戦艦大和には
ラムネを製造できる設備があったそうです。
そして、給糧艦「間宮」には
菓子の名店から職人が選ばれて乗船し、
大福や団子、ようかん、アイスクリームなどを製造し、
とても喜ばれたとか。
士気を高める、という意味もあったそうですが
最前線でいのちのやりとりをせねばならない彼らの
相当なストレスを癒す役割もあったことでしょう。
人は危機的な状況に置かれると、
「甘いもの」を欲します。
甘いものは脳にダイレクトに栄養を補給し、
生命活動を活発にさせることを
本能で知っているのかも知れません。
同時に、
甘いものを口にするだけで
ほんの一時、日常を取り戻したような安心感を得られるのだそう。
備蓄、というと
お米や缶詰、乾物などに特化しがちですが
そういった意味で大切なのが、
こういった
自分の好みの甘味。
そして、もうひとつ重要な意味があります。
もし有事となって
真っ先に統制されるのが
砂糖である、
ということです。
NHK朝ドラ『カムカムエブリバディ』
の再放送
が
先週から始まりましたが、
ちょうどいま、そんな時代のお話。
砂糖の統制が始まって、
小さな和菓子屋は経営が成り立たなくなっていきます。
戦後、闇市で最も高値で取引されたひとつも
砂糖だったそうです。
それだけ人間は
辛いとき、
苦しいとき、
甘いものを欲するのです。
ここ数か月で
チョコレートは驚きの高騰を見せています。
私が大好きなチョコレートを
今回のセールで買おうとしたら、
なんとお値段が去年の2倍になっていました(驚)
ほかのお菓子もそうなる前に、
ぜひ好みの甘味を備えておきたいですね。
■ようかん
いちばん長持ちするのは、砂糖のかたまりのようなようかん。
ご存じ5年保存可能な井村屋のようかん。
榮太樓も5年保存羊羹を発売しましたね。
こちらの方が手軽かな。
超長期を考えると、ゆであずき缶という考えもあり。
私のナイショのヘソクリ備蓄は、これじゃ~(^0^)
缶入りの栗鹿の子。
砂糖(=防腐剤)のカタマリ&缶詰
→ 10年後でも大丈夫じゃないかと思っている(個人の予測です)
■お菓子缶
非常食用の長期保存缶。
子どもからお年寄りまでみんな大好きビスコは
きっと役に立ってくれると思う。
■チョコレート
紀元前3300年から存在しているというチョコレートは、
王族や特権階級の人々の薬でした。
実はチョコは発酵食品。
抗酸化作用、免疫力向上、動脈硬化防止、血圧の安定、脳の活性化など
数々のエビデンスがあるそうな。
できればそういった効果がのぞめるカカオ成分70%以上を選びたいですね。
ご存じ「チョコレート効果」
お気に入りのチョコ。
製菓用なので割安なのに、すっごく質がいいんです。
コイン型の形状で、食べやすいのもいい。
コーヒーと一緒に2~3かけら頂いています。
リンツのリンドールは
冷蔵庫にいつも入れてあります。
ごほうび用。
ベルギー王室御用達のチョコ。
いろんなフレーバーが一口サイズで個包装されています。
これも冷蔵庫に常備。
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