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今年のみかんの収穫は、例年と大分様子が違う
11月14日、本日の富士山です。
雪の量が増えて、宝永山も雪に覆われました。冬が、下界に降りてきているということです。
早生みかんの収獲ですが、
例年だと今ごろは収穫の真っ盛りのはずなんですが。どうも今年は、さっぱりです。
例年の収穫量の2割がたでしょうか。
それでも何とか、本日11月14日に、はじめての発送を、親類縁者に対して、することが出来たのですが。
大きく収穫量が落ち込んでいます。
どうやら今年は、これまで提供していた先を、かなりしぼらなければならないようです。
全体としても感じるんですが、早生も、普通温州も、今年は裏年の木が多い。
ざっとみて、木についている果実の数がまばらで、少ない木が多い。
早生の木で頑張っているのは、この木が1本くらいです。
左右の奥の木には、果実がみえません。色づきが遅いのではなく、実があまりついてないのです。
それに加えて、果実をつけた木も、色づきが遅く、綺麗に成熟するミカンが少ない。
それは、鳥たちのついばみにも特徴があります。
まだ綺麗に完熟していないのに、鳥たちが争うように盛んにつっいていることです。
ヒヨドリの食べ方は、上にあるように、
熟した果実を、おおきく中身をえぐるように食べるのが、いつもの食べ方なんですが。
今年は、それだけではありません。
まだ完全に熟していないうちから、緑色が残っているのに、つっいて穴をあけています。
キリの穴をあけたようにして、味を試しただけで移動する、そんな実がかなりあります。
ましてや、熟した実については上の様に、盛んに禍害しています。
例年だとヒヨドリは、この時期は、みかんよりも柿で、
近くにある柿の熟した実を盛んに食べているのですが。
じつは、柿も今年は裏年で、柿の木に実がほとんどついていません。
数少ない柿の、ついていた実は、きれいに中をえぐるように食べています。
そうした好物の柿が、今年はほとんど無いんですね。
そうした事情だから、早生みかんに早く焦点があたっています。
まだ完熟してないのに、しかも数が少ないのに、
これこそをと、集中して餌として狙わなければならないようです。
まわりには、もっと沢山みかんがついているみかん園をみかけるのですが、
そっちへ行ってくれればよいのに・・・とも思うのですが。
鳥にも、どうやら縄張りがあるようで、
不作がちな当みかん園から、どうしても離れようとしてくれません。
みかん園の様相が例年と違います。
こうなると当方としても、早生みかんの収穫の仕方を変えなければならなくなってます。
樹上で完熟させるのを目指していたのですが、
それをある程度抑えて、収穫して後に追熟させる仕方に切り替える。
そうしないと、ほどよく熟す前に、鳥たちにかなりの比率でたべられちゃっている。
木についているみかんが少ないから、鳥たちの激しい争奪戦になっているようです。
鳥たちは、年がら年中みかん園をまわっていますから、いつでも食べれるのですが、
休日農夫は、そこでの作業は、日時が限定されてますから、かないません。
すこしくらいなら文句もないのですが、かなりを食べられちゃう。
少しはまともな状態で残しておいてほしいのですが。
そうしてくれないと、とても予約してもらっている人たちに、
所定の量を提供することができなくなるのですが・・・。
そんな都合は、鳥たちはまったくお構いなしです。
ときどき、すぐちかくまできて、「キーッ、キーッ」と騒いで飛び回ってます。
どうやら例年になく食糧難のようです。
今年は、あちこちで、イノシシや猿の加害の便りを聞きますが、
みかん園でも、鳥たちが果実を盛んについばんでいます。
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