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友人に教えてもらって、マンガ作品「中春こまわり君」を読んでみた。amazon kindle版を購入。いやぁ・・・・懐かしいなぁ。涙がちょちょぎれそうです。(^◇^;)・・・・・・・・と、その前にひょっとしたら、恐らく多くの方が何の事かわからないような気がするので解説しておく。がきデカワタシが小学生の高学年の頃から少年チャンピオンで連載されたギャグ漫画である。不条理ギャグ漫画の金字塔を打ち立てたというか現在脈々と受け継がれるギャグマンガの要素を確立した作品ではなかろうか。内容は少年警察官を自称する主人公「こまわり君」が様々な騒動を巻き起こして最後はひどい目に合うというオチである。下ネタ系の下品な内容が多く、当時「子供の教育に良くない」とPTAをはじめ各教育機関から袋叩きにあったのだが読者からは大絶賛された作品で恐らく今読んでも冷や汗が出る事間違いなしである。・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんな青春の思い出のような作品ではあるがなんと、その後の主人公「こまわり君」を描いた作品が「中春こまわり君」である。ただ、「中春こまわり君」の劇中では「がきデカ」が連載されていた当時から現実と同じ時間が経過しており「がきデカ」では小学生だった主人公がすでに中年になっているのがミソである。ただ、疑問がないではない。「がきデカ」では小学生だった主人公。変態性欲者と言っても良く、彼が大人になったらただの犯罪者ではないか?そもそもマトモな社会生活を送れるのか?・・・・・・・・ところが、本作品を読んで全てが裏切られた。ネタバレにもなるが、本作品の「山田こまわり君」は常識をわきまえた社会人である。多少の奇行はあるが妻子持ちで真面目に会社づとめをしている。これではマンガにならないような気がするがなんと、本作品では主人公の周りに狂った人間がたくさんいるのだ。狂った人間と言っても普通に生活している人間達なのだが普段どこにでもあるような光景の中で狂った人間が騒動を巻き起こしていく。主人公「山田こまわり君」は自分の人生の中で悩みもがきながらも狂った人間の起こした騒動を解決していくという「がきデカ」とは真逆の展開なのだ。第2巻ではとある文学作品がキーワードになっていて下品なのに知性を感じるという不思議な感覚に襲われる。こまわり君も寄る年波には勝てず、身体中にガタがきているがここぞという時は超人的な身体能力を駆使する展開は健在。昔のファンも裏切りません。(^^;)作者の山上たつひこ氏。がきデカの連載終了後には漫画家を引退して小説家に転向していたらしいのですが結局、この方の作風というか言いたい事っていうのは社会にはマトモな振りをして狂った人や物に溢れているのではないだろうか?がきデカの時は主人公に狂った事をやらせて人気が出たのだけど山上たつひこ氏は爆発的な大ヒットとなった事で、むしろ苛立ちや嫌悪を感じていたと後年語っている。で、今回の「中春こまわり君」作者の本来描きたかった「社会には狂った人や物に溢れている」を描いたのでなかろうか?子供の頃に読んだマンガ作品の主人公が自分と同じように年を重ねて、社会の不条理に直面し、もがき苦しみそれでも歩いていく。下品な不条理マンガの続編ではありますが色々と考えさせられる名作です。がきデカに夢中になった方には激しくおすすめいたします。(^^;)
2022.02.24
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最近、アウトドアネタばかりですねぇ。まぁ、細かい事は気にしないで下さい。(笑)さて、エスビット クックセット 585 お茶セット。固形燃料での運用はそれなりに快適なのですが、やっぱり燃料コストが気になるところなのでより燃料コストの安いアルコールストーブでの運用を試行錯誤してみました。アルコールストーブも色々試してみましたが、ダイソー アルコールストーブ(小)40mlタイプが最適なようです。ただ、このお茶セットの五徳を使用すると、何故か効率が悪いのです。そこでできるだけ条件を揃えてテストしてみました。その日の気温3.8度 200ccの水の沸騰までの時間を計測してみます。使用アルコールは10ccです。