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この二ヵ月で初めて勤務日に夜6時までに退勤することができたのだ。せっかくの祝日でもあるし、都区内パスも持っているから、あまり行かない界隈へ食事しよう。 また京浜東北線に乗って、大井町を降りた。ここを降りたのも、2年以上ぶりだね。しかもラーメン大木戸へ訪問した後に来たというパターンだ。自分があまり知らない界隈だが、何とか無事に「のりや食堂」を見つけた。今なき「中華そば専門店 戎」とともに、かつて都内で数少ない和歌山ラーメンの代表的なお店だ。実際に和歌山ラーメンの専門店は都内で依然珍しいのだ。自分もう1年ほどぶりだね。チャーシューそば(味付玉子入)、焼きギョーザの食券を購入。 かなり深い色の醤油ラーメンだね。スープは出汁とタレがかなりマーチして、甘味とコクがしっかりしている。油も効いているがまったく脂っぽくなく、食べやすい。茹で加減が柔らかい細麺はスープとの絡めがよい。チャーシューも柔らかいし、味付けもよい。チャーシューそばで頼んでよかったのだ。 半カレーセットは人気だが、焼ギョーザを食べたい気分だ。普通のラーメン屋さんが出した焼餃子という感じかな。 しかしラーメンはかなりおいしかったね。和歌山ラーメンという流れを考えなくても、豚骨醤油ラーメンとして都内でかなりレベルが高いほうだ。大崎裕史達人によれば、味は創業当初と変っていないということだ。さすがだね。ご馳走様。
2020.03.20
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無事に夜7時半に作業を済ませたので、予定通りにあまり行かない目黒界隈へ夕食を取ろう。しかし、予定のお店は10時まで営業することになっているはずなのに8時半頃にすでにしまっている。お盆期間中なので、食べ歩きをやるなら選択肢の多い界隈へ行ったほうが安全だが、目黒も選択肢の多い界隈の一つであるね。 「麺屋 藤しろ 目黒店」に来て、「鶏白湯 特製ラーメン」、「鶏と生姜の炊き込みご飯(数量限定)」の食券を購入してから入店。飯田橋にあった2号店、および2号店の店主が独立して開いた「麺's きた森」に訪問したことがあるが、初めて目黒の1号店に来たのだ。 ほぼ同時に提供。 かなり濃度が高そうだが飲みやすい鶏白湯だ。記憶した味よりさらに濃度があるので、さすが1号店だってこと。飯田橋店に比べ、ネギによるおこげの味がかなり突出しているが、やはり飯田橋店で食べた時と同じ、少し蛇足だという印象がある。途中におこげの味で少し飽きたので、ニンニク、生姜レモンを投入。ストレート細麺は実際に中太麺の幅で、絡めもよいし、コシもある。チャーシューは肉と脂身のバランス、歯切れがよい。 炊き込みご飯は生姜の味が食べやすいぐらいでちょうどよい。この時間帯でこれを食ったらかなり罪悪感が感じられるが、午後からの激務からみれば仕方ないかな。 なかなかおいしかったね。心の味製麺による太麺で提供するつけ麺も気になるね。ご馳走様。
2019.08.10
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「醤道 総本店」を出た後に、西大井を経由し、大井町界隈へ散歩。大井町にある老舗ラーメン屋と言えば、喜楽の系統に属する永楽と一冨士であろうが、一冨士はすでに閉店。ところで、永楽を経営していた丸八とんかつ店はその経営権を手放したにもかかわらず、永楽の近くにそっくりした麺を提供するお店を開業したと聞いた。わしにとって、永楽のラーメンは喜楽の系統の中で決してトップクラスとは言えないが、とりあえず喜楽が好きだから、食べてみようかという気持ちで大井町界隈に来た。 駅から少し歩いたら、丸八そば店の看板が見えた。テーブル席がすべて満席とはすごい。カウンター席に着席し、ワンタンメン、餃子を注文。 永楽と全く逆で、油葱と醤油タレの味がかなり強く味わえた。スープそのものの味がほとんど味わえない。平打ち麺は茹で加減が柔らかい。ワンタンは皮が薄いが、肉餡が結構ある。厚手のチャーシューはやはり油葱と醤油タレによる味付けがよい。 餃子は焼き目もきれいだし、パリパリした食感で、餡もかなり入っている。餡の味付けもしっかりしていて、なかなかおいしい。 店を後にし、駅へ向かっている途中に丸八とんかつ店を通りかかった。今日は一富士の閉店が惜しいと改めて思わされた一杯をいただいたと個人的に考えておる。喜楽へも再訪しなくてはならないね。
2018.02.17
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毎年のこの時期になると、必ず仕事の関係で羽田空港へ出迎えと見送りをしなくてはならないが、わしにとってめったに来れない大森、蒲田界隈へ食べ歩きをするチャンスでもある。本ブログを見れば、大田区への訪問回数が多いと思われるが、出張の際に決まったお店への訪問が多い。ある意味でこのような食べ歩きは仕事の合間を利用するようなもんだ。 大森を降り、15分ほど歩いたら、「ソバダイニング クワトロ」に到着。先客2。「山 特製」の食券を購入し、スタッフに確認された際に、熟成醤油鶏そばと熟成アゴ出汁そばから鶏そばをお願いした。 まずは特製のトッピングの提供。小皿に海苔、鶏チャーシュー、味玉、水菜が載せてある。 次は麺の登場。丼、レンゲ、お箸は台座の上に置いたのだ。 少し酸味もあるが、鶏の旨味がしっかりしていると味わえた。多めのネギが入っていて、健康的な一杯だね。ストレート細麺とすっきりしたスープという組合せもよ。パプリカも入っているとは珍しい。花束のようにセットしたチャーシューはハムのような味付けと食感だ。柚子とチャーシューの上にかけた胡椒も少しスープの味を変化させた脇役として働く。 面白くておいしい一杯だった。しかも店でもスマフォの充電ができるってはすごい。ところで、すぐ近くには大行列店の「Homemade Ramen 麦苗」があるが、麦苗に比べれ、客が入っているけど大行列になっていないとはなぜ?
