全679件 (679件中 251-300件目)
< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ... 14 >
本日の「爆報!フライデー」の目玉は1969年に行われた「三島由紀夫VS東大全共闘」の討論会。前半は「ウェディング・ベル」で知られるsugarのモーリ(毛利公子)の謎の死についてクミ(長沢久美子)が真相を明かす・・・って話が登場し、「三島由紀夫VS東大全共闘」の話は後半に。TBSが秘蔵していたフィルムを太田光と又吉直樹が見る・・って構成。東京某所の古本屋は三島作品の初版本・関連資料満載・・っていうのを堪能してから本題に。 1960年代と言えば安保闘争とか、古い体制を打破するため暴力革命さえ辞さないほど学生は過激だった・・ってことでそんな中起こった討論会で前日から過激な学生は三島を皮肉ったり、(論争で)三島を倒してやると意気込む過激な学生もいた。で、当日。三島は万一の時を考えてドスを忍ばせて討論会に赴いた。実は会場には楯の会の会員もいたという。 子連れで理論派って人と三島の論争対決は常人にはわからない箇所がある。 見事な論理で東大生を論破する三島は「国際人になっても日本人であることは忘れられない(大意)」とか「言葉の力を信じてる」と「日本の美」を追求していた三島氏らしいってのがわかります。【送料無料】 三島由紀夫VS東大全共闘 1969-2000 / 三島由紀夫 ミシマユキオ 【本】
Mar 13, 2020
コメント(0)
今週の「にっぽん歴史鑑定」のお題は「御館の乱」。上杉家の跡目を巡って上杉景勝と上杉景虎の二人の義兄弟が争った戦いを分析する内容。 上杉景虎は元は北条氏康の7男。当初氏政の次男を越後に送るって話だったが幼すぎるということで、今でいう高校生の年代である三郎を養子に。謙信は若い頃の名「景虎」の名前を与えて厚遇。もう一人の養子(甥)の景勝も景虎並みに厚遇。しかし、後北条は武田と同盟を結ぼうと考えていたが、後北条との同盟で武田を倒そうとしたのに後北条との同盟を破棄。・景虎は上杉と後北条との同盟がお流れになっても養子として扱われたが家中では不穏な動きが・・謙信は実の甥である景勝を養子にしたが、家中にいる反北条家の空気を変える目的だったとか、謙信が後継者を明言しないまま死んだが、研究者曰く、景勝にしても景虎にしても中継ぎで最終的には景虎の子に家督を譲るつもりだったのでは?と分析されていた・乱勃発の裏も景勝が失策続きで付いていこうとする家臣がいなくなってる…ってことでこれ以上景勝の失策をどうにかせんと・・と言うのも家督争いの勃発の裏だったとか初めて聞くネタでいっぱいだったなぁ
Mar 11, 2020
コメント(0)
今回のthe・プロファイラーのお題は忌野清志郎。亡くなって10年経ったとの事で放送されたようですが、彼の色んな素顔を紹介。3歳の頃に母親を亡くし、養子に出されたこと、子供の頃は絵が好きだった反面音楽は苦手だったが、学生時代に音楽にのめり込むようになり、授業をさぼるように。バンドも始めたが、本人は自分の声が嫌いだったらしい。高校時代の友人と共に結成されたのがRCサクセション。当初はフォークバンドで売れない状態が続いたが路線を変えたことで売れ出した。 売れなかった時日記に当時の状態を書いていたが音楽性を変えたのと同時に自身もイメチェン。派手な衣装、メイクをしてステージに立つということをしている。80年代~90年代にヒットを飛ばしたロックアーティストって結構奇抜な格好やパフォーマンスをしていたからなぁ。今回の放送でも流れていたが「い・け・な・いルージュマジック」のPVを初めて見た時は衝撃的だったよ。清志郎が教授とキスするところなんか特に。 1988年に洋楽をRC流にカバーした「カバーズ」はRCのメンバーからも発売は反対されたが清志郎は原発問題・反戦を歌ったため「素晴らしすぎて発売できません」という広告を出して発売中止に。結局は他のレコード会社からリリースされている。 アルバム「タイマーズ」に収録されている「デイドリーム・ビリーヴァー」の誕生秘話は親戚から実母の遺品を託されたが、中身は戦争時代の写真や日記。それを見た清志郎が反戦をこめた曲にした・・・とのこと。 37で以前交際していた女性と結婚し、2児のパパになったが「カバーズ」の件でメンバーと軋轢が出てきたが、それが本格化し、RCサクセションは事実上の解散状態に。ソロよりもバンド活動をしたかったらしい清志郎はプライベートでの趣味・自転車にハマるようになってからバンド活動をまたやりたいと思っていたが、喉頭がんと宣告され、闘病生活を送ることに。歌手に喉のガンって歌手生命を絶たれたようなものですよね。抗がん剤による治療を行い、2008年「完全復活ライブ」を行ったが、腰にがんが転移していたことが判明して転移したがんが悪化して亡くなっている。 コメンテーターとして泉谷しげるが登場。親交が深かったということで彼の事は「ロックの奴隷」と評していた。 日本のロックって私が尊敬する永野護氏が「日本の音楽シーンはオリジナルはもう生み出せない土壌にあるんです」と言っているように、日本のロックって外国の真似をしてる箇所が見られる、特に7~80年代のロックは。けど「洋楽コンプレックス」があってそこから独自のロックを作っていったわけで・・日本独自のビジュアル系か。清志郎はそう言った人々のはしりだったのかな?【中古】カバーズ(デジタル・リマスター盤)/RCサクセションCDアルバム/邦楽【中古】 BLUE /RCサクセション 【中古】afb【中古】 ラプソディー /RCサクセション 【中古】afb
Mar 6, 2020
コメント(0)
2/13日放送分のthe・プロファイラーのお題は「鉄血宰相」と言われたビスマルク。プロイセン(今のドイツの一部)を強国にし、統一ドイツを作り上げた彼の素顔に迫る。 政界に入る前は手の付けられない不良で、変わるきっかけとなったのは教会で行われたサークル。そこで政治関係者もいたということでその人らの知遇を得て政界に入ることに。さらには妻となる女性がいたが彼女は早死に。妻の友人だった人と再婚。2人目の妻ヨハンナは最初の妻・マリーの友人で地味で敬虔な人物。最初は外交官となりその後に首相に。 首相になった時のプロイセンの議会と言えば自由主義者が多く、国王に対する忠誠を持っている人が少ないという状況。ビスマルクは国王に対する忠誠心が強く議会で富国強兵を意味する演説をぶち、議会の承認なしで国家予算の多くを軍事費に割いた。憲法の欠点を突いて・・・ってしたたかですね。 軍事力を強化したプロイセンの最初の標的はプロイセンにも影響を与えていたオーストリア。普墺戦争でオーストリアを打ち破り、フランスとの戦争でも圧勝。プロイセンの軍事力の秘訣が大砲は鋼鉄製とか鉄道を利用した電撃作戦。当時鉄道は最新技術というか鉄道を使う発想がなかったからプロイセン勝利のカギになったのか?フランスに戦争を仕掛けた場合は電報をウソにならない範疇で改竄してフランスを挑発していた。 他国と戦争しつつ周辺諸国に対しては外交で懐柔策を取っていたビスマルク。変人ぶりから「狂王」と言われたバイエルン王ルードヴィッヒ2世に対してはお金で懐柔策を取ってる。けた外れの浪費癖のあった国王の弱みに付け込んで懐柔策を取るとは策士ですね。ビスマルクから受けた援助で作られたのがノイシュヴァンシュタイン城ってのは初耳。 ドイツ統一は果たしたものの問題が発生。プロイセン王・ヴィルヘルム1世がドイツ皇帝になりたくないと言い出した。大概地位が欲しいのが人間なのに土壇場で皇帝になりたくないって・・・ ドイツ統一後はドイツ国内の近代化に力を入れたビスマルク。日本の岩倉使節団にも会ったことがあり、大久保利通は日本が目指す理想の国家はドイツ式であると評価しているがビスマルクは岩倉使節団に対しては為政者というものはこういうものだと説いている。 ヴィルヘルム1世が崩御すると孫が皇帝となったがヴェルヘルム2世とは合わなかったビスマルクは引退して数年後に亡くなっている。ビスマルクの私生活も合間に紹介されており、暴飲暴食を繰り返したことがあって主治医に注意されていたとか、一日に卵を10個以上食べたことがあり、イタリアなどではピザや野菜に半熟卵を乗っけた料理を「ビスマルク風」と言うようになった・・・ってのはこれまた初耳なネタ。実際に出演者がビスマルクの好物だったニシンの酢漬けを食べる・・・って場面が登場している。
Mar 2, 2020
コメント(0)
今回のゲストは「ID-0」のOPを歌った佐咲紗花。ライブコーナーではロボットアニメの歌を、トークコーナーでもロボットアニメの主題歌談義が登場。ロボットアニメ主題歌談義「ダンガイオー」OP「CROSS FIGHT」の事が登場。もともとマジンガーZを80年代の技術でリメイクするって企画から生まれた作品だっただけに歌にも特徴があったんですが、OPフィルムでの作画はいつ見てもかっこいいです。人を乗せたまんま発射するロケットパンチはぶっ飛んだけど。ライブコーナーで佐咲紗花が歌ったのは「トップをねらえ!-Fly High-」。億単位の宇宙怪獣相手にガンバスターが超兵器を駆使してやっつけるシーンで流れた歌でテンションが上がるんですが、テンションが上がってました。森口博子が歌ったのは「ダンクーガノヴァ」OP「鳥の歌」。歌い方はオリジナルと変えていないが、初めて聞いた時三味線(三線?)の音が珍しかったなぁ。ライブ最後に登場したのは「ジェットマン」ED「こころはタマゴ」。戦隊では珍しいバラードでしたが、変なアレンジがなかったのは〇【送料無料】SAYAKAVER.2/佐咲紗花[CD]【返品種別A】カバーアルバム第2弾。意外性があったのは大コケしたテラフォ1期OPが収録されていること。他「ダンバイン」OP、「ワンパンマン(1期)」OPのカバーなどを収録。【中古】オリジナルアニメ「ID−0」OP主題歌「ID−0」(アニメ盤)/佐咲紗花CDシングル/アニメ
Feb 28, 2020
コメント(0)
2/17日放送の「にっぽん歴史鑑定」のお題は伊藤博文と大日本帝国憲法。最初は伊藤の経歴を軽く紹介し、大日本帝国憲法が生まれる前振りも紹介憲法の作成は政府の重要課題だったものの、自由民権運動の背景で民権家が私擬憲法を考案していたり、大隈重信が明治14年に「イギリスをお手本とし、2年後には国会を開くべきだ」という内容の稟議書を有栖川宮熾仁親王に提出。さらに一部の商人相手に払い下げを行うって話も出てきて伊藤に危機が・・・伊藤は岩倉具視に相談し、10年後に国会を開くことを国民に約束し、大隈に参議を辞めてもらうことで解決。(明治14年の政変)。2年で国会と憲法を作るって無茶では? 憲法作成に乗り出すぞって思ったら井上毅らのライバルが出現。井上毅はイギリス流の議会政治を・・と考えてたが、富国強兵政策を強化するには君主の権力が強いドイツ流を選択。伊藤らはベルリン・ウィーンで憲法について勉強し、帰国後は国会開設に先駆けて内閣制度を作り、伊藤は初代総理大臣に。憲法草案は夏島(神奈川県横須賀市)にある伊藤の別荘で、伊藤、井上、伊東巳代治、金子堅太郎らが検討を重ねて完成させたが、草案をまとめているとき伊東巳代治、金子堅太郎がスムーズに憲法の草案が出来上がっていることに浮かれて泥酔してしまい、大事な草案が盜まれる‥って事態が。盜まれた草案は手を付けられずそのままにされていたため無事。さらに伊藤らが討論に討論を重ねて憲法を完全なものに仕上げていったが、身分・肩書にこだわらず討論を重ねていったって話は初耳。 憲法は完成したけど天皇にはどうやって納得してもらえるか・・・って課題が。この問題は天皇の侍従に憲法を教え、天皇に憲法の仕組みや素晴らしさを説いて納得してもらったって話も初耳。1889年に大日本帝国憲法は欽定憲法という形で発布。日本はアジアで初めて憲法を持った国となったが、国民は憲法の発布の日は記念祭でどんちゃん騒ぎ。この風景についてお雇い外国人が「新聞紙上及び民権運動家から様々な批判があったにもかかわらず、発布に際しては国を挙げた奉祝ムードになってる(大意)」と評しているが、憲法は平民には内緒で作っていたためそうなったが、秘密で作っていたのは不公平?
