち、それなりに飲める。時間をかけてゆっくり飲むと、徐々にほこりっぽさがやわらぎ飲みやすくなってきた。10年前に飲んであげるボトルだと思うけれど、思いのほか枯れていないので、そこそこ楽しめた。場合によってはデカンティングしてもよいのかも。先日飲んだウンブレヒトのピノ・ノワール1999のような偉大なワインとは比べるべくもないけれど、値段を考えればそれなりに楽しめたかな。ピノはあと2本あるので、どのくらいボトル差があるのだろう。飲み頃/総合:過ぎている/★★★(意外に枯れてない。だけれど、好みは分かれると思うし、ボトル差もあると思うのでギャンブルをいとわないかたへ)シャトー・ドルシュヴィールのワインを探す>シャトー・ドルシュヴィール ピノ・ノワール ボーレンベルグ [1997]750m...価格:1859円(税込、送料別) (2020/7/10時点)
2020.06.29
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すばらしいという噂のギガルの2015コート・デュ・ローヌを飲んでみました。2015 Cote du Rhone Rouge(E.GUIGAL)コート・デュ・ローヌ(Eギガル)Cotes-du-Rhone, France - 赤辛口1,200円, ワインナビ, 2020年6月購入いままで数え切れないくらい飲んでいるギガルのコート・デュ・ローヌ。偉大な平凡さと呼ぶべきか、だれでも知っているし、飲んでいることがある銘柄なのに、いつも安定したパフォーマンスを発揮してくれる。とくに2015年はいいらしいということで1ケース購入。さっそく1本開けてみました。ハイトーンのしっかりした酸と、少しワイルドさ土っぽさを伴ったミドルボディ。上級ワインのようなボディは無いけれど、ローヌらしい個性はしっかり出ていて、それなりの複雑性もある。ブラインドで飲んだら、2、3倍以上の値段と言ってしまいそう。これだけ生産量の多いワインを、このレベル&この価格でリリースするギガルは並大抵ではない。ギガルを飲んでいるとコート・デュ・ローヌ<=5000円前後のコートロティやエルミタージュ<<<単一畑のように感じることが多く、ノーマルのロティやエルミタージュとコート・デュ・ローヌの差は少ない。ヴィーニュ・ド・ロスピスやダンピュイ以上は異次元の素晴らしさなのだけれどね。それとこのワインがすばらしいのはエイジングポテンシャルがあること。ケースで買って、経年変化を楽しむのもおすすめ。また赤が目立つけれど、実は白もすばらしい。飲み頃/総合:いま~15年/★★★+(ローヌが苦手で無ければ、6本以上買うのがオススメ)ギガルのコート・デュ・ローヌを探すコート・デュ・ローヌ・ルージュ(赤)[2015]E・ギガル750ml(フルボトル)価格:1210円(税込、送料別) (2020/7/8時点)
2020.06.27
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2018 Muscadet Sevre et Maine Sur Lie Les Petites Sardines(Vignerons du Pallet)ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュール・リー レ・プティット・サルディーヌ(ヴィニュロン・デュ・パレット)Loire, France - 白辛口福袋, 2020年4月購入「小さなイワシ」という名前が付いたミュスカデ。ラベルもかわいらしい。ネットに日本語情報が無いけれど、こちらのWebサイトによると、生産者組合「パレット」のフラッグシップワイン。安ワインのイメージがあるミュスカデ。AOCワインなので500円のワインとは内容が違うけれど、基本はライト&フルーティー。こちらは柑橘ベースのさわやか基調ながらも、ふくよかさもある。また、ものによっては酸っぱいミュスカデもあるなか、ボディの厚みとバランスしていて、ちょうどいい酸度。上質さがある癒やし系ミュスカデ。値段が不明だけれど2千円前後ならば「十分にあり」。ミュスカデは和食に合わせやすくリーズナブルなものが多いことを考えると、もっと日本で飲まれてよいワイン。飲み頃/総合:いま/★★★(日ごろの食卓で)ミュスカデと言えばルイ・メテロー(ドメーヌ・デュ・グラン・ムートン)。この「ワン」はスペシャルキュヴェ。今まで何本か飲んでいます。ミュスカデ ワン ド オート エクスプレッション 2017 ドメーヌ グラン ム...価格:3608円(税込、送料別) (2020/5/22時点)
2020.05.20
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2016 Alsace Riesling Les Elements(BOTT GEYL)アルザス・リースリング レゼレマン(ボット・ゲイル)Alsace, France - 白辛口3,240円, 伊勢丹浦和店, 2018年11月購入2002年からビオディナミに転換したボット・ゲイル。グラン・クリュも所有する歴史のある生産者。リースリングにはレモンやグレープフルーツなど酸を基調とするものもあるが、こちらはオレンジやカリンなどの木なりの果実。酸っぱい系では無く、ふくよかで柔らかく、滋味深い味わい。ビオディナミながらもネガティブな要素はなく、ナチュラルテイストは美点となっている。試飲して買っているから好みであることは間違いないのだけれど、予想よりも素晴らしく、いろいろな食事に合わせやすそう。グランクリュも持っているので試してみたい。アルザスは、かなりの生産者を飲んでいるつもりだったけれど、初めてかも。飲み頃/総合:いま/★★★+(アルザスやロワールは掘り出し物が多いね)ボット・ゲイルを探す
2020.05.14
