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トランプ再選で唐突に始まった連載「あなたは映画を見ている」ですが、第二回はマトリックス編です。 前回の記事では、映画『トゥルーマン・ショー』で知らぬが仏の世界をお送りしましたが、今回は、映画『マトリックス』の世界からの締め出し編をお送りします。 前回の記事:あなたは映画を見ている【第一回:トゥルーマン・ショーの世界へようこそ】マトリックス 特別版 [ キアヌ・リーヴス ]価格:1,320円(税込、送料無料) (2024/11/8時点)楽天で購入 『マトリックス』はあまりにも有名な映画なのであらすじを語るまでもないかもしれませんが、あの暗い世界観が苦手で敬遠されていた方のためにざっくりとした内容をご紹介します。わかりやすいあらすじ 昼はソフト会社でプログラマ、夜は裏社会のハッカーとしての顔を持つ男。 連夜のハッキング疲れでウトウトしていると、突然コンピュータの画面に謎のテキストが出現。「白ウサギを追え」 不思議の国のアリスのような夢世界への招待と思いきや、それは地獄の現実世界への招待状だった。 現実世界だと思いこんで生きてきた世界は仮想現実であり、彼はその仮想現実から抜け出す機会を得たのだ。 目の前に差し出された赤い薬と青い薬。 青い薬は、これまでの仮想現実の生活に戻れる錠剤。 赤い薬は、仮想現実の洗脳を解くための錠剤。 彼は赤い薬を飲み、人智を超えたコンピュータシステム、マトリックスに剥奪された人類社会を再建するために命をかけて戦うことになるのだった。 参考リンク:赤い薬と青い薬 [WikiPedia]新型コロナウイルスで締め出しをくらう 2019年12月、中国の武漢研究所から新型コロナウイルスが流出し、感染者と死者が続出したと世界中が大騒ぎになりました。 参考リンク:新型コロナウイルス感染症 (2019年) 新型コロナウイルスに感染すると肺が真っ白になって死ぬとか、風邪だと思って甘く見ていると重症化するとか、メディアを通じて人々は得体の知れない恐怖を前におびえながら生活していました。 最初の頃は私も心配していたんですよ。中国語で中国のニュースを取っていると、やはり恐ろしい内容が拡散されていましたし、道端で突然倒れだす人たちの映像も見ていたということもあります。 当ブログでも過去記事で当時の様子をご紹介しています。 参考リンク:分析採録:復活の日クロニクル【第一回】 4年前はウイルスコワイコワイよ〜ビデオがネットのあちこちに転がっていたのですが、今は削除されたり公開を停止されたりして、見つけるのがとても困難になっています。おかしいですね〜 そんな中、中国の張展という女性の市民ジャーナリストが武漢研究所の様子を外から撮影した映像やロックダウンの様子などを映像とともにコメント付きで YouTube 発信をしており、私も彼女が逮捕されるまで YouTube でちょこちょこ映像を見ていました。 参考リンク:张展 (YouTube) 参考ビデオ:張展さんによる訴え「人の命と権力のどっちが大切なのか」(中国語) マスメディアが流したい情報ではなく、市民ジャーナリズムによる告発内容はよほど都合が悪かったのでしょうね。中国国内的にも、米国的にも、全世界的にも。 2020年5月、彼女はウソの情報を流したとのことで逮捕され刑務所に収監されました。そして今年5月に出所しましたが今も政府監視下にあります。 参考リンク:コロナ拡大の武漢で情報を伝え実刑 市民ジャーナリストが出所 (NHK) かなり攻め気味な暴露をしていたのに、張展さんの YouTube チャンネルは閉鎖されていませんよ。あの情報統制ガチガチな中国がこんなお目こぼしをするとは思えませんが。何らかの意図があって今も彼女を泳がせているのでしょうか?謎です。 中国にかぎらず、日本でもマスメディアが情報をコントロールしている以上は、マスメディアの意向に反する言論は検閲され、封殺されます。 政府が新型コロナウイルスの感染力を人々に拡散し、ワクチンを打つように誘導する。 ワクチンに関して疑問を呈したり、打ってはいけないなどという意見を SNS や YouTube などのメディアプラットフォームで広めようものなら、誤情報というレッテルが貼られ、コンテンツは削除されたり、アカウントそのものが削除対象になったりします。 YouTube、FaceBook、Twitter(現在のX)、Instagram、大手ブログサービスがこぞってウイルス関連のコンテンツにラベルを付けまくっていたのは記憶にあたらしい方も多いと思います。 まるで、トゥルーマンが日常で抱いた違和感を映画スタッフ総出でもみ消しているかのような違和感なのです。 この違和感は一度でも経験してしまうと、絶対に払拭できません。何を見聞きしてもウソくさく、滑稽で、誰がみてもおかしいでしょうと例を挙げて説明しても、周りの人たちにはまったく話が通じないのです。 