2018.02.14
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仕事を一段落まで終えたらもう夜7時に過ぎたのだ。せっかくだから、ちょっと遠いところへ食事しようじゃないか。というわけで、目黒へ。狙いは、あの「麺や維新」だ。元々「麺や維新 Menya Ishin'n」として横浜駅の近くに営業していたが、2013年10月に目黒へ移転してきた。と言っても、跡地に姉妹店の「中華そば 維新商店」がオープンされたのだ。 実はすでにここを狙っていたが、行列に巻き込まれそうなので仕事を考えてあきらめてしまった。そのため、順調に店を見つけた。今回は無事に入店。特醤油らぁ麺の食券を購入。 なんとなく、丼を含め、外見が「らぁ麺 やまぐち」の鶏そばに似てる感じがする。 鶏油が効いたスープは鶏ベースに魚介って組合せでまろやかでコクがある。神奈川淡麗系の醤油らーめんに比べタレとスープのいずれもかなり味が出ているほうだ。ところで、醤油タレは蕎麦汁に似てるような気がする。細ストレート麺は神奈川淡麗系として太いほうだが、喉越しと絡めがよい。チャーシューは豚チャーシュー1枚と鶏チャーシュー2枚だ。鶏チャーシューは柔らかくて、スープとの相性が良い。豚チャーシューはやや固めで味付けが良い。ワンタンは皮がもちもちして、餡がしっとりして、今まで食べたものの中でもかなりレベルが高いほうだ。ワンタン麺を頼んでも余暇と思う かつて食べた塩さらにインパクトがある一杯だ。煮干しらぁ麺も気になるね。
2017.08.12
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最後のステップに踏み出しているのに、まだ終わっていないとはいつものことだね。と言っても、心身のために、長い時間で籠って仕事をするのを今年度をもってから辞めたのだ。そして仕事を控えてあっても、できる限り時間を作って散歩したりするのだ。目黒駅界隈で「Only One Noodle 壱富士」という凪出身者が新たにオープンさせたお店があると聞いた。南北線で出勤するのも便利だ。少し余裕ができる今日に訪問を実行しよう。 何処の建物かと思ったが、どうやらゴリラーメンと同じ建物にあるようだ。ゴリラーメンもレベルが高いのに閉店したとは寂しい。階段の近くに店の看板が立たれてある。 建物の地下1階にあるが、この階で昼にやっているのはここだけだからかなり目立ち。特製壱富士ラーメン、麺大盛りの食券を購入してから入店。四種類の香味ソースが選べるが、はじめてなので、スタッフのお勧めで鶏油ソースをお願いした。 スープ奥三河どりをベースで、野菜と魚介なども使用する。塩タレは魚介系の素材が中心だ。が、鶏油ソースを使ったので、スープには基本的に鶏の旨味が強くて、オイルな感じがしているのだ。最後は少しずつ魚介の風味も出てきたが、基本的に鶏の旨味だね。平打ちの中細ストレート麺は歯切れがよい。新潟県産のしゃぶしゃぶ餅はすぐじゃなくて、しばらくスープに沈ませて、柔らかくなってから食べるって提供の直後にスタッフが教えてくれた。これもなかなかおいしい。厚手のチャーシューはスペイン産のロース肉で塩麹と特製たれによる味付けがなかなかよい。塩味玉は塩気が弱いがなかなかおいしい。 清湯スープとしてはなかなか旨味が出てきた味で、レベルがかなり高いと思う。ところが、一階の藤しろの前の行列に比べ、ここはやや寂しい。まだ認知されていないようだ。駅前にあるとはいえ、場所が目立たないせいかと思う。とりあえず、ぜひ頑張ってください。
2017.02.11
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大木戸から出た後、通称東邦医大通りの補助27号線に沿って大森方面への散歩を始めた。仕事からの帰りとはいえ、このように何もせずに散歩しか考えていない散歩も一年ほどぶりだね。それに、去年大森界隈でオープンした「Homemade Ramen 麦苗」というお店に行きたいのだ。大森界隈にもあまり来ないので、いいチャンスだ。 ところで、午後2時なのに、15人ぐらいの行列ができている。ちょっと悩んでしまったが、やはりあまり来ない地域にせっかく来たのに、食べずに帰れば残念だということで参戦。 1時間ほど並んだらようやく店の前に来た。ある意味で回転が良いとは言えないね。 店の前に並びのルールとメニューの紹介などが掛かれている。厨房、スタッフとほかの客の撮影は禁止ってことはラーメンの写真は大丈夫ってことだね。ようやく入店し、「特製醤油らあめん」の食券を購入してから着席したら、もう3時に過ぎたのだ。口コミに載せあるいろんな情報を見たら、メニューの構成はオープンしたばかりの時とかなり変わったのだ。今はらあめんとにぼらあ二本での営業だ。即ち、わしが入店した時、看板メニューのもう一つである「にぼらあ」はすでに売り切れだ。 醤油スープの色はかなり綺麗だね。醤油スープの出汁はやまがた地鶏の丸鶏、ガラ、枕崎産本枯鰹節、煮干し、漁師さんから直接仕入れる道南産真昆布な多種多様など素材から抽出している、醤油タレは六種類の醤油を合わせたという。スープの上にも油が浮いている。鶏油かな。スープを飲んだら、すぐ鶏の旨味が口の中で溢れていると味わえた。しょっぱくもないし、甘くもないというバランスがかなりよい味だ。自家製麺の中細ストレート麺はツルツル、シコシコの食感でなかなかよい。麺の量がやや少ないが、連食のわしにとってちょうどよいかな。普段のわしならたぶんご飯か、大盛を頼まないとダメかも。海老ワンタンもなかなかおいしい。豚と鶏チャーシューは低温調理で、肉の旨味がすごい。 スープの味に捕われたぐらいでインパクトのある醤油ラーメンだ。にぼらあも食べに来なくてはならないと思うが、店を出たら依然20人ほどの行列が午後3時半に過ぎた時にできている。どうしよう。
