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【読書は心の常備薬】【5冊セット】「私の障害、私の個性。」、「現代心理学入門」、「冒険としての社会科学」、「社会心理学ショート・ショート」、「社会心理学」 書籍の5冊セットです。 本当に本は、いいものですね。頭の中で、いろんな人やいろんな場所、いろんな経験を授けてくれるものです。 だから、「読書は心の常備薬」 なのですね。 本日、楽天オークションに、【5冊セット】「私の障害、私の個性。」、「現代心理学入門」、「冒険としての社会科学」、「社会心理学ショート・ショート」、「社会心理学」 の書籍を出品しました。 もし、宜しければお立ち寄りください。詳しい説明や写真もあります。アドレスはこちらです。http://auction.item.rakuten.co.jp/10000888/a/10000123(10月31日)図説現代心理学入門3訂版冒険としての社会科学社会心理学ショート・ショート社会心理学
2007年10月31日
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■気になる本 - 死人に口あり - --------------------------------------------------------- 「死人に口なし」とかの言い伝えがあります。死んでしまった人は、言いたくても言うことができない。死んだ人に無実の罪を着せるのは抗弁できないから容易である。また、死人を証人に立てようとしてもむだである、という意味でしょう。 著者の仕事は、不幸にして亡くなられた方の思いをを法医学によって語ってもらう という仕事だと思いました。 著者は、1年間で約100万人の方が亡くなっているといいます。多いのは、病院にて病気で亡くなる方ですが(自然死)、約10%の方は、不自然死(異常死)であるといいます。 100万人の10%ですから、10万人ということでしょうか。 このような異常死については、外観だけではわからないので死体を解剖する必要がある といいます。 そして、著者は、解剖の種類が大きく3つに分けられるとして、■正常解剖 献体された遺体を医学部等の施設で身体の仕組み等を 勉強するために行う解剖■病理解剖 病院で亡くなった方について、それが診断の通り だったかどうか、あるいは診断されていないような病理が 隠れていないか等を解明するために病理学者が行う解剖■法医解剖 これは、二つに分けられる。 ■司法解剖 犯罪死体またはその疑いのある死体の場合、 検察官や警察署長などの嘱託をうけて、そしてさらに 裁判所の「鑑定処分許可状」を得て、学識経験者(通常 は、法医学の教授、助教授など)が大学で行う ■行政解剖 「死体解剖保存法第8条*に基づいて行われ 犯罪の疑いはないのだが死因がわからない、あるいは 伝染病が流行していないかを調査するというような目的 で、本当の死因を究明するために監察医が行う解剖と説明をしてくれています。(参考)死体解剖保存法(昭和24年6月10日法律第204号)第八条 政令で定める地を管轄する都道府県知事は、その地域内における伝染病、中毒又は災害により死亡した疑のある死体その他死因の明らかでない死体について、その死因を明らかにするため監察医を置き、これに検案をさせ、又は検案によつても死因の判明しない場合には解剖させることができる。但し、変死体又は変死の疑がある死体については、刑事訴訟法第229条の規定による検視があつた後でなければ、検案又は解剖させることができない。2 前項の規定による検案又は解剖は、刑事訴訟法の規定による検証又は鑑定のための解剖を妨げるものではない。 いま、「死人に口あり 現場の法医学・法医解剖室より」(著者 押田茂実 著、出版社 (株)実業之日本社、出版年月 2004年11月)を読みました。 著者の押田茂實(おしだ しげみ)氏の概略は次の通りです。昭和42年3月 東北大学医学部卒業 インターン後、昭和43年4月東北大学法医学教室助手昭和53年12月東北大学医学部助教授(法医学)昭和60年6月 日本大学医学部教授(法医学) 日本大学法学部(法医学)、 日本大学法科大学院(医療と法)、 上智大学法学部(法医学)、 慶應義塾大学法科大学院(法医学)で講義 著者は、法医学の専門家として携わった仕事の概略、そして、その作業概略を著しています。 死亡推定時刻は? 自殺か、他殺か? DNA鑑定は? 東電OL殺人事件は? トリカブト殺人事件は? 日本航空機御巣鷹山墜落事故現場へ急行 阪神・淡路大震災の現場 袴田事件40年間の謎 など第一人者が語る法医学の最前線の様子がよくわかります。 著者は、掲記のタイトルの部分で述べています。 「死人にも口があり、死んだすべての人が語りたいという意志をもっているに違いない。だが、自分の意志でそれを残せない。当然、死体は喋れない。その人たちがこの世に残したいもの、その残したい言葉を、専門家がどのくらい科学的に代弁してあげれるのか、それを読み取ってあげることができるシステムが必要ではないかと思っている。」 6月26日、大相撲の時津風部屋宿舎で、序ノ口力士の斉藤俊(たかし)さん(当時17歳)が急死した問題では、遺族の方が行政解剖を依頼して、新潟大学大学院の出羽厚二准教授(法医学)が解剖をしています。 そして、「無数の外傷がある遺体を解剖せずに病死と判断したのはおかしい」と愛知県警の検視のミスを指摘しております。 愛知県警の司法解剖件数が極端に少ないこと、法医学の専門家の育成がすすんでいなく、人数も少ないこと等 いろいろな問題があると感じた本でした。 尚、死に関する諺や言い伝え等はちょっと調べただけでも沢山あります。 ほんの一部を紹介します。「死人に口なし」死んでしまった人は、言いたくても言うことができない。死んだ人に無実の罪を着せるのは抗弁できないから容易である。また、死人を証人に立てようとしてもむだである、という意味。 「死んで花実が咲くものか」生きているからこそいいこともあるので、死んでしまっては何にもならないということ。 「死者に鞭打つ」 「死屍に鞭打つ」死者の生前の言動を取り上げ、あれこれと悪口を言うこと。一般に、死者に対する礼を欠いた、心ないわざとして非難する気持を込めて用いています。