こちらをご覧ください。2022年11月20日の情報です。本当に笑ってしまったので動画のスクショを撮りました。このフザけた数字を見て、私は冗談も休み休み言えよと思ったものです。 グラフまで引っ張り出して、あたかもこの数字に間違いはないのだとでも言いたげでした。 PCR検査をした結果なのだから、これが真実なのだと。 参考リンク:東京で新たに7777人の感染確認 全国は7万7722人 新型コロナ (2022年11月20日) PCR 検査方法の発明者であるキャリー・マリス博士自身が、菌でもウイルスでも検出できるが、増幅回数を重ねれば数値は上がるのは当然だし、死んだ菌やウイルスまでカウントしてしまう。だから感染したと判定できるものではないと発言していたにもかかわらず、世界中で PCR 検査キットが使われまくったのはなぜでしょうね。 陽性反応確認、感染、発症はそれぞれが独立した概念であるにもかかわらず、陽性反応が出た=発症した=危険というふうに誤解させてしまう大変危険な数字のマジックだと私は思います。 こちらのブログでそれらの違いが詳しく説明されています。 参考リンク:「検査陽性と感染と発症の違いをわかりやすく説明します」 かつてキャリー・マリス博士は、アンソニー・ファウチ博士を「本当に何もわかっていないのに、人々の前でウソばかりついている」と痛烈にこき下ろしていましたが、新型コロナ騒動が本格化する直前に謎の死を遂げました。 参考リンク:PCR検査の乱用ダメ。ゼッタイ。:PCR検査で作られた偽りのパンデミック (日本語字幕つき) ちなみに、元のインタビュー動画はこちらでご覧になれます。 念のため申し上げておきますが、このインタビューが録画されたのは 1996年です。 参考ビデオ:キャリー・マリス博士、ファウチ博士を語る(英語) 結構強烈なブローをかましているので訳をつけておきます。 あからさまな激しい感情の起伏もなく、淡々とここまで言い切っていたのは、怒りを通り越し、ファウチの口車にまんまと乗せられる一般大衆を「羊」と揶揄することで呆れの境地まで達していたのかもしれません。 あれから 30年が経過した今も、状況はほとんど変わっていないのです。"[和訳はじめ]どうでもいいような些細なことまでとことんやりたがるファウチみたいな奴らの人間性って何なんだろうね。しかも彼は何ひとつ、本当に何もわかっちゃいない。面と向かって言ってやるよ。無知だとね。あの男は、血液サンプルを取って電子顕微鏡に入れれば、ウイルスが含まれているかどうか判明するとでも思っているんだ。電子顕微鏡のことも医学のことも理解してない。あんな奴が今のあの職位にいて良いはずがない。上層部のほとんどは単なる管理職にすぎず、現場で何が起こっているのかなんて知るわけがないんだ。とどのつまり、奴らは我々が望むような対策なんて用意してない。健康にかこつけて、我々は何らかの形でカネを支払わされているだけだ。そのくせ、奴らは利己的な対策はちゃっかり持ち合わせている。自分たちのルールを作り、必要とあらばそのルールを好き勝手に変えてしまう。それで、トニー・ファウチみたいな抜け目のない奴らが自分を食わせてくれる民衆の前にしゃしゃり出てきて、直接カメラに向かってウソを垂れるんだ。羊たち(従順な一般大衆)がホンモノの最も優秀な人たちに敬意をはらうことを期待したってムダだ。単にその違いを見極められないだけなのだが。誤解してほしくないのだが、私は人間嫌いではない。ただ、基本的にほとんどの人々は、誰が本当に優秀な化学者で、誰がそうでないかを見分ける能力なんてないんだ。つまり、それこそ問題であり、実のところ化学界が抱えている問題なのだ。今世紀は化学者が人々によって評価されている。そのいっぽうで、なにも理解してない者たちが化学に投資してるんだ。じゃあ、誰を信用しろとでも?ファウチか?いいか、ファウチは知識不足なんだぞ?ファウチがこの分野について多少なりとも知識のある誰かとテレビで議論したければ、そつなくこなすだろうよ。彼は招待される側なんだからさ。私は割と顔が広い方だが、サウスカロライナ大学の学長がファウチにこう申し出たことがある。「ステージを用意するので、学生たちの前で自分と討論してくれないか。反対側の意見を持つ誰かを呼ぶことで主張のバランスを取りたい。学生たちは自分の話でも素直に聞くだろうが、反対意見を伝える誰かが必要だから」とね。だが、結局ファウチはその申し出に応じなかったんだ。[和訳おわり]" フルバージョンはこちらです。(英語) Kary Mullis -- The Full Interview (1996) 繰り返しますが、キャリー・マリス博士が PCR 検査の発明者です。 彼の死後(2019年8月7日没)に PCR 検査キットがコロナウイルス感染の診断用にガンガン使用されるようになったとはなんとも皮肉なものです。 