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NV VEUVE HENRY & FILLE Brut Blanc de Blancs(Francois Montand)ヴーヴ・アンリ・エ・フィーユ ブラン・ド・ブラン ブリュット(フランソワ・モンタン)生産者情報が少ないこちらのワイン。他にもワイン名が「Francois Montand」のスパークもリリースしている(フランソワの方がメイン?)。フランソワ・モンタンはジュラの生産者。いろいろな資料から推測すると、このブラン・ド・ブランはユニ・ブラン、コロンバール、シャルドネのブレンドで瓶内二次発酵。似た名前にVeuve Ambal(ヴーヴ・アンバル)があるけれど、こちらはクレマン・ド・ブルゴーニュ最大の生産者。当然まったくの別物。ただし、ヴーヴ・アンバルはクレマン・ド・ブルゴーニュ専業だけれど、いくつかのワイナリーを傘下に持ち、そちらではヴァン・ムスーを作っているから紛らわしい。とくに後者は、このヴーヴ・アンリとラベルが似ている。で、こちらのヴーヴ・アンリは「わたしの勝手な、フランスのスパークはハズレが少ない理論」どおり、2千円アンダーのスパークとしては優秀な味わい。このクラスとしては十分なボディがあり、満足度が高い。飲み頃/総合:いま/★★★+(コスパ高し)【あす楽】【よりどり6本以上送料無料】 ヴーヴ アンリ エ フィーユ ブラン ド...価格:1419円(税込、送料別) (2020/5/12時点)フランソワ モンタン ブリュット 750ml 正規 フランス スパークリングワイン価格:1304円(税込、送料別) (2020/5/12時点)
2020.05.09
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前回の続き。1999 Alsace Pinot Noir Wintzenheim(Domaine Zind Humbrecht)アルザス・ピノ・ノワール ヴァンツェンハイム(ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト)Alsace, France - 赤辛口2,200円, 東急本店, 2002年11月購入この日の真打ち登場。当時ワイン会か何かで出会って、おいしさと安さに驚いてケース買いしたもの。ラスイチのボトルを久しぶりに開けてみました。グラスに注ぐといきなり官能的な香り爆発。エロティックでなまめかしく、ハイトーン。香りだけで恍惚としてしまう。味わいもまさにピークど真ん中。酸化は一切無く、ミドルボディながらも果実味と熟成感を楽しめるいい感じ。先週のDRCを「剛」とすれば、こちらは「華」。これが2千円台とは驚きの素晴らしさ! ブラインドで出されれば、余裕で1万円以上と答えてしまう。今年飲んだワインランキングNo2に選出。No1. 1996 Grands-Echezeaux(DRC)No2. ここに滑り込み。No3との差は大きい越えられない壁No3. 1990 Ch.Pichon Longueville Baron数時間かけて飲んだところ、DRCは全然落ちなかったの対し、こちらは徐々に果実味が細り苦みが出てきた。ポテンシャルの違い、熟成ピークのどこにあったかの違いなどが原因だろうか。そしてコルクの状態が違うのも印象的だった。DRCは全体にワインが染みてずっしりだったのに対し、こちらは先頭が染みていただけで、コルク全体は若々しかった。いままでの経験でも、DRCの古酒のコルクは全体的に染みているものが多く、抜いたあとに乾燥させると細くなるものが多い。飲み頃/総合:いま/★★★★++(すごい)ウンブレヒトのピノ・ノワールを探すドメーヌ・ツィント・フンブレヒト アルザス・ピノ・ノワール・ハインブール [20...価格:4708円(税込、送料別) (2020/5/2時点)生産者名の読み方の話読み方で悩むDomaine Zind Humbrecht。日本ではツィント・フンブレヒト or ツィント・ウンブレヒト。Hを発音しないフランス語の流儀に従えば「ウンブレヒト」だけれど、ネットショップでは「フンブレヒト」が多い。フランス人はどんな発音をするのだろうと思い「FrenchWineNews Youtube」を見ると「ズィン・ウンブレッキ」のように聞こえる。「フ」か「ウ」の議論がどこか飛んでしまうくらい違う。どっひゃー。でも↓のサイトだと「ズィント・ウンブレヒト」かな。How to pronounce Zind-HumbrechtWhat is the Clos Saint Urbain? How to Pronounce? French Alsace Wine Info & Pronunciation名前は固有名詞だから、Chateau Climensのように標準的な母国語読みがシャトー・クリマンでも、本人に尋ねると「クリマンス」が正解なんてこともあるからややこしい(出典:ワイナート)。あらためて調べるとこんなYoutubeを発見。しっかり「クリマンスが正しい」と解説している。How to Pronounce Chateau Climens? (CORRECTLY) 1855 Sauternes Grand Cru French Wine PronunciationChardonnayもCabernet Sauvinonも、アメリカでは「シャルドネ」「カベルネ・ソーヴィニョン」とは発音しないから、それぞれの国独自の発音でいいのかも。正規インポーターがあるなら、それを尊重かな。正規インポーターの日本リカーではフンブレヒトですな。
2020.04.28