「死者を鞭打つような発言は慎んでもらいたい」と。 「死ぬ者貧乏」いっしょに事に当たったもののうち、死んだ人は最も不幸で、生きている者だけがその利益を占めるというものです。 「死に花を咲かせる」りっぱに死んで,誉れを残す。 「死に学問」実際の役に立たない学問のこと。 「死に金」役に立っていない金のこと、むだに使った金のこと、死んだときのための準備金。 「死に物狂い」必死で行うこと。 「死児の齢を数える」(しじのよわいをかぞえる)悔いてもしかたのない過去のことをくどくどとなげくたとえ。 「死生有命」しせいゆうめい人間の生死というものは,天命によって定められているもので,人の力ではどうすることもできないということ。 「死んでの長者より生きての貧乏」死んで長者と尊ばれるよりは、貧乏しても生き残るほうがよい。 「死馬の骨を買」 役に立たないものをまず買って、それをもとに、役に立つものが来るのを待つたとえ話。すぐれた人材を集めるためには、それほどでもない人をまず優待すれば、自然に集まってくる意味。一日に千里を走る名馬を求めに行った使者が、死んだ名馬の骨を五百金もの大金を出して買って来た。王がその使者をしかると、使者は死馬の骨さえ買ったのだから、生きている名馬はきっと売り込みに来ますといった。果たして、一年たたないうちに名馬の売り手が三人も来たという故事。(追伸)楽天ブログは、1万文字(半角で)制限があるため、前回は、大幅に文章の見直しをしました。今回は、多分、制限内に納まったと思います。アメーバでは、1万文字の制限はありませんが。(10月29日)死人に口あり 現場の法医学・法医解剖室より著者:押田茂實出版社:実業之日本社
2007年10月29日
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■気になる本 - ともかくやってみろ - -------- 「通産省(当時)の局長や課長は、3年と同じ部署にとどまらず次々と昇進して変っていく。それに比べて、われわれのビジネスは(中略)3年やそこらでくるくる変えられるものではない。」 と著者は述べています。 ここのところ、行政の担当者の不祥事が話題になっております。フツーの刑事事件はもとより、青少年健全育成条例違反、横領、着服、パワハラ、セクハラ、談合事件、保存記録紛失事件、接待事件等なんとも凄まじいことです。 行政とは、政(まつりごと)行う、実行する部隊です。政を作るのは、立法(国会)ですから、決まった法律等に従って忠実に実行しなくてはなりません。 もし、行政の担当者が法に触れる違反をした場合にはそれを裁くのは、司法(裁判所)です。 そして、この立法、行政、司法が各々独立していることが三権分立なのです。 最近の新聞等の事件概略を、この立法、行政、司法に分類してみると、圧倒的に行政が多いのではないでしょうか。 それでしたら、抑止力になる法律を作成し、罰則を設け、厳罰化を明確にしてほしいものです。尚、法に遡及はありませんので、これからの犯罪には、ということですが。 優秀な行政の担当者の方々、是非、入社したときの初心に戻ってほしいものです。国民に尽くすと。 冒頭の著者の話は、昭和36年(1961年)前後の話からの振り返った感想です。 コンピュータ業界は、当初、日本の遅れたコンピュータ技術を世界に追いつくために外国企業と提携し、技術を導入することを行政に強いられました。 その後、コンピュータが自由化の品目にあげられるとコンピュータは国産化でいくとの行政の方針。そして、国産メーカが多いということで行政主導で再編成させられ、6社が3グループへと提携しています。 その後、外国のコンピュータを積極的に導入していくために、外国メーカと共同研究を行えをいう指示を行政はだしています。 問題なのは企業よりも、国策に一本芯がないことだということです。それが、いまも続いているのではないかと疑心暗鬼であります。 いま、「ともかくやってみろ 私の体験的経営論」(著者 小林大祐 著、出版社 東洋経済新報社、発行年月 1983年6月)を再読しました。 著者の小林大祐(1912年~1994年)は、1912年6月13日,兵庫県多可郡加美町で生まれ,1994年8月,7年に及ぶ闘病生活の後,静岡県函南において没した. 富士通信機製造の第11期生として入社,社長,会長,相談役まで勤め,富士通をグローバルな企業に育て上げた.(参考)日本のコンピュータパイオニアhttp://museum.ipsj.or.jp/pioneer/kobayasi.html 当時、日本のコンピュータは、欧米の進んだ技術を導入しようとして提携をしています。 東芝 - GE 日立 - RCA 日本電気 - ハネウェル 著者の会社「富士通」は、パラメトロンPC2(FACOM 202)を商用として国産開発していました。このパラメトロンPC2は、東大理学部、東大の生産技術研究所、トヨタ自動車工業から生産委託を受けていた といいます。 このコンピュータは、当時30台ほど生産され当時としてベストセラーになった と著者は自負しております。ただ、欠点は、消費電力が大きく、発熱量がすごく、冷房装置に金がかかりすぎること、冷却に油を使用したため、油漏れが発生すること から、トランジスタのコンピュータに挑戦していく時期でした。 このころ著者は、技術部の副部長だったといいます。 富士通も、コンピュータの巨人であるIBMに提携を打診しています。 IBMは、アメリカの会社で会計機械を製作・販売していた会社で、その歴史は、ホームページによると----------------引用-------------------------1914年、T.J.ワトソン・シニアが初代社長に就任し、この年をIBMの創立の年としている。1924年には、IBM(International Business Machines)と社名を変更。現在に至る。----------------引用-------------------------で歴史のある会社です。 同じホームページによると、日本IBMは、1958年(昭和33年)わが国初の電子計算機650を納入とありますが、まだトランジスタ型コンピュータではないと思います。 ところが、IBMとの提携は、「IBM100%出資以外のところには、うちの技術はトランスファーしない。