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十七日の震災の日をちょっとすぎてしまったけど震災のちょっといい話を。
当時写真屋さんを営んでいた男性の話。
震災の前々日は成人の日で男性の写真屋さんにも成人式の記念写真を取る若者が多数やってきた。
後日写真を引き渡すことにして連絡先を聞いた。
男性の店は全壊して写真店を廃業することになった。
しかし男性の手元にはその年の成人式の写真が多数残っていた。
これらを持ち主に手渡すまでは引退は出来ないと男性はコツコツと持ち主探しを始めた。
訪ねてみたら全壊して行き先がわからないとか、避難していたりで捜索は困難を極めた。
震災後13年たってようやく1人を残して手渡すことが出来た。
心残りは最後の1人。もしやなくなっているのでは?
そんな不安を抱えながら連絡先のメモを頼りに訪ねてみた。
男性の思っていた苗字とは読み方が違っていて偶然訪ねた先にその人の知人が居て新しい住所を聞くことが出来た。
ようやく最後の写真が持ち主の下に渡った。
男性は肩の荷を下ろすことができた。
と言う実話でした。
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