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2015 AOP Collioure Le Clos de Paulilles Blanc(Domaine Cazes)コリウール レ・クロ・ド・ポリーユ・ブラン(ドメーヌ・カズ)Languedoc-Roussillon, France - 白辛口3,500円, DRINX, 2018年8月購入2017年に出席したドメーヌ・カズのメーカーズ・ディナー(そのときのブログ)で、もっとも印象的だったのがこちら(甘口を除く)。ドメーヌ・カズ傘下のレ・クロ・ド・ポリーユの白(キリンの紹介ページ)。グルナッシュ・ブラン80%、グルナッシュ・グリ20%。前回のテイスティングコメントは↓シャトーヌフ・デュ・パープの白を思わせる味わいで、しっかりとした体躯と、だれない酸日本に入ってきているドメーヌ・カズは1千円台後半という競争が激しい価格帯のためか、キリンが一生懸命プロモーションしながらも知名度イマイチ。そのなかでもロゼは結構オススメ。そして、こちらはカズがコリウールに新しく取得したドエーヌで、ワンランク上のクラス。3年ぶりに飲んだけれど基本的な印象は変わらずローヌ系の白に近い味わい。シャルドネの親しみやすさ艶やかとは異なるキャラクタで、もう少し素朴でタイト。パプの白くらい上等になると黒トリュフが出てくるのだけれど、そこまでには至らず。とはいえ、Anything but chardonnayな選択としては悪くない。88飲み頃/総合:いま/★★★(たまにはシャルドネ以外もいいですよ)ドメーヌ・カズ カノン・デュ・マレシャル ロゼ 750ml※12本まで1個口で発...価格:1339円(税込、送料別) (2020/4/29時点)【正規品】レ・クロ・ド・ポリーユ ブラン 2015フランスワイン/白ワイン/ラン...価格:3238円(税込、送料別) (2020/4/29時点)東銀座カーヴ・デ・ランパールのテイクアウトを合わせてみました。冷蔵の煮込み系は沸騰しない程度の湯煎で15分。簡単!ホロホロ鳥とシャンピニオンのフリカッセ ヴァンジョーヌの香り(クリーム煮込み)牛ハチノスのトマト煮込みとシャンピニオン
2020.04.23
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2012 Anjou Cabernet Franc V.V(Chateau de Fesles)アンジュー・カベルネ・フランVV(シャトー・ド・フェル)Loire, France - 赤辛口1,600円, 東急東横, 2015年11月アンジュー最古のドメーヌの一つで、甘口で定評のあるシャトー・ド・フェル。こちらは東急のセールで購入したもの。購入直後はカベルネ・フランの根菜っぽさやタンニンが目立っていたけれど、5年寝かせたことでだいぶしなやかになってきた。それほど複雑さはないものの、ミドルからフルボディでビストロチックな食事に合わせるのにはいい感じ。飲み頃/総合:いま~5年/★★★
2020.04.21
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2013 III be & Auromon(Jean Claude Mas)トワベー・エ・オウモン(ジャン・クロード・マス)Limoux, Languedoc-Roussillon - 赤辛口1,598円, キタザワ, 2015年6購入安ウマで知られるジャン・クロード・マス。その中でもトワベー・エ・オウモンは高級ラインでヘビー級ボトルに入っています。メルロー主体。このビンテージはリアルワインガイドで安ウマ大賞を取ったはず。購入当時はパワフルだったので、久しぶりに開けてみました。品種を知らずに飲んだのだけれど、柔らかで艶やか。南に感じるスパイシーさや土っぽさはなく、素朴にやさしい。このクラスで5年寝かせると、さすがに熟成が進んでいる。複雑さを期待してはいけないけれど、酸化は皆無で柔らかくなった飲みごろ。「リムー=シャルドネ」のイメージなのだけれど赤もよかったのね。いまでも値段が変わっていないのも立派。飲み頃/総合:いま/★★★+(コスパで+をおまけ)ジャン・クロード・マスのトワベー・エ・オウモンを探す
2020.04.04
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今回はボルドーやローヌ編。2006 Chateauneuf-du-Pape Prestige(Roger Sabon)シャトーヌフ・デュ・パプ プレステージュ(ロジェ・サボン)Cotes-du-Rhone - 赤辛口9本3万円福袋の1本, 松澤屋, 2016年4月購入下の画像にあるようにボトルの口まで模様が入っていてビックリ。専用ボトルはあっても、口に模様が付いているのは初めて見た。10年長のロジェ・サボンだったらすごいかと思ったら、おいしくはあるものの、まだ若さもあり、別段すごくもない。期待しすぎたこともあるけれど、10年後に飲んでみたい。飲み頃/総合:いま~20年/★★★(期待しすぎたので厳しめの評価。でも、おいしいですよ)2014 Crozes-Hermitage Blanc Les Meysonniers(M.Chapoutier)クローズ・エルミタージュ・ブラン "レ・メゾニエ"(シャプティエ)Cotes-du-Rhone, France - 白辛口近年お気に入りのローヌ白。ブルの世界観とは違って、そこそこの厚みと、タイトな印象が心地よい。飲み頃/総合:いま/★★★+(ローヌ白好きなので)2014 Ch.Kirwanシャトー・キルヴァンMargaux, Bordeaux, France - 赤辛口5,478円, カーヴ・ド・リラックス, 2019年12月購入ここ10年くらいの進化がめざましいAOCマルゴーの格付けシャトー。シャトー・マルゴーとパルメ以外は、地味なシャトーが多いこともあり、注目されることは少ない。しかし、実際に飲んでみると、おいしいと思うのがAOCマルゴー。期待して飲んでみると、熟成のはざまで中途半端な印象。あと5年くらい以降に飲んでみたい。飲み頃/総合:あと5年半待ちたい/★★★(出会いは難しい)
2020.01.17
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1999 Faugeres Reserve Les Bastides d'Alquier(J.M.Alquier)フォジエール レゼルヴ・レ・バスティード(ジャン・ミッシェル・アルキエ)Languedoc-Roussillon, France - 赤辛口昔は3千円台で買えたアルキエのトップキュヴェ。誤解を恐れずに言えば、熟成もあって上質なCNDPのよう。複雑で野性味がありながら、ほどよい抑制で野暮ったくないのは、さすがアルキエ。★★★★-フォジェール レ・バスティード[2009]ジャン・ミッシェル・アルキエ価格:6996円(税込、送料別) (2019/11/6時点)