これは、IBMのポリシーである。」と、にべもなく断られるのです。 そこで、富士通は自主開発路線に走るのです。 1960年代初めの頃は、国産では日立製作所が第一位で日本電気に次いで富士通が第三位でした。 ところが、1968年(昭和43年)には、国産で第一位におどりでました。のちの1979年(昭和54年)には、IBMを抜いて国内第一位についています。 1968年に国産メーカで第一位についた富士通のエポック製品は、昭和40年に開発したICコンピュータのFACOM 230-60でした。(参考)FACOM 230-60http://museum.ipsj.or.jp/computer/main/0016.html このコンピュータは、中型機のFACOM 230-50でシミュレーションして230-60を作るという画期的なものでした。 そして独自技術のOSは、いまでは珍しくないですが、当時としては珍しい「マルチプロセッサ」対応のOSでした。 つまり、FACOM 230-60の2台を結合し、OSは、あたかも1台のような制御をしてくれる というものです。能力は、1.7倍であったというから、たいしたものです。 ただ、国産では第一位になってもIBMとの差は大きく、また、IBMは、画期的な製品IBM360シリーズを発表しました。----------------引用-------------------------1964年(昭和39年)東京オリンピックの競技結果の集計に協力、システム/360を発表----------------引用------------------------- そうです。このシステム360シリーズは、360度全てに対応できるコンピュータという意味で命名され、一つのOSで、大型、中型、小型のコンピュータを動かすOSと、コンピュータの規格統一をなしとげたすばらしいものです。 その後、システム360シリーズに携わったアムダール博士が、後継シリーズであるシステム370の市場調査に入ったとき、(チップは、MSI:中規模集積回路を初めて採用する予定だったらしい)経営トップとモデル数で意見が食い違い、スピンアウトしてしまいます。それを富士通が支援したというのが、アムダール博士との最初のきっかけだった。 1974年(昭和49年)にアムダール社は、富士通と共同開発した470 V/6が完成し、翌年、NASAに納入された。 この470 V/6は、国内の富士通ブランドは兄弟機と著者がいっていますが、FACOM M-190です。 勿論、OSも国産OSで、しかもIBMマシーンで動作していたプログラムをそのまま動かすことができ+アルファとして独自の機能を加えたものです。 ここに、「FACOM M-190 ハードウェア解説(69HS-1010-1)」の本があります。 この本は、顧客用、システムエンジニア用等に作成されたものです。 少し、スペック(性能)をみてみます。CPU : 1台又は2台(マルチプロセッサ対応) LSI(大規模集積回路)の採用 LSIチップ内回路速度 700ピコセカンド パイプラインの採用 平均命令実行時間 155ナノセカンドCPUバッファ : 16キロバイト、サイクルタイム 30ナノセカンドの超高速バッファメモリメモリアドレス:高速動的アドレス変換機構チャネルアドレス:動的アドレス変換機構CPU命令セット:193命令 記憶装置や通信装置等は、その必要台数によって、チャネルに接続して利用するようになっています。 いまのパソコンに当てはめると、平均命令実行時間の逆数から、6.45 Ghz以上のCPUに該当することになるのでしょうか。概略で勿論、CPU1台分の能力ですが。 いまのパソコンの能力も、互角ではないにしろ、いい勝負をするのではないでしょうか。スペックからの単純比較は、できませんが。 著者は、富士通での仕事を通して、社是でもある「信頼と創造」を実践してきた一人です。 こんな言葉が記載されています。「「おい、やってみろ。本に書いてあることや、他人のやったことは、私は信用しないよ」 公知の事実でも、自分でたしかめてデータをつかめ、積み上げろ、それが創造性の根源だ、と言いたいのだ。」 この言葉の元は、富士通独自のパラメトロン素子を利用したコンピュータの開発、1980年の富士通研究所が発表した新素子HEMT(高電子移動度トランジスタ)、科学技術計算用プログラム言語の「FORTRAN 77」。これは、アメリカに逆輸出をして好評とのこと。 このように独自技術の開発というものは、「ともかくやってみろ」から始まったようです。 また、こちらもわかりやすく説明してくれています。171ページからの抜粋です。「 人間というものは、ぎりぎりの状況に置かれないと、あまりいい知恵は出ないものである。机の上でぬくぬくして、環境のいいところでは、かえってひらめきは鈍る。断崖絶壁の上に立って、なんとかここで生きる道を考えようというときに、初めていい知恵がしぼり出されるものだと思う。 だから「とてもこれはできないかな」と思うことでも、ともかくやってみる。その最後のふんばりが、他人さまより一歩先に伸びていく力になる。他人と同じようなことをしていたら、先輩を追い抜くことはできない。そういう意味で、富士通の人間は常にきびしい立場に置かれており、ぎりぎりの毎日を送らざるをえない。それを他からみると 【人使いが荒い】 ということになるのだろうが、そうしないといい知恵は生まれないし、IBMを抜けなかったのである。 この思想は富士通の伝統になっているが、その源泉は自社技術で開発したところにあると考えている。よそから教わった技術、買ってきた技術では、こうした気持ちは生まれてこない。自分たちで設計した技術、自分たちで築き上げていくのだというところに、苦しくとも耐えていくエネルギーがわいてくる。」 いまの若い方々、何かにチャレンジするかどうか迷っている人、そして組織の中にいて何かおかしいと思っている方、結果はどうなるかわかりませんが、とにかく、「やってみる」ことは必要と思うのです。 「やめる」より「やる」ほうが後悔もしなくていいかと思います。 日本の「やってみるエネルギー」を保有している人達への応援の一言。「ともかく、やってみたら!」。(10月15日)「できない」と言わずにやってみろ!
