2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全15件 (15件中 1-15件目)
1
![]()
映画に関係ない一言なんでそんなに追い詰めるのかなあ~~。相手に負けを認めさせて、どうする気だろう?さて、映画は☆歩いても、歩いても☆(2007)是枝裕和監督阿部寛夏川結衣YOU樹木希林原田芳雄ストーリー 夏の終わりの季節。高台に建つ横山家。開業医だった恭平はすでに引退して妻・とし子とこの家で2人暮らし。その日、久々に子どもたちがそれぞれの家族を連れて帰郷した。その日は、15年前に亡くなった長男の命日だったのだ。次男の良多は、もともと父とそりが合わなかった上、子連れのゆかりと再婚して日が浅かったこともあって渋々の帰郷。両親がいまだそれぞれに長男の死を受け止めきれずにいることが、良多の心をますます重くする。いつも陽気でソツのない長女のちなみは、そんな家族のあいだを取り持ち、家の中に軽い空気を持ち込むが…。これは「家族」だからだなあと思うシーンが沢山ある。ホームドラマだから、ちょっとした会話やシーンが「こんなことある、ある」って思わされる。見る人みんながそう思うんだろうなあって思うのよ。そして、そこには隠れた棘があったり愛情があったりするんだよね親子だから言い合うわけだし、嫁や婿だからその会話に入らないシーンもあるわけで・・(笑)つまり、どこでも見られる家族の様子なのである。父と息子の関係という微妙な感じわかるな。息子って、結局、別の家庭の長になって行っちゃうんだよね。一昔前の家庭とは違うからねえ。また、娘の存在もまたこういう感じなんだ。娘の方が、言いたいこと言えるのかしらね(笑)娘はいつまでも娘なんだろうね。何か親にやさしい言葉の一つでもかけてあげたい、なんて思いながら結局そんな言葉言えずに一日終わってしまう。あとからこんなこと言えばよかったとか、こうしておけばよかったとか・・そういうことってあるよね。そんなことの繰り返しかもしれないねえ、人生って。というわけで「人生って、いつもちょっとだけ間に合わない」って言うわけね。本当に大きな出来事があるわけではないけど、心にじんわりと入り込んでくる映画だった。ある程度の年齢の方が、しみじみとする映画だよね。樹木希林は、やはりうまいんだよね。さすが、何年も老女を演じてきた彼女らしい年期が感じられる「普通のお母さん」だった。阿部ちゃんは、まあこういう役もできるぞということで。いいんじゃないでしょうか~?でも、私は阿部ちゃんのコミカルな役が好きだけど。あ、あと時代ものもね~。
2009.02.28
コメント(0)
![]()
「おくりびと」のアンコール上映が、満員御礼なんですってねえ。良いことです。モッくんの所作の美しさを見てください^^)☆アフター・ウェディング☆(2006)スザンネ・ビア監督マッツ・ミケルセンロルフ・ラッセゴードストーリー インドで孤児たちの救援事業に従事するデンマーク人、ヤコブ。運営している学校の財政難に頭を悩ますヤコブのもとに、デンマークの実業家ヨルゲンから巨額の資金援助の申し出が舞い込む。そして面会したいというヨルゲンの求めに応じて、久々に故郷デンマークへと戻ったヤコブ。面談を無事終えたヤコブは、ヨルゲンから週末に行われる娘アナの結婚式に強引に招待され、断り切れずに出席することに。ところが、そこに待っていたのは思いがけない人との再会、そしてさらなる衝撃的な事実だった。あまりのことに激しく動揺するヤコブだったが…。この監督の「しあわせな孤独」はかなり気に入ってしまった作品。その監督の06年の作品。この前に「ある愛の風景」があり去年公開した作品がハル・ベリーとベニチオ・デル・トロの「悲しみが乾くまで」がある。実はこの二つどちらも旦那さんが亡くなって・・・という出だしで、おんなじ映画かと思ってしまった。もちろん、別物。ある愛の風景悲しみが乾くまでこの「別れと喪失感」というのは、スザンネ監督のテーマなのかもしれないね。さて、この「アフター・ウェディング」「別れ」だよね、やっぱり。実は私はこれの予告を見てしまった。それを見てしまったためにヨルゲンの行動の意味することがわかっちゃうんだよねえ~~。それって、面白さが半減する。普通はヨルゲンの行動がどんな意味があるのか、なんてわがままな金持ちおじさんなんだなんて思うはず。ところがその裏には・・・っていう展開があって、なるほど~~とちょっと感動してしまうはずなのだよね。とにかく私は知ってしまったので仕方ない。そうなると、ヤコブの行動に注目だ。彼がヨルゲンの提案を受けるのか、受けないのか?どっちにするんだろうかと見守ってしまった。そうか…結局彼はそっちの責任を取ったか。どうせ他人の国のボランティアだもんな、なんてちょっと皮肉っぽく思ったりもして(笑)このストーリーって、ちょっと惜しい話ではないかと思う。もっと違う展開も考えられたと思うんだけど。たとえばヤコブが養子だけではなく妻もいたらどうだったろう?アナがヤコブと険悪な感じだったらどうだったろうか?またはアナが存在しなかったら?もちろんへレナがヤコブに全く興味がなかったらどうなんだろうか?・・・・話が成り立たなくなるって~~?(笑)そして、ヤコブが主役だと思っっていたんだけど、よく見ているとヨルゲンの存在感が印象に残り、彼が主役なのではないかと思う。彼が会社のパーティでスピーチするシーンがある。彼がいかにこの会社を愛し、また信頼されるトップであるかが良く分かる。その後のヨルゲンの取りみだした姿も、印象的だ。このシーンがないと嘘っぽくなるし。良い映画だと思うけれども、もうひとひねりほしかったというのが私の感想。「しあわせな孤独」の方が面白かったな~~。自分の身に引きつけることができる題材だったことと、女性の心理を描いていたからかもしれないなあ。ぷちてん感想「しあわせな孤独」
2009.02.28
コメント(2)

