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2016年11月06日
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日本共産党綱領「突破点」「力点」の二冊を通読して

ようやく、この2冊について、目を通しました。
先の7月2日、香川県での民進党小川議員の応援演説はすばらしかったですね。政策協定において、共産党の綱領について正面から協議して合意したそうです。
その合意した政策協定が、その演説の基礎に、あるというんです。

その力の源を確かめようというわけではないんですが、二冊に目を通しました。

写真: DSCN4647

1、不破哲三著『党綱領の理論上の突破点について』(2005年3月30日刊 762円)2、不破哲三著『党綱領の力点』(2014年1月15日刊 762円)

これは、日本共産党の綱領について開催された学習会での講義をまとめたもだそうです。

私などは、理解するというのはおこがましくて、やっと通読したくらいなんですが。
その中で感じた2,3の点についてです。

その一、この二冊は、だいたい共通した3つテーマが柱建てになっています。
1、日本が直面している民主主義革命とはどの様な内容なのか、当面の革命について
2、ソ連や中国、アジアなどの世界の動きをどうみるか、世界情勢論について
3、今の資本主義社会は将来どのような発展をしていくか、未来社会論について、です。

だいたい綱領というのは、日本の現状をどう見て、それをどの様に変えていくのか、
政党として、各政党が国民に見通しをしめしたもので、立党の一番の基本的問題です。
まぁ、それがはっきりしてない政党もあるようですが。

その二、共産党は2004年1月の第23回党大会で、綱領を前進的にかえたそうです。
戦後70年がたちますが、戦後16年目の1961年(第8回党大会)に、そのもとになる綱領をつくりあげた。新たな綱領は、全体的に、当面する日本の変革の姿を明確にしたものとのことです。
綱領自体は、シンプル・イズ・ベストで、簡潔なものですから、その詳しい内容や歴史的意義については、それなりの解説が必要です。その要点を解説したのが、この不破さんの二つの講義であり、本だということです。

これが綱領についての、今日的な基本解説というわけですから、おそらく香川県で政党間協議の中でも、これも問題を理解する素材になったのではないかと思われます。私の勝手な推測ですが。

その三、その特徴ですが。
「特徴」なんて言ったって、私ごときが綱領の中身を解説できるわけがないのですが。
ただ、分かったことというよりか、感じた点ですが、
同じような三つの柱建てでも、語られている中身の側面が違っているんですね。

最初の「突破点について」(2005年2月22日)の方は、
第23回党大会(2004年1月)の直後ですから、どちらかというと改正点の中身を説明しようとする点に、理論的な理解をうながす点に、力点があったようにおもわれます。
他方の「党綱領の力点」(2013年3月17日)の方ですが、
これは新しい綱領ができて10年近くがたちましたが、この間にそれが実際に活動が展開されることによって、様々な具体的な出来事によって、その綱領が試されたり、検証されたりしたこと、より問題がみえてきたこと、そうした側面が明らかにされているように、この冊子を読んでいて感じました。

その四、この問題の学習する位置づけですが。
このニつの講義の違いには、、日本と世界の動きがかかわっている様に思います。それは、あくまで、私などの直観的な印象ですから、よく読んで吟味するのはこれからのことなんですが。
ただ、それは、あれこれの日常の多岐な事件がおこる中でも、モグラたたきにならないようにするためにも、それらと並行してこの学習は、大事にしていくべき問題だと感じています。

それには、時を置くことも必要ですし、事態の展開の確認も必要ですし、自分の直面課題との関連もありますし、個別の問題をなかに引用されている文献からあたることも必要になりますから、1冊を読むということは、そこから3冊4冊にあたなければと問題は次々に広がっていくわけですが。
そうであっても、「基本は一つである」と見定めていることも、大事なことですね。

やっぱり、これが、あの迫力のある演説の源泉でもあるんですね。

https://www.youtube.com/watch?v=ObBt98SkVTU&feature=youtube_gdata_player








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Last updated  2016年11月06日 09時12分57秒
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