2007年10月22日
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■気になる本 - 1分間リーダーシップ - --------------------------------------------------------- 相撲は、スポーツなのでしょうか?。 最近の相撲、相撲協会に関するニュースに接して「フッ」と思ったことです。 過去に私は、浪曲が好きだ というのをお知らせしています。特に、浪曲師 広沢 虎造が大好きであります。(参考)徳川三代諜報戦http://plaza.rakuten.co.jp/sakae2/diary/200707230000/ 浪曲師 広沢 虎造が扱う時代は、主に江戸時代です。そして清水次郎長が多いのではないでしょうか。(持ちネタは他に、国定忠治、雷電爲右エ門 等もあります)実際、過去に静岡県の生家に訪ねたことがあります。 さて、その清水次郎長の浪曲には、相撲興行にまつわるトラブル、親分同士の争いがでてきます。(主に、縄張り争いが多いようです、相撲興行ができるかどうかはその土地の親分の了承をとらないとできなかったのですから。) 相撲興行というからには、見世小屋で木戸銭を払って観客はみる訳ですし、まして勝者があらかじめ興行としてストーリが決まっているとしたらスポーツとは到底いえないのではないかな と勝手に思っております。 そんな相撲協会の言質もおかしなものです。自分のところ(財団法人)で弟子を雇い、その育成を親方にまかせ(委任)、育成費用(経費)を親方に渡しているのです。 財団法人という公益法人になっているのは相撲というものは、日本古来のものであり、文化的・精神的なものがあるということで、国(行政)の支援を受けているのです。公益法人で金を主体として集まる組織が財団法人、人(法人含む)を中心として集まる組織が社団法人だと、大雑把に思っております。 さて、その弟子が未成年(法的には無能力者)である場合には、管理・監督には十二分に配慮しなければなりません、財団法人は。財団法人自身が親がわりとして総合的に、全体的に管理・監督をして来なかったということが露呈した訳です。 さて、親方から弟子への指導。指導と苛めの境は何なのでしょうか。(暴力等の犯罪は論外です。刑事事件として財団法人も適切に、告発するなどの対処をしなければ預けてくれた弟子の親御さんの期待(委任)を裏切る(違反する)ことになります。) ここで親方の資質が問われるのです。 勿論、従業員が何人もいようが、上司と部下との関係と同じです。指導、ある目的を達成するために行動を期待するときは。 いま「1分間リーダーシップ 能力とヤル気に即した4つの実践指導法」(著者 K・ブランチャード、P・ジガーミ、D・ジガーミ、小林薫 訳、出版社 ダイヤモンド社、発行年月 1985年9月)を再読しました。 22年前の書籍ですが、技術に関する書籍は陳腐化するのにこういう考え方や指導方法、心に関する、ある種の哲学に関するものは、普遍なのです。 ですから、過去に学ぶのは重要なことなのです。 さて、著者紹介をみてみます。■ケネス・ブランチヤード(Kenneth Blanchard. Ph.D.) ブランチャード研究所所長。マサチューセッツ大学教授。組織心理学者。著書に「1分間マネシヤー」(スペンサー・ジョンソンとの共著)「1分間モチベーション」「1分間顧客サービス」(シェルダン・ボウルズとの共著)などがある。■パトリシア・ジガーミ(Patricia Zigami) ジガーミ・アソシエーツ社副社長兼ブランチャード研究所コンサルタント部門担当副社長。教育学博士。■ドリア・ジガーミ(Drea Zigami) ジガーミ・アソシエーツ社社長兼ブランチヤード研究所の調査部長。教育学博士。 そして訳者紹介です。■小林 薫(こぼやしかおる) 1931年、東京に生まれる。東京大学法学部卒業。アメリカ・マンハッタン大学経営学部にフルブライト留学。産能大学教授。国際経営論、国際コミュニケーション論担当。翻訳家、エッセイスト、テレビ・ラジオのキャスターとしても活躍。「1分間マネジャー」「1分間パパ」、「1分間ママ」の訳書をはじめ、著訳書多数。 この本は、組織の上の者が下の者に指導・育成する場合のリーダーシップスタイルを端的にわかるようになっています。誰もがスイスイと小説のように読んで行ってわかるように。 親方と弟子、課長と社員、部長と課長、取締役と部長、店長と店員、統括部長と店長、先生と生徒、校長と先生とかの上下関係において、上の方が、下の者をどのように指導・育成するのがいいのかという方法論です。 一人の女性企業家が、献身的にしかも懸命に働いてくれる能力のある部下が自分の会社にいない と嘆いています。 そして、<1分間マネージャ>に電話をするのです。「私が何でもやらなければならないように思えるのです。まるで「ローンレンジャー」のような心境です。」と。 <1分間マネージャ>は答えます。「誰かに仕事を任せることですよ。」 そこから、女性企業家は<1分間マネージャ>にお会いし<1分間マネージャ>の複数の部下に会っていくうちに、<1分間マネージャ>のすばらしいスタイルを会得していくという内容です。 私も過去に従業員がおりましたが、当初は、この女性企業家と同じに思っていました。しかし、ある時点から極力、<1分間マネージャ>を目指そうとしたものです。 もし、いまあなたが部下の指導・育成で悩んでいるとか、自分だけが忙しくて部下が何もしてくれないと思っている方、2時間もあればスラスラと読めます。難しい用語もでてきません。中学生以上の方であれば理解できる内容だと思います。 目次の次には、次のような言葉があります。