全26件 (26件中 1-26件目)
1
前回からの続き。この日は飲み過ぎたため記憶が定かではありません。だいぶ割り引いて読んでください。生産者からハンドキャリーしたコトー・シャンプノワ(?)。生産者は失念。きれいでありながら骨格もあり、シャンパーニュ地方のスティルとしてはおいしかったような気がする。コトー・シャンプノワ赤で好きなのは、高いけどエグリ。 [2008] コトー・シャンプノワ・アンボネイ・ルージュ 750ml エグリ・ウーリエCoteaux Cham...価格:7,560円(税込、送料別)わたしの持参品。最近飲んでおいしかったカミュのマゾワイエール02。前回飲んだ印象と違ったため「俺のじゃない発言」をしてしまった。反省。また一部のメンバーからは甘いだのゆるいだの言われて酷評。前回飲んだときは、もっと熟成感があり、そこそこおいしかったので、(カミュがまともになってると)みんなを驚かせる目的で持ってきたのだけれど見事撃沈。5千円前後のグランクリュと考えれば、それほど悪いものじゃ無いと思うし、昔のへなちょこのイメージとは違うと思うのだけれど、ブラインドでここまで言われれば引き下がるしかない。カミュ・ペール・エ・フィスのワインを楽天で探す>リッチでボリューミー。リキュールのような雰囲気もあり、ターリーのジンファンデルにも通じる高アルコール感。高いワインだと思うけれど、今の好みとは正反対の味。オープンされてびっくりの「マルコーのVV」。パプは好きなのに、こんな味わいだとは。92は飲んだことがないけれど、自分で買っていたらショック。マルコーのワインを楽天で探す>ドメーヌ・ド・マルコー シャトーヌフ・デュ・パフ・ヴィエーユ・ヴィーニュ [1997] 赤 750m...価格:21,000円(税込、送料別)最後にゼロドゥース(O12)。こちらはブラインドではなく、シュレールの上のピノが最近おかしくなっていると言われて飲んだもの。たしかにシャバシャバで、かつて経験したようなきらめきに欠けている。うーむ。今まで飲んだゼロドゥースやシャンデゾワゾーには何度も感動させられたのだが...。そんなこともあり、次回はシャンデゾワゾーの垂直をやってみようということになった。シュレールのピノを探す>ビンテージに関係なく、012以上で在庫があったのはここだけ。ピノ・ノワール012 [2007] (ジェラール・シュラー)価格:5,250円(税込、送料別)肉料理2種。なんだったか失念。これで予定していたワイン会はすべて終了。原則として6月の軽井沢グランフォンド終了まで禁欲生活に入る予定です。気が向いたら投票お願いします→
2012.04.04
コメント(2)
2006年にブログを始める前は、毎月開催していたこともある銀座ワイン会(ブラインドテイスティング)。幹事の都合もあって、最近はごぶさたになり、今回は1年ぶりの開催となった。酸度が高い。よくできた泡だけれど、シャンパーニュほどの複雑さはないと思ったら、泡の人気が高いランドロンのアトモスフェール。値段を考えれば健闘。ランドロンのアトモスフェールを楽天で探す>ビオワイン:自然派ヴァン・ムスー アトモスフェール ジョ・ランドロン (ミシェル・トルメー...価格:2,079円(税込、送料別)かなりびっくりしたのがこのワイン。北の産地をほうふつさせるけれど、これといったものが思い浮かばない。時間がたつと、なにやらブルゴーニュチックさも少々。ひょっとしてアリゴテなんて言ったら、正解はアルフォンス・メロのエドモンド。ひえー!ソーヴィニョン・ブランらしさが皆無。シュナンという意見はあったのだが...。白のトップキュヴェのエドモンドが、こんなことになっているとは。近年のビンテージとは全然違う。持参者に聞いてみると、このビンテージは、どのボトルもこんな感じだったとのこと。赤白ともに好きな作り手なのだけれど、このボトルに関しては、好みじゃありませんでした。アルフォンス・メロを楽天で探す>このショップは安い!メロのプレステージ・キュヴェの1つ!!大特価!![2008] サンセール ”エドモンド” (白) / アル...価格:3,885円(税込、送料別)だいぶ記憶が抜け落ちている。どんなワインだったっけ。それにしてもロデ(それもドメーヌ物)の90アリゴテなんて珍しい。続いて、誰もがヨーロッパだと思ったらカリフォルニアのメルヴィルだった。Inoxとあるようにステンレスタンクのみ使用。シャープでキリッとした味わい。スペクテイターで高評価を取っているようだ。≪高得点≫ メルヴィル エステート シャルドネ サンタリタヒルズ クローン76-イノックス ...価格:5,460円(税込、送料別)ピザみたいに見えるけれど、山菜とタケノコのグラタン(?)。タラの芽やタケノコがとてもおいしい。つづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.04.03
コメント(0)
また昔のワイン会ですみません。今年4月のワイン会です。それにしても、恐ろしいくらい覚えてない!変化球が多いワイン会なので、もともと覚えづらいのだけれど、すぐにメモをとっておくべきだと反省。このリアス・バイシャスはおいしかったような...。唯一、よく覚えているのが自分で持って行ったクロ・デ・フェのla petite Siberie。そしてそれがイマイチだってこと。まずいわけじゃないんだけれど2万円もするワインとは思えなかった。将来化ける可能性がないわけじゃないけど、現時点では5、6千円程度の雰囲気。ラ・プティット・シベリー[2001](クロ・デ・フェ)価格:20,790円(税込、送料別)クロ・デ・フェはひととおり飲んでいるつもりだけれど、5千円アンダーのほうが納得出来るものが多いように感じる。パワーはあるけれどシルキー。【全国送料500円】「妖精が舞い降りた畑」という名のワイン。ドメーヌ・デュ・クロ・デ・フェ ...価格:3,350円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.11.01
コメント(0)
最近すっかりブログをサボっている。おかげで友人に会うたびに「最近更新してないんだけど」と言われてしまう。見てくれる人たちのためにも更新しなければと思うのだけれど、そこから抜け出すのはなかなか難しい。毎日更新している人を見習わなくては。で、毎月恒例の銀座ブラインドワイン会。2週間ほど前のため、記憶が乏しくショートコメントで。2004 Lamiable Brut Cuvee Les Meslaines Grand CruTours sur Marne, Champagne, France - 白泡辛口ラミアブルのブラン・ド・ノワール。かすかにロゼカラー。メリハリ豊かでフルーツ感たっぷり。酸が豊かで好みのスタイル。ラミアブルのキュヴェ・メレーヌを探す>NV Deutz Brut Classic Extra AgedChampagne, France - 白泡辛口デゴルジュマンまで、通常より1年長く熟成させたのがExtra Aged。ドライフルーツ、ミネラル。ムースのようななめらかさでアフターはドライ。こちらもおいしいけれど、個人的にはラミアブルかな。ドゥーツのシャンパーニュを探す>no photo2006? Bourgogne Blanc(Henri Boillot)Bourgogne, France - 白辛口強いアルコール、樽。シャプタリザシオン(補糖)しすぎ? ワインの要素がばらばらで不自然な味わいはみんなに酷評。これがアンリ・ボワイヨだとは少々残念。2002 Pouilly-Fuisse "Clos des Petits-Croux"(Guffens-Heynen)Bourgogne, France - 白辛口わたしの持参品。ギュファン・エナンのスペシャル・キュヴェ。ろう封してある。それにしても毎年いろいろなキュヴェを作っていて、ギュファンマニアのわたしでもよくわからない。少々熟成は早めだけれど、ハチミツ、バターなどいかにもシャルドネらしさと、きりっとした酸。柔らかくなった酒質は素直においしい。ギュファン・エナンのプイィ・フュイッセを探す>2006 Estoras Blaufrankisch/Cabernet Sauvignon (Esterhazy)Astria - 白辛口ブラウフレンキッシュとカベルネのブレンド。スパイシーで果実味豊か。時間がたつほどよくなった。いい意味でモダンなスタイル。南仏のワインなのかと思ったら、なんとオーストリア。オーストリアで、ここまでちゃんとした赤が作れるなんて知らなかった。これで3千円前半は優秀。ほかのラインナップも飲んでみたい。エスターハージーのワインを探す>このあたりから。メモにはほとんどコメントなし。1990 Gevrey-Chambertin V.V(Alain Burguet)Bourgogne, France - 赤辛口古い味。2003 Vin de Savoie Mondeuse Prestige(Prieure Saint Christophe)Savoie, France - 赤辛口サボワのトップ生産者。2004 Echezeaux(Mongerd-Mugneret)Bourgogne, France - 赤辛口熟成感、メリハリのある構造。1990 Beaune(Michel Gaunoux)Bourgogne, France - 赤辛口サイン入りボトル。けっこうおいしかったような。。。昔はオールドビンテージが安く買えたんだけどなあ。ミシェル・ゴヌーのワインを探す>1995 Jurancon Vendanges du 2 Novembre(Domaine Cauhape)Sud-Ouest, France - 白甘口ジュランソンではトップクラスの生産者コアペの甘口。干し柿、べっこう飴、アンズ。ソーテルヌほど甘くはない。コアペは中甘口や辛口が好みかな。コアペは安いしおすすめ。コアペのワインを探す>料理は2つほど紹介。馬肉のタルタルと鴨?。気が向いたら投票お願いします→
2009.09.29
コメント(2)