Feb 20, 2020
コメント(0)
今回見たTV番組は「フィレンツェのレオナルド 修業時代の謎」。数か月前に撮った番組でしたが、今回やっと見ることが出来ました絵画・彫刻だけじゃなく機械工学、医学等にも長けていたレオナルド・ダ・ヴィンチ。 彼の修業時代を中心にスポットを当てていく内容でまずはレオナルドの出生を紹介し、フィレンツェで大きな工房を構えるヴェロッキオの弟子に。ヴェロッキオのとの合作「キリストの洗礼」の天使の絵を担当し、画家としての人生をスタートすることに。その天使の部分をX線にかけて分析するという場面も。下書きを経ずにそのまんま書いていたことが判明。あと、「受胎告知」の一部も書いていたが、デッサン力不足な所が・・ ミケランジェロもお題にしたダビデ像をレオナルドが修業時代に製作したことがあるって話は初めて。 レオナルドは同性愛の疑いがあったとか、師匠同様中途半端で投げ出した作品が多数存在しているとか、一度フィレンツェを離れた後、高名な富豪の下に仕えたが、最初は芸術家ではなく、音楽家・舞台装置の設計などをやってようやく認められた・・って話の裏で医学・機械工学に造詣が深くなったってのは初めて聞いた話。大聖堂のてっぺんに付ける十字架か何かを当時の技術でどうやって取り付けたのかという話も面白かった。
Feb 16, 2020
コメント(0)
2/6日分の「the・プロファイラー」のお題はテレサ・テン(鄧麗君〈デン・リージュン〉。「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」等日本でヒットを飛ばした台湾の歌姫の素顔を紹介する内容。テレサ・テンも昔母親が聞いていて唯一「時の流れに身をまかせ」は歌えるんですよね。日本でヒットを飛ばしたが、中国でも「最も影響を与えた文化人」ランキングで上位に食い込むほど。 テレサは元国民政府の軍人の父親を持ち、子供の頃から歌が好き。TV局と専属契約を結ぶほど歌声に定評があり、瞬く間に台湾でスターに。1973年にテレサの人気を聞きつけた舟木稔が両親を説得したことで来日することに。当時の日本はアグネス・チャン、欧陽菲菲と台湾出身の歌手が日本デビューを果たしていた年。日本デビュー曲はテレサの声質を生かした歌だったものの全く売れず。2ndシングル「空港」では歌謡曲路線として売り出したところヒットに。けど、中華民国のパスポートではなくインドネシアのパスポートで来日しようとしたため、旅券法違反で国外退去処分を受けることに。今回コメンテーターにテレサと親交があったジュディ・オングが出演しており、当時の台湾の入国事情は複雑で複数のパスポートを持つは当たり前だったとの事。 アメリカに渡ったテレサは中国系アメリカ人の御曹司と恋に落ち、本気で結婚を考えていたが家長である祖母に反対されたこと、日本での再デビューに動いていたPDの後押しなどもありやっぱり自分には歌しかないということで婚約を破棄。再来日した時のコンサートではウェディングドレスを着て歌を披露している。 中国本土でも人気が沸騰したため、コピーされた彼女のカセットテープが出回るようになり、人々の心をつかんでいた。中でも特に人気だったのは、1930年代に中国で流行した「何日君再来(ホーリーチュンツァイライ)」(作詞:貝林 作曲劉雪庵)のカバー。やがて彼女は、冗談交じりに「昼は鄧小平、夜は鄧麗君(テレサの中国語の芸名)が支配する」とまで言われるようになった。香港でのコンサートも大成功・・・だけどテレサの影響力を恐れた中国政府はテレサの歌を禁止処分に。でも海賊版テープでひそかに聞いていた人が続出。いい歌は政府の圧力に屈しないわけか。 テレサはいつか中国の天安門広場でコンサートを開きたいという夢を持ってたが、1989年の天安門事件が起こったため夢は無残な結果に。実際に抗議運動に参加し、歌で抗議までした。実際の映像も流されている。晩年はパリで暮らしていたが、子供の頃からの持病だったぜんそくが悪化。うまく声が出ないってことも・・・パリの冬は厳しいということで、冬は東南アジアに行ってるってことが増えた。晩年には愛人もいたが、タイのチェンマイのホテルでぜんそくの発作が悪化してそのまま死去。後に直筆のメモが見つかったって秘話が登場。テレサ・テン急死のニュースは当時聞いた時、びっくりした記憶が・・・ 所々でTVに出演していた時の映像も流され、「つぐない」「愛人」等往年のヒット曲が流れたが、母が聞いていたのを耳にしてたのでいつしか歌えるようになっていたためつい口ずさんでましたよ。 テレサ・テンと言えばヒット曲の事しか知らなかったが、番組中で岡田君が言っていたように意外な素顔を知ることが出来ました。 【中古】 テレサ・テンの真実 悲劇の歌姫、国境を越えた愛 /宇崎真(著者),渡辺也寸志(著者) 【中古】afb【中古】私の家は山の向こう—テレサ・テン十年目の真実 (文春文庫)/ 有田 芳生【中古】テレサ・テン 日本の心を歌う ベスト&ベスト/テレサ・テンCDアルバム/演歌歌謡曲【中古】 ベリーベスト〜オリジナル集〜 /テレサ・テン[登麗君] 【中古】afb
Feb 15, 2020
コメント(0)
今回の「英雄たちの選択」のお題は「遠山の金さん」のモデルで知られる遠山景元。老中・水野忠邦が中心になって行われた「天保の改革」に関わっていたものの、町人の立場に立って時折水野に意見していた彼の「選択」を紹介 水野忠邦主導の下行われた「天保の改革」。中身はというと・徹底した倹約令を敷き、贅沢な着物などの禁止、芝居小屋、寄席の禁止と町人にも厳しい倹約を課した・農村から江戸に出稼ぎにきた人を強制的に農村に帰そうとした・株仲間の解散というもの。 贅沢の禁止・・・という所では派手な着物を着た女性が岡っ引きに下着一枚だけにされたとか、ご禁制の芥子雛を売っている店をあぶり出すために岡っ引きが客になって人形屋を検挙したってことも・・・芝居小屋の禁止について景元が意見したことがあり、芝居小屋が焼けたことを機に主な役者が追放されている、人帰しの件でも水野に意見をし、人帰しは必要だが結婚済みの人まで農村に帰すのは・・・となって町民の立場に立って妥協案を水野に提案してる。 水野は異国に対抗するため江戸周辺の土地を天領(幕府の直轄領)とすることを盛り込んだ「上知令」を交付するが江戸近くに領地を持つ大名に反対されて失敗。 他にも印旛沼の干拓などの計画も立てていたが天保の改革は水野忠邦が張り切り過ぎたのか失敗。これについては「逆説の日本史」では江戸時代の武士は朱子学に毒されていたため「商売は悪」という考えがあって株仲間の解散ってことをした。結果、流通が混乱してしまうってのは何とも悲惨。それに対し、長州・薩摩といった後に「雄藩」と呼ばれる藩は独自の商売を展開して藩の借金を返すことに成功してるけど、ものすごい差ですね。
Feb 14, 2020
コメント(0)
今週のにっぽん歴史鑑定のお題は日露戦争。日清戦争で勝利した日本は中国から遼東半島の租借権を得たが「三国干渉」で遼東半島を変換する羽目に。ロシアは南下政策の一環として中国にとどまり、旅順(リュイシュン)に軍事基地をって南下政策の足掛かりを作っていた。日本はロシアに対抗するため日英同盟を結んだが、ここは触れられず。今回のお題は実際の戦闘似附いてがメイン。日本が旅順攻略をなぜ主眼に置いていたのかが番組の前半で、後半は日本海海戦を取り上げるという内容。 日本はロシアに対して宣戦布告を行ったが、日本の狙いは予算・軍事力で劣る自軍の予算が尽きないうちに早く終わらせてしまおうと考えていたからという思惑があったってのは初耳 旅順攻略戦は日本軍にとっては苦戦を強いられた戦い。最初旅順港の出入り口に古い船舶を沈めて封鎖しようとしたが失敗したので陸上戦に切り替えることに。陸軍の司令官は乃木希典が日清戦争の時の功績を買われて旅順攻略の司令官に抜擢されたが、日清戦争の時とは勝手が違っていて旅順は難攻不落の要塞と化しており、要塞近くまで塹壕を掘り進んで要塞を爆破しようとしたらロシア兵に阻止されて全滅・・・等失敗続き。国内では乃木に対するブーイングまで・・・起死回生策として旅順港が一望できる二〇三高地攻略に乗り出すが当初戦略的価値がなかった、一度付近を攻略しようとして負けを喫したことから消極的だったが、結局二〇三高地攻略戦に。日本が二〇三高地を攻略したことで旅順陥落に成功。余談ですが、終戦後に二〇三高地って髪型が登場してりする。 日本海海戦の裏が後半に登場。ロシア最強の艦隊相手にどのように勝利を収めたのかという裏が描かれている。バルチック艦隊は数か月かけて日本海近くまで来たので消耗している。日本軍は補給のため寄港するだろうと踏んで待ち伏せることになったけど敵が来ないって事態に。偵察に出ていた船がバルチック艦隊を発見したことで状況が一転して逆転対馬海峡で待ち伏せし、圧勝。バルチック艦隊が敗れたことで日本とロシアはアメリカの仲介で講和条約を結ぶことになるが両国ともにほんは予算の使い過ぎ、ロシアは帝政が揺らぐような事件(血の日曜日事件等)が起こって戦争どころではないって状況が裏にあった。 講和条約の裏が最後に登場。講和会議の折衝に当たったのは日英同盟も成功させた外務大臣の小村寿太郎。ロシア側の外交官は当初譲歩する気は一度もなかったが、小村の妥協案と皇帝・ニコライ2世の勅命を聞いて条約を結ぶ気に。結局日本は樺太の南半分、遼東半島(関東州)の租借権、東清鉄道の長春〜大連の支線、朝鮮半島の監督権を得たが賠償金が得られなかったため、条約の結果に不満を抱いた国民が暴動を起こした(日比谷焼き討ち事件)・・・って所で終わっている近代史ってあんまり興味がないもとい、関連した書籍をあんまり読んでいなかったので今回のお題は興味を惹かれるお題でした。【中古】 21世紀「坂の上の雲」読本 /文学・エッセイ・詩集(その他) 【中古】afb【中古】 「坂の上の雲」に隠された歴史の真実 明治と昭和の虚像と実像 /福井雄三(著者) 【中古】afb
Feb 13, 2020
コメント(0)
森口博子が司会を務める「アニソンデイズ」を視聴。今回のゲストはTM NETWORKの木根尚登。 トークの中でTMの前身バンド「スピードウェイ」の話も登場。もう一人の司会・酒井ミキオがスピードウェイの話を切り出したが、バックで流れた「夢まで飛んで」を初めて聞いた時はノリノリすぎだったので「え!?」となった。TM NETWORKは復活してからの作品に「SPEEDWAY」ってアルバムがあるからなぁ エアギターの話も登場。当初キーボード担当でキーボードは二人もいらないと判断した小室哲哉に「ギターやって」と言われてギターに転向したが、自身はアコースティック専門でエレキは専門外と告白。初ツアーで自分のギターの音は出ていないってのを認めていた。TMのライブのDVDを見ているが、松本さん、北島さん、葛城さんの音しか聞こえなかったもんなぁ。 木根さんが音楽の道に進んだ理由、アニソンで見られるラブソング談義が登場。木根さんが「セーラームーン」OP「ムーンライト伝説」にちなんだトークを展開。娘さんが小さかった頃に弾き語りをして聞かせたことがあったとか。「セーラームーン」の歌はやっぱ「ムーンライト伝説」ですよ。 森口さんが「BEYOND THE TIME-メビウスの宇宙を越えて-」を歌う秘訣を木根さんに聞いたことがある、歌の感想みたいなこと、メロディの解析をやってる場面も歌のコーナーでは「BEYOND THE TIME-メビウスの宇宙を越えて-」の「GUNDAM SONG COVERS」Ver.「Gガン」EDの「君の中の永遠」(歌:酒井ミキオ)が登場。「BEYOND THE TIME-メビウスの宇宙を越えて-」の「GUNDAM SONG COVERS」Ver.は弦楽器の音が目立つアレンジ。 ラストは木根さんが「SEVEN DAYS WAR」を披露。アニメ版「僕らの七日間戦争」ではなんで「SEVEN DAYS WAR」を使わなかったのかがわからない。【CD】GUNDAM SONG COVERS 森口博子【中古】 スピードウェイ ベスト・コレクション アルバム TOCT-6651 / SPEEDWAY / EMIミュージック・ジャパン [CD]【宅配便出荷】【中古】SPEED WAY/TM NETWORKCDアルバム/邦楽前身バンドの名を冠したアルバム。スピードウェイの3rdという位置づけで3人のほかはゲストはひとりだけという少数で製作されているTMN final live LAST GROOVE 5.18 /TMN final live LAST GROOVE 5.18 / 5.19 【DVD】1994年4/21に「プロジェクト終了宣言」を発表して解散を表明したTM NETWORKが5/18・19日に行った解散ライブをパッケージ化。このリマスター版のキモは5/19単品版で切られた松本孝弘登場の所が復活しているところ。 昔にダイジェスト版を見ているが、このバージョンを視聴した時はaccess・FODも聞いていたので見方が変わっていたってのがわかった。[送料無料] TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994(完全生産限定盤) [Blu-ray]デビュー35周年記念企画として、1984年デビューから、1994年”TMN終了”宣言までの映像作品を収録。ファーストツアー「DRAGON THE FESTIVAL」と東京ドームライブ「T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO」を初パッケージ化。 木根さんのトークに登場した初ツアーのサポートメンバーにB'zの松本孝弘(Gt)、FENCE OF DEFENSEの西村麻聡(当時は本名の昌敏名義/Ba)と山田亘(Ds)が参加。TMのファーストツアーは当初FODの3人がサポートを担当する予定だったが、Gtの北島健二の都合がつかず、北島さんの紹介で松本さんが参加することになった経緯を持つ。FODの三人はTMのデビュー~終了ではライブとレコーディングにバラバラで参加していたが、TMの20周年ライブ「DOUBLE-DECADE」に揃って出演している。