---------引用---------------------部下の顔を一人一人、一日のわずかな時間でいいから思い浮かべよう。そして、部下こそもっとも大切な財産であることを肝に銘じよう。--------引用---------------------- 昨年の7月31日の朝日新聞のWEBサイトのニュースでは、偽装請負の記事がでております。 特に、大手製造業の工場で違法な労働形態が広がっている。と指摘しています。--------引用----------------------この3年で労働局から違法と認定された企業の中には、キヤノン、日立製作所など日本を代表する企業の名もある。メーカーにとっては、外部から受け入れた労働者を低賃金で、安全責任もあいまいなまま使えるうえ、要らなくなったら簡単にクビを切れる好都合な仕組みだ。「労働力の使い捨て」ともいえる実態がものづくりの現場に大規模に定着した。 全国の労働局が2年ほど前から立ち入り調査を強化。昨年度だけでも、メーカーなど請負を発注した660社のうち、半分以上の358社で偽装請負に絡む問題が発覚し、文書指導した。05年度までの3年間を見れば指導件数は年々倍増しており、「いたるところで見つかる状態」。指導事例は、氷山の一角だ。 偽装請負の現場で働く労働者は不利な立場にある。担い手は20~30代半ば。ボーナスや昇給はほとんどなく、給料は正社員の半分以下だ。社会保険の加入さえ徹底されず、契約が打ち切られれば、すぐさま失業の危機にさらされる。--------引用---------------------- こんな、人を人間とみないような企業が横行しているのには愕然とします。法で定められているから製造現場から派遣会社に請負を委託しながら、実質は請負作業ではなく、派遣社員として扱っている実態。企業の人材育成はどうなっているのでしょう。 かつては、「人材」ではなく、「人財」だといっていた経済界。今後の衰退を決定づける事例だと思います。 正社員を育てられなくて、企業の社会的責任の一翼は担うことはできないし、企業存亡の危機だと思うこの頃です。(10月15日)1分間リーダーシップ
2007年10月15日
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【読書は心の常備薬】【2冊セット】「戦国武将の統率道」、「戦国武将の用兵と軍略」 の書籍です。 本当に本は、いいものですね。頭の中で、いろんな人やいろんな場所、いろんな経験を授けてくれるものです。 だから、「読書は心の常備薬」 なのですね。 本日、楽天オークションに、【2冊セット】「戦国武将の統率道」、「戦国武将の用兵と軍略」の書籍を出品しました。 もし、宜しければお立ち寄りください。詳しい説明や写真もあります。アドレスはこちらです。http://auction.item.rakuten.co.jp/10000888/a/10000117(10月14日)光忍作 等身大戦国武将着用鎧写
2007年10月14日
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■気になるBBS - たらい から 棺桶 の途中下車 - --------------------------------------------------------- 「たらい から 棺桶 の途中下車」というBBS(掲示板)を開設しました。 なんといいましょうか、ブログでは発言できないという気軽さをウリにしたいし、また、不動産情報も掲載していきたいな と思っております。(決して不動産だけの話題制限 ではありせん。) 実際、現在は、発言数も少なく、参加者も少ないですがかえって、発言すると目立ちすよ。 自由に足跡を残していってくださいませ。http://otd13.jbbs.livedoor.jp/1000041684/bbs_plain 現在、最新記事は 「不動産業者さんのホームページで一番好感をもてるのは?」というものです。(10月13日)不動産トラブルとその判例不動産アセットマネジメント
2007年10月13日
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■気になる本 - エントロピーの法則 - --------------------------------------------------------- 参議院 代表質問(10月5日)において、社会民主党の党首 福島みずほさんは、「ミャンマー」の問題(軍部が武器を使用して民間のデモを鎮圧)について、質問をしておりました。 そのとき、使用した国名は「ミャンマー」ではなく、「ビルマ」という元の国名を使っておりました。最初は、間違えたんではないかな と思っていたのですが、それを何回となく、繰り返しておりますので、何か訳があるんだという認識になり、モヤモヤが残っていました。 ネットで調べればすぐわかるのに、と思うでしょうが、このモヤモヤ感がたまにはいいものです。 翌10月6日(土曜日)午前5時30分くらいからのNHKラジオからニュースの解説が流れてきて、「ミャンマー」というのは、軍部が政権をとってから占領支配されていた「ビルマ」という国名を避け、勝手に「ミャンマー」として命名したという解説でした。しかも、国際連合もそれを認めているということです。 なるほど、そういうことだったのか。ところで、社会民主党の党首 福島みずほさんのブログは、こちらです。http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-349.html 戦争や紛争ほど、真理である「ある法則」によると、最も増大する行為であると著者はいいます。 さて、≪学研パーソナル現代国語辞典≫によりますと【真理】とは、「だれもが正しいとみとめる事実や法則。」