すっかりブログをサボっていました。すみません。バックログがたまりすぎて、どうしたらいいやら。NV Laherte Freres Les Clos Extra-Brutラエルト・フレール レ・クロ エクストラ・ブリュットChampagne, France - 白泡辛口品種構成は、Fromenteau 10%, Arbanne 8%, Chardonnay 18%, Pinot Noir 14%, Pinot Meunier 18%, Pinot Blanc 17%, Petit Meslier 15%という、変わったシャンパーニュ。味わいは、とっても酸っぱくて、酸が前面に出たスタイル。酸っぱいワインは嫌いじゃないので、いちおうストライクゾーンだけれど、最初のインパクトに対して、ボディは頼りなくシンプル。悪くいえばペラペラ。樹齢が10年と若いらしいので、もっとたてば少しはよくなるか。2006 甲州きいろ香(シャトーメルシャン)Japan - 白辛口ライトでさわやか。悪くいえば相当薄い。ブラインドで甲州だと見抜けたけれど、きいろ香だとは思わなかった。07は、もっとボディーがしっかりしてます。2007 Rheingau Riesling Qualitateswein Charta(Robert Weil)ラインガウ・リースリング・カルタヴァイン(ロバート・ヴァイル)Rheingau, German - 白辛口軽い微発泡。キリリとした上質の辛口。モーゼルかと思ったらヴァイルのカルタヴァインでした。これを飲むのは久しぶり。やっぱり夏にはドイツだな。2004 Nuits-St-Georges Les Vallerots(Domaine de la Poulette)ニュイ・サン・ジョルジュ(ドメーヌ・ド・ラ・プーレット)Bourgogne, France - 赤辛口タンニンが残りながらも、ピュアで透明感のある酒質。香りも、とてもいい。だけれど、ボディは弱く、若干シンプル。04だからなのか。200? Pommard Les Rugiens(Jacques Arbon)ポマール レ・リュジアン(ジャック・アルボン)Bourgogne, France - 赤辛口このエチケットと「ジャック・アルボン」という名前を見て違和感を感じる方、さすがです。土地の所有者はジャック・アルボンだけれど、モンティーユが作っているワインです。スタイルは何となく似ていて、こちらのほうがより凝縮している感じ。今回人気があったのは、このポマールとジャック・アルボンのNSG。上のワインのキャップシールにはMontilleの文字no photo2004 Nuits-Saint-Georges "Clos des Argilleres"(Domaine de Chassorney)ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・デ・ザルジリエール(ドメーヌ・ド・シャソルネ)Bourgogne, France - 赤辛口わたしの持参ワイン。うーん、還元。けっこう期待して出したのに、青臭いし、薄いし、かなりイマイチ。04の下のクラスは購入直後に飲んだときが一番おいしかったので、こちらも複数本あるのですぐに飲んでみればよかった。1997 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Charmes(des Chezeaux)シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・シャルム(デ・シェゾー)Bourgogne, France - 赤辛口少し酸化気味で、いわゆるポンソの美しさは感じられない。もう少し早く飲んであげればよかった。1985 Cote-Rotie La Viaillere Cuvee Reserve(Dervieux-Thaize)コート・ロティー ラ・ヴィアイエール(デルヴュー・タイゼ)Cote-du-Rhone, France - 赤辛口メモには「しっかり」との文字だけ。はじめはちゃんとメモを取っていたのに、この頃になるとすっかり飲みモードになっていた。記憶が薄いうえに、日にちもたっているので、まったく覚えていません。ハイ。1990 善光寺(マンズワイン 小諸ワイナリー)Japan - 白甘口こちらは、中甘口くらいのワインだったような...。冬瓜と何かの肉を使った煮込み 味がしみておいしい!ランド産の鳩気が向いたら投票お願いします→
2009.07.23
コメント(0)
この日は定例の銀座ブラインドワイン会。今回の珍品さんはコルトン・シャルルマーニュの赤。コルトンの赤は有名だけれど、コルトン・シャルルマーニュの赤なんて知らなかった。一番気に入ったのはジャイエ・ジルのオート・コートかな。シンプルさは否めないけれど、きれいに熟成して柔らかくなり、そしてほんのり甘みも残る味わいは印象的。2004 Bourgogne Aligote Sous Chatelet(Domaine d'Auvenay)ブルゴーニュ・アリゴテ スー・シャトレ(ドメーヌ・ドーヴネ)Char臭というかゴマ臭。しっかりしたミネラルと、ほどよくグラのあるボディ。硬質で冷たい印象のあるワイン。オープンされてみればなるほどと思うけれど、この前飲んだ98とも違うし、同じ04のドメーヌ・ルロワとも違う。あと数年熟成させてから飲みたい。ドーヴネのアリゴテを探す>1991 Bourgogne Hautes Cotes de Beaune Blanc(Robert Jayer-Gilles)ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ白(ロベール・ジャイエ・ジル)マイ持参品。ほどよい熟成感があり、やわらかい口当たりが印象的。アフターにはいい意味での甘さも残る。複雑さはないけれど、熟成感が感じられるやさしい味わいは、今日の中では人気の高かった1本。ジャイエ・ジルのオート・コート・ド・ボーヌを探す>2007 Sharzhofberger Kabinett(Egon Muller)シャルツホフベルガー・カビネット(エゴン・ミューラー)微発泡があり、さわやかな甘さと、目の詰まった密度感。例年と比べると厳しさは少なく、どちらかといえばラインガウ的ふくよかさ。さすがにおいしい。エゴン・ミューラーのカビネットを探す>1987 Chablis Grand Cru "Les Preuses"(Vincent Dauvissat)シャブリ・グラン・クリュ レ・プリューズ(ヴァンサン・ドーヴィサ)ドーヴィサとしては珍しいオールドビンテージ。91のジャイエ・ジルよりも、さらなる熟成香。相当にドライでタイトな印象。持参者によると、ほかのボトルはもっとおいしかったとのこと。1967 Corton "Le Charlemagne" Rouge(Jean Bridron)コルトン・ル・シャルルマーニュ ルージュ(ジャン・ブリドロン)透明感のあるきれいな色。北を感じるボディ。とはいえジュヴレとしては、スパイシーさがない。オープンされてびっくり。コルシャルの赤だとは。厳しさ・ドライさを感じる赤だけれど、67がこれだけまっとうに飲めれば合格点。1992 Nuites-St-George 1er Cru Rue de Chaux(Henri et Gilles Remoriquet)ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ リュー・ド・ショー(アンリ・エ・ジル・ルモリケ)完全に記憶がない。メモを見ると「酸がしっかりあって、これもドライなスタイル」。2004 Carignano Terre A Mano(Fattoria di Bacchereto)カルミニャーノ テッレ・ア・マーノ(ファットリア・ディ・バッケレート)イタリアらしい香りがあり、しっかりとしたボディと果実の甘み。ほとんどの人がイタリアと当てた。わたしの推測はトスカーナ以北でメルローやカベルネとのブレンド。答えはカルミニャーノでサンジョヴェーゼ75%、カナイオーロ10%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%のブレンド。サンジョベーゼ主体だとは思わなかった。バッケレートのワインを探す>1997 Vin d'Alsace Pinot Gris VT 500ml(Guy Mersiol & Fils)ヴァン・ダルザス ピノ・グリ ヴァンダンジュ・タルティヴ(ギィ・メルシオール)↓のモーゼルと比べるとゆるさを感じてしまう。中くらいの甘口。1999 Graacher Domprobst Riesling Auslese AP.Nr6(375ml)(Willi Schaefer)グラッヒャー・ドムプロブスト リースリング・アウスレーゼ(ヴィリ・シェーファー)ペトロール香たっぷり。アウスレーゼとしては甘さはほどほど。もっと甘いスタイルを期待していたので、その部分は残念だけれど、やっぱりおいしい。ヴィリ・シェーファーのワインを探す>料理は一品だけ紹介。アルザスの名物料理シュークルート(ソーセージや根菜を酢漬けのキャベツと煮込んだもの)。これは変種で魚介類も使っている。シュークルートに魚介? と思ったけれど、意外に抵抗なく食べられる。気が向いたら投票お願いします→
2009.05.28
コメント(4)
この日は年内最後のワイン会。いつもの通りブラインド。2000 Vilmart Ceur de Cuveeヴィルマール クール・ド・キュヴェChampagne, France - 白泡辛口この前飲んだキュヴェ・クレアシオン98の方がよかった。1989 Alain Robert Le Mesnil Reserve Tete de Cuvee Magnumアラン・ロベール リザーヴ・テート・ド・キュヴェChampagne, France - 白泡辛口今までシャンパーニュでは経験したことがないフランスパンの皮をほうふつさせる香ばしさ。2005 Irouleguy Blanc Hegoxuri(Domaine Arretxea)イルレギー・ブラン エゴクス(ドメーヌ・アレチェア)Sud-Ouest, France - 赤辛口55%グロ・マンサン、35%プティ・マンサン、10%プティ・コルブ。超変化球。ロワールのSBにしては甘みがあるなと思ったら南西のイルレギー白。そういえば以前イルレギーを飲んだときソーヴィニョン・ブランに似ているって思ったっけ。ナチュラルでなかなかいいワイン。2002 Meursault Les Chevalieres(Y.Clerget)ムルソー・レ・シュヴァリエール(Y.クレルジェ)Bourogogne, France - 白辛口不思議な味のムルソー。1979 Astre(タケダ・ワイナリー)Japan - 赤辛口レモン汁は言い過ぎだけれど、とても酸っぱいワイン。オープンされてびっくり。タケダワイナリーの79。それもブラッククイーン。飲みごろは超えているけれど、いやな劣化感はなく、30年前のワインとしては立派。ソムリエも、コルクは短いけれどとても質がいいと感心していた。2005 Spatburgunder(Meyer-Nekel)シュペート・ブルグンダー(メイヤー・ネケル)Ahr, German - 赤辛口2001 Cote-Rotie(Rene Rostaing)コート・ロティー(ルネ・ロスタン)Cote-du-Rhone, France - 赤辛口まったくコート・ロティーらしくない。ルネ・ロスタンどうしたのか?1972 Coteaux Champnois Bouzy Rouge(Bernard Tornay)コトー・シャンプノワ ブジー・ルージュ(ベルナール・トルネ)Champagne, France - 赤辛口このあたりになるとだいぶ味わいの記憶が...。飲んだことは完全に覚えているのだけど。NV Maximin Grunhauser Sekt(von Schubert)マキシミン・グリュンホイザー ゼクト(フォン・シューベルト)Mosel-Saar-Ruwer, German - 白泡辛口マキシミン・グリュンホイザーのゼクトがあるとは知らなかった。泡は弱めで、少し甘めで独特の味。2000 Le Capricieux du Domaine Macon Pierreclos(Guffens-Heynen)レ・カプリシュー・デュ・ドメーヌ・マコン・ピエールクロ(ギュファン・エナン)Bourgogne, France - 白甘口持参品2。ギュファン・エナンがリリースした甘口ワイン。デザートワインのつもりで飲んでみると、それほど甘くない。500mlで1万円近い値段は高い。この日のメインはシャラン鴨気が向いたら投票お願いします→
2008.12.29
コメント(5)