この作品は2008年12月より全国上映中。☆ラースと、その彼女☆(2007)グレイグ・ギレスビー監督ライアン・ゴズリングエミリー・モーティマーポール・シュナイダーケリ・ガーナーパトリシア・クラークソンストーリー 雪に覆われた小さな田舎町。町の人たちからMr.サンシャインと呼ばれ慕われている心優しい青年、ラース。しかし、純粋すぎるがゆえに極端にシャイで、女の子とまともに話すことも出来ない。そんなラースを心配していた兄夫婦のもとに、ある日、当のラースが彼女を紹介しにやって来た。しかし驚いたことに、その彼女とは、インターネットで購入した等身大のリアルドール“ビアンカ”だった。困惑する兄夫婦は医師に相談し、当面ラースの妄想に話を合わせるようにとの助言をもらう。そこで、町の人たちにも協力を仰ぎ、みんなでビアンカを生身の女性として扱うことにするのだが…。とっても現代的な話なのかも。コミュニケーションが下手なのはこの主人公のラースだけではないから。とはいえ、たんにとってもシャイな青年の話という風にも受け取れるんだけどね。そこが深刻にならないうまいバランスなのかもしれない。ラースは特に女性が苦手。兄嫁はあれこれ気を使ってくれるけれども、それもうっとうしいと思っているのよね。その原因はあまり詳しくは語られないけれども、子供の頃の母親の死が原因らしい。そして兄が語るように母をなくして落ち込む父親とラースを二人だけにしたことが原因なんだろうか…まあそういうこともあるのかもしれない。でも詳しい事はラース自身に聞かないとわからないのよね。兄とラースが納屋で語るシーンがある。「大人になるってどういうことだと思う?」とラースが聞くのだ。はっきり言ってこの質問をいい大人のラースがするということ自体、ちょっとこれは問題じゃないかと思ったりするのだけど。しかし、今まで大人になることを拒否してきたラースがこの質問をすることができたということは彼が一歩前向きになったということなんだと思う。もちろん自分だけの世界にいることが悪いとは思わないけどね。そのバランスかな・・・大事な事は。ビアンカを連れてきたという行動は、ラースにとってどんなことだったのだろうか。ビアンカと一緒にいようと思った時点で、彼が今の生活から抜け出そうと思い始めていたということなのかもしれない。もちろん兄夫婦がビアンカを見てびっくりした気持ちはよく分かる。拒絶したくなるよね。しかし、医師が「ラースの妄想だが、周りの人が彼の世界を受け入れてあげる事が、問題解決につながるかもしれない」と言う。そこで教会の仲間に理解を求め、彼らもそれを受け入れる。この時点でラースが彼らから愛されているとわかるよね。だから決してコミュニケーションができていないわけではないわけだ・・・ビアンカの扱いがとってもいいんだよね。人形じゃないわけだから彼女は町の人々と触れ合うわけで、ボランティアに行ったり洋服屋でモデルしたり・・・そうなるとラースは「自分だけのビアンカ」じゃなくなってしまうことに気がつくのだ。自分の都合の良いビアンカじゃなくなっちゃう。それに気がつくのが大事なんだよね。自分の勝手に付き合ってくれるということは、時には相手の勝手にも付き合わなくちゃいけなくて、それは結構面倒だったりするんだけど、それが時にとっても面白かったり楽しかったりもするのだって。共有する喜びというかね・・・そしてもちろん、時にはすごくつらくて悲しかったりすることでもあるんだって。そんな繰り返しが生きているとたくさんあるんだよ~~。徐々に、徐々に、何かが変わっていくラース。ライアン・ゴズリングが繊細な演技をみせている。時にちょっとキモさも感じるかもしれないけど、ラースの優しさにホッとしたりもするのだ。やさしすぎるって生きにくいよね。ビアンカは人形なんだけど、すごい存在感だよね。私もだんだんビアンカがかわいく見えてくるのよ、(o ̄ー ̄o) 兄さんはポール・シュナイダー。「ジェシー・ジェームズの暗殺」で印象深いね。ちょっとお髭が青々していて、むむ~~って思うけど(笑)ここでは慌てふためきながらも弟を思う良い兄さんなのだ。まあ、この手の顔はどっちかと言うと悪っぽい顔なんで、そのギャップがおもしろいかも~。私が素敵だと思ったのは「エイプリルの七面鳥」でも印象的だったパトリシア・クラークソンだなあ。魅力的な女性だよね、(゚ー゚)(。_。)ウンウンところで、「ラースの世界を丸ごと受け入れる」っていうのって、実のところ我が家の認知症の義母のことにも当てはまっているんだよね。あ~、まったくそうなんだよなあって思う。認知症ということはつまり忘れちゃうわけ。でも単に忘れるわけではなくてね、覚えていることの時間軸がばらばらになってそれを自分なりに組み立てちゃう。本人もなんとか忘れた「はてな?」の部分を納得したいのかもしれないよね。本人は嘘を言っているつもりはないんだけど、本当のことではないわけよ。でも、「本当か嘘か」ってそれを周りが突き詰めても仕方ないのだ。そういう場合は「ああ、そうだね~」と受け入れるしかない。この「受け入れる」というのが、簡単なんだけどなかなか難しいのだ。ついつい「本当は違うのに」と思っちゃうでしょ。忘れたことにイライラもするでしょう~~。なんか、周りの人は人間を試されているような気がするのよね(笑)ああ~~、心の広い人間にならないとねえって。まあ、現実問題として簡単にはいかないよね。四六時中一緒の家族ならなおさらね。もちろんそれはそれで、普通の家族の感情だと思うのだ。時には爆発もするでしょう。忍耐ばかりでは介護はできないからなあって思うし。しかし、ちょっと残念なのはラースのように前向きの方向に義母は行くことはないのだろうと知っていることだよね。この先、さらに進むのだなってわかっているのはねえ、悲しいため息が出ちゃうねえ。おっと、このラースの話から義母の話になってしまったわ^^;)というわけで、この映画いい映画なんで、チャンスがあったらご覧ください。と〆ておくね^^)
2009.02.26
コメント(4)

あけてみたら、「スラムドッグ$ミリオネア」一色になってましたねえ。そして、「おくりびと」とりましたね!!おめでとう~~♪受賞は★印【作品賞】★「スラムドッグ$ミリオネア」 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 「フロスト×ニクソン」 「ミルク」 「愛を読むひと」【主演男優賞】★ショーン・ペン 「ミルク」ミルクって人の名前なのね~。 リチャード・ジェンキンス 「The Visitor」 フランク・ランジェラ 「フロスト×ニクソン」 ブラッド・ピット 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 ミッキー・ローク 「レスラー」ミッキー・ロークは取るかなあと思ったけど、残念でしたあ。