とあります。 著者は、アインシュタインの相対性理論にしても、あくまで仮説であり、将来、この理論を包括する原理が発見されることが、既に予告されている と1982年当時述べています。 石油危機があった後です。 1970年代に原油価格の急激な高騰が起こりました。石油ショック(Oil Shock)ともいわれ、日本でも経済に大きな打撃を受け、世界は『狂乱物価』と『マイナス成長』を経験しています。 日本ではトイレットペーパーの買占め騒動、ガソリンスタンドの休日休業やネオンサインの夜間23時までの制限まで起こりました。 石油危機を契機に世界的なエネルギー節減運動が起こりました。(この原因は、第四次中東戦争です。 1973年サウジアラビアはイスラエルを軍事支援するアメリカを激しく非難しました。これは、アメリカが中東の抱える諸問題を解決しようとしないからでした。10月6日にエジプト軍がスエズ運河東岸、シリア軍がゴラン高原に進撃して、アラブ諸国対イスラエルの第四次中東戦争が勃発しました。) このようなエネルギー問題を意識してかどうかはわかりませんが、アルビン・トフラーの「第三の波」(1980年)では第一の波は農業革命第二の波は産業革命第三の波は脱産業社会だといっています。 また、ダニエル・ベルは、「脱工業社会の到来――社会予測の一つの試み(上・下)」(1975年)で、社会の未来図を明らかにしましたし、 ハーマン・カーンは、「超大国日本の挑戦」(1970年)で日本の国民一人当りの所得が2000年にはアメリカと並んで世界一のレベルに達すると述べています。 ただ、訳者はエネルギー問題という人類の最大の難問にいずれの方も深い洞察がみられないといいます。 いま、「エントロピーの法則 21世紀文明観の基礎」(著者 ジェレミー・リフキン 著、竹内均 訳、出版社 祥伝社、発行年月 1982年11月)を再読しました。 著者は、カバーの著者紹介からの紹介文をみてみますと、 現代アメリカを代表する文明批評家の一人。カーター大統領時代にはブレーンとして直接、政府の経済政策にも参画する。現代社会を総合的に分析、批評する視野の広さとデーターの緻密さは他に顆を見ない。代表作に試験管ベーピーを扱った「神様は誰か?」、金融問題の本質を抉る「北の復興」など。 同じく訳者について、カバーの紹介は、次の通りです。 1921年福井県生まれ。東大名誉教授。東大地球物理学科卒後、ケンブリッジ大留学。1964年、ベルギー科学アカデミーから「ラグランジュ賞」受賞。その後、地球物理学の第一人者として、幅広く活躍。また、科学の啓蒙にも情熱を注ぎ、現在、科学誌「ニュートン」の編集長も務める。著書多数。 さて、著者のいう【真理】の熱力学法則は次のものです。第一の法則 ・・・宇宙における物質とエネルギーの総和は 一定で、けっして創成したり、消滅するようなことはない。 また、物質が変化するのは、その形態だけで、本質が 変わることはない。(エネルギー保存の法則)第二の法則 ・・・物質とエネルギーは一つの方向のみに、 すなわち使用可能なものから使用不可能なものへ、 あるいは利用可能なものから利用不可能なものへ、 あるいはまた、秩序化されたものから、無秩序化された ものへと変化する。(エントロピーの法則) 著者は、この二つの法則を、数式等を一切利用しないで、中学校のレベルの方にもわかる説明を具体的にしてくれています。 そして、新しい世界観について述べています。そうです、そこまで根底から考え直さないといけない時代が21世紀なのです。たんなる「掛け声」、「利益優先」、「自分勝手」な社会ではいけいのかもしれません。そういう未来(といっても書かれたのは25年も前なので、一部は現実の世界を指しています。)を俯瞰しているものです。 この物理学の法則は、人類は自然と覚えてきたといいます。特に東洋では、その思想の中に見いだすことができる というのです。 例えば、「無から有は生じない」とか、「覆水盆に返らず」とか、「長い物には巻かれよ」です。 人間にできることは、エネルギーをある状態から別の状態に変えることぐらいしかできない と断言しています。 著者は、よくでてくる単語「エントロピー」について、こんな解説をしています。 「エントロピー」とは、一種の測定法で、それによって利用可能なエネルギーが利用不可能な形態に変換する度合いを測るものである。といいます。 エントロピーが増大していくというのは、利用できないものが増大するということなのです。 リサイクルについても言及しています。「われわれは、自分たちが使っているほとんどすべての物が、適切な技術を開発しさえすれば、まず完全に再生し、利用できるものと思い込んでいる。だが、これは間違いだ。」として、100%の再利用は不可能だ といっているのです。中には有益な再利用も当然あるだろうがということです。 この理由は簡単です。何かを再生しようとすると(著者の本の例では空き缶)、使用された素材の回収、運搬、処理というように別のエネルギーが必要となって、環境の全エントロピーが増える結果になり、よって、何かを再利用するには、新たに使用可能なエネルギーの出費と環境のエントロピーが増大という犠牲が行われるということです。 そして著者が強調しているのは、この地球上(閉ざされた系)では、たえず物質的エントロピーは増大し、最後には極大に達する ということです。 地球の誕生から、ヒートデス(エネルギーが使用できない状態)に向かって現在も進行形であるということを認識することが大事なようです。(10月9日)省エネルギーシステム概論 21世紀日本のエネルギーシステムの選択著者:田中俊六出版社:オーム社
2007年10月09日