Feb 1, 2020
コメント(0)
今回のにっぽん歴史鑑定のお題は建礼門院徳子。清盛の娘で高倉天皇の中宮となって天皇の生母となったものの数奇な運命をたどった彼女を分析するという内容。・「平氏に有らねば人に在らず」と豪語した清盛は摂関家以外の家の者で太政大臣になって栄華を極め、娘の徳子を高倉天皇の中宮に。清盛がこのようなことを行った裏は一族の滋子(建春門院)後白河天皇の妃の一人になっていたから。清盛と後白河法皇とは蜜月の関係だったわけだ。(滋子が亡くなってからは平家と法皇とのつながりが薄れていったが)徳子が中宮として入内した時の感想は天界にいた気分だとの事。・徳子が懐妊する前に高倉天皇のほかの后との間に子供が・・・って話も初耳。(実際生まれたのは女子)徳子が懐妊・・・って時、後白河法皇までもが御祈祷に参加していた。・平家の衰えの兆しが見えたのは摂関家に嫁いだ平家一門の盛子と清盛の長男・重盛の死から。法皇の仕打ちに耐えかねた清盛が法皇を鳥羽殿に閉じ込めて強引に徳子の産んだ男子を天皇に据えたことで清盛は天皇の外祖父となったが、以仁王が平家を討てという令旨を出したことで各国にいた平家に不満を持つものが次々と挙兵。その期間に高倉天皇の崩御・清盛が熱病にかかって死ぬ・・・と周囲の不幸に見舞われた徳子。さらに木曽義仲が上洛したことで平家は都を逃れるという不幸に。・屋島・壇ノ浦で平家は滅亡・・二位尼は安徳天皇と共に入水。次々と一門も入水し、徳子も入水したが死ぬことが出来ず助けられたとは幸か不幸か・・・徳子は出家して平家一門の菩提を弔うことに。・「平家物語」の終わりは後白河法皇がお忍びで徳子のいる寂光院を訪れ思い出話をする・・・という展開。なんで徳子が物語を締めくくる役となったのかを最後に紹介している。他にもヤバい目に遭ったとかの不幸にも見舞われたらしい。徳子が物語を締めくくる役になったのは作者が徳子を神聖視したからという話もNHKの「歴史秘話ヒストリア」でも同じお題を扱っているが、今回の方がもっと詳しかった。「ヒストリア」-建礼門院徳子-
Jan 29, 2020
コメント(0)
今回のにっぽん歴史鑑定のお題は史上最悪の遭難事故だった八甲田山の遭難事故。参加者210名中199人が遭難した挙句死に、小説や映画でも取り上げられるほど有名な遭難事故だが、なぜ事故は起こったのかを分析。 最悪の遭難事故を起こしたのは陸軍・青森歩兵第5連隊でこの行軍は日清戦争後、「三国干渉」によってロシアによってせっかく手に入れた遼東半島を手放したため、ロシアを仮想敵国とし、ロシアと戦争状態になった場合を想定して行った行軍なのだが…・地元の人が案内役を申し出たが無視した・天気が大荒れ・指揮官の判断ミスが重なった・氷点下20度という環境のため食料が凍って食べられない・猛吹雪に遭遇したことで視界が判らなくなり、道に迷う事が何度もあったという悪条件に遭遇して最悪の事故を起こしたことになるが、さらに・一度目的地に向かうシュミレーションをしているが、天気はその時は好天で入口のところで引き上げた。・計画の立ち上げ~日程の決定は短く、日程が決まったのは本番の2日前・装備が藁製の靴だったり、コートが薄手だったりと防寒向けでなかった。・行軍に参加した兵士の大半は楽天的だった。(工程が短かった)と計画を前もって練っていなかったため判断ミスが重なってほとんどが遭難死‥って結果になったとは。計画を事前に練る必要性がわかりますね。同時期に弘前第三十一連隊も八甲田山周辺で行軍を行っており、青森歩兵5連隊とは対照的に全員生還を遂げている(一人、途中で脱落してるが)。弘前第三十一連隊が生還できた理由は・少数で訓練を行っていた・最悪の事態を想定して案内人を付けた・行軍を決めたのは1か月前でそれまでに十分な準備を行った南極探検におけるアムンゼンの成功とスコットの悲劇(南極点にたどり着いたものの、アムンゼンに遅れてたどり着き、帰途で遭難死してる)のようですね。【中古】 八甲田山死の彷徨 新潮文庫/新田次郎(著者) 【中古】afb【中古】 八甲田山から還ってきた男 雪中行軍隊長・福島大尉の生涯 文春文庫/高木勉(著者) 【中古】afb生かされなかった八甲田山の悲劇[本/雑誌] / 伊藤薫/著【中古】八甲田山 【DVD】/高倉健DVD/邦画ドラマ
Jan 26, 2020
コメント(0)
にっぽん歴史鑑定のお題は大河ドラマ効果で明智光秀。生年には諸説があり、信長よりは6~8歳年上だった光秀。浪人時代の話は前日に見たヒストリアでも取り上げられていたが、信長に取り立てられた時、将軍・足利義昭の動向を逐一信長に報告していた。最新の調査では光秀の年齢に大きな違いが見つかり、本能寺の変の時は60過ぎだったとか新しい発見が見られる回でした。
Jan 19, 2020
コメント(0)
今回のthe・プロファイラーのお題は武田信玄。最高視聴率49.2%、平均視聴率39.2%という記録を出したNHKの大河ドラマがありましたが、その武田信玄を取り上げた内容・信玄の初名は「晴信」。「晴」の字は当時の将軍の一文字をもらったもの。少年時代の聡明さをまず紹介。・20台になった晴信は父を追放。実は父親の追放は事前に今川義元と共謀していた。その裏は初めて聞いた。・父を追放して自分が武田家当主となった晴信。周辺の小領主の反乱も起こってやる気をなくしていた晴信は重臣・板垣信方に諌められてやる気を取り戻したが、家臣の心をつかむ方法として、功績のあった家臣には土地の他、金をプレゼントした。これは甲斐の国で良質の金が取れるから。・領国経営の一環として堤防「信玄堤」を作った分国法「甲州法度次第」を作った。・重臣の操縦方法も心得ていた信玄。直情的な人には分析能力が高い人と組ませた、高坂昌信(弾正)は農民出身のため読み書きが苦手だったが信玄の言葉や行動を覚え、のちに「甲州軍鑑」の編纂に関わった。臆病で戦場に出ることが嫌いって人には目付け役に任命。家臣に怪しいところがあれば逐一報告。できなければ切ると脅されてやったが、その人は死ぬのが嫌って思いで役目を務めた。・今川義元の死がきっかけで武田・今川・後北条との三国同盟が破綻。それをきっかけに武田は同盟を破棄。それが原因で長男の義信を切る羽目に。義信は義元の娘と結婚していたが、離縁に反対したため。いつ裏切るかわからない戦国の世と言っても非情ですね。
Jan 17, 2020
コメント(0)
今回のヒストリアのお題は大河ドラマ効果で明智光秀。 主に彼の前半生~如何にして織田家の家臣となったのかを紹介。 光秀の前半生は謎に包まれていたが、近年になって最新史料が見つかったということで最新史料を基に光秀を分析。光秀は織田家の家臣となる前は妻・煕子のエピソードで知られるように相当苦労したのだが、浪人していた時、医者のようなことをしており、秘伝を託されるほど腕も確かだったとのことで、ある籠城戦で光秀が助けた侍が将軍家に仕えていた人間だったことから足利義昭に仕えることに。・義昭は将軍になりたいという機会を伺いながら浅倉義景の所に身を寄せていたが、一乗谷で見つかった光秀関連の資料を紹介。・光秀は義昭と信長のパイプ役となり、信長は義昭を奉じて上洛。光秀は信長の実力主義な所に惹かれて信長に鞍替え。信長最大の悪行とされる延暦寺焼き討ちの時の光秀の心理を表す資料が紹介されており、比叡山の焼き討ちに光秀は反対していたってのが通説だったが、実際は信長の考えに共鳴していたという。・本能寺の変前夜の話も登場。連歌会の時に詠んだ連歌が謀反を想起させると言われてたが、他にも謀反を起こそうと考えられていた動機・資料が登場と今回のお題は新しい光秀像がわかる内容でした。
Jan 12, 2020
コメント(0)
今週の「にっぽん歴史鑑定」のお題は徳川家康。とはいっても家康の前半生をお題にしている。 家康の幼少時代は長年人質生活が長かったが、当時の松平家は織田や今川などの強大な勢力の間にいた弱小領主。竹千代(後の家康)は生後間もなく母と別れる羽目になったり、家臣に裏切られたりして今川や織田の人質生活を送る羽目に。今川の人質時代は意外にも環境はよく、今川の軍事・外交を務めた僧・太原雪斎の計らいで高度な教育を受けていた。・一度岡崎に帰ってきた元信(家康)。自分が今川の人質になって岡崎を離れている間に領地は今川の属国扱いになっており、今川に税金を納めないといけないので家臣が農作業に精を出している姿を目撃。今川に税金を納めつつ秘かに軍資金や兵糧を蓄えていた。家臣も苦労していたことがわかる。・今川の部将として初陣を務めた話も登場。武将としての才能を開花させた家康だが、人質のまんま。そんな彼が独立するチャンスが。桶狭間で義元が討たれたので岡崎に帰ることが出来るチャンスを掴んだ家康だが菩提寺に着くなり切腹しようとしていた。住職に諭され生きることを教えられたその時の言葉「厭離穢土 欣求浄土」は軍旗に使用するようになった。今川や織田の人質時代の話、その時の生活で高度な教育を受けていた、健康オタクになった切っ掛けとか、今川から独立して戦国大名の仲間入りをした裏がわかる回でした。
Jan 8, 2020
コメント(0)
本日見たTV番組は「戦国武将総選挙」。一般投票で人気の戦国武将ベスト20を決めるというもの。人気投票の他はランクインした武将の意外な一面、武将の子孫の紹介、秘宝を紹介するという内容。・石田三成の紹介ではラッピングタクシーがちょっと登場。検地の時、不正防止のため、統一規格を作った、関が原で負けた時に身を潜めていた洞窟が紹介されてて、洞窟の方は入口がものすごく狭いこと。・明智光秀の巻では光秀の子孫が登場。子孫同志が集まって光秀に関する研究を行っている。天下の謀反人とされている彼だが、地元では慕われていて、お骨を収めた祠が存在している延暦寺焼き討ちの陣頭指揮を執った光秀。焼き討ちのあと被害に遭った寺を自分で再建していたという所を見せた。・真田昌幸の巻では子孫が登場。信之筋の子孫で今は大学の先生。・上杉謙信の所では鉄砲対策として回転する陣笠の紹介、上杉軍が出陣前に用意した戦飯を再現‥って場面は興味を引いた。謙信を紹介するところでは映画「天と地と」の映像が・・・・1位はもちろんというべきか織田信長。彼は初めて自分の城をライトアップしたり、入場料を取ったりしたが、入場料の徴収は軍事費確保のためで、初のライトアップは宣教師を迎えるために行ったとの事。入場料は今のお金に換算して1万円ほどというが、今のお城の入場料が5~600円あたりと考えると割高。
Dec 28, 2019
コメント(0)