2019.08.26
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銀座に行ったときに、ついでに寄ったカーヴ・フジキ。めぼしい日本ワインが無かったので、いくつか海外ワインを物色。そのうちの一つ。2015 Alsace HEISSENSTEIN Vieilles Vignes de Pinot Nor(Julien Meyer)アルザス ハイセンシュタイン・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・ピノ・ノワール(ジュリアン・メイエー)Alsace, France - 赤辛口5,940円, カーヴ・フジキ, 2019年4月購入ビオディナミの生産者ジュリアン・メイエ―。こちらは赤のトップキュヴェだったはず。少し前のシュレールナイトが不完全燃焼だったため、とりあえず買ったばかりのこちらを抜栓。ハイセンシュタインを飲んだのは10年以上前かも。トップキュヴェならではのボディはあるが、還元的なビオ臭が支配。二次発酵しているわけでは無いがシュワシュワした印象。馬小屋が無いのは幸いだけれど、このビオっぽさが2時間たっても消えず、さらに不完全燃焼。もっとストレートなアルザスピノが飲みたかった。飲み頃/総合:いま~10年/★★(完全に好みの世界で私は苦手)
2019.04.30
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2008 Alsace Pinot Noir Reserve(Domaine Weinbach)アルザス・ピノ・ノワール レゼルヴ(ドメーヌ・ヴァインバック)Alsace, France - 赤辛口\3,050, カーヴ・ド・ヴァン, 2013年10月購入リースリングの印象が強いワインバック。そもそも赤を作っているのは知らなかったので買ってみました。透明感がある色調で、ベリー系のトーンの高い香り。そして少し熟成香も。キリッとした酸がありながら、なめらかでやさしいテクチャーが光る。同じアルザスのウンブレヒトにはかなわないけれど、主張しすぎない味わいは好ましい。
2019.03.04
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前回の続き。2009 Chinon Vieilles Vignes(Phillipe Alliet)シノン・ヴィエイユ・ヴィーニュ(フィリップ・アリエ)Loir, France - 赤辛口3,500円, 2018年12月購入シノンの第一人者フィリップ・アリエのトップキュヴェ。これは在庫を買えたので安いけれど、いまではこの2倍以上の価格になっているはず。カベルネフランの根菜系の香りながら、熟成によって、妖しく変化した香りが立ち上る。ミドルボディからフルボディで、熟成のカーブを登っている最中。飲み頃/総合:いま~15年/★★★++(妖艶な香りが印象的)フィリップ・アリエのワインを探す若木のコートドノワレもオススメ。シノン コトー・デュ・ノワレ[2008]フィリップ・アリエ価格:5832円(税込、送料別) (2019/1/13時点)2006 Vin de Pays d'Oc(Chateau de L'engarran)ヴァン・ド・ペイドック(シャトー・ド・ランガラン)Vin de pays d'Oc, France - 赤辛口2,520円, ESPOAナカモト, 2010年1月購入以前生産者が来たときに購入したもの。南仏だけれど、女性の生産者らしく、しなやかな仕上がり。10年熟成だけれど、まだ十分ボディがある。飲み頃/総合:いま~10年/★★★++(上質なデイリー)2012 Ch.Barrail du Blancシャトー・バレイユ・デュ・ブランSaint-Emillion Grand Cru, Bordeaux - 赤辛口2,500円, 2017年1月購入飲み頃/総合:いま~10年/★★★(あまり記憶無し)つづく。
2019.01.06
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2014 BURLENBERG ROUGE(Marcel Deiss)ビュルランベルグ(マルセル・ダイス)Alsace, France - 赤辛口5,529円, フィッチ, 2018年6月購入Wine Reportで高評価だった、ダイスの赤を開けてみました。ダイスの安めの白は好きなものが多いのだけれど、高価格帯のものは中途半端に甘いものが多くて微妙な相性。ダイス赤の経験は少ないけれど悪い印象は無い。Wine Reportの高評価もあり、期待度マックスで開けてみると、妖艶で重層的な香りがあり、期待が膨らむ。アルザスを超えたボディや複雑さはあるものの、全体としてまとまりの無い、ぎこちなさ。黒系果実。それなりに高級感のある味わいだけれど、いま飲んでおいしいと思えるものでは無かった。ブログを書いていて気づいたのは、Wine Reportで評価されていたのは2015年で、こちらは2014年! しまった! まあ2014もよい年だと思うけどね。飲み頃/総合:あと3~20年/★★★(数年寝かして評価したい)個人的にアルザス・ピノでオススメなのはフンブレヒトのもの。その昔、2千円台で買えたこともあって、何度かケース買いしたことを覚えている。フン・ブレヒトのピノ・ノワールを探す【6本〜送料無料】アルザス ピノ ノワール ハインブルグ 2012 ツィント フ...価格:4752円(税込、送料別) (2018/7/15時点)にほんブログ村ワインランキング
2018.06.24