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本日、楽天オークションに、キャリングケースを出品しました。 概略は、次の通りです。------------------------------------------------------ Targus製ノートブックケース12.1インチ(未使用品)です。 Targusのロゴがついています。(写真参照) 写真撮影のために開封しました。サイズは 28.9 × 24.8 × 3.4 cm です。----------------------------------------------------- もし、宜しければお立ち寄りください。写真もあります。アドレスはこちらです。http://auction.item.rakuten.co.jp/10000888/a/10000115(10月6日)お出かけのおすそわけ いつかどこかで会おうね!著者:やまざきよし子出版社:新風舎
2007年10月06日
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【読書は心の常備薬】【1冊】四日市公害記録写真集 の書籍です。 本当に本は、いいものですね。頭の中で、いろんな人やいろんな場所、いろんな経験を授けてくれるものです。 だから、「読書は心の常備薬」 なのですね。 本日、楽天オークションに、「四日市公害記録写真集」の書籍を出品しました。 もし、宜しければお立ち寄りください。詳しい説明や写真もあります。アドレスはこちらです。http://auction.item.rakuten.co.jp/10000888/a/10000114(10月5日)四日市学 未来をひらく環境学へ著者:朴恵淑出版社:風媒社
2007年10月05日
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【読書は心の常備薬】【2冊セット】「数字がダメな人用会計のトリセツ」、「会計を使って経済ニュースの謎を解く」 書籍の2冊セットです。 本当に本は、いいものですね。頭の中で、いろんな人やいろんな場所、いろんな経験を授けてくれるものです。 だから、「読書は心の常備薬」 なのですね。 本日、楽天オークションに、「数字がダメな人用会計のトリセツ」、「会計を使って経済ニュースの謎を解く」の書籍2冊を出品しました。 もし、宜しければお立ち寄りください。詳しい説明や写真もあります。アドレスはこちらです。http://auction.item.rakuten.co.jp/10000888/a/10000113(10月4日)ザ・クラッシュ 暴落から資産をどう守るか著者:マーティン・D.ワイス /三原淳雄出版社:ダイヤモンド社
2007年10月04日
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【読書は心の常備薬】 【4冊セット】「「円」の経済学」、「官僚の構造」、「日本経済の構造転換」、「経済記事をどう読むか」 書籍の4冊セットです。 本当に本は、いいものですね。頭の中で、いろんな人やいろんな場所、いろんな経験を授けてくれるものです。 だから、「読書は心の常備薬」 なのですね。 本日、楽天オークションに、「「円」の経済学」、「官僚の構造」、「日本経済の構造転換」、「経済記事をどう読むか」の書籍を出品しました。 もし、宜しければお立ち寄りください。詳しい説明や写真もあります。アドレスはこちらです。http://auction.item.rakuten.co.jp/10000888/a/10000112(10月3日)悪の経済学 覇権主義アメリカから、いかに日本が自立するか著者:副島隆彦出版社:祥伝社重税国家日本の奈落 金融ファシズムが国民を襲う著者:副島隆彦出版社:祥伝社
2007年10月03日
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■気になる本 - 子どもよりも親が怖い - --------------------------------------------------------- 子育てがうまくいかずに悩む親御さんたちが多いようです。 ちょっとまってください。これは現代だけの話でしょうか?。いいえ、昔(といっても両親の頃や祖父母の頃)もあったのです。 そういえば、最近、父母や祖父母という単語が、ブログをみてもあまりみあたりませんね。父と母、パパとママ、おじいちゃんとおばあちゃんというように、分割して個人を意識して表現されているのが多いように思われます。(決して統計とかは取得したり、統計データをみたりしていっていませんので、まったくの主観ではあります。) 話をもどします。昔も「いじめ」はありました。子どもでも大人でも。かえって、大人のほうの「いじめ」が陰湿だったのではないでしょうか。 例えば、何かに理由をつけて村八分(全体で個人またはその世帯を「いじめ」る)や、母子家庭のこどもをひやかしながら「いじめ」たり、ちょっと前までは「しかと」という言葉がありました。 ところで、現代の子どもに関する悩み事は、私たちの頃までは考えられないものであります。 そして、その背景についてはっきりしていることがあります。文明が発達しすぎたことです。 私たちが子どもの頃には、道路は舗装されていなく、雨が降ったら、いたるところで水たまりができていて雨があがったら、遊びにいくわけですが、ズックやズボンは、濡れてしまいます。水たまりで転んだものなら下着まで濡れます。それを、なんとか乾かし、夕方に家に帰るのです。 毎日、毎朝、洗濯をしてくれる母親がグチをこぼし、叱りますから。「また汚してきた」と。 でも、母親の一生懸命、洗濯している姿をみると「今度は注意しよう」と思ったものです。 