その後、アンソニー・ファウチ博士が、ワクチンの公開接種をカメラの前で実施して、翌日は接種した腕とは反対側の腕を叩いてアピールするというミスをやらかしました。 参考ビデオ:ニセ博士ファウチがワクチン接種したフリの腕を間違える Watch As Phony Fauci Forgets Which Arm He Pretended To Get Vaccinated In ファウチお茶の間劇場の話をするのは当ブログでは 3 回目なのですが、気になる方はこちらもどうぞ。 過去記事: 今年さっそく暴露されるコロナウイルスとワクチンの真実を勝手に予想 ワクチンによって分断されていく社会 私個人としては、一般大衆を納得させるには十分な感染データを収集する必要があったため、PCR検査を繰り返し実施することにより、感染の有無を問わずとにかく陽性反応の数値を水増しする必要があったと見ています。 もちろんその矛先は医療利権によるワクチン接種と米国大統領選挙における郵便投票の口実をつくるためです。 つまり、医療業界と政界(+戦争利権)に莫大な富を流入させるために新型コロナウイルスが利用されたというわけです。 しかし、テレビ、ラジオ、新聞、Yahoo ニュースだけを見て「怖い怖い」と恐怖に煽られていた人たちにはこんな重要な情報などひとつも伝わっていなかったですよね。 このように、違和感をおぼえる人たち、なんの違和感も疑問も持たない人たちの間にあった溝はどんどん深まってしまうことになりました。 新型コロナウイルスのゴタゴタから 4年が経ちました。しかし、今もなおこの傾向は続いているのです。
2024.11.09
いよいよ米国大統領選挙でトランプが返り咲きましたね。 4年前の選挙も実はトランプが圧勝していたという裏ニュースを得ていた当方としては、さんざん待たされたという印象です。 この4年間で海外で言われ続けてきたことは、「あなたは映画を見ているのだ」でした。 『トゥルーマン・ショー』というハリウッド映画をご存知の方は多いと思います。トゥルーマン・ショー【Blu-ray】 [ ジム・キャリー ]価格:1,650円(税込、送料無料) (2024/11/5時点)楽天で購入 映画をご存知ない方のために、ざっくりとしたあらすじをご紹介します。わかりやすいあらすじ トゥルーマン・バーバンクは保険会社のサラリーマン。ブロンド髪の美しい妻もいて、絵に描いたような理想的な夫婦がごくごく平凡な毎日を送っている。 ところが、この生活はすべて舞台セットの上でくり広げられており、登場するアイテム、キャッチフレーズ、セリフの一字一句がすべてリアリティショー向けの商用コンテンツだったのだ。 何も知らされず、お花畑でぬくぬくと生活を送っていたのはトゥルーマンただひとり。 出生から現在に至るまでの日常のすべてがライブストリーミングされ、全世界に放送されていたのだった。 いままで違和感に気づかなかったのも無理はない。トゥルーマン・ショーの舞台裏から垣間見える現実世界 トゥルーマンは英語にすると TRUEMAN で、と本物の人ということになります。つまり、彼を取り巻くすべてが虚構で、トゥルーマン自身がその虚構を知らされていない、ホンモノ(ありのまま)の人という設定になっています。 トゥルーマンの生活をテレビ越しに見まもる視聴者たちは、数十年にわたりトゥルーマンをとりまくイベントや事件に一喜一憂し、映像のところどころに差し込まれる商品をすすんで購入しています。もはやトゥルーマン・ショーなしの生活は考えられないほどに、このリアリティショーは人々の生活に浸透しているのです。 皮肉にも、私たちはこのような虚構のコンテンツを第三者の視点で日常的に消費しています。他人の生活の壁に小さな穴を開け、そこから他人の生活を垣間見たり、事件性を持ったイベントを眺めることにより、覗き見をしているという後ろめたさと、秘密を知り得たというスリルと優越感に浸りたがるものです。 このスリルには中毒性があるため、コンテンツを繰り返し視聴するうちにテレビと一体化した生活を自ら望むようになります。 私たちの生活も企業が作り出したモノやコンテンツに囲まれていますので、コンテンツとして企業側に利用されるトゥルーマンと何ら変わらない存在と捉えることができると思います。 このことに気づいた人は、自分がコンテンツだと割り切って生活をするか、意識的に距離を置くことを強いられるでしょう。 気づかぬままの人は、身の回りのイベントに翻弄されながら、なんとなく一生を終えることになるのでしょう。 勢いで記事にしてみたところ、一回の投稿でとても終わる内容ではなかったため、次回より米国大統領選挙を中心とした世界のリアリティショーを数回に分けてご紹介していきます。
2024.11.07
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