2017.01.28
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働いているので、土曜日と祝日しか遠く行けないが、今日目黒へ。あの麺や維新は跡地に支店をオープンさせた形で目黒へ移転してきた。初訪問の時おいしいと思ったので、ぜひ訪問したい。が、10人待ちなので、午後の勤務を考えれば断念せざるを得ない。 いろんな選択肢があるが、担々麺専門店の草分けのお店として知られ、宿題店の「香家」の目黒東口店へ入店。本ブログを始める前に、一回展開前の新代田本店の旧店舗に訪問したことがある。 スタッフ全員は女性ってことにびっくりした。麺とごはんのセットを注文し、麺を麻辣汁なし担々麺にした。また、お勧めの温泉卵の注文。 並の麺は汁なしとして少ないようだね。 ザーサイ付だね。 唐辛子が立たれている。こりゃ期待できそうだ。 細ストレート麺は歯切れと絡めがよい。辛さと痺れはわしにとってやや弱いほうだが、胡麻ベースとタレとの相性が良い。わからない匂いは店が言っていた八角かな。ただしいずれも温玉をかき混ぜた後に弱まってきた。 最後はライスをかけて完食。店の雰囲気と味からみれば女性向の担々麺だと思うが、セットなら男性も満腹できるね。いろんな担々麺もあるので、これからほかの支店へも訪問したい。
2016.11.23
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喜楽から出た後、そのまま京浜東北線沿線の裏道に沿って大井町へ。前回都内で有名な白河ラーメンのお店「青竹平打ち中華そば 麺壱吉兆」を狙っていたが、結局長い行列であきらめた。今回はたぶん昼の部の終了時間に近いタイミングで大井町に到着すると思うが、如何なるかな。 昼の部は14時30分までだが、14時15分の時まさか8人が並んでいるとはすごい。今日だけ少し余裕があるので参戦。わしが並んだ後にまた2人の客が来たが、女将さんは14時半の時に店を出て営業中の札を下げ、終了の札を最後尾の客に託した。とりあえず14時35分頃に無事に入店。ランチタイムにご飯ものとのセットもできるし、ワンタンメンも食べたいが、焼豚麺、煮玉子を注文。とら食堂の関連店なのに、名物の焼豚ワンタン麺はメニューにはない。 本格的な白河ラーメンにもかなり久しぶりだ。醤油味の鶏スープは想像した味だが、今まで食べたとら食堂関係の白河ラーメンの中でもオイルで、塩気が控えめなのに結構こってりした味わいだ。縮れ平打ち中太麺はつるつる、シコシコした食感でなかなかおいしい。チャーシューは厚みのあり、やや固めなもので、わしの好みだが、筋もかなりあるので、少し噛みにくいところもある。煮玉子もなかなかおいしい。 さすが都内で随一の白河ラーメンの有名店だとわかった一杯だ。ワンタンメンも気になるが、しばらくの間に大井町まで来る時間がないかもしれないので、都内の有名店にも時間を作って訪問しようか。
2015.04.24
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去年の後半からいろんな計画を立ているが、結局仕事の関係で一つも執行できない。結局周りの環境を変えるより、仕事を進めることを優先にさせてしまったのだが…。 とりあえず親孝行のために羽田へ行くが、しばらくの間に食べ歩きがしかねないので、大井町を降りて、小さい旅をやろう。駅から出たら、すぐあの一冨士の跡地が見えた。なんか寂しいね。いつも3月に城南地区へ来ることが多いが、今年に限って今日だけだ。その上、仕事に抑え込まれてしまったので、大井町へ来る余裕が作れなかった。結局閉店前の再訪ができなくなった。 ところで、狙っているお店では10人以上の行列ができているだけでなく、ほとんど動いていないようだ。このまま待ったら後のスケジュールにも支障が出るのでやめた。今月では白河ラーメンとの縁がなさそうだね。というわけで、一冨士と同じ知られるこの地域の老舗「永楽」へ。 一階が満席なのでスタッフの案内で二階へ。接客のオペレーションはまとまりがなさそうだが、古い中華料理屋さんっぽい感じだ。ワンタンメンを注文。餃子も食べたいが、連食のために自粛させてもらった。情報によると喫煙可というが、灰皿も見当たらないし店内でも喫煙者が見当たらないので、少なくともランチタイム禁煙に違いなかろう。 喜楽の系統だと聞いたが、確かに平な中太麺、味付けのよい厚手のチャーシュー、大量な油葱、もやしは喜楽風である。しかしやはり少し異なったのだ。まず麺の量が喜楽ほどでなく、むしろやや少なめだ。むろん油葱の味を強調したものだが、醤油タレをほぼ抑えたのだ。喜楽もたまにこのような感じだが、醤油の味がほとんど消える感じをしない。ワンタンも喜楽ほどの大きさではないし、皮も薄い感じだ。 老舗の風情がしっかり感じさせられた一杯だが、やはり餃子と一緒に食べないとポリュームが足りないような気がする。いずれにせよ、もっと余裕があった時再訪したいのだ。その前にたぶん喜楽でももう一杯を食っておこうかな。
2015.03.26