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2015 Chinon(Philippe Alliet)シノン(フィリップ・アリエ)Loire, France - 赤辛口2015 Chinon(Philippe Alliet)3,115円、2018年1月購入先日飲んだ2002のコート・ド・ノワレが印象的だったフィリップ・アリエ。2015がすこぶるよいというので、とりあえずスタンダードアイテムを買ってみました。期待を膨らませて飲んでみると、フランらしい根菜や土っぽさと、ミドルボディーで比較的シンプルなアフター。ツヤでのびのある酒質に魅力は感じるものの、いかんせん小ぶりでシンプル。アリエと聞かなければ、標準より出来のよいシノン(少なくとも千円台では無い)と思う程度。やっぱり上のキュヴェを飲んでみたい。飲み頃/総合:いま~10年/★★★(もう少しがんばって欲しかった)フィリップ・アリエのシノンを探すにほんブログ村ワインランキング
2018.01.24
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2014 Alsace Gentil(Hugel)アルザス・ジョンティ(ヒューゲル)Alsace, France - 辛口白1,800円くらい,信濃屋, 2016年7月購入2016年にエティエンヌ・ヒューゲルさんが亡くなった記憶も新しいヒューゲル(その記事)。ヒューゲルやトリンバックはメジャーなのでマニア受けはしないけれど、実のところ大実力者だと勝手に思っています。銀座の某グランメゾンのシェフソムリエも、そんなことを言っていました。彼はトリンバック派でしたが...。今回ポトフを作ったので、こちらを開けてみました。ジョンティとエデルツヴィッカーは同じようなものだろうと思っていたけれど、複数ブレンドという点は同じだけれど、ジョンティのほうがより厳しい規格とのこと。少しアロマティックな香りが、ゲヴルツやミュスカがブレンドされていることを伺わせる。そして冷涼感のあるノート。味わいは、この価格帯のアルザスとしては、シャープになりすぎず、細身基調ではあるけれどミッドからアフターにかけて少し膨らみもある。少し温度を上げても大丈夫かも。浅草橋「ジョンティ」のハウスワインになるだけあって、いろいろな料理に合わせやすそう。とはいえ、少しアロマティックな香りは、好みの分かれるところ。リースリングやピノグリとどっちにすると聞かれたら、わたしはリースリング・ピノグリ派です。飲み頃/総合:いま/★★★(食卓のお供に)ヒューゲルのワインを探すアルザス ジョンティ (ジェンティ) ヒューゲル 2015 ヒューゲル 正規 白...価格:1609円(税込、送料別) (2018/2/2時点)にほんブログ村ワインランキング
2018.01.18
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2010 Jasnieres Calligramme(Domaine de Belliviere)ジャニエール・カリグラム(ドメーヌ・ド・ベリヴィエール)Loire, France - 白辛口5,000円くらい, 古武士屋, 2012年12月購入5年前にワインバーのブラインドで飲み、よかったので購入したワイン。自然派ベリヴィエールのトップキュヴェ。シュナン・ブラン100%、樹齢50年以上の古樹のブドウを使用、新樽50%で18ヶ月という力の入ったワイン。濃いめのゴールドイエロー。べっこう飴のような甘い香り。とろっとした口当たりで、しっかり目のボディ。バランスを取る酸はあるものの、シュナンから想像するシャープさはなく、熟成が進んでいる印象。アレー、こんな味だったっけ? 昔の記憶が定かで無いけれど、少なくともこれを飲んでリピートしようとは思わない。2本買っていたので、これならすぐに1本開けて確認しておけばよかった。せめてもの救いは、常温近くになって、それなりにおいしくなってきたこと。でも、もっとキリッとしたのを飲みたかったんだよね。飲み頃/総合:???/???(コンディション?)2012 Crozes-Hermitage Les Meysonniers Rouge(M.Chapoutier)クローズ・エルミタージュ レ・メゾニエ(シャプティエ)Cotes-du-Rhone, France - 赤辛口ケース買いしたクローズエルミタージュ。何度も飲んでいるだに特に感想も無いけれど冬になるとおいしくなるワイン。同時期に購入したシャプティエのCNDPは、しなやかになり一段と成長していました。2002 Chinon Coteau de Noire(Philippe Alliet)シノン・コート・ド・ノワレ(フィリップ・アリエ)Loire, France - 赤辛口5,000円くらい, 2015年8月購入シノンの勇フィリップ・アリエのチョイ古ワイン。グラスに注いだ瞬間に漂う熟成香。フランらしい土っぽさや、いい意味で獣っぽいブーケ。香りのボリュームもたっぷり。タンニンは溶け込み、しなやかで複雑。アフターに少し酸化のニュアンスあるのが残念。驚くまでには至らないけれど、ロワール赤のなかではかなりいい方。もう少し早く飲んだ方がよかったかも。近年のアリエはさらによくなっていて、2014はすごいという噂も聞くので、物欲がわいてきました。とはいえ、最近は高いんだよね。飲み頃/総合:いま/★★★★ー(熟成のよさを味わえるワイン)フィリップ・アリエのワインを探すにほんブログ村ワインランキング
2018.01.05
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2002 Chinon "La Baronnie Madeleine"(Couly-Dutheil)シノン ラ・バロニー・マドレーヌ(クーリー・デュテイユ)Loire, France - 赤辛口2,602円, フィッチ, 2017年4月購入BS-TBSの「木村郁美のロワール川ワイン紀行」でも紹介されたクーリー・デュテイユ。モノポールの「クロ・デ・レコー」の一区画で作るスペシャルキュヴェ「クレッシェンド」はカベルネ・フランの名品です。で、こちらのワインはよい年だけ作られるスペシャルキュヴェらしい。とはいえクレッシェンドよりは下のはず。今年買ったのに2002年という古いビンテージ。10年以上たっているらしい、心地よい熟成香。エッジにはわずかにオレンジ。味わいはミドルボディで、カベルネ・フランらしい根菜や青っぽさも少々。ピークからは落ち気味で酸化ニュアンスも少しある。カベルネ・フラン好きとしては値段も含めて十分満足だけれど、クロ・ルジャールほどの魅力は感じない。「クレッシェンド」が手元にあるのでいつか開けてみたい。飲み頃/総合:いま/★★★+(この値段ならば十分合格。)クーリー・デュテイユのワインを探すにほんブログ村ワインランキング