本日「TVer」で2018年版「犬神家の一族」を視聴。12/21日に「悪魔の手毬唄」放送記念として配信されているものを視聴。「昭和22年、那須湖畔の本宅にて一代で犬神財閥を築いた犬神佐兵衛が莫大な財産を残し、家族に見守られながら他界した。その遺産の配当や相続者を記した遺言状は、長女・松子の一人息子・佐清が戦地から復員してから発表されることになっており、一族は佐清の帰りを待つことに。佐兵衛は生涯に渡って正妻を持たず、それぞれ母親の違う娘が3人、皆が婿養子をとり、さらにそれぞれに息子が1人ずついたが、対立し合っていた。数カ月後、金田一耕助(加藤シゲアキ)は犬神家の本宅のある那須湖畔を訪れた。犬神家の顧問弁護士を務める古館の法律事務所に勤務する若林から、「犬神家で近々、血みどろの事件が起きるのでそれを防いでほしい」との手紙を受け取ったためであった。那須ホテルを宿泊拠点とした金田一は、湖畔から犬神家の豪邸を望んでいたところ、犬神家の養女である珠世の乗っているボートが沈みかかっているのを目撃し助けようとするも自らも溺れる間に、犬神家の下男・猿蔵が珠世を救出する。ボートには細工がされており、珠世が何者かに狙われたのはこれで3度目。その後、金田一がホテルに戻ったところ、若林が何者かによって毒殺されていた。どうやら若林は犬神家の誰かに買収され、法律事務所の金庫に保管している佐兵衛の遺言状を盗み見た可能性が。古館の依頼で、金田一は犬神家の遺産相続に立ち会うこととなった。そんな中、ビルマの戦地で顔に大怪我を負い、ゴムマスク姿で佐清が帰ってきた。佐兵衛の遺言状は古館によって金田一の立ち会いのもと公開されることになる・・・。」1976年に角川春樹事務所が映画化してから何度も映像化されている「犬神家の一族」だが、今回の金田一耕助はNEW-Sの加藤シゲアキ。稲垣吾郎主演版の金田一よりガサツな印象。過去の映像化作品とは異なる設定も。茉子ちゃん=高梨臨扮する珠代が犬神佐兵衛の実の孫娘だったという設定はなくなってる。珠代は遺産相続の渦中にある人物なのにその設定を切ってしまうとは。あの逆さ死体、ゴムマスクは相変わらずインパクトあります。関連記事・11976年版感想
Dec 19, 2019
コメント(0)
今週の「にっぽん歴史鑑定」のお題は忠臣蔵・・なのだが、映画「決算!忠臣蔵」公開記念(?)として赤穂浪士の討ち入りには紆余曲折があり、そこで動いていたお金をお題にした内容。・浅野内匠頭長矩が「松の廊下」で刃傷沙汰に走り、即日切腹。赤穂藩はお取り潰しに・・って序章はさておき・・・赤穂藩取り潰しが決まってから大石内蔵助は何をしていたかというと・・・って話から。まずは藩札を処理して、藩士のお給料を払っていた。・浪人となった大石は藩札を処理してできたお金と揺泉院からもらった化粧代(嫁入り時に用意した持参金)を合わせて江戸に下ったが、最初は浅野の供養のためのお金(お墓用、それに付随するお金)を使っている。浅野の弟を赤穂藩主に・・という交渉のためにお金を使ったとか、藩士の旅費、生活に困った藩士にお金を使っていた。浪士となった人の中には主君の仇を討ちたいと思っている派閥もおり、大石はその面でも苦労したという話も登場。討ち入り前には討ち入りができるかどうかわからない状態となり、大石が自分のポケットマネーで藩士の面倒を見たとか、「忠臣蔵」をお金の面で分析する内容は面白いお題でした。
Dec 12, 2019
コメント(0)
今回の「the・プロファイラー」のお題は劉邦。 前漢初代皇帝となった人物だが、彼の元の出自は貧しい下級官吏。そんな彼がいかに前漢の祖となったかを分析する。 始皇帝が建国した秦は中国初の統一国家となったが始皇帝が農民に課した過酷な政策(万里の長城の建築、陵墓の建築など)によって不満があったが、始皇帝の死をきっかけに農民らの不満が爆発。そんな中打倒秦を掲げて立ち上がったのは項羽と劉邦。項羽は楚の国の将軍、劉邦は農民出身と出自は対照的でなおかつ劉邦は旗揚げ前は女好きなだらしない親父だった。そんな劉邦だったが、有能な部下を得て各国を転戦していく。・項羽は・各地を転戦した劉邦は項羽と戦いを繰り広げていくが、負け続き。その時のエピソードも紹介。逃亡する劉邦は妻子を棄てて逃げようとしたが、妻子は劉邦を追って車に乗り込むも劉邦に突き落とされ・・ってのを繰り返した。・今でも使われている「背水の陣」「左遷」「四面楚歌」の言葉は項羽と劉邦の英雄譚にちなんでいる。・後に劉邦が天下を取れたかについて「自分には何の力はないが、天下を取れたのは部下をうまく使ったから(大意)」と言っていたものの、前漢の皇帝となった劉邦は秦滅亡・天下を取るのに功績のあった家臣を粛正していったが、晩年の源頼朝を思わせるなぁ権力を得てから人が変わったように残虐なことをするようになる・・ってのは権力を得たものの行く先か?【中古】 項羽と劉邦 上巻 改版 / 司馬 遼太郎 / 新潮社 [文庫]【宅配便出荷】【中古】 項羽と劉邦 下巻 改版 / 司馬 遼太郎 / 新潮社 [文庫]【宅配便出荷】
Dec 9, 2019
コメント(0)
本日見たTVはヒトラー・ユーゲントについて。 ナチスの少年隊として結成されたヒトラー・ユーゲント。その全貌を当時の映像、ユーゲントに所属していた人々の証言を交えて紹介する。 少年には飴として楽しいこと(少年キャンプ等)でPRをし、戦争が本格化すると鞭として消耗品として扱われた少年兵たち。実際の映像で(しかもカラー)実態を紹介されていたが、第2次世界大戦末期になるとナチスやヒトラーに心酔していた少年らも過酷な戦場の状態(目の前で友人が死んだり、九死に一生を得たとか)をみて厭戦気分になったとか、ユダヤ人だったが生き残るためにドイツ人と偽ってユーゲントに入って生き残ったという話が登場。 敗戦後にユーゲントの子供らは連合国の捕虜となり、民主主義教育を受けた後に解放されたがその時の経験談を紹介。民主主義を知ってナチスの全体主義に対して疑問や否定の感情を抱くようになり、今は生きているうちは戦争の悲惨さを伝えたいとコメントされてました。
Dec 5, 2019
コメント(0)
今週のにっぽん歴史鑑定のお題は南北朝時代。14世紀、朝廷が二つに分裂した南北朝時代。なぜ朝廷は二つに分裂したのか、両朝合体までを説明する内容。・朝廷が分裂し持明院統と大覚寺統に分裂したのは後嵯峨上皇が息子の亀山天皇可愛さに後深草天皇を強制的に退位させて・・が原因。鎌倉幕府の斡旋で持明院統と大覚寺統の天皇が交互に即位することで一応の解決は見たものの、大覚寺統から後醍醐天皇が即位したことで状況が変化。大覚寺統が代々皇位を継いでいくんだ!と決意して倒幕を計画。倒幕の計画を練っていた時の無礼講の絵巻を紹介されてた。・鎌倉幕府が倒れ、後醍醐天皇は親政を開始。貴族が優遇され、武士は冷遇されていたが、武士の領土の所有権をいったん白紙にしたため、京ではその訴えが殺到していた・・って話は初めて聞く話。・北条市の残党が鎌倉に殺到し、尊氏は北条氏残党討伐のため「征夷大将軍」の称号を求めたが後醍醐天皇に拒否されたため尊氏は勝手に北条氏残党を討伐したことで天皇と尊氏の関係は悪化。室町幕府を開いた尊氏は持明院統の光明天皇を即位させ、後醍醐天皇に三種の神器を渡すように迫る。実は三種の神器は偽物で自分はまだ正当な帝だと宣言し吉野で南朝を成立。しかし、南朝側の武将は次々と倒れ、後醍醐天皇も1339年に病に倒れ、息子の義良親王を後継ぎに指名して(後村上天皇)崩御。そのため若干南朝は弱体化したが、幕府内部の内乱が起こって幕府自体も弱体化。尊氏が取った策は南朝に三種の神器を渡して降伏。いったん争いは収まったが、すぐさま南朝と北朝に分裂。分裂した原因は南朝は和平交渉を申し出たものの、和平交渉を頼む文章に北朝と幕府を侮辱する発言があったために幕府側が拒否した・足利義満の時代になると・・・義満は山名氏等力が大きくなり過ぎた守護大名の勢力を削いで行ったが、幕府に反抗する武士の中には南朝に合流していたため南朝の戦力を殺ぎたいと考えていた義満は両朝合体を成し遂げた。統一の際に建てた制約・南朝の持っている三種の神器を北朝に与えること・皇位には持明院統(北朝)と大覚寺統(南朝)が交互につくこと・国衙領は大覚寺統(南朝)が、長講堂領は持明院統(北朝)が管理するを一切守られず、皇位は北朝の系列が継いでいくことになり、南朝は騙された形になったが、北朝の方もこの取り決めは事後報告の形で知ったというのは初耳だったいくらか和平のチャンスがあったのにすぐに分裂してしまうって状況と両朝統一の裏とかは面白い話題でした。
Nov 26, 2019
コメント(0)
本日の「the・プロファイラー」のお題は映画監督のアルフレッド・ヒッチコック。サスペンス物が多い映画監督で知られますが、その彼の人生を分析する内容。・幼少期は母親から溺愛されており、母親に体験談を話すのが日課で大人になってもその習慣は続いた。・友達はいない方でイギリス出身だが少数派のカトリック信者だった・サスペンスものに拘ったのは子供時代の経験から。・気難しい性格で完璧主義者。絵コンテ通りに作品を作ることにこだわり、アドリブを入れさせなかった。・唯一心を許したのは妻のアルマ。初対面の時は最悪だったが、最初ヒッチコック自身がアタックしなかったから。ある出来事から意気投合してゴールイン。映画製作ではヒッチコックの片腕として活躍した。アルマがガンで倒れた時は仕事に手がつかないほどだった・映画ではカメオ出演するのがお約束だったが最初はエキストラを雇う金がないために自身が出ていた・・ってのはカメオ出演の理由だったが、ファンが監督を探すってお遊びをやり出したので恒例と化した。・ヒッチコックの表現術を紹介。あるセリフだけを強調したり、「サイコ」では中途退場をさせない、有名なシーンでは具体的な演出はされず・・・などで恐怖を盛り上げた・「サスペンスは時代遅れ」と低く見られていたためオスカーにノミネートされても受賞はなかった。ジェームズ・キャメロン、エリッヒ・フォン・シュトロハイムなど映画監督には完璧主義者が多いが、完璧主義って却って製作面では煙たがられているんじゃ?実際シュトロハイムは完璧主義が祟って監督を引退しているし。【中古】 サイコ(Blu−ray Disc) /ジャネット・リー,アンソニー・パーキンス,ヴェラ・マイルズ,アルフレッド・ヒッチコック(監督、製作),ロバート・ブロッ 【中古】afb
Nov 23, 2019
コメント(0)
今回のthe・プロファイラーのお題はアレクサンドロス(アレキサンダー)大王若くしてマケドニアの王となり、軍事的才能を駆使して大帝国を築き上げた王の素顔に迫る内容次期王位継承者として帝王学・武術の鍛錬などに勤しみ、18で初陣を飾ったアレクサンドロスだが、父王がおいしいところを持って行ったので悔しがったとの事。高名な哲学者・アリストテレスからも指導を受けており、帝王学だけじゃなくいろんなことを学んだ。その時の学友が軍で重要なポストに就くことになる。 20の時、父王が暗殺されたことからマケドニアの王に即位。父が抱いた統一の野心を胸に遠征を開始し、まずはペルシア軍と「イッソスの戦い」で勝利を収める。対戦相手のダレイオス3世は母と妻を残して逃亡してしまう。なんちゅう王様だ。 マケドニア軍の強さの秘訣は全長6mある長槍を用いた戦法。これの重さ6㎏もあったとか。ほか、他、強さの秘訣は王は家臣を仲間として扱い、結束力が強かった。ペルシアで大王はダレイオス3世の妻と母を捕虜ではなく王族として丁重に扱った。 エジプトを制圧した大王はエジプト国王に。その時の首都「アレキサンドリア」の名はその時に基づく。 東に東にと遠征を続けた大王は融和政策としてペルシア式の服装などをまねたり、支配下に置いた領土の役人にペルシア人も採用したため、古くからの重臣が大王の陰口を言うように。ついには重臣の一人を口論の末、殺してしまったが、それでも遠征を止めない大王だったが病に倒れ、32で亡くなってしまう。情熱と若さを武器に東方遠征に出て大帝国を作り上げた功績はすごいが、強さの秘訣とか、大王の苦悩とか裏が今回の番組で知ることが出来た
Nov 9, 2019
コメント(0)
BS日テレでも正倉院の宝物について取り上げた番組が放送されたのでこちらも視聴。正倉院の中に入るには特別な許可がいるうえ、厳重な封印が施されていて開封するにも特殊が儀式が必要とか厳重です。蔵の近くに併設されている施設は宝物の修復を主な仕事としており、施設内は塵一つ入れないというルールのため、入室するときはマスクをしないといけないほどの徹底ぶり。病院さながらですなぁ。修復時に出てきたゴミも保管してて、これらを残しておいたおかげで完全な形で修復が出来た宝物もあるとのことで、資料などを分析して明治時代に閒違った修復をされた楽器を正しい修復方法で修復するという場面も見られた。メインで取り上げられていたのは珍しい五弦の琵琶「螺鈿紫檀五絃琵琶」。この宝物のレプリカを作る計画があって、材料を集めるだけでも大変なのに(輸入禁止になっていたりするものもある)、完全に本物のと同じ構造で作る・・・ってのもこれまた大変ってのがわかるし、当時の技術の粋を集めて作られた芸術品を完全再現・・・ってのはものすごい大変ってわかった。
Nov 4, 2019
コメント(0)