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葉月から中原街道に沿って洗足池へ見学してきた後、再び中原街道に沿って目黒方向へ。本当は渋谷まで歩いて、三食目まで食いたかったけど、時間的にも、腹でも無理かな。 それでもぜひ食べに行きたいお店があるので、そのまま戸越銀座へ。狙いは、「戸越らーめん えにし」だ。わしが初めて買ったラーメンのガイドブックは石神本だが、すでにえにしが載せてある。行こうかと思ったら、店は恵比寿からわしにとってなかなか行くことのない地域である戸越銀座へ移転した。今日は10年前の願を叶えよう!! 午後4時なのに三分の二の席が埋まっている。初めての方なら醤油がお勧めということで肉らーめんの食券を購入。平日なら中休あるが土日祝なら中休なし。ただし店主の都合で変則的に営業することもある。例えば、公式ブログによれば、店主が今年のGWで福島へ出店するので、店はセカンドブランドの「えにしんぷる」として営業するという。 口コミで見た写真と全く違う感じだが、旬の野菜を使うようで、今回は長葱などがいっぱい載せてある。濃口の醤油スープだがまろやかで甘みがしっかりしている。しかも飲みやすい。出汁より醤油タレが強いって感じ。中細ストレート麺は全粒粉を使用するものだね。茹で加減が少し柔らかいが、喉越しと絡めもよい。チャーシューはバラとロース二種類。いずれも味付けが良い。長ネギとメンマなどの野菜のほかにも、揚げ麩か焼き麩が入っている。 やはり噂通りにおいしかった。個人的にもっと余裕をもって訪問しに来たかったけど、結局いつも仕事の挟間を利用してあちこちのお店へ訪問するしかない。できれば生活などをもっと安定的にさせれば再訪したいのだ。
2014.04.26
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荏原町しなてつを出た後、そのまま荏原町から歩行で目黒駅へ向かうが、2時の直前に武蔵小山駅の近くに来ている。武蔵小山駅から目黒駅へのエリアでもう一食をしようと考えているが、行きたい武蔵小山駅界隈でお店はすでに中休に入るかなと思って様子を見にに行ったら営業しているので入店。はじめての「ラーメン工房 じらい屋」。 じらい屋は元々評判の良いお店だし、あの方にも何回勧められたことがあるが、この界隈へめったに来ないので、ずっと放置していた。せっかくだから今日ぜひ食べに来たいと考えていた。 入店したら先客なしだが、後客次々ということで、よいタイミングで来たってことだね。じらい屋らぁめん、味つけ玉子の食券を購入し、店主にニンニク入りをお願いした。壁の張り紙を読んだら、昼の部の営業時間が11時半から12時、終了時間が14時から14時30分へ変更したことが分かった。 噂通りの真っ黒の醤油スープは醤油タレのキレさとスープの濃度がバランスよくておいしいのだ。ニンニクはスープと一緒に煮込まれたようで、味がそんなに突出していないもののスープとチャーシューの上に乗せた刻み切りの玉葱とかなり合う。ある意味で最初からもっと濃いスープに合うと思った中太麺は確かにコシがるが意外とスープとの相性がよい。チャーシューはバラ肉の煮豚?味付けがかなり濃いめ。醤油タレはおそらくこのチャーシューの煮汁も使ったのだろう。半熟の味玉もおいしい。 わしの中では、おそらく今まで食べたことがある真っ黒の醤油ラーメンの最高傑作とも言える一杯だ。この辺でまだまだ食べたことのないお店があるが、ここへの再訪を何とか優先したいね。
2014.04.08
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この二か月間でまさか四回も品川の官庁へ行くとは思わなかった。めったに行かない地域へラーメン食べ歩きをすることができるのがうれしいが、長時間で官庁で手続きを済ませるための並びの時間、待機時間も長いし、結果を待っている際の不安も強い。日本政府は本当に煩雑な手続きで外国人の管理をうまくさせることができると信じ込んでいるようだ。 さて、午後2、3時頃から仕事に入るので、目黒界隈へ向かったほうが順路だが、明日の下見のため東急大井町線へ東急の切符売り場でいろんな確認を。ついでに電車で荏原町を降り、「荏原町しなてつ」へ。「支那ソバ かづ屋 五反田店」の元店長が2010年にオープンさせたお店だ。 午後1時だがほぼ満席。チャーシューワンタンメンを注文。たんたん亭の孫弟子のお店に来たら、やはりチャーシューワンタンメンだね。そういえば、かづ屋にも十年程ぶりだね。 あっさりした醤油味の動物魚介系スープだが、鶏油と醤油タレがたんたん亭系の中でも濃いめだ。さらに揚げネギによる苦味も効いている。中細麺も歯応えと絡めが良く、このスープとの相性が良い。焼豚のチャーシューも味付けが良いが、少しカタメの食感もわしの好みに合う。肩ロースのチャーシューはかづ屋のように広東式でなく日本式の焼豚で、厚手のもので、少し硬さが残っているぐらいで食感が良い。肉餡が大きい肉ワンタンも最近なかなか出会えない良品だ。 そういえば周りの人がほとんど坦々麺を頼んでいるようだ。確かに、香もこっちさえ嗅ぐぐらいだ。時間があれば…。
2014.04.08