前回、今回と昔のワイン会のことを書こうとしたら、味わいをほとんど覚えていないワインが多い。ということで、さくっと書かせていただきます。ほぼ毎月定例のブラインドワイン会。NV Jacques Selosse Brut INITIALジャック・セロス ブリュット・イニシャルChampagne, France - 白辛口先日お店で飲んだときには感動するくらいに素晴らしかったセロスのイニシャル。ところが、これは全然イマイチ。最近飲んだセロスは当たりが多かったのに、ここまで落差があると手を出しづらい。とはいえ、当たったときのセロスはすごいだけに捨てきれないんだけどね。ちなみに前回飲んだセロスのイニシャルは、年間ベストシャンパーニュ候補。セロスのイニシャルを探す>新入荷![N/V] ジャック・セロス ブラン・ド・ブラン イニシャル 750ml[N/V] Jacques Selosse I...安いところだと1万円台前半であります。2007 山梨大学甲州(メルシャン)山梨, 日本 - 白辛口勝沼のメルシャンに見学に行ったときに買ったワイン。きいろ香りにも通じる洗練、ソーヴィニョン・ブランっぽさ。甲州としては少し厚みがあり、ソーヴィニョン・ブランっぽいフルーツを感じる。2千円前後の甲州としては、なかなかの品質。1人だけ飲んだ瞬間「甲州」とずばり当てました。2006 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuites CLOS SAINT-PHILIBERT(Meo-Camuzet)ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ クロ・サン・フィリベール(メオ・カミュゼ)Bourgogne, France - 白辛口90年代後半のクロ・サン・フィリベールは結構タイプだったのだけれど、これはマッチョで樽々。なんだこりゃ。まずいと言うよりは、コテコテの作りにびっくり。近年の作りは、こうなってしまったのか。寝かせてどれだけ変わるかだけれど、何とも言い難い。2003 Sammarco(Castello dei Rampolla)サンマルコ(カステロ・デイ・ランポーラ)Toscana, Italia - 赤辛口ランポーラのボルドーブレンド。ブラインドで飲むと、イタリアっぽさ十分。てっきりサンジョベーゼ主体のスーパータスカンだと思ってしまった。実際の品種構成はCS90%, SB5%, M5%。まだ力強い。ランポーラのサンマルコを楽天で探す>2004 Cuvee Mythique Limited Releaseキュヴェ・ミティーク リミテッド・リリースCorbieres, Languedoc, France - 赤辛口ミティークの特別ワイン。どんな味だったか...。ディテールは失念。ミティークが千円台半ばで、こちらは4千円弱。しっかりしたストラクチャがあり、ノーマルの2倍以上の値段は納得できる品質だったと思う。2001 Pernand-Vergeless 1er Cru Ile des Vergelesses(Chandon de Briailles)ペルナン・ヴェルジュレス プルミエ・クリュ イル・ド・ヴェルジュレス(シャンドン・ド・ブリアイユ)Bourgogne, France - 赤辛口これまでイマイチ不調のワインが多かったなか、ブルゴーニュらしさを感じるいいワイン。繊細でほどよい熟成が入って「ほっ」とする。シャンドンはいいワインを作っているのに、アペラシオンのマイナーさもあって、リーズナブルに買えるワインが多い。少し贅沢な家飲みやビストロにはとてもいいワインだと思う。シャンドンのペルナンを探す>気が向いたら投票お願いします→
2008.12.24
コメント(4)
これまたずいぶん前にやった銀座ワイン会。メモをとっていなかったこともあり、かなり記憶が薄い。NV Ulisse Colllin Blanc de Blancs Extra Brutユリス・コラン ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット普通というか、みんな落胆していたような...。以前飲んだことがある人に聞くと、もっといいボトルもあるようだ。2002 Vin d'Alsace Edel de Noel(Gerard Schueller)エデル・ド・ノエル(ジェラール・シュレール)たしかシャン・デ・ゾワゾーのブドウを使ったシュレールの限定キュヴェ(白?ロゼ?)。リリース直後くらいに飲んだときは、変わった味わいだと思ったような気がする。数年たっていることと、黒ブドウを使っていることもあり、やばいくらいに濃いイエロー。香りもちょっと怪しかったので、だめになっているのかと思ったら、味わいは健全。というか、落ち着きと奥行きが出て、かなりおいしくなっている。このようなレアアイテムを持ってきていただいた方に感謝。2006 Puligny-Montrachet(Bouchard Pere & Fils)ピュリニー・モンラッシェ(ブシャール・ペール・エ・フィス)ふつーかな。2001 Oltrepo Pavese Rosso Vigne della Casona(Albani Viticoltori Casteggio)Lombardia, Italia - 赤辛口覚えてません。NV(1999) Marcel Lapierre Cuvee Specialマルセル・ラピエール キュヴェ・スペシャルマイ持参品。リリース時に購入してずっと熟成していたので期待していたのだけれど、全然イマイチ。味わいのディテールは覚えていないけれど、ペラペラでぎこちないし深みもない。自宅に来てからのコンディションは完ぺきなので、それ以前のコンディションの問題なのか、ロットの問題なのか。ラピエールのトップキュヴェの貫録無し。残念。2001 Morey Saint-Denis Blanc(Dujac)モレ・サン・ドニ・ブラン(デュジャック)ブだったような。1996 Macon-Pierreclos "Le Chavigne"(Guffen-Heynen)マコン・ピエールクロ レ・シャヴィーニュ(ギュファン・エナン)これは素晴らしい。ギュファンは熟成が早いものが多く、古いもので感動することは少ないのだけれど、これは例外的。2001 Chianti Classico Riserva(Felsina)キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ(フェルシナ)まだしっかりとした濃度。力強さ。さすがフェルシナ。個人的には、あと少し寝かせた方が好み。料理はメインだけを紹介。ジビエ(キジ?)を部位を変えて2種類の料理で気が向いたら投票お願いします→
2008.12.23
コメント(4)
恒例のブラインドワイン会。ショートコメントで紹介。これだけを飲んだときにはおいしいと思ったけれど、次のル・ブリュン・セルヴネイを飲むと甘ったるく感じてしまう。ドライで強烈な酸。酸っぱい物好きにはストライクど真ん中。05はVdTに格下げになってしまったカーヴ・オージュ(DRC)のオート・コート。例年のものは、値段の高さは別として、アペラシオンらしい味わいなのだけれど、これは異質。アルコールが高めに感じられ、一瞬シャルドネかどうかさえ迷ってしまう。エチケットがぬれて真っ黒になってしまったので実物はこちら↓。なめらかでスパイシー。ツルンとしたミドルボディのスタイルは好印象。中級のグレードながらもクオリティの高いボルドーかと思ってしまった。次も同じプロヴァンスなので似ているけれど、こちらのほうが少し好み。どちらも品質は高い。マイ持参品。やってしまいました。恐るべき03のパカレ。自分で購入したパカレで外れたことは少ないのに、これは大ハズレ(涙)。少し濁ったような黒っぽい色調で、とても薬品くさい。SO2ではなく、一般的な薬くささ。これは美しい仕上がり。ドルーアンのシャンボールはいいですね。覚えてない(汗)。気が向いたら投票お願いします→
2008.08.25
コメント(4)
最近は何かと忙しい。おかげでブログを書く時間は減っていくのに、書くべきネタは増えていくという、悩ましい状況に陥っている。ということで手抜きコメントになってしまい、ご容赦を。定例の銀座ワイン会。今回は夏らしく泡が大半で、ほとんど白だった。6人で11本。飲み残したボトルもあるとはいえ、久しぶりに飲んでいる最中から頭痛がして途中退散したのだった。NV August der Starke Trocken(Schloss Wackerbarth)Sachsen, German - 白泡友人のハンドキャリー品。ピュアでフルーティ。よい意味で透明感のあるスタイルが印象的。なかなかいい泡だと思って現地価格を聞いてみると大手メゾンのNVシャンパーニュと変わらないけっこうなお値段。1987 Mosel Riesling Sekt Trocken SMW Reserve(Saar-Mosel-Winzersekt GmbH)German - 白泡去年も飲んだけれど印象が違う。熟成感があるボトル。NV Pierre Gerbais L'Originale BrutChampagne, France - 白泡2006 FX Unendlich Riesling Smaragd(FX Pichler)Austria - 白辛口ピヒラーのトップキュヴェ。2004 Coteaux Champenois Riceys Blanc "En Valingrain"(Olivier Horiot)Champagne, France - 白泡辛口NV Roses de Jeanne "Rose de Saignee"Champagne, France - ロゼ泡辛口1989 Vin Mousseux(Guffens-Heynen)Bourgogne, France - ロゼ泡辛口マイ持参品。ギュファン・エナンの珍しい泡。完全にバッドコンディション。前回飲んだときにはほんのり柔らかく、おいしいヴァンムスーだと思ったのに。2001 Cote de Beaune Les Monsnieres(Philippe Pacalet)Bourgogne, France - 白辛口2006 Vin de Pays des Bouches du Rhone Blan(Domaine de Trevallon)France - 白辛口これはおいしいし、南仏だとはわからない。トレヴァロンの白を飲むのは初めてだけれど、ここまでいいとは思わなかった。[2000] ヴァン・ド・ペイ ブーシェ・ド・ローヌ ブラントレヴァロンV.d.p des Bouches du Rho...2005 Chardonnay Napa Valley(Heitz)California, USA - 白辛口1997 Chateauneuf-du-Papu Pignan(Rayas)Cotes-du-Rhone, France - 赤辛口今日イチ。ものすごくなめらかでピノ化している。ラヤスはそれほど飲んでいるわけじゃないけれど、今飲んだ点でいえば今まで飲んだラヤスのなかでNo1。ボノーのマリーブーリエ97も素晴らしかったけれど、97は今が飲み頃か。【今月のお買い得!】[2000] シャトー・レイヤス シャトー・ヌフ・デュ・パプ ピニャン 750ML気が向いたら投票お願いします→
2008.07.29
コメント(2)
