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2006/09/11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
9.11
私が説明するまでもなく、世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んで3000人あまりの犠牲者が出た日である。
4機の旅客機が同時にテロリストにハイジャックされるという前代未聞の事件である。

正義とは一体何なのだろう?
アルカイダの正義とアメリカの正義が違うからこういう問題になってくる。
そう考えると、正義を振りかざすことくらい恐ろしいことはないように思える。

ウルトラマンは正義の味方だ。
ウルトラマンに退治される怪獣たちは「悪」ということになる。
でも、ほんとうにそうなのだろうか?
怪獣には怪獣の「正義」があるに違いない。

イスラエルを巡って中東で紛争が絶えない。
旧約聖書以来世界をさまよったユダヤ人が、やっと手に入れた国である。
しかし、それまでそこにはパレスチナ人が住んでいた。
イスラエルの正義と、パレスチナの正義は当然争いに発展する。

「勝てば官軍」という言葉がある。
これは即ち、力こそが正義だということだ。

明治維新で勝った官軍は「正義」であって、負けた幕府軍は反逆者になった。
しかし、不思議なことに最後まで抵抗した幕府軍の主要人物の多くが明治政府の要職についている。
日本というのは不思議な国だ。
おおらかというか、こだわりがないというか・・・・。

日本は多神教の国である。
しかも、山にも草にも、岩にも、木にも、さらには「言葉」にも魂があり、神が宿ると考える民族である。
そこらじゅうが神様でいっぱいだ。
明治までは、神様と仏様が一緒に祭ってあったりするくらいにおおらかだった。

思えば、世界中の紛争の多くは「宗教」が絡んでいる。
しかも、紛争の原因となるのは「一神教」だ。
自分の拝む神様以外に神様はいないわけだから、当然争いにもなる。

「うちの神様が本物だ!その他の神は、神の名をかたる悪魔に違いない」

そう考えるのだから、丸く納まるはずがない。

正義と正義の戦いなのに、どうしてこんなに醜悪なのだろう?
それはきっと、本当の「正義」ではないからだ。





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Last updated  2006/09/12 12:59:03 PM
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