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日本に来てから初めて二日間で連続に品川の官庁に来てしまった。しかも予定通りに2時間も待ってしまったのだ。今日は少し観光しながら食べ歩きするためのルートで品川区へ。 一軒目のお店は、「らーめん 田 DEN」だ。鶏白湯が売りのお店で、西大井にある伊藤博文の墓所の近いのだ。事前に口コミで情報を確認したが、ほとんどオープンしたばかりの時の情報だ。ただし、すでにオープンの時の味を変更したようじゃ。 ほぼ満席。午後12時半に過ぎたので当たり前だが、よく考えれば、繁華街でもないだけでなく商店街からもちょっと離れたので、ある意味ですごい。実際に店主のツイッターを読んだら、別に繁盛店を目指したいというわけではなく、賑やかで地元に愛されるお店に目指したいようじゃ。鶏正油を注文。 濃厚だが飲みやすく、全くしつこくない鶏醤油スープだ。この濃厚なスープに合わせるのはまさか中細ストレート麺だ。しかし歯ごたえも絡めもよい。ほかにもメンマ、ネギ、青ネギ、揚げネギが入っているが、分厚いチャーシューは味付けが濃いめで、噛み応えもよい。 店主は接客も親切で、客のニーズで味の調整にも応じる。都心から離れたこの界隈でかなり根付けていて、繁盛しているようじゃ。とりあえず時間があればまた再訪したい。
2014.03.18
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すでに金曜日にだいたいな結果が分かったが、やはり手続きを完全に済ませないと完全に落ち着かないね。ところで急に別の手続きを申請しろと言われたのでかなりショック。しかも、今から申請手続きをしても4時間ぐらいかかるし、手続きが終わったと思って余計な書類も持っていないので時間がかかって並んでも申請を断られるとも考えられるものだ。つまり明日だけでなく手続きを完全に済ませるため最低でも二回ぐらい来なくてはならなくなった。怒りもいっぱいだが、とりあえず撤収し、予定通りに大井町まで歩いて行こう。 前回は待ち時間が予定よりかかってしまったというわけで、事前に調べたお店のいずれにも行けなかったが、今日は怒りに任せて食べ歩きをやろう!お台場が見える場所から歩行で大井町へ。狙いは、「ajito ism」だ。イタリアンやフレンチを経験した店主がいろんな創作メニューを提供するお店だ。ajitoという名前で営業していた時評判が良いが、わしがあまり大井町に来れないのでずっと訪問できていなかった。そのうち、現地に移転し、店名も「ajito ism」に変えたのだ。 午後1時という時間帯で三分の二の席が埋まっている。季節によって限定メニューを変えたり、定番のメニューを時々変えたりするお店なので、定番と言えるものが何なのか、常連ではないわしはよくわからない。ただし、かつて今なきの太麺堂で一回ajitoとのコラボのつけ麺を食べたことがあるので、その、「つけ麺 ロッソ」の並、半熟卵を注文。連食するつもりなのであえて200gの並盛を注文したのだ。 店主の許可を得てから写真を。ソースが足りないなら追加できるという。 中太麺はあつもりの状態で、上にトマト、バジル、粉チーズ、揚げ玉葱(店のことを考えればフライドオニオンと言ったほうが良いかな)、胡椒をかけてある。茹で加減が少し柔らかいが、かき混ぜたらそのまま食べられるね。 トマトを中心とした野菜の甘みが溢れているつけ汁だ。つけ汁というより、ナポリタンのソースみたいな味わいかな。トッピングで注文した半熟卵のほかに、チャーシュー、トマト、クレソン、玉葱、青ネギが入っている。つけ汁は濃度だけでなく、粘度もかなり高いので、麺大盛なら減りが早いと考えらえる。このためソースの追加ができるとは助かる。最後はスープ割で完食。 おいしかったね。三年前のコラボの味を忘れたが、今回は本家の味を食ってみたらさすがだとしか言えない。この界隈で宿題店が多いので、次の訪問がいつになるかわからぬが、とりあえずできれば、ということだ。 なお、3月28日金曜日は臨時休業だということだ。
2014.03.17
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再び事務の作業のために都内へ。この時期になれば、同時にいろんなところへ書類の受取、提出しなくてはならないが、慣れたというより疲れた。さすがに何年間同じプレッシャーを感じさせられるとはきつい。 めったに来ない地域での作業が終わったらもう三時だった。事前にいろんな選択肢を考えておいたが、多くの店が中休に入るこの時間になると、事前に考えておいた選択肢はほとんど意味ないってこと。しかしせっかくこの界隈に来たので、やはりせめて一杯をたべたい。そのため、急行軍で大井町に向かってきた。 というわけで、危うく16時から中休に入る直前の老舗「一冨士」に無事に入店。大井町の代表的な老舗。スタッフはすでに中休の札を入口でかけたが、わしの入店を許した。と言っても、中休に入る直前に依然客が次々入店。さすが大井町界隈で代表的な老舗。大井町で実際に選択肢が多いが、月曜を定休日とする、もしくは15時から中休に入るお店が多い。一冨士は唯一月曜かつ昼の部が16時までとするお店だということで、わしにとって唯一の選択肢となった。ワンタンメンを注文。 渋谷の「中華麺店 喜楽」と同じ系統だと聞いている。喜楽の先代店主は台湾で修行していたので、油葱というネギの一種類と知られるエシャロットを揚げた台湾で伝統的な調味料をラーメンのスープで使ったそうだ。ここの醤油スープは喜楽よりさらに多めの油葱を使った味わいだ。茹で加減が固めの中太ストレート麺はこのスープとの相性も良い。厚手のチャーシューは味付けが濃い目だけでなく歯ごたえも良くておいしい。ワンタンは肉の味付けが弱いが、皮が結構厚みのあるものかな。煮玉子半分も入っているが、これも味付けが濃い目。もやしとメンマも入っている。 老舗の底力ってものを存分に味わわせてもらった一杯だ。おいしかった。故郷の味を味わったら、しばらくの間にここでさらに頑張らなくてならないという思いも強まってきた。権力と利益のために学術倫理を汚したクズらに絶対負けてはならない!