【主演女優賞】★ケイト・ウィンスレット 「愛を読むひと」 アン・ハサウェイ 「レイチェルの結婚」 アンジェリーナ・ジョリー 「チェンジリング」 メリッサ・レオ 「Frozen River」 メリル・ストリープ 「ダウト ~あるカトリック学校で~」【助演男優賞】★ヒース・レジャー 「ダークナイト」 ジョシュ・ブローリン 「ミルク」 ロバート・ダウニー・Jr 「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」 フィリップ・シーモア・ホフマン 「ダウト ~あるカトリック学校で~」 マイケル・シャノン 「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」【助演女優賞】★ペネロペ・クルス 「それでも恋するバルセロナ」これって、ウディ・アレン監督の作品なのね エイミー・アダムス 「ダウト ~あるカトリック学校で~」 ヴィオラ・デイヴィス 「ダウト ~あるカトリック学校で~」 タラジ・P・ヘンソン 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 マリサ・トメイ 「レスラー」【外国映画賞】★「おくりびと」(日本) 「バーダー・マインホフ 理想の果てに」(ドイツ) 「The Class」(フランス) 「Revanche」(オーストリア) 「戦場でワルツを」(イスラエル)【監督賞】★ダニー・ボイル 「スラムドッグ$ミリオネア」 デヴィッド・フィンチャー 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 ロン・ハワード 「フロスト×ニクソン」 ガス・ヴァン・サント 「ミルク」 スティーヴン・ダルドリー 「愛を読むひと」
2009.02.23
コメント(9)

昨日稲垣吾郎が今月の映画の評価をしてましたね。1位に「チェンジリング」をあげていました。私も納得。2位に「ベンジャミン・バトン」。そうね~、これも納得。1位よりは淡々としている分、2位になっちゃうかと。夫婦対決ではアンジーの勝ちって感じがするなあ。アカデミー賞はどうなるか、楽しみだね^^)あ、ちなみに最下位に「7つの贈り物」でしたよね。これまた、納得。たぶん映画館でこのウィル・スミスの映画は見ないだろうと私も思うのでね。さて、この「チェンジリング」はイーストウッド監督の骨太な作品をまたもや見たという感じでした。でも、イーストウッド監督の作品って重くてねえ~~、見に行くのも重い腰をあげてという感じ。予告編を見ただけで「う~~ん~~、見るのが苦しい~~」と思ってしまうでしょ。でも、見始めるとのめりこんじゃうんだよね。うまいよねえ。「ミスティック・リバー」も「ミリオンダラー・ベイビー」、「硫黄島からの手紙」もそうだったものねえ。☆チェンジリング☆(2008)クリント・イーストウッド監督アンジェリーナ・ジョリージョン・マルコヴィッチジェフリー・ドノヴァンコルム・フィオールエイミー・ライアンジェイソン・バトラー・ハーナーマイケル・ケリーストーリー 1928年、ロサンゼルス。シングルマザーのクリスティン・コリンズは、9歳の息子ウォルターを女手一つで育てる傍ら電話会社に勤め、せわしない日々を送っていた。そんな彼女はある日、休暇を返上してウォルターをひとり家に残したまま出勤する羽目に。やがて夕方、彼女が急いで帰宅すると、ウォルターは忽然と姿を消していた。警察に通報し、翌日から捜査が始まる一方、自らも懸命に息子の消息を探るクリスティン。しかし、有力な手掛かりが何一つ掴めず、非情で虚しい時間がただ過ぎていくばかり。それから5ヶ月後、ウォルターがイリノイ州で見つかったという朗報が入る。そして、ロス市警の大仰な演出によって報道陣も集まる中、再会の喜びを噛みしめながら列車で帰ってくる我が子を駅に出迎えるクリスティン。だが、列車から降りてきたのは、ウォルターとは別人の全く見知らぬ少年だった…。~~~~~~~~~~~予告編を見ると母親の姿が印象に残り「母」の印象が強いんだけど、この映画はミステリーなんだよねえ。この母親の思いの強さがメインになっているが、ロス警察内部の腐敗、さらに少年誘拐事件の顛末をそこにうまく絡めているのだ。実際に起きた事件だということなのだそうだけど、うまくエンターメントに仕上げてあるよねえ。母親が息子を思うシーンがとにかく前面に出ているので、「あ~~重そうな映画だなあ」と思っていた。でも、アンジーの演技はすばらしかったし、重い事は重いんだけどぐっとひきこまれてしまった。そして、泣かされてしまうのだ(ノ_・、)シクシク本物の息子はどこに行っちゃったの?と言う疑問が常に頭の片隅に引っ掛かっているんだけど、なかなかその話にはいかないのよね。それよりもアンジーに次々と苦難が襲い、それに対して自分のことのように怒り、おびえるのだ。当時のロス市警の腐敗しきった様子に、こんな権力を持った組織が自分の都合のよいように動いたら、一般市民なんてあっという間にひねりつぶされてしまうと恐ろしくなる。そして、このアンジーの相手をする警部(ジェフリー・ドノヴァン)がまたイヤ~~なやつでねえ。徹底しているのよね、それが。思い出しても憎たらしい~~(≧ヘ≦) !見事に「にくまれ役」を演じたジェフリー・ドノヴァンってすごいかもって思う。また精神病棟での恐ろしさ(>_< )正常か正常ではないという判断は、なんと簡単に作られてしまうことか。ここでも、精神病院の医師とか看護婦とか、まあホントに憎たらしいんだよねえ。特に反抗的な患者に対して電気を流す処置が行われるんだけど、その場にいる看護婦が怖い。彼女は特別セリフのある役ではないんだけど、すごい印象に残るのだ。その、処置をするときの無表情の顔とかがね~~。そう、この病棟でアンジーにアドバイスする女性患者役をエイミー・ライアンが出ている。先日DVDで見た「ゴーン・ベイビー・ゴーン」で、無責任な母親役を演じていた彼女だよね…まったく違う顔でびっくりしちゃった。やっと息子の話に行くのは後半になる。少年誘拐事件が絡んでくるんだけどね。それは映画を見てもらった方がいいと思うので書かないが。ゴードン・ノースコット役のジェイソン・バトラー・ハーナーはかなり印象に残るね。見たことのない俳優さんだったけど~~。少年たちが語る「真実を言えない気持ち」「本当の事を言い出せない」って、そういうことで悩み苦しんで言えなくなるんだなと改めて思った。子供ならではの恐怖心で言い出せなかった真実ってあるんだよね。しかし、残された母親や家族にとっては何としても「知りたい真実」なのだ。アンジーのラストの「希望」と言うセリフが、心に残る。母親の強さ、願いの強さが伝わってくる。さて、主役のアンジーだが、この役のために痩せたのかなあ。すごい痩せていたよ。もちろん悩み苦しむ母親の役だからねえ。眼だけぎょろぎょろとしたアンジー(当時のメイクは目をかなり強調するから余計にね)は、ちょっと見ただけではアンジーだとわからないよね~~。すごいもんだと、改めて思う。これは旦那のブラピには申し訳ないけど、アンジーの方が一枚上手だわ(笑)特殊メイクではないしね~^^;)