その結果、標準(上記の画像)の組み合わせでは6分37秒で燃料切れで沸騰せず。多分、燃料を20ccにすれば10分位で沸くので効率を求めなければ標準の組み合わせでも一応使えます。次に、上画像のように五徳とコッヘルの間に棒を差し込んで空間をつくってみました。結果、4分25秒で沸騰。アルコールは微妙に残っています。劇的に効率が向上しました。酸素の吸入なのか? 炎の流れなのか? 空気による冷却なのか?厳密な理由はよくわかりませんがとにかく効率はよくなりました。(^^;)ただ、棒を差し込むのはちょっとかっこ悪い。なので、五徳とコッヘルの間に空間をつくる方法を模索したところ良さげな物を発見、これです。パソコン用のファンガードです。(笑)これを五徳とコッヘルの間に入れると、デザイン的にも破綻なく熱効率をアップさせる事に成功しました。5分10秒で沸騰。棒よりも微妙に時間がかかってますが、まぁこの程度なら良いでしょう。もちろん、ファンガードはクックセットの中に収納可能です。あとは、以前からの懸念である。風防ですが中華のチタン風防をポチってみました。風防というよりはフィルムです。半端なく軽く重量わずか15gしかありません。切りっぱなしなので端が刃物のようです。気をつけないと手を怪我します。流石は中華クオリティー。あまりにペラペラなのでクリップで止めてこのように使います。これで野外で風があっても大丈夫そうです。ってな訳で全てのお茶セットが手のひらサイズに収納できるようになりました。燃焼用のアルコールも70cc入るので、二人分のお茶+カップ麺のお湯くらいは楽勝で沸かせます。風防だけは中に入りませんでした。風防を切って縦を短くすれば入るのですが、この風防は他の用途でも使いたいのであえてお茶セットに入れない判断です。以上、だらだらとこだわってみましたが楽しいお茶セットの完成です。ちなみに湯沸かしテストでお湯を沸かすたびにコーヒーを飲んでたら飽きてきて緑茶のティーパックを飲んだりしてたら気に入りました。緑茶っておいしいですね。ちょっと緑茶にハマるかも(^◇^;)
2022.02.21
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先日買ったSOL エスケーププロヴィヴィの中華パチもん。なかなか良さげなので改造してファスナーとシームシーリングを処しました。さっそくテストです。近日キャンプに行く予定はないので室内です。(笑)まず、おさらいしておきますがキャンプ用品は野外で使用する事が前提なので過酷な性能が求められます。大切なのが水を通さない事。水を通すと中が濡れてしまい最悪死に至ります。次に中の水分を外に出す事。これができないと身体から出る水分によって内側から濡れてしまい。これまた非常に不快です。つまり、キャンプ用品の生地は外側からの水は通さず、内側からの水分は通すという相当に我儘な性能を求められるのです。これを実現したのがゴアテックスという生地でゴアテックスには水の分子よりは小さいけれど水蒸気の分子よりは大きな穴が開いています。雨は通さないけど身体からでる水蒸気は通すのです。まさに理想的な生地ですが、値段が高いのと、重いという欠点があります。特に重量に関してシビアな登山等ではどこで妥協するかがポイントとなるのです。さて、安価な中華パチもん。どこまでいけるか興味津津です。まずは一番気になる透湿性。雪山に出かける暇はありませんので、普通に一晩布団で寝てみました。(笑)このシュラフカバーをインナーシーツのように使って寝間着を着ないで下着のまま入り、あとは普通に布団を掛けて寝てみました。寝間着を着ないのはシュラフカバー内の結露をわかりやすくする為です。内側が結露で濡れた時は素肌の方がわかりやすいからね。当たり前ですが、普通に寝る時よりシュラフカバーの分多いので暑い。多少寝汗をかいてしまいましたが(内側のアルミ蒸着が効いてる)朝まで寝て、なんと結露はまったくなし、シュラフカバーの内側はさらさらしています。透湿性は合格です。やるな中華!次に風呂場にて撥水テストです。シュラフカバーに入ってシャワーの水を無慈悲に掛け続けてみました。水は見事に弾いて玉になって落ちて行きます。撥水性もなかなかのものです。ただ、シャワーの水を掛けていた膝辺りが段々冷たくなってきました。シュラフカバーからでたらズボンの膝が濡れていました。