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2017年04月07日
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続『日本マルクス主義哲学の方法と課題』を読んでいて

引き続き、『日本マルクス主義哲学の方法と課題』(新日本出版社)を読んでいます。
この本は、1969年8月30日に刊行されたものですが、
日本共産党の政治誌『前衛』の1968年10月号、69年2月号、3月号に掲載されたものだそうです。

写真: DSCN4944

私などは、たまたま1969年4月から大学入学で東京に通うことになったんです。
だいたい小田原の高校を卒業した19歳は、哲学や思想は様々な模索の中であり、現実の経済や政治は、ほとんど知らなかった。それは無理もないことです。
むしろ、それを学ぼうとして、大学に通っていたんですが。

この本を手にしたのも、そうした当時の関心によるものだったと思います。
当時の私などには、この中身の理解は、ごく限られていました。
だいたい戦後社会を生まれついた自然状態のように感じていて、国家と政治、政党などは、初めて直面したものでしたから。
そして、教育や国が、本来あるべき姿から、諸々の逸脱した現実事態があって、それにぶつかって、疑問を感じだしていたんですね。


今、このシンポジウムを読み返していると不思議な感覚になります。
今日は戦後70年がたちましたが、当時は「すでに24年」でしたが、今からすれば「まだ」たかだか24年なんですね。今や、そこから48年もの歳月が過ぎてしまったんですね。
ここで、戦前の唯物論研究会について、その業績を、この時点であらためて確認しようと議論し合っていいます。
私などは自然的なものと感じていた事柄ですが、それがそうではなくて、このでは歴史的な成果や役割についてあらためて確認しようとている。戦後24年にして、ここで議論をしあっているんです。


今、フェイスブックのおかげで、過去の学習を学びかえすことがあるんですが、
2015年4月9日に、マルクスの「独仏年誌への手紙」を学習していました。

https://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201504090000/

ここで、独断的に世界を先取りするのではなくて、過去にしめされている歴史的な課題の実現にこそ、私たちの問題とすることだ、といったことが述べられています。

これが、私のこのシンポジウムのとらえ方の問題、ここでの討論の中身ともかさなる問題があると思うんですね。
現在、新たに直面している問題ですが、これには本質的にみると、戦後の日本社会が抱え続けてきている問題です。さらに、問題によれば、近代日本が抱え続けてきた問題にも及びます。
今日、解決が求められている問題というのは、そうした歴史側面も持っているんですね。
マルクスの「独仏年誌への手紙」とも重なる問題です。

私自身にとって、あらためてこのシンポジウムを読み返す作業には、前の時とは少し違って、一つの歴史過程のなかでの今をつかめ、今直面しているのは戦後の本質的問題なんだよ、という問題提起をふくんでいるように感じています。とにかく、何が発見できるか、終わりまで読み返してみます。






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Last updated  2017年04月07日 22時13分27秒
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