恒例の銀座ブラインドワイン会。今回も珍品さんが続出しました。後半は記憶も乏しく、ブログを書く余力も無いので、シンプルコメントで。NV Christian Bourmault Cuvee Hermance Brutクリスチャン・ブルモー キュヴェ・エルマンス ブリュットAvize, Champagne, France - 白泡辛口泡は細かく、少しとろみがある。またアフターはけっこう甘い。うーん、アヴィーズらしくない。1998 Escherndorfer Lump Riesling Spatlese(Horst Sauer)Franken, German - 白やや甘口フランケンのKab, SPAには珍しい非トロッケン。98にしては熟成感がある。フランケンは辛口のほうが好み。2006 Mercurey 1er Cru "Les Champs Martins"(Michel Juillot)メルキュレ プルミエ・クリュ レ・シャッンプ・マルティン(ミシェル・ジュイヨ)Bourugogne, France - 白辛口石灰、リンゴ。一部の人には違うんじゃないと言われたけれど、シャソルネの上のグレードに似ている。1971 Forster Kirchenstuck Riesling Auslese(Bassermann-Jordan)フォルスター・キルヘンシュトゥック・リースリング・アウスレーゼ(バッサーマン・ヨルダン)Pfalz, German - 白やや甘口完壁なコンディション。71とは思えない若さ。それに熟成のためなのか、あまり甘く感じない。1995 Duca Enrico(Duca di Salaparuta)ドゥカ・エンリコ(ドゥカ・ディ・サラパルータ)Sicilia, Italia - 赤辛口てっきりピノだと思ってしまった。ネロ・ダヴォラ。ほどよい熟成もあっておいしい。2003 Felton Road Pinot Noir Block 5フェルトン・ロード・ピノ・ノワール ブロック5Newzealand - 赤辛口わたしの持参品。ノーマルキュヴェは見かけても、ブロック名付きは超レア・アイテム。香水のような芳香。ジュヴレよりはヴォーヌ・ロマネぽい。黒っぽい雰囲気。ノーマル・キュヴェはもっと透明感があるとの指摘も。楽天で調べたら同じブロック5の03は17,325円で売り切れ。もっと熟成させればよかった。それかヤフオク行きにした方が良かったかも。フェルトン・ロードのピノ・ノワールを探す>1988 Mercurey V.V(Michel Juillot)メルキュレ・ヴィエユ・ヴィーニュ(ミシェル・ジュイヨ)Bourugogne, France - 赤辛口ピークアウトなのか、コンディションが微妙なのか、わたしには苦手でした。1999 MarojalliaマロジャリアMargaux, Bordeaux, France - 赤辛口左岸には珍しいガレージワイン。テュヌヴァンが関わっているだけに、左岸というよりも右岸ぽい雰囲気。軽い樽香に柔らかいタンニン。適度に凝縮感の品のあるボディ。とても整ったスタイルに、もっと個性を!と思わないわけじゃないけれど、品位は高い。でも、心揺さぶられるようなものは感じない。価格はショップやビンテージによって差があって、下は一万円前半から上は二万円後半。一万円中盤くらいまでならありかな。マロジャリアを探す>2000 Alsace Rotenberg Wintzenheim Pinot Gris SGN(Zind Humbrecht)アルザス・ローテンベルク・ヴァンツェンハイム・ピノ・グリ SGN(ツィント・ウンブレヒト)Alsace, France - 白極甘口アイスワインではないかと思わせるほど鮮烈な酸としっかりとした甘み。いやーうまいです。今回もっとも印象に残ったワイン。[2000] ピノ・グリ ローテンベルグセレクション・ド・グラン・ノーブル ツィント・フンブレヒトけっして安くはないけれど、その価値はあります。1977 Vintage Tawny(The Massandra Collection)ヴィンテージ・タウニー(ザ・マサンドラ・コレクション)Ukraine - 赤甘口オークションなどではすごい値段がついているマサンドラ・コレクション。熟成したポート。すごくはないけれど普通においしい。以前モスクワに行ったとき、さんざん悩んだ末、買ってこなかった。今の値段を知っていれば悔やまれる。気が向いたら投票お願いします→
2008.02.25
コメント(0)
年内最後のワイン会は、定例のブランド銀座ワイン会。1997 Comtesse Marie de France(Paul Bara)コンテス・マリー・ド・フランス(ポール・バラ)Bouzy, Champagne, France - 白泡辛口ポール・バラの日本未輸入のプレステージ。シャンパーニュとしては、ふくよかで豊満なスタイル。泡は細かくクリーミー。果実味豊かで余韻までしっかり甘みが残る。そして苦みや青っぽさ。わたしはどちらかというと好きな方だったけれど、シャンパーニュとしては豊満なスタイルのためか苦手な人もいた。no photo1986 Le Mesnil Reserve Blanc de Blancs(Alain Robert)ル・メニル・リゼルヴ ブラン・ド・ブラン(アラン・ロベール)Champagne, France - 白泡辛口あまりよくない意味でのココア、モカ。少しひねている。2002 Buzet(Domaine du Pech)ビュゼ(ドメーヌ・デュ・ペック)Buzet, Sud-Ouest, France - 赤辛口友人がビゾーにブラインドワイン会のことを伝えたところ、本人から「これ飲んでみろ」と直接もらったもの。南西のBuzetという超マイナーアペラシオンのボルドーブレンド。おそらくこれも自然派。しっかりしたロワールのカベルネ・フラン、もしくはフラン主体のサンテミリオンのような味わい。フラン好きのわたしにとっては、そこそこよかった。メモをとっていたのだけれど、このあたりからメモの内容が貧弱になったためテイスティングコメントはシンプルに(笑)。2001 Clos-Vougeot V.V(Chateau de La Tour)クロ・ヴージョ(シャトー・ド・ラ・トゥール)Bourogne, France - 赤辛口少し甘い香り、タニック。結果としてはクロ・ヴージョらしい味わい。とはいえ、別に普通というか、値段を考えると冴えない。以前ショップに勧められて飲んだことがあるけれど、ビンテージは違うけれど同じような印象。V.Vなので、期待したのだけどな。シャトー・ド・ラ・トゥールのクロ・ヴージョを探す>2004 Ch.Troplong Mondotシャトー・トロロン・モンドSaint-Emilion Grand Cru, Bordeaux, France - 赤辛口ニューウェーヴのサンテミリオンらしい豊かな味わい。いまもそこそこ飲めるけれど、5年は寝かせたい。1981 Clos de la Roche(Louis Remy)クロ・ド・ラ・ロッシュ(ルイ・レミー)Bourogne, France - 赤辛口一時期安い古酒が出回ったルイ・レミー。劣化はしていないけれど、だいぶ前にピークアウト。アフターは短く、もはや水に近い。正直なところルイ・レミーの古酒は難しい。とくに80年代のものはハズレが多い。でも以前飲んだ1962 Morey-Saint-Denis Chezeauxは、かなりおいしかった。ルイ・レミーのワインを探す>1990 Desiderio Merlot(Avignonesi)デジデリオ・メルロー(アヴィニョネージ)Toscana, Italia - 赤辛口90年というほどの古さは感じずナチュラル。みんなの評判が高かったワイン。値段を調べてビックリ。新しいビンテージでも1万円近い。これだけ高ければ、そりゃおいしいよね。アヴィニョネージのデジデリオを探す>1998 Chateauneuf-du-Pape Les Cailloux Cuvee Centenaire(Lucien & Andre Brunel)シャトーヌフ・デュ・パプ レ・カイユ キュヴェ・サントネール(ルシアン・エ・アンドレ・ブリュネル)Cotes-du-Rhone, France - 赤辛口わたしの持参ワイン。確認するとパーカー100点。リリース当時、お勧めといわれて購入したもの(\12,000)。100年以上のグルナッシュの古木を主体に(80-85%)、シラーとムールヴェドルのブレンド。年産6千本のスペシャル・キュヴェ。すさまじくエレガント。そしてスパイシー。当初多くの人がブルゴーニュ(ジュヴレ)と間違えた。南というよりは北ローヌの雰囲気。今まで、これほどまでにエレガントなパプを飲んだことはない。ボノーもエレガントだけれど、それを上回る。一般的に「パーカー100点=濃いワイン」と思いがちだけれど、これは全然違う。不毛なのでパーカー論争はしないけれど、彼が高得点をつけるローヌにはエレガントで洗練されたものが多い。ギガル3兄弟、ボノーのセレスタン、etc。あと1本あるので、少なくとも10年、できれば20年寝かせておきたい。キュヴェ・サントネールを探す>2003年が\16,800ならば安いのでは?Les Cailloux(Andre' Brunel)レ・カイユー(アンドレ・ブルネル)シャトーヌフ・デュ・パプ・キ...1990 Vosne-Romanee(Jean Gros)ヴォーヌ・ロマネ(ジャン・グロ)Bourogne, France - 赤辛口こんなのを持っている人がいるとは。これも意外に若く果実味豊か。少しゆるめ。期待さえしなければ、普通においしいワインです。ハードリカーも飲んじゃいました。自画自賛になってしまうけれど、今日のアンドレ・ブリュネルはよかった。気が向いたら投票お願いします→
2007.12.29
コメント(16)
9月までは毎日のように更新していたブログも、間隔が空きがちの今日このごろ。旅行では1500枚くらい写真を撮ってしまったため、その整理の大変さに音を上げています。とりあえず定例の銀座ワイン会。細かく書く力もなく軽やかに紹介。1996 Nyetimber Classic Cuvee Brutナイティンバー クラシック・キュヴェ・ブリュットEngland - 白泡辛口最近話題のイギリスの泡。シャンパーニュと同じ土壌を持ち、また地球温暖化もあって、ずいぶんハイクオリティーの泡をリリースしているとうわさです。少し熟成感があり、泡は細かく力強い。大手メゾンのシャンパーニュとは違う味わいだけれど、どこかのRMが造ったのかなと思わせるボディと存在感。ナイティンバーを探す>1996 Gosset-Brabant Cuvee Gabriel Grand Cru Brutゴセ・ブラバン キュヴェ・ガブリエル グラン・クリュ ブリュットChampagne, France - 白泡辛口ゴセ・ブラバンのトップキュヴェ。さすがの存在感。きめの細かさ、品位の高さ、あきらかにナインティンバーよりも上です。ゴセ・ブラバンのシャンパーニュを探す>1996 Chablis Crand Cru Les Cros Clos des Hospices Dans Les Clos(Christian Moreau)シャブリ・グラン・クリュ レ・クロ クロ・デ・ゾスピス ダン・レ・クロ(クリスチャン・モロー)Bourgogne, France - 白辛口石灰分を感じタイトでミネラリー。シャブリの96年としては、少し熟成が進んでいる感じ。1986 Chateauneuf-du-Pape PIGNAN Blanc(Chateau Rayas)シャトーヌフ・デュ・パプ ピニャン ブラン(シャトー・ラヤス)Cotes-du-Rhone, France - 白辛口レアアイテム。現在は造られていないピニャンの白。ゴムやべっこう飴。独特の香り。個人的にパプの白が得意でないこともあるけれど、こんなものがあったんだという印象。194? Bourgogne Aligote(Poulet Pere et Fils)ブルゴーニュ・アリゴテ(プーレ・ペール・エ・フィス)Bourgogne, France - 白辛口友人のハンドキャリー品。