また、道路の側溝には蓋がなく、遊んでいて落ちて靴やズボンを汚すことがあります。近くに食品加工工場があったため、そこから排水されている魚の臭いがプンプンする側溝にも落ちた記憶があります。このときは、こっぴどく怒られズボンや靴は廃棄処分となりました。 こんな話をしていると、映画「三丁目の夕日」の時代です。 当時、私の家庭になかったものは、現代にあるほぼ全てのものです。 電子レンジ、電気食器洗い器、液晶テレビ、ビデオ、DVD、パソコン、携帯電話、自動車、等・・・ そういう物質が豊かになった時代が現代だということをあらためて思います。 だからこそ、その物を利用するにあたり、子どもも親も、細心の注意を払わなければなりませんし、大人や親が、子どもの手本を示さなければならない時代になっているのではないでしょうか。 物は、生き物ではありませんので、命はありませんが、心はあると思うのです。 そして、その心ははどこに存在しているかというと、自分の心の中です。 物を粗末に扱う、借りた物を傷つける、まだ利用できるのに廃棄する、飲食物の袋等のものも、路上に捨てる とすると、これらの物の心は、どんな痛みになるのでしょう。 子どもに携帯電話を持たせたりする両親がおりますが、インターネットの表と裏、をしっかりと教え、指導しないと、大変なことになります。 肉体的、精神的、人格未形成の若者が大人と同一の場に立つというからには、身近な親がしっかりと導いていかないといけないと思うのです。 携帯電話やインターネットについては、過去「子どもたちのインターネット事件」としてとりあげました。http://plaza.rakuten.co.jp/sakae2/diary/200705140000/いま「子どもよりも親が怖い カウンセラーが聞いた教師の本音」、(著者 諸富祥彦著、出版社 青春出版社、発行年月 2002年10月)を再読しました。 著者の諸富祥彦氏は千葉大学教育学部助教授。1963年福岡県生まれ。筑波大学卒業、同大学院博士課程修了。教育学博上、臨床心理士、上級教育カウンセラー。「教師を支える会」代表として、多くの教師の悩みに向き合い、作戦参謀として活動する一方、スクールカウンセラーの立場で、不登校やいじめに悩む子どもやその親の相談に乗っています。 著者のカウンセラーとしての活動から、3者のそれぞれの見方から経験に基づき述べている点に好感がもてます。親「教師が子どもをダメにする」。教師「親が悪いから子が荒れる」。学校「担任が悪い?、無責任の校長?」。 人を悪者にする会話は、簡単に終結しますし、同意も取りやすいです。ですが、改善していこうとするとそんなことを考えたこともない人達は、言葉に詰まってしまいます。 著者は、カウンセラーという経験から、3者に対して改善していこうという目でみつめています。 一つは、いまの子どもの原状を(特に学校内での)述べています。 特に私が気になったのは、「会話のできない子ども」が増えているという点です。会話ができ、議論や討論へ発展していく。そのなかでは、他人の意見を尊重し他人を思いやる気持ちも育むことができると思うのです。 著者は、子どもを育てる上で、生活環境や両親の影響は大きいといっています。ですから、掲記の題の本になったものだ と理解しています。 その親も年代によって分類できるようです。【山口百代世代】教師に協力的です。忍耐、協調、連帯と いう精神を身につけているから。【松田聖子世代】自己中心的です。個人主義。子どもの ときにちょうど不登校や引きこもりといった問題が 注目をあびました。【浜崎あゆみ世代】脱力世代です。基本的に我慢ができない 親です。児童虐待が起こっているのもこの世代です。 生まれて初めて我慢を強いられるのが子育てであり、 それが思うようにいかないから、つい子どもに手を あげてしまうのです。 私は、このようにパターン化することは問題だと思いますが、参考にはなるかと思います。 そして、学校の対応、頼りにならない校長、同僚の足を引っ張る教師等、学校側にも問題があります。 で、結局、どうすればいいの? というところでは、親と教師が共に学校をよくしていこう ということで13の提案がなされております。 この問題は特効薬がありませんが、著者のような方が著書によって、問題点をわかりやすく洗い出し私たちが議論できるように調理してくれたことに感謝したい気持ちです。 あとは、この材料をどのように料理するかは、大人つまり父兄、先生、そして地域の人達によっておいしい料理にするか、まずい料理にするかがとわれています。そういう問題提起の本だと私は思います。 いま、子どものことで悩んでいる親の方は、一度、読まれることをお勧めします。 あ、そうそう。物の心の存在を理解させるためには読書が宜しいようですよ。マンガ本でも、何でも気に入った本を読ませてあげてください。 そして、最初は漫画本でも、次第に文学書に入っていくことになるかと思うのです。 「読書は心の常備薬」ですから。 漫画で思い出しましたが、9月29日の午後NHKラジオで紹介しておりました「京都国際マンガミュージアム」。 聞いたところでは、気楽に遊び感覚でいけるところです。大人も子どもも。http://www.kyotomm.com/ さて、参考までに著書の目次をお報せします。序章 「子ども」よりも「親」が教師の悩みのタネ!第1章 教師を振り回す子どもたち第2章 「困った親」の困った行動第3章 担任を守らない校長、同僚の足を引っ張る教師第4章 親と教師でおこなう学校改革十三の提言(参考HP)小学校教師が告白「子どもたちが壊れていく!」(10月2日)子どもよりも親が怖い著者:諸富祥彦出版社:青春出版社
2007年10月02日
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