今回のthe・プロファイラーのお題は高杉晋作。長州藩の尊攘派代表として活躍した志士で時には過激な行動に出たこともある彼の素顔に迫るという内容・子供の頃の晋作は我の強い性格で自分より身分の高い藩士の子相手に一歩も引かないことがあった。・父と共に江戸に行ったことがあり、その時に「黒船ショック」に遭遇。密航を考えたこともある。密航を企てた人として吉田松陰があげられるが、その松陰が主宰する「松下村塾」に入った晋作。藩校とは違いリベラルな気風が晋作に合っていた模様。「黒船ショック」って龍馬以外にも遭遇した志士がいたとは・・・・航海術の訓練所に入り、航海日誌もつけた晋作だったが、ある日を境にぷっつりと書くのを辞めていた。航海術の訓練所に入っていたってのは初めて聞いた。・藩が募集していた外国留学に参加した晋作は上海へ。そこで清が欧米列強によって食い物にされている現状を目の当たりにし、いずれ日本は清のような国になってしまうと危機感を抱くように。晋作が留学していた時期の清は太平天国の乱が起こっており、それも目の当たりにしたとの事。晋作が上海に行ったのは「逆説の日本史」によれば桂小五郎(木戸孝允)の紹介もあったらしい。帰国後、藩の名義で軍艦を買おうとしたが、お金がないってことで買うのを断念。軍艦を買おうとしたって話は知っていたが、藩の名義って話は初耳。・師の松陰は西洋文化を取り入れつつも攘夷を実行すべしと説いていたが晋作はその影響を受けており、英国公使館の焼き討ちを実行。そのあと藩に戻り、頭を丸めて引退した。英国公使館の焼き討ちって過激な行動は国を思っての事だろうが、いきなり過激な行動に出るとは・・・すぐに藩に呼び出された晋作。外国の軍隊に対抗するために武士だけじゃなく身分によらない諸隊「奇兵隊」を作ったが4か国連合軍との戦争では負けてしまった。下関戦争で列強に負けたので賠償金問題で交渉にあたることになったのだが、家老の息子と偽って列強の外交官相手に「最後の一人になるまで戦う」と強気な態度で勝利を勝ち取った。・1864年の「禁門の変(蛤御門の変)」によって長州藩は朝敵にされてしまい、長州藩内部では保守派と攘夷実行派と分裂。最初保守派が藩の実権を握ったが晋作がわずかな有志と共に決起。関所をまず占拠しさらに藩の海軍の修練所に押しかけて軍艦を自軍の戦力にすることが出来たというのは初めて成り行きを知った。「逆説の日本史」などで晋作の上海留学、奇兵隊の結成とかは知っていた、けど今回ので意外な人物像を知ることが出来た。
Nov 1, 2019
コメント(0)
新天皇誕生ってことで東京で行われている正倉院の宝物展が行われている記念にと放送された正倉院の宝物をお題にした番組を視聴。 正倉院は聖武天皇ゆかりの品々を保管するための建物で年に1回、奈良の博物館で展示が解禁される・・・って程宝物はレア。その中でも珍しい宝物を取り上げて紹介するもの。取り上げられた宝物は外国産かと思われたが、9割ほどは国産であることが判明。・銀薫炉はお香を入れる箇所は転がっても水平に保つことが出来る設計ってのは奈良時代にあるとは驚き。・鳥毛立女屏風を分析すると屏風の裏に文書や絵にへこみが見られた4Kカメラで細部を案内、現在の技術で宝物を再現・・・ってコーナーも案内。現在の技術で再現ってコーナーでは先人らの工芸品製造技術の素晴らしさを知ることが出来る、年1回しか見られない展示物の素晴らしさを知ることが出来るコーナーで面白い内容でした。
Oct 31, 2019
コメント(0)
今週の「にっぽん歴史鑑定」のお題は藤原定家と百人一首学生時代の古典の授業で学ぶ百人一首。その裏側を紹介。「小倉百人一首」の作者は藤原定家と言われてるが、本当に完成させた人は他にいたとか、百人一首の中には上手いとは思えない歌人も選ばれている裏を紹介されており、上手いと思えない歌人が採用されたのは無念の死を遂げた(藤原氏に追い落とされて太宰府に流された菅原道真など)人物も含まれていて、それは鎮魂の願いが込められていたとか、後鳥羽院、順徳院が最後に選ばれた理由も。 定家に百人一首作成を依頼したのは元武士だった僧侶だったとか初めて聞いた話題でいっぴなお題でした。
Oct 23, 2019
コメント(0)
今回の「the・プロファイラー」のお題はマリリン・モンロー1950年代~60年代初頭に活躍し、セックスシンボルとなったモンローの生涯を追う内容シングルマザーの家庭に生まれたマリリン(本名:ノーマ・ジーン)は少女時代は不遇で最初は16で結婚、(16で結婚は早すぎる。けど日本では戦国時代では10歳に満たない女子が嫁に行かされたことがあったからなぁ)けどすぐに離婚。グラビアモデルとしてデビューし、映画界へ進出。そんな彼女の生きざまに迫る。・プロポーション維持のため当時の女優がしなかったジョギングに筋トレに励んだ。医学書を愛読し、その本から呼吸法・歩き方を研究していた。・スターになったのはいいが、精神的に追い詰められ、セリフが頭に入らない、遅刻を重ねるようになった。・1954年に野球選手のディマジオと結婚。新婚旅行を兼ねた日本に向かったが、ディマジオよりもマリリンに人気が集中。その最中に朝鮮戦争に従軍している兵士の慰問を依頼され、単身韓国へ。そこでも人気が殺到したが、招待された旦那よりマリリンが目立つって・・・「七年目の浮気」のあのシーンを見たディマジオは激怒し、離婚・・ってなったが、ディマジオはマリリンには専業主婦になってほしいという古風な考えを持っていた。考えの相違で離婚したものの、ディマジオは一途にマリリンを愛しており、マリリンの精神的支えになった。・モンローウォークについて出演者が分析。スポーツインストラクターが美尻を作るエクササイズを紹介する場面も。・「ナイアガラ」「紳士は金髪がお好き」で注目された彼女だが、回ってくるのは「金髪の頭の悪い娘」って役ばかり。映画会社との契約を切って独立。同時に厳しいことで知られるリー・ストラスバーグ主催のスタジオで演技指導を受けた。さらに無学であるコンプレックスをはねのけようとしていて演技の練習の合間にも猛勉強に励み、文化人と交流も重ねた。・劇作家と3度目の結婚をした ハリウッドに凱旋し「バスストップ」での演技で評価されたものの、不眠症に陷り、睡眠薬を多用していたし、遅刻癖は悪化・・・と売れても不安ばかり、いろんなプレッシャー抱えていては睡眠薬ばかり飲んでしまうって状況は判るなぁ。最後は睡眠薬の飲み過ぎで死去。けどセレブと交流していたため陰謀説まで流れた。陰謀説まで流されてしまう女優って・・・それほど影響力あったんですね。
Oct 19, 2019
コメント(0)
久しぶりの「THE・プロファイラー」。今回のお題は淀殿。淀殿といえば秀吉の側室で豊臣を滅ぼしてしまった悪女・・・と言われてるけど実際はどんな人物だったのかを解析する内容淀殿はお市と浅井長政の長女で茶々と言う名。小谷城陥落の時、お市・初・小督と共に城から脱出。信長の庇護を受けるが本能寺の変で信長が討たれたことで運命が変わり、お市は柴田勝家と再婚したものの1年足らずでそれがぶち壊れ、お市は勝家と共に自害してしまう。 3姉妹は秀吉に引き取られることとなり、まず初と小督が嫁ぎ、その後に茶々は秀吉の側室に・・・最初の男子鶴松(棄丸)が生まれた時に茶々は秀吉に長政とお市の肖像画を作ってほしいとおねだりした、秀頼が生まれた時はお市のための菩提寺を秀吉に作ってもらっており、両親を強く慕っていたことがわかる。 秀吉が病死し、家康が台頭していき・・・と目まぐるしく展開していき、1600年には「天下分け目」の関ヶ原の戦いが勃発。淀殿は直接関与しなかったが、関ヶ原の裏で行われた大津城の合戦の時は妹の初が旦那の京極高次と共に大津城に籠城していてピンチ!ってことを聞くとお禰と共同で和平の使者を送っているという意外な話が登場。秀頼は家康の孫娘・千姫と結婚したが、関ケ原の3年後、家康は征夷大将軍となり豊臣の勢力は激減。さらに2年後には将軍の位を秀忠に譲ったことから暗に徳川の天下は世襲制であることを示されるという結果に・・その時と前後して淀殿が精神的な理由から倒れたって話が登場。これは初耳。大坂の陣では冬の陣では真田幸村(信繁)の活躍で豊臣方有利だったのに、そそくさと淀殿は和平を受け入れてしまう。井沢元彦氏の「逆説の日本史」では「豊臣が滅んだのは淀殿のお嬢様気質のせい」と書いてありましたが、少し豊臣に有利だった状況下で和平を結んでしまった上、大坂城の堀を埋められてしまったんですからね。 コメンテーターに精神科医の香山リカが登場してましたけど、淀殿が精神的な理由から倒れた理由について精神科医の視点で分析しているところは面白く、精神について研究されていなかった時代にも「心の病」が問題となっていたはね。
Oct 12, 2019
コメント(0)
今回の「アナザーストーリーズ」のお題は三島由紀夫。1970年11/25日に起こった「楯の会事件(三島事件)」を3つの視点から解明していく。登場したのは三島事件に遭遇した元自衛官の寺尾克美・楯の会会員・篠原裕、三島が信頼していたサンデー毎日の記者・徳岡孝夫、文化放送の元リポーター・三木明博など事件に遭遇した人らの証言と三島事件の映像を交えて三島事件を繙いていく。軽く三島由紀夫の異才を紹介し、事件当日の市ヶ谷駐屯地の総監室での出来事を軽く紹介してから本題へ。まず登場したのは三島事件に遭遇した元自衛官の寺尾克美の視点での紹介。事件当日の事を寺尾が語る。しかも寺尾は三島に切られた。また木刀で三島と渡り合った元自衛官も紹介。市ヶ谷駐屯地の総監室には刀傷が数カ所残ってるが、見ていて生々しい。事件当日、楯の会会員(4期・5期生中心)は市ヶ谷会館におり、異変に気付いたのはヘリが市ヶ谷駐屯地周辺を飛んでいたことからだったという。事件当日人質にされた益田総監の映像も登場第2の視点は文化放送のレポーター・三木明博の視点。初めて彼が三島と会ったのは伝説の討論会「対東大全共闘」の席だった。 60年代末期は安保闘争・戦争反対を訴え学生が過激な行動に出て警察と衝突するのは当たり前というご時世。三木も学生時代に学生運動に関わっていたとの事。三島が高度成長期に違和感を覚えており、著書を介して独特の愛国論を展開していた。例の討論会での肉声・映像も紹介。もし自分が行動するのであれば切腹すると言ってたってことが判明元楯の会会員・篠原が「楯の会」の制服を紹介。楯の会の運営費用は三島が負担していた。1969年の「国際反戦デー」の時、自衛隊が暴動を鎮圧してくれるものと思ったが機動隊が鎮圧したので腹を切るしかないと会員に漏らしたという。第3の視点は三島が信頼していた記者・徳岡孝夫の視点。事件当日、市ヶ谷会館にやってきた徳岡は会員から三島の手紙を受け取ってる。中身は檄文・写真、徳岡宛の手紙。徳岡には「檄文」を全て公開してほしいということを伝えられていたこと、後で「檄文」を全公開している。徳岡は三島が天皇陛下(昭和天皇)を批判している作家は初めてと評したうえで、初めて三島の家を訪れた時の話を紹介。 作品が外国でも評価され、ノーベル賞間違いなし?と言われたが、実際にノーベル文学賞を取ったのは師と仰いでいた川端康成。徳岡氏は三島がノーベル賞をもらっていたら自決しなかったのでは?とコメントしている。 三島由紀夫を研究している平野啓一郎も登場。平野氏は徳岡氏とは異なり、ノーベル賞をもらっても自決していただろうと推察。さらに三島の人格形成が青年時代に誤診が原因で戦争に行けなかったからではないかと指摘し、同世代の人が自分とは違って出征して戦死してしまい、自分は生き残ってしまったという罪の意識を抱いていたため、作家として成功しても満たされないものを感じていたのではないかとも語っていた。「豊饒の海」3・4部で「老いは醜い」ってのを表す描写があるから、年老いたら何が残る?生きてたって仕方ないっていう心理もあったのでは?今憲法問題が取り沙汰されてるが、「三島由紀夫と楯の会事件」を読んで、三島由紀夫が言おうとしていることは一理あると思った。自衛隊が違憲で「国軍」として扱われていないのだから。憲法に「自衛隊は国土防衛のためにだけにその軍事力を使う」とでも書いておけばいいのにと思う。「三島由紀夫と楯の会事件」感想11・25 自決の日 三島由紀夫と若者たち 感想三島由紀夫と楯の会事件/保阪正康【1000円以上送料無料】11・25 自決の日 三島由紀夫と若者たち [Blu-ray] / 邦画三島事件もう一人の主役 烈士と呼ばれた森田必勝 (Wac bunko) [ 中村彰彦 ]三島と共に自決した楯の会・2代目学生長森田必勝にスポットを当てた本。
Oct 9, 2019
コメント(0)
今週のにっぽん歴史鑑定のお題は細川ガラシャ。来年は光秀をお題にした大河ドラマが放送される・・ってことで放送。 ガラシャの本名は玉(玉子)。数えで16の時、細川忠興と結婚。この結婚をあっせんしたのは信長だったが、本能寺の変で光秀が信長を討ったため玉子は忠興の手で幽閉される。で、秀吉の斡旋で復縁したのはいいが、忠興は人が変わっていて玉子を屋敷の一角を閉じ込めるほどに。そんなに玉子を他の男に取られたくなかったのか?けど忠興は玉子の前で側室を〇人持つって公言していたらしいが。 忠興の嫉妬ぶりは尋常じゃなく、偶然屋敷で玉子を見た男(庭師とも)を忠興が手打ちにし、刀に付いた血を玉子の着物で拭うという行為にでた、些細なミスを犯した料理人を手打ちにしたとか・・・これってさぁストーカーに近いんじゃ? 一度秀吉に呼ばれた玉子は短剣をわざと秀吉の前に落として覚悟のほどを 忠興の嫉妬深さに精神を病んだ玉子は忠興と知り合いの高山右近から聞いたキリスト教に興味を持つようになる。忠興の九州遠征中に屋敷を出て教会でキリスト教の教えに直接触れ神父さんに色々と質問するほどの熱心ぶり。侍女が先に洗礼を受けて、その人が行った洗礼で玉子は「ガラシャ」と名乗ることに。ちょうど「伴天連追放令」が出た後だったため内緒にしていたが、玉子がキリスト教に改宗したことを知った忠興は玉子に改宗を迫ったが玉子はそれに応じず。その代りに侍女の鼻と耳を削いだということだがやることが残虐すぎ。旦那がこんなのだから「離婚したい」と神父に打ち明けた玉子だが逆に説得されて辛抱強くなったとか。人の死が身近にある時代とは言え、旦那が嫉妬深い、やることが残虐ってなると精神に異常をきたすわなぁ 関ケ原の前哨戦で三成は東軍に付くと声明した武将の家族を人質にするという作戦に出た。これを察知していた忠興は万一人質に取られるようであれば自害するようにと妻と家臣に命じていた。石田軍が細川邸を取り囲むとガラシャは家臣に自分を殺させた。キリスト教では自殺はタブーで自殺で死ぬと天国へ行けないという教えがあったため。 ガラシャの死で動揺した西軍は人質を取るのを辞めて監視だけにとどめたってことでガラシャの決死の行動が戦局を左右するほどだったとは・・
Oct 2, 2019
コメント(0)
今週のヒストリアは現在東京で開催されている三国志展にちなんで三国志。三国志の裏側を紹介する内容で「三国志」には「正史 三国志」「三国志演義」があること、をまず紹介し、中国で製作された三国志のドラマの映像を交えて「三国志」の裏を紹介する内容曹操の真実横山三国志など三国志を扱った創作ものでは大概悪役として描かれる曹操だが、実際はどんな人物だったのかを検証。曹操は文武両道の人で暇さえあれば読書をしていて愛読書は「孫氏」だったとか。曹操が軍略で使用していた地下道、後漢末期に開発された投石器を紹介。赤壁の戦い 「三国志」のハイライト赤壁の戦いをスピードワゴン・小沢が古戦場を訪問。赤壁で活躍した呉の周瑜の石像、赤壁の時に使用された軍船の模型を紹介。後漢末期に大きな船が作られたってのは初耳。孔明が祈りをささげたという祭壇も紹介。横山三国志で孔明が風を呼ぶ儀式を行ったところ風が吹き荒れ、火計は成功した・・って展開だったが、実際は孔明は地元の人から天候を学んだから強風が来るってことを知ったからってのは初耳だなぁ諸葛亮孔明の真実昔NHKで放送された人形劇「三国志」のスタッフが集結し「三顧の礼」「玄徳の死」「秋風五丈原」のシーンを再現。さらに孔明の功績、孔明の子孫が住むと言われる村を紹介。蜀の皇帝となった玄徳だが、関羽・張飛の死から蜀には暗雲が・・・夷陵で蜀が大負けしてから心労から玄徳は病にかかる。玄徳は死の間際孔明に「息子劉禅が暗愚なら孔明が皇帝になってほしい」と遺言したが、遺言の裏を検証するところも登場。玄徳の遺言の裏は孔明は蜀の人事権を握っていたので玄徳にとっては脅威と映っていたので、忠誠心を試すために言ったのでは?と研究家はコメントされていました。【中古】 人形劇 三国志 全集 1 /立間祥介,川本喜八郎(人形美術),細野晴臣(テーマ曲),谷隼人,石橋蓮司,森本レオ,せんだみつお,三谷昇 【中古】afbNHKで放送された人形劇。テーマ曲は細野晴臣が担当。実際に使われた人形は今でも残っている。【中古】 三国志(一) 星海社文庫/吉川英治(著者),土林誠(その他) 【中古】afb三国志小説の決定版で横山三国志は本作をコミカライズした内容。【中古】文庫コミック 三国志 全30巻完結セット(文庫版)専用箱入り / 横山光輝【中古】afb吉川英治の「三国志」を基に横山氏独自のアレンジを加えたことで今でも語り継がれる名作。殿の「げぇっ!関羽!」、仲達の「待て、慌てるなこれは孔明の罠だ」などはネットのスラングで取り上げられるほど【中古】アニメDVD 横山光輝 三国志 全12巻セット原作は蜀の滅亡で終わってるがアニメでは赤壁で終了している。劇伴をFENCE OF DEFENSEの西村麻聡、OP・ED(後期)はFODが担当しているが、三国志にはロックが似合うって図式になったのはこの作品から?前期OP「時の河」、後期OP「DON't LOOK BACK」は名曲。蒼天航路(1) (講談社漫画文庫)/王 欣太 (著), 李 學仁 (企画・原案) 【中古】三国志を扱った創作物では大概悪役として描かれる曹操を主役に据えた三国志コミック。途中でシナリオ担当の李學仁が亡くなったため王 欣太 単独で書かれた。この作品もアニメ化しているがOPが横山三国志のものと違って歌詞が不明瞭。
Aug 30, 2019
コメント(0)
今回の「にっぽん歴史鑑定」は今は終戦記念番組ということで玉音放送をめぐる話。1945年(昭和20年)8月15日、日本は「ポツダム宣言」を受けて無条件降伏することになったが、その時の「玉音放送」をめぐる話が今回のお題。 太平洋戦争末期・・・ミッドウェー海戦を機にアメリカに負けてばかりの日本。1945年8/6には広島に、8/9日には長崎に原爆が落とされ政府は本土決戦か無条件降伏を受けるかを御前会議で決めたわけだが、玉音放送が放送されるまで天皇陛下・周辺では何が起こっていたのかを紹介。 無条件降伏を決めた天皇陛下の玉音をレコードに吹き込んだが、本土決戦を望む陸軍の一部が玉音放送をさせないための妨害工作・クーデターを行っていた。でも玉音放送のレコードは見つからない。実は侍従が周囲にレコードの場所は教えないうえで無造作に自分の仕事場に(小型の金庫に入れて)置いていた。 放送12時間前にもラジオ局、軍内部でも放送をめぐる攻防戦が繰り広げられており、クーデターの首謀者が本土決戦を望む理由をラジオでアピールしようとしたがラジオ局の人から拒否されたこと、軍関係者の自殺と重厚なドラマが描かれていた・・って話は興味深いが、玉音放送の中身は小難しいので、感動はしないんですよねぇ
Aug 14, 2019
コメント(0)
今回の「にっぽん歴史鑑定」のお題は徳川家光と保科正之。小督は秀忠に側室を持つことをよしとしなかったほどだったのだが、侍女に手をつけて生まれた「ご落胤」として生まれ、家光が彼の存在を知ったことから重臣として重用されたのだが彼の名君ぶり、家光との絆を紹介する内容・秀忠との「ご落胤」として生まれ、浪人の子供として育てられた正之は長じてからは保科家の養子になったが、義父は正之に徹底した教育を受けたのだが、目黒のお寺に休憩に来た家光が弟の存在を知り、正之に対面したところ将軍の弟だが、臣下とわきまえたり、将軍家の縁者か功績のある家臣に許された松平姓を下賜すると言われたが正之は固辞したりと謙虚な態度を取ったので家光は正之を一層気に入った。忠長よりも正之を可愛がったのは謙虚な態度を取ったし、自分自身病弱だったため秀忠と小督からは愛情を受けなかったところと重ね合わせてたのでは?と専門家は評価された・以来将軍家を支えることになり、領地に帰ることはなかったが、会津に領地替えになった折、領国経営に乗り出し、領民を優先した政策(米を飢饉などに備えて備蓄)を取ったため、飢饉が起こった時は餓死者を出さなかった。・家光が亡くなる寸前、将軍が着用する着物を譲り受けたが、将軍と同格ということを暗に示していた(後継ぎの家綱が幼かったため)幕府の政策を武断政治から文治政治に変えたのは正之が中心となっており、・末期養子の解禁=今までは後継ぎがいなかったら改易・・だったが、藩主が末期に備えて養子を取ることを許した・殉死の禁止=殉死は以前は美徳とされていたが、有能な人材が亡くなるのは惜しいということで廃止。・明暦の大火の時、被災者に対して粥をふるまった、幕府の御金蔵を江戸復興のために使った。・江戸城に天守閣がないのは正之が言い出した。もう戦はないので天守なぞ無用の長物だといったため晩年に家訓を残しており、その中に「「大君の儀、一心大切に忠勤に励み、他国の例をもって自ら処るべからず。若し二心を懐かば、すなわち、我が子孫にあらず 面々決して従うべからず。」とあるが、徳川に忠誠を誓うようにということで、幕末まで徳川に対する忠誠を誓ったわけですね。保科正之については「逆説の日本史」でも取り上げられていたんですが、触れられていないところも知るところが出来ました
Jul 23, 2019
コメント(0)
今回見たのは「三島由紀夫X川端康成 運命の物語」。日本人初のノーベル文学賞を取った川端康成と実はノーベル賞候補だった三島由紀夫がお題。この二人は師弟関係にあったが、実は確執もあった?な内容。進行役は舞台演出家の宮本亜門。・三島は父親は官僚で学習院にも行っていたほどの秀才、川端は医師の家に生まれたものの、幼くして天涯孤独になったと生まれも対照的。・三島由紀夫と親交があった瀬戸内寂聴(得度前は晴美)、三島の研究をしている芥川賞作家の平野啓一郎と言った関係者も登場瀬戸内は初めて三島に会った時の事をまず告白。自分の作品を酷評(誉め言葉として)された・川端がノーベル賞を取った時の話として三島は川端がノーベル賞を取った時は真っ先に駆けつけてお祝いに行ったが、三島もノーベル賞候補で、「細雪」で知られる谷崎潤一郎も候補だった三島がノーベル賞を取れなかったことについて瀬戸内寂聴が川端との間に確執があったと証言。・宮本亜門が三島が自決した場所・市ヶ谷駐屯地を訪れる場面も登場・三島は市ヶ谷駐屯地で自衛隊に対し、クーデターを促す演説を行ったあと、切腹して果てたが、三島の死を知った川端は「もったいない死に方をしたものです」とコメント、三島の葬儀には葬儀委員長を務めたが、川端も2年後にガス自殺。持病を抱えててその苦悩ゆえの自殺だったと言われてるが有名作家の成功の裏を知った気がする。
Jul 22, 2019
コメント(0)
今回見た「にっぽん歴史鑑定」のお題は平安貴族の私生活。ある中級貴族の生活様式を紹介する形で構成されている。平安時代(中期)は遣唐使の廃止から中国風の模倣から日本独自の国風文化が形成され、仮名文字の発明、女流作家の台頭と文化面で華やかな時代となっていたが、平安貴族はどんな生活をしていたのかを紹介。・お役人の朝は早いということで午前4時30分に起床し、洗顔・食事と現代人がすることとは別に占いをし、吉凶を占う。結果が良くなければ「物忌み」として一日中家に引っ込む・しかし、もう一度占ってみて吉が出れば出勤する・中級の貴族でもそこそこの収入を得ていたってことが判明。・お役人のお役所勤めは午前中だけで午後からは囲碁・将棋をしたり、馬や弓術を行って遊んでいた・・けど、年中行事で必要な教養を身に付けるためだった。平安貴族の男性は漢詩ができること、女子は琴、和歌、古今和歌集を覚えていることを最低限の教養とされていた・・ってのは知ってたけど、さらに詳しくわかって面白い・結婚は実際に結婚するまでは相手の顔を知らないまま付き合うことになる、意中の女性がいればラブレターを送ってアタック。返事が来なければフラれ、返事が来れば何度か逢瀬を重ねてうまくいけば結婚・・って流れ。昔は一夫多妻制ってことで結婚しても別居していた。相手の顔を知らないまま付き合ってゴールインってことで「源氏物語」の末摘花の巻のようにアタックした女性はブサイクだった・・・ってこともある。・葬式の件でも喪に服す・・って所は現代でも一緒。でも行事に参加しないとかの制約を受けていた。平安時代の貴族の暮らしは詳しく知らなかったので今回のお題は面白かったですね。
Jun 29, 2019
コメント(0)