ビンテージは40年代というだけで、ラベル汚れのため不明。日本に持ってきたときは液面は高かったらしいのだけれど、セラーに保存中に、コルクが落ち込んでしまい液漏れ発生。相当液面が低い状態で登場。やはりというべきか終わっています。コルクが縮小していることを考慮しても異常に短いコルク。500円のワインより短い。まあ今から60年前に、アリゴテをこれだけ保存するなんて考えていないだろうしね。2002 Saumur Blanc(Chateau Yvonne)ソミュール・ブラン(シャトー・イヴォンヌ)Loire, France - 白辛口ソムリエお勧めのソミュール。クロ・ルジャールのブレゼより好みだといっておりました。ブレゼは新樽を効かせているのに対し、こちらは新樽の存在を感じない。ただし現時点ではポテンシャル故の固さもあって、低価格帯のシュナンのように、素直おいしいとは言いづらい。あと2,3年熟成させたのを飲んでみたい。シャトー・イヴォンヌを探す>NV Coteaux Champnois Bouzy Rouge(Alfred Tritant)コトー・シャンプノワ ブジー・ルージュ(アルフレッド・トリタン)Champagne, France - 赤辛口ふわっとした赤い果実。軽やかで素直においしい。今日の赤のなかでは一番好みかも。2005 Gevrey-Chambertin V.V(Domaine Roy Marc)ジュヴレ・シャンベルタン(ロワ・マルク)Bourogne, France - 赤辛口失念。普通だったような...。1999 シャトー・メルシャン長野メルロー Franch-oak MaturedJapan - 赤辛口99年は実験的にいくつかの樽を変えてリリース。これはフレンチオークバージョン。なのだけれど、なぜかアメリカンオーク的な甘さが漂う。味自体も、もう一歩。1990 La Cote aux Enfants Rouge Coteaux Champenois(Bollinger)ラ・コート・オー・アンファン ルージュ コトー・シャンプノワ(ボランジェ)Champagne, France - 赤辛口わたしの持参品。コトー・シャンプノワとしてはしっかりとした色調。もっと熟成していることを期待したのだけれど、若々しいとはいわないものの固い。ひたすら固い。SO2的な固さもある。どうも90年のピノ・ノワールとは相性が良くない。気が向いたら投票お願いします→
2007.10.30
コメント(4)
不定期にブラインドでやっているワイン会。相変わらず珍品さんばかりです。NV Patrice Marc Perla Nera Grand Cruパトリス・マルク ペルラ・ネラ グラン・クリュChampagne, France - 白辛口ボディはあるけれど泡は弱めでちょい平凡。2006 Georges Vesselle Vins Clairsジョルジュ・ヴェッセル ヴァン・クレールBouzy, Champagne, France - 白辛口持参者によると「ヴァン・クレール」とは出来たての原酒(リザーヴ・ワイン)のことらしい。で、これはピノ・ノワール100%の白。ロワール自然派の白を思わせるような酵母臭やナチュラル感。アフターはややシンプルだけれど、完全にロワールだと思ってしまった。今までRMのリザーヴ・ワインをけっこう飲んでいるけれど、スティルワインとしてまっとうなものが多い。Georges Vesselleの裏ラベルno photo2000 Meursault 1er Cru Les Perrieres(Vincent Dancer)ムルソー・ペリエール(ヴァンサン・ダンセール)Bourgogne, France - 白辛口熟成感があるけれどシンプル。厚みもそれほどでは無い。第一印象は古い雰囲気なのだけれど、アフターには新しさも感じる。オープンされてビックリ。わたしの持参品でした。これは熱でやられてます。とはいえ、熱の影響があるとしても相当残念な仕上がり。今までダンセールを何回か飲んでいるけれどすべてハズレ。並じゃなくてハズレなのです。ここまで相性が悪いと、もう買う機会はないかも。ヴァンサン・ダンセールのワインを探す>1988 Ladoix(Maurice Maratray)ラドワ(モーリス・マラトレ)Bourogne, France - 白辛口抜栓直後は、ゴマの香りと生臭い香り。これは好みじゃないと思ったけれど、時間がたつと生臭い香りは飛んで、ソリッドで美しい古酒へと変貌。なかなかおいしいです。モーリス・マラトレを探す>NV Rene Geoffroy Coteaux Champenois Cumieres Rougeルネ・ジョフロア コトー・シャンプノワ キュミエール・ルージュChampagne, France - 赤辛口少し酸は弱いけれど、きれいでスパイシーなスタイルはジュヴレをほうふつさせる。完全にブルゴーニュと勘違い。コトー・シャンプノワとしてはかなりの力作。NV V.d.T Griotte di Sole(Antoine Arena)グリオット・ディ・ソール(アントワーヌ・アレナ)Corse, France - 赤辛口コルスでは孤高の存在のアントワーヌ・アレナ。少し微発泡でピュア。少しブドウジュース系の要素もある。南仏の自然派かなと思ってしまった。1992? Chateauneuf-du-Pape Cuvee des Felibres(Chateau Mont-Redon)シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・デ・フェリブレ(シャトー・モン・ルドン)Cotes-du-Rhone, France - 赤辛口今回は遅刻したせいで速攻飲みの影響が徐々に露見。このあたりから記憶が怪しい。柔らかい古酒。CNDPとしてはエレガンス系のスタイルで、透明感もあり凝縮度もほどほど。1990 Macon-Pierreclos "En Chavigne" Rouge(Guffens-Heynen)マコン・ピエールクロ "エン・シャヴィーニュ"(ギュファン・エナン)Bourgogne, France - 赤辛口持参品2。その昔ギュファンが造っていた赤。マコンだからガメイ。7,8年前に飲んだときには平凡な古酒と思ったのだけれど、久しぶりに飲んでみると、なぜかこちらのほうがはるかにおいしい。ボトル差? 完全にピノ化しています。モレと間違える人が数名。これをマコンだと当てるのは無理。思ったよりおいしくて良かった。これといってすごいのはなかったのだけれど、印象に残ったのはジョルジュ・ヴェッセルのヴァン・クレール、モーリス・マラトレのラドワ、ルネ・ジョフロアのコトー・シャンプノワ、ギュファンのマコン赤。気が向いたら投票お願いします→
2007.09.27
コメント(8)
昨日からの続き。1993 Kistler Chardonnay Kistler Vineyardsキスラー・シャルドネ キスラー・ヴィンヤーズ$105, K&L(カリフォルニア), 1999年11月購入CA, USA - 白辛口今回のカリフォルニア93年コンビは、わたしのハンドキャリー品。軽く樽がかかって、全体的にこぢんまりとした印象。キスラーではトップクラスの畑だけに期待したけれど、期待の大きさと比べると今一歩というか、今二歩。そこそこおいしくはあるのだけれどね。93年というイマイチのビンテージの影響もあるのかもしれない。ただ、誰もカリフォルニアだとは見抜けませんでした。キスラー・ヴィンヤードは3万円前後。安めのモンラッシェ並だね。キスラーシャルドネ キスラー・ヴィンヤード[1998](no photo)1990 Chambolle-Musigny 1er Cru(Joseph Drouhin)シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ(ジョセフ・ドルーアン)Bourgogne, France - 赤辛口ちょっとコンディション不良。酸はゆるめで本来の姿ではない。ものとしては素晴らしいだけに、みんな残念がっていた。今回は不運だったけれど、ドルーアンのシャンボールはお勧め。ドルーアンのシャンボール・ミュジニーを探す>シャンボール・ミュジニー 1er レ・ザムルーズ【ジョセフ・ドルーアン】[2004] 750ml1993 Williams Selyem Pinot Noir Russian River Valley Olivet Lane Vineyardウィリアム・セリエム ピノ・ノワール ラシアン・リヴァー・ヴァレー オリヴェット・レーン・ヴィンヤードCA, USA - 赤辛口$99.99, Beltramo's(カリフォルニア), 2000年6月購入わたしの持参品2。アメリカではおもにメーリングリストで販売されているウィリアム・セリエム。入手困難で評価も高い。石灰、タニック。ひょっとしてと期待したけれどイマイチさえない。悪くはないけれど、もしかしてという期待にかなうものではなかった。う∼ん。カリピノ、まただくさん持っているんだよな。早く飲まなくては。2000 Alsace Grand Cru Sonnenglanz Pinot Gris V.T(Bott-Geyl)アルザス・グラン・クリュ ゾンネングランツ ピノ・グリ ヴァンダンジュ・タルティブ(ボット・ゲイル)Alsace, France - 白甘口みんなの共通の知り合いが、ここで修行していたということで登場。持参者によると、当人からお勧めを聞き出して買ったもの。美しい甘さ。おいしい! ブドウ品種は正直わかりませんでした。ピノ・グリ ヴァンダンジュ・タルティヴ ゾンネングランツ 特級畑[2000]ドメーヌ・ボット・...気が向いたら投票お願いします→
2007.08.31
コメント(4)
定例の銀座ブラインドワイン会。今日もいろいろなものが集まりました。NV M.Maillart Premier Cru BrutM.マイヤール プルミエ・クリュ ブリュット2000 M.Maillart Premier Cru Brut Blanc de BlancsM.マイヤール プルミエ・クリュ ブリュット ブラン・ド・ブランともに酸がおとなしめで、よく言うと柔らかい、悪く言うと締まりに欠ける。ブラン・ド・ブランのほうが酸はしっかりしているけれど、シャンパーニュとしては比較的シンプル。酸っぱいもの好きとしては、何か物足りない。NV(2004) V.d.T SuaVignon(Domaine des Maisons Brulees)スアヴィニョン(ドメーヌ・デ・メゾン・ブリュレ)Loire, France - 白辛口ミッシェル・オジェとフィリップ・パカレのプロジェクト。うーん、イケませんなお味。リリース直後がどんな味だったか知らないけれど、少なくとも健全なワインではありません。SO2を添加しない自然派の末路。多少痛んでいるワインも飲んでしまうわたしでも、これはgive up。ほかのボトルを試したい気もするけれど、怖くて手が出ません。 スアヴィニヨン [2004] メゾン・ブリュレ 2,394 円1978 Bourgogne Aligote(Cave des Vignerons de Buxy)Bourgogne, France - 白辛口友人のハンドキャリー品。線は細いものの生きている。透明感のあるゴールドで、ヨードやゴムなどの独特の香り。比較的すらっとしたスタイルなので、熟成したシャブリだと思ったら、アリゴテでした。いちおうCave des Vignerons de Buxyは、シャブリジェンヌ傘下なので、当たらずとも遠くない。こんなに古いアリゴテを飲んだのは初めて。2002 Bourgogne Aligote Sous Chatelet(Domaine d'Auvenay)ブルゴーニュ・アリゴテ スー・シャトレ(ドメーヌ・ドーヴネ)ほどよく樽が効いていて、カリンやゴマ、オートミール。びしっとした酸があり、透明感のある美しさ。香りも味も安心するおいしさ。ドーヴネのアリゴテは何回か飲んでいるけれど、これが一番おいしい。ほとんど売っていないけれど見つけたらお勧め。ドーヴネのアリゴテを探す>1999 Alsace Gewurztraminer Clos Windsbuhl(Zind Humbrecht)アルザス・ゲヴュルツトラミネール クロ・ウィンズブール(ツィント・ウンブレヒト)Alsace, France - 白中辛口いかにもゲヴュルツらしいトロピカルで極彩色の甘い香り。味わいのほうも、少し甘口で、透明感のある味わい。これもおいしい。最近、堀賢一さんが、甘口のアルザスはそのことをちゃんとラベルに書いて欲しいと、どこかのコラムに書いていたような気がするけれど、その通り。実はずいぶん前に飲んだ97年のクロ・ウィンズブールは、かなりドライなスタイルだった。甘い香りだっただけに、そのギャップに驚いたことを覚えている。ツィント・フンブレヒトゲヴュルツトラミネールクロ・ヴィンスヴュール[2004]Part2へ続く。気が向いたら投票お願いします→
