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当方とプレハーノフ『史的一元論』との出会い
今回、『史的一元論』は、再びの挑戦です。
当方が、最初に、この『史的一元論』と出合ったのは、1969年の高校3年の時でした。
関東の片田舎、小田原のことでもあり、国の政治もほとんど知らなかった時でしたが。
当時の、世界的なベトナム侵略戦争への反対、国内的には学園の民主的運動のなかで、
確かな道を求めて、様々な宗教から哲学、思想を探っていたんですね。
そうした中に、この『史的一元論』との出会いもありました。
ただし、当時はその岩波文庫の上巻しか入手しておらず、かつ、その上巻すらも読み通すことは出来ませんでした。
しかし、その後40年余、ほこりをかぶりつつも動く先々でも、片隅に持っていたわけです。
昨年の10月、年も重ねて継続雇用の終わりの時期になって、完全退職も秒読み段階になって、どうしたわけか、この本をひっぱりだして、ほこりを払い出しました。
たまたまでしたが、新たに岩波文庫の上・下巻、川内唯彦訳、1976年9刷も入手しました。
去年にあらためて、それを通読こそしたものの、簡単ではありませんでした。
高校当時にはねかえされたもの「無理はなし」というのが、あらためての実感でした。
しかし、この本は重要な著作であることは、すぐにわかりました。
マルクスの科学的社会主義について、その成立の歴史的背景となる「三つの源泉」について、
18世紀フランスの唯物論、王政復古期の歴史家たち、空想的社会主義者たち、ドイツの観念論哲学について、ていねいにたどっているんですね。
これが、エンゲルスの『空想から科学へ』、レーニンの『三つの源泉と構成部分』とともに、欠かせない古典であることが分かりました。
それだけではないんですね。
岩波文庫の下巻は、第5章「近代唯物論」のつづき、なんですが。
これは、「『資本論』と、その基礎をなす唯物史観」が、主題になっています。
この点については、不破哲三さんも『レーニンと『資本論』』(2)(新日本出版社 1999年刊)で、
唯物史観に対して、レーニンとプレハーノフの接近を紹介しています。
私見ですが、『史的一元論』は、科学的社会主義の世界観と方法を学ぶ上で大事な著作だと思っています。『フォイエルバッハ論』とともに、これも欠かせない古典文献だと思っています。
当方は、今、フェイスブックに学習紹介をしていますが。
以前に東京・多摩市で地域の学習サークルをつくって学習していました。
1989年11月から2001年10月ころまでしたが。
『資本論』についても挑戦して、ついに最終章の第三巻第52章「諸階級」まですすみました。
もちろん理解のほどは、あやしい面も多々ありましたが、終わりまで進みました。
その時は事情に流されて、わからなかったんですが、
一同に会しての学習というのは、メンバーの生活事情から難しかくなっていたんですね。
学習サークルの活動は、終了する所となりました。
今回は一つの提案なんですが、
最近、ブログとフェイスブックをしりました。
これを利用させてもらうことで、一同に会せなかったとしても、
それぞれのところでの学習を交流することは出来ると感じています。
当方は、時々学習したことなどを発信させてもらってますが、
インターネット上で、相互の学習サークルが出来たらと思っています。
当然、テーマが問題になりますが、
当方は、社会科学の古典についての学習です。
専門的なことになると分からないんですが、基本的な点での学習です。
ということで、
それぞれ学習したことの成果となり、紹介へのご意見となり、ご批判となり、
発表したり、お寄せていただけたとしたら、さいわいです。
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