2017.11.29
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2014 Corse Sartene Lion de Roccapina Rouge(Pero Longo)コルス・サルテーヌ・リオン・ド・ロカピーナ・ルージュ (ペロ・ロンゴ)Corse, France - 赤辛口3,860円, Anyway Grapes, 2017年7月購入昨年、行きつけのワインバーで飲んで驚いたのがこちら。経堂のAnyway Grapesのページが詳しい。こちらはAnyway Grapesの試飲イベントで再び飲んで購入したもの。南にありがちな強さが無く、ピノや軽めのカベルネフランにも通じる味わいで、小柄ながらも美しいアフターが印象に残る。このボトルに関しては期待過剰だったこともあり、特別印象に残るものでは無いが、将来少し期待できるボトル。飲み頃/総合:1,2年は寝かせたい/★★★(もう少し安ければ)にほんブログ村ワインランキング
2017.11.23
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2006 Sancerre Rouge(Domaine Vacheron)サンセール・ルージュ(ドメーヌ・ヴァシュロン)France, Loire - 赤辛口3,800円、2017年11月購入最近、知り合いの酒屋で発見したのがこちら。10年以上前によく飲んでいたヴァシュロン。飲んでいたのは白だけれど、白の生産者の赤が好きなこともあり、店主に「リスクがあるかも」と言われていたのに購入してしまいました。2週間ほど寝かせて開けてみると、熱の影響を少し感じる味わいで、赤い中にも苦みやざらつきが少々。全然飲める範囲だけれど、本来の味とはだいぶ違う印象。ギャンブルして、たまにびっくり仰天でよいこともあるのだけれど、こちらはある意味予想通り。うーん。飲み頃/総合:すぎた/???(コンディションに疑問があるので未評価)【自然派 ワイン フランス 白】サンセール・ブランヴァシュロンDomaine V...価格:3815円(税込、送料別) (2017/12/7時点)にほんブログ村ワインランキング
2017.11.22
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2015 LES PALLIERES au petit bonheur Rose(VIEUX TELEGRAPHE)レ・パリエール オー・プティ・ボヌール・ロゼ(ヴュー・テレグラフ)Cotes-du-Rhone, France - ロゼ辛口3,240円、エノテカ、2017年7月購入いままで読んだワイン本のなかでもトップクラスの面白さだった「最高のワインを買い付ける: フランスの伝説的醸造家を訪ねる旅」。アメリカのワイン商がフランスの生産者を巡る紀行文。登場する生産者のワインは、いずれも飲みたくなってしまう。原著は1988年と古いので現在と少し状況は違うけれど、この本を発掘して刊行にこぎ着けた編集者や著者はすごい。最高のワインを買い付ける フランスの伝説的醸造家を訪ねる旅 [ カーミット・リンチ ]価格:2808円(税込、送料無料) (2017/9/18時点)タンピエやシャーヴ、ラヴノーなどと共に登場するのがヴュー・テレグラフ。シャトーヌフ・デュ・パープが看板なのだけれど、夏なのでロゼをチョイス。かなり薄めの色合い。ローヌにはタベルのようなしっかりとしたロゼもあるけれど、こちらはやさしめの味わい。プロヴァンスよりも、さらにやさしいかも。生産者にとって主軸のワインでは無いので、このワインを評するのは気が引けるけれど、まあまあ普通のロゼかな。できれば、もう少し安くてもいいくらい。飲み頃/総合:いま/★★★(寒くなったらパプを飲みたい)[2015]オー・プティ・ボヌール・ロゼ / ヴュー・テレグラフ(ドメーヌ・レ・パリエール) / 750ml / ロゼ価格:3240円(税込、送料別) (2017/9/18時点)
2017.09.07
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2015 Chateau D'Esclans Whispering Angelシャトー・デスクラン ウィスパリング・エンジェルProvence, France - ロゼ辛口ひしゃく屋, 2017年6月購入この季節になると飲みたいのがロゼ。ロゼ好きということもあり、それなりに飲んでいます。いままでもっとも印象に残るスティルのロゼとして挙げられるのがシャトー・シモーヌ。それは10年くらい熟成したボトルでぶっ飛ぶおいしさ。15年以上前に飲だけれど、これを超えるロゼには出会っていません。シャンパーニュのロゼには驚くボトルはあったけれどね。それ以外のスティルロゼだと、ドメーヌ・タンピエとかポンソとか。で、こちらのシャトー・デスクランはバロン・フィリップ・ロートシルトの元製造責任者が関わっているとか、値段がすごいとか話題の生産者です。こちらのキュヴェだと4千円くらい。トップキュヴェのガリュス(Garrus)に至っては1万円台半ば。どちらもセールで入手しました。とりあえずウィスパリング・エンジェルを開けてみました。色調はシャンパーニュにも似た薄めのオレンジ色。プロヴァンスらしいキリッとした辛口で懐の広さも感じます。とはいえ、期待しすぎたこともあり、驚くほどでも無い。プロヴァンスのロゼは、コスパが微妙なものが多いだけに、それを思えば悪くないけれど、期待まではいま一歩。ガリュスをいつ開けるべきか。飲み頃/総合:いまから5年/★★★(ロゼはもっと飲まれるべきワイン)シャトー・デスクラン ウィスパリング・エンジェル [2015] <ロゼ> <ワイ...価格:3132円(税込、送料別) (2017/8/4時点)『ガリュ』コート・ド・プロヴァンス・ロゼ[2015]シャトー・デスクラン価格:12744円(税込、送料別) (2017/8/4時点)
