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2016年のみかん仕事のまとめ
毎年1月には、みかん仕事をまとめるために、箱根・大平台に行ってます。
確定申告もありますし、一年の区切りなんですね。
「一夜明くけば、豊かなる春とぞ成りける」は、
西鶴『世間胸算用』の、最初の話の締めの言葉です。
今年も、1月16日でしたが、出納帳と電卓をもって出かけてきました。
ゆったり、のんびりとした温泉-姫之湯の休憩室の一角ですが、ここで一年のみかん仕事のまとめしました。
みかんの出荷は、11月-12月で、
1.5キロの袋で500袋、5キロ箱で62箱の出荷でした。
今年の裏年とみかんの木の立ち枯れで、
予測した出荷量が確保できるかどうか、心配していたんですが。
今年も、早川のみかん園の協力も得て、不渡りを出さずに済みました。
出荷は、全部でだいたい1200キロでした。
これは全部が売り物というわけではなく、
一部は親戚・知人への季節のたよりの分も入ってますが、
これからの総収入は、12万円でした。
これが儲けになっているか?といえば、
このために、八王子-真鶴・早川間を、88回往復してます。
ガソリン代で17万6千円、
高速料(まだ12月分が来てませんが)で10万円かかってますから、
交通費だけでも、とても、とてもなんですが。
まぁ、17万円かけて、どこか外国へでも遊びに行ってきたつもりになって、
これさえ出費を覚悟しておけば、
あとは、さまざまな無限な宝を創造することができるんです。
時には、温泉で休養も採るようにして。
「真鶴と早川では、こんなみかんが採れるんですよ」との発信です。
みかんと温泉、それと相模湾の地魚が、歴史と豊かな自然の富があるということです。
東京人は、その気になれば、直ぐ近くにも楽しめるところがあるんです。
ときには、ひごろむしゃくしゃを忘れて、深呼吸することが大切なんです。
当方としては、このみかん作業を通じて、自然と社会の学習(発見)です。
それにより、旧友の人たちや、住まいの地域の人たちとも、交歓が出来るわけです。
もしも、これがなかったなら、定年退職後はどうなっていたか。
とりまく政治社会の環境の中で、不十分なことがらだけがやたら目について、
団地の片すみで、うろうろと何を考え、何をしていたやら。
ですから、みかん仕事は、まったくの採算ぬきの道楽仕事というわけでもないんです。
「赤字」ではなくて、この事業への必要経費なんです。
このみかん仕事は、適当な運動にもなりますし、
あくせくして疎遠になりがちな友人知人たちとも、年賀状のかわりもはたしています。
なによりも都市の勤労市民へ、酸っぱいみかんを届けることで、
この都会の近郊でも、歴史と自然があり、安全で、安く美味しい産物がとれるんだと、
ささやかでも、貴重な宝があるんだと、明日の活力を発信してゆくことなんです。
これは全体として、十分に拡大再生産が出来ているということなんですね。
これが、今季の収支のまとめです。
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