2014.02.24
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少し東海道品川宿の跡地、品川神社、板垣退助墓の辺で歴史見物をしたら、天気が急に悪くなりそうだということで、京急の新馬場駅を経由してこの辺で一番近いJRの駅であるJR大井町駅へ行くルートにした。狙いは、今年四月にオープンした「東京いまむら」だ。 ここでちょっと自分の食べ歩きのきっかけを言わせていただきたい。わしは2003年に来日したが、ラーメンの食べ歩きをはじめたきっかけは、当時住んでいた寮の近所にあった「地雷源」、石神本と呼ばれるラーメン王石神秀幸が書いたラーメンガイド、および『究極ラーメン200店 2004首都圏版』というガイドだ。この『究極ラーメン200店 2004首都圏版』を買った理由は、評論家だけでなく、現場の人のお勧めも知りたいのだった。このガイドに関わった4人の「名物店主」のお店だけでなく、コラムで載せられた15軒の有名店の中で10軒のお店にも訪問した。 ところで、先月にあることを知らされたうえで、ある記事も読んだが、食べ歩きが始まった時、ちゃぶ屋のラーメンが結構好きだったので、びっくりした。ただし、庶民の食べ物であるラーメンを高級料理にするという森住店主のポリシーにどうしてもおかしいと思っている。結局あの話題店「MIST」に行こうと思っていないし、ちゃぶ屋への訪問もいつの間になくなった。 当時森住店主がインタビュアとして取材した一軒は、この「東京いまむら」の店主が営んだ「中華そば いまむら」だ。今村店主はその後店を何度移転させたうえで一時ラーメン業界から離れたそうだが、今年の4月中旬頃に地元の新馬場で「東京いまむら」をオープンさせた。この地域にもめったに来ないということもあり、わしにとってぜひ訪問したいお店だ。 狭いお店で先客3。今までラーメンガイドと口コミで見た「中華そば いまむら」の店内写真に比べてかなり狭いお店だ。ただし店主一人でやるからちょうどいい「広さ」かもしれぬ。前金制なので、店主に「地鶏と魚貝の醤油味」を注文し代金を支払った。ワンタン麺はお勧めだが、まず基本を食いたいもんだ。 綺麗な清湯スープには鶏ガラも使用するが、基本的に魚介風味がかなり強いのだ。麺は国産小麦荒武者100%使用の細麺だそうだ。歯切れがよくておいしいし、このスープとも合う。麺の量も結構ある。チャーシューはSPFポーク(無菌豚)のスネ肉を使うそうだ(ない時はロースを使うという)。あまりわからんが、肉は味もしっかり保っていたし、表面が軽くあぶったこともあり、非常に食感がよかったと思う。味玉もおいしいが、トッピングでの注文ができないのでちょっと残念。 シンプルだがおいしい。さすがだと思う。後に確認したら、「地鶏と魚貝の醤油味」とワンタン麺は、魚介と鶏ガラの比率が違うということがわかった。また来ることができればワンタン麺ね。そして夜の部で限定メニューを提供するそうだ。詳しい情報は店主のブログにチェック。
2012.05.10
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毎年恒例の役所関係の手続きをするため、もぐりの授業が終わった後に速やかに品川へ移動。しかも途中で上司と会ったため少し打ち合わせをしながら移動…。 正直いえば、外国人の再入国がもうすぐ変更するので、別にしばらく海外出張のない時期で金を使って手続きを済ませる必要がない。しかし、去年の地震を思い出したら、手続きをしておいたほうがいろんな対応ができるということで…。 今日から荒れ天気だそうだが、太陽も出ていて暑い。結局疲れのせいもあり、傘を落としてしまった。せっかくだから、ちょっとほかのところへ行こうかと思って、品川駅でなく海岸通り方向へ。役所から品川駅へ行くならバスがあるが、海岸通り、つまり天王洲方向へ行くなら歩行するしかない。まぁ、だいたい京急線からこの辺へ来る外国人がいないもんだね。20分ほど歩いたら、ずっと来たい「イレブンフーズ」に到着。 イレブンフーズはこれまで取材拒否のお店と言われており、ラーメンの本やテレビなどに登場することがないお店だが、評判がいいということだ。この辺にもともとめったに来れないし、来る時間も作れないので、せっかくだからぜひ訪問したいと考えていたのだ。 ほぼ満席。チャシウメンを注文した。当時に四つの注文が入ったにもかかわらず、スタッフは四杯を作り始めた。そしてかなり年を取っている店主は注文を確認し麺を渡した。 口コミで見た写真より肉が少ないような気がする。口コミで見た写真ではチャーシューはもっと多いようだった。塩とんこつ醤油(?)ってことだが、基本的に濃厚系もしくは白湯系ではない味わいだが、スープの色から想像したより濃い味だと思う。この味は都内であまりないので、この店のオリジナリティと言ってもいい。多めの油と玉ねぎもこのスープの味を強めたかな。酒井製麺による平打ち中太ストレート麺はゆでが柔らかいけど、このスープと合う。家系の定番と言われる酒井製麺はあまりこのような麺を家系のお店に出さないような気がする。キクラゲとワカメも入っているが、ちょっと意味不明。脂身がかなりついている厚手のチャーシューはやわらかいし味付けもいいけど、個人的にやや硬さのあり、脂身がちょっと少ないほうが好きなので…。 おろしニンニクもカウンターで置いてあるので入れてみたが、ちょっと失敗した。ニンニクは明らかにスープを抑えてしまった。 今まで食ったことのない味なので、そのすごさもなんとか理解したような気がする。もっと早く来たらよかったのにと後悔しながら店を後にした。ところで、ランチタイムがそろそろ終わる時間帯なのに、常に満席。しかもわしが退出した後にすぐ行列ができた。やはりすごいお店だね。
2012.05.10
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事務の問い合わせのため白金台の官庁へ。電話でもいいんじゃないかと言われそうだけど、残念ながら、うちの国の官庁なら、電話で通じることがほとんどないと言ってもいい。結局やはり書類の不備でできないが、すぐしなくてはならない手続きではないので大丈夫だ。 せっかくこの辺まで来たので、昼食を食ってから帰ると思って、ファーストフードのお店へクーポンで無料サービスのコーヒーをもらい、飲みながら勉強してきた。そして目黒駅の近くにある味噌ラーメン専門店「ゴリラーメン」へ。麺屋武蔵の系列店で働いてきた方のお店だそうだ。 先客なし。特製味噌らぁ麺、薬味(葫・生姜・ザーサイ)の食券を購入。薬味は無料サービスだ。問い合わせたら、ニンニクのみでできないということで、そのままお願いした。ごはん、野菜、辛味はランチタイムで無料サービスだということで、ごはんをお願いした。 なぜか、口コミで読んだ感想と違って、結構甘みのある味噌スープだと味わえた。スープよりも、味噌の甘みが強い。平打ち太麺は絡めもいいが、カタメならもっとおいしいかな。確かにカタメを頼んだ客もけっこういそうね。スライスバラ肉と二郎っぽい小さい厚手チャーシューが入っている。野菜ましなら確かに二郎っぽいね。味玉半個のみしか入っていないとはちょっとびっくりした。このスープも、ごはんと合うね。 目黒エリアでも珍しい味だし、レベルも高いので、場所としてはわからいづらいが、戦えると思う。
2011.02.17
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また事務的なことで品川にあり、日本人さえ嫌な感じをしている政府機関へ 手続きを済ませて、品川駅に戻ったらもう1時半だが、山手線が車両点検で止まった情報が入った。待つのが面倒くさいと思って、ゆっくり東京メトロに乗れるところへ歩いてゆこう。そのため、気になるお店のある五反田へ。目標は、「麺創房 玄 五反田本店」。業界で有名な田中玄さんの直営店だ。ホームページでは、今年の4月6日にグランドオーピンしたってことだが、実際に2月3日から営業を始めた。 午後2時に過ぎた時入店した。玄麺と味付たまごの食券を購入。スタッフに食券を渡した際に、クーポンを提示し、大盛をお願いした。厨房で田中玄さんが中心に調理をしたが、裏の部屋で仕込みの厨房があるみたいだ。玄さん以外のスタッフは少なくとも3、4人いるらしい。 ラーメン創房 一茎草でも玄麺を食った事があるが、一茎草で食べたものに比べて、醤油タレの酸味味が強いもののスープが軽いようだ。やや縮れの中太麺は絡めがいい。ほかにチャーシュー、味玉、メンマ、青菜、白髪ネギ、糸唐辛子、焦しネギが入っている。 個人的な好みは、一茎草で食べた玄麺だと思う。ただし、想像力が溢れる田中玄さんだから、これからまたさまざまなメニューを開発するんであろうか。
2010.04.26
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大学時代のメール友は横浜に出張している。ついでに彼から頼まれて買い物をした。ということで、2人の帰り道のルートとして一番便利な蒲田で会うことにした。 蒲田って、わしにとっては4年以上ぶりの地域だね。また博士後期1年の時かな、余裕があったので、3、4回蒲田か赤羽から食べ歩きをした。その時、蒲田にある池上本門寺にも行った。勝海舟と西郷隆盛が江戸無血開城の前に会談した場所の一つである。もう一つは薩摩の上屋敷があった田町であったが、池上本門寺は官軍の本陣であった。残念ながら、当時の旅日記を書いていないままで、わしの旧ノートパソコンのハードディスクが壊れたので、写真もパーだ。その時、必ず池上本門寺に行くと決意したが、本門寺どころか、大田区、品川区までも4年間にわたって行っていなかった。外国人として事務のためよく品川駅まで行くが、あそこは品川区ではなく、港区だ。 待合せの時間が6時とはいえ、ゆっくり本門寺で見物することができるわけがない。大きいお寺だし、いろんなものが見物できるので、2、3時間ぐらいかかる。しかし、ゆっくり蒲田まで歩いていく時間がある。そのため、五反田駅から降りて、第二京浜に沿って蒲田へ。途中もちろん昼飯だ。目標は、「中華そば 多賀野」だ。 常にランキングでトップレベルに入っている多賀野を知らないラーメンファンがいないと言える。その上、女性店主がやっているうまい店とも知られている。