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カミキリムシ対策で、幼虫を駆除しました
今日、1月25日の関東は、昼間は4月桜の時期の温度だそうです。梅の花が、咲き始めています。
しかし、朝は寒く、富士山は白黒の世界です。

1月25日午前7時18分、小田原から見た富士山です。
この日中の暖かさもあって、
みかんの木へのマシン油散布の続きをしたのですが。
散布していた木の基幹がおかしい、ひび割れをしていました。

当方の経験によると、原因はカミキリムシの幼虫によるものです。
こうした木を見つけた時は、散布などは中止して、幼虫対策をとることにしています。大体、今の時期にカミキリムシの幼虫を駆除するなんて、
どの参考書にも出てこないんですが、間違いないんです。
ひび割れた個所をナイフで削ってみます。
するとやっぱり、樹皮の下から透き通った幼虫が出てきます。
長さは1センチくらい、太さは1ミリ以下の小さな幼虫です。

幼虫がわかるでしょうか。樹皮の下に越冬用の巣穴がつくられているんですね。
次の写真には、2匹が写っています。

この幼虫が、樹皮を枯らしているんですね。
この幼虫は、2年目には、みかんの木の基幹の中に入り込んでいきます。そうなると被害は甚大で、木自体を枯らしてしまう場合が多々あります。
だから、この時点での幼虫駆除は、みかん栽培にとって第一級の大事なことです。

みかんの樹皮は再生能力がありますから、心配することなく、ひび割れた部分を削り取って、中にいる幼虫を駆除していきます。
最後に、削った部分に癒合剤を塗布しておきます。

基幹の部分に、3つの枝が切られた跡があります。
これは、カミキリムシに加害された結果によるもので、
そのために、根の養分が枝先に送れなくなり、枝が枯らされてしまったことによります。
カミキリムシの駆除は、成虫が飛んでくる7-8月が大事ですが、
こうして、産みつけられた卵からかえった幼虫が動き出しています。
この幼虫の動きを察知する観察が大切です。
カミキリムシ対策は、みかんの木自体の存亡がかかる大事な問題です。
当方の12年の栽培期間にも、ほとんどの木に加害のあとが見つかり、
5本の成木が枯らされる苦い経験をさせられています。
だから、散布する時や、草刈りをする時などは、大事な機会です。
みかんの木の基幹をじっくり見れますから、
このときに注意していれば、木の異常を容易に発見できます。
この時に手を打てば、木自体が力をよみがえらせます。
しかし、注意力が甘かったりすると天罰てきめんで、
気づいた時には、せっかくの木がボロボロに枯らされてしまっています。
今回は、この1本の木が枯らされかねなかったのですが、
十分な手当てだったかどうかは、もう少し見ていかなければなりませんが、少なくともこの木を加害していた4匹の幼虫は駆除することが出来ました。
当座の応急措置は出来たと思っています。
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