2017.07.16
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2013 Ego(DOMAINE CAZES)エゴ(ドメーヌ・カズ)Cotes du Roussillon, Languedoc-Roussillon - 赤辛口2,430円, DRINX, 2017年4月購入今年の2月に参加したドメーヌ・カズのセミナー。こちらは公式のレポートで、こちらはわたしのブログ。イベントではリーズナブルな価格帯のワインが中心だったので、エゴとアルテを購入。そしてエゴを飲んでみました。セパージュは、シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル。目の詰まった滑らかなテクスチャが印象的で、この価格帯としては凝縮感のあるボディ。南仏らしいスパイシーな味わいで、標高も高いので酸もしっかりあります。とはいえ今の季節ならロゼがイチオシ。近所のスーパーでは白と赤はあるけれど、ロゼが売っていないんだよね。飲み頃/総合:あと5年~10年/★★★(もう少し味わって評価を定めたい)こちらはTOKYO COWBOYのお肉。焼き肉にしました。
2017.07.15
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2000 Cotes du Rhone Villages Rouge(Domaine Castan)コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ(ドメーヌ・カスタン)Cotes-du-Rhone, France - 赤辛口1,600円, 2017年4月購入こちらは酒屋で見つけて買ったもの。いまどき2000年ビンテージが千円台と言うこともあり、ハズレ覚悟で購入。店員さんによると人気があってケース買いした人もいるとか。初めて聞く生産者です。少し濁りはあるものの、エッジにはガーネットが入り、リリースから15年近くたっているわりにはしっかり目の色調。香りのボリュームは中程度で、黒コショウ、スパイスといったローヌの要素がありつつも、熟成香が全体をまとめ上げている。ミドルボディで、枯れすぎず、ちょうどいい感じの熟成具合。若いローヌの野性味は落ち着き、ボルドーと間違える人も多いはず。酒質に少し荒さはあるものの、アペラシオンの個性を超えて、熟成したワインの良さを感じさせてくれるボトル。5000円と言われても驚かない。これだとわかっていればケース買いもあり。でも、どこにも在庫が無いんだよね。飲み頃/総合:いま/★★★++(やっぱり熟成したワインはいいね)
2017.05.15
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前回で年末年始シリーズの終わりになるはずが、2本ほど印象的なワインを忘れていました。こちらは、その1本目。1990 Gigondas Pierre Aiguille(Paul Jaboulet Aine)ジゴンダス ピエール・エギュイユ(ポール・シャブレ・エネ)Cotes-du-Rhone, France - 赤辛口2,800円、松澤屋、2009年8月購入熟成しているわりにリーズナブルだったので購入したもの。現行ビンテージのセパージュはグルナッシュ 80%、シラー 10%、ムールヴェドル 10%。エッジにはオレンジが入り、さすが25年以上熟成しているワイン。若いときのローヌらしさ、野生っぽさはすっかり落ち着き、心地よい熟成香。味わいはスムーズでなめらか。骨格もしっかり残っており、ばっちりの飲みごろ。ギガルやシャプティエのトップクラスと比べれば、複雑さはかなわないけれど、この値段であれば文句なし。このくらい熟成していると「ブドウ品種の個性 < 熟成による変化」で、これをローヌだと当てるのは難しい。ボルドーとかイタリアとか思うはず。飲み頃/総合:★★★★(この味わいに、この値段では文句なし)ジゴンダス ピエール・エギュイユ [2014] ポール・ジャブレ・エネ <赤> <ワイン/ローヌ>価格:3553円(税込、送料別) (2017/1/27時点)
2017.01.08
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年末年始に自宅で飲んだワインを紹介します。まずはシャンパーニュ編から。年末に伊勢丹でたくさんシャンパーニュを買ったこともあり、例年に無いくらいシャンパーニュを飲みました。購入場所は、ジョリー・ド・トレビュイとシャルル・エドシック以外は、すべて新宿伊勢丹です。画像が青いと思ったかたは鋭い。イルミネーションを撮影に行ったとき、ホワイトバランスを元に戻すのを忘れ、色温度固定のまま撮ってしまいました。NV Joly de Trebuis Brutジョリー・ド・トレビュイ・ブリュット購入価格:約3,200円こちらのインポーター「ワインショップ・ソムリエ」が引いていて人気の高いのが、こちらのワイン。昨年、同じくワインショップが引いていて人気のポール・ダンジャンのダンジャン・フェイが素晴らしかったので、こちらも購入。期待とは裏腹に平凡。ダンジャン・フェイがたまたまよかったのか、それともこちらがよくなかったのか。3千円前後と考えれば悪くないけれど、とくに印象は残らず。飲み頃/総合:★★+(比較対象が高額なこともあり平凡。ボトル差の可能性もある)NV Franck Bonville Grand Cru Extra Brut Blanc de Blancsフランク・ボンヴィル グラン・クリュ エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン購入価格:約6,000円比較的リーズナブルな値付けのフランク・ボンヴィル。