2009.02.22
コメント(4)

「チェンジリング」とか「7つの贈り物」など、公開が始まっているけれども、やっとこちらで上映された二本「ブロークン・イングリッシュ」「ラースと、その彼女」を見てきました^^)どちらも面白かったわ。満足♪まずこちらから去年の12月から公開中。☆ブロークン・イングリッシュ☆(2007)ゾーイ・カサヴェテス監督パーカー・ポージーメルヴィル・プポードレア・ド・マッテオジャスティン・セロージーナ・ローランズストーリー ニューヨークのホテルで働く30代の独身女性、ノラ・ワイルダー。親友は彼女が紹介した人と幸せな結婚をしたというのに、ノラ自身は男運が悪いのか、結婚からますます縁遠くなっていく日々。母親からもことあるごとに心配されるノラだったが、いつしか恋に対しても臆病になり始めていた。そんな時、気分転換に顔を出したパーティでフランス人のジュリアンと出会う。出会った瞬間から情熱的にアプローチしてくるジュリアンに戸惑いつつも、次第に彼に惹かれていくノラだったが…。30代独身、愛する人が欲しいけどなんだかうまくいかない・・臆病になっていく確かに彼女の前に現れる男たち、良さげに見えてときめいちゃうけど実はちょっとつまみ食いしているだけだったり、元カノが忘れられなかったり・・・そういう男に引っ掛かっちゃう私ってダメ女?とまた落ち込んじゃうのだ。彼女の母親(ジーナ・ローランズ)が「今の女性はチャンスや選択肢が増えたけど、多すぎて選べない」って言うのが、なるほどって思う。まあ昔はねえ、自分の生き方を選ぼうって思っても選べなかったわけだし・・・だから今の女性は幸せなんだとも言えるし、また迷って選べなくなっちゃうのだ。そして親友はノラの紹介でマークと結婚しているのだが、結婚していてもやっぱり悩みはある。結婚とは契約で、愛とは別物まさに、そうだよね。自分は何を求めているのかじっくり考えなくては…監督のゾーイはジーナ・ローランズの娘なんだね~。アメリカが舞台なんだけど、フランス男を持ってきてなんだかフランス映画みたいな感じ。フランス男メルヴィル・ブポー。「ぼくを葬る」で見た♪繊細な青年だったわ~~^^)うっとり~♪ちょっと前にDVDで「ゼロ時間の謎」でも見たな。美形なテニスプレーヤーだった。今回フランス男ってみんなこんな感じなのかしらって思わせるよね^^)常に愛を語るんだねえ♪あいさつ代わりでもあるだろうけど(笑)でも、すぐにはノラも落ちないのよね~、苦い経験を立て続けにしたばかりだから。でも魅力的よね、メルヴィル・ブポー^^)ノラはしかし、アルコールと精神安定剤が欠かせない。30代、働く女性も大変なのだ。おやじ化しちゃうのも仕方ないか~このノラ役が、パーカー・ポージー。私、初めてかな?彼女を見たのは。でも、タイプとしてはサンドラ・ブロックみたいな感じかしら??ちょっと違うかな~~。どこにでもいそうなおねえさんって感じ。そして、彼女のスッピンと化粧の顔の変化に「化粧ってやっぱり女を変えるのねえ」と改めて思うのだった(笑)こういうシーンって、女性監督らしくシビアだよね(⌒▽⌒:)ラストはね、やっぱりそうなるのねと思った。でも、そうならなくちゃつまらないもんね~。ここで意地を張っちゃだめなのよ、(゚ー゚)(。_。)ウンウンところで、ノラの親友オードリーの顔が結構きつくてね。結構意地の悪い役なのかと思ったら、そうじゃなかった(笑)その夫マークが託した小包があるんだけど。このエピソードはどんな意味があったのかな?ちょっとそこがよく分からなかったな…二人に行かせるきっかけを作ったということだとは思うけど・・追記:あ、わかったわ^^)いろんな方のブログを読んで。マークもなかなかやるわね。ということでいいのかな~??「ああ、わかるわかる」という女性心理に納得の話だった。自分をノラにおき替えることは私の場合ちょっとできないけど、年齢的に彼女の気持ちが良く分かる~~と思う若い女性も多いのではないかと思った。
2009.02.21
コメント(0)

こういうときは、笑える映画がいいよね^^)☆少年メリケンサック☆(2008)宮藤官九郎監督宮崎あおい佐藤浩市木村祐一田口トモロヲ三宅弘城勝地涼田辺誠一ユースケ・サンタマリアピエール瀧ストーリー メイプルレコードの新人発掘部に在籍する契約切れ寸前のがっけぷちOL栗田かんなは、インターネットで偶然イケメンパンクバンド“少年メリケンサック”のライブ映像を見つける。その邪悪な絶叫系パフォーマンスに成功の予感を抱いたかんなは、さっそく契約交渉へ。ところが、そんな彼女の前に現われたのは50歳を過ぎたヨレヨレのおっさんだった。かんながネットで見た映像は、なんと25年も前のものだった。ところが、ネットでは少年メリケンサックの人気が一人歩きしてしまい、結局かんなはかつての面影をまるで残さない暴走おっさんパンクバンドを引き連れ全国ツアーに出るハメになるのだが…。こりゃ~、宮崎あおいがかわいいわ~♪怒ったり笑ったり脱力したり、とにかく目いっぱい彼女の魅力が味わえる映画^^)どんなしぐさも「かわいい~♪」ってなると思うよ。へ~、こんなに彼女ってうまかったのかって改めて思った。(私が知っているのは「NANA」だけだからかもしれないけどね)私は「篤姫」はまじめに見ていなかったけど、彼女が反動で(だと思うけど)こんな役を「篤姫」と同時期に撮っていたとはねえ。バランスを取るにはちょうど良かったかもしれないね^^)この彼女の可愛さを引き立ててくれるのが、よれよれおっさんたち。このよれよれさがあればこそ、宮崎あおいの可愛さが引き立つとも言える。佐藤浩市の最初の出会いの汚さと言ったら~~!小汚いなんてもんじゃなく、無精髭のご飯粒といい思わず「そばに寄らないで」って叫びたくなるくらいリアル(笑)おっさんたち4人。佐藤浩市、木村祐一、三宅弘城、田口トモロヲ。むさいおっさんたち、濃いんだよ。演奏もよれよれ、しかし爆発力だけはあるおっさんたちである。4人とも印象に残るけど、佐藤、木村が兄弟と言う設定自体がずるいよね(笑)そして田口トモロヲさん、すごすぎだ。怪演!!この若い時期を演じている、佐藤智仁と波岡一喜木村祐一の青年時代役の波岡一喜が印象に残るなあ。そんな彼女が心の支えにするのが彼氏、マサル(勝地涼)でもはっきり言ってこのかんな(宮崎あおい)とマサルのカップルはバカップルだ(笑)べたべたぶりなバカップルぶりも、情けない男マサルもまた面白い。しかし、「亡国のイージス」で確か新人賞を取ったのはこの勝地涼君だよね。コメディもOKなのね^^)歌は下手だけど・・(笑)「さくら、さくら、さくら・・」の歌には笑える。ユースケ・サンタマリアが社長をしているレコード会社の売れっ子として田辺誠一が出ている。(⌒▽⌒)アハハ田辺さん、こんな役もやるんだ~~。最初このガクトのような男は誰だろう?って思っていたんだよね。意味不明な事をいいながら、意味不明な行動をする壊れた(?)アイドルがうまい(笑)こんな感じで、濃い面々によりあちこちで笑わせてくれる。まあ、私の見た映画館では地方ゆえ、忍び笑いだったが。映画館で大笑いするということが出来ない県民性ということで、仕方ないのだ^^;)ただ、ストーリーに何かがあると思ってはいけない。ただ彼らの怪演を楽しめばいいのだ。パンクだからね~~って、私の知ってるのは「セックス・ピストルズ」だけなんだけど・・・にゅーよ~く~まらそん~♪がね~~・・・なるほどねえ。くどかん、やるね~。
2009.02.20
コメント(4)
![]()
最近、ブログに書くのもお久しぶりですが~~。映画の話ではないので、スルーしてください^^)そうそう、ちょうどWOWOWで「ドリームガールズ」やってました~♪映画館で見た時も面白かったよねえ。サウンドトラック買っちゃったもの。またTVで見れてラッキー^^)やっぱり、サウンドトラックだけではなくDVDも持っていてもいいなあと思い始めたですよ。「マンマ・ミーア!」もABBAのゴールド買っちゃいましたよ^^)暇な時に流してます。WOWOWは、うちの場合期間限定なんですよ。先日加入しているケーブルで地上デジタル対応に変更してもらったところ、おまけとして一定期間だけWOWOWが見られるということなんです。ふふふ~~、アカデミー賞授賞式見られそう(o ̄ー ̄o) ムフフこれだけ見られたらラッキーでしょう♪録画しちゃお。ただ、録画の仕方をよく確認しておかないと・・・地上デジタルにしただけで、やり方がわからなくなっちゃったのです(>_< )そして、地上デジタルにしたおかげでFOXも見られるようになったのよ~。海外ドラマも見られるのですねえ。でも時間が無くてよく見てないので、確認しておかなくては。さて、そんなお気楽な中、義母の認知症はまあ変わりなく・・・デイに週に二回行くことにしているのです。まだ自分の意思がはっきりしているので「今日は行かない」と予定を並べて断るようです。もちろん行きたくない日もありますよねえ、人間だもん。機嫌よく行く日もあるんですけどね。行けば楽しいらしいです。どんな話をしてきたのか一度も詳しい話は聞くことができないけれども(たぶん内容は忘れちゃうんでしょう)楽しかったという気持ちはしっかり持っているのです。やはり人とおしゃべりするというのはとっても大切ですね、(゚ー゚)(。_。)ウンウン重度の認知症は対応もわかるけど、こういうまだまだはっきりしている場合の対応の仕方って難しいですよね~。たぶん、できることをしてもらうこと、自分が役に立っているということが大事だと思うんです。でも、それをさせてあげるにはつきっきりで見ていなくてはならないでしょう。そこが現実問題として、どこまでできるかということですよね。共倒れにならないようにするには、介護する側が無理をしない事だと思うんです。とはいえ、家族ですからできるだけやってあげたいと思いますしねえ。今現在は、なんとか自分のことができている義母なので、なるべく長くその状態を保っていられたらいいなと思います。なんて言うと、7年も8年も介護をしているデイの介護の方が「そういう悩みがあったなって、懐かしくなることがあるわよ」と言われてしまいましたけど(笑)先のことも家族は考えておかないといけないですね。この病気は、今のところ進行を止めることはまだ出来ないのですもんね~。しかし、義母の様子を見ていると自分もなるかもねえと思っちゃいますね。誰でも可能性がありますからね。きっとこの先、認知症となる高齢者の数は増えると思いますよね。その対応を社会も取れるようにしておかないと、おちおち認知症にもなれませんなあ^^;)
2009.02.18
コメント(4)

原題「STREET KINGS」このSTREET KINGSが映画の中で、主人公にとってヒントになるのよ。でも、見ている私はそんなことすっかり忘れていましたとさ。とはいえ、キアヌよりは早く裏に気がついたけどね^^)☆フェイクシティ ある男のルール☆(2008)デヴィッド・エアー監督キアヌ・リーヴスフォレスト・ウィッテカーヒュー・ローリークリス・エヴァンスストーリー ロサンジェルス市警のベテラン刑事トム・ラドローは、正義のためには手段を選ばない一匹狼。その強引なやり方が同僚たちからも問題視されていたものの、上司のジャック・ワンダーだけはトムを信じ、庇い続けていた。ある日、トムはかつての相棒ワシントンが、彼を内部調査部に密告しようとしているとの情報を掴み警戒していたところ、当のワシントンが強盗事件に巻き込まれ、彼の目の前で殺されてしまう。犯人を取り逃してしまったトムは、自分に疑惑が向きかねない証拠を処分してしまう一方、自ら犯人を挙げるべく独自で捜査を進めていくが…。見終わってまずは「スカッとしないぞ~~」とつぶやいちゃった(笑)正義感あふれる警官の話ではないから、スカッとさわやかな話にはなりそうもないと予告編を見ても思ったんだけど、やっぱり~~。男クサイ映画ではある。ドンパチ激しく、血もおびただしく流れる。見ている途中で、大方の観客が「黒幕」はわかってしまうと思う。もっと早く気がつけよ、キアヌ~~(笑)それでも後半の展開は面白かった。ただラストはいろいろ考えられるけど、やっぱりそうなっちゃうわけね?キアヌは前回見た宇宙人より今回の血が通っている役の方がおもしろいと思う。でも、妙にストイックだけど。彼の過去について語られるシーンもあるけれども、それが今の彼を作ったかどうかは不明。あまり説得力はないような気もする。今の彼女に「俺に触るとみんな死ぬ」なんて言っちゃったりしてね~~。ふふふ~~、自分で言うなよ(笑)キアヌを取り巻く女性陣の話は、あっても無くても構わないと思われる、それならいっそ切ってしまったらどうだったのかしら。上司ワンダー、アミン役でアカデミー賞受賞したフォレスト・ウィッテカー。懐が広いぞと言いながらも小物っぽい雰囲気がうまい。内部調査部のビッグス、ヒュー・ローリー。TVドラマの方で活躍しているのね。ゴールデングローブ賞でノミネートされているのを見たよ。そして、ポール・ディスカント役がクリス・エヴァンス。「セルラー」で巻き込まれた人の良い学生、「ファンタスティックフォー」ではヒューマン・トーチ。「サンシャイン2057」「私がクマにキレた理由」にも出ていた。うむ、ここでは若僧らしくなかなか良かったのだ^^)もっと出ていたらよかったのに~~クリス・エヴァンスの若さと、キアヌの年期がマッチしているとも言えたかな。アクションシーンとか派手だしそこそこ面白く見られるかもしれないね。DVDでも良いかもしれないけど^^)DVDで見るときには「STREET KINGS」に気をつけて見てみようっと。
2009.02.15
コメント(6)
![]()
☆フローズン・タイム☆(2006)ショーン・エリス監督ショーン・ビガースタッフストーリー恋人に振られたショックで不眠症になった美大生のベンは、その余った時間を利用しスーパー・マーケットで深夜バイトを始める。しかしそこで働くのはダメな若者たちばかり。ある日、2週間の不眠が続き時間の観念を失ったベンの周囲が突然フリーズしてしまう…不眠症から時間がフリーズするっていうのがおもしろいよね。しかし、思いのほかゆる~い映画だったかなあ。ファッション・フォトグラファーとして活躍するショーン・エリスが監督をしている。06年の第78回アカデミー賞短編実写賞にノミネートされた18分の作品を長編化したのが本作だ。というわけで、どことなく映像はおしゃれかも。若い男の子の青春物語でもあるので、少々下ネタに走るけれどもね。彼は絵を描いているんで、深夜のスーパーでフリーズさせてお客を好きなような格好させて絵を描くのだ。そこが実はR-15指定なんだよね^^;)やっぱり、絵の基本はヌードか~~(笑)文句も言われないし、じっくりと観察して描けるしね。絵の実力も上がるわなあ~。悪用はしていないし(たぶん)その彼が、このスーパーで働くシャロンという女の子に恋をする。普通の女の子が、急にきれいに見えたのだ。一瞬で恋に落ちる。恋をすると、また時間の感覚も変わるよね。そんなことも見せたかったのかもね。う~ん、私はもう少しかわいい女の子だったらよかったのになってちょっと思っちゃった。まあでも、徐々に少しはかわいく見えてくるから不思議と言えば不思議だけどね~~。スーパーで働く若者たちが、お馬鹿な事をして喜んでいるというシーンが多い。こういうやついるよねって思うけど、これがゆるいんだなあ~(笑)ちょっと緩くて眠くなりそうだったけど、多分短編映画を伸ばしたからかもね。映画自体時々フリーズしているんじゃないかと思ったくらい^^;)笑えたのはスーパー対抗サッカーの試合かしらね。ラスト近くは、結構見せるがそこに行きつくまでが見ている方は少々つらかった。飽きてきて早送りしちゃった(笑)でも雰囲気は、嫌いではないかも。
2009.02.13
コメント(4)
![]()
☆あの日の指輪を待つきみへ☆(2007)リチャード・アッテンボロー監督シャーリー・マクレーンクリストファー・ブラマーストーリー50年以上も前に墜落死した米軍航空兵の結婚指輪が発見されたという実話をもとに、脚本家ピーター・ウッドワードが書き上げたラブロマンスを、アカデミー賞受賞作「ガンジー」のリチャード・アッテンボロー監督が映画化。1つの指輪から、戦地で亡くした大切な人を思う深い愛、友情をラブストーリーとして描いていく。主人公のエセル役に、シャーリー・マクレーン、50年前のエセルにテレビシリーズ「The OC」のミーシャ・バートンを起用。舞台は1991年のアメリカ。涙も見せず、淡々とした生活を送っている、夫を亡くしたばかりのエセル(シャーリー・マクレーン)に、ある日アイルランドに住むジミーという青年から、電話が掛かってくる。その電話は、ベルファストの丘でエセルの名とテディという名が刻まれた指輪が発見されたという知らせだった・・・。純愛というか、愛の呪縛というか・・自分で自分を縛ってしまった女性の話。ここまで思い続けるというのも、すごいことだと思うけど。でもね・・・そこまでする必要はなかったと思うのだ。自分を縛ってさぞ苦しい人生だったろうなあ。そんな事をかつての恋人は望んでいなかったのにね。1991年のエセル、若き頃のエセルと3人の青年たち(第二次世界大戦のころ)、1991年のアイルランド、この三つが絡み合って物語を見せていく。91年のアイルランドはちょうどIRAが過激に行動をしていた時期なのだね。恋人が亡くなっても帰ってきたのは彼の軍服や身の回りのものだけ。こういうことは戦時下ではよくあった話だろう。もう帰ってこないとわかっていても、実感が伴わない。彼女は恋人の思い出を封印する。実のところ、その時点で既に自分で自分を縛ってしまったのだ。「私の愛は彼のもの」しかし、彼女の人生は続くのだ。気持ちはわかるが、そこまでかたくなに守りとおさなくても良かったろうにと思う。かわいそうにって思ってしまった。指輪によって解き放たれた彼女。ああ、もっと早く指輪が戻ってきたら良かったのに。しかし、アイルランドで墜落した飛行機の残骸を集めていた男ジャック(クリストファー・プラマー)が、エセルと何か関係があるのかと思ったんだけど、特別何もなかったね。50年前の結婚指輪が見つかったという実話から、この話を作ったんだねえ。確かになにか感動的な話になりそうな気がするものね。指輪を持ってエセルのもとを訪れるジミー(マーティン・マッキャン)が、とぼけているけど純な田舎の男の子と言う感じで、かわいかったな。でも思いのほか、はまりこめなかったというのが実感。
2009.02.13
コメント(0)

