みかんの木を育てる-四季の変化

みかんの木を育てる-四季の変化

PR

×

Calendar

Profile

はなたちばな3385

はなたちばな3385

Comments

渡政(わたまさ)@ Re:みかん園が消失するのを守るためには、何が必要か(03/19) 農業従事者の方々のご苦労。大変なことで…
渡政(わたまさ)@ Re:『Q&A資本論』第七篇の学習会の発信に感想が寄せられました(12/26)  「感想」を書いたつもりでしたが、最後…

Favorite Blog

江戸東京博物館へ(そ… New! jinsan0716さん

真夏日3連続 菜園と… ケンタロー (la joie de vivre)さん

疲れた 豊田年男さん

軽井沢発地ベリー園… hotchi-berryさん
素人果樹栽培と特選… 桃_太郎さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

2016年11月04日
XML
カテゴリ: みかん栽培

早生みかんの初収穫

真鶴のみかん園へ、早生みかんの初収穫に行ってきました。
11月4日、朝6時に厚木の中津川を通りましたが、
橋げたの温度計は9度でした。今季の最低気温です。
みかんの成熟にとっては、
この朝晩と昼間との寒暖の差が大事なんですね。

さらに走って、午前6時28分、平塚から見えた富士山です。

写真: DSC_0002

「頭を雲の上にだし」ていました。
雲の上から、富士山が頭の上の部分だけが、姿を見せてくれていました。
雲のかかった富士山というも、これもまた、なかなかいい景色でした。

今日の関東の天気は、秋晴れなんですが、地面近くには少しですが雲がありました。
日中は文句のない秋晴れでした。

今日は、真鶴のみかん園での初収穫です。
早生みかんの小木からの収穫ですが、
まだ収穫できるみかんは、ほんのわずかなんですが。
それでも、相対的にみると、早生の小木が、一番最初に色づき始めています。
早生の小木は、3本あります。

1本目は、「宮川早生」の木です。

写真: DSC_0007

ここには以前に、カミキリムシに枯らされた木があったんですが、
その後に植えた苗木が、ようやくここまで生育しました。

自民党は、「7年間で関税をゼロにする」なんて強行しようとしてますが、
農家にとっては、植えた苗木が11年かけてようやくここまで成長してくるんです。
「7年の間に、自由化しての大丈夫な農家の体質をつくる」なんて政策は、
一般の農家にとっては、実体のない、空文句です。
農家の実際を知らない連中が、勝手な虚像を描いて、踊っているんです。
自然を相手にした苦労を知らない人たちが、空言と亡国に突き進んでいるんです。


それはともかくとして、
つづいて2本目は、「興津早生」の小木です。

写真: DSC_0008

「宮川早生」と「興津早生」、どこに違いがあるかわかりますか?
木を見ただけでは、私などにはとても分かりません。

自然交配によるものでしょうから、専門の人なら中には、
みかんの形などから、みかんの品種を識別できる人がいるかもしれませんが、
一般の私などには、品種の識別までは、とてもできません。

当方は、苗木を自分で植えたという事情から、この品種がわかるわけで、
そうでなければ、その経過を知らなければ、何の品種かまでは、わかりません。
せいぜい、成熟の時期がはやいことから、そして果皮が薄いということから、
おそらく「早生みかんだろう」と、せいぜいそのくらいの見立てが出来るくらいです。

3本目の木ですが、これも「宮川早生」の木です。

写真: DSC_0009

これは、少しみかんが少ないのですが、
前々回に、この木から味見用に収穫したからなんですね。日当りの良かった部分、早く成熟したみかんは、すでに取られているんですね。
これは、一回目が採られた後の木の様子です。


今回の収穫は、この3本の木からの収穫だったんですが、
最初の収穫は、そろり、そろりと慎重に、よく注意しながらの収穫です。
ここまできて、みかんがあと少しで成熟するのに、その前に「早やもぎ」してしまっては、
せっかくの一年間、いろいろ苦労してきたことが、すべて台無しになります。
ほんのチョットした差なんですよ。

当初、みかんの栽培を始めたころでしたが、
みかんが色づきはじめたのを見て、私はそれだけで喜んじゃって採っちゃったんですね。
八百屋さんに並んでいる早生みかんの色づき具合を参考にして、
私は、目だけの判断で、収穫しちゃったんですね。

ところが、八百屋さんに並んでいるのは南の地方の早生みかんでした。
九州や四国の早生みかんと、真鶴・小田原方面の早生みかんとでは、
同じ早生みかんでも、なかみが違うんですね。
自然条件の違いから、同じ色づきだと、当地のみかんは酸っぱいんです。
産地としては、南の暖かな九州や四国の早生みかんに比べて、
北に位置する真鶴・小田原方面では、気温も低いし、成熟の仕方が遅いんです。
その違いを知らなかったんです。それで大失敗しました。
酸っぱいみかんをどんどん出荷しちゃったんですね。

今から思い返すと、そんなみかんを、よくみんなは我慢して食べてくれてと思うんですが。
とんでもないみかんを押し付けてしまったわけです。
やはり最終的には、舌で味を確認しないとだめで、画龍点睛を欠くことになります。

それからは、慎重のうえにも慎重に、完熟するのを待って、収穫するようにしています。
そうすると、逆に、当地独特の、味の濃い、美味しいみかんが出来るんです。
そうしたものを出荷しなければ、当地のみかん農夫としては、失格なんです。

ですから、完熟の判断として肝心なのは、
目による、色のつき具合をみて識別することが基本ですが、
要所、要所では、やはり舌により味見することが大事なんです。
ただし、そんなに味見とはいえ、いくつもいくつも食べてられません。
お腹がいっぱいになって、味の識別が分からなくなりますから。
ですから、要所は味にしても、やはり基本は目というわけです。


さて、本日、第一回目の収穫ですが、
この早生の小木の3本から、約5キロくらいの収穫でした。
1コンテナには、20キロが入りますから、
今日は、まだ採れたのは、ほんの少しです。

今回収穫したみかんですが、
畑のまわりの近所の人たちや、知人の人たちに味見してもらいます。
ほんの少しずつでしたが、初物の味をプレゼントしておきました。

なかには、「おいしい、お店で買ったものより断然おいしい」なんて、
サルを木に登らすような、たいへんうれしい声もいただいたんですよ。
こういう声をいただけるようになったら、一年の苦労が報われますね。
それが農家の喜びなんですが。

ということで、やっぱり、みかんは収穫するタイミングが一番大事です。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016年11月04日 22時00分24秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: