雅の日記~お気楽生活をめざして

雅の日記~お気楽生活をめざして

2009年12月13日
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カテゴリ: その他
昔の友人に会った。
その人たちはそれなりに歳をとっていて、昼からいい酒を呑んで、美味そうに肴をつまんでいた。
でも、口から出るのはちょっとした不満。「私は年収300万円くらいしかないんだよ」と口々につぶやいていた。

正直言えば、口にイベリコ豚をほおばり、私に負けず劣らずワインのぶどうのうんちくを言える女性は、多分全然貧しくないんだと思う。
一日14時間は働く自分の年収を「いい給料貰っているよね」と言われても、時給換算すれば私の時給が「派遣村」の人たちよりも、コンビニ店員よりも低いものだと知ったら卒倒するだろうと思った。

そもそも思うのだが、3000~4000円出せばかなり美味しいワインが呑める国で、ワインを何本も注文できる人たちは「1時間自分が働く時給」をいくらに設定したいのだろう。
「働きに見合う給料の仕事がない」「自分は下流」というのは結構だが、もしかしたら自分の価値を高く設定するきらいがある人が増えているのかもしれない。

ところで、現在大阪の「あいりん地区」で「居住の階段論」という論理が展開されている。その論では野宿からマンションに住まうまでの「自立の段階」としてに8段階の階段が必要とされている。
一番下の段は「野宿」。その次の階段は「シェルター」、その次が自立支援センターとなっている。シェルターは二段ベッドがひたすらつながっている施設で、非人間的、人権が担保されるところではないという。

でも、私は思うのだが、自分が野宿生活をしていたら、二段ベッド以上のものを獲得するためには、多分自分で働いて稼ぐ。それを自治体や国に頼もうとは思わない。私はそういうところに幾晩か泊まったことがあるし、今でも床とかで眠ったりすることもある。
だから「シェルター」以上の階段をそもそも努力しなくても設定してやるというのは、甘えだと思う。

何か、世の中の人の考えるボトムの水準が上がりすぎているような気が感覚的に、する。
現在、政府に対して「自分の貧困」シュプレヒコールをあげている人たちのうち、本当に貧しくて困っている人はどれくらいいるのだろうか。

プロ市民たちが本当の貧困層に乗っかって(貧困対策の)政策実現をたくさんすれば、国家は働く人が減り、GDPが減り、働いている人のモチベーションも削ぐことになる。そうすれば国庫に収める税金の額も減ってしまう。

これでいいのだろうか。ちょっと危惧している。

<お酒メモ>
1881(アルゼンチン・赤) グラスで2つ
サンジョベーゼのイタリア赤ワイン グラスで2つ
ギネス生 3パイント





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最終更新日  2009年12月13日 16時49分35秒
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