シャワーの直撃の水圧があれば水が通ってしまうようです。試しにコップに水を入れて生地で蓋をして逆さにしてみると、じわじわと水が染みてきました。つまり防水性はないという結果になりました。予想通りではありますが・・・・・(^^;)まとめると、このシュラフカバー、透湿性があり結露はしなかった。撥水性もあり水がかかる程度では水は弾いて流れていきます。しかし、防水性まではないのでシャワーの直撃には耐えられない。つまり、このシュラフカバーでテントの中で寝た場合テントの結露による水はねや、強風でテントのベンチレーター等からの吹き込む水しぶき程度には耐えられますがテント内に水たまりができるような水没には耐えられないという事です。間違っても、雨の中テントなしでこのシュラフカバーだけで寝るなんて事をしてはいけません。死にます。(^^;)まぁ、元々撥水処理した不織布なので当たり前と言えば当たり前ではあります。本物のSOL エスケーププロヴィヴィは防水をうたっているのでもう少し水には強いと思いますが、この中華パチモノヴィヴィもなかなかの性能です。2000m以下の1泊2日の登山やキャンプでは十分使えます。なんと言っても圧倒的に軽いのが強みです。日帰りの登山でもツェルトと一緒にこのシュラフカバーを持っていれば緊急時に命が救われるかもしれません。ツェルトと合わせても500g以下ですからね。ってな感じでワタシはこのパチもん中華ヴィヴィ気に入りました。これからこちらをメインに使っていいこうと思います。もちろん、3000級の山を縦走するような方は寝袋を濡らすと死にますのでちゃんとしたシュラフカバーを使って下さいね。追伸・・・・シームシーリング処理は意味がなかったような気がする(笑)
2022.02.16
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昨日は泣く子も黙る2月14日。バレンタインデーです。で、娘にチョコをもらいました。\(^o^)/これです。TUWAMONO(強者)ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!なんかすごくね。よく見たら織田信長の兜のイラスト・・・・・・中身はこんなんです。なんやらたくさんのチョコが入っている詳細な説明書が付いていた。説明書によると右上から【たまり醤油】名馬コレクターの信長の愛馬のイメージゆかりの地、愛知のたまり醤油を使用。右中【抹茶】信長の愛した茶の湯にちなんだ抹茶チョコ。右下【唐辛子】明智光秀による本能寺の変をイメージ。炎を連想させる唐辛子を使用。中上【スイートガナッシュ】信長の珍重した南蛮菓子の金平糖をガナッシュにあしらった一品。中中【和栗】中央は信長の兜をシルエットにイメージ。勝栗にもちなんでいる。中下【八丁味噌】長篠の戦い等で信長の使用した火縄銃の黒色火薬をイメージ。信長ゆかりの愛知で親しまれる八丁味噌を使用。左上【柿】干し柿が好物であったと言われる元祖スイーツ男子の信長の逸話からイメージ。左中【ポートワイン】信長が日本人で初めて飲んだと言われるポートワインを使った鮮やかなチョコ。左下【たまり醤油】右上と同じ。・・・・・・・・・・・・と、いうふうに説明文を読むだけでにやけてしまうチョコでありました。そのまま食ったらもったいないので夜にレコードを聞きながらウイスキー片手に食べてみよう。(#^_^#)ちなみにこの戦国武将チョコ他にも多くのシリーズがあって圧倒されます。ご興味ある方は検索してみて下さい。それにしても、娘昨年のガンダムのシャアチョコに続いて今年の織田信長チョコ・・・・・なかなか絶妙なところを突いてくるな。(^◇^;)
2022.02.15
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怪しい中華サイトから購入したSOL エスケーププロヴィヴィのパチもん。予想の反して意外と良さげな感じです。ただ、残念な事に、縫い目は縫いっぱなし、サイドの開きがマジックテープ止めという残念な仕様。どうしようもない物なら笑って済ませるのですが生地が良さそうな予感がしたので改造してみました。まずは、サイド開き部分のマジックテープを取っ払ってファスナーを取り付けてみました。ミシンなんか触ったの小学生の家庭科の時間以来ではなかろうか(爆)多少の苦戦はありましたがやればできるもんです。次に縫い目をシームテープによりシームシーリングしてみました。テントなんかは生地の裏側からシームシーリングするのが普通ですが本家、SOL エスケーププロヴィヴィは表側からシームテープを貼ってるのでそれに習って表側から縫い目をつぶしてみました。この方が作業が楽だしね。(笑)シーム箇所は両サイドの縫い目と底(足元)の袋のなっている部分です。あとファスナーの縫い目もシームテープを貼っております。フードの部分は本家SOL エスケーププロヴィヴィでもシームシーリングしていないようですのでワタシもその部分は貼りませんでした。ってな訳で完成です。SOL偽エスケーププロヴィヴィの完成です。重量を計ってみたら183g.改造前が150gだったので若干重くなりましたがまぁ許容範囲。本物のSOL エスケーププロヴィヴィが227gなので軽さでは本家を上回っております。30年前のゴアテックスシュラフカバーが500g超えを考えると驚異的な軽量化になりました。さて、後は実践のみ撥水性や防水性はどの程度なのか?透湿性はあるのか?興味しんしんですが、今の所キャンプに行く予定はありません。(;´д`)トホホまぁ、近いうちに何からかの形で実験したいと思います。
2022.02.14
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先日、30年前から持っていたシュラフカバーのシームシールを修理したワタシであったが冷静に考えるとこのシュラフカバー、めっちゃ重い(笑)実測で500g超えガ━━(;゚Д゚)━━ン!!もちろん、ゴアテックスの高性能なシュラフカバーなのであるが今のUL(ウルトラライト)のご時世に500gはめちゃくちゃ重いと言わざるを得ない。で、登山家の皆さんはどうしてるのかと思っていたらSOL エスケープヴィヴィなんてのが人気らしい。エスケープヴィヴィとはいわゆるを災害用 アルミシートを封筒状に縫い合わせた物これに入っておけば一応濡れないし温かい。が・・・・・・所詮アルミシート。透湿性(中の水分が外に出ていかない)が全く無いので身体から出る水分がアルミシートの内側に結露して寝袋が濡れるという事が起こる。そこで登場したのがエスケーププロヴィヴィ大真面目にシュラフカバーとして使えるのだ。しかも軽い227g性能的にはゴアテックスにはかなわないものの、大幅な軽量化をなした上で多少の透湿性もありお値段はゴアテックスより安いという事で大人気なのだ。・・・・・・・・・・・・・・ところが何故かわからないが、現在入手不能。生産されてないのか? 市場ではボッタクリ価格で取引されている。とにかく手に入らないのだ。(´・ω・`)せっかく良い商品なのに手に入らないとは・・・・・(T^T)とか、思ったらひらめいた。偽物天国、中華なら似たような物があるんじゃね?探してみましたよ。中華の偽物、パチもん市場の大海原の中を(笑)探してみたのは下記のようなスペック。●不織布ベースでアルミを蒸着した素材で撥水加工されたもの●寝袋型に立体縫製されたもの●透湿性のあるもの●値段の安いもので、とある中華サイトでついに見つけちゃったのだ。それっぽい物を・・・・・ただ、中華サイトなので嘘を書いてるかもしれないし、画像が偽物かもしれないし品物が届くかどうかもわからない。amazon経由での注文であれば、返金も期待できるが中華サイトにそれは期待できない。それ以上にクレジットカード番号を抜かれる可能性もある。ってな感じでめっちゃ危険な香りはするのであるが心配をよそにちゃんと到着した。これだぁ・・・・内側はアルミ蒸着してあるが、独特の亀甲模様がありアルミ蒸着されてない部分がある。つまり透湿性があるのかもしれない。ただ、残念な点もあるサイドの開きがファスナーではなく、マジックテープ止め(^^;)いや、ちょっと笑った。これじゃ中のぬくもりが全部抜けるじゃん。あと、縫い目にシームシール処理なんかされてない。縫いっぱなしだ。ちなみに重量はまさかの150gこの点は本家を凌駕している。いや、パチもんとは言え、なかなかの品物である。やるな中華!これにファスナーを取り付けて、縫い目をシームシール処理すればエスケーププロヴィヴィに近い性能になるのではないか?今度改造してみよう。(笑)(^o^)
2022.02.04
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迷走してしまったワタシの最小お茶セット計画。何だか自分でもよくわからなくなってきました。こういう時は基本に還るのが一番です。・・・・・・で、ここでとんでもない事に気が付きました。実は、ワタシはこのお茶セット購入早々改造していたのです。燃焼皿を取り外した改造は前に書きましたが実は、もう一つ、五徳風防の内側にアルミ板を入れて五徳風防の上部の穴をつぶしていたのです。これは事前に「この五徳は風に弱い」という情報をつかんでいたのでなら上部の穴をつぶしたら風の影響を受けにくくなるんでねぇ?五徳の上部の穴をつぶしても全面に大きな開口と底部にも穴があるので問題ないと思ったのです。ひょっとしたらこの改造が悪い影響を及ぼしているのかも・・・・・さっそく、アルミ板を取り外して元の状態に戻して再実験です。その結果、ダイソーアルスト(小)で200ccの水が約8分で沸騰。アルコール消費は約15ccこのアルストは最大30ccのアルコールが入るので一度に400ccの水の沸騰が可能です。使える範囲の結果ですが、トランギアタイプの対して燃費が悪い気がします。今度は百均の固形燃料で試してみました。なんと7分で沸騰。さらに実験を繰り返すと水500ccは17分で沸騰。燃料が20分ほど持続しますので1個の燃料で水500ccを沸騰させてもまだ余裕があります。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!百均の固形燃料優秀じゃん!もちろん、エスビットの燃料も同じように優秀ですがコストを考えると百均燃料の圧勝です。ただ、百均の固形燃料は主成分がメタノールなので有害です。使用前はビニールでパックされているので問題はありませんが途中消火した残りからは有害なメタノールがバンバン揮発します。何か良い策はないかと思っていたら百均で良い物を発見しました。これを使えば残った燃料も安全に持ち運べます。ってな、訳で実験の結果。百均の固形燃料1個でコーヒーとカップ麺用のお湯が沸かせます。そしてお茶セットの中には固形燃料を2個収納可能。もう、こいつに決めたよ。こいつで行くよ。最小位のお茶セットの完成です。\(^o^)/ちなみに、固形燃料は風に弱いという弱点がありこの点はまだ解決されていませんが今、超小型中華チタン製風防をポチっています。届いたらレビューしますね。(^o^)さらに余談ですが百均の固形燃料は切って分割するとパワーアップします。試しに4分割して燃焼してみたら鬼のように激しく燃えて200ccが4分で沸騰しました。雪の氷点下のような状態でパワーが欲しい時に使える手かもしれません。ただ、燃焼が激しすぎて火が鍋底に当たらずかなりのパワーロスがあります。(笑)
2022.02.03
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いよいよ、最小のお茶セット実践です。とある夜の公園に行ってみました。気温、3度程度、そこそこ風もあって100円ライターでは着火しにくい程です。エスビット・タブレットスタンダードサイズ4gを2個使って湯沸かしてしてみました。春~秋の季節だとエスビット4gが2個あれば200ccの水を沸騰させる事ができます。結果、10分かかって水200ccが沸騰せず。まぁ、沸騰直前まで行ったのでコーヒーを入れるには全く問題なかったのですが思ったより時間がかかったので微妙な気分です。もちろん、エスビット・タブレット4gを3個使えば問題なく沸騰したとは思いますがエスビット・タブレットって微妙に価格が高く3個使うのは躊躇したのが本音です。(^^;)なので、今度はアルスト(アルコールストーブ)を試す事にしました。ダイソーの小型アルスト40ccタイプです。ところが、10分経っても沸騰せず。アルストがついに燃料切れ。アルコール30ccで水100ccが沸騰させられない(・_・?)念の為に風防を付けて試してみたら10分でなんとか沸騰しかし、燃料はほぼなし。(°◇°)~ガーンなんという事でしょうか?燃費が異常に悪く、また水の温度が上がりません。風防が必要なのは分かりましたがイマイチ納得できんので色々試してみました。ゴスホークアルスト+お茶セット五徳アルコールが燃えない(笑)おそらくアルストと鍋の底が近すぎる。