本日は池上彰がMCを務める「池上彰の現代史を歩く」を視聴。今回のお題は日本初のハイジャック事件「よど号ハイジャック事件」。1960年代末は学生運動が盛んになり、その中でも過激な組織だったのは暴力革命・帝国主義・資本主義排除を掲げた赤軍派。1970年羽田空港発板付空港(現・福岡空港)行きの日本航空351便(ボーイング727-89型機、愛称「よど号」)が赤軍派を名乗る9人(以下、犯人グループ)によってハイジャックされた。犯人グループは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)へ亡命する意思を示し、同国に向かうよう要求した。よど号は福岡空港と韓国の金浦国際空港での2回の着陸を経たあと、4月3日に北朝鮮の美林飛行場に到着。犯人グループはそのまま亡命。日本初のハイジャック事件として知られており、この事件を機にテロ・ハイジャック対策が強化されるようになる。・冒頭は日本で起こったハイジャック事件を軽く紹介してからよど号ハイジャック事件を紹介。事件は再現ドラマを交えて紹介。当時飛行機に乗れるのはある程度お金を持ってる人しか乗れず、初任給が3万円台に対し、飛行機代は1万円少々とお給料の1/3ほど飛ぶほど高価だった。犯人グループは事件を起こす前に「われわれは明日、羽田を発(た)たんとしている。われわれは如何なる闘争の前にも、これほどまでに自信と勇気と確信が内から湧き上がってきた事を知らない。……最後に確認しよう。われわれは明日のジョーである」と言った実行犯は有名大学出身のエリート。学生運動・安保闘争に参加した学生も有名大学出身のエリートだったからなぁ・赤軍の目的は暴力革命を成功させた暁には国会議事堂乗っ取りを企んでおり、その前に北朝鮮で軍事訓練を受け、訓練が終われば日本へ帰って暴力革命を実行するつもりだった。・今のテロ・ハイジャック対策はどうなっているのかを紹介。今ではX線で中身を確認する際、カラーでなおかつケースに入っているものさえも見えるという風になっていた。飛行機に乗りたいと思わないが最新の防犯システムがどうなっているのかってのは面白かった話題・まんまと北朝鮮の亡命に成功した犯人グループ。北朝鮮にたどり着いた直後の秘蔵写真を紹介されていた。・犯人グループは北朝鮮に亡命したあとどうしているのかってことで直撃取材。犯人グループは平壌外れの日本人村で生活しており、本当なら禁止されている外国(特に日本)のニュースやHp閲覧を許されている、日本の食事ができるとある程度の待遇を受けていた。本人らは国際指名手配されているが帰国を望んでるとのこと。共産主義がほぼ全滅しているのに今更帰ってもなぁ・・・
Jun 26, 2019
コメント(0)
今回の「にっぽん歴史鑑定」のお題は「古墳はなぜ作られたのか」?仁徳天皇陵を含めた古墳群が世界遺産に登録された記念として放送?古墳時代は「お墓ブーム」な時代ということで古墳がたくさん作られたわけですが、古墳の建築方法、古墳の種類をまず紹介。 古墳は近畿地方に集中しているが、東の方にも小規模だが古墳が存在。東の古墳紹介では古墳好きの歌手が古墳を紹介する場面が登場。その時の女性の衣装で古墳の良さをアピール 奈良にある石舞台古墳がなぜ石室が晒されている状態になってるのかって話は面白い話でした。 7世紀になると古墳に関する律令が定められたため近畿では古墳が作られなくなるが、東国では作られていた・・って話も面白かったなぁ
Jun 13, 2019
コメント(0)
本日見たTVは30年前に起こった中国の天安門事件。民主化を求めるデモは、民主化支持者だった胡耀邦元総書記の死がきっかけとなった。胡耀邦の葬儀までに、政治改革を求める学生を中心に約10万人の人々が天安門広場に集まったが政府は軍隊を使って鎮圧したがその裏に迫る内容。事件で息子を失った母親、元共産党幹部、実際に学生運動に参加した人、事件当時鎮圧する側の軍隊に在籍していた人の証言が中心。息子を天安門事件で失った張先玲さんが息子の墓参りをしているところとか、遺族のサークルを介して真相究明を政府に要求してるものの政府からは拒否されてる。日本の日航機123便墜落事故も遺族が真相を明かしてくれと言ってるものの、国が「事件は解決した」と思ってる、関連資料を処分したって言うからそれと似たものか?元共産党幹部が上層部の会議の状況を証言。事件が起こった裏としては共産党内の改革派と保守派との激しい衝突があって保守派が社報で民主化を求める人々を煽るような記事を書いたことで民主化の芽と改革派をつぶしたってことがわかった。実際に運動に参加した人の証言。ノーベル賞を取った劉暁波氏も運動に参加していており、参加した知識人は暴動を沈めようとしていたことを証言天安門広場周辺で何が起こったのか、実際事件に遭遇した人々にも取材を敢行。軍隊が有無を言わさず戦車で学生らをひき殺した、次々と死者を見たと証言。威嚇だけ鎮圧する側だった軍に在籍していた人も登場。上司が市民に銃を向けることに抵抗したが更迭されたため仕方なく実力行使に出たということを証言。人を守るための軍隊が同胞を殺すことは国守るためには仕方ないと思う。中国は天安門事件のもみ消しを謀ってるが、嫌なもの、忘れたいものはもみ消したいのはわかるが共産党の正義を正当化するためだろうなぁ。確かに中国は経済面では資本主義風を採用して成長を遂げてるが、言論・思想統制は相変わらずでネット検閲は当たり前で中国政府は天安門事件に関する話題は統制するという姿勢を取り、20代の人は天安門事件の事は知らないという状態で共産党の言論・思想統制は恐ろしいが、国を強くするためには言論・思想統制は必要だと思う
Jun 10, 2019
コメント(0)
今回見たヒストリアのお題は後白河上皇と三十三間堂三十三間堂は東山七条にあり、お正月には「通し矢」の行事に千手観音像が千体あることで知られる三十三間堂の知られざる裏を紹介。 昔三十三間堂に連れてってもらい、千手観音が千体も並んでる姿に驚いた記憶がありますが、後白河上皇は何を思い、蓮華王院・三十三間堂を建てたのかを考察。 後白河天皇は親王時代は和歌ではなく、今様(今でいう流行歌)を好み、ハマりすぎたため喉をつぶしたことがあるって話が登場。後に源氏と平氏を巧みに操り、頼朝に「日本国第一の大天狗」と言われたが、今様にハマりまくっていたため鳥羽法皇に「天皇の器ではない」と嘆かれていた。後白河が歴史の表舞台に立ったのは異母弟の近衛天皇が早死にし、崇徳上皇を牽制したい鳥羽法皇の意向で天皇に即位したことから歴史の表舞台に立つことに。天皇になっても今様を好み、のちに今様の歌集「梁塵秘抄」を著すほどだったが、庶民の生活も身近に見ていたって話も登場。三十三間堂は一度燒けて鎌倉時代に再建されてるが、最近の研究で今の仏像の配置が当時と異なっていたことが判明し、当時の状態に仏像を移動をしたって話が登場。これを見るとまた見に行きたくなったなぁ
Jun 6, 2019
コメント(0)
にっぽん歴史鑑定5/27日放送分のお題は新元号にちなんで万葉集。日本最古の歌集として知られる万葉集がどのように成立したのか、編纂者と言われる大伴家持の生涯を紹介。万葉集の方は初期・中期・後期に分け、代表的な歌人と和歌を紹介。・防人として太宰府に行った人の和歌、防人の妻の和歌、山上憶良の「貧窮問答歌」は庶民の生活、貧困さを詠んでいて生活感を感じる。(「貧窮問答歌」は小学館の歴史の漫画でも取り上げられていたが)・安田靫彦の絵でも有名な額田王と大海人皇子の恋の歌が面白い内容で大海人皇子の方が未練タラタラだったとか中臣鎌足が采女(お妃候補の女性)と仲良くなれたとかユニークな和歌があることが判明。・「万葉集」が完成したときはひらがなは存在せず、万葉仮名が使用されていたが、漢字を組み合わせて書かれていた。読みづらいため、平安時代になると読める人がいなかった。そのため、後年翻訳された。「三五月」と書いて「十五夜」と読ませたりしていた。そりゃ読めないわな。・大伴家持は古くから朝廷に仕えた家系で国司として各国を転々とし、太宰府にも行ってるということで防人の歌を万葉集に組み込んだと思われることが判明。・・・と「万葉集」は詳しく知らなかったので面白い回でした。
Jun 5, 2019
コメント(0)
教授選~佐々木庸平の死まで視聴・杏子は財前を教授になってもらいたいからということで鵜飼夫人に接触。鵜飼夫人には少し派手な着物をプレゼントするが、派手な着物をプレゼントをして歓心を買おうとするとは。東夫人と同じ方法使うなんて・・・・「くれない会」のゴルフコンペに参加した杏子。ここでもほかの奥様より目立ってる。・佐々木庸平絡みの話は佐々木の妻が里見が講師を務めるがん関連の講義に参加したのがきっかけで、財前は教授選のさなかに関わるようになる‥という展開に。・佐々木が経営しているのは繊維問屋ではなく唐沢版では弁当屋という設定で佐々木自身は阪神のファンという設定になってる。・教授になった財前は人生の春を謳歌し、岡田君よりも「大名行列」のシーンも様になってます。佐々木の病状に異を唱える柳原と里見。だが財前は一蹴。権力を手に入れた途端今まで以上にゴーマンになってます。・ドイツの学会に招かれた財前は学会で賞賛され講演は大成功。日本人ガイドの紹介でアウシュビッツ強制収容所に向かうことに。ガイドのドイツ人は実際にアウシュビッツに入れられた元囚人で俳優だったという人。財前はドイツ人ガイドから強制収容所の生い立ちを聞く。強制収容所では命を救うはずの医者が人体実験で人を殺していたという闇の部分を聞く。岡田版ではアウシュビッツに入ってなかったよな。ドイツにはケイ子も途中で同行している。・日本では・・佐々木の容体が急変、医者たちは懸命に治療にあたるが治療の甲斐なく佐々木が死亡してしまう。財前も財前で執刀を担当した患者を放っといてドイツに行くなんて薄情ですね。
Jun 2, 2019
コメント(0)
親世代の「白い巨塔」といえばコレな田宮版「白い巨塔」を視聴田宮二郎の代表作だが、撮影終了後ドラマは2話分の未放送を残して田宮は猟銃自殺を遂げたことでセンセーションを巻き起こし、最終回の視聴率は31.4%(関東の場合。唐沢版最終回は32%)となった。 田宮は1966年公開の映画でも財前を演じているが、当時は「白い巨塔」の部分しか映像化されず、のちに「続・白い巨塔」が発表されたこと(今は文庫版4・5巻が「続~」にあたる部分)、設定上の財前と年が近くなったこともあり「続~」の部分も映像化したいと考えていた。TV局に掛け合ったことがあったが諸事情で実現せず、作者の協力などがあり、映像化することになった。 1978年3/26日から撮影が開始されたが、田宮は躁うつ病を患っており、撮影開始時は異常にテンションが高く、「このままでは後が大変になる」と危機感を抱いた里見役の山本學が撮影を中断すると田宮は激怒してセットの裏側に隠れてしまい、山本學が田宮に何度も謝罪してようやく撮影が再開されたという。このように撮影に情熱を傾けたかと思いきや、「ウラン(一説には石油だとも言われている)の採掘権を取得した」と主張して突如トンガへと1週間出かけ、あわや撮影中止になりかけることもあった。第18話まで撮影したところで撮影は1カ月の休暇に入り、田宮は7月29日にロンドンへ旅行に出発。戻って来ないのではないかという周囲の心配をよそに9月8日に帰国した。9月17日から後半の裁判編の収録が始まったが、テンションが高かった旅行前とは一転して欝状態に陥り、田宮は泣き崩れてばかりでセリフが頭に入らなくなっていた。妻やスタッフが必死に彼を励まし続け、共演者の協力もあって撮影は11月15日に無事終了したが、田宮はPDに「財前のあと何をすればいいのかわからない」と漏らしていたという。・田宮の財前渋いし、背が高い。「大名行列」のシーンでも目立つ。・山本學の里見、唐沢版の江口洋介より声はもとより容姿も老けてる。・大地喜和子扮する花森ケイ子、黒木瞳や沢尻エリカよりもぽっちゃり体形。・東教授は唐沢版の石坂浩二同様好人物に見えて策士ってのが見える。優柔不断な所があるため妻の政子の尻に敷かれてるところも一緒・佐枝子は田宮版は和服の似合う女性に。両親が持ってくる縁談には辟易している・・ってのは一緒。東夫人・政子は高畑さんと比べると地味。高畑さんが声に特徴があるからってのと、「くれない会」の活動に熱心な所がみられなかったからか?岡田版同様。・里見の兄が登場。唐沢版では登場しなかったなぁ・杏子が唐沢版のように少し派手な容姿ではなく地味で、お嬢様キャラに終始している。唐沢版では愛人の存在を知っており(岡田版でも愛人の存在を知っている)、「くれない会」に入会してからは派手なアピールをしているって設定だったよな。・手術シーンは医師及び患者の許可を取って撮影された実際の映像。さらに田宮はメスを持つ手リアリティを持たせる為蛙の解剖を幾度と無く繰り返していたというがそこまでのめりこんでたとはね。・機器を見るといかにも70年代って感じ。
May 30, 2019
コメント(0)