2007.08.30
コメント(8)
Part3まで引っぱったワイン会も最終回。1977 Nuits-Saint-Georges 1er Cru(Arthur Barolet et Fils)ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ(アーサー・バロレ・エ・フィス)Bourgogne, France - 赤辛口わたしの持参品。ドクター・バロレ・コレクションの系譜をひくアーサー・バロレ。以前78のジュヴレを飲んだときも良かった。梅! きれいに熟成し、まだまだおいしく飲める。弱いビンテージなので、わずかにぎこちなさがあり、また良いビンテージのようなふくよかさや妖艶さは持ち合わせていないけれど、十分おいしい。77は、ヴォギュエのミュジニーも飲んだけれど、こちらのほうが好印象。今日のなかでは一番良かったかな。さすがに古いアーサー・バロレはほとんど売ってないようだ。新しいのならあるけど。アーサー・バロレのワインを探す>相変わらず料理は絶好調。ラタトゥイユも絶品。どうやっても、ここまでのものが作れない。レシピが知りたい。黒鯛のカルパッチョ。トロトロでうまー。内臓?仔牛のロースト。しっとりとしていて適度な噛みごたえ。付け合わせのホワイトアスパラもうまし。かなり飲んでいたにもかかわらず二次会へ。Antonyが日本酒を飲んでみたいということで八海山(?)の吟醸を飲む。わたしもそっちのほうにつきあって日本酒派。たまの日本酒はうまいですな。ワインのほうは、飲みごろだったラネッサンの97年を。ちょっとしか飲んでいないけれど、飲みごろだったような気がする。1997 Ch.Lanessanシャトー・ラネッサンHaut-Medoc, Bordeaux, France - 赤辛口飲みまくった一日だった。一番好きだったのはアーサー・バロレ、次にダグノー、ディエボロ・ヴァロワあたりか。気が向いたら投票お願いします→
2007.03.29
コメント(2)
前回に引き続きPart2。1996 Auxey-Duresses Les Clous(Domaine d'Auvenay)オークセ=デュレス レ・クルー(ドメーヌ・ドーヴネ)Bourgogne, France - 白辛口ドーヴネのリーズナブルライン。1万円以下で買えたころ何回か飲んだことがある。トマトのコンソメ。どこかおかしい...などと思っていると、熱劣化だとちょんけちょんに言われてしまった。一万円以上するだけに、自分だったらショックだな。ドーヴネのオークセ・デュレスを探す>《アウトレット》オークセイ・デュレス レ・クルー ブラン[2000] ドメーヌ・ドーヴネ \13,4402004 Solen(Domaine les Aurelles)ソレン(ドメーヌ・レ・ゾーレル)Coteaux du Languedoc, Languedoc, France - 赤辛口ゾーレルは、ラトゥールやオーブリオンで経験を積んだ醸造家が立ち上げたドメーヌ。透明感のある美しい色合いで果実味豊か。グルナッシュっぽい片鱗があるので、CNDPかもと思ったけれど、ラングドックでした。グルナッシュとしてはチャーミングでピュアな作り。なかなか良いかな。2002 Cote-Rotie Coteaux de Tupin(Domaine Jean-Michel Stephan)コート=ロティ コトー・ド・テュパン(ジャン=ミッシェル・ステファン)Cote-du-Rhone, France - 赤辛口ジャン=ミッシェル・ステファンは、コート・ロティを本拠地とする自然派。このCoteaux de Tupinは、マセラシオン・カルボニックで、SO2無添加。ユーカリ、シダー、木の樹液。木っぽさが全体を支配する。ものすごーく変な味。醸造上の欠陥でもあるのかなと思ったけど、そうではないらしい。ワインの許容度は、そうとう広いと思っていたけれど、これはダメ。give up。ロティなので高いのは仕方ないとしても、毎年この仕上がりだったら厳しい。コート・ロティ[2002]コトー・ド・テューパン \8,3792004 Ch.Bouscauシャトー・ブスコーPessac-Leognan, Graves, Bordeaux, France - 赤辛口Antonyの持参ワイン。日本で買ったとのこと。なんじゃそりゃ。でもわざわざ選んだのだから意味あるんだろうなと思いつつ飲んでみる。スパイシーで、いかにもカベルネらしいワイン。4千円アンダーなので、選択肢としてありかな。ブスコーを探す>つづく。次回が最終回。気が向いたら投票お願いします→
2007.03.28
コメント(6)
定例の銀座ワイン会。今回はボルドーのネゴシアン”Verey Latour”のAntony Lafarge氏を特別ゲストに迎えて開催。いつも通りオールブラインド。NV Diebolot-Vallois Divale Brut Traditionディエボロ=ヴァロワ ディヴァル ブリュット・トラディションCramant, Champagne, France - 泡白シャルドネの銘譲地クラマンを本拠地とするディエボロ=ヴァロワ。これはCH,PN,PMを1/3ずつ使用した日本限定キュヴェ。リンゴ! ミネラル豊かでクリスプ。骨太でしっかりとした構造。石灰、バター。残糖感はあまりなく硬派なスタイル。クリスタルでは? というコメントも出たけれど、たしかに少し酸化したニュアンスと骨太感は、クリスタルに共通性も感じる。なかなか好みのシャンパーニュ。ディエボロ=ヴァロワのワインを探す>楽天に、このキュヴェはないけれどNVは\4,000くらいから。ディエボル・ヴァロワ トラディション ブリュ1999 Cattier Brut Millesime Premier Cruキャティア ブリュット ミレジメ プルミエ・クリュChigny-les-Roses, Champagne, France - 泡白名前は知っていたけれど、飲んだことのなかったキャティア。Chigny-les-Rosesというマイナーな地域。Ch1/3, Pinot系2/3のブレンド。口に含んだ瞬間泡がはじける。少し落ち着いていないか? スタイルは、ディエボロ=ヴァロワに何となく似ていてタイトな仕上がり。でも、こちらのほうがスケールも小さくて閉じ気味。キャティアを探す>キャティア ブリュット [1999] 750ml\4,0002003 Elemental Cellars Melon deux vert vinyardエレメンタル・セラーズ メロン デュー・ヴェール・ヴィンヤードWillamette Valley, Oregon, USA - 白辛口いわゆるミュスカデの主要品種ムロン・ド・ブルゴーニュを使ったオレゴンの白。アメリカでも造られているなんて知らなかった。ジャシス・ロビンソンの「ワイン用葡萄ガイド」を見ると、「カリフォルニアでピノ・ブランと呼ばれている多くの古い挿し木は、実はムロンである」なんて書いてあった。ってことは、オボンクリマのピノ・ブランもムロンなのかな?たしかにメロンの香り。アルコール度13.5%と決して高いわけじゃないけれど、アルコールが浮ついたような印象を受ける。ミュスカデのようにガブガブいけるスタイルでもないし、いまいちかなあ。3千円くらいで買えるようだ。エレメンタル・セラーズのメロンを探す>1987 Pouilly Fume Vignes Vieilles(Didier Dagueneau)プイィ・フュメ ヴィーニュ・ヴィエユ(ディディエ・ダグノー)Loire, France - 白辛口友人がドメーヌ訪問時にファミリーストックから分けてもらった珍品。Vieilles Vignesじゃなくて、Vignes Vieilles。ダグノーの珍品としては、Asteroideが有名だけれど、最近Clos du Calvaireを入手した。価格的にはSilexよりもたぶん高い。調べてみると年産300本とのこと。で、話は戻ってこちらのワイン。第一印象は比較的フレッシュな印象で、それほど色が濃いわけでもない。古いと当てていた人もいたけれど、わたしにはわからなかった。ブラインドではアルザスとのコメントが多数。たしかにアルザスっぽいなと思いつつも、どこかでかいだことのある香りが...と思っていた。結局オープンになるとプイィ・フュメ! たしかにそう思って香りを取ると、猫のおしっこが少しある。温度が上がると、オイリーでしなやかで、白なのにちょっとエッチで、なかなか素晴らしい。Antonyは、これが一番と言っていた。ダグノーのワインを探す>珍品さんのClos du Calvaire。いつ飲もうかなあ。次回へ続く。気が向いたら投票お願いします→
2007.03.27
コメント(2)
