そう・・・始まりはいつもどおり突然。
私が、早帰りをした土曜日の午後、ゴングは鳴り響いた
「おチビで鍋をしよう」
いきなりのご提案でした。そうそう、ちょうどゆみ蔵もいないし。
マミーは7時に帰宅するし、それまでに用意して、サプライズしようという事に
カルフールで2人でキムチ鍋の買出し。
大食い2人+マミーの胃袋の大きさなんて、測れない。
「お米はあるやんな」
「たぶん・・・ない。食べる時に炊かないと、ないです」
結局、大盛りのサ○ウのご飯、900g購入
中華麺を3玉購入
白菜半分・ニラ・水菜
豚肉・ウィンナー
ぶなしめじ・エノキ・エリンギ
キムチ鍋のス~プ
これらの運命に好ご期待
それらを購入し、鍋を取りに祖母宅へ
いつ、鍋最終かわからにないけれど・・・鍋はホコリを被っていました
そして、帰宅
一足先にマミーは帰宅されておりました
「ママ、一緒に鍋するから、用意します」
「あら~用意できたら呼んでいただけるのかしら嬉しいわ」
早速、殿と2人で準備に取り掛かるのであります。
「っていうか、野菜は切れるやんな」
「ゥ、うん。もちろん、切れるに決まってるやんか」
「んう~ん。たぶん、難しいと思うわよ。
(それぞれ、誰が発言したのかを、想像しながらお楽しみください)
「とりあえず、白菜半分に切り~。」
(そうなんです。すでに、1/2の白菜をどうしたらよいものか、悩んでた)
「全部、使う必要ないねんから。置いといたらえ~やん」
(とりあえず、おチビ半分に白菜をCUT)
「できるから、見んといてくれる絶対イライラさせるから」
・
・
・
「かわれ、いつになるかわからん」
(野菜たちは、殿ので、際よく刻まれていきました)
(よしきのこ達をどうにかしよう)
ぶなしめじを取り出して、どうにかしようとするおチビ。
「洗ってや~。」
↓
ボウルにしめじ達を放り込み、全部バラバラにして洗いました。
↓
「あのさ~しめじって、そんな風に洗わへんで。土落とすだけでえ~ねん」
↓
「先に言ってよ~」
↓
(かなり呆れた目で、おチビを見ていたでしょう・・・)
↓
「ほらね・・・センスないって言ってるやんか」
さ~いよいよお鍋の始まりです。
「あら~白菜綺麗に切れているじゃない」
「え~殿が切ったんだよ。ニラも水菜も全部ね」
↓
「そうよね~そうだと思ったんだけどね・・・」
お鍋に、ぶなしめじを投入
鍋の中で、自由に散らばり始める、ぶなしめじ達
「・・・」
「え~っと、バラバラなんですけど、おチビちゃんがしたでしょ。」
「もちろん」
「ママ、こんな風にしめじ達をバラバラ殺人事件にしているかしら」
もう、たくさんよ~センスないって言ってるじゃない~
グレてやる~
心の中で叫んだわ
ま・・・そんなわけで、おチビの料理のセンスのなさも立証されたわけです
和やかな雰囲気のまま、鍋パーティーを終了したのでありました
<次の日>
ゆみ蔵に殿とマミーとでお鍋をしたと報告
「ゆみの許可もなしにか~」
かなりご立腹の様子でありました。
「ママ~姉チンとサ○○と、ゆみがいないときに、一緒に鍋したん」
(ゆみ蔵は、殿の事を呼び捨てにする)
「そうよ~ゆみちゃんのいない時を狙ったんじゃんないのかしら~」
(バレてる)
「もっと鋭いお顔かと思ったら、ほっぺもぽっちゃりして可愛いらしかったわよ」
()
「そんなんに、騙されたらアカンで」
(騙してはないですよ)
「ま~ま~のんも、サ○○に会いたかったわ~」
(たまたま、帰って来ていた息子も参戦)
「のんまで~騙されたらアカンで」
(何も騙してないから)
ゆみ蔵が、心開いてくれるのは、いつになるのかしら
それより・・・おチビ、満足に野菜くらいは切れるようになろう
時が癒してくれるもの…。 2007.08.03
決別 2007.05.26
不器用さん 2007.03.15
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