雅の日記~お気楽生活をめざして

雅の日記~お気楽生活をめざして

2009年09月06日
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カテゴリ: その他
水辺をのんびりと散歩していたら、合歓(ねむ)の木があった。
シダのかたちに似た「合歓の木」の葉っぱは、夜になると葉と葉がそっと寄り添い、重なりあって閉じることから、和歌では男女が共寝をする意味で使われている。

たとえば、百人一首で

足曳の山鳥の尾のしだり尾の 長々し夜を独りかもねむ
(柿本人麻呂の作といわれているが実は読み人知らず)

という有名な歌がある。

「山鳥の長い尾よりも、もっと長い長い秋の夜を恋しい人と離れて、寂しく一人寝するのだろうか」という意味である。
「ねむ」は本来夏の季語だけれども、その2人の“状態”の変化を表し、秋の夜の句に読み込んでいるあたり、なかなか小憎い歌である。
この歌が詠まれた頃、山鳥というのは「昼間は雌雄が一緒にいるが、夜は谷を隔てた別の山で眠る」と考えられていて、歌の世界ではそういう「理由アリの2人」を象徴するものだったのである。

ちなみに、合歓の木は不眠のハーブとしても用いられる。
たまには酒や睡眠薬ではなく、こういうもので穏やかに眠って、夢の中でせめて楽しく過ごしたいな、などと思う秋の夜であった(^^;





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最終更新日  2009年09月07日 00時12分13秒
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