前回の白ワイン編に続き赤ワイン編。白と比べると圧倒的に正統的なセレクションになった。1996 Volnay 1er Cru Champans(Domaine Marquis d'Angerville)ヴォルネイ プルミエ・クリュ シャンパン(マルキ・ダンジェルヴィーユ)Bourgogne, France - 赤辛口しめったキノコ。ほどほどの凝縮感もあり、まだタンニンも残る。何かぎこちないバランスの悪さが残る。わたしが想像する、ヴォルネイの美しさに欠ける。時間の経過とともにバランスを崩していく。ダンジェルヴィーユの96年とは思えない出来。う∼ん。メンバーの1人はコンディションの不良を指摘していた。ダンジェルヴィーユのワインを探す>1996 Corton Grand Cru Clos Rognoet(Domaine Meo-Camuzet)コルトン・グランクリュ クロ・レニョ(メオ・カミュゼ)Bourgogne, France - 赤辛口複数のメンバーから「これってニューワールド?」との声が上がった。わたしもそう思った。濃いだけでなく香りや味わいの成分も、ニューワールドに通じるものを感じる。それでも当初は良いかなと思っていたのだけど、時間がたつと良くなるどころか、これまた欠点が目立つようになってきた。ダンジェルヴィーユよりは好きだけど、96のメオと考えると残念な味わい。94のコルトンはとっても良かったのだけどね。で、以前94のコルトンを飲ませてくれた友人曰く「メオのコルトンみたいに力強いワインは貧弱なビンテージに力を発揮する」とのこと。なるほど。コルトンを探すと1996年などがあるわけはなく、2000年の\18,375が最安値。う∼ん。メオのコルトンを探す>1977 Echezeaux(Domaine J.Jayer)エシェゾー(ジャクリーヌ・ジャイエ)Bourgogne, France - 赤辛口持参品1。Jacqueline Jayerのエシェゾー。グロ一族も紛らわしいけれど、ジャイエ関係も複雑怪奇。出典によって微妙に異なるのだけど「アンリ・ジャイエの従姉妹であり、ジャン・グリヴォー当主のエチエンヌ・グリヴォーの叔母」のようだ。だからといって家系図的にどうなっているのかはわからない。そしてドメーヌは、ジャクリーヌさんの引退とともに消滅し、現在はジャン・グリヴォーに吸収されている。かなりオレンジが入った色合い。味わいは繊細で軽いだし系。カラメルのようなニュアンスもある。これまでの赤とは対称的で美しい。77年というバッドビンテージから想像するよりも、はるかにまっとうな味わい。終わっているかもという不安も少しあっただけに安心した。古酒好きのラ・ロマネさんなら、これはおいしいと言ってくれる味わいだと思う。また、このボトルは珍しい680cc入り。セラーに入れようとしたら妙に軽いのでよく見るとエチケットの右下に68clの表記があった。1992 Dalsheimer Steig Huxelrebe Trockenbeerenauslese(Weingut Keller)ダルスハイマー・ステイグ フクセルレーベ トロッケンベーレンアウスレーゼ(ケラー)Rheinhessen, German持参品2。池袋東武で行われた秋のワインフェアで買った品(約1万円)。ケラーはドイツではトップクラスの生産者。リースリング種だと、ハーフでも3万以上してしまうので、これは熟成しているし安いと買ったもの。ちなみにハーフで3∼4千円で売っている非リースリングのEIS/TBAがあるけれど、あまりおいしいものはありません。照明が暗いこともあるけれど、これはロゼですか、それとも赤ワインですか、というくらい赤みがかった色合い。そういえばヴァイルの90TBAもロゼみたいに赤かった。いくらケラーとはいえ、フクセルレーベだけに不安はあったけれど、飲んで不安は解消した。熟成したデザートワイン。しっかりした酸もある。とくに秀逸だと思ったのは余韻の切れ方。濃厚なんだけどくどくない。リースリングとのポテンシャル差は明らかだけど、トップクラスの生産者の熟成したTBAがハーフで1万円なら合格。まとめ今回は泡・白のほうがおいしいものが多かった。何か一つを選ぶとすればケラーのTBAか。ワインバーでありながら、ここの料理は絶品。並のレストランではかなわない。スッポンと牡蠣のロワイヤル鴨?気が向いたら投票お願いします→
2006.12.26
コメント(6)
定例の銀座ワイン会。全ブラインドでやっていることもあり、変わったワインが集まる。NV Henri Giraud Francois Hemart Ay Grand Cru Brutアンリ・ジロー フランソワ・エマール アイ・グランクリュAy, Champagne, France最近日本でも流通し始めたアンリ・ジロー。雑誌のシャンパーニュ特集でトップキュヴェの「フュ・ド・シェーヌ」が取り上げられていた。持参者によると、トップキュヴェは高すぎるので(3万円以上する)、とりあえずは中間のクラスとのこと。泡が細かく、しっかりとしたボディでふくよか。少しねっとりとした感じもある。焼きリンゴ。BRUTのシャンパーニュとしては甘め。甘めに仕上がっているだけに、好みは分かれた。持参者は気に入っていないようだったが、ソムリエはほめていた。楽天で調べると、これは7千円台で買えるようだ。だとしたらバリエーションの一つとしてありかな。ただ、合わせる料理は選ぶと思う。アンリ・ジローを探す>1993 de Venoge Grand Vin des Princes Brutド・ヴノージュ グラン・ヴァン・ド・プランスChampagne, France飲み終わったあとにはデカンタになるド・ヴノージュのトップキュヴェ。こちらはアンリ・ジローとは対称的な味わい。石灰やミネラルが豊かで、しっかり目の酸がきいたスレンダーなスタイル。けっこう熟成香も漂う。プレステージとして考えると、もっと複雑性が欲しい気もする。ド・ヴノージュのワインを探す>2002 Marie-Noelle Redru Cuvee du Goulte Grand Cru Brutマリー・ノエル・レドリュ キュヴェ・デュ・グルテ グランクリュAmbonnay, Champagne, Franceこのブログにはけっこう登場しているマリーさんのワイン。これは生産者が来日時に持ってきた(?)リリース前のもの。かなり勢いのある泡。そして力強い。もう少し寝かしてから飲んだ方がよいと思う。マリー・ノエル・レドリュのワインを探す>NV Vin de Table de France CARCO(Antoine Arena)ヴァン・ド・ターブル カルコ(アントワーヌ・アレナ)Corse, Franceコルシカ島でもっとも有名な生産者。フランスの3つ星レストランや限られたカーブしか取り扱いがないといわれている。アントワーヌ・アレナについては、このWebページが詳しい。華やかな香りが印象的なワイン。ふつうに飲むと、ダイスやゲオルグブロイヤーを思い出してしまった。オープンになってみれば、アフターに酸の鋭さはないけれど、(寒い地方における熱い年の)ビンテージキャラクタだといわれればそう思える範囲。それにしても、こんなに南で作っているワインだとは思えない。ブドウ品種は、ヴェルメンティーノ。NV(2003) Vin de Table de France(Chateau de Suronde)ヴァン・ド・ターブル(シャトー・ド・スロンド)Loire, France - 白辛口カール・ド・ショームで有名なシャトー・ド・スロンドが作っている自家消費用ソーヴィニョン・ブラン。自家消費用のものをカーヴ・ド・リラックスがおねだりしたらしい。カール・ド・ショームの畑のなかにあるせいなのか、ソーヴィニョン・ブランぽくなくて、シュナン・ブランぽい。スモーク、メロン。猛暑の年なので、やや酸は弱いけれど、ミネラル豊かで美しく仕上がる。ビオっぽいナチュラルさが少しあると思ったら、やはりビオらしい。値段を調べると\3,000。なかなか良いのではないでしょうか。シャトー・ド・スロンドのワインを探す>次回は赤ワイン編。気が向いたら投票お願いします→
2006.12.25
コメント(4)
5月以来の銀座ワイン会。ブラインドでやっていることもあって、相変わらずマニアックな品々が多い。一番印象に残ったものは、アスマンスハウゼンのシュペートブルグンダー。次は、自分が持ってきたこともありシャンパン・チャーリーか。1985 Champagne Charlie Brut(Charles Heidsieck)シャンパン・チャーリー(シャルル・エドシック)Champagne, France 白辛口 シャルル・エドシックのトップキュヴェ「シャンパン・チャーリー」。世界的な評価は高いのに、日本にはほとんど入ってこない。数ヶ月ほど前、とあるワインショップで約8千円という安さで売っていたので買ってしまった(普通はたぶん2万円台)。 いろいろ調べたら「シャンパン・チャーリー」は現在生産されていないようだ。現在のプレステージキュヴェはBlanc des Millenaires。たしかにシャルル・エドシックのオフィシャルサイトを確認しても「シャンパン・チャーリー」は載っていない。この激安価格は生産中止によるものなのだろうか。 で、お味のほうは、泡が細かく、思ったよりもフレッシュ。とはいえ、温度を上げてしっかり味わうとビンテージ相応の熟成感。ネゴシアンらしいバランスの良さもある。NV Vin de pays du jardin de la France Grolleau Petillant(Olivier Cousin)ヴァン・ド・ペイ・デュ・ジャルダン・ド・ラ・フランス グロロー ペティアン(オリヴィエ・カザン)France ロゼ泡辛口 自然派のオリヴィエ・カザン。デメテールに加盟。画像を見てもわかるようにロゼとはいいつつ、しっかりした色合い。カバのロゼみたい。華やかな香りで、軽やかなボディ。グロローという品種のためか、それともオリヴィエ・カザンのスタイルなのか味わいも独特。2001 Iphofer Julius-Echter-Berg Silvaner Spatlese trocken(Weingut Johann Ruck)イプヘーファー ユリウスエヒターベルク シルヴァーナ シュペトレーゼ トロッケン(ヨハン・ルック醸造所)Franken, German 白辛口 香りだけをかいだときは、少し熟成感あってシャルドネかと思ったけれど、味わうとちょっと違う。とても華やかできれいに仕上がる。温度が上がると良くなってきた。1999 Assmannshauser Hollenberg Spatburgunder Auslese trocken(Assmannshausen)アスマンスハウザー ヘレンベルグ シュペートブルグンダー アウスレーゼ トロッケン(アスマンスハウゼン醸造所)Rheingau, German 赤辛口 シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)のアウスレーゼトロッケンという珍しいワイン。香りは古いけど、味は若くて果実味豊か。アマローネにも共通する独特のこくがある。アウスレーゼだけあって凝縮感もある。香りと味のミスマッチな部分はあるのだけれど、素直においしいワイン。今日イチ。1980 Barolo(Clerico)バローロ(クレリコ)Piemonte, Italia 赤辛口 このあたりから、いい加減にメモしたこともあり記憶が怪しい。メモには「少し濁っている。鉄棒」とある。ビンテージ相応の熟成したバローロだったと思う。1983 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Boudots Cuvee Andre-Paul(S.C. Jean Grivot)ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ブド キュヴェ アンドレ=ポール(ジャン・グリヴォー)Bourgogne, France 赤辛口 醸造長(?)「アンドレ=ポール」の名を冠したスペシャルキュヴェ。みんなから「ケミカル臭、SO2臭い」と散々に言われてしまった。まだへたる様子はないのだけれど、これから良くなるかと聞かれれば疑問。1976 Cote-Rotie(Clusel)コート・ロティ(クルーセル)Cotes-du-Rhone, France 赤辛口 友人のハンドキャリー品。このビンテージとしてはとてもコンディションがよい。「凝縮感。古い」というメモしか残っていなかった。何となくさっきのバローロと似た雰囲気だったような気がする。???? Rose d'un Jour(Olivier Cousin)ロゼ・ダンジュ(オリヴィエ・カザン)Loire, France ロゼ中辛口 オリヴィエ・カザンの2本目。ロゼ・ダンジュのわりには、それほど甘くない。リンゴ。サンソニエールよりもこっちのほうが好きかも。ラタトゥイユマツタケ、ミョウガ、ネギ、etc。フレンチっぽくない食材だけど食感が楽しい。ハモと茸類子羊?気が向いたら投票お願いします→
2006.09.29