3話・鵜飼に賄賂を贈った財前だが、あいまいな返事をされたことを義父に相談。西田敏行扮する又一は金の力で財前を教授に据えようとする人物だが、容姿のせいで愛嬌のある人物に見える。・東の留守を狙ってすい臓がん患者みどりのオペを実行した財前は東に査問会にかけると言われた。里見が東にチクったらしいことを知った財前は里見に土下座して取り消してくれと嘆願するが、手術を強行しておいてなんでやねんと言いたい。・財前の妻・杏子は夫には教授になってもらいたいと思ってるため「くれない会」の副会長・政子にパンをプレゼントしたけど付け届けして歓心を買おうだなんて・・・4話・伊藤英明演じる柳原は唐沢版だと病院の事情には疎いという設定。それを同期の竹内、看護師の君子に窘められるところも・・・・製薬会社の営業・林田加奈子は浪速病院で営業をしている最中に倒れた。検査の結果・癌の全身転移が判明。里見は財前に相談するも、末期がん患者に治療は必要ないとぴしゃり。患者第一の里見にとっては許しがたいだろうなぁ・くれない会の会長選挙に出かけるためおしゃれに余念がない政子。佐枝子に見てもらってるけど教育ママなひとってこんなものなのか?で、くれない会の副会長の座を降ろされた政子は東に怒りをぶつける。東はいい人な風貌なので政子の尻に敷かれてる印象。東は財前を次期教授に推すと言いながら、外の大学病院から浪速大の次期教授候補を呼んで財前に対抗しようと考えていた。候補の一人・菊川は離婚経験のある人で子供もいないということで政子は彼を佐枝子の婿候補にぴったりと言ってます。・里見は林田の治療を依頼するが、他の患者を入れて、林田には別の病院に入れた方がいいと鵜飼に言われてしまう。病院の体面を気にしすぎ。5話・里見は病理学の権威・大河内を訪ね、林田の病状を詳しく見てほしいと依頼。大河内は研究一筋な人物で自分と似た里見を気にかけてる6話・杏子は個人的にケイ子に接触。本作では岡田版同様愛人の存在を知ってるという設定。・林田は結局転院することに。里見が後を追って林田に接触するが、林田からは浪速大病院に対する批判を言われてしまう。・里見の出番が岡田版とは違って多い。末期がん患者に対するケアについて財前や鵜飼と対立したり、何度も財前に苦言を呈してたり・・・江口洋介は「救命病棟24時」で医者の役をしていたからしっくりくる。
May 29, 2019
コメント(0)
裁判は財前側の勝利に終わったものの、控訴審を控えているのに世界外科連盟の理事に立候補すると言い出す。病理学科の教授・大河内恒夫(岸部一徳)、すでに浪速大学病院を去った東教授(寺尾聰)や里見(松山ケンイチ)も呆れ顔。肝臓ガンの手術をした財前は、佐々木庸平の幻を見たり、ふらついたりして手元が狂い大出血させてしまうわ、周囲に当たり散らしたりと散々な日々を送る。 佐々木家側の弁護士の関口徹(斎藤工)は控訴審の証人を探すが、財前派が先回りしているため証人が見つからない。 財前派はまだ確認が取れていない関係者の中に佐々木庸平の手術にも立ち会った「亀山君子」を気にする。当の財前は総回診する様子は以前とはうって変わっていた。スペ患じゃなくても親身に対応。夜中に手術に駆けつける。多忙なせいかさらには体の異常を訴えるようになり・・・ってのが最終回。・患者の手術中に切ってはいけないところを切ってしまい、あわや患者を術中死させそうになってしまったり、さらには周囲に当たり散らすようになってしまう。さらには体の異常を訴えるようになり、単なる過労だと思っている財前だが、医者なのに自分の健康管理をおろそかにするとは・・・・控訴審当日・・・佐々木の手術に立ち会った亀山君子は真実を訴えるとともに虚偽を重ねる柳原に本当のことを話してくださいと訴えかけ、いったん控訴審は終了。改めて審議の日・・財前は柳原に責任を転嫁しようとするものだから怒った柳原は「嘘だ」と言って真実を話し出した。手術中に自分は異常を見つけたものの、財前が拒否したこと、カルテを改竄しろと言われてそうしたが、手元に手書きのカルテがあると言い出したけど君子に触発された?・財前と里見はケイ子が働くバーで酒を飲むことに。里見は浪速大病院を辞めて関西がんセンターに転勤しており、病院内の権力争いはないので居心地がいいと思ってる様子。裁判の席で財前の変化を感じ取った里見は財前に休めと言うが財前は言うことを聞かない。なんか焦ってるとしか思えない。・裁判で判決が下され、病院と財前側は賠償金を佐々木の遺族に賠償金を払うようにという判決が出た。それが認められない財前は発作的に法廷を去るが報道陣に囲まれた。報道陣に囲まれた財前は突如倒れてしまう。精密検査の結果、すい臓がんのステージ4(末期状態)であることが判明。又一と杏子は取り乱してしまう。いきなり末期がんと宣告されたら取り乱すわな・・・がん治療に関わる医者ががんに侵されるとは皮肉な結果というより、天罰が下ったとしか・・部下や又一、杏子に休んでくれと言われる財前。でも、周りは財前にがんとは言えない。・柳原は関西がんセンターに勤務する里見を訪問。柳原は大学病院を辞め、高知の無医村に行くことになった。実はこれ原作と同じ展開だが、唐沢版での柳原は浪速大学に残って研究に打ち込んでる・・って展開だった。・周囲のよそよそしい態度に違和感を覚えた財前は覺束ない足取りで里見のもとを訪れ、検査を依頼。里見が調べた結果、浪速大の先生が指摘した通りすい臓がんのステージ4だった。それを聞いた財前はショックを隠し切れない。がん治療に携わる自分がガンに侵されてるんだから。そのあと誰もいない部屋で、検査結果を見てやけになる姿は死に対する恐怖がわかる。「死への憧れ」を持つ人とは別として「死への恐怖」は普通の人が抱える感性だから。。しかし、やけくそになるところは才能ある医師のやることじゃない。もっと冷静に受け止めるはずでは?・里見の説得を受けて東が財前の執刀を担当するが、ガンはあらゆるところに転移しており手の施しようがない。結局手術を切り上げてしまう。・ケイ子の勤めるバーを訪れた杏子はケイ子に財前のお見舞いに行くようにと発言。3夜で杏子はケイ子の存在を知ったが愛人の存在を認める所は懐が広いところを見せます。・死が近いことを悟った財前は里見に手紙を渡す。中身は自分が死んだら自分の遺体をがん研究のために使ってくれと依頼する内容。さらに自分のがん治療に対する所見、がん治療の最前線に立つものががんで死ぬのは残念だと述べ、最後に里見に対する感謝のメッセージが書かれていた。手紙が検査結果のコピーの裏に書かれていたのはどうかと思う、ちゃんとした封書に書いとけよ。・がんで死ぬのに元気な顔つきなのがおかしい。田宮版では田宮二郎は財前が死ぬ場面をやる際、3日間絶食してガン患者になり切って臨終シーンに臨んだというのに・・・岡田版最終回は15%で視聴率は悪くなかったものの(すべて2ケタ台)、唐沢版、田宮版と比較して酷評されたとのこと。唐沢版を見始めたけど田宮版も見てみたいという関心が沸いてきたという作用はでてたし。
May 27, 2019
コメント(0)
財前が執刀を担当した佐々木庸平は術後容体が悪化。財前はドイツに出張中のため柳原らが佐々木の治療にあたるが、肝不全を起こして死亡してしまう。 佐々木の妻よし江と息子の庸一は佐々木の死因に納得できず、里見は佐々木の遺族に病理解剖を勧め、病理学の権威・大河内(岸部一徳)に病理解剖を依頼する。 ドイツ出張から帰った財前は報道関係者に囲まれてしまった。佐々木の誤診の件で報道されたのだ。佐々木庸平の遺族は財前を訴えることを決意。医療問題を扱う弁護士・関口徹( 斎藤工)を雇って財前を訴える手に出て・・って言うのが4話・ドイツの病院に招かれた財前は見事なオペで医者たちを驚かせるが、喋ってるのは英語。ドイツだぞ。・佐々木は術後容体が悪化。財前はドイツに出張しているため、柳原らが懸命に治療にあたるが肝不全を起こして死亡してしまう。財前も薄情だなぁ・・自分が執刀を担当した患者が苦しんでるのに・・・・佐々木の家族は佐々木の死因に納得できず里見に訴えかけるが里見は病理解剖をしてみては?と提案し、病理学の権威・大河内に病理解剖を依頼。・ドイツ出張から帰った財前は報道関係者に囲まれてしまった。佐々木の誤診の件で報道されたのだ。で、病院に戻った財前は柳原から佐々木の病理解剖を担当したのは大河内と聞いて激昂。大河内が権力になびかず中立な立場を取るから?・佐々木家では大黒柱が亡くなったため、経営はどうするかって話に。古参の社員から庸一が大学を卒業するまではよし江が社長になってみては?と勧められたが社長がいきなり亡くなってしまったから経営難に陥るわな。・財前の方も証拠隠滅のため柳原を脅し、カルテの改ざんをチラつかせる手に出た。財前、鵜飼と同じことをしてる・・保身のため誤診を認めないなんて・・・・柳原懐柔のため、京都でドラッグストア社長の娘を柳原に宛がうという策に出た財前。これまたセコイなあ~・裁判での人間模様が交錯するのが4話の見どころ。誤診問題はよく目にしてるがここまでドロドロとはしてないよなぁ・裁判
May 26, 2019
コメント(0)
義父の実弾ばらまきなどで浪速大学の第一外科教授の椅子を手に入れた財前。教授となり、ドイツの医学会に招かれるなど人生の春を謳歌していた。 ある日、小さな繊維会社の社長を務める佐々木庸平(柳葉敏郎)が浪速大付属病院で検査を受けに来た。里見が検査を担当したところがんと思しいものを発見。里見と柳原はPET検査(positron emission tomography (陽電子放出断層撮影) の略で、放射能を含む薬剤を用いる、核医学検査の一種。放射性薬剤を体内に投与し、その分析を特殊なカメラでとらえて画像化)をするべきだと財前に進言するが、財前は二人の進言を拒否して「病巣を切るべきだ」と主張し、手術を強行してしまう・・・ってのが3夜・東夫人・政子役の高島礼子、唐沢版の高畑淳子さんと比べると大人しい。1夜の段階で娘の佐枝子が目立ってないから。高畑さん、「RX」に出演していた時の記憶が強いので悪女のイメージが強いんだよなぁ・里見が佐々木を検査したところがんの初期症状が・・柳原は里見に相談したところ、肝臓に疾患が見つかった。里見が財前に意見を求めるが財前は佐々木の病状はすい臓がんと判断し、財前は手術して病巣を切った方がいいと主張。何でもかんでも病巣を切るってのは金儲け・技術の見せつけに走ってる。・財前と杏子との間には唐沢版同様子供がいないという設定。教授・准教授の奥様で構成された奥様会「くれない会」の活動にも積極的で虚栄心が強いって所も唐沢版でも一緒。唐沢版では付け届けをして政子や鵜飼夫人の歓心を買おうとしていたが尺の都合で切られてる。・財前を筆頭とする「大名行列」。岡田君の身長の低さが気になってしまう。立場が上の教授なのに威厳もないな。総回診中、柳原は財前の見解に異を唱えるが、拒絶されてしまう。柳原役の満島真之介、松ケンの里見同様細い。唐沢版の伊藤英明が体育会系の容姿だったせいもあるし。(伊藤英明、そういう意味ではテラフォ実写版の小吉はハマっていたな。(映画自体の出来は悪かったが)・里見と柳原の進言を拒否し、佐々木の手術を強行した財前。手術が成功したのでケイ子に自信満々に語るがケイ子は里見の所見を考えると財前と喜びを分かち合えない。ケイ子が危惧した通り術後しばらくして佐々木の容体が悪化。佐々木の家族は財前に診てもらいたいと願っていたがが、当の財前はドイツ出張前の壮行会に行ってる最中。柳原は財前の下に赴き、佐々木を診てほしいと訴えるが一蹴するわ、患者を放り出してドイツに出張してしまう所は嫌な奴っちゃなぁ~
May 25, 2019
コメント(0)
里見が担当していたがん患者の手術を東・財前の二人が執刀することに。手術中・東はミスを犯し、財前は東より目立って手術を成功させるが東は自分のプライドを粉々にされてしまう。 東は財前を推薦するのをやめ、東都大学の船尾徹(椎名桔平)と共に、金沢国際大学の教授・菊川昇(筒井道隆)を擁立するため奔走。一方、財前と義父・又一は財力にものをいわせ、票獲得のために教授陣の取り込みを開始する。・上司よりも目立って手術を成功させた財前。東教授のプライドを粉々にするには十分で上司よりも目立っちゃダメでしょう教授選が近づいたということで、東は財前を避けるようになるが、そりゃ自分を差し置いて財前が目立ってしまったからなぁ・今回教授に女性を登場させてる・教授選本番前に財前は義父の財力を利用して教授らを取り込みを開始。金にものを言わせてるって医者にやることじゃない。義父・又一は西田敏行の方がいい?(容姿が)財前はさらに取り巻きの医師を使って自分を教授にと働きかける工作をしてるけど、どうもなぁ・教授選本番。東は投票を棄権したため、財前はすぐに教授になれなかった。それが納得できない財前は東に詰め寄ったり、電話でケイ子に教授になれなかった不満をぶちまける。何度も財前が東に詰め寄るところとケイ子に不満をぶつける演技はオーバー過ぎないか?・里見がみすぼらしい印象。松山ケンイチ自体細身だからそういう印象を受けるためか。
May 24, 2019
コメント(0)
全679件 (679件中 251-300件目)