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11月5日(土曜日)
前夜は9時半ごろに家に戻り、首を長くして待っていた波太郎父さんと小舟母さんと対面。優しそうなSusanneさんの笑顔にすぐに打ち解けて、おみやげのドイツの写真を見ながら久しぶりの遠来のお客さんとの出会いを楽しんだのでした。
そんなわけで、土曜の朝はゆっくりスタート。
午後の予定は決まっていたけど、午前は着物を見せてあげて、何なら着せてあげようかな、と考えていたところ、夫のマスオ君、「環水公園まで船が運航してるから、それに乗って帰りはライトレールで帰ってくればどう」と知らせてくれる。時間を見たら、近くの船着き場を10時半に出発する便がある。じゃ、そうしよう!と決定。
マスオ君の車で校区にある中島閘門の船着き場へ直行。
この中島閘門は、昭和9年に富岩運河の上流と下流の水位差2.5mを調整するために作られたものです。パナマ運河と同じ方式だそうです。ちなみにパナマ運河は、水位差30メートルだそうで、規模が違いますね。
乗ったのは電気ボートの「もみじ」。お客さんは、私たち二人だけでした。
岸に立つ男性はは夫のマスオ君です。
観光船なので、中島閘門のしくみを見せてくれるよう。少しずつ水位が下がり始めています。横手の壁の下部に見える黒い影が、水に濡れた個所です。30cmほど下がっています。下から水が抜けるので、体的には何にも感じません。
水位が2.5m下がりきって、下流側の門が開きます。橋の上にいるのはマスオ君です。
全開しました。下流にむかってGO~!
橋の上からマスオ君が撮った写真です。両岸の下半分黒く映っているところが、水があった高さです。
下流側の運河は、私も初めて見る景色です。桜並木が続いていて、春は美しいそう。
船はUターンし、再度閘門内に入ります。今度は水位が上昇したところで、上流側の門があき、上流へ走行します。
上流の門が開きました。
私が子どもの頃は、運河と言えば丸太が浮かんで、材木運搬が主だったような気がします。資料によると、物流が船運からトラック輸送に変わり、だんだんと運河が使われなくなったようで、一時は運河の埋め立て計画もあったとか。
でも昭和50年代後半に、埋め立て計画が見直され、運河を街づくりに活用する方針が打ち出され、それ以来整備が続いて今日のような美しい運河に生まれ変わったようです。
両岸には遊歩道もあり、たくさんの方が散歩やジョギングを楽しむ姿が見られます。
運河の掃除に今でも年間1000万円ほどの予算をかけて、きれいにしているそうです。
終点の環水公園が見えてきました。
運転手さん、ボランティアガイドさん(右)と一緒にSusanneさん。
楽しい船の旅でした。
参考: 中島閘門~環水公園 約40分コース
環水公園~中島閘門~岩瀬カナル会館 約1時間半コース
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