コメント(6)
ブラインドでやっているワイン会。前回よりも好印象。とくに印象的だったのは、グロ・フレールのリシュブールと、ダグノーのジュランソン。NV Richard Cheurlin Brut Hリシャール・シュールラン ブリュット アッシュ 個人的には酸っぱくてアペリティブにいいと思ったけれど、きっちり冷やさないとだれるとのコメントが。1993 Alsace Riesling Clos du Val d'Eleon(Marc Kreydenweiss)アルザス リースリング クロ・デュ・ヴァル・デレオン(マルク・クライデンヴァイス) ドイツのようなミネラル感。ほんのり甘い香り。とはいえ、いまいち地域を絞り込めない。あけてびっくりアルザスだったとは。それにリースリングとピノ・グリのブレンド。ミネラルの出方がドイツっぽかったし、アルザスのような厚みがないので、てっきりドイツのマイナー産地だと思ってしまった。2000 Nuits St Georges 1er Cru Clos de la Marechale(Faiveley)ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・マシャレル(フェブレ) アメリカンオークのような甘い香り。完全に樽負けしたボディ。シンプルな構造。誰もがブルゴーニュだと思わなかった。それがフェブレのクロ・ド・ラ・マシャレルだとは。この年はよくなかったのか。1986 Beaune Cent-Vignes 1er Cru(Albert Morot)ボーヌ サン・ヴィーニュ プルミエ・クリュ(アルベール・モロー) 熟成香、梅、土っぽさ。出汁系が少し。2003 Cabernet Sauvignon de Purcari(Purcari)カベルネ・ソーヴィニョン デ プルカリ モルドヴァのカベルネ。凝縮感があってスパイシー。結構よくできています。1968 Alsace Gewurztraminer(Weinbach)アルザス・ゲヴュルツトラミネール(ヴァインバック) 先々代のウェインバック。アロマティック。すこし乾いた感じ。68でも生きているのはすごい。1983 Richebourg(Gros Frere et Soeur)リシュブール(グロ・フレール・エ・スール) あまり得意でないグロ・フレールだけど、リシュブールだけはいつもおいしい。梅。何層も重なるような酒質の複雑さ。偉大なリシュブールではないが、素直においしい。ほかの作り手のように高騰していないのでねらい目だと思うのだが。とはいっても高いけどね。とくに93年はすごかった。 グロ・フレールのリシュブールを探す>2004 Jurancon Les Jardins de Babylone(Dedier Dagueneau et Guy Pautrat)ジュランソン レ・ジャルダン・ド・バビロン(ディディエ・ダグノー エ ギィ・ポトラ) ダグノがジュランソンで造る甘口。セパージュはプティ・マンサン。はっきり言ってうまい! ミネラル豊かで、桃や洋ナシのような甘い香り。こってりした甘さではなく、軽やかな甘さに仕上がっている。超重量級の瓶。500ml瓶にもかかわらず、750ml瓶と変わらない大きさ。 これで安けりゃ買うんだけど、1万5千円はちょっと手が出ない。これを飲んで思い出したのがCalera Dessert Viognier。もちろん味わいは違うのだけど、天性の軽やかさと上品さというのかな。それが似ているように感じた。 ダグノーのジュランソンを探す> Calera Dessert Viognierを探す>気が向いたら投票お願いします→
2006.05.25
コメント(0)
毎回ブラインドでやっている銀座ワイン会。かなり大物もそろったけど、全体的には中くらいの印象。NV Lamiable Cuvee d'antanラミアブル キュヴェ・ダンタンChampagne, France プティ・メリエ100%の珍しいシャンパーニュ。リンゴ系の味わいで、しっかりとした凝縮感。少し酸化したニュアンス。柔らかいアフター。ピノやシャルドネと比べると柔らかい印象。結構好きな味わい。このエチケットはイケてない。2004 Philipponnat Clos des Goisses Coteaux Champenois Chardonnayフィリポナ クロ・デ・ゴワセ コトー・シャンプノワ・シャルドネCoteaux Champenois, Champagne, France モノポールのシャンパーニュとして有名なクロ・デ・ゴワセ。そのスティル版とも言えるのコトー・シャンプノワ。こんなものがあったとは驚き。ボトルも、クロ・デ・ゴワセと同じものを使用している。 石灰やレモン、ロワールかとも思ってしまう味わい。酸はあるが少し締まりがない。アフターは短い。いくらするのか知らないが平凡。1979 Corton-Charlemagne(Louis Latour)コルトン・シャルルマーニュ(ルイ・ラトゥール)Bourgogne, France - Grand Cru 濃いめのゴールド。マロングラッセやオレンジピール。古酒好きには好きな香り。熟成のピークは越えているけど、死んでなくて良かった。グレートとまでは言えないけど、個人的には今日イチ。1990 Mercurey 1er Cru Clos du Roy(Faiveley)メルキュレ 1er Cru クロ・デュ・ロワ(フェブレ)Bourgogne, France ミントやセメダイン。除梗していないような青さ。温度が上がると熟成したブルゴーニュのしなやかさ。2003 Guidalberto(Tenuta San Guido)グイダルベルト(テヌータ・サン・グイード)Toscana, Italia サッシカイアで有名なサン・グイードのワイン。メルロ45%、カベルネ45%、サンジョベーゼ10%。 ユーカリのような香りと、しっかりした果実味。少しアメリカンオークのようなミルキーさ感じる。はじめはニューワールドのピノかとも思ったが、温度が上がるとトスカーナのようなニュアンスも。凝縮感もしっかりあって、わかりやすい味わい。2003年だけど酸もあって、それなりにエレガントに仕上がる。 それにしてもサン・グイードのWebページは使いにくい。デザインよりも使いやすさを重視すべきと言いたい。1999 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Amoureuses(Domaine Comte Georges de Vogue)シャンボール・ミュジニ 1er Cru レザムルーズ(ヴォギュエ)Bourgogne, France 凝縮感があり、黒系の果実、まだ樽を感じる。少しエロティックな感じも。とはいえこれがアムルーズとは! ブラインドで飲んだらそこそこおいしいけれど、ヴォギュエのアムルーズならば、もっと透明感や美しさ、スケールの大きさを要求してしまう。1999 Bonnes-Mares Cuvee Reserve(Pierre Naigeon)ボンヌ・マール キュヴェ・レゼルヴ(ピエール・ネジョン)Bourgogne, France - Grand Cru コメントのメモ忘れで、あまり記憶もない。そこそこおいしかったような。(1999) Vin de Table "Derniere Cueillette"(Michel Blot)ヴァン・ド・ターブル "デルニエール・キュエット"(ミシェル・ブロ)France オーヴェルニュ地方で、さまざまなガメイを作ってるミシェル・ブロ。甘口もいろいろな種類をリリースしていて、これはヴァンダンジュ・タルティブ(遅摘み)の1本。今回はひどいブショネで評価の対象外。
2006.04.28
コメント(2)
銀座で今年1回目のワイン会。このワイン会も3年目。おいしいワインを飲もうということで始まったけど、最近はなかなか大ヒットにめぐり合えません。山梨県甲府市玉緒地区収穫スパークリング地ワイン白(メルシャン) 日本 珍しい甲州100%のスパークリング。わずかに甘くやさしい味。千円台なら納得の味。NV(2003) Cuvee Marie Vin de Raisins Surmuris(Charles Hours) キュヴェ マリエ(シャルル・オール) Jurancon, Sud-Ouest, France AOCの規格に合わずにテーブルワインに格下げされたもの。ビンテージ表記の代わりに、あやしいアヒルマーク。低い温度だと青さや柑橘系を感じるが温度上昇とともに甘い香りが増してくる。またアルコール度が高い。友人曰く、この年は例外的に作りが違うとのこと。1994 Bourgogne Blanc(Arnaud Ente) ブルゴーニュ ブラン(アルノー・アント) Bourgogne, France 評価の高いアントですが、古いものでおいしいものに出会ったことがありません。これも比較的平凡な熟成したシャルドネといった感じ。2001 Alsace Gewurztraminer Bildstoeckle Reserve(Gerard Schuller) アルザス ゲュヴュルツトラミネール リザーブ(ジェラール・シュレール) Alsace, France シュレールの2本は友人のドメーヌ訪問からのハンドキャリー品。作り手曰く、この畑は、シャン・デ・ゾワゾーに匹敵するすばらしい畑とのこと。本当は甘口に仕上げたかったらしいのですが、発酵が進んで辛口に仕上がったとのこと。味わいはまさしくゲヴュルツ。きれいに仕上がっています。2004 Alsace Muscat(Gerard Schuller) アルザス ミュスカ(ジェラール・シュレール) Alsace, France これは逆に辛口に仕上げたかったのが甘みが残ってしまったとのこと。香りも杏だし、味も杏。VTまではいかないけど、甘美に仕上がっていて好印象。買いなのだ! この作り手で感じるのは酒質の美しさですな。1990 Gattinara(Vigneto Molsino) ガッティナーラ(モルジーノ) Piemonte, Italia ものすごくがちがち。まさか90年だとは。ネッビオーロには、ビンテージのわりにとてつもなく若く感じるものに出会うことがあるけど、これもその一つ。いまでも飲めるけど20年後に飲んでみたい。1970 Ch.Haut-Batailley シャトー オー バタイエ Pauillac, Bordeaux, France わたしがロンドンのBBRからハンドキャリーしてきたもの。70年というグレートビンテージか、はたまたBBRのグッドコンディションのためか、まだまだ若い。熟成のピークを想像していたのでちょっと残念。本当に飲み頃になるのはあと10年以上か? 個性的なワインに挟まれてしまったため印象は薄いけど、少人数でゆっくり飲むにはポイヤックらしい良いワインだと思う。1966 Chateau Lion Vin Blanc(Suntory) 日本 なんと40年前のサントリー。さすがに酸化が進んでおり、よっぽどの古酒好きじゃないと厳しい味。2003 Appenheimer Abtey Huxelrebe TBA アペンハイマー アブテイ フクセルレーベ Rheinhessen, German 甘くていい香り。酸も十分。1997 Cuvees Collection VT(Domaine de L'aigle)キュヴェ・コレクション VT(ドメーヌ・ド・レイグル) Limoux, Languedoc, France このあたりになると記憶が怪しい。
2006.02.23
コメント(0)
全26件 (26件中 1-26件目)
1