テイスティングが終わっていたので、適当に勘で購入したもの。熟成感があり、独特の個性。昨年の新年会で飲んだトップキュヴェも好みで無かったことを考えると、NVがある意味よいのかも。飲み頃/総合:★★★-(個性的なので、好みが分かれる)NV Paul Dangin Cuvee Carte Noire Brutポール・ダンジャン キュヴェ・カルト・ノワール・ブリュット約6,500円昨年飲んだスタンダードのダンジャン・フェイがよかったポール・ダンジャン。こちらはブラン・ド・ノワール。試飲なしで買ったけれど、ブラン・ド・ノワールらしい力強さ。まあ、いいんじゃ無いでしょうか。飲み頃/総合:★★★(買って損はしないはず)NV Jacquart Rose Mosaiqueジャカール・ロゼ・モザイク購入価格:白のNVと合わせて10,800円。単品だと8千円くらい。伊勢丹で2年連続購入のジャカール。たいして期待していなかったけれど、こちらのロゼはなかなか。ロゼらしさもあって、味わいもあり、白よりも好み。1万円アンダーのロゼではいい方では無いかと。飲み頃/総合:★★★+(好みです)NV CHARLES HEIDSIECK BRUT RESERVEシャルル・エドシック・ブリュット・レゼルヴ先日の友人宅のワイン会に持って行って、とても印象に残ったシャルル・エドシック。まったく同じ店で追加購入しただけに、期待して飲んでいると、あれっ! 骨格のあるストラクチャーは魅力的だし、満足感もある。ところが、次のド・スーザを飲んだあとだと、ドサージュは多めだし、鈍重さを感じてしまう。安く買えたので文句は無いけれど、ド・スーザと近い時期に飲んだのはよくなかった。飲み頃/総合:いま/★★★(期待値が高かったこともあって低めの評価。単体で飲めば悪くない)NV Zoemie De Sousa Brut Precieuse Grand Cru Blanc de Blancsゾミエ・ド・スーザ ブリュット・ブリュット・プレシューズNV Zoemie De Sousa Brut Desirable Grand Cru Blanc de Blancsゾミエ・ド・スーザ ブリュット・ブリュット・デジラブル2本セットで約14,000円。デジラブルの方が少し高いらしい。何度か飲んだことがあるものの、ボトルで購入したことが無いド・スーザ。新宿伊勢丹の「ノエル・ア・ラ・モード」で印象がよかったのと、セット価格が安かったので購入。飲んだ時期が1週間くらい違うこともあり、違いの批評はできないけれど、確実に言えるのは「段違いの素晴らしさ」。クリュッグ・ビンテージのようなすごみは無いのだけれど、飲んですぐわかる品位の高さにはびっくり。一部の高級シャンパーニュには良くも悪くも個性的なキャラクターを持っているものがあるのだけれど、こちらはエクストラ・ブリュットっぽい直球さ。素肌美人で、たずまいが美しい。この値段でこの味わいならば文句なし。飲み頃/総合:★★★★(2本そろって、こんなにおいしいとは)
2017.01.04
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この日は新宿伊勢丹で年末恒例になっているシャンパーニュの祭典「ノエルアラモード」に行って来ました。おかげで、すっかりシャンパーニュ気分。生産者が来ていいてサインボトルをもらえることもあって買いすぎてしまった。よく値段を見てみると、今回セットものが安いことが判明。反面ネットショップより、だいぶ高いものもあるんだけどね。今回のDevauxとか。まあコンディションの良さとサインボトルで相殺かな。今回購入したもの。NV Jacquart Brut MosaiqueNV Jacquart Rose MosaiqueNV Zoemie De Sousa Brut Precieuse Grand Cru Blanc de Blancs(DE SOUSA)NV Zoemie De Sousa Brut Desirable Grand Cru Blanc de Blancs(DE SOUSA)NV Devaux Veuve A Devaux Champagne Collection “ULTRA D” Extra BrutNV Franck Bonville Grand Cru Extra Brut Blanc de BlancsNV Marteaux Rose de Saignee BrutNV Paul Dangin Cuvee Carte Noire BrutNV Monial Brut Nature Lux ALTERNA自宅に帰って開けたのはこちら。約1年前にワインバーで飲んですごく感動したシャンパーニュ。そのときのブログはこちら。NV Andre Jacquart Brut Premier Cru Blanc de Blancsアンドレ・ジャカール ブリュット・プルミエ・クリュ ブラン・ド・ブランChampagne, France - 白泡辛口4300円, 信濃屋, 2016年10月購入前回の印象がすごかったので期待して飲んでみると、最初の1杯は泡が弱めで力が無い。コンディションか、と思ったけれど、2杯目以降は泡は完全でないものの復活。1杯目を注いだとき、とても泡立ったのが原因かも。全体的に重心が低くて酸は低め。かみしめるうまみはあるものの、もう少し華やかさを期待していたので、ちょっと方向性が違う。まずいわけでは無いけれど、もっとおいしいボトルがあるはず。グランクリュが飲んでみたい。飲み頃/総合:いま/★★★-(期待が大きすぎた)メニル・エクスペリエンス・ブリュット・ブラン・ド・ブラングラン・クリュNVアンドレ・ジャカール(泡・白)[Y][P][A]価格:5378円(税込、送料別) (2016/12/17時点)
2016.11.26
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