わしにとっては、長年の宿題店だが、荏原中延というわしの活動エリアではないところにあるから、長年間で放置していた。今日は念願の訪問! 終了時間10分前という2時20分に到着。行列がないのでギリギリに入店。しかし、狙っている中華そば、塩味の粟国の塩そばのいずれも売り切れ。仕方なくてつけ麺類にするということで、豚鴨のつけそば、煮玉子の食券を購入した。着席したまもなく、高野店主の旦那(?)は終了の指令を出した。本当にギリギリだね。そして、どうやら最後に中華そばを注文したのは、隣の客さまらしい。 しばらくして、麺、つけ汁、具を提供した。鴨のダシを効かせた味わいだが、魚介スープも強いように味わえる。多めのネギだけではなく、ちょっとだけの魚粉も入っているようだ。しかしなぜか豚の味がやや感じられないらし。わしの舌もそこまで区別できるわけがないのでしょうがないが、とりあえずうまいね。流行ってきた濃厚系のスープに比べればそこまでトロトロしていないし、むしろ伝統的なつけ汁だとも言えるが、流行ってきた味と線引きで、シンプルな味わいだ。これこそ多賀野の実力かもしれぬね。中太ストレート麺もコシがあるし、絡めもいい。並だけど、量も十分多い。別皿のチャーシューとつけ汁に入った刻みチャーシューもおいしい。後に調べれば、刻みチャーシューは鴨肉らしい。けど、同じような気がする。煮玉子も半熟でおいしい。メンマの甘みもつけ汁と合う。別皿に載せた唐辛子も辛さがちょうどいい。最後は別の容器で提供した割りスープをかける。東池袋大勝軒系のようなカツオダシみたいだ。これもおいしいね。魚介スープの味が強くなったが、バランスがよくて、最後までおいしくいただいた。 流行ってきた味と線引きした味わいだと思う。インパクトのないと思われるかも知れぬが、バランスがよくて、ハイレベルな味だ。幅広く受け入れられる味だと思う。もっと早く1、2年ぐらい訪問すればよかったと悔やんでいる。日本を去る前に絶対時間を作って訪問したいと思う。
2009.10.09
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用賀にある「九州大牟田柳屋ラーメン」の新たなブランドだ。五反田はもはや豚骨ラーメンの激戦区と言ってもよいのではないか。なぜなら、博多一風堂、平太周味庵、きららなどの有名な豚骨ラーメン屋さんが集まっているからだ。 柳屋は熊本の名店だそうだ。東京に進出して、用賀と五反田に出店したという。熊本ラーメンといえば黒い豚骨らーめんなのではないか。きららの看板メニューはやはり「黒柳ラーメン」という黒ラーメンだ。普通の黒ラーメンの黒色はニンニクで作られたマー油によってのだが、きららのほうがちょっと違う。黒いスープには魚介味が感じられる。なぜなら、そのマー油はニンニクだけではなく、イカ墨によって作られたそうだ。従って豚骨ラーメンなのに魚介の味が感じられる。スープはあっさりした豚骨スープだ。鶏ガラも使ったそうだが、マー油の魚介味が強烈なので、鶏ガラが感じられない。具は、キクラゲ、チャーシュー、博多ネギ、チャーシューの脂が少ない。海苔だ。麺はストレートの細麺だ。 美味しいかどうかは好みの問題だと思う。つまり、イカ墨によっての香りが強いので、耐えない人にとって、豚骨スープを味わおうと思う気持ちを壊したかもしれない。マー油を入れない白柳ラーメンもあるが、黒ラーメンを食べたい人にとって、その魚介味を抑えれば、もっとよいのではないか。だが、イカ墨によって新たな味の黒ラーメンが出来上がったと言える。魚介味を抑える方法を開発すれば、レベルがさらに上がる可能性があると思う。
2005.09.27
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都内で背脂たっぷり入れる豚骨醤油ラーメンといえば、二郎系だが、環七には、「平太周」という背脂たっぷり入れる豚骨醤油ラーメン屋がある。丼には豪快で背脂を2回入れて、脂っぽいように見える。「らーめん 平太周味庵」の店主はかつて「平太周」に勤めていたのだそうだ。 最初から丼を見た時、確かに脂っぽいように見える。まるで、丼の半分ぐらいは背脂のような感じられる。やはり日本一脂っぽいと呼ばれたラーメン屋だと思う。しかし、少し待っていて、背脂をスープに溶けさせてから豚骨醤油スープを飲むと、脂っぽいような感じられない。かえってスープの濃厚を強めさせたような気がする。ほかのところで食えない味だとこの隠居は断言する。チャーシュー、味玉、ネギなどの具のレベルもよい。もちろん豚骨醤油の定番の太麺でスープと脂を吸収して食うと、さらにその味が感じられる。量もかなり大盛で安くて、満足できるラーメンだ。 五反田の周りに、「らーめん 平太周味庵」を除いて、博多一風堂、黒ラーメンの名店である柳屋などの有名な豚骨ラーメン屋が集まっている。しかし、平太周味庵の味はこの名店に負けられないと言える。見た目が怖いが、味がよい。絶対勧めなければならない豚骨醤油ラーメン屋だ。確かに、都心から離れたのは欠点だが、休日の時、行って食ってみてもよい店だと言える。
2005.09.16
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