みかんの木を育てる-四季の変化

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はなたちばな3385

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2017年01月01日
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カテゴリ: みかん栽培

「一夜明くれば、豊かなる春とぞなりける」
井原西鶴『世間胸算用』の最初の話からです

私は昨年 3 月末に介護用具の貸与会社を完全退職し、年金みかん農夫となりました。

第一に、今季も12月はみかん仕事であけくれました、その結果です。
この 10 年余、毎年 12 月は、みかん収穫で体力の限界に挑戦しています。
今季は 11 4 日の初収穫に始まって、 12 30 日の残払いまで、
東京-真鶴・早川間を
19 回往復してきました。


写真: DSC_0022


1 、今年のみかんの収穫ですが、 ( 真鶴園には、成木が 14 本あります )
     早生  普通温州 早川「だんだん園」  計  

2014 年   4 コンテナ 41.5c8c       53.5c

2015 年   19 68 20 107c

2016 年   3.5 38 8( 市民みかん園 ) 6 55.5c(1,110 キロ )


(
コンテナは収穫したみかんを入れる容器で、 1 コンテナには 20キロ入ります )

今年は裏年で、去年との収穫量の違いは、おもには隔年結果によるものです。

2
、昨年からは、早川「だんだん園」の市民みかん園からの出荷がくわわりました。
これまで、真鶴みかんだけでは、隔年結果による起伏が大きすぎて、年によっては「ない袖はふれない」なんて勝手な迷惑をかけてきましたが。
今回からは、市民みかん園の栽培も加わって、安定した出荷が出来るかと思います。
「早川・真鶴みかん」の誕生です。


3 、さらに多摩市の団地で新たな活動です。
昨年
12 月から、団地の商店街で、新たに「野菜の朝市」が始まりました。


これまでの消費者が第一なんですが、
その販路をあふれたみかんについて新たな販路が開けそうです。

だいたい、自然の生産は予想が難しいのです。
その中で、生産ともに販売の両にらみするのは、生産者にとって荷が重いんです。一般の農家は、販売を農協が引き受けてくれているから、それによって生産に力を注げるわけです。

これにより当方としては、販路への心配をへらして、その分みかんづくりに集中できそうです。


以上は、みかん農夫の新展開です。



さて第二は、みかん農夫といっても、現代に生きる人間ですから、その存在を探ってます。


今の憲法の下で、どう考えても戦争法などできないはずのことが、おしすすめられている。
こうした動きをみとめるわけにはいきません。
海外に軍隊を送って戦争するなどということは、先の敗戦の国民体験からして、その痛切な反省を蹴飛ばすようなものです。

農業にとっても、国民生活をも無茶苦茶にしてしまうこうした政治を転換せること。
これに、どんなに微力であっても、どのように合力するかが問われています。


これとも関連して、昨年末にエンゲルスの「フランスにおける階級闘争」序文 (1895 ) を読んで、それをブログに紹介しました。


写真: DSCN4707


これは、エンゲルスの晩年の論文ですが、
ここで彼は『共産党宣言』について、基本思想
( 唯物史観 ) に正しさを確認しつつも、本質的な点で訂正をしているんですね。社会変革の条件に付いてですが。
そこから現代に通じる革命観の変化を解明しているんですね。
ガンの病床にあった身としては、ギリギリの努力だったでしょう。


この序文に関連した叙述を探したところ、
10 数年前の出版ですが、不破哲三氏が『新・日本共産党綱領を読む』 ( 新日本出版社  2004 2 月刊 ) をだしていました。
この序文の思想が「多数者革命」ということで、今日の日本社会の発展にも重なるものがあると、日本の綱領の基本的な思想だと、その点に光をあてていたんですね。


一方、レーニンのロシア革命ですが、これは基本的にはロシアの専制国家の下での社会発展をめざした革命でした。専制国家の下での革命、いわば、戦前の安維持法下での社会変革の事業に似たような状況です。日本とロシア、国民の苦難は似ていた。レーニンの認識の 場合は、「誤り」というよりも、大きくは彼が直面した歴史社会による制約条件だったんですね。社会一般には、レーニンの全体を否定しする風潮があるんですが、それは問題なんですね。


他方、今日の日本の場合ですが、エンゲルスの提起を正面から吟味すべき条件にあります。
日本は敗戦の結果、国内外の先人の努力により、民主的政治体制をつくりだしたんですね。それによって、新たに問題を直視できるようになったということです。

このことの意義はおおきい。私たちは、今日の歴史的条件をしっかり認識して、現代を生きていける状況がある。
これは幸いなことですね、歴史は無駄には過ぎてこなかったということです。


このエンゲルスの『フランスにおける階級闘争』序文ですが、私たちの生き方に、そうした根本的な示唆を与えてくれています。
不破さんの著書からすると、すでに 10 数年前には、その正面からの探究が始まりだしているということです。あまりそれは、社会生活ではさほど話題になっていないように思うのですが、私の取り違えでしょうか。
これは、大きなすばらしいプレゼントですよ。



ということで、この「みかんの栽培-四季の変化」ですが、さらに今年も続きます。
東京と真鶴・早川の 80 キロを往復しながら、みかん農夫と学習人との「二足の草鞋」です。
今年も、どうぞよろしくお願いします。






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Last updated  2017年01月01日 12時09分01秒
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