ゴスホークアルスト+セリア五徳水200ccが4分半で沸騰。今の所最高タイムを樹立。ダイソーアルスト(小)+セリア五徳水200ccが9分半で沸騰。お茶セット五徳よりも優秀、燃料消費も少ない。実験の結果、このお茶セットの五徳にアルスト(アルコールストーブ)を入れるとコッヘル(なべ)の底が近すぎて熱効率が悪くまた、熱せられたアルコールが燃焼せずに気化して蒸発しているようです。つまりアルコールを消費する割にはお湯にならんという事です。(´ヘ`;) うーむ・・・・・・お茶セットの五徳を使わずに普通の五徳を使うのが熱効率が良いという結果に。お茶セットの五徳で無理にアルストを使うなら五徳とコッヘル(鍋)の間にスペーサーを入れて距離を開ける事で問題の解決も可能ですが、今度はそのスペーサーをお茶セットと一緒に持ち歩かねばなりません。お茶セットに収納できるかどうかもわかりません。別の五徳を使うとすると、お茶セットとは別に持ち歩かねばならずに手のひらサイズじゃなくなってしまう。重量的には大した事ではないですがイマイチスッキリしないという迷走状態にハマってしまったのでした。つづく・・・・・(笑)
2022.02.02
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寒い毎日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?ワタシはコロナ禍で30年ぶりにキャンプ熱が再燃しております。今回はお茶セットについて考えてみました。お茶セット、それは野外、それも景色の良い場所等で気の赴いた時にお茶を入れる道具。ま、お茶と言ってもコーヒーですが(笑)実は、ワタシ30年前は珈琲豆を売っていたのです。その当時は珈琲豆はスーパーとかでは売っておらず、専門店か高級デパートに行かないと買えない物だったのですがその当時に20種類ほどの珈琲豆を扱っており当然、普段も珈琲豆からドリップしたコーヒーばかりを飲んでおりました。また、日本有数の清流の源流まで行き、そこの水を沸かして小型のコーヒーミルで豆を挽いてコーヒーを入れたりしておりました。もちろん、今でもドリップしたコーヒーばかりを飲んでおります。・・・・・・・・・・・・・・・・ところが、先日、スティックタイプのインスタントコーヒーを飲んでびっくり。(゜O゜;えっ? 旨い!(´・ω`・)30年前のインスタントコーヒーは飲むに耐えなかったのですが30年の間にインスタントコーヒーは進化してるのですね。インスタントでも充分旨いのです。これなら野外でも楽しめる。コーヒーミルなんぞ必要ない。これが今回コンパクトなお茶セットを考え始めたきっかけです。・・・・・・・・・・・・・・そして、たどり着いたのがこれエスビット クックセット 585エスビットの585ccコッヘルセットです。エスビット専用の五徳&風防付き。コッヘルは最大500cc程度沸かせるのでお茶二人分のお湯もしくは、一人分のカップ麺のお湯が沸かせます。ただ、エスビット専用なので少々使い勝手が悪い。なので、入手早々改造しました(笑)風防底にエスビット燃料皿がリベットで固定されているのですがこれを破壊。燃料皿を外れるようにしました。これでエスビットに加え、百均の固形燃料、アルコールストーブの3種類の燃料が使えます。アルコールストーブはいわゆるトランギアタイプでは大きすぎます。ダイソーのアルコールストーブ(小)40ccタイプがジャストフィットします。コーヒーカップは世間的にはチタンマグカップが人気ですが死ぬほど高価なので却下、紙コップにします。紙コップの方がチタンよりも軽いしね(笑)ただ、紙コップではチープなので、百均で買った紙コップホルダーを付けます。このホルダーがあるだけで何やら良い感じになります(笑)ってな訳でスタッキングするとこんな感じになりました。コッヘル(やかん)の中に五徳、風防、コーヒーカップ、コーヒー、燃料、全てが収まります。画像に入れ忘れましたがライターも入ります。手のひらサイズのお茶セットの完成です。これさえあれば、いつでもどこでもお茶する事ができます。外出するのが益々楽しみになりました。(#^.^#)次回、実践編につづく・・・・・
2022.02.01
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