☆ベンジャミン・バトン 数奇な人生☆(2008)デヴィッド・フィンチャー監督ブラッド・ピットケイト・ブランシェットティルダ・スウィントンタラジ・P・ヘンソンジュリア・オーモンドストーリー 1918年、ニューオーリンズ。ある一組のカップルの間に男の子が産まれる。しかし、その赤ん坊は80歳の老人と見まがうほど奇異な容貌をしていた。ショックを受けた男は困り果てた末、赤ん坊を老人養護施設に置き去りにしてしまう。そして、施設を営む黒人女性クイニーに拾われた赤ん坊はベンジャミンと名付けられ、献身的に育てられるのだった。成長するにつれ髪が増え、皺が減り、車椅子から立って歩けるようになるなど、普通の人間とは逆に若返っていくベンジャミン。やがて少年期を迎えた彼はある日、施設入居者の孫娘で6歳の少女デイジーと出会う。それは、これから様々な経験を積み壮大な人生を歩んでいくベンジャミンにとって、今後かけがえのない存在となる女性との運命の出逢いだった…。~~~~~~~~~~~~~~~~~~どんなロマンスが描かれるのか?80歳で生まれ0歳で死んでいく人生をどう描くのか?もっといえば、どんな特殊メイクなのか?そんな気持ちで見に行ったわけ^^)結構長い映画であった。ケイトの娘役でジュリア・オーモンドが出ていた。彼女がベンジャミンの日記を読むという形で進んで行くのだ。このジュリア・オーモンドはチェ28歳に出ていたのよね。でもこの設定でなくても良かったかもと思ったナ・・ロマンスはある、しかしそれだけがメインではないのよね。これはベンジャミンの人生を綴った映画。子供が成長し社会にでていろんな人に出会い、そこで様々に経験を重ねる。時には激しい恋もし、悲しい別れもする。そしてこの人ならと心にきめた人を見つける。これはベンジャミンでなくてもごく普通の人間の人生だよね。そう考えるとベンジャミンも普通に自分の人生を生きていくのだ。心や経験が詰まった中身と外見とのギャップがあろうとも。二人はいうなれば幼馴染みなのだが、彼らが愛し合うのはちょうど二人の年齢が重なるときだったねえ。お互いを意識しあいながら、付き合い始めるのにはやはりそれなりの時期があるんだろうなあ。そしてまた二人の時間がずれていく。「永遠はない」「永遠はある」恋人たちは何度となくそれを問い返す。恋人たちでなくてもこれは難問だな。あるとも言えるし、ないとも言えるか。生まれたばかりのベンジャミンが拾われたのが老人ホームというのは、なんとうまいことなんだろう。ここで彼を育ててくれる黒人の母クイニーが、いいんだよね~。無償の愛を見せてくれる。そして、この老人ホームの老人たちの緩やかな生活。我が家にも軽度の認知症の義母がいるのだが、老人たちの暮らしぶりは思わすニヤリとするのよね(笑)でもね、しっかり世話されているこのホームの老人たちは幸せではないかと思うよ。7回雷に撃たれた老人が出てくるんだけど、彼も数奇な人生なんだろうねえ。あり得ないもん、7回も雷に撃たれて生きているなんて~。雷のシーンがコミカルで思わず笑っちゃうのよね。無声映画みたいで^^)ベンジャミンの人生は時代の背景を織り込みながら描かれている。真珠湾も出てきたし、ビートルズも出てきたものね。出会いがあり別れがある、その繰り返しが人生だ。ベンジャミンは別れを一番感じることができたのだろうね。だからこそ、この一瞬一瞬を大事にしようとしたのだろう。「無」から生まれ「無」にかえるのだな、生きるものは。そうそう、ティルダ・スウィントンが出ているとは知らなかったのびっくりしちゃった。なかなか印象に残る役だったしね。↑このブラピも素敵じゃない~?ブラピは主役であるわけで、当たり前だけど出ずっぱりだ。特殊メイクはすごいのよ。年を取らせるのはよくあるメイクなので予想もつくけど、若返らせるのはねえ~~!いや~、ブラピの青年ぶりのシーンが短いのがとっても残念だわ(>_< )このブログを始めた頃よく映画に一緒に行っていた人がいたんだけど、その彼女が「いい男の一番いい映画は永久保存版としてビデオ(今ならブルーレイ?)として手元に置いておくのよ」と言っていた。彼女は「ブラピはやっぱり『ジョー・ブラックをよろしく』よ!」と言いきっていたのだが、私も実はそう思うのだ^^)そして、このベンジャミンの若かりし頃がまさに「ジョー・ブラックをよろしく」の時にそっくりだと申しあげておこう~~♪↑こちら「ジョー・ブラックをよろしく」のブラピちゃん(当時35歳)35には見えないわよね♪ケイトは20代のころのダンスシーンはたぶん吹き替えがあるんだと思うけどね。なかなかあやしげなダンスが色っぽかったわね。実年齢に近くなってくると、いや実年齢を越していくとしっくりしてくるんだよね。しわが深くなっていくケイトが「あ~、実際にケイトはこんな風に年を取っていくのかな」って思う。素敵な老け方だったよ。ケイトってこれからも魅力的になっていくんだなって楽しみになっちゃうね♪面白い題材だけど、CGや特殊メイクができるようになった今だから作られた映画なんだろうねえ。まあ、ある意味特殊メイクに助けられた映画だと思うが。さらりとしている映画でもあったかな。でも、人生を大切にしようって思うわ。いろんなことをやってみなくちゃって^^)
2009.02.09
コメント(6)
![]()
久しぶりにDVDの感想などを。とは言っても1月に見たDVDなので思い出しながら・・・☆ラスト、コーション☆(2007)アン・リー監督トニー・レオンタン・ウェイストーリー1942年、日本占領下の上海。抗日運動に身を投じる美しき女スパイ、ワン(タン・ウェイ)は、敵対する特務機関のリーダー、イー(トニー・レオン)に近づき暗殺の機会をうかがっていた。やがてその魅力でイーを誘惑することに成功したワンは、彼と危険な逢瀬を重ねることに。死と隣り合わせの日常から逃れるように、暴力的なまでに激しく互いを求め合う二人。そして、二人のスリリングで危険に満ちた禁断の愛は、時代の大きなうねりの中で運命的なラストへとなだれこんでいく・・・。濃厚な性愛描写が話題になったこの映画^^;)確かに一人で見る映画だわ(笑)しかし、この複雑な心の移り変わりを演じたタン・ウェイはすごいね。最初はちょっとおさなっぽい顔すぎるんじゃないかと思ったんだけど、徐々にしっとりした女性らしさも出てきてね~~。夏休みの間の学生たちの遊びのようなイー(トニー・レオン)殺害計画に乗ったチアチー(タン・ウェイ)この学生のリーダーに心惹かれたからだ。彼のため自分を犠牲にしてもいいとさえ思ったのに、この企てはイーが上海に行ってしまったことで、本当に単なる遊びのように終わってしまった。ただ、彼らは殺害計画を知られたことで殺人を犯すことになったのだが・・しかし、そこで一番傷ついたのがチアチーだった。彼女はイギリスにいる父が再婚することを知り、自分が見捨てられたことを感じる。それも一つの原因だったのかもしれない。そしてその後、再びイーを殺害する計画に参加することになるのだ。彼女を再び引き入れたのは、彼女が心惹かれたクアンからの誘いがきっかけだった。クアンも、意気込みだけは相変わらずなんだけどあんまり役に立たないんだよね・・・クアンなどこの組織の中では捨て駒みたいなもんだもん。チアチーとイーの危険な逢瀬。暴力的とも言える。お互いが征服しようとしているようだ。チアチーの心に「愛」が芽生えたのはこのイーの孤独な心ゆえだろうか。誰も信じられないという、孤独な姿を自分にも照らし合わせたのだろうか。また、父親の姿もイーに求めたのだろうか?嬉々として指輪を作らせるイーって、完全に若い愛人にメロメロなヒヒ爺みたいなもんだ(笑)でも、そんなイーに対するチアチーの言葉が切なかったなあ。そして、その言葉を聞き脱兎の如く逃げ出すイーも、またおかしくも悲しいのだ。トニー・レオンって強い男を演じるのもうまいけど、こういう男の弱さも演じるのもうまいんだよねえ。採石場でのラスト、チアチーは毅然と顔をあげ最後を見つめている。傍らのクアンに「あんたのせいでこうなったのだ」と一言言ってやればよかったのにね(笑)そうそう、イー夫人がチョイセレブなお仲間たちとマージャンをするシーンが多いのよね。この婦人たちの会話が、戦時下とは思えない。やっぱり、金持ちには戦争なんて自分には関係ない世界って思うんだろうかねえ。ただ、彼女たちに力があるわけではなく旦那がたまたま勝ち馬に乗っているというだけなんだけどね。どこの国でも、いつの時代でもこんなもんなのかなと思うのだ。
2009.02.06
コメント(4)

サクサク行きます。☆チェ39歳別れの手紙☆(2008)スティーヴン・ソダーバーグ 監督ベニチオ・デル・トロストーリー 1965年、キューバ革命に多大な功績を残したゲバラだったが、キューバでの地位や市民権を放棄し、忽然と姿を消す。やがて、キューバの新たな指導者となるカストロは、ゲバラの“別れの手紙”を公表した。その手紙によれば、ゲバラは自分を必要とする場所へ身を投じるという信念を揺るぎないものにしていた。1966年、頭髪の薄い中年男“ラモン”に扮したまま家族に別れを告げたゲバラは、次なる革命の地、南米ボリビアに入国する。ボリビアはアメリカの支援を受けるバリエントス大統領の独裁政権下にあった。ゲリラ部隊と共に革命へ動き出すゲバラ。しかし、ボリビア共産党の協力が得られず、アメリカに援護された政府軍に圧倒されていく。さらには地元民の裏切りに遭い、物資も滞ってしまったゲバラたちはいよいよ窮地に立たされ…。28歳と同じく淡々とゲバラの最後のボリビアの様子を見せる。う~ん、実は28歳を見たのでこちらを見なければと思いつつ「見たくないかも」と思っていた。ソダーバーグ監督の作品ってかなり極端に好みが分かれるんだもの。今回このゲバラを題材にしたのはなんでだろうかと改めて思う。わからないのだ、私には^^;)ゲリラという言葉も考えてみたらもうだいぶ古臭くなってしまったね。今なら何なの?テロリスト?違うんだろうな~、よくわかんないけど・・・でも、武力を持って戦うのだよ。国をひっくり返そうとしたら武力以外ないとゲバラは言う。そうなんだろうか?どうしても血を流さないと国は変えられないんだろうか?ボリビアではキューバとさまざまな事が違った。外国人は受け入れられない。宗教が根強い。今回はアメリカが政府の後ろにいた。政府が「ゲリラは恐ろしい奴らだぞー」と民衆に言い続けた。共産党が「血を流すこと」を嫌った。キューバでの革命が成功したのはなんでだろうか?(やっぱりカストロだよね・・)ボリビアで失敗したのはなんでだろうか?(カストロみたいな人がいなかったからではないの?)そんな事を思いながら、この淡々とした逃避行を見ていた。やっぱり、政治の力だろうか?ただゲバラが言う政府の暴力はどうなんだ!って政府が民衆を武力で抑え込むのは良くて、ゲリラの武力は悪だと言い切るのはおかしいわな、確かに。ただ愚かな民衆は自分にかかわらなければ目をつぶっちゃうんだな・・・たとえ政府の横暴な弾圧でも。そうそう、民衆が蜂起しても武力がなければ成功しない事をキューバの革命で学んだとも言っていた。民衆はボリビアでも蜂起していた。ただその場にゲバラたちは居合わせなかった。それらの人々と力を合わせることもできなかった。これは痛いかも。でも、蜂起した人たちがゲリラを受け入れたかどうかはわからないよね・・彼が捕まったとき、この失敗が次につながればいいと(うろ覚え)そんな事を言っていたっけ。彼はボリビアから出国するときは死んだ時だと言いきっていた。すべてを革命にささげた男、ゲバラ。
2009.02.01
コメント(4)

☆20世紀少年第2章/最後の希望☆(2008)堤幸彦監督豊川悦司平愛梨香川照之ユースケ・サンタマリア藤木直人森山未來小池栄子木南晴夏ARATAストーリー 2000年に起こった“血のおおみそか”から15年、いまや“ともだち”は、悪魔のテロリスト、ケンヂとその仲間たちによる人類滅亡計画を阻止した救世主として崇められていた。行方不明になったケンヂに代わりユキジに育てられたカンナはそんな世の中に反発、問題児とみなされて洗脳のための施設“ともだちランド”での研修を命じられてしまう。しかしカンナはそこで、徐々に“ともだち”の真相に近づいていくのだったが…。~~~~~~~~~~やっぱりね、3話物の真ん中って説明に一生懸命でつまんなくなるんだよね(笑)第一話は面白かったんだけどなあ。第三話へのつなぎということで、とにかく話を進めなくちゃって感じがいけませぬ。見ている方は、話について行くのに精いっぱいかも。ハラハラもせず、ドキドキもせずただあれよあれよと展開を見ているって感じだったわ。原作を読んでいる方はいかがでしょ?私は相変わらず原作未読のまんまなんだけどね。ただ「ともだち」を第二章で見せるのかと思ったんだけど見せずに引っ張っちゃったね。あれ?そうなっちゃうわけ?と思って見ていた。→だって、「ともだち」が復活してから中身が変わっちゃうんでしょ?最初の「ともだち」は見せてくれるのかと思ったんだけどなあ。←ああしかし「ともだち」は覆面しているから、原作どおりにしなくても誰を「ともだち」に仕立てたっていいわけよね~。とはいえ、原作どおりにするのでしょうけど?ええと、面白かったところは。ユースケの特殊メイク喋らなければユースケだとわからないよ。小池栄子、やっぱり彼女なかなかやるなって思う、結構彼女の演技好きだなあ♪カンナの友人小泉響子(木南晴夏)いいね^^)ARATAの13号も不気味でいいわ、あ、ほくろの警察官の不気味さもGOOD♪トヨエツは、相変わらず。強い男もなかなか良ろし~^^)
2009.02.01
コメント(2)
全